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映画「シャーケンシュタイン」を観る [映画(さ行)]

※本日は久しぶりに超下らない映画の記事です※

Amazon Primeでおススメされた映画です。
シャーケンシュタイン [DVD]

シャーケンシュタイン [DVD]

  • 出版社/メーカー: コンマビジョン
  • 発売日: 2022/07/07
  • メディア: DVD
あらすじはAmazonさんより。

第二次世界大戦中、ヒトラーはフランケンシュタインを生物兵器化する恐るべき計画を
進めていたが、実戦に投入される前にナチスドイツは敗北してしまう。
それから時は過ぎ、現代のアメリカのとある港町で行方不明者が続出していた。
観光に訪れたマッジたちは偶然ネオナチスの研究所に迷い込み、世界征服を目論む
悪の科学者クラウスがサメとフランケンシュタインを合体させ生み出した最凶の怪物
"シャーケンシュタイン" の存在を知る。
果たして彼女たちはこの邪悪な計画を阻止することができるのだろうか....! ?

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うわぁー、全然面白くないー。

予想以上に下らないもののまったく笑いどころがない映画でした。( 一一)

私が過去にロジャー・コーマン関連作品をたくさん観たことのあるから
(Amazonで作品検索を一時期まめに探していたし(笑))
Amazonが勧めてくれったのかもしれませんが、
ロジャー・コーマンのような下らないB級映画の中にゆるさ爆発的なツボがなく、
単なる低予算映画で、途中から早送りしてみてしまいました。(^-^;

(うつぼブログ内で”ロジャー・コーマン”と検索するとこんな感じで作品記事が出てきます)
https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/search/?keyword=%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E2%80%95%E3%83%9E%E3%83%B3

1970年代とか80年代ごろのB級映画が好きな監督さんなのか、
そんな雰囲気を醸し出そうとしているような気がするのですが、
2016年作品で古臭そうな演出の中にどこか映像が綺麗に見えたりして(笑)
チャチなサメは想定内(フランケンシュタイン風のツギハギも想定内)、
音楽もドキドキするほど怖い感じがなく、
出演者の演技も思いきり怖がってほしいのに怖がっている感じがないのが残念で、
B級映画としてもどこかボンヤリ感が全編に漂い続けて終わってしまいました。

と思い返すとちょっと笑えます。(笑)

ロジャー・コーマン作品のような低予算であり得ないほどの振り切りぶりだと
ぶははははーと爆笑しながら観られますが(それがたとえ怖い映画であっても)
ある意味、全てが何も振り切れていない中途半端感が漂う映画なので
見る側もB級映画らしいショボさに笑おうとしている気合が削がれるというか、
この作品を公開した監督はじめ制作陣の姿勢には、受けると思っていたのかな、
と驚くばかりの「シャーケンシュタイン」でありました。

死霊の盆踊り デラックス版 [DVD]

死霊の盆踊り デラックス版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジャパンホームビデオ
  • 発売日: 2005/07/22
  • メディア: DVD
Z級映画と言われるこの作品を超える映画は出てこないのかなあ。。(笑)




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映画「はりぼて」を観る [映画(は行)]

Amazon Primeのおすすめに出てきた映画です。
はりぼて.jpg
あらすじやYahoo!映画さんより。

2016年8月、ローカル局のチューリップテレビが
「自民党会派の富山市議 政務活動費事実と異なる報告」というスクープを
報道したことにより、
およそ半年で14人の市議会議員が辞職した。
富山市議会は政務活動費の使い方についての厳しい条例を制定するが、議員たちは不正が
発覚しても開き直って辞職せず、居座るようになってしまっていた。

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赤信号みんなで渡れば怖くない。(笑)

パンケーキを毒見する [DVD]

パンケーキを毒見する [DVD]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2022/06/03
  • メディア: DVD
故郷に銅像が出来たニュースで久しぶりにお姿を観たスガちゃんの映画とか
(令和に銅像ってあとは勲章と肖像画がほしいのかな、なんて思ってしまった)

妖怪.png
最近見た岸信介のお孫さんの映画とか、

国会議員もそうですが、一度なってしまえばあとはやりたい放題に見えてしまいますね。
人口減なのだから議員数を減らすべきなのにそういうところには触れないし、
報酬はちゃっかり引き上げたり(一般庶民の収入は上がらないのにね)、
領収書の要らない経費を使えたり、新幹線もグリーンに乗れちゃったりするし、
ごく一部なのかもしれませんが選挙で勝てばやりたい放題だと、投票した国民にも責任が
あるのだろうと思っています。

こういうことは全国各地の自治体の議員でもないわけないだろうと思っていたのですが、
この作品を見て怒りながらあまりに酷くて笑ってしまいました。
(とはいえ、これが自分の住む自治体だったら怒りしかないと思いますが。。。)

今作は、最初は有耶無耶にしようとする議員がどんどん証拠を突き付けられて、
起訴されていく、しかも一人ではなく次々と、、議会の浄化を図っていく過程でも、
私はそういうことはないという議員が実はおまえもやっていたのではないかという結末、
人間って隠せると思って嘘をついてそれが暴かれる、その場面がいかに愚かで間抜けか、
そう思ってしまう映画でした。

冒頭に登場する富山市議(60代後半)は、議員報酬の引き上げ(10万円)について、
国民年金が2ヵ月で6万円しかもらえないでどうやって生活するんだと取材する記者に
上から目線の偉そうな態度で切れるのですが、一般の人たちはそれでも生活しようと
バイトしたり努力するのにこいつは報酬上げて当然なんだと思って口あんぐりでした。

また、市議が除雪作業を行ったりすることもあるし、金沢市議並みに働いているから、
彼らと同レベルの報酬をもらうべき、という無理矢理こじつけたような理由を
当然とする態度は、自分たちさえよければいいのかと思ってしまいますね。

富山市議会の様子も頻繁に映し出されるのですが、この報酬引き上げについて
何度も質問される富山市長(当時)の態度が観ていてこれまたムカつく感じで
制度上コメントする立場にないと逃げようとする(その表情が悪代官みたい)、
質問する記者にも傲慢な態度で接しているように見えるのが嫌な気分になりました。

まあ、こういうのって作り手(メディア)側の作為も働きがちですので、
反対側(取材対象)をよく見せないような力も自ずと働いてしまうかもしれませんね。
(とはいえ、取材対象(議員)側から描いても今回はダメだろうな、と思います)

今回に限らず、人間ってこれまでの生き様が顔に出やすいように思うのですが
出て来る人の大半が既得権益享受で市民を上から見下ろす感じが顔に出ている、
そんな人ばかりでした。

議員報酬を正当化する議員の大半が自民党(議会に占める割合が富山市は多い)、
政務活動費を100%使い切る(⇐使い切らない自治体が多い中目立つ)、
その使い切りが不正だらけというのを数多くの地元のチューリップテレビの記者が
山のように積み上げられた領収書を地道に調べて不正を炙りだして議員たちに切り込む、
忖度&偏向報道が当たり前に行われる腐れメディアの中にもこういう真実を暴く行動力の
ある記者がいることにホッとしました。

最初は不正を指摘されても否定し続けていて真実が暴かれると記者会見で頭を下げる、
10年近く前に城崎温泉にカラ出張していたことが暴かれて号泣会見していたののちゃん
これも彼だけでなく他にもやっている人いるだろう、とメディアが取材を進めなかった、
そんなことも全国の自治体や国会議員が不正を働く温床をつくっていたことにつながる、
と思いました。

不正が暴かれていく中で、役所内での責任のなすりあい、情報請求者は匿名なのに
逮捕前の議員に役所が連絡するという愚行まであらわになっていくのを見て、
公務員や議員、どこを向いて仕事をしているんだ、自分自身の利益やそのために
逆らってはいけない上司などの方を向いて(市民や国民のためにという目線なく)
行動するようになっていく中で良心の呵責とかなくなっていくのかもしれませんね。

それが暴かれていくうちにお詫びの連鎖が広がっていく様子に、
悪事は隠し通せるわけないのになあ、と思いながら観ていたのですが、
10人の議員辞職(⇐不正した人が辞職)後も不正がまだまだ炙りだされていって
自民党最大会派が大きな力を持つ富山市議会も映画の中で描かれた不正が裁かれる
ことによって議員の若返り(要は当選回数の多い高齢の議員の不正が多い)、
政務活動費の使用が100%使いきりから62%まで下がったという効果、
この不正を暴いていった五百旗頭幸男さんというキャスターが監督した今作ですが、
彼はその後、拠点を石川テレビに移し、ドキュメンタリー制作をされているそうなので、
今回のような骨太(でもかなり笑える)の作品を今後も見たいと思いつつ、
この作品が警鐘になって悪いことをばれなければ、みんながやっているからいいだろう、
と行っている議員が少しでも減ってほしいと思った「はりぼて」でありました。




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映画「それでも私は生きていく」を観る [映画(さ行)]

予告編を観て気になっていたレア・セドゥ主演作品です。
それでも.jfif
あらすじはYahoo!映画さんより。

サンドラ(レア・セドゥ)は、パリの小さなアパートで8歳の娘リンと
二人暮らしをしながら、
通訳者として働いている。
父のゲオルグ(パスカル・グレゴリー)は哲学の教師だったが、
病で視力と記憶を失いつつあり、
サンドラは別居する母フランソワーズと共に
父のもとをたびたび訪ねては介護にあたっていた。

育児、介護、仕事で息をつく暇もないサンドラだが、
旧友のクレマン(メルヴィル・プポー)と
偶然再会し、彼と恋仲になる。
彼女は恋にときめく一方で、病を患う父に対するやるせない思いを募らせる。
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自分が幸せでなければ他の人を幸せにすることはできないのかな、
という気持で観終わりました。

今年に入ってから見た「すべてうまくいきますように」とどこか重なる部分もありましたが、
(主役の年代は若干異なりますが、フランス映画、親が高齢で病気で介護、家事に子育て、
 でも自分の人生を楽しく過ごしたい、という雰囲気)
レア・セドゥ演じるサンドラが父親のことや仕事で日々忙しく、大変な中であっても
自分自身の幸せを求めていく姿には共感するというか、彼女の明るい表情を見てると
応援したい気持ちになりました。

かつては大学教授(哲学の先生)だった父ゲオルグが高齢で病気、失明してしまい、
認知症の症状も出ている中、病院から施設を転々と移さなければいけない現実、
辛い中でも明るく父に接するサンドラですが、お手洗いに行きたい父を連れていくことが
できず、職員に頼む場面には(職員に自分で連れていけないの?と言われてしまう)、
私も父がそうなったら(母のことは連れていけても)私も無理かなと思いました。

父がいなくなった家に残った大量の本、母(父とは離婚)は捨てればいいというものの
父の人生を受けいれたいサンドラは、自分が持ち帰りたい本を選び、父の教え子に残りの
本を引き取ってもらう(教え子、喜んで引き受けていました)、元気だった頃の父を尊敬し、
その気持ちを尊重する姿にうるっとしたのですが、仕事に介護、シングルマザーの子育て、
疲弊したところに現れたのが亡くなった夫の友人クレマン。
最初は友達、と互いにいって会っていたものの、気づけばドロドロの関係になっていく、、
きれいに描かずサンドラの人間臭さを描いていると思いながらも、いうことが二転三転の
クレマン、それに振り回されるのに惚れた弱みのように許してしまうサンドラに、
「もう、こんな男は捨ててしまいなさい」とモヤモヤしながら画面に向かって呟く己が
おりました。(^-^;

まあ、フィクションですし、他人の人生に首突っ込むな、って感じですね。

原題は「ある晴れた日」なのでナゼこの邦題なんだろうとも思ってしまいましたが、
サンドラの行動に共感したり共感できなかったり、を繰り返し乍ら、
親の介護は自分もいずれ体験することになるでしょうし、自分に余裕がない時にも
自分の気持ちをプラスにもっていけるように(そのためのドロドロはよくありませんが)
していかないとな、と思った「それでも私は生きていく」でありました。



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日本橋「ビアカフェ ブルッグス ゾット」でベルギービール [呑んだり食べたり(欧州料理)]

とりあえず骨折後の外呑みは一昨日に続いて今回の記事で終わりです。
(骨折すると皆さんの気遣いのお陰で誘われる機会が激減します(笑))

今回は、snorita姐と愛媛から出張でやってきたけーすけ兄との呑み会です。
新橋から日本橋室町までピクミンブルームで花をまきながら歩いている、と、
けーすけ兄からLINEが入ったので新橋で足つぼマッサージを受け終わった私も
ピクミンブルームでお花をまきながら追いかけました。
チームS (1).jpeg歩行者天国を歩くのも久しぶり(^-^)
チームS (1).png銀座ライオンの近くでみつけたたー坊
2013年8月に三遊亭金馬師匠の腹話術人形「ター坊」が銀座ライオン七丁目店の
名誉支配人に就任、就任式には金馬師匠もゲストでお店にいらっしゃったとのこと、
以前なんどか訪れたことのある雰囲気がよい銀座ライオンですが、久しぶりに
行ってみたくなりました。

結局銀座1丁目あたりでやっと兄さんに追いつき、そのまま日本橋エリアに入って
室町のコレド室町2の2階へ。
チームS (3).jpegビアカフェ ブルッグス ゾットさん
(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13165557/

スタッフのお姉さんにお店の名前、どんな意味なんですか?と聞いたのですが、
「まだ入って1か月なので分かりません!」と無邪気な雰囲気で答えられたので
自分で調べました。(笑)

ブルージュの愚か者」という意味です。(ブルージュってベルギーの都市ですね)

450年以上の歴史があるベルギービール醸造所「De Halve Maan(ドゥ・ハルヴ・マーン)」
の公認レストランだそうです。 
チームS (4).jpegコースターもなんだかオシャレ チームS (7).jpeg輸入した生ビールの他
様々なベルギービールのボトルもあって迷ったのですが、
チームS (5).jpeg最初はブルッグスゾット ブロンド
ベルギービールらしい、ほのかにフルーツの香りがしてすっきりした味わいです。
チームS (18).jpegけーすけ兄が呑んだビールのグラスにはハリネズミ
なんという名前か忘れちゃったのですが、ビールの種類によってグラスが変わるのも
ベルギービールをいただく楽しみです。
チームS (6).jpegお通しはミニプレッツェルとナッツ
プレッツェルって口の中の水分をもっていかれますよね。(^-^;
チームS (10).jpeg大ぶりの身が美味しいムール貝 
チームS (14).jpeg山盛りフリット 
ベルギーといえばムール貝とフリット、ド定番の注文ですが美味しいです。(^O^)/ 
チームS (12).jpegフリットにつけるスパイスなど
カレー粉、アイオリソース、オイスターマヨネーズ、ケイジャンスパイスの4種。
他にケチャップもあるようですが、この4種類で大満足。
特にアイオリソースが気に入りました。 
チームS (16).jpeg豆鯵のフリット 
可なり小ぶりな鯵がたくさん、サルサソースぽいトマトソースをつけて食べると
お酒が進みます。
チームS (17).jpeg途中リースリングに切り替えて  
チームS (19).jpeg巨大ミートボール 
(三等分してもかなり食べ応えありました)
チームS (20).jpegブルッグスゾット ダベルをいただいて
(コクがあって飲みごたえのある美味しいビールでした) 
チームS (21).jpegムール貝のスープでリゾット
貝の出汁がきいていて、これで呑めるくらいの美味しさでした。(^-^) 
チームS (22).jpeg白のボトルが空いたので今度は赤を。 
チームS (24).jpegチームS (25).jpegマスカルポーネ&チーズ盛合せ
デザートは特に要らないのですが〆のチーズは好き。

半年ぶりくらいに集まったチームS(snorita姐、けーすけ兄、うつぼ)ですが、
年に一度のチームSの旅(次回は来月下旬です)の話題などで盛り上がりました。
ブログを始めていなければ出会うこともなかったお二人とのご縁に感謝しつつ、
美味しく食べて呑んだビアカフェ ブルッグス ゾットさんでありました。



 

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映画「PascaLs しあわせのようなもの」を観る [映画(は行)]

最近見た映画で知ったパスカルズのドキュメンタリー映画が
田端のチュプキさんで封切りされるというので観に行きました。
pascals.jfif
映画の内容は、映画.comさんより。

ロケット・マツ率いるアコースティックオーケストラバンド「パスカルズ」の
ドキュメンタリー。
1995年に結成され、幸福感に満ちた独自のサウンドで人気を集めるパスカルズ。
「さかなのこ」「川っぺりムコリッタ」など映画・テレビドラマ・舞台の音楽も数多く
手がけ、海外でもフランスを中心に高く評価されている。
約25年間にわたって同じメンバーで活動を続けてきた彼らだったが、2020年4月、
チェロを担当する三木黄太が急逝。
コロナ禍の2021年春と翌22年春に開催された追悼ライブの模様を中心に記録し、
“不在という在り方”を抱える彼らの音楽を映し出す。
監督は「奈緒ちゃん」「いまはむかし 父・ジャワ・幻のフィルム」などの
ドキュメンタリー映画監督・伊勢真一。
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パスカルズ、というと、



この映画で久しぶりの知久さんの姿に驚き、





さかなのこ DVD

さかなのこ DVD

  • 出版社/メーカー: バンダイナムコフィルムワークス
  • 発売日: 2023/02/24
  • メディア: DVD

ギョギョっとしながら音楽を楽しんだのですが、
知久さん、石川さん(元たまのメンバー2人)しか知らずどういうバンドなんだろう、
そんな興味もあって今回鑑賞してみたら(内容一切確認せず)
3年前に急逝したメンバー(チェロの三木さん)の不在をメンバーのみなさんが
どのように受け止めながら演奏していくのか、という姿を映し出す作品でした。

25年という長い間、一緒に過ごしていた仲間が急に目の前からいなくなる、
そんな状況を経験したことがない私には、メンバーの皆さんの気持ちを共有する、
というのが最初は難しく思えたのですが、亡くなった翌年のライブ、
そしてその翌年のライブの様子を見て、皆さんが三木さんの存在をふんわりと感じて
いく様子を感じられたような気がします。

三木さんが作曲した「溝」という曲を演奏する場面で、
みんなが難しい曲と言うだけあって、途中で「もう一度やり直したい」と
申告するメンバーが現れます。(それを面白がる知久さんの姿が面白い)
結局オンライン配信しているライブでありながら同じ曲を4回演奏する、
その光景がどこかほんわかしていて作曲した三木さんがほくそ笑んでいるような、
会ったことがない人なのに(画面越しにお写真や生前のお姿は拝見)どこか親近感を
感じる場面でした。


”不在という在り方”ってなんだろうと思いながら観たのですが、

(伊勢監督のnote)https://note.com/isefilm/n/n7a2434015af5

人は誰も、誰かしらの「不在」を抱えて生きている、

と、伊勢監督が仰るように、大切な人の不在は悲しく寂しいものですが、
時間の流れにまかせて不在であることを受け止めていくことができるのではないかな、
そんな気持ちになりました。

終演後に石川さんとリーダーのロケット・マツさん、伊勢監督のトークショーに
参加する幸運に恵まれたのですが、気を張らずゆるゆる続けることで長い間で築いたもの、
パスカルズの唯一と思える音楽を聴きながら感じることができた、
「PascaLs しあわせのようなもの」でありました。

(イシマツ(⇐石川&ロケット・マツ))による演奏もありました♪
2023-05-13_16-57-53_000.jpeg2023-05-13_17-03-58_000.jpeg





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北千住「九州人情酒場 魚星」でチーズ入りさつま揚げ [呑んだり食べたり(チェーン店)]

骨折前の旅行記を書き終えて(実はまだもう一つ骨折前の旅記事あり〼)
飲み記事と映画記事をちょっとだけアップします。

今回は骨折後はじめての呑み会です。
骨折前に予定を入れていたのですが、骨折した、と他の参加メンバーに伝えると
延期orキャンセルかな、と思い、術後1週間でとりあえずお酒解禁になったので
術後2週間後の呑み会にそのまま参加しました。

他のメンバーには、当日「実はまた骨折して、、、」と報告したので
予想していた通り、えらく驚かれました。(笑)

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今回は今の勤め先の同年代のおじさんおばさんたちとの呑み会。
コロナ禍で暫く集まっていなかったものの(最後に呑んだのは21年12月)
5類になったし、そろそろいいですかね、と集まりました。

(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132402/13268760/

いつものお店でいいよね、と調べたら、当時のお店(魚鮮水産)はなくなり、
同じチムニー系で新たにできたブランドなのか「九州人情酒場 魚星」という名前に
変わっていました。

チムニー系といえば、昨年京都で体験した珍事のことがあって個人的には避けたい、
と思っていたのですが、他のメンバーはそのことを知らないのでぐるなびで予約。
当初3人で予約した後1名追加したらお店から反応がなかったので念のためと電話すると
対応してくれた店長さんの物腰が非常に柔らかくて感じがよかったので、
京都と同じことにはなるまい、と当日お店に行くと、以前のような半個室がなくなり
開放感のあるテーブル席、今回4人で行って6人テーブルに案内していただきました。

チームS (27).jpegチムニーグループ39周年メニュー 
へぇ、チムニーって39年なんだ、続いてるねぇ、なんて話したのですが
結局記念メニューは全く注文しませんでした。
チームS (28).jpegはい、かんぱい♪
やっぱり外で呑むビールは格別に美味しいです。 
チームS (29).jpeg注文後すぐ運ばれてきた枝豆 
チームS (30).jpegその次に運ばれてきたお通し 
これで4人前。1人440円なのでちょっと高いなあと思ったのですが、
チームS (32).jpegこれが意外と美味しくてびっくり
とぅるとぅる滑らかな食感のお豆腐に水炊きのようなスープと長ネギ、胡麻、
二日酔いの日も穏やかに食べられそうな優しい味のお豆腐でした。
と、お通しで満足してしまった感もありますが、各自食べたいものを注文し、
チームS (31).jpegチームS (34).jpegチームS (36).jpegししゃもと一口餃子
大分のポン酢と柚子胡椒と一緒に食べる餃子、美味でした。
チームS (33).jpegいかの一夜干し(私の注文)
この日のお勧めにあったので注文したのですがいかがちっちゃくて。(:_;)
チームS (35).jpegチーズ入りさつま揚げ
揚げ物好きなおじさんが注文していたハイカロリーそうな一品ですが、
さつま揚げの魚の旨味と一緒にとろけるチーズの味がよく合っていて、
チーズはなんにでも合うなあと思いながら美味しくいただきました。    
チームS (37).jpegチームS (38).jpeg黒ホッピーにスイッチしたら
思いの外焼酎の量が多くて嬉しかったもののお酒解禁後間もないし、で、
中のお代わりは一回だけにしました。(笑)
というのも他のメンバーがそれほど酒飲みではないので私も自重気味、というのが
正しいかもしれません。(^-^;
チームS (40).jpegチームS (41).jpeg終盤に揚げ物
揚げ物好きおじさんが唐揚げを注文するのにつられて、私もナンコツ揚げを注文。
なんだかこういう動き連鎖するというか、ですね。
チームS (39).jpegそして再びチーズ入りさつま揚げ
参加メンバーのこの日一番のお気に入りおつまみがこれでお代わりしたのですが、
熱々で食べると本当に美味しかった!

久しぶりに会う皆さんとは仕事の愚痴少なめ、どちらかといえば、休みに何をしているか、
各々の話で盛り上がり(私は主に骨折の話でしたが)ました。

以前の魚鮮水産より単価が高め(日本酒は一合千円越えばかりで手を出さず)で
お会計が気になったのですが、お酒の注文が少なかったので1人3英世以内でびっくり。
店長さんの対応が素晴らしく丁寧で(人手不足で忙しそうなのに)
チムニーも東日本(OK)と西日本(残念)では違うのかもしれない、と思えた
「九州人情酒場 魚星」さんでありました。



タグ:北千住
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金沢旅行記2023~あとは帰る編~ [日本の旅(北陸)]

小松空港内をぶらぶらしてお土産を買ってすることがなくなってしまったので、
金沢2023 (511).jpeglovin姐さんゑ
(顔出しの位置が低くて屈まないと顔が出せなさそう(^-^;) 

保安検査もスイスイ通過し、
金沢2023 (512).jpeg金沢2023 (513).jpegラウンジでまったり 
金沢2023 (514).jpeg金沢2023 (515).jpeg落ち着いた雰囲気です
端っこのソファ席に座ったのですが、近くにいたおじさんが牛乳をお代わりするのに
何度も目の前を通過するので何回くらいお代わりするのか気になってみていたら、
4杯目の牛乳を飲んだ後におじさん、寝てしまいました。
大人になってからお腹ごろごろになりがちであまり牛乳は飲まなくなったのですが、
嬉しそうにお代わりのコップを持って歩いているおじさんを見たら
私も牛乳飲もうかなという気持になりました。(^-^)

フライトの出発時刻まで1時間を切ったあたりでラウンジも混み始め、
私の目の前のカウンター席では私より年長のご夫婦が楽しそうにビールを呑んでいて、
一人旅は気楽だけれど二人で旅するのも楽しそうだなあ、と羨ましく思ったり、
近くのソファ席にやってきたアラフォーぽい夫婦2組がやってきて隣のテーブルも使って
「優先席」の札が置いてあるソファ席に「優先席を使う人なんて来ないから大丈夫よ」」と
大量の荷物を置いた後、柿の葉寿司を食べながら大声で話している光景にいらついたり
(ラウンジがほぼ満席になっても荷物をソファ席から移動させずに喋っていたので
 貸切じゃないんだしなあ、なんて思ってしまいました。)
早めに移動しようと、ラウンジを出て搭乗口に移動しました。

と、搭乗予定の機材の到着が10分遅れで、出発も10分遅れとなりましたが、
こういう時に慌ただしく対応されている地上スタッフや乗務員、お掃除の方々等のお陰で
それ以上遅れることなく無事搭乗できました。
金沢2023 (516).jpeg帰りも同じ機材です 
搭乗前、飛行中は揺れが強いため、本日は冷たいお飲み物の提供のみ、とか、
お手洗いは搭乗前にお済ませ下さい、と何度もアナウンスがあったので、
どのくらい揺れるんだろうという不安と共に飛行機に乗っております。

金沢2023 (517).jpeg2列目の真ん中ブロックに着席
隣の席に座っているのがスーツを着ているもののサラリーマンには見えないおじさんで、
背が高く筋肉質ぽい感じ、姿勢がよくて耳にイヤホンをつけていてSPのように見えました。
(通路を挟んだところに政治家ぽいおじさんと秘書ぽいおじさんが座っていたし)
SPさん(⇐勝手に命名)、ビニール袋に入ったお弁当3個を足元に置いていたのですが、
CAさんに離着陸時は前の席のスペースに入れて下さいと注意されていました。
どこかでいただいたお弁当を食べる時間がなかったのか、レストランで食事して
お弁当が余ってしまったのか、って感じかもしれませんが、背もたれによりかからず
背筋を正して座っているSPさん(身長190㌢くらい)が気になってチラ見してました。(^-^;
金沢2023 (519).jpeg金沢2023 (520).jpeg安全ビデオは必ず観ます 
2015年のアシアナ航空の事故機に乗っていたちょびひげM兄さんが大変だったのを
当時テレビの生中継で観ていた&兄さんからお話聞いたこともあって、
それ以前から毎回安全のビデオ(とかデモ)は毎回みていますが、
事故以降はもっと熱心に観るようになりました。
安全無事故運航は色々な人達のお陰で成り立っていることに感謝しながら毎回飛行機に
乗りたいと思っています。

離陸後10分くらいで冷たい飲み物をCAさんが配っていましたが、ここで飲まなくてもいいか、
とパスしたら、その10分後にはCAさんも再び着席し、到着15分前ごろから機体が大きく揺れて、
ひえーと思っていたら、近くの赤ちゃんも絶叫していたものの、隣のSPさんは姿勢を崩さず
前を凝視するようなお姿で座っていらっしゃいました。

定刻より少々遅れて羽田空港に到着し、ゲートについてすぐ降機することができましたが、
SPさんと政治家&秘書ぽい3人はJALスタッフの方に案内されて真っ先に降機し、
ボーディングブリッジをちょっと歩いたところにある階段を下りていきました。
(3人が降りた後、JALスタッフがチェーンをかけて他の人が降りられないようにしていた)
階段降りたところにお迎えの車が来ているのかもしれないな、なんて思いながら、
庶民の私は出口まではるばる歩いて北千住行の高速バスに何とか乗ることができたので、
羽田から1時間40分くらいで帰宅できました。(モノレールで帰るよりこれでも早いです)
金沢2023 (522).jpegお土産の数々 
金沢2023 (523).jpeg八村君のお陰で知ったビーバー 
金沢2023 (524).jpeg蛍烏賊の塩辛とのどぐろ昆布〆
金沢2023 (525).jpegお伴は宗玄です
(銭屋五兵衛記念館に行く途中に洗手間をお借りしたセブンイレブンで購入) 
金沢2023 (527).jpegあとはこちら。空港で購入しました。
お店のおばちゃんが「明日までもつから」と勧めてくれたので買ったのが、 
金沢2023 (526).jpeg金沢2023 (529).jpeg
米八というお店の安宅乃関所寿司という名前の押し寿司、
鯖、紅鮭、海老、鯛の具材がちょっとずつ重なって並べてあって 
金沢2023 (532).jpeg翌日カットしながら美味しくいただきました

今回久しぶりの金沢を訪れましたが、メジャーな観光スポット以外でも
金沢の歴史や土地について学べる良い機会となりました。
思いつきで慌ただしく手配して訪れたので次回はもうちょっと余裕をもって計画して
訪れてみたいです。(^-^)


(これにて金沢旅行記2023 おわり)


タグ:金沢 JL
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金沢旅行記2023~小松空港ぶらぶら編~ [日本の旅(北陸)]

回転寿司のお店で美味しい地元のお魚に満足した後は、小松空港にバスで移動します。

バスの待合室が混んでいて座れなかったので、大混雑の駅ビル内をぶらぶらし、
バス出発時刻の5分前に戻る途中で見かけたのが
金沢2023 (480).jpegこんな注意書き
外国人観光客が日本ではいつでもコンビニでお酒が買えると喜んで外呑みしているのを
テレビでも実際でも見たことがありますが(昼以降しかお酒が買えない国が多い)
日本人のグループでの路上飲酒も含めて、駅前など人の往来の多いところで、
周囲を気にせずに飲んだり騒いだりというのは、本人たちはよいかもしれませんが、
観ている方は決していい気持ちにはなりませんしねぇ。( 一一)
お行儀悪い人がいなくなりますようにと思いながらバスに乗車し一路小松空港へ。
金沢2023 (484).jpeg金沢2023 (486).jpeg海が見えました
空港までの最終バスが満席で乗れないと、、なんて思って早めのバスに乗ったら
(それでも8割くらいの混み具合)
小松空港には飛行機の出発時刻の2時間以上前に到着していました。(笑)
金沢2023 (487).jpegクラスjにアップグレードできてラッキー♪
お腹は空いていないので暫し空港内をぶらぶらしました。
金沢2023 (489).jpeg金沢2023 (488).jpeg
恐竜が結構激しく動いていましたが、福井って恐竜王国なんですね。
福井も大学生の頃に行った東尋坊くらいしか記憶がなく(40年近く前の話)
金沢2023 (490).jpeg福井も宿題にしようと思います
金沢2023 (492).jpeg義経に弁慶?
小松空港のエリアに安宅の関の跡があるのですね。(歌舞伎の勧進帳の舞台)
ネットの便利さのお陰で勉強になりました。(^-^;
金沢2023 (494).jpeg桜の木が華やかです
金沢2023 (496).jpeg金沢2023 (497).jpeg
金沢2023 (498).jpeg金沢2023 (499).jpeg
空港の出発ロビーの端の方には飛行機デザインのグッズのお店や、
ビジネスエリア(簡易型の個室)がありましたが、
羽田行まで時間があるせいか空港内は空いていて、ベンチも座りたい放題。
ビジネスエリアなどを見ると、以前はテナントが入っていたのが、
コロナ禍でフライト激減の煽りでテナントが撤退しちゃったのかなあという感じ。
2年前の夏に成田空港(ヘラルボニーの展示をみるため)に行った時に
ガラッガラのチェックインカウンターと臨時休業のお店をみてショックでしたが、
地方空港も同様に打撃を受けたのだろうと思いました。
金沢2023 (500).jpegライオンズクラブの獅子になごんだ後、
保安検査場の近くへ移動します。
金沢2023 (502).jpegこまQ!
(小松空港のキャラクターです)https://www.komatsuairport.jp/cmn/komaq.html
小松空港に関する展示コーナーがあったので(ここも昔テナントだったのかも)見学。金沢2023 (503).jpeg金沢2023 (504).jpeg
左から、タイガーエア(A320-232)、キャセイパシフィック航空(A330-300)、
大韓航空(A380-800)、エバー航空(A330-200)、中国東方航空(B777-300)金沢2023 (505).jpeg金沢2023 (506).jpeg
シルクウェイ航空(B747-400F)、カーゴルックス(B747-8F)、
日本航空(B767-300ER)、アイベックスエアウェイズ(CRJ-700NextGen)、
全日本空輸(B787-8)

小松空港に就航している航空会社(貨物含む)の保有機材の模型の展示ですが、
大韓航空のA380 は大型すぎて小松空港に来ることはなさそうですね。(^-^;
金沢2023 (507).jpeg金沢2023 (508).jpeg金沢2023 (509).jpeg過去の特別塗装機や小松空港の歴史など
今は東京から新幹線で移動できるので飛行機も競合が厳しいと思いますが
私自身はどちらかといえば飛行機の方が楽しいかなと思っています。
ただ、定時運航、悪天候時のイレギュラー対応などを考えると確実性の点では新幹線に
軍配かなとうまく住み分けが出来て地方空港も盛り上がっていけばいいなと思いました。

この後は、保安検査を通ってラウンジでちょっと過ごしたら飛行機に乗ります!


(つづく)



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金沢旅行記2023~すし玉さんでお寿司編~ [日本の旅(北陸)]

思いの外、記事が長引いてしまった銭屋五兵衛さんですが、
お陰で江戸時代の豪商について学ぶことができました。
(読んで下さった皆様にも感謝です)

この後、金沢に来たのだから近江市場か東茶屋街に行こうかな、と
一瞬思ったものの、友人のご親戚がどじょうの蒲焼のお店を運営しているのを聞いて
そのお店に行ってみることにしました。
場所は近江市場(観光客向け)ではなく金沢中央市場で、記念館からはバス停まで
10分くらい歩いてバスで移動します。
金沢2023 (443).jpegこれは違うどじょうかばやき屋さんの看板
金沢では昔からどじょうのかば焼きが食べられてるそうで、
おそらく滋養強壮によいからなのかなと思いつつ、鍋、柳川、みたいな
イメージしかなかった私には興味の湧くどじょうのかば焼きです。
金沢2023 (444).jpegバスの車窓から見えた中華料理店
名前のインパクトで思わず写真を撮ってしまったようです。
食べログを見たら懐かしい感じで美味しそうなお料理の写真が出てきました。
バスに乗って10分くらいだったかで中央市場入口に到着、ここから市場までは
歩いて10分弱。と、バスを降りて小雨だったので最初気づかなかったのですが、
歩いている途中で急な土砂降り(:_;)。しまった、、、折りたたみ傘をバスの中に
置いてきてしまった、、急いで走ってコンビニに入って傘を探すと折り畳み傘が
売切れで大きなサイズのビニール傘のみだったので帰りの機内でかさばるなあ、と
思いながら、目先の土砂降り対策のために購入しました。(予想外の散財です)
金沢2023 (445).jpeg金沢2023 (446).jpeg意外と遠い。。
店主さんの似顔絵と思しきラーメン屋さんを通って市場のお店が並ぶところに着くと、 
金沢2023 (447).jpeg営業時間外でした。(◎_◎;) 
市場は朝早く開くぶん、閉まるのも早いのですね。(そんなことすっかり忘れていた私)
金沢どじょう販売、ここは次回の宿題にしたいと思います。
傘をなくし(置き忘れ)、お目当ての店は開いていないという、自業自得状態で
金沢駅に向かおうとGoogleマップで検索したら歩いて20分という表示だったので、
小雨(途中で止みました)だったこともあり、再び歩く事にしました。
金沢2023 (449).jpeg旅先だと結構歩いて気分転換できます(疲れますが(笑))
ピクミンブルームでお花をまきなっがら歩いたのですが少々のんびり歩いたため、
金沢駅までは結局30分くらいかかりました。
繁華街は駅から少々離れた香林坊というエリアで駅前はどちらかというとビジネス街、
という感じですが、駅に近いところでも空きテナントがあちこちにあるのを見ると、
観光都市の金沢でも空きテナントがあるんだなあとちょっと驚きました。
(観光用ではなくビジネス用テナントだからなのかもしれませんね)

やっと駅について向かったのが前日閉店で入れなかった駅ビル内の回転寿司店。
金沢2023 (452).jpegすし玉さん

(食べログ)https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17001242/
入口で名前を書いて座って待っていると(私の前に10人くらい待っていた)、
15分くらいで名前が呼ばれてカウンター席に案内されて着席。
私の前に並んでいたおばちゃんが、これから寿司を食べるというのに
(よほどお腹が空いていたのかパンを食べているのを横目に見ながら待ちました。(^-^;)
金沢2023 (471).jpeg目の前のレーンは回っていませんでした
スシローでの事件もあってレーンを回さず注文に応じて握るようになるお店が
増えているのでしょうね。お店にしてみれば廃棄ロスは少なくなるでしょうが、
醤油さしやガリなどの容器の管理に手間が増えて大変しょうね。
金沢2023 (457).jpeg金沢2023 (458).jpeg折角なのでこれは注文しないと
金沢2023 (459).jpeg金沢2023 (462).jpeg好物
注文しようと思いつつ、ここで食べなくてもいいかなと思って今回はパス。
折角北陸に来ているので北陸ならではのネタを注文することにしました。
金沢2023 (453).jpeg北陸のお酒がいっぱい(^O^)/
金沢2023 (464).jpeg最初に運ばれてきたのは納豆巻
北陸ならでは、でもなんでもないのですが、納豆は外せない自分がおります。(^-^)
金沢2023 (467).jpegお伴に宗玄を一合だけいただきました
金沢2023 (470).jpeg本醸造かな しっかりした飲み口がうまいです
金沢2023 (466).jpeg朝獲れ三種盛り
のどぐろ、鯛昆布〆、右は板さんの声がちっちゃくて聞き取れませんでしたが、
小さめのネタ(ちょっと残念)ながら旨味のある身が美味でした。
金沢2023 (461).jpegのどぐろ、レモンと塩で食べましたが美味~。
金沢2023 (469).jpeg富山湾盛り
白海老、ホタルイカ、蟹の3種類。
おぼろ昆布で巻いたシャリの上にのった白海老が特に美味でした。
金沢2023 (475).jpegがす海老
北陸で獲れる海老で関東では殆ど見たことがないので注文しましたが、
香ばしい殻の中から旨味のあるプリっとした海老の身がこれまた美味しい。
金沢2023 (472).jpeg金沢2023 (477).jpeg最後に2皿
いか耳、と、生たこの炙り。
北陸ならでは、といいながら、地物か分からないけれど自分が食べたいものを
注文してしまいました。(いかはゲソと耳が特に好き)
金沢2023 (479).jpegご飯まで炙ってありました。(笑)
隣のご夫婦(私と同年代ぽい)は、のどぐろと甘エビを2皿ずつ食べてお会計していましたが、
回転寿司って食べたいものを食べたいだけささっと食べられるというのがいいですね。
私も前日入れなかったお店に入って美味しいお魚が食べられて大満足。

この後は、小松空港に向かって帰りまーす。

(つづく)




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金沢旅行記2023~銭屋五兵衛記念館編④~ [日本の旅(北陸)]

午前中に観た大野弁吉さん(からくり)よりも人間臭さが前面に漂う展示に
会ったことがないものの(時代が違うから当たり前なのですが)
変に親近感が湧いた銭屋五兵衛さんの展示、あとちょっと続きます。
金沢2023 (418).jpeg海運業の他にも偉業あり
河北潟の埋め立てでは、4500石(15000㎥くらい)の新田開発を行ったそうですが、
工事が意外と難航し、湖水に金銀を投げすてるようなものと五兵衛自身が後悔しつつ、
辛抱すれば自ずと藩と領民の利益になるだろうと、出資に反対した息子や手代たちを
説得したそうですが、この埋め立てによって、魚が死んだと無実の罪をきせられ、
(反対勢力によって罠にはめられてしまったということですね)
投獄されそして獄舎でお亡くなりになったというのも、その後も引き続き新田造成が
行われていたことからも五兵衛産の判断は間違っていなかったのだと思います。

その他、宮腰湊(五兵衛さんの北前船の拠点)の賑わい。
五兵衛さんの成功によってこの港を使って材木積船で港で働く人が増えて賑わったそうで、
埋め立てで五兵衛さんが無罪の罪をきせられた時、宮腰町奉行が銭屋没落後に材木入荷の
確保策を町役人に確認していたという表記に成功者を妬む悪人どもの悪だくみ、
イラついてしまいました。(V)o¥o(V)

また、殖産興業として加賀特産の菅笠や小松のござ、砺波の川上布、福光の曽代糸、
白山麓の牛首紬などが五兵衛さんの船で全国に運ばれ、地元の繊維産業や特産物の生産が
銭屋の販路拡大によって活性化したそうですね。

それなのに獄舎で亡くなるなんて。。。(:_;)
金沢2023 (421).jpegその後の銭屋ファミリーについて
1852年11月、五兵衛さんが獄舎で亡くなった翌月、一番番頭の次郎兵衛さんが牢死、
       同じ月に判決が出て三男(要蔵)と手代(市兵衛)の磔の刑執行、
1854年7月、五兵衛の妻(まき)が亡くなると、没収された銭屋の家財・蔵荷物が競売され、
1857年10月、五兵衛の孫(長男喜太郎の長女 千賀)が代牢願を提出すると、
       2ヶ月後に長男喜太郎が永牢の罪を許され出牢、
1859年12月、銭屋の家名再興を嘆願(その後も何度も嘆願)、
1864年4月、喜太郎が嫡子(余計松)に家督を譲り、翌月籠の中で自害、
      余計松は余三郎を名乗るが家名断絶の処罰を受けていたため清水屋を名乗り、
1866年11月、500石積船を購入するが、
1881年、宮腰の店を閉じ、青森に移転。

反対勢力によって無実の罪を着せられることがなかったら銭屋さんの祖先は
今でも金沢で商売なさっていたかもしれませんが、ドラマチックな展開ですね。

(追記)
夏炉冬扇さんからどうやって名誉回復したのだろうというコメントを頂戴し、
確かにどうやって名誉回復したのだろうと調べてみて以下のような記事を見つけました。
https://ike-katsu.blogspot.com/2016/06/blog-post_14.html
徳川政府が墨守した鎖国体制の犠牲者として慰霊され(⇐錢五の伝説関連ですね)
検証され、密貿易が暴露されるのを恐れた政府によって厳罰を受けたとして、
海外貿易の先駆者として名誉回復、現在に至るのかもしれませんね。

と、結局のところ、五兵衛さんに対しては悲しい気持ちになって展示コーナー見学終了。
金沢2023 (425).jpeg金沢2023 (426).jpeg重さ当て
千両箱をちょっと持ってみたらかなり重かったので
「うん、わからない」と早々に回答を諦めました。 
金沢2023 (427).jpeg金沢2023 (429).jpeg
和傘と水引の展示をさらっと見た後、 
金沢2023 (430).jpeg銭屋の茶室を見たら外に出て
金沢2023 (433).jpeg金沢2023 (434).jpeg
曇天なので庭園散策は諦めて、 
金沢2023 (435).jpeg金沢2023 (436).jpeg
記念館のすぐ近くにあった五兵衛さんの家(移築)を見学しました。 
金沢2023 (437).jpeg金沢2023 (438).jpeg筑200年 
金沢2023 (439).jpeg2階のお部屋から見える庭園
金沢2023 (440).jpeg金沢2023 (441).jpeg
スタッフの方にお手入れ大変そうですね、と話しかけると、
築200年ですから結構大変です、、と仰っていました。

と、金沢ゆかりの大野弁吉さんに続き、銭屋五兵衛さんについても知ることが出来て
(五兵衛さん、弁吉さんを資金サポートしていたらしいです)
こんな悪天候でも満足、と思いながら、バスで金沢駅方面に移動します。



(つづく)


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