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赤坂見附「大観苑」で上海蟹 [呑んだり食べたり(中国料理)]

たまにご馳走になっている知人から誘われて(いつも感謝しています)
ホテルニューオータニの「大観苑」さんへ上海蟹を食べに行きました。

(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130803/13000280/
IMG_1039.JPGIMG_1038.JPGIMG_1040.JPG
ここは初めて来たのですが、内装は中国料理のお店なのにどこかモダン、
という感じでした。
IMG_1042.JPGはい、乾杯♪ 
IMG_1043.JPG最初に搾菜と大根の醤油漬け
これだけでお酒、ずっと呑めそうです。(^-^)  
IMG_1045.JPG続いて前菜盛合せ 
IMG_1046.JPG上品
普通、お皿に三種類とか四種類盛り合わせてあるイメージですが、
このお店は一人分ずつこうやって盛付けるそうです。
しっとり柔らかい蒸し鶏に表面カリカリの叉焼、ぷりぷりのクラゲは
食べたことがありますが、プチトマトを何かに着けたものや蒸し鮑、
湯葉巻に海老などちょっとずる色々な種類が食べられて大満足。 
IMG_1049.JPG蟹の卵入りふかひれスープ 
このスープの存在を知ったのは四半世紀以上前だったか、
昔の勤め先の先輩に「絶対美味しいから」とご馳走になった時で、
それ以来、機会があればいただいているのですが、まだ数えられるくらいしか
食べたことがありません。
今回いただいたのは色味が黄色っぽい感じで蟹卵感がお上品な感じでしたが、
こういうお料理をいただけるのは本当に幸せなことだと思いながらいただきました。
IMG_1050.JPGIMG_1051.JPG上品に紹興酒をいただいて  IMG_1052.JPG蟹!
自分がこんな感じで縛られて蒸し器に入れられたらと一瞬想像したのですが、
季節もの、誘われて断るわけもなく、目の前にやってきた蟹を見て
既に頭の中は蟹の卵と味噌を食べる自分の喜ぶ姿でいっぱいです。
IMG_1055.JPGIMG_1057.JPGお酢とフィンガーボウル
お酢はちょっとだけつけていただきましたが、
今回きれいに蟹を捌いてもらったのでフィンガーボウルは使わずに済みました。 
IMG_1058.JPG丁寧に捌いてくれます 
IMG_1059.JPGその間に蟹入り小籠包 
外国人スタッフの方が捌いてくださったのですが、
フィリピンから働きにきているそうで(東京に来る前には栃木にいたそう)
とても明るくてフィリピンに行ったことがある知人がタガログ語で話すと
とても嬉しそうに反応してくれました。
フィリピンも地方のご出身なので現地の言葉は
「日本の標準語と沖縄の言葉くらい違うんですよ」とのこと。
フィリピンは昔の勤め先の後輩が住んでいるので会いに行きたいと思いながら
未訪の地、明るい国民性と聞いていましたが今回お会いした方も明るくて、
出来上がりまでの時間、楽しく過ごすことができました。
IMG_1061.JPG出来上がり♪
ここまできれいに捌いてくれているのでフィンガーボウル要らず、ですね。 IMG_1062.JPGIMG_1063.JPG
卵も細い足に入っている身もあ〼ところなく美味しくいただきました。(^O^)/
IMG_1065.JPGIMG_1066.JPG
揚げ豆腐の四川炒め(多分)と五目炒飯で〆。
ホテルのレストランはなかなか足を近づけられない感じがしていますが、
お誘いいただければ、はいよろこんで!なので今回もありがたくついていって、
美味しいお料理に特にフィリピン人スタッフの温かいおもてなしに大満足の
大観苑さんでありました。

(帰りにホテルニューオータニ1階でクリスマスの雰囲気を堪能しました!)
IMG_1070.JPG 

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映画「燃えあがる女性記者たち」を観る [映画(ま行)]

田端のチュプキさんで上映されているのを知り観に行きました。
女性記者.jfif
あらすじは映画.comさんより。

インド北部のウッタル・プラデーシュ州で、
カースト外の「不可触民」として差別を受けるダリトの女性たちによって
設立された新聞社カバル・ラハリヤ(「ニュースの波」の意)は、
紙媒体からSNSやYouTubeでの発信を中心とするデジタルメディアとして
新たな挑戦を開始する。
ペンをスマートフォンに持ちかえた女性記者たちは、
貧困や階層、ジェンダーという多重の差別や偏見にさらされ、
夫や家族からの抵抗に遭いながらも、粘り強く取材して独自のニュースを伝え続ける。
彼女たちが起こした波は、やがて大きなうねりとなって広がっていく。
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日本のメディアは、この映画を観て自分たちの報道姿勢を反省してほしい。
忖度や偏向報道が当たり前のテレビを始めとした日本メディアに対して
改めてというか憤りを感じてしまうような映画でした。

インドのカースト制度については詳しくはないものの、未だに存在するもの、
として理解していましたが、


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この映画はバラモンというカーストの上位に属しながらも
英語ができないという理由で貧しい生活を送る父親が描かれていましたが、
今作では、カーストに属さないインド国民がいるということに驚きました。
ダリットと呼ばれる不可触民というだけで差別され迫害を受ける、
日本でも部落問題についてドキュメンタリーで知る機会を持ちましたが、
インドについてはカースト制度というのが未だに大きな存在であることを
改めて知りました。

ダリットというだけで差別される彼女たちが、ペンをスマホに持ちかえて
(印刷物でも発信しながら、よりネット社会に発信することの影響力を重視して)
新聞の発行と並行して積極的にYouTubeに世の中に知ってほしいと思う事実、
積極的に発信していく姿に、日本のようにメディアの仕事につくには高学歴が
必要と言われるのとまったくことなり、スマホがうまく使えなかったり、
家に電気がなくスマホの充電が出来なかったり、また、スマホの英語がうまく
読めない人もいる中、彼女たちが事実を報じたい、世界に発信していきたいという
熱い思いで取材に奔走する、実際会ったこともないのに画面越しに応援している
自分がおりました。

家父長制度というか、危険なところまで足を運んで取材しながらも
妻として母として家のこともやらなければならない、
(ダンナは手伝おうという感じもなく妻が働くことに不満ぽい雰囲気)
独身でこれからも記者として仕事を続けていきたいと思う有能な女性が
結婚(⇐渋々)することで仕事を辞めなければならないという場面には、
差別以外でも仕事をしたい気持ちを阻害する要因が非常に多く、
結果的にこの女性は結婚後、記者に復帰したとエンドロールで印されて
いましたが、こういうのを見ると、独身でのほほんと暮らしている自分、
(あ、お仕事はちゃんとやっていますから!)
増税や社会保険料率が上がってもお給料が増えず物価高という不満は
ありつつも、仕事することの阻害要因はないので恵まれていることに
感謝しないといけないな、としみじみ思いました。

映画の後半は、ヒンズーナショナリズムについて取材する彼女たちを
描いているのですが、大多数のヒンズー教信者が国を司るような、
現在のモディ首相の選挙の場面も取材しているのが映像として映るのですが、
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この映画でも、イスラム教信者の住むスラム街をヒンズー教信者が襲撃する、
見ていてとても嫌で悲しくなる場面ですが、実際こういうことが頻繁に
起きているのかな、と思うと、取材を受けるヒンズー教信者の青年が
最初はダリットの女性記者に違う世界の人といったような扱いをするものの
真摯に向き合う記者に対して態度が変わっていくのを感じましたが、
それでも選挙の様子を見ていると、ヒンズー教信者の熱狂ぶりというか、
それ以外の人たちはやっぱり排除されているように見えました。

ダリットの女性が性被害を受けたり殺されても警察が取り合わない様子も
スマホで撮影しながら取材する姿を見ると、この記者たちの身を案じて
しまいながら見てしまったのですが、ペンは剣より強し、を体現していく
彼女たちの姿を見て、日本のメディアの腐れぶりに改めて怒りを感じました。

こういう差別がこの映画でなくなってほしいと願う一方、なかなか難しいのかも
という危惧もありつつ、取材する彼女たちの輝くような表情には尊敬の一言しかなく、
インドという国を一端だけかもしれませんが知る機会をもらえたことには感謝の
「燃えあがる女性記者たち」でありました。

















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千駄木「谷中鳥よし」であんこう鍋 [呑んだり食べたり(郷土料理&お鍋)]

年に一度のお楽しみ、千駄木の「谷中鳥よし」さんでのあんこう鍋です。(^-^)
IMG_1518.JPGいつもPちゃんご夫妻が1年前から予約してくれて感謝
(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131106/13054593/
IMG_1522.JPGまずは生ビールで乾杯♪
IMG_1520.JPGメニュー色々 
IMG_1523.JPG自家製蕗味噌
参加者の1人(⇐私が苦手な人)が「全然時期じゃないよね」と文句を垂れたので
「そんな奴は食わんでよろし(V)o¥o(V)」と心の中で思っていたのですが、
この蕗味噌、甘さ控えめ、蕗もザクっと少し大きめに切ってあって超美味でした。
文句垂れも「あれ、美味しい!お酒に合うよ!」と喜んでいましたが、
私が苦手な理由が自分の価値観を(食べたりする前から)押し付けるタイプで、
その後も、色々と価値観の押し付けが終始続いちゃったりしたので、
「お酒とか落語家とか好みは人それぞれなんだよ」と心の中でむかつきながら、
なるべくそいつとの接点は避けるようにしている自分がおりました。

いかんいかん、折角のあんこう鍋なのにこんな狭小な心の自分じゃ、と
一瞬思ったのですが、やはり大きな声で持論展開して他者の考えを否定するのって
社会人としてもどうなんだろう、って思ってしまいます。。。(^^;IMG_1524.JPG蟹サラダ
相変わらず本物の蟹がたっぷり、コールスローのキャベツと合わせると
たまらん美味さです。
IMG_1525.JPG鰤のなめろう&おおもんはた
(お刺身を注文すると一人分ずつ盛り付けてくれるお店です)
鰤で作ったなめろう、鯵よりも味が濃いというか脂もあって美味、
おおもんはたも初めて食べましたが少し寝かしてあるのかねっとりとして
噛むと旨味がたっぷりで美味。 
IMG_1530.JPG竹鶴 私のお猪口では色が分かりませんが、
IMG_1529.JPGかなり黄色 
IMG_1531.JPG生酛のどぶ
思っていたよりもこってりしていなくて呑みやすいお酒でした。 
IMG_1532.JPGサクサクジューシーな唐揚げに IMG_1535.JPG!! 
あん肝は多めに仕入れていらっしゃるのでこの盛りですが、
待ちきれず、お鍋にいれずにちょっと食べてしまいました。
IMG_1536.JPGIMG_1538.JPG 
IMG_1540.JPG箸休めに塩らっきょをいただいて 
IMG_1546.JPG〆の雑炊
お鍋は本当に〆のためにあるといっても言い過ぎではないような気がします。。
今回はお鍋2つでわいわいと食べて呑んだのですが、毎回雑炊の食べ比べ、
面白いのは作り手で味が変わるんですよね。
今回は2つとも甲乙つけがたい感じで美味しくいただけました。

というわけで、あんこう鍋をいただくと冬が来たなあと思うのですが、
今回も幹事さんのお陰で冬を美味しく感じることができた「谷中鳥よし」さんでありました。


 

タグ:千駄木 竹鶴
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映画「高野豆腐店」を観る [映画(た行)]

予告編で渋い藤竜也さんが観たくなり映画館で鑑賞した作品です。
高野.jpg
あらすじは映画.comさんより。

尾道の町に店を構える高野(たかの)豆腐店。
愚直な父、高野辰雄と明るくて気立てのいい娘の春は
地道にコツコツと豆腐を作り続ける毎日を送っている。
陽が昇る前に厨房に入り、こだわりの大豆を使った豆腐を作る父と娘。
2人を取り巻く昔ながらの仲間たちとの和やかな時間。
そんな日常にそれぞれの新しい出会いが訪れる。
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こうやどうふてん、って読んでた。(笑)

出来立てのお豆腐から立ち上る湯気とマメの香りを感じるような、
温かい気持ちになれる映画でした。

スクリーンに映る風景(広島)は島があったり海があったり、
地方の趣ある町でのどかな人間関係が繰り広げられる、
非常にほんわかしていて、冒頭、早朝に起きて豆腐作りをする辰雄、
辰雄と一緒に豆腐作りをする娘の春、みていて穏やかな空気の流れを
感じたのですが、穏やかな毎日がちょっとずつ動いていく、
その中でハラハラしたり心が痛くなったりしていきます。

春の再婚相手(お見合い相手)を辰雄と近所の仲間たちが一生懸命探して
うまくいくかと思いきや予想していない相手を選ぶ春に落胆する辰雄、
その辰雄も病院で知り合ったふみえと心の交流を交わしていく、
とはいえ、ふみえには広島という土地柄抱える問題もあって、
一方、辰雄にも戦争経験から結婚して早くに妻を亡くし、嫁いだ春が
離婚して戻ってきて共に暮らす中での葛藤もあったりして、
一昨日記事にした「さよならほやマン」での松金よね子が演じたおばあちゃんが
発する一言と同じように、誰しも他人から見れば穏やかで幸せそうに見えても
みんな何かしら迷いや悩みを抱えているものだと思いました。
(そう書いている私でさえ悩みまくって迷いまくっています)

辰雄が春の相手にと選んだイタリアンレストランを経営する男性、
辰雄は真面目な態度に娘を託そうと3人で食事会を開くものの、
ワインをがぶ飲みして豆腐愛について楽しそうに語りまくる春の姿に
思わずクスっと笑ってしまいましたが、これって縁談がうまくいきそうで
実はいかないんだろうなあ、と思っていたらそうなりました。(笑)
辰雄は娘を心配しているからこその行動に出たのですが、
春はそうされなくても自分自身で自分の道を進んでいく、
それをみて戸惑いながらも娘を応援しよう、と思える辰雄の姿に
思わず目頭が熱くなってしまいました。

時代の流れとともに人間関係もあっさりと変化していくように感じますが、
この映画の中でみるような、ちょっとお節介でも相手を思う気持ち、
人間ひとりで生きていかなければいけないと思いつつも、他人の心の温かさに
支えられるからこそ生きていけるのかもしれない、そんな気持ちで観終わった
「高野豆腐店」でありました。


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品川「エル・カリエンテ」でメキシコ料理 [食べたり呑んだり(北南米料理)]

友人からメキシコ料理を食べようと誘われ品川のアトレに行きました。

IMG_1009.JPGエル・カリエンテさん
(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131403/13155428/
アトレといっても品川はなんだかオシャレで、かなり以前に訪れたのですが、
NYグランドセントラル駅のオイスターバーの支店もあったりして、
土曜日の夜というのもあって大変賑わっていました。
IMG_0995.JPG海外風のメニュー
(イラストがついているのは日本風ですが(^-^;)
IMG_0997.JPGIMG_0998.JPG
軽いおつまみからサラダなど、 
IMG_0999.JPGIMG_1001.JPG
ファフィータやお肉料理、 
IMG_1002.JPGタコスまでメニュー豊富。
IMG_1003.JPGIMG_1006.JPG最初はパシフィコ
メキシコのビールというとコロナかテカテのイメージが強かったのですが、
このパシフィコはコロナより味濃いめな感じで美味でした。
IMG_1007.JPGIMG_1008.JPG
タコのセヴィーチェ、と、タコの漁師風。
メキシコ料理のお店でなぜペルー料理?注文後に思ったのですが、
本日の鮮魚のセヴィーチェは鰤だったのでタコを注文したものの、
難敵パクチー(コリアアンダー)がたっぷりまぜてあったので、
ちょんちょんとタコと玉ねぎをつついて終了となりました。
(残りはパクチー大好きな酒友が喜んで食べていました)
タコの漁師風(トマト煮込み)はパクチーなし、安心して食べました。 

IMG_1004.JPGIMG_1010.JPG
ワインは3300円均一。
おそらく市販で1000円くらいのボトルを3倍くらいで販売、って感じだと
思いますが、カリフォルニアのワイン(ふくろうのラベル)はすっきりして、
スタッフのお勧めで選んで正解でした。
ちなみに、これよりも単価の高いワインもありますが、このお値段でこれだけの
種類があればこれで十分かなと思いました。 

この後、注文したワカモレを目の前で作ってくださるスタッフさんが登場。
IMG_1011.JPGIMG_1012.JPGIMG_1015.JPG
パクチー(コリアンダー)は別盛りでお願いします、と伝えましたので、
安心して作っているところを見学し(かなり楽しいパフォーマンスです) IMG_1018.JPG出来上がり
店内で揚げているとおぼしきトルティーヤ・チップスがちょっと油っこく、
それだけが残念でしたが(カロリーも気になりますし(笑))、
出来立てのワカモレ、トマトも一緒にいただくと白ワインが進みます。 
IMG_1013.JPGIMG_1019.JPG
ウチワサボテンとケールのグリーンサラダとチリコンカン。
ケールは思っていたほど癖がなく(ウチワサボテンがどれか分からず(^^;)
モリモリ食べていたら健康的になった気分になりました。
チリコンカンは先日堀切菖蒲園での記事でも食べていましたが、
やはり今回の方が本格的かなあという気がします。
(といってもメキシコで食べたことがないので本場の味が実はよく分からない)
IMG_1020.JPG因みにタバスコではなく篠ソース
京都の亀岡市でつくられているハバネロソースですが、リンゴ酢なども
入っていて辛さもほどよく意外と優しい味でした。 
IMG_1024.JPGトルティーヤをお代わりして 
IMG_1026.JPGグラスワインを追加して 
IMG_1030.JPGイチボのステーキ 
IMG_1031.JPG赤ワインによく合います
と、店内のスタッフの中に、金のバッジをつけている方がぽつぽついたので、
「それはなんでしょうか?」と聞いてみたら、
IMG_1022.JPGリュウゼツランのこのバッジ
テキーラマエストロという資格を持つ方がつけるものだそうです。
あまりまだ名前が知られていないんですけれど、、、ということでしたが、
以前の勤め先の出張でメキシコに行った時にテキーラを呑んだ話をすると

「ぜひぜひ呑んでください!」と勧められたのが、 
IMG_1035.JPGクエルボ 有名なブランドです
レモンを齧ってテキーラ一気飲み、もうできないのでちびちびいただました。
ウン十度もあるテキーラですからね、効きました。(笑)

店内はほぼ満席、若いお客さんが場所柄なのか多かった印象ですが、
ファヒータを注文すると、テーブル席でアルコールをつけてフランベして
くれるのでパフォーマンス的には盛り上がります。
という私は注文しなかったので、若いカップルがお食事している隣のテーブルで
ファヒータの鍋から立ち上る炎を見て驚いたのですが(笑)、
小人数でもある程度の人数(5~6人くらいかな)でもわいわい楽しめるような
メキシコ料理というよりテックスメックス料理かなという感じのお料理と
お酒を楽しめる「エル・カリエンテ」さんでありました。



 

タグ:品川
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映画「さよならほやマン」を観る [映画(さ行)]

よく映画を見に行くMOVIX亀有の上映スケジュールを見ていて
タイトルだけで選んだ作品です。(ホヤ、好きなんで(^-^))ホヤマン.jpg
あらすじは映画.comさんより。

豊かな海に囲まれた美しい島で一人前の漁師を目指すアキラと、
生まれつき障がいを抱える弟のシゲル。
両親は行方不明で莫大な借金を抱えているが、
島の人々に助けられながら、どうにか暮らしている。
そんな彼らの前に、都会からやって来た訳ありの女性漫画家・美晴が現れる。
美晴は兄弟に彼らの家を売ってほしいと言い出し、
3人はなぜか一緒に暮らすことになるが……。
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ムショウにほやが食べたくなりました。(^-^)

東日本大震災の影響については、今年夏の旅行でも実際にその場に行くこと
知ることができましたが、今作はフィクションとはいえ、東日本大震災を境に
時間が止まってしまった兄弟のことを描いていました。
震災時に海にいって未だに行方不明の両親、その両親の代わりに障碍者の
弟シゲルの面倒を見ながら漁にでるアキラ、そこにやってくる漫画家の晴美。

傷害事件を起こして執行猶予中の人気漫画家の晴美、
居場所がないというか、世間の目から離れたかったのか、
いきなりやってくるのが多部島(実際は網地島で撮影されたそうです)、
という若干のツッコミどころはあるものの、そこまでは追いかけてこないだろう
とやってきたのかもしれない、と思いながら晴美と兄弟の関係の変化を観る、
そんな楽しみ方のできる映画でした。
とはいえ、お金を払った上から目線の晴海の態度は最初ムカつくんですが。(笑)

アキラがとってきたホヤを晴美が手でつかんで齧ってお酒を呑む、
その場面が毎日繰り広げられるので見ていて私もホヤが食べたくなるのですが、
アキラは行方不明の両親が原因でホヤを取るのに食べられない、
アキラの抱える心の闇が描かれているのを見て、震災から10年経っても
その場にいた人たちにはいつまでも忘れられない心の傷があるのだと
この映画からも感じました。

行方不明の父が演じていた「ほやマン」でユーチューバーになって大金を稼ごう、
と甘い気持ちで機材を買ってほやマンの衣装を作って動画を作るものの
そんなに簡単に稼げるわけもなく、人気漫画家の晴美のお陰で拡散したことに
気づかないという鈍さのアキラですが、その動画が一転批判の対象となるや、
世の中の手のひら返しも酷いもの、というのは現実でもあることなので
見ていて悲しい気持ちになってしまいました。

真面目なアキラ、そのアキラを信頼してついていく弟のシゲル、
突然やってきて兄弟との信頼を少しずつ築いていく晴美、
この3人を軸に描かれている作品ながら、叔父(津田寛治が演じていた)の
存在も非常に大きいのですが、ご近所のおばちゃんの春子(松金よね子)の
存在感が実は非常に大きかったのではないかと思いました。

島にずっと暮らしている春子をどこかバカにする晴美に対して、
ババアだって生きてるんだよ、と晴美に言い放つのですが、
自分だけが大変で辛いと思っているかもしれないけれど、
誰もが何かしら悩みや辛い思いを抱えているのだと思わせるようなセリフで、
とかく自己中になりがちな自分にも大変響くものがありました。

いつまでも弟の面倒をみなければいけないことへの我慢の限界、
家を晴美に売って自分は島を出ようとするアキラにつきつけられる事実。
とはいえ、最後はハッピーに終わってホッとしました。

ロケ地だった網地島と聞いて思い出したのが、
令和に元号が変わるタイミングで訪れた宮城県石巻、
猫の島として有名な田代島に行こうとしたら悪天候で船が欠航になってしまい
猫とのふれあいが叶わなかったのですが、
(島に行きたかった)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2019-11-24
IMG_7672.JPGその時見かけた看板
田代島以外にも島があるんだなあと思ったのですが、
折角この映画をみましたので、
田代島リベンジの時に網地島にも行ってみようかな、と思った、
「さよならほやマン」でありました。


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押上「スパイスカフェ」で牡蠣カレー [呑んだり食べたり(その他)]

酒友から押上にカレーを食べにいかない?と誘われ、
昔の勤め先のエリアなので懐かしさもあって連れていってもらいました。
場所は、曳舟駅からでも押上駅からも歩いて10分ちょいという感じなので、
曳舟駅から歩いて向かいました。
IMG_0895.JPGこの日のスカイツリーは赤
昔、通勤で使っていた業平橋駅(現在の東京スカイツリー駅)の操車場をつぶして
建てられたのが東京スカイツリーなのですが、駅のホームで電車を待っている時も
工事現場が見えたのと、昔の勤め先の部屋からも建設風景が見えていたので、
(ただいま●●●m、みたいな横断幕がかかっていた)
出来上がった時はなんだか感慨深かったのですが、その3か月後くらいに退職して、
人の流れがすっかり変わって地元民以外で賑わうエリアになったのを見ると、
一つ観光スポットが出来るだけでこうも変わるんだなあとしみじみ思います。
とはいえ、スカイツリーからちょっと離れると、
IMG_0898.JPGこんな感じの懐かしくて渋いお店もあります 
IMG_0900.JPG細い道に灯りが見えたら 
IMG_0901.JPGIMG_0902.JPG到着~ 
IMG_0904.JPGIMG_0905.JPGIMG_0906.JPG 
看板横から奥の方に進んだところの、
IMG_0907.JPGIMG_0908.JPG古民家です 
(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131203/13002935/
IMG_0910.JPGIMG_0913.JPG
2人だと窓側の方を向いているテーブルもありますが
(ランチタイムだとお庭の木々を観ながら食べられて楽しそう)
今回は3人だったので4人掛けテーブルに案内していただきました。 
IMG_0915.JPG夜は月替わりのコースのみのようです 
このお店も昨今の原材料高騰の煽りで何度か値上げされているようなので、
御手頃という感じではありませんが(ランチの方が気軽に食べられるらしい)、
たまにはこういうオシャレなお店もよいかな、と思って、
酒友に勧められたナチュラルワインのペアリングもつけていただきます。IMG_0916.JPG迷う。
カレーは2種類選べるので、ラムキーマと季節限定の牡蠣カレーを選択。
IMG_0917.JPG
ぶるぶる系が好きなのでカスタードプリン、と、
面白そうなので、ビーツとヨーグルトのアイスクリームを選択。 
デザートは、
IMG_0921.JPGIMG_0923.JPGペアリング1杯目
「ドメーヌショオ ふうせん花束2023」
新潟県のコバヤシワイナリーで製造、新潟県見附市上北谷地区のキャンベルを
使ったロゼのスパークリングワイン。
アルコール度数が8度なのでなんだか優しい味わいでしたが、ラベルの雰囲気に
合っているなあと思えるワインでした。 IMG_0925.JPG
最初に運ばれてきたのが前菜盛合せ。 
赤カブ、サツマイモ、しいたけ、バターナッツかぼちゃ、いんげんを
様々なスパイスと合わせたものですが詳細は記録しておらず、、です。(^^;
今回、苦手食材として「パクチー」と伝えてあったので、
IMG_0929.JPG本来はパクチーと青トマトを使ったお料理が
IMG_0926.JPG私はサツマイモのバター炒め
クミンをつかっていて普段食べたことのないサツマイモ料理って感じが新鮮。
IMG_0928.JPG胡桃パン 熱々です 
IMG_0933.JPG酒友撮影中
様々な資格をもち、ワインにも詳しい酒友(チーム大統領所属のNちゃん)ですが
ワインやお料理の撮影についてコツを教えていただきました。
普段、雑に撮影したボケ写真も平気でブログを載せる私ですが(笑)
もうちょっと綺麗に写真を撮れるようになりたいと思っています。
IMG_0939.JPGペアリング2杯目は白
「レ・ヴァン・ヴィヴァン 夜行性2022」
長野県東御市のLa Romanee LES VIN VIVANTSによる発泡性のワイン、
東御市のりんごと山形県産のブドウを使っているそうですが、
りんごが入っているので爽やかな香りと酸味もあってスパイスによく合う感じ。
IMG_0936.JPGIMG_0937.JPGIMG_0938.JPG
名前もさることながらラベルを観ながら呑むのも楽しさが増しますね。  IMG_0943.JPGフライドポテト 
メークインとノーザンルビーという種類のじゃがいもを低温でハーブと一緒に
じっくり揚げましたというご説明でした。
ポテトに合わせているのはクミン、コリアンダー(揚げなのでさほど気にならず)、
ローズマリー、セージなど。
IMG_0944.JPGニンニクもほっくほく
リンゴの香りがする「夜行性」と合わせると更に美味しくいただけました。 
IMG_0945.JPGIMG_0949.JPG3杯目のペアリング

フランスの「ア・トワ・ヌ2022」。
シラーとグルナッシュを合わせたワインですが、軽めですが軽すぎずな感じで
IMG_0950.JPG豚肉のソテー
このワインがよくお肉にも合いました。 
IMG_0951.JPG薬味が運ばれてきました
この後のビリヤニにかけてくださいと、
ココナツ(フレークぽい)、キャベツのピクルス?、ライムをいただきましたが、
結果的には 殆どつけずにビリヤニをいただいてしまいました。
IMG_0955.JPGIMG_0958.JPGIMG_0960.JPG
4杯目のペアリングはジョージアのオレンジワイン。
ジョージアのワインは初めてですが、ルカツィテリという品種を使ったワインで、
ラベルはワインを作っているニカ・バヒアさんが描かれているそうです。
IMG_0957.JPG1300本限定のワイン 
軽い感じの香りもしつつ、ちょっとした苦みもあるような感じで、
ビリヤニによく合いました。
IMG_0961.JPGしらすのビリヤニ
インド料理のお店でしか食べたことがなかったビリヤニですが、
しらすをのせるのもアリなんですね。
たっぷりのしらすがのったビリヤニだけでも充分美味しいのですが、
IMG_0963.JPGカレー
これをかけて食べても美味でした。 
IMG_0967.JPG牡蠣がごろっごろ
鰹出汁なのでバターが効いているとはいえ全体的には優しい味、
ラムのキーマカレーがワイルドな感じだったので鰹出汁の優しさに
なんだかホッとしながら美味しくいただきました。
IMG_0972.JPG白ご飯も一口だけいただいたのですが、
ビリヤニが余ってしまったら、持ち帰りできるというので、
IMG_0973.JPG酒友がお持ち帰りしていました 
IMG_0969.JPG5杯目のペアリング   
フランスの「シュルー」というワイン。
シュナン・ブラン、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランをつかっていて
全体的に酸味も強すぎず穏やかな感じのワインでした。
IMG_0974.JPGNちゃんは食後酒を考え中 
IMG_0979.JPGデザート
固いプリンは名前の通りずっしりとした感じで美味しかったのですが、
ビーツとヨーグルトのアイスはさっぱりとして美味しく完食。

ゆったりとした空気が流れているような店内で色々なスパイスとワインを
楽しむという贅沢な時間となりましたが、ランチでもきてみたいと思った
「スパイスカフェ」さんでありました。


(帰りに観た東京スカイツリー)
IMG_0981.JPG


 

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映画「すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」を観る [映画(さ行)]

この手のアニメはお子さん向けかと思って避けがちだったのですが、
上映時間がちょうどいいという理由だけで1作目を見たらハマってしまい、
新作が公開されると知って公開初日(11月3日)に観に行きました。すみっこ.jpg
あらすじは映画.comさんより。

ある日、森のはずれでつぎはぎだらけの古い建物を見つけたすみっコたち。
そこはおもちゃを作る工場だった。
すみっコたちもおもちゃ作りをすることになり、
手先の器用なしろくまはミシン、ぺんぎん?は虫メガネで検品など、
それぞれの得意なことをいかしておもちゃ作りがスタート。
しかし、その工場にはなにやら不思議なことがあって……。
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大人だからこそ感じる悲哀。

(1作目は「とびだす絵本とひみつのコ」)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2019-11-14
(2作目は「青い月夜のまほうのコ」)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-11-09

毎回思うのですが、こんな可愛らしいキャラクターを見てほんわかしながら、
大人に刺さってくる内容だったりするのでついつい見てしまう感じです。

最初はおもちゃ工場で嬉々として働くすみっコたちですが、くま工場長の態度が変化し、
大量生産のために疲弊していくすみっコたちを見て思い出したのが、


自動車絶望工場 (講談社文庫)

自動車絶望工場 (講談社文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1983/09/08
  • メディア: 文庫

35年くらい前に友達に教えてもらって読んだこの本でした。

映画の絵柄はほんわかなのですが、大量生産のために労働環境が悪化していく、
現在のトヨタでこういう季節工の問題はあるのかどうか、不明ですが、
ラインで分業して効率化を図りながら大量生産するように指示するくま工場長、
実はこの工場長にも悲しい事実があったりして、じわり。(泣いてしまいました)

子供のころ大事にしていたぬいぐるみ、大人になったら捨ててしまうか
どこか家の奥の方にしまってしまうか、そんな存在になることの悲哀も描いていて、
自宅にあるくまのぬいぐるみ、押し入れ奥に入っていたのを鑑賞後思わず外に出し、
「すまんのぉ、もっと大事にするから(´;ω;`)」
とぬいぐるみに話しかける怪しい自分がおりました。

私が生まれた年に婆1号が中野ブロードウェイのおもちゃやさんで買ってくれた
オレンジ色のくまのぬいぐるみ、洋風な名前をつけて大事にしていたのですが、
実家から家出(のような引っ越し)した際、実家に置いていこうとしたところを

「うつぼが生まれた時に中野で買った同い年のぬいぐるみなんだから
 連れていきなさいよ」

そういって、婆1号が引っ越し屋さんのトラックに載せてしまったので、
連れてこざるを得なかったぬいぐるみ。

小さい時は、楽しいことや悲しいことがあると話しかけていたのに
捨てることもできず(人形捨てるのが怖い)そのまま気づけば50年以上。(笑)

映画を観てから「行ってきまーす」「ただいまー」と再び声をかけるように
なりました。映画の影響力って凄いです。(◎_◎;)

と、何だかいろんなことを連想したり思い出したりしながらの鑑賞となりましたが、
今回のナレーション、本上まなみさんだけになった(イノッチいなかった)のが
よかったように思えたのですが、イノッチも事務所問題で渦中にいなければ
ナレーションやっていたのかな、と思うと、2人でのナレーションも聴きたかった、
というのも正直な感想です。

今回の鑑賞で気づいたのですが、1作目から脚本をヨーロッパ企画の角田さんが
担当されていて、
「リバー、流れないでよ」Blu-ray

「リバー、流れないでよ」Blu-ray

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2023/12/20
  • メディア: Blu-ray
今年はまったヨーロッパ企画さんの映画で料理長を演じていた角田さんが
こんなほんわかしながらも大人に刺さる作品の脚本を担当されていること、
その多才さに驚かされました。

今回の作品は、SDGsについてもその大切さを伝えるように思いましたが、
お子さんだけではなく私のようなおばさんでも楽しみながら考えることのできる、
真ん中ではなくすみっこにいるすみっコたちが、困った人には寄り添う姿勢、
一緒に問題を解決しようとするその優しさには今回も目頭が熱くなりました。

すみっコたちが働いた工場の行く末も最後はハッピーな気持ちになれるような
展開になってホッとしましたし、このシリーズ、今後も見続けていきたい、
と思った「すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」でありました。


 

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北千住「東北うまいもの酒場 プエドバル」で三角定義あぶらあげ [呑んだり食べたり(居酒屋)]

今の勤め先で知り合ったおじさんたち(一人は転職、もう一人は在籍)と
北千住で不定期開催している呑み会を久しぶりに開催しましたが、
揚げ物好きのおじさんが、いつもの会場(チムニー系の九州人情酒場 魚星)では
ないところがいい、若い人がガヤガヤしていないところがいいと言い出しました。
毎回お店を予約する私には「めんどくせーな( 一一)」の一言に尽きるのですが、
私より年長なのでまあ言うことを聞いておこうか、と、
「東北うまいもの酒場 プエドバル」というお店を予約しました。
IMG_9974.JPG外観は気づきにくいです(^-^;
(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132402/13268760/
案内されたのは上の写真にあるようなテラス席ぽいところをビニールで囲んで
いるような一角。「若い人から離れた席だとありがたいです」と予約したら、
隣のテーブルは同年代のおじさんおばさんたちだったのですが、結果的には
彼らもお酒が入るにつれ声が大きくなっていったので、若くなくてもなあ、
人の振り見て我が振り直せ、みたいな気持ちになりました。(^-^;IMG_9977.JPG
メニューは東北のお料理をアレンジしている感じのものが多いかな。 
IMG_9980.JPGはい、かんぱい♪ 
IMG_9982.JPGお通し(4人分) 
IMG_9976.JPG1人420円 ちょっと高いかなあ
岩手でとれた剣山わかめと書いてありましたが、シャキシャキと美味しいものの、
塩気が強くて塩分が気になるお年頃のおじさんおばさんたちはたくさん食べられず。
というか、この塩気でお代わりする人がいたら猛者だと思います。(^-^;
IMG_9984.JPG東北の味盛合せ
何が入ってるんですか?と注文の時に聞いたのですが、「色々です」という
答えが返ってきてしまい、ちょっと不親切だなあと思いながら注文したので
運ばれてきてから何があるのか分かりました。(笑)
ひたし豆、菊花、いぶりがっこチーズ、しらすおろし、帆立などなど、
ちょっとずつ入っているので色々な味が楽しめるのはよいですね。
IMG_9986.JPG三角揚げ 
今年の夏、snorita姐とけーすけ兄と訪れた仙台で初めて食べた味。
カリカリに揚げてあるので外側のさくっとした食感と中のお豆腐のふわっとした
食感がたまらず美味い一品でした。
IMG_9987.JPGレモンサワーにスイッチしてて 
IMG_9988.JPG唐揚げに 
IMG_9989.JPG赤カブ漬け 
IMG_9991.JPGワカサギの天ぷらに 
IMG_9993.JPG出汁巻玉子 
IMG_9994.JPGなすとチーズ焼きに 
IMG_9995.JPG舞茸天ぷら
私が注文した盛合せと三角揚げの後は、揚げ物好きのおじさんが全て注文し、
こんな感じのこってりメニューが続く宴会となりました。(笑)
このおじさん以外の3人はヘビー過ぎてあまり箸が伸びず(^-^; 
IMG_9999.JPG私は日本酒に逃げました。(笑)
隣のテーブルも賑やかでしたが、こちらも結果的にはおじさんたちの声が大きくなり
賑やかというかうるさい感じで、若い人も何も関係ないと思ったわけですが、
メニューについて聞いてもスタッフさんの説明がいまいちだったりして、
お会計もまあそれなりにいい感じだったので、これならチムニー系でもいいんじゃない?
そんな気持ちになってしまった東北うまいもの酒場プエドバルさんでありました。
(ちょっと残念)

 

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映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」を観る [映画(た行)]

1作目で大爆笑した作品、続編公開と知り公開初日に映画館へ行きました。
(埼玉に負けたくない千葉県民です(笑))https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2019-02-28
埼玉.jfif
あらすじは映画.comさんより。


東京都民から迫害を受けていた埼玉県人は、
麻実麗率いる埼玉解放戦線の活躍によって自由と平和を手に入れた。
麗は「日本埼玉化計画」を推し進め、埼玉県人の心をひとつにするため、
越谷に海を作ることを計画。
そのために必要な白浜の美しい砂を求めて和歌山へと向かう。
そこで麗は、関西にもひどい地域格差や通行手形制度が存在しているのを
目の当たりにする。
そして大阪のめぐらせた陰謀が、やがて日本全土を巻き込む東西対決へと
発展していく。


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千里子!

鑑賞後に私の頭の中に渦巻いていたのはエンドロールで坂下千里子を見て
本編のどこに出ていたのか、そればかりでした。(笑)

予告編を観て本編にがっかりというパターンがありますが、今作は予告編以上に
本編で爆笑しっぱなし、という映画でした。

1作目は関東の都県のヒエラルキーを笑う、みたいなつくりになっていますが、
続編の今作については、大阪一強(そこに神戸市と京都市)みたいなつくりが
関西に疎い私にはよくわからないのですが、関西の方にはフィットするのでしょうね。

全編笑いのツボだらけ、おそらく制作費も1作目より増額されていると思われ、
ふんだんに盛り込まれるCGで若干やり過ぎ感もありますが豪華な雰囲気も
よく出ていたと思います。

ツボポイントは色々あったのですが、愛之助さん演じる大阪府知事のお洋服、
あれ、この既視感は何だろう、と思って思い出したのが、
IMG_8518.JPG映画の2ヶ月前に観ためだか師匠
門真市の海洋度ホビーミュージアムの入口にいらしためだか師匠の衣装を
愛之助さんが着ていて気付いてからはもうおかしくておかしくて。。。(笑)

他には、
チャーリーとチョコレート工場 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2010/07/14
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アカラサマにパクっているのに、大阪のイメージが全面に出出ていて爆笑、
途中、ウンパルンパの代わりに出てくる、ゆりあんれとりぃばぁを見て、
このフィギュアがあったら買ってしまいそうだと思った私です。

あとは、この場面に出てきた後、甲子園(大阪府民以外が投獄される甲子園)で
和歌山県民、滋賀県民、奈良県民などを働かせる極悪人を演じていたのが、
カメラを止めるな! [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2018/12/05
  • メディア: Blu-ray
プロデューサー役で出ていたどんぐりさん(現在の芸名は竹原芳子さん)、
カメ止めをきっかけにフランスのリメイク版にも出ていましたが、
まさか今作でもお姿を見られると思っていなくて登場してから目が釘付けでした。

山村紅葉演じる女将の本音と建て前をポケトークで検索する場面に出ていた、
山科から来た男を演じていたのが、今年はまったヨーロッパ企画の元団員の本多力さん。
『ドロステのはてで僕ら』Blu-ray

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  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2023/09/20
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この映画でもタイムパトローラーを演じていてインパクトが強かったのですが、
ちょい役に有名人が出ているのを探すのも楽しい作品でした。

話自体は、埼玉に海を作るという麻美が砂をゲットするために和歌山に向かう、
(千葉の砂は白くないからダメらしい(笑))
そこで関西の大阪(極悪)と虐げられる和歌山、滋賀、奈良、を知って
滋賀のオスカル(杏が演じていましたが素敵だった)と戦う、という、
1作目と同じく荒唐無稽ぶりが振り切れていて面白かったのですが、
あちこち(本流でないところ)に面白ポイントがちりばめられていて、
本筋どうでもいい感じで見ていた自分がおりました。(笑)

真夏の熊谷での綱引き大会に向かう埼玉県職員のアキラ100%(洋服着ている)が
使う銀のお盆やマッキー(黒マジック)の小ネタでも笑えましたし、
武蔵野線なんて要らないという埼玉で営業する私鉄とJR各社が反発しあっていたのに
最後は一致団結する(埼玉にもタワーがあったことを今回初めて知りました)、
そして武蔵野線が出来て埼玉からちゅーちゅーねずみーランドに行けるようになる、
めでたしめでたし、的な展開にも笑ってしまいました。

で、千里子ですが、その後、映画を観た友人も「分からなかった」というので、
Twitterなどで調べてみたら、山村紅葉の場面で本多力と一緒に座っていただけで、
セリフがなかったことを知りました。

これを見に行くだけでも再訪ありかもしれません。(笑)

というわけで、くだらないといえばくだらないのですが、
深く考えずにとにかく笑う、たまにはそういう映画もいいな、と思えた
「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」でありました。

(今回の映画のMVPは、飛び出しとびたくん!) 
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↑昨年、滋賀県長浜のヤンマーミュージアムで出会ったY,Mをつけたとびたくんです!






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