映画「QUEEN ROCK MONTREAL」を観る [映画(か行)]
2/22~25の4日間の限定上映と知り、慌てて観に行きました。
(と思っていたらその後2日間追加上映されていたようです)
内容は映画.comさんより。
イギリスの世界的ロックバンド「クイーン」が、1981年11月24、25日に
カナダ・モントリオールで行ったコンサートの模様を収めたコンサートムービー。
1981年11月、アルバム「The Game」や大ヒットシングル「Under Pressure」を
リリースし、大規模なツアーによって世界中のチャートを席巻していたクイーン。
同ツアーは、サポートメンバーを加えず、フレディ・マーキュリー、ブライアン・メイ、
ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンのメンバー4人で行った最後のものであり、
公演初日の11月24日は奇しくもフレディ・マーキュリーの命日のちょうど10年前と
なった。
長編ライブ映画の撮影のために特別にアレンジされた、当時最先端の機材を使用し、
同バンドの最も瑞々しい姿をとらえ、クイーン史上最高のパフォーマンスとも
言われた公演を余すことなく収録した。
2011年、クイーン結成40年とフレディ・マーキュリー没後20年を記念し、
「QUEEN ROCK MONTREAL cine sound ver.」としてリバイバル上映。
2014年には4K(UltraHD)&サラウンドでデジタルリマスターされた
「クイーン・ロック・モントリオール1981 4K リマスター版」として
11月24、25日に世界各国で上映。
2024年2月22~27日には、「QUEEN ROCK MONTREAL」として
初のIMAX上映が実現。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最初から最後まで泣きっぱなし。( ノД`)
以前このブログで書いたような気がするのですが、私が最初に買ったレコードは
QUEENの「愛にすべてを」でした。
(シングルのカバー写真でフレディがスカート履いていてびっくり)https://www.soundhouse.co.jp/contents/feature/index?post
当時のシングルレコードは500円。
お小遣いを投下するには決断が要る金額でしたが、千葉テレビで放送されていた
「テレジオ7」でこの曲のビデオを見てレコードを買い、何度も何度も歌詞カードを
観ながら歌い、その後、シングルが出る度にレコードを買っていた、、のに、
中学生(思春期)になってからはアイドルっぽいDuran Duranにはまってしまい、
Queenは二の次、でも大人になってから様々なミュージシャンに触れつつ
Queenに回帰し今に至る、という感じです。
ボーカルのフレディが生きているうちにコンサートにも行きたかったのですが、
高校生の頃に来日した時は開催場所が西武球場。
実家(千葉県)からは遠い遠い距離で結局行けなかったのですが、
その後、フレディはこの世を去り、所沢(西武球場)に行かなかった自分、
今でも後悔しています。
それからちょっと時間を置いて、Queenの曲を風化させたくないと、
ロジャーとブライアンがポール・ロジャースをボーカルに迎えてツアーを行うのを
知り、フレディではない人がQueenの曲を歌うことに抵抗を感じながら、
Queen好きの友人たちとさいたまスーパーアリーナまで観に行って、
違和感を拭いきれなかったものの泣きながら「手をとりあって」を歌った、
その後、アダム・ランバートをボーカルに据えてツアーしているのは知っていながら
ポール・ロジャースより抵抗感があって観に行っておりません。
(アダム・ランバート自身は素晴らしいミュージシャンだと思っています)
というわけで、フレディの声を直に聞いたことがないため、
(と思っていたらその後2日間追加上映されていたようです)
内容は映画.comさんより。
イギリスの世界的ロックバンド「クイーン」が、1981年11月24、25日に
カナダ・モントリオールで行ったコンサートの模様を収めたコンサートムービー。
1981年11月、アルバム「The Game」や大ヒットシングル「Under Pressure」を
リリースし、大規模なツアーによって世界中のチャートを席巻していたクイーン。
同ツアーは、サポートメンバーを加えず、フレディ・マーキュリー、ブライアン・メイ、
ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンのメンバー4人で行った最後のものであり、
公演初日の11月24日は奇しくもフレディ・マーキュリーの命日のちょうど10年前と
なった。
長編ライブ映画の撮影のために特別にアレンジされた、当時最先端の機材を使用し、
同バンドの最も瑞々しい姿をとらえ、クイーン史上最高のパフォーマンスとも
言われた公演を余すことなく収録した。
2011年、クイーン結成40年とフレディ・マーキュリー没後20年を記念し、
「QUEEN ROCK MONTREAL cine sound ver.」としてリバイバル上映。
2014年には4K(UltraHD)&サラウンドでデジタルリマスターされた
「クイーン・ロック・モントリオール1981 4K リマスター版」として
11月24、25日に世界各国で上映。
2024年2月22~27日には、「QUEEN ROCK MONTREAL」として
初のIMAX上映が実現。
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最初から最後まで泣きっぱなし。( ノД`)
以前このブログで書いたような気がするのですが、私が最初に買ったレコードは
QUEENの「愛にすべてを」でした。
(シングルのカバー写真でフレディがスカート履いていてびっくり)https://www.soundhouse.co.jp/contents/feature/index?post
当時のシングルレコードは500円。
お小遣いを投下するには決断が要る金額でしたが、千葉テレビで放送されていた
「テレジオ7」でこの曲のビデオを見てレコードを買い、何度も何度も歌詞カードを
観ながら歌い、その後、シングルが出る度にレコードを買っていた、、のに、
中学生(思春期)になってからはアイドルっぽいDuran Duranにはまってしまい、
Queenは二の次、でも大人になってから様々なミュージシャンに触れつつ
Queenに回帰し今に至る、という感じです。
ボーカルのフレディが生きているうちにコンサートにも行きたかったのですが、
高校生の頃に来日した時は開催場所が西武球場。
実家(千葉県)からは遠い遠い距離で結局行けなかったのですが、
その後、フレディはこの世を去り、所沢(西武球場)に行かなかった自分、
今でも後悔しています。
それからちょっと時間を置いて、Queenの曲を風化させたくないと、
ロジャーとブライアンがポール・ロジャースをボーカルに迎えてツアーを行うのを
知り、フレディではない人がQueenの曲を歌うことに抵抗を感じながら、
Queen好きの友人たちとさいたまスーパーアリーナまで観に行って、
違和感を拭いきれなかったものの泣きながら「手をとりあって」を歌った、
その後、アダム・ランバートをボーカルに据えてツアーしているのは知っていながら
ポール・ロジャースより抵抗感があって観に行っておりません。
(アダム・ランバート自身は素晴らしいミュージシャンだと思っています)
というわけで、フレディの声を直に聞いたことがないため、
ライヴ・エイド★初回生産限定スペシャル・プライス★ [DVD]
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/11/17
- メディア: DVD
ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム<25周年記念スタンダード・エディション>[DVD]
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2011/10/05
- メディア: DVD
Queenのライブ映像というと、この2つ(DVD持ってます)を繰り返し見ては
一緒に歌ってウルウルする、という感じですが、今回のモントリオールのライブは
未見でした。
一緒に歌ってウルウルする、という感じですが、今回のモントリオールのライブは
未見でした。
Queen Rock Montreal (Ws) [DVD]
- 出版社/メーカー: Eagle Rock Ent
- 発売日: 2007/10/30
- メディア: DVD
4人だけで演奏するコンサートはこれが最後だったというのも今回知りましたが
なぜこのDVDを観ていなかったのか、、我ながら謎です。
というわけで未見の状態だったのもあってセットリストも分からず、ドキドキ感の
ある鑑賞となりましたが、コンサートから40年以上経って元の映像を4Kで高画質に
リマスターした上にIMAX用に再編集?(今回はIMAXでの上映)というだけあって、
フレディの胸毛やブライアンの髪の毛のチリチリ、細かいところも大画面できれいに
見えた上に、全身を包むような音響、バックサポートメンバーなしでここまでの
音を作りだす4人の姿に最初から目頭が熱くなりうるうるしながら観終わりました。
今回、大画面で高精細、高音質で鑑賞して改めて実感したことは、
ロジャーによるドラム演奏の素晴らしさでした。
ドラムはそのバンドの音楽性を左右する大きな要素(他の楽器もそうですが)だと
思っていますが、曲の世界観に合わせてドラムの音色が変幻する様を観て聴いて、
フレディの姿を観て冒頭ウルっとした後は、ロジャーのドラムとジョンのベース、
彼らの演奏にも目が釘付けでした。
フロントマンのフレディとギターのブライアン、ここにばかり目が行きがちですが、
ジョンによる楽曲と正確なリズムを刻む演奏、ロジャーによる低音ばりばりで
ドラマチックなドラム演奏、誰か一人欠けてもQUEENとして成立しないのだ、
改めて今回のライブ映像で感じました。
IMAXは通常の鑑賞料にいくらだかプラスでお高いので迷いながら予約しての鑑賞、
現代の映像技術で40年前のQUEENが鮮やかに蘇った姿を大画面で観られて
良かったと本当に思えた「QUEEN ROCK MONTREAL」でありました。
なぜこのDVDを観ていなかったのか、、我ながら謎です。
というわけで未見の状態だったのもあってセットリストも分からず、ドキドキ感の
ある鑑賞となりましたが、コンサートから40年以上経って元の映像を4Kで高画質に
リマスターした上にIMAX用に再編集?(今回はIMAXでの上映)というだけあって、
フレディの胸毛やブライアンの髪の毛のチリチリ、細かいところも大画面できれいに
見えた上に、全身を包むような音響、バックサポートメンバーなしでここまでの
音を作りだす4人の姿に最初から目頭が熱くなりうるうるしながら観終わりました。
今回、大画面で高精細、高音質で鑑賞して改めて実感したことは、
ロジャーによるドラム演奏の素晴らしさでした。
ドラムはそのバンドの音楽性を左右する大きな要素(他の楽器もそうですが)だと
思っていますが、曲の世界観に合わせてドラムの音色が変幻する様を観て聴いて、
フレディの姿を観て冒頭ウルっとした後は、ロジャーのドラムとジョンのベース、
彼らの演奏にも目が釘付けでした。
フロントマンのフレディとギターのブライアン、ここにばかり目が行きがちですが、
ジョンによる楽曲と正確なリズムを刻む演奏、ロジャーによる低音ばりばりで
ドラマチックなドラム演奏、誰か一人欠けてもQUEENとして成立しないのだ、
改めて今回のライブ映像で感じました。
IMAXは通常の鑑賞料にいくらだかプラスでお高いので迷いながら予約しての鑑賞、
現代の映像技術で40年前のQUEENが鮮やかに蘇った姿を大画面で観られて
良かったと本当に思えた「QUEEN ROCK MONTREAL」でありました。
北千住「東北うまいもの酒場プエドバル」で三角定義油揚げ [呑んだり食べたり(郷土料理&お鍋)]
以前訪れた北千住のお店に同じメンバー(勤め先関連)と再び行きました。
チムニー系のお店に戻したかったのですが、揚げ物好きのおじさんが
ここがいいと主張したので今回もこちらで。
相変わらず見えづらい外観
重たいドアを開けて中に入るとカウンター、その奥がこの外観のところに
あるテラス席ぽい箇所ですが、ビニールカーテンだけなので隙間風が入って
ちょっと寒いのと、洋服をかけるハンガーの位置がメチャクチャ高くて
身長160㎝の私でも背伸びしないと洋服がかけられないのが難点です。
はい、かんぱい
お通し
オリーブオイルがかけてありますがお代わりの場合はポン酢もOK、
とスタッフの方に言われたおじさん、いますぐポン酢がほしい、と
お願いして(ちょっと無理言った感じ)もらっていました。
前回はしょっぱかったのですが今回はほどよい塩気だったので、
ポン酢をかけると食べやすくなりました。
ちなみにこれで3人前、噛み応えがあって中年の歯の間に挟まりやすく
結局この1杯で終了。ちょっと高くつくお通し、って感じです。(笑)
東北の味盛合せ
ひたし豆、菊花おひたし、いぶりがっこチーズなど、
前回とあまり変わらないような感じですが、冬だったからか、
ぷるぷる白子入り♪
三角定義油揚げ
これは本当に美味しいですね、お店でカラッと揚げてくれているので、
チムニー系のお店に戻したかったのですが、揚げ物好きのおじさんが
ここがいいと主張したので今回もこちらで。
相変わらず見えづらい外観
重たいドアを開けて中に入るとカウンター、その奥がこの外観のところに
あるテラス席ぽい箇所ですが、ビニールカーテンだけなので隙間風が入って
ちょっと寒いのと、洋服をかけるハンガーの位置がメチャクチャ高くて
身長160㎝の私でも背伸びしないと洋服がかけられないのが難点です。
はい、かんぱい
お通し
オリーブオイルがかけてありますがお代わりの場合はポン酢もOK、
とスタッフの方に言われたおじさん、いますぐポン酢がほしい、と
お願いして(ちょっと無理言った感じ)もらっていました。
前回はしょっぱかったのですが今回はほどよい塩気だったので、
ポン酢をかけると食べやすくなりました。
ちなみにこれで3人前、噛み応えがあって中年の歯の間に挟まりやすく
結局この1杯で終了。ちょっと高くつくお通し、って感じです。(笑)
東北の味盛合せ
ひたし豆、菊花おひたし、いぶりがっこチーズなど、
前回とあまり変わらないような感じですが、冬だったからか、
ぷるぷる白子入り♪
三角定義油揚げ
これは本当に美味しいですね、お店でカラッと揚げてくれているので、
サクサク熱々、一番満足したおつまみでした。
と、ここから揚げ物好きおじさんが注文した大量の品が運ばれてきます。
枝豆、カマンベールにごぼうとわかさぎの唐揚げ。
かなり序盤から揚げ物で攻めています。(笑)
福島の大七、素敵な表面張力、きりっと美味。
揚げ物ではなく肉2品、ソーセージに牛タンが運ばれてきました。
もちろん揚げ物おじさんのチョイスです。
もう1杯呑んで〆。
(お皿までこぼれない量だったので割引してくれました)
今回ビニールカーテンから入ってくるすきま風で寒かったので、
ストーブをつけてもらいましたが、冬は寒く夏は暑そうな感じです。(^^;
元々カウンターのみのお酒だったのが無理矢理道路にも席をもうけている、
そんな感じのつくりなので、ビニールカーテンなのだと思いますが、
お料理もお酒も美味しいけれど、次回はここじゃないところがいいかも
次回開催時期未定ながら他のお店も開拓しておこうかな、と思ってしまった
東北うまいもの酒場プエドバルさんでありました。
と、ここから揚げ物好きおじさんが注文した大量の品が運ばれてきます。
枝豆、カマンベールにごぼうとわかさぎの唐揚げ。
かなり序盤から揚げ物で攻めています。(笑)
福島の大七、素敵な表面張力、きりっと美味。
揚げ物ではなく肉2品、ソーセージに牛タンが運ばれてきました。
もちろん揚げ物おじさんのチョイスです。
もう1杯呑んで〆。
(お皿までこぼれない量だったので割引してくれました)
今回ビニールカーテンから入ってくるすきま風で寒かったので、
ストーブをつけてもらいましたが、冬は寒く夏は暑そうな感じです。(^^;
元々カウンターのみのお酒だったのが無理矢理道路にも席をもうけている、
そんな感じのつくりなので、ビニールカーテンなのだと思いますが、
お料理もお酒も美味しいけれど、次回はここじゃないところがいいかも
次回開催時期未定ながら他のお店も開拓しておこうかな、と思ってしまった
東北うまいもの酒場プエドバルさんでありました。
タグ:北千住
映画「掘る女 縄文人の落とし物」を観る [映画(は行)]
予告編で気になっていた作品、田端のチュプキさんで鑑賞しました。
内容は映画.comさんより。
縄文遺跡の発掘調査に携わる女性たちを記録したドキュメンタリー。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」が2021年7月に世界文化遺産に登録され、
再評価が進む縄文文化。
約1万6000年~3000年前に作られた奇妙なデザインの土器や、
どこかかわいげのある土偶たちの謎は、現代に生きる多くの人々をひきつける。
その発掘に魅せられた女性たちにスポットを当て、
「≒草間彌生 わたし大好き」「氷の花火 山口小夜子」などの
ドキュメンタリー映画監督・松本貴子が3年間にわたって取材を敢行。
男性優位の考古学会において、発掘現場で汗だくになりながら夢中で地面を掘る
女性たちの生き生きとした姿を追う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
縄文時代って楽しい
縄文土器について最初に知ったのは、小学校低学年の頃。
婆1号が実家エリア(千葉県佐倉市)で縄文土器の発掘バイトをしていたのですが、
夏場の暑い時期にもかかわらず毎日楽しそうに出かけ(色白なのに日焼けで真っ赤)
土器の破片を発掘した日にはそれこそテンション上げ上げだったのを覚えています。
その後、今度は発掘した土器の破片などを修復する作業に移行して、当然ですが
指導を受けながらの作業でしたが、それがまた楽しくて楽しくて仕方なく、
半年くらいでそのバイトが終了した時の落胆ぶりは相当なものでした。
おそらく、そんなバイトがなければ縄文土器には全く興味がなかった婆1号が
それほど惹かれてしまう魅力があるのだなと思いましたが、その後、社会の授業で
縄文時代について学んだ時、その後の弥生時代やそれ以降の時代よりも
どこか縄文時代が好きな自分がおりました。
過去のブログ記事を紐解いても、
(三内丸山遺跡とか)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2012-09-16-2
(青森県立郷土館とか)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2012-09-17-5
(国立歴史民俗博物館とか)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2014-01-19
縄文時代の土器とか見るとなんだか楽しくなる自分がおります。
特に、遮光器土偶が好き。(笑)
フレンドリーな雰囲気が好き
(イラストはフリー素材を使ってます)
マニアではありませんが、そんな感じで縄文時代というと楽しさが増し、
今回登場した3人の女性を見てもそのマニアックさが理解できるような、
自分はそこまで突き詰めるほどの根性と気力体力はありませんが、
彼女たちの姿を観ていてワクワクしている自分がおりました。
映画に登場する6人の女性、登場する順番で書きますと、
長野県星糞峠の遺跡発掘現場(黒曜石がたくさん)で働く調査員の大竹幸恵さん。
30年間同じ現場に通い続けてきて調査を続け、定年を迎えたころに調査終了、
その後も発掘現場だったところに作られた博物館で働いています。
(時折博物館の送迎バスの運転も行っているそうです)
2人目が岩手県北玉川遺跡で道路工事前に発掘調査を行う調査員の八木勝枝さん。
作業員(漁師の奥さん多め)と楽しく発掘調査している様子が見ていて楽しく、
自分が発掘した土偶の中でもお気に入りを紹介してくれる姿が可愛らしいアラサー。
3人目は、神奈川県の稲荷木遺跡で作業員として働く池田由美子さん。
求人チラシで応募して始めた発掘作業、ビギナーズラックで発掘してからはまり、
その後20年以上発掘作業を行っているベテランですが、興味のなかった世界にはまる、
その気持ち、縄文土器がきっかけなら尚更だろうな、と思いました。
4人目、5人目は発掘した合掌土偶がその後国宝になった、山内良子さんと林崎恵子さん。
6人目は栃木県の中根八幡遺跡で発掘を行う大学院生の伊沢加奈子さん。
亡くなった子供を埋葬するための甕を見つけてキラキラした目で丁寧に掘り進める姿、
婆1号もこんな感じで楽しそうに掘っていたのかな、なんて想像しました。
終演後に、監督の松本貴子さんによるトークショーが開催され、
何も知らずに見に来た私もラッキー!という気分で参加しました。
私よりちょっとお姉さんの松本監督
監督自身は考古学が好きということもなく、もともと渦巻き模様が好きで、
縄文土器にも描かれている渦巻き模様に興味を持って数少ない調査員の女性を
探して撮影させてほしいと依頼したそうです。
その依頼もアポなしだったりかなり体当たり的な感じだったりしたようですが
20代から60代までの女性が発掘にかかわる姿を描いているのは観ている私も
なんだか楽しく(実際の調査現場はきついだろうと思いますが)、
発掘されたものから推測される縄文人たちの生活ぶり(アニメ)も興味深く
作業員として働く機会があったらやってみたい気持ちになった、
「掘る女 縄文人の落とし物」でありました。
内容は映画.comさんより。
縄文遺跡の発掘調査に携わる女性たちを記録したドキュメンタリー。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」が2021年7月に世界文化遺産に登録され、
再評価が進む縄文文化。
約1万6000年~3000年前に作られた奇妙なデザインの土器や、
どこかかわいげのある土偶たちの謎は、現代に生きる多くの人々をひきつける。
その発掘に魅せられた女性たちにスポットを当て、
「≒草間彌生 わたし大好き」「氷の花火 山口小夜子」などの
ドキュメンタリー映画監督・松本貴子が3年間にわたって取材を敢行。
男性優位の考古学会において、発掘現場で汗だくになりながら夢中で地面を掘る
女性たちの生き生きとした姿を追う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
縄文時代って楽しい
縄文土器について最初に知ったのは、小学校低学年の頃。
婆1号が実家エリア(千葉県佐倉市)で縄文土器の発掘バイトをしていたのですが、
夏場の暑い時期にもかかわらず毎日楽しそうに出かけ(色白なのに日焼けで真っ赤)
土器の破片を発掘した日にはそれこそテンション上げ上げだったのを覚えています。
その後、今度は発掘した土器の破片などを修復する作業に移行して、当然ですが
指導を受けながらの作業でしたが、それがまた楽しくて楽しくて仕方なく、
半年くらいでそのバイトが終了した時の落胆ぶりは相当なものでした。
おそらく、そんなバイトがなければ縄文土器には全く興味がなかった婆1号が
それほど惹かれてしまう魅力があるのだなと思いましたが、その後、社会の授業で
縄文時代について学んだ時、その後の弥生時代やそれ以降の時代よりも
どこか縄文時代が好きな自分がおりました。
過去のブログ記事を紐解いても、
(三内丸山遺跡とか)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2012-09-16-2
(青森県立郷土館とか)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2012-09-17-5
(国立歴史民俗博物館とか)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2014-01-19
縄文時代の土器とか見るとなんだか楽しくなる自分がおります。
特に、遮光器土偶が好き。(笑)
フレンドリーな雰囲気が好き
(イラストはフリー素材を使ってます)
マニアではありませんが、そんな感じで縄文時代というと楽しさが増し、
今回登場した3人の女性を見てもそのマニアックさが理解できるような、
自分はそこまで突き詰めるほどの根性と気力体力はありませんが、
彼女たちの姿を観ていてワクワクしている自分がおりました。
映画に登場する6人の女性、登場する順番で書きますと、
長野県星糞峠の遺跡発掘現場(黒曜石がたくさん)で働く調査員の大竹幸恵さん。
30年間同じ現場に通い続けてきて調査を続け、定年を迎えたころに調査終了、
その後も発掘現場だったところに作られた博物館で働いています。
(時折博物館の送迎バスの運転も行っているそうです)
2人目が岩手県北玉川遺跡で道路工事前に発掘調査を行う調査員の八木勝枝さん。
作業員(漁師の奥さん多め)と楽しく発掘調査している様子が見ていて楽しく、
自分が発掘した土偶の中でもお気に入りを紹介してくれる姿が可愛らしいアラサー。
3人目は、神奈川県の稲荷木遺跡で作業員として働く池田由美子さん。
求人チラシで応募して始めた発掘作業、ビギナーズラックで発掘してからはまり、
その後20年以上発掘作業を行っているベテランですが、興味のなかった世界にはまる、
その気持ち、縄文土器がきっかけなら尚更だろうな、と思いました。
4人目、5人目は発掘した合掌土偶がその後国宝になった、山内良子さんと林崎恵子さん。
6人目は栃木県の中根八幡遺跡で発掘を行う大学院生の伊沢加奈子さん。
亡くなった子供を埋葬するための甕を見つけてキラキラした目で丁寧に掘り進める姿、
婆1号もこんな感じで楽しそうに掘っていたのかな、なんて想像しました。
終演後に、監督の松本貴子さんによるトークショーが開催され、
何も知らずに見に来た私もラッキー!という気分で参加しました。
私よりちょっとお姉さんの松本監督
監督自身は考古学が好きということもなく、もともと渦巻き模様が好きで、
縄文土器にも描かれている渦巻き模様に興味を持って数少ない調査員の女性を
探して撮影させてほしいと依頼したそうです。
その依頼もアポなしだったりかなり体当たり的な感じだったりしたようですが
20代から60代までの女性が発掘にかかわる姿を描いているのは観ている私も
なんだか楽しく(実際の調査現場はきついだろうと思いますが)、
発掘されたものから推測される縄文人たちの生活ぶり(アニメ)も興味深く
作業員として働く機会があったらやってみたい気持ちになった、
「掘る女 縄文人の落とし物」でありました。
六本木「Trattoria Rosso」でイタリアン [呑んだり食べたり(欧州料理)]
以前何度かブログ記事に書いた築地のBlue Moodの姉妹店があると聞き、
六本木にあるイタリアンを酒友たちと4人で訪れました。
Trattoria Rossoさん
(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13280927/
六本木一丁目の駅から直結という感じで(住友不動産グランドタワー横)
アクセスが良い場所ですが、商業施設内の店舗の地図が見つからず、
少々うろうろした後なんとかお店にたどり着けました。
落ち着いた雰囲気の店内
本日のおススメからまず前菜2品を注文しました。
伊勢ブリ、初めて聞く名前だなあと思いながら注文しなかったのですが、
茶葉、柑橘、海藻を餌に養殖されたブランド魚なんですね。
記事を書く時に調べたのですが機会があれば食べてみたくなりました。
イタリアンですが最初はビールで乾杯♪
アミューズ
イタリアンでもアミューズって出てくるんだ、、と思ったのですが、
マスカルポーネチーズといちご、まるでデザートのような組み合わせながら
いちご好き(私)なので美味しくいただきました。(^-^)
鳥むね肉とりんごのサラダ、と、たこと菜の花のミニトマト和え。
りんごのシャキシャキと鳥むね肉のしっとり感、よく合います。
たこもプリっとして菜の花に甘いトマトを合わせると美味しいです。
白ワインにスイッチして
鯛のカルパッチョにムール貝のワイン蒸し。
カルパッチョにかけてあるソースの酸味、ムール貝の旨味、白ワインにぴったり。
美味しいねぇ、、と食べながら、
お次はピザを注文
ジェノベーゼとマルゲリータの2種を注文しましたが、
パリっとサクサクとしたピザ生地にジェノベーゼソース、トマトソース、と
たっぷりチーズがよくあってワインが進み白ワイン2本目に突入。
ピザの次はパスタを2種。
しらすとカラスミのペペロンチーノ、と、牡蠣のクリームパスタ。
ペペロンチーノ系は好きな味付けなので大好きなしらすも入って満足、
クリーム系は普段あまり食べないのですが、牡蠣のクリームパスタは
そんなにこってりしていなくて意外とさっぱりとして美味でした。
唐辛子の入ったオリーブオイル
自家製のようですが、これをピザやパスタにかけるとタバスコのように
ピリピリっとする感じではなく優しく辛くなる感じ、更に美味しくなりました。
赤&オレンジも追加(笑) 〆に豚肉のロースト
これがまたきれいな焼き色で2種類の粒マスタードをつけて
美味しく食べてワインも呑みきりました。
おそらく、ランチタイムはオフィス街なので激混みだと思いますが
夜は平日(水曜日)だったので満席ということもなく
比較的ゆったりした雰囲気で六本木なのにワインもお料理もお値段が
財布に優しい感じで(コース料理だなかったというのもありますが)
楽しめて満腹満足のTrattorio Rossoさんでありました。
六本木にあるイタリアンを酒友たちと4人で訪れました。
Trattoria Rossoさん
(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13280927/
六本木一丁目の駅から直結という感じで(住友不動産グランドタワー横)
アクセスが良い場所ですが、商業施設内の店舗の地図が見つからず、
少々うろうろした後なんとかお店にたどり着けました。
落ち着いた雰囲気の店内
本日のおススメからまず前菜2品を注文しました。
伊勢ブリ、初めて聞く名前だなあと思いながら注文しなかったのですが、
茶葉、柑橘、海藻を餌に養殖されたブランド魚なんですね。
記事を書く時に調べたのですが機会があれば食べてみたくなりました。
イタリアンですが最初はビールで乾杯♪
アミューズ
イタリアンでもアミューズって出てくるんだ、、と思ったのですが、
マスカルポーネチーズといちご、まるでデザートのような組み合わせながら
いちご好き(私)なので美味しくいただきました。(^-^)
鳥むね肉とりんごのサラダ、と、たこと菜の花のミニトマト和え。
りんごのシャキシャキと鳥むね肉のしっとり感、よく合います。
たこもプリっとして菜の花に甘いトマトを合わせると美味しいです。
白ワインにスイッチして
鯛のカルパッチョにムール貝のワイン蒸し。
カルパッチョにかけてあるソースの酸味、ムール貝の旨味、白ワインにぴったり。
美味しいねぇ、、と食べながら、
お次はピザを注文
ジェノベーゼとマルゲリータの2種を注文しましたが、
パリっとサクサクとしたピザ生地にジェノベーゼソース、トマトソース、と
たっぷりチーズがよくあってワインが進み白ワイン2本目に突入。
ピザの次はパスタを2種。
しらすとカラスミのペペロンチーノ、と、牡蠣のクリームパスタ。
ペペロンチーノ系は好きな味付けなので大好きなしらすも入って満足、
クリーム系は普段あまり食べないのですが、牡蠣のクリームパスタは
そんなにこってりしていなくて意外とさっぱりとして美味でした。
唐辛子の入ったオリーブオイル
自家製のようですが、これをピザやパスタにかけるとタバスコのように
ピリピリっとする感じではなく優しく辛くなる感じ、更に美味しくなりました。
赤&オレンジも追加(笑) 〆に豚肉のロースト
これがまたきれいな焼き色で2種類の粒マスタードをつけて
美味しく食べてワインも呑みきりました。
おそらく、ランチタイムはオフィス街なので激混みだと思いますが
夜は平日(水曜日)だったので満席ということもなく
比較的ゆったりした雰囲気で六本木なのにワインもお料理もお値段が
財布に優しい感じで(コース料理だなかったというのもありますが)
楽しめて満腹満足のTrattorio Rossoさんでありました。
タグ:六本木
映画「NO 選挙, NO LIFE」を観る [映画(な行)]
予告編を観て気になっていた作品です。
内容については映画.comさんより。
内容については映画.comさんより。
選挙取材歴25年のフリーランスライター・畠山理仁の
情熱と苦悩に迫ったドキュメンタリー。
候補者全員を取材することを信条に、
国政から地方選、海外までさまざまな選挙の面白さを伝えてきた畠山が、
2022年7月の参院選・東京選挙区で候補者34人への取材に挑む姿に密着。
1人で選挙現場を駆け巡り、睡眠時間は平均2時間、
本業である原稿執筆もままならず経済的に回らないという本末転倒な生き方を
続けてきた畠山は、同年9月の沖縄県知事選の取材を最後に引退を決意する。
そんな彼が沖縄で出会ったのは、他の地域では見られない有権者の選挙への
高い参加意識と、民主主義をあきらめない県民たちの思いだった。
「なぜ君は総理大臣になれないのか」「香川1区」のプロデューサー・前田亜紀が
メガホンをとり、「劇場版 センキョナンデス」の監督を務めたラッパーの
ダースレイダー率いるバンド「The Bassons」が音楽を担当。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
報道とはこうあるべきではないのかなと思った映画でした。
フリーランスでこの手の原稿料はあまり高くなく足が出てしまうことも多い畠山さん、
選挙の取材は特に体力的に厳しく(生活するためにバイトもしなければならない)
2022年の沖縄知事選で取材活動を卒業しようと決断する姿を観ると、
本来、畠山さんのような取材と発信がNHKの政見放送(これで選挙に行こうと思うか
というと私は思えない)より遥かに影響力があると思えば、卒業はなんだか勿体ない
気もするのですが、ご本人の決断ですし、と思ったらエンドロールの時に卒業した後も
ぽつぽつと取材は続けている姿を見てどこかホッとしました。
昨日記事をアップした、「シン・ちむどんどん」でも、沖縄入りした畠山さんに挨拶する
プチ鹿島さんとダースレーダーさんの姿が映し出されますが彼らが畠山さんを師とする
その理由もこの映画で一端かもしれませんが理解出来たような気がします。
いわゆる泡沫候補と言われる候補者に対しても物腰柔らかく丁寧に取材する姿、
記者会見でも大手メディアの下衆な質問(報道したい内容に誘導する)とは異なる
公平に候補者を扱う姿勢を観て、言論統制、忖度・偏向報道ばかりの大手メディアより
畠山さんのように有力だから泡沫だからと分けずに(場合によっては候補者全員に取材)
報じる内容の方がよっぽど投票する時に参考になるのにと思いました。
経費がかかる割に実入りが少ない、と映画の中でも畠山さんが仰っていて、
見てみてもそうだろうな、と思ったのですが、映画を観た後、Twitter(今はX)で
畠山さんをフォローしてその発言を時折観ていて更にそれを感じました。
「〇〇の選挙は取材に行きましたか?」と聞かれて
「予算がなくていけませんでした」と答える畠山さんに対して、
「面白い選挙だったのにもったいない、行くべきでしたよ」と上から目線の反応、
取材に行くも行かないも畠山さんの勝手じゃないの、と、この上から目線反応に
イラついてしまったのですが、これまで25年取材活動が続けられたのも
もちろん畠山さん本人の気持ちが途切れなかったことと、奥様や息子さんたちの
理解があってこそ、と映画を観て感じただけに、こういう言い方を畠山さんに
する人が少なからずいるというのは残念に思いました。
泡沫候補だからと見下すことなく、各候補者に対して愛情をもって接する姿、
選挙活動で困っていると手を差し伸べる場面も何度かありましたが、
自分の足で取材して発信する畠山さんがフリーランスだからと言う理由で
時に取材対象から排除されてしまう(⇐参政党)場面には、
組織に所属していたってしょーもない奴なんていくらでもいるだろうし、
フリーランスというだけでそれを理由に取材させないのは不平等だろう、
怒り心頭さった私です。
(この手の映画を観るとついつい怒ってしまいがちで反省(^^;)
今の時代、インターネットの普及でSNSを活用した選挙活動も多いのですが、
自民党の議員が野党候補をディスるような書き込みを業者に委託したりして
(ドリル優子さんも裏金使って業者を雇っていたと報じられていましたね)
SNSで若い人を選挙に行くように意識づけることは大切だと思いますが、
投票する判断を悪口の大量投下でコントロールするようなやり方はダメだと
思いますし、畠山さんのアナログなやり方の取材方法による発信の方が
信頼できるのだと改めて思いました。
とはいえ、SNSのお陰で、れいわやNHK党(⇐意外と戦略的)が国政政党に
なる様子も描かれていたのでSNSすべてが悪いというものでもないのかな、
というのも今回感じました。
(捕まる前のガーシーも映っていてちょっと懐かしさも感じました)
とにかく選挙に行くこと、投票する時に自ら調べて候補者のことを知るのは
誰でもできるわけですから、泡沫候補と言われる人にも関心を持てるように
自分の心のもち方も変えていかないといけないな、と思った、
「NO 選挙、 NO LIFE」でありました。
情熱と苦悩に迫ったドキュメンタリー。
候補者全員を取材することを信条に、
国政から地方選、海外までさまざまな選挙の面白さを伝えてきた畠山が、
2022年7月の参院選・東京選挙区で候補者34人への取材に挑む姿に密着。
1人で選挙現場を駆け巡り、睡眠時間は平均2時間、
本業である原稿執筆もままならず経済的に回らないという本末転倒な生き方を
続けてきた畠山は、同年9月の沖縄県知事選の取材を最後に引退を決意する。
そんな彼が沖縄で出会ったのは、他の地域では見られない有権者の選挙への
高い参加意識と、民主主義をあきらめない県民たちの思いだった。
「なぜ君は総理大臣になれないのか」「香川1区」のプロデューサー・前田亜紀が
メガホンをとり、「劇場版 センキョナンデス」の監督を務めたラッパーの
ダースレイダー率いるバンド「The Bassons」が音楽を担当。
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報道とはこうあるべきではないのかなと思った映画でした。
フリーランスでこの手の原稿料はあまり高くなく足が出てしまうことも多い畠山さん、
選挙の取材は特に体力的に厳しく(生活するためにバイトもしなければならない)
2022年の沖縄知事選で取材活動を卒業しようと決断する姿を観ると、
本来、畠山さんのような取材と発信がNHKの政見放送(これで選挙に行こうと思うか
というと私は思えない)より遥かに影響力があると思えば、卒業はなんだか勿体ない
気もするのですが、ご本人の決断ですし、と思ったらエンドロールの時に卒業した後も
ぽつぽつと取材は続けている姿を見てどこかホッとしました。
昨日記事をアップした、「シン・ちむどんどん」でも、沖縄入りした畠山さんに挨拶する
プチ鹿島さんとダースレーダーさんの姿が映し出されますが彼らが畠山さんを師とする
その理由もこの映画で一端かもしれませんが理解出来たような気がします。
いわゆる泡沫候補と言われる候補者に対しても物腰柔らかく丁寧に取材する姿、
記者会見でも大手メディアの下衆な質問(報道したい内容に誘導する)とは異なる
公平に候補者を扱う姿勢を観て、言論統制、忖度・偏向報道ばかりの大手メディアより
畠山さんのように有力だから泡沫だからと分けずに(場合によっては候補者全員に取材)
報じる内容の方がよっぽど投票する時に参考になるのにと思いました。
経費がかかる割に実入りが少ない、と映画の中でも畠山さんが仰っていて、
見てみてもそうだろうな、と思ったのですが、映画を観た後、Twitter(今はX)で
畠山さんをフォローしてその発言を時折観ていて更にそれを感じました。
「〇〇の選挙は取材に行きましたか?」と聞かれて
「予算がなくていけませんでした」と答える畠山さんに対して、
「面白い選挙だったのにもったいない、行くべきでしたよ」と上から目線の反応、
取材に行くも行かないも畠山さんの勝手じゃないの、と、この上から目線反応に
イラついてしまったのですが、これまで25年取材活動が続けられたのも
もちろん畠山さん本人の気持ちが途切れなかったことと、奥様や息子さんたちの
理解があってこそ、と映画を観て感じただけに、こういう言い方を畠山さんに
する人が少なからずいるというのは残念に思いました。
泡沫候補だからと見下すことなく、各候補者に対して愛情をもって接する姿、
選挙活動で困っていると手を差し伸べる場面も何度かありましたが、
自分の足で取材して発信する畠山さんがフリーランスだからと言う理由で
時に取材対象から排除されてしまう(⇐参政党)場面には、
組織に所属していたってしょーもない奴なんていくらでもいるだろうし、
フリーランスというだけでそれを理由に取材させないのは不平等だろう、
怒り心頭さった私です。
(この手の映画を観るとついつい怒ってしまいがちで反省(^^;)
今の時代、インターネットの普及でSNSを活用した選挙活動も多いのですが、
自民党の議員が野党候補をディスるような書き込みを業者に委託したりして
(ドリル優子さんも裏金使って業者を雇っていたと報じられていましたね)
SNSで若い人を選挙に行くように意識づけることは大切だと思いますが、
投票する判断を悪口の大量投下でコントロールするようなやり方はダメだと
思いますし、畠山さんのアナログなやり方の取材方法による発信の方が
信頼できるのだと改めて思いました。
とはいえ、SNSのお陰で、れいわやNHK党(⇐意外と戦略的)が国政政党に
なる様子も描かれていたのでSNSすべてが悪いというものでもないのかな、
というのも今回感じました。
(捕まる前のガーシーも映っていてちょっと懐かしさも感じました)
とにかく選挙に行くこと、投票する時に自ら調べて候補者のことを知るのは
誰でもできるわけですから、泡沫候補と言われる人にも関心を持てるように
自分の心のもち方も変えていかないといけないな、と思った、
「NO 選挙、 NO LIFE」でありました。
映画「シン・ちむどんどん」を観る [映画(さ行)]
以前観た「センキョナンデス」が面白かったので、続編も鑑賞しました。
内容は映画.comさんより。
ラッパーのダースレイダーと時事芸人のプチ鹿島が選挙戦を突撃取材した
「劇場版 センキョナンデス」のシリーズ第2弾で、
本土復帰50年の節目となった2022年9月の沖縄県知事選と、
その争点となった基地問題に切り込んだドキュメンタリー。
プチ鹿島は当時放送中だったNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」を推す
候補者たちにさまざまな質問を投げかけ、その人物像を浮き彫りにしていく。
一方、ダースレイダーはSNS上に溢れる県知事選についてのデマを問題視し、
候補者を直撃。
そして2人は基地問題について話を聞くため、座り込み抗議が約3000日にわたって
続く辺野古の現場へと足を運ぶ。
前作に続き、「なぜ君は総理大臣になれないのか」などのドキュメンタリー監督・
大島新がプロデュースを手がけた。
内容は映画.comさんより。
ラッパーのダースレイダーと時事芸人のプチ鹿島が選挙戦を突撃取材した
「劇場版 センキョナンデス」のシリーズ第2弾で、
本土復帰50年の節目となった2022年9月の沖縄県知事選と、
その争点となった基地問題に切り込んだドキュメンタリー。
プチ鹿島は当時放送中だったNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」を推す
候補者たちにさまざまな質問を投げかけ、その人物像を浮き彫りにしていく。
一方、ダースレイダーはSNS上に溢れる県知事選についてのデマを問題視し、
候補者を直撃。
そして2人は基地問題について話を聞くため、座り込み抗議が約3000日にわたって
続く辺野古の現場へと足を運ぶ。
前作に続き、「なぜ君は総理大臣になれないのか」などのドキュメンタリー監督・
大島新がプロデュースを手がけた。
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政治や選挙に対して国民一人一人が興味と関心を持つことが大事、
そんな気持ちで観終わりました。
ここ数年、政治家や選挙に関するドキュメンタリーを観る機会が増えましたが
そんな中で見たのがプチ鹿島さんとダースレイダーさんによる
選挙はお祭り、と言う描き方で関心がない人にも分かりやすい内容でした。
前作ほどお祭り感はないのですが、沖縄県知事選の各候補の選挙活動を観て
現職の玉城デニーさんが再選したのも分かるような気がしました。
統一教会の合同結婚式に参加するほどずぶずぶの関係を指摘された
自民公明推薦の佐喜真候補、アンケートでNHKの「ちむどんどん」が好きと
書いておきながらプチ鹿島さんに聞かれると見ていないとはっきり答える場面、
(イメージアップのために秘書か後援会の方がアンケート書いたんでしょう)
一方、玉城さんは同じ質問をされても具体的に共感した部分などを丁寧に
答えているその真逆な感じが面白く思えました。
もう一人の下地候補、IR関連でお金をもらって維新の会を除名され、
無所属で立候補、全身オレンジの洋服に身を包み、オレンジの自転車で
選挙活動を行うその姿、一見奇抜そうでも印象付けるための作戦?にも思えたり、
政見放送だけでは見えてこない各々の候補者の姿を映し出していて、
私も自分が投票する選挙についてはもっと真面目に候補者について
知る努力が必要だなと思いました。
普天間基地についても辺野古基地完成前に普天間基地を返還するという矛盾を
公約にする佐喜真候補、そんなところも選挙結果に影響したのかもしれませんね。
この沖縄県知事選の期間中、辺野古基地建設現場の取材も行っていますが、
現場入口で座り込みをする皆さんたち、彼らがいない時間帯に現場に行って
座り込みしていないじゃんとかSNSでバカなことを言ったひろゆきの態度は
腹立たしい気持ちになりましたが、毎日一定の時間座り込むことで、
建設現場に入るトラックの台数をコントロールしていることも今回の映画で
知りました。活動を行うオール沖縄の方のお話、彼らに歌ってと言われて
その場で即興のラップを披露するダースレイダーさんの姿を観ると、
米軍基地の大半を沖縄県だけに負担させることについても考えるべきでは
と言う気持になりました。
2004年に米軍のヘリコプターが墜落した沖縄国際大学の教授への取材で、
辺野古に基地をつくっている理由となっている普天間基地、
本当はここよりも町の中心部に近い嘉手納基地の方が本当は事故件数が多く、
それなのにそこから問題をずらすかのように普天間を辺野古に移すといって
手打ちしようとしているのではないかという考えの方の話を聞いて
沖縄県知事と全く相容れない政府の姿勢には疑問が湧いてしまいました。
実際、大学の事故現場や大学から見える普天間基地、返還すると言っておいて
新たな建物をどんどん建てているというのは返還する気がないのでは、という
疑問もわきました。
米軍基地問題についてはこれまでもドキュメンタリーなどで観ていて
ぼんやりながら理解していたつもりでしたが今作を観てあまりにも根深く
日本政府がアメリカの顔色ばかりうかがって弱腰にしか見えないのですが
平成の失われた30年といわれる間(ちょっとだけ民主党が与党でしたが)
自分が真面目に選挙で投票していたかというとそうではなかったのかも
(といっても某〇民党には投票しないのですが)
日本は千葉県、関東だけではなく、北海道から沖縄まであるわけですし、
自分の住んでいるところから遠いところでも関心を持って知ることが大事、
改めて思った「シン・ちむどんどん」でありました。
前作ほどお祭り感はないのですが、沖縄県知事選の各候補の選挙活動を観て
現職の玉城デニーさんが再選したのも分かるような気がしました。
統一教会の合同結婚式に参加するほどずぶずぶの関係を指摘された
自民公明推薦の佐喜真候補、アンケートでNHKの「ちむどんどん」が好きと
書いておきながらプチ鹿島さんに聞かれると見ていないとはっきり答える場面、
(イメージアップのために秘書か後援会の方がアンケート書いたんでしょう)
一方、玉城さんは同じ質問をされても具体的に共感した部分などを丁寧に
答えているその真逆な感じが面白く思えました。
もう一人の下地候補、IR関連でお金をもらって維新の会を除名され、
無所属で立候補、全身オレンジの洋服に身を包み、オレンジの自転車で
選挙活動を行うその姿、一見奇抜そうでも印象付けるための作戦?にも思えたり、
政見放送だけでは見えてこない各々の候補者の姿を映し出していて、
私も自分が投票する選挙についてはもっと真面目に候補者について
知る努力が必要だなと思いました。
普天間基地についても辺野古基地完成前に普天間基地を返還するという矛盾を
公約にする佐喜真候補、そんなところも選挙結果に影響したのかもしれませんね。
この沖縄県知事選の期間中、辺野古基地建設現場の取材も行っていますが、
現場入口で座り込みをする皆さんたち、彼らがいない時間帯に現場に行って
座り込みしていないじゃんとかSNSでバカなことを言ったひろゆきの態度は
腹立たしい気持ちになりましたが、毎日一定の時間座り込むことで、
建設現場に入るトラックの台数をコントロールしていることも今回の映画で
知りました。活動を行うオール沖縄の方のお話、彼らに歌ってと言われて
その場で即興のラップを披露するダースレイダーさんの姿を観ると、
米軍基地の大半を沖縄県だけに負担させることについても考えるべきでは
と言う気持になりました。
2004年に米軍のヘリコプターが墜落した沖縄国際大学の教授への取材で、
辺野古に基地をつくっている理由となっている普天間基地、
本当はここよりも町の中心部に近い嘉手納基地の方が本当は事故件数が多く、
それなのにそこから問題をずらすかのように普天間を辺野古に移すといって
手打ちしようとしているのではないかという考えの方の話を聞いて
沖縄県知事と全く相容れない政府の姿勢には疑問が湧いてしまいました。
実際、大学の事故現場や大学から見える普天間基地、返還すると言っておいて
新たな建物をどんどん建てているというのは返還する気がないのでは、という
疑問もわきました。
米軍基地問題についてはこれまでもドキュメンタリーなどで観ていて
ぼんやりながら理解していたつもりでしたが今作を観てあまりにも根深く
日本政府がアメリカの顔色ばかりうかがって弱腰にしか見えないのですが
平成の失われた30年といわれる間(ちょっとだけ民主党が与党でしたが)
自分が真面目に選挙で投票していたかというとそうではなかったのかも
(といっても某〇民党には投票しないのですが)
日本は千葉県、関東だけではなく、北海道から沖縄まであるわけですし、
自分の住んでいるところから遠いところでも関心を持って知ることが大事、
改めて思った「シン・ちむどんどん」でありました。
丸の内「銀平」で揚げ皮ポン酢 [呑んだり食べたり(郷土料理&お鍋)]
以前一度訪れたことのあるお店ですが、東京駅近くKITTE内の銀平さんを
久しぶりに訪れました。(調べたら前回は2015年の年末)
和歌山に本店がある日本料理のお店です
(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13153670/
カウンター席に案内されました
カウンターの奥の雰囲気、和歌山にある本店と同じようにつくられています。
店内はピーク時を過ぎたころでテーブル席もまあまあ空いていましたが、
2人というとやはりカウンターに案内されるようです。
(前回もそんな感じでした)
で、一緒に呑む友人が到着が遅れるというので先に始めようと思ったのですが、
案内されっぱなしでおしぼりもいただけず、スタッフの方を呼ぼうと思っても
遠くに3人、スタッフ同士でおしゃべりしていました。( 一一)
前回訪問時の記事を読み返してスタッフの方の対応があまりよくなかったことを
思い出したのでそんなもんなのかな、とは思ったのですが残念ポイントです。。。
そんなおしゃべりが一段落してこちらに歩いてきたスタッフの方に声掛けして、
なんとか生ビールを注文しました
お店に入ってから15分くらい経っていましたが、
生ビールと一緒におしぼり、やっといただけました。
丸の内価格というか
お魚価格高騰していますもんね。
お通し
カウンターに案内してくれた男性スタッフが運んできたのですが、
お料理を説明するものの途中で忘れてしまったらしく、「えーとえーと」と
言い始め、見た通りだったので「もずくですか?」と助け船を出すと
「そうです、もずくです」と嬉しそうに答えて去っていきました。
もずく、見た目で分かるんじゃない?と思いましたが、スタッフのお兄さんが
スッキリしたみたいで何よりです。(笑)
魚の南蛮漬け、とろろめかぶ、牡蠣、もずく、鯖の押し寿司
どれも美味しかったのですが、めかぶがめちゃくちゃ細かくてスプーンもないので
箸ですくって食べるのに難儀し、途中から器に口をつけてススリました。(^-^;
おつくり
このお店、大量に氷を使うのは知っていましたが今回は若干上品な盛り、
雲丹、いか、寒ブリ、太刀魚、真鯛に本まぐろ、超贅沢。
以前は全て一切れずつだったのですが、なぜか今回は魚によって二切れあったり、
ネタのお値段のバランスなのか在庫状態でアレンジするのか謎ですが美味でした。
このあたりで友人が到着し、ビールも飲み終わったので日本酒にしようと思って
メニューを観ると、
蔵元直送って書いてありますが
蔵元名が書いてなくて(写真を観ると大関ぽいように見えた)
生樽サーバーという言葉に惹かれつつ、結局和歌山のお酒、黒牛を注文しました。
うんまい
金山寺きゅうり
粒粒でちょっと甘めの金山寺味噌とシャキシャキきゅうりがよく合います。
揚げ皮ポン酢
骨せんべいが品切れなのかメニューになかったので、
じゃあ、魚の皮で、と注文したら、かなりの盛りでした。
サクサク美味
時間がたつにつれサクサク感が減ってきますがポン酢の味がなじんできて
違う食感で二度楽しめる感じ。新鮮なお魚の皮って美味しいと実感しました。
いかバター炒めを注文したら紋甲イカみたいでぷりっぷり。
(温かいお料理がガラスの器に盛られていてちょっとびっくり)
バターも塩気もかなりマイルドだったのでもうちょっと濃い味付けの方が
お酒が進むかなという感じでしたが、イカ、高くなってもやっぱり好き。
黒牛をお代わりして〆ましたが、前回訪問時と同じくフロアスタッフの方々は
そこそこ人数がいるもののほどよいタイミングで対応してくれるという感じがなくて
先に私が着いてもおしぼりが出てこなかったあたりから、前回と変わってないかも、、
そんな気持ちになってしまったのですが、厨房の方は逆に親切で丁寧で、
お料理も美味しかったので全体的には満足(☆3つくらい)の銀平さんでありました。
久しぶりに訪れました。(調べたら前回は2015年の年末)
和歌山に本店がある日本料理のお店です
(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13153670/
カウンター席に案内されました
カウンターの奥の雰囲気、和歌山にある本店と同じようにつくられています。
店内はピーク時を過ぎたころでテーブル席もまあまあ空いていましたが、
2人というとやはりカウンターに案内されるようです。
(前回もそんな感じでした)
で、一緒に呑む友人が到着が遅れるというので先に始めようと思ったのですが、
案内されっぱなしでおしぼりもいただけず、スタッフの方を呼ぼうと思っても
遠くに3人、スタッフ同士でおしゃべりしていました。( 一一)
前回訪問時の記事を読み返してスタッフの方の対応があまりよくなかったことを
思い出したのでそんなもんなのかな、とは思ったのですが残念ポイントです。。。
そんなおしゃべりが一段落してこちらに歩いてきたスタッフの方に声掛けして、
なんとか生ビールを注文しました
お店に入ってから15分くらい経っていましたが、
生ビールと一緒におしぼり、やっといただけました。
丸の内価格というか
お魚価格高騰していますもんね。
お通し
カウンターに案内してくれた男性スタッフが運んできたのですが、
お料理を説明するものの途中で忘れてしまったらしく、「えーとえーと」と
言い始め、見た通りだったので「もずくですか?」と助け船を出すと
「そうです、もずくです」と嬉しそうに答えて去っていきました。
もずく、見た目で分かるんじゃない?と思いましたが、スタッフのお兄さんが
スッキリしたみたいで何よりです。(笑)
魚の南蛮漬け、とろろめかぶ、牡蠣、もずく、鯖の押し寿司
どれも美味しかったのですが、めかぶがめちゃくちゃ細かくてスプーンもないので
箸ですくって食べるのに難儀し、途中から器に口をつけてススリました。(^-^;
おつくり
このお店、大量に氷を使うのは知っていましたが今回は若干上品な盛り、
雲丹、いか、寒ブリ、太刀魚、真鯛に本まぐろ、超贅沢。
以前は全て一切れずつだったのですが、なぜか今回は魚によって二切れあったり、
ネタのお値段のバランスなのか在庫状態でアレンジするのか謎ですが美味でした。
このあたりで友人が到着し、ビールも飲み終わったので日本酒にしようと思って
メニューを観ると、
蔵元直送って書いてありますが
蔵元名が書いてなくて(写真を観ると大関ぽいように見えた)
生樽サーバーという言葉に惹かれつつ、結局和歌山のお酒、黒牛を注文しました。
うんまい
金山寺きゅうり
粒粒でちょっと甘めの金山寺味噌とシャキシャキきゅうりがよく合います。
揚げ皮ポン酢
骨せんべいが品切れなのかメニューになかったので、
じゃあ、魚の皮で、と注文したら、かなりの盛りでした。
サクサク美味
時間がたつにつれサクサク感が減ってきますがポン酢の味がなじんできて
違う食感で二度楽しめる感じ。新鮮なお魚の皮って美味しいと実感しました。
いかバター炒めを注文したら紋甲イカみたいでぷりっぷり。
(温かいお料理がガラスの器に盛られていてちょっとびっくり)
バターも塩気もかなりマイルドだったのでもうちょっと濃い味付けの方が
お酒が進むかなという感じでしたが、イカ、高くなってもやっぱり好き。
黒牛をお代わりして〆ましたが、前回訪問時と同じくフロアスタッフの方々は
そこそこ人数がいるもののほどよいタイミングで対応してくれるという感じがなくて
先に私が着いてもおしぼりが出てこなかったあたりから、前回と変わってないかも、、
そんな気持ちになってしまったのですが、厨房の方は逆に親切で丁寧で、
お料理も美味しかったので全体的には満足(☆3つくらい)の銀平さんでありました。
映画「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」を観る [映画(さ行)]
ジョニー・デップが出演しているというだけで観に行った作品です。
あらすじは映画.comさんより。
貧しいお針子の私生児として生まれたジャンヌは、
類まれな美貌と知性で貴族の男たちを虜にし、社交界で注目を集めるように。
ついにベルサイユ宮殿に足を踏み入れた彼女は、
国王ルイ15世とまたたく間に恋に落ちる。
生きる活力を失っていた国王の希望の光となり、彼の公妾の座に就いたジャンヌ。
しかし労働者階級の庶民が国王の愛人となるのはタブーであり、
さらに堅苦しいマナーやルールを平然と無視するジャンヌは宮廷内で嫌われ者と
なってしまう。
王太子妃マリー・アントワネットも、そんな彼女を疎ましく思っていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ルイ15世がジョニデ!
フランスが舞台で英語かと思ったら、ジョニー・デップもフランス語のセリフを
そつなくこなしていて、おまけに雰囲気もよく、スキャンダルまみれで
一時期映画出演から遠ざかっていただけに拝めてよかったです。(^-^)
という今作、まさにベルばらの頃を描いています。
私と同年代の方だとベルばらには殆どの方が触れていたと思いますが、
この中で、デュ・バリー夫人vsマリー・アントワネットが描かれているので、
お初の人という感じがしなくて、でも、ベルばらとは違う印象もありました。
ベルばらはマリー・アントワネットから見た世界なので悪者扱いですが、
今作のようにデュ・バリー夫人側から描くと、マリー・アントワネット、
というか彼女を利用していたルイ15世の娘たちの悪さが際立ちます。
ベルばらでは「娼婦で妾」と蔑まれるデュ・バリー夫人ですが、
今作でその出自や人生を観ていると貧しい環境で育ちながら、
それでも外の世界への興味を持ち、本を読み知識を得ることを楽しみ、
それだからこそルイ15世に見初められたのかと思います。
公妾、と言う言葉に???と思ったのですが、当時はキリスト教の教えが強く
所謂政略結婚(マリー・アントワネットもそうですよね)で好きな相手では
ない人でも結婚しなけれいけない、そんな中で公妾という愛人は本当に
好きな相手だったということらしく、公妾のポンパドゥール夫人を亡くし
気を落としていたところに紹介されたデュ・バリー夫人に惹かれたというのも
聡明で機知に富む彼女の様子を映像越しにみていてなんとなく理解できました。
実際のデュ・バリー夫人と、今作で演じていたメイウェン(監督も兼任)が
随分雰囲気が違うので、その点が批判されているのはレビューで見ましたが、
確かに小さいころから大きくなっていくときの女優さんとメイウェンの顔が
違う、これは確かに違和感を感じつつもルイ15世が惹かれた女性、という点では
まあこの俳優さんでもよかったんじゃないか(肖像画の雰囲気の俳優を使うと
その点が描きづらそうにも思えた)と思いました。
実際にヴェルサイユ宮殿が使われたということもあって絢爛豪華な様子を
楽しむことができましたが、貴族の風習というか文化というのは面倒だな
そんな気もしました。(国王は朝からみんなの目に晒されて大変)
今作でジョニー・デップの姿を見てほっとしたこと以上に印象的だったのは、
ルイ15世の執事的な存在であるラ・ボルド(バンジャマン・ラベルネ)でした。
デュ・バリー夫人を迎えにいくところから、様々なしきたりを教え、
ルイ15世の支えになり、デュ・バリー夫人との関係を見守るその姿、
この人、自分のプライベートな時間や空間はないのではないか、と心配になる
くらいでしたが、ルイ15世とデュ・バリー夫人が互いに信頼しあっていけたのは
ラ・ボルドの存在があったから(実際は不明ですが)ではと思いました。
ルイ15世が天然痘でなくなる場面もベルばらで見たままの様子ですが、
看病し続けたデュ・バリー夫人もルイ15世が亡くなる前にベルサイユ宮殿を
後にせざるを得ない状況になった、、、その後にフランス革命が起きて、
彼女も断頭台の露に消えたという説明で映画が終りました。
作品の性質上、男性が見ても響かないように思えますが、
その立場故、人を信じることも難しいルイ15世が信じて心を許した女性、
という描き方で私はベルばらと同じ舞台を違う側面からみられて
久しぶりにベルばらが読みたくなったという点では有意義だった
「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」でありました。
あらすじは映画.comさんより。
貧しいお針子の私生児として生まれたジャンヌは、
類まれな美貌と知性で貴族の男たちを虜にし、社交界で注目を集めるように。
ついにベルサイユ宮殿に足を踏み入れた彼女は、
国王ルイ15世とまたたく間に恋に落ちる。
生きる活力を失っていた国王の希望の光となり、彼の公妾の座に就いたジャンヌ。
しかし労働者階級の庶民が国王の愛人となるのはタブーであり、
さらに堅苦しいマナーやルールを平然と無視するジャンヌは宮廷内で嫌われ者と
なってしまう。
王太子妃マリー・アントワネットも、そんな彼女を疎ましく思っていた。
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ルイ15世がジョニデ!
フランスが舞台で英語かと思ったら、ジョニー・デップもフランス語のセリフを
そつなくこなしていて、おまけに雰囲気もよく、スキャンダルまみれで
一時期映画出演から遠ざかっていただけに拝めてよかったです。(^-^)
という今作、まさにベルばらの頃を描いています。
ベルサイユのばら 全5巻セット 化粧箱入り (集英社文庫(コミック版))
- 作者: 池田 理代子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/08/25
- メディア: 文庫
この中で、デュ・バリー夫人vsマリー・アントワネットが描かれているので、
お初の人という感じがしなくて、でも、ベルばらとは違う印象もありました。
ベルばらはマリー・アントワネットから見た世界なので悪者扱いですが、
今作のようにデュ・バリー夫人側から描くと、マリー・アントワネット、
というか彼女を利用していたルイ15世の娘たちの悪さが際立ちます。
ベルばらでは「娼婦で妾」と蔑まれるデュ・バリー夫人ですが、
今作でその出自や人生を観ていると貧しい環境で育ちながら、
それでも外の世界への興味を持ち、本を読み知識を得ることを楽しみ、
それだからこそルイ15世に見初められたのかと思います。
公妾、と言う言葉に???と思ったのですが、当時はキリスト教の教えが強く
所謂政略結婚(マリー・アントワネットもそうですよね)で好きな相手では
ない人でも結婚しなけれいけない、そんな中で公妾という愛人は本当に
好きな相手だったということらしく、公妾のポンパドゥール夫人を亡くし
気を落としていたところに紹介されたデュ・バリー夫人に惹かれたというのも
聡明で機知に富む彼女の様子を映像越しにみていてなんとなく理解できました。
実際のデュ・バリー夫人と、今作で演じていたメイウェン(監督も兼任)が
随分雰囲気が違うので、その点が批判されているのはレビューで見ましたが、
確かに小さいころから大きくなっていくときの女優さんとメイウェンの顔が
違う、これは確かに違和感を感じつつもルイ15世が惹かれた女性、という点では
まあこの俳優さんでもよかったんじゃないか(肖像画の雰囲気の俳優を使うと
その点が描きづらそうにも思えた)と思いました。
実際にヴェルサイユ宮殿が使われたということもあって絢爛豪華な様子を
楽しむことができましたが、貴族の風習というか文化というのは面倒だな
そんな気もしました。(国王は朝からみんなの目に晒されて大変)
今作でジョニー・デップの姿を見てほっとしたこと以上に印象的だったのは、
ルイ15世の執事的な存在であるラ・ボルド(バンジャマン・ラベルネ)でした。
デュ・バリー夫人を迎えにいくところから、様々なしきたりを教え、
ルイ15世の支えになり、デュ・バリー夫人との関係を見守るその姿、
この人、自分のプライベートな時間や空間はないのではないか、と心配になる
くらいでしたが、ルイ15世とデュ・バリー夫人が互いに信頼しあっていけたのは
ラ・ボルドの存在があったから(実際は不明ですが)ではと思いました。
ルイ15世が天然痘でなくなる場面もベルばらで見たままの様子ですが、
看病し続けたデュ・バリー夫人もルイ15世が亡くなる前にベルサイユ宮殿を
後にせざるを得ない状況になった、、、その後にフランス革命が起きて、
彼女も断頭台の露に消えたという説明で映画が終りました。
作品の性質上、男性が見ても響かないように思えますが、
その立場故、人を信じることも難しいルイ15世が信じて心を許した女性、
という描き方で私はベルばらと同じ舞台を違う側面からみられて
久しぶりにベルばらが読みたくなったという点では有意義だった
「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」でありました。
外苑前「ラザーニャ・ラザーニャ」でジェノベーゼラザーニャ [呑んだり食べたり(欧州料理)]
不定期に開催しているワイン会について何度か記事を書いていますが、
コロナ禍でしばらくお休みだったのが昨年久しぶり(3年か4年ぶり)に開催し、
またお会いしましょう、と約束して今年2月、ちょっと遅めの新年会で集合しました。
(ラザーニャ・ラザーニャさん)https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13179927/
現在は、コース料理のみ提供されていますが、ワイン持ち込みのコースをお願いしました。
(本当は6名までですが、お店のご厚意で9名での開催です)
持ち寄ったワインたち
幹事のお姉さんがお仕事で(彼女の実力)で獲得したという
モエ・シャンドンのマグナムボトルが一際大きく見えます。
ありがたくシャンパーニュで乾杯
マグナムボトルを観たのは初めてですがおいくらするんでしょうね。
下世話なことを考えながらありがたくシュワシュワいただきました。
私が持参したKIMURA
ワインでは新興地域のニュージーランドで木村さんという方が造っているワイン。
いつまで経ってもワイン初心者からレベルアップしておりませんが、
以前、酒屋で観てラベルと名前だけで選んだこのKIMURAをワインマスターの
おじさんが褒めてくれて以来、このシリーズを持っていくことにしています。
(赤ワインは怖くて絶対もっていけない)
今回はゲヴァルツトラミネール、リースリング、ピノグリージョのブレンド、
というのをもっていきましたがスッキリさっぱりした味わいが好評で、
テストで赤点とらずにホッとする、と言う気持ちになりました。
コースの最初はサラダ
一人前がかなりのボリューム、シャキシャキの葉野菜にこくのあるチーズが
とても美味しいサラダです。
スープ
バターナッツかぼちゃのスープでしたがとろっとコクがあって美味。
くるみのパン
これがもっちりして滅茶苦茶美味しくて、お店のサイトで冷凍で販売していたら
自宅でも食べたいくらい、食べ終わりたくない、食べ続けたいパンでした。 鰤のカルパッチョ
冬の鰤、脂がのっていてすっきり白ワインによく合いました。
この後ラザニアが出てきたのですが、お一人アレルギーなどでグルテンNG、
ということで(以前はグルテンフリーのラザニアがあったのですが現在はなし)
お芋
ほっくりほっくほくで美味しかったそうです。
私のラザニア
メニューからボロネーゼやクワトロフォルマッジなどが選べるのですが、
私は海老と帆立のジェノベーゼを選びました。
スパゲッティでも美味しい味付けですが、プリっとした魚介にバジリコの
味わい、めちゃうまー。
最後にお肉
アレルギーもちさんはキノコのソテー
綺麗なロゼ色の牛肉には赤ワインがよく合いました。
今回呑んだワインの数々、その場で説明を聞いたのですが、
もう覚えていません。(笑)
私以外の皆さんはある専門分野のプロの方々なので聞くお話が難しいのですが、
そんな中でも目から鱗的な話もあったりして、今回もオーナーシェフの吉尾さんの
作るラザニアをはじめとした美味しいお料理に、持ち寄った美味しいワインで
大満足のラザーニャ・ラザーニャさんでありました。
コロナ禍でしばらくお休みだったのが昨年久しぶり(3年か4年ぶり)に開催し、
またお会いしましょう、と約束して今年2月、ちょっと遅めの新年会で集合しました。
(ラザーニャ・ラザーニャさん)https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13179927/
現在は、コース料理のみ提供されていますが、ワイン持ち込みのコースをお願いしました。
(本当は6名までですが、お店のご厚意で9名での開催です)
持ち寄ったワインたち
幹事のお姉さんがお仕事で(彼女の実力)で獲得したという
モエ・シャンドンのマグナムボトルが一際大きく見えます。
ありがたくシャンパーニュで乾杯
マグナムボトルを観たのは初めてですがおいくらするんでしょうね。
下世話なことを考えながらありがたくシュワシュワいただきました。
私が持参したKIMURA
ワインでは新興地域のニュージーランドで木村さんという方が造っているワイン。
いつまで経ってもワイン初心者からレベルアップしておりませんが、
以前、酒屋で観てラベルと名前だけで選んだこのKIMURAをワインマスターの
おじさんが褒めてくれて以来、このシリーズを持っていくことにしています。
(赤ワインは怖くて絶対もっていけない)
今回はゲヴァルツトラミネール、リースリング、ピノグリージョのブレンド、
というのをもっていきましたがスッキリさっぱりした味わいが好評で、
テストで赤点とらずにホッとする、と言う気持ちになりました。
コースの最初はサラダ
一人前がかなりのボリューム、シャキシャキの葉野菜にこくのあるチーズが
とても美味しいサラダです。
スープ
バターナッツかぼちゃのスープでしたがとろっとコクがあって美味。
くるみのパン
これがもっちりして滅茶苦茶美味しくて、お店のサイトで冷凍で販売していたら
自宅でも食べたいくらい、食べ終わりたくない、食べ続けたいパンでした。 鰤のカルパッチョ
冬の鰤、脂がのっていてすっきり白ワインによく合いました。
この後ラザニアが出てきたのですが、お一人アレルギーなどでグルテンNG、
ということで(以前はグルテンフリーのラザニアがあったのですが現在はなし)
お芋
ほっくりほっくほくで美味しかったそうです。
私のラザニア
メニューからボロネーゼやクワトロフォルマッジなどが選べるのですが、
私は海老と帆立のジェノベーゼを選びました。
スパゲッティでも美味しい味付けですが、プリっとした魚介にバジリコの
味わい、めちゃうまー。
最後にお肉
アレルギーもちさんはキノコのソテー
綺麗なロゼ色の牛肉には赤ワインがよく合いました。
今回呑んだワインの数々、その場で説明を聞いたのですが、
もう覚えていません。(笑)
私以外の皆さんはある専門分野のプロの方々なので聞くお話が難しいのですが、
そんな中でも目から鱗的な話もあったりして、今回もオーナーシェフの吉尾さんの
作るラザニアをはじめとした美味しいお料理に、持ち寄った美味しいワインで
大満足のラザーニャ・ラザーニャさんでありました。
タグ:外苑前
映画「カラーパープル」(2023年版)を観る [映画(か行)]
1985年版の「カラーパープル」をおさらいしてから(昨日書いた記事です)
そのミュージカル版(ブロードウェイでロングランヒット)、の映画化作品、
公開初日に映画館で鑑賞しました。
あらすじは映画.comさんより。
横暴な父に虐待され、10代で望まぬ結婚を強いられた女性セリー。
唯一の心の支えである妹とも離れ離れになり、不遇な日々を過ごしていた。
そんな中、型破りな生き方の女性たちとの出会いや交流を通して自分の価値に
目覚めたセリーは、不屈の精神で自らの人生を切り拓いていく。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オリジナル版(1985年版)、前日に観なければよかったかも。( 一一)
前日に観れば当然比較してしまうだろうと分かっていても、
ミュージカルの映画版を観るにはやっぱりおさらいしておいた方がいいだろう、
そんな気持ちで1985年版を観たわけですが、あまりにも違っていて、
ミュージカル版(2023年版)は別ものと割り切って観た方がよいかもしれないなあ
と思いながら観終わりました。
今回の大きな反省点として、
ミュージカル版を観てからオリジナル版を観ればよかったのだと思います。
その順番なら今回感じたような違和感は多少あったとしても大したことでは
なかったような気がします。
ミュージカル版だけ観れば当然ですが素晴らしい映画だと思えるはず。
でも、オリジナル版を観てしまうと自分の年代的なものか分かりませんが、
やっぱりオリジナル版の方が心にズシンと沁みてくると強く感じました。
今作(2023年版)を1985年版と比較して感じた違和感としては、
なんだかとても明るいこと、でした。
辛い、悲しい場面も深さがあまり感じられず(オリジナル版との比較)
ミュージカルという舞台の性質上、舞台背景などの設営の都合や、
起承転結をはっきり描くためにはオリジナル版の流れは踏襲しながらも
ミュージカル用にアレンジしないといけないのだと思います。
ブロードウェイミュージカルは2005年にプレビューが始まっているので、
私もその頃はまだNYに旅していたはず、でも、なぜ見なかったのだろう、
という疑問もあり(チケットが入手困難だったのかもしれません)
もし実際に舞台で観ていたら今回のミュージカル版にも違和感を感じることが
なかったかもしれないな、という、なんとも悶々とした気持ちでした。
冒頭で、畑の中を走り回るセリーと妹ネティ、一緒に歌う場面でグッとつかまれ
この場面が最後の2人の再会にも重なるオリジナル版、
一方、ミュージカルではいきなり教会のゴスペル場面から始まって
(オリジナル版では最後の方に出てくるのを最初に持ってきたのかな)
え、なんか明るいんですけど、という違和感から観始めました。
オリジナル版もミュージカル版も神への信仰が強く描かれているので、
それをミュージカル版では冒頭にもってきているようにも思えましたが
つい比較して(比較するのって駄目ですね、反省)違和感を感じて
そのまま最後まで引きずってしまった感あり。
ミスターによってネティが追い出され、セリーと離れ離れになる場面も
ミュージカル版は前段の部分があまり描かれていないので唐突感があったり、
ソフィ―とセリーの心の交流の場面は妙に長くて(オリジナル版はその場面は
短いもののそれが非常にインパクトが強て観客も理解できる)
自分がオリジナル版で一番好きな場面(ネティがセリーに英語の綴りを教えるのに
家の中のものに綴りを書いた紙を貼って一つ一つセリーに教える)が
ばっさりカットされていたのが残念に思えたり。。。
と、折角観に行って残念残念とばかり言っているとネガティブ思考の危ない奴、
と思われしまうので、よかった点も挙げると、歌唱力はとにかく素晴らしく、
ブロードウェイミュージカルのオリジナルキャストのファンテイジア・バリーノを
はじめとしたキャスト、若い頃のネリーを演じていたハル・ベイリー、
そのミュージカル版(ブロードウェイでロングランヒット)、の映画化作品、
公開初日に映画館で鑑賞しました。
あらすじは映画.comさんより。
横暴な父に虐待され、10代で望まぬ結婚を強いられた女性セリー。
唯一の心の支えである妹とも離れ離れになり、不遇な日々を過ごしていた。
そんな中、型破りな生き方の女性たちとの出会いや交流を通して自分の価値に
目覚めたセリーは、不屈の精神で自らの人生を切り拓いていく。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オリジナル版(1985年版)、前日に観なければよかったかも。( 一一)
前日に観れば当然比較してしまうだろうと分かっていても、
ミュージカルの映画版を観るにはやっぱりおさらいしておいた方がいいだろう、
そんな気持ちで1985年版を観たわけですが、あまりにも違っていて、
ミュージカル版(2023年版)は別ものと割り切って観た方がよいかもしれないなあ
と思いながら観終わりました。
今回の大きな反省点として、
ミュージカル版を観てからオリジナル版を観ればよかったのだと思います。
その順番なら今回感じたような違和感は多少あったとしても大したことでは
なかったような気がします。
ミュージカル版だけ観れば当然ですが素晴らしい映画だと思えるはず。
でも、オリジナル版を観てしまうと自分の年代的なものか分かりませんが、
やっぱりオリジナル版の方が心にズシンと沁みてくると強く感じました。
今作(2023年版)を1985年版と比較して感じた違和感としては、
なんだかとても明るいこと、でした。
辛い、悲しい場面も深さがあまり感じられず(オリジナル版との比較)
ミュージカルという舞台の性質上、舞台背景などの設営の都合や、
起承転結をはっきり描くためにはオリジナル版の流れは踏襲しながらも
ミュージカル用にアレンジしないといけないのだと思います。
ブロードウェイミュージカルは2005年にプレビューが始まっているので、
私もその頃はまだNYに旅していたはず、でも、なぜ見なかったのだろう、
という疑問もあり(チケットが入手困難だったのかもしれません)
もし実際に舞台で観ていたら今回のミュージカル版にも違和感を感じることが
なかったかもしれないな、という、なんとも悶々とした気持ちでした。
冒頭で、畑の中を走り回るセリーと妹ネティ、一緒に歌う場面でグッとつかまれ
この場面が最後の2人の再会にも重なるオリジナル版、
一方、ミュージカルではいきなり教会のゴスペル場面から始まって
(オリジナル版では最後の方に出てくるのを最初に持ってきたのかな)
え、なんか明るいんですけど、という違和感から観始めました。
オリジナル版もミュージカル版も神への信仰が強く描かれているので、
それをミュージカル版では冒頭にもってきているようにも思えましたが
つい比較して(比較するのって駄目ですね、反省)違和感を感じて
そのまま最後まで引きずってしまった感あり。
ミスターによってネティが追い出され、セリーと離れ離れになる場面も
ミュージカル版は前段の部分があまり描かれていないので唐突感があったり、
ソフィ―とセリーの心の交流の場面は妙に長くて(オリジナル版はその場面は
短いもののそれが非常にインパクトが強て観客も理解できる)
自分がオリジナル版で一番好きな場面(ネティがセリーに英語の綴りを教えるのに
家の中のものに綴りを書いた紙を貼って一つ一つセリーに教える)が
ばっさりカットされていたのが残念に思えたり。。。
と、折角観に行って残念残念とばかり言っているとネガティブ思考の危ない奴、
と思われしまうので、よかった点も挙げると、歌唱力はとにかく素晴らしく、
ブロードウェイミュージカルのオリジナルキャストのファンテイジア・バリーノを
はじめとしたキャスト、若い頃のネリーを演じていたハル・ベイリー、
リトル・マーメイド MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2023/09/20
- メディア: Blu-ray
この時よりも活き活きとした表情がとてもよかったと思います。
と褒めポイント書いたところで〆ますが(^-^;、
ミュージカルと歌のない映画は別物だともうちょッと理解する気持ちを
もたないといつもこんな気持ちにでしか観られないだろう、と
自分にツッコミを入れてしまった「カラーパープル」(2023年版)でありました。
と褒めポイント書いたところで〆ますが(^-^;、
ミュージカルと歌のない映画は別物だともうちょッと理解する気持ちを
もたないといつもこんな気持ちにでしか観られないだろう、と
自分にツッコミを入れてしまった「カラーパープル」(2023年版)でありました。