新宿電撃座で寿輔の「死神」 [落語・お笑い]
久しぶりの師匠♪
落語はそれなりに見ていますが、
師匠に関しては定期的に勉強会みたいな集いでお会いして、
必ず行くのは9月のひとり会、その他はいまいち、、な感じで、
ちょっと申し訳ないな、、と思っていたら、
今度面白いところで落語やるからどう?と師匠に誘われ、
新宿五丁目にあるマイクロシアター電撃座さんへ。。
(小さいイベントスペースです)→ http://www.go-livewire.com/
こういうイベント。
前座もいない、師匠だけで2席の落語会で、
「素ばなし」と銘打ったようです。
で、主催者の方が、
迷う方がいるだろうと、19時ではなく19時15分スタートにしてくださったのですが、
余裕でつくと思っていた私、当日急に変な打ち合わせに呼ばれて
PCもスマホも持たずに入った上に打ち合わせがやたらと長くて、
終わった途端に焦って会社を出たのですが、着いたのは19時半過ぎ。。
本当は19時15分のスタートにちょっと遅れるくらいかと思っていたら、
くらーい新宿五丁目で迷い( 一一) なんとか見つけてミニシアターの2階へ。
入ると、靴を脱いでちっちゃいシアターに入るのですが、
師匠が「あ、うつぼさん、待ってましたよ」とか仰るので、
「あ、すみません、遅れてすみません!」と慌てて返事。
まあ、このあたりも客いじりのうまい師匠ならではなんだと思いますが、
いじられる当人としては、慣れていても焦ります。(笑)
席から黄色い師匠が見える。
30席ちょっとの小さいシアターはほぼ満席。
師匠大好きな雰囲気の皆さんと一緒に聞く師匠の落語は
本当に楽しいです。
1席目は「代書屋」。
(過去記事で確認してね(笑))→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2007-07-18-1
今でいう行政書士みたいな感じかな。
知っているネタですがテンポよい師匠に爆笑。
で、このあと仲入りで、2席目が柳家金語楼など、諸先輩方の話から、
清志郎ばりのメイクで若い頃寄席に出ていた話などで盛り上げて、
「死神」。(笑)
(ネタはどうぞ過去記事で)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2006-07-11
呪文が昔からちょっと変わっていましたが、それでも面白い。
死神が田辺一鶴みたい、というところで私はツボにはまるのがお約束ですが、
楽しめました。。
で、この後、シアターの可動式座席を移動させたりして二次会。
どうしようかと思いながら行ったのですが
(師匠とここで飲まなくても他で話す機会はあるのですが
二次会に参加されるファンの方がどんな方か知りたかったのが参加理由)
なかなか面白い二次会でした。(^-^)
まあこんな感じで
飲み放題がついているものの食べ物いまいちで3500円かあ、と
前払いで若干残念な気持ちになったのですが、
師匠や今回の落語会を主催された内田さんという放送作家の方と
コアなファンの方々のやりとりはなかなか楽しくて。
私よりずっと若い方でも寄席にまめに通ったり、遠方から師匠を観にやってきたり、
そういう若い血の演芸熱みたいなものに刺激を受けました。
翌日のTwitterを見ても、
その熱冷めやらぬ(どのHNの方がどなたかわかるくらい)ツイートに
師匠のライブ落語を観たい人たちの熱さみたいなものを感じました。。
私は自宅が遠いので、途中で失礼しましたが、
スペインじゃないの、
という突っ込みを入れながら帰宅しつつ、
本来なら二つ目さんや若い噺家さんが登場するスペースに
師匠が登場して寿輔ワールドを作って盛り上げたことに
師匠と思った、落語会でありました。
映画「ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ」を観る [映画(は行)]
久しぶりに見たくなり借りました。
あらすじはYahoo!映画さんより。
東西冷戦時代の東ドイツに生まれた男の子ハンセル。
母と二人暮らしの彼の夢は、自由の国アメリカでロックスターになること。
ある日、米兵から結婚を申し込まれた彼は、性転換手術を決意する。
しかし、手術のミスで股間には“怒りの1インチ(アングリー・インチ)”が残ってしまう。
名前をヘドウィグと変え、何とか渡米するも米兵には結局捨てられてしまう。
それでも夢を思い出しロックバンドを結成したヘドウィグは、ある日、
17歳の少年トミーと出会う。
同じ夢を持つトミーに愛情のすべてとロックシンガーとしての魂を注ぎ込むヘドウィグだったが……。
(以前書いた記事)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2006-05-24
このブログで記事にしたのは、ブログを始めて1年も経たないころ。
この作品は何度でも見たい映画のうちの1本ですが、
今回も自分が学生のころに訪れたベルリン(壁崩壊前)のことを思い出しながら見ました。
元々オフブロードウェイ作品だったのが映画化され、
その後、ブロードウェイ(大箱劇場)で再び公演され日本でも日本人キャストが
演じている人気作品ですが、やっぱりジョン・キャメロン・ミッチェル演じるヘドウィグが
一番好きですね。
舞台となっている時代には、性転換手術を行った元男は酷く差別されたのではないかと
思いますが、今作による影響は大きかったと思います。
それと、時代の流れもあるんでしょうね、今ではヘドウィグのような人間も差別は少なく
なりつつあるの思っています。
(ジョン・キャメロン・ミッチェル自身もゲイであることを公表されています)
辛いことが続いても前向きに進もうとするヘドウィグを見ていると、
自分なんてぬるま湯だよな、って思うのですが、
世の中は男と女だけでない存在がいても、その人の個性を好きになればいい、
そういう気持ちになって清清しく見終われる作品です。
もちろん、作中の音楽も(詞も)すばらしく、時折ヘドウィグに会って、
前向きな気持ちになりたい「ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ」でありました。
三ノ輪「ワイン食堂 フレール」でタコのカルパッチョ [呑んだり食べたり(欧州料理)]
荒川区の会館にイベントで出かけた帰り、
未踏の三ノ輪(行きは町屋から歩いていった)でワイン、で検索して出来たお店に
友人と行きました。
(食べログ)→ https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132401/13200733/
細い道沿いにひっそり佇むお店
ワイン食堂 フレールさん
お店はL字カウンターのみ、10席くらいの小さいお店です。
チーズなどのミニチュアが可愛らしい
最初は泡で乾杯♪
自家製フォカッチャ
外カリッ、中しっとりで美味。
メニュー
白身魚のマリネだったかな
サラダ
牡蠣のコンフィ
これ、ワインによく合います♪
タコのカルパッチョ 子羊のトマト煮込み
ほろほろ崩れるくらいよく煮込まれているお肉がうまうまです。
パンと一緒に食べるさらに美味
ソーセージ盛り合わせ
添えられたポテトがホクホクでソーセージにもワインにも合う合う。
南アのワインにスイッチして
自家製ピクルス
リゾット
2人前を3人用に分けてくれましたが、
どこか和風の感じもして、これでまたワインが飲めたりします。
珍しくデザートも。
お店を営むご夫婦(私よりちょっと年上くらい)にお話を聞いたところ、
元々浅草(田原町あたり)でお店を始めて、次に千駄木(団子坂の途中あたり)へ、
そして、昨年三ノ輪にお引越ししたそうです。
ほんわかした雰囲気のご夫婦にこじんまりした空間、
丁寧に作られた料理と手ごろでもおいしいワインですっかりくつろげた
「ワイン食堂 フレール」さんでありました。
近所にあったら週1度は通いたい♪
映画「金星怪獣の襲撃 新・原始惑星への旅」を観る [映画(か行)]
あらすじはAmazonさんより。
ロックハート司令官 他二名は先行船を救命すべく、金星に向かう。
しかし、そこには金星に住み、神テラを崇める原始女人たちがいた。
彼女たちは不時着したロケットと探索に来た調査隊を
金星の侵略者(インベーダー)と判断し、次々と攻撃を仕掛けるのであった。
そんなロックハートとその仲間達に次々と危機が降り掛かる!
面白いくらいつまらない。(笑)
いやあ、このくらい突き抜けるつまらなさだと、
おぉ、さすがロジャー・コーマン先生!とテンションあがります。
Wikipediaを見ると、1962年のソビエト映画(Planet Bur)を買って新たに撮影した場面と
一緒に再編集したようですが、まじつまらないです。
金星人が金髪のお姉さんたちというのがチープ過ぎるのと、
ロケ地:地球
的な何ともいえないしょぼさが真剣にみないで済みます。(笑)
50年くらい前の映画ですから、
怪獣が背中ファスナーつき着ぐるみ感満載もいたし方ありません。
ロボット(ジョンって名前がついている)もオズの魔法使いのブリキ男、に似てるかも、
どこかほのぼの感漂うゆるい画面もロジャー・コーマンならでは。
ネットでいろいろ見ていたら、元々のソビエト映画はちゃんとした出来らしく、
そこにロジャー・コーマン先生が金髪美女映像などをくっつけて、
B級感たっぷりにしたのは意図的だったのか謎ですが、
全く見る必要なし!
ロジャー・コーマン作品を探している私でも一度で十分、と思った、
「金星怪獣の襲撃 新・原始惑星への旅」でありました。
新宿「梵」でシュラスコもどき [呑んだり食べたり(チェーン店)]
現在の職場の皆さんと新宿3丁目方面の居酒屋にいきました。
ボーンって読むらしい。
(食べログ)→ https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13159071/
どうしてこのお店にしたかというと、
こんなチラシがファックス置き場にあったのを見た他部署のおじさんが、
みんなでわいわい行こうよ、と誘ってきたのでついていったのですが。
先に言っておきます。
看板に偽りあり
でした。
呑み放題メニュー
ビールは別料金といわれ
いや、このチラシだと呑み放題に入っているはず、とチラシを見せたら、
店のお姉さんが店長さんに聞きにいき、大丈夫ですと答えつつ、
ラムだけだめです、と念押し。
よく飲み放題だと、生ビールNGで瓶ビールならOKのところが多いのですが、
ビール自体が別料金てのがちょと詐欺ぽい。
はい、かんぱーい♪
と、すごい勢いで料理がテーブルに。
大根サラダに
枝豆
いきなり揚げ物
100種類の料理が食べ放題、と書いてあったので注文しようと思っていたら、
最初に出てきたこれらを食べないと次に進めませんとかよくわからない説明で。。。
で、これ。
肉の盛り合わせがいきなり出てきて、これなんですか、と聞くと、
シュラスコです!
と店のお姉さん。
肉のグリルだろうが。
これを食べないとほかの料理が注文できません、とかいうんですが、
巨大な鶏肉、脂身だらけの豚肉にソーセージなど。
牛肉はないんですか?と聞いたら、この料理を食べ終わらないと出ません、とか言ってさ。
もう詐欺だよね、これ。
ワインをジョッキで
カラフェかボトルでいただけますか?と聞いたらば。
うちのワインはカラフェには入れられません、と意味不明な回答で。
じゃあ、面倒なんで、ジョッキに入れてください、とお願いしたら、
こんな感じでテーブルに運ばれてきました。
ジョッキに入れられてカラフェに入れられない理由を教えてほしい。。。。
中年8人でいったのですが、脂身だらけのお肉を食べきれるほどの体力もなく、
冷めてきたら肉が硬くて食べられずナイフもくれないから切ることもできず
(箸しかおいてなかった)
結局お肉を残して呑んでいたら、スタート1時間半でドリンクラストオーダー、
そしてデザート
梵自家製デザートって書いてあったのですが、なんのことはない、
カステラ小さく切って生クリームとイチゴソースをかけただけ。
幹事に3000円で飲み食べ放題ってたいしたものが出ないのでは?と
来る前に話していたのですが、本当にそのとおりだったという。(笑)
食べログには個室居酒屋と書いてありますが、仕切りもなにもなく、
おそらくカーテンみたいなもので必要に応じて仕切るみたいで、
当日は狭い店内に団体が何組か。 ギュウギュウにつめて座らされていました。
新宿は飲食店も訳わからないくらいたくさんあって競争が激しいとはいえ、
こういうチラシで客を呼んでこういう内容だとしたら、詐欺まがい。
スタッフも少なく注文してもなかなかドリンクがこない割に
ドリンクラストオーダーだけは時間きっかりで笑いましたが、
こんなことやっていたら自ら首絞めて潰れるんじゃないの、と思った「梵」でありました。
映画「卵」を観る [映画(た行)]
トルコ映画です。
内容は、TSUTAYAさんより。
イスタンブールで暮らす詩人のユスフは母の死の報せを受けて故郷に帰る。
そこでユスフは母の面倒を見てくれていたという美しい少女・アイラから母の遺言を聞く。
三部作の1作目ですが、ユスフの生涯とは逆の順番で公開されたようです。
私はこの「卵」を最初に見て、いったいなんだろう、、と思ったのが感想でしたが、
その後、三作目の「蜂蜜」を見て合点がいったという。
(蜂蜜の鑑賞記事)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2016-03-06-12
「卵」はユスフの壮年期、「ミルク(未見)」は青年期、「蜂蜜」は幼少期が描かれています。
今作は詩人になる夢がかなわなかったユスフが母の遺言に従って行動する話で、
自分自身を見つめなおす旅を続けるユスフが詩人になっていくような姿が
見ていて嬉しくもあり、今頃になって、、と切なくもありました。
癇癪の発作や不思議な夢など、「蜂蜜」でも描かれていて、
トルコの都会や自然あふれる風景など、映像からもどこか叙情的なものを感じる、
ちょっと不思議な映画です。
あんなに小さいときに可愛かったユセフが大人になってこんな感じなったなんて(笑)
という、自分だってそうなのに、ついついそういうひどいことを考えてしまいつつ、
過剰な演出や音楽もなく(自然の音が聞こえてくる感じ)、セリフも少なめ、
見る人が自ら感じていくような不思議な映画、退屈に思う人もおそらくいると思うのですが、
私自身は次回は3部作すべてを借りて、幼少期のユセフから見始めて彼の人生を見てみたい、
と思った「卵」でありました。
品川「和食・酒えん」で万願寺唐辛子じゃこ炒め [呑んだり食べたり(チェーン店)]
えん、というと出汁茶漬けのお店のイメージだったのですが、
居酒屋形態もあると知り行ってみました。
(食べログ)→ https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131403/13140044/
ウィング高輪の地下レストラン街に入っていますが、かなり広め。
長いカウンター席に案内され、
ハーフ&ハーフで乾杯♪
お通し
手作り豆腐、、、と思って食べ始めたら、
魚のすり身とチーズぽい味で弾力のある料理でした。
やっつけで出されるお通しではなくちゃんと作っている感じ。
万願寺唐辛子とじゃこ炒め。
もろみというか醤油豆みたいなもので味がついていて美味。
まぐろ
まぐろとアボカドのなめこ醤油。
カウンターの中で板さんが作っているのを見て食べたくなり注文。
ザクザクにカットされた醤油漬けのなめこがアボカドとまぐろによく合います。
納豆メヌー
料理の名前は忘れましたが、油揚げの中に納豆とひき肉そぼろが入っていて、
これもうまくて 日本酒プリーズ 迷いつつ
七田を
酒ハラス
お代わり
コースター代わりにお酒の名前の書かれた紙の上に置いてくれます。
で、珍事。
店員さんが少ないからなのか(なのでカウンター内の板さんがお酒がなくなると
注文とってくれたりする心遣いがよかった)
お店に入ったとき、上着を預かってくれなかったので、
イスの背にそのまま上着をかけていたところ。
お盆にたくさん飲み物をのせてお客さんに運んでいたスタッフの方が、
私の隣の女性に飲み物を置いた後、お盆にのっていた飲み物がパシャっと
私の頭の上とイスの背の上着にかかって。
謝られたものの、おしぼりなどを持ってきてくれるのが遅め。
(V)o¥o(V)
何がかかったのか聞いたらグレープフルーツサワー。
それってべたべたになるじゃん。(V)o¥o(V)。
たまたまね、持っている上着の中では高めのものだったので、
私自身がべたべたになるのも嫌ですが、上着が心配で心配で。。
結局副店長さんが炭酸水でたたいて対応してくれたので、
誠意ある姿は感じましたが、忙しくても上着を預かってくれるといいですね、
とは伝えました。
と、珍事はありましたが、料理は丁寧に作られていて美味、
お酒の種類も多いので、ちょっとした飲み会なのでは使い勝手がいいと思った、
和食・酒えん、でありました。
映画「サボテン・ブラザース」を観る [映画(さ行)]
急に気分がメキシコになり、むかしむかーし見た作品を借りてみました。
あらすじはYahoo!映画さんより。
ハリウッドをクビになった芸人トリオ“スリー・アミーゴーズ”が、
ショウ出演と勘違いして、山賊に苦しめられているメキシコの村へやって来る。
だが、そこで三人を待ち受けていた仕事とは、本物の山賊退治だった。
安定感のベタな笑い。
なんというのか、コメディの教科書的というか、
ここでこうなるだろう、ドキドキ、と見ていてその通りになるという。(笑)
常に小さく笑う作品。
大きく笑うのではなく、常に笑い続ける感じが心地よいです。(^-^)
馬鹿っぽいのですが話が散漫にならず、きちんと展開して、
最後にちょっぴりほろっとする感じの展開はジョン・ランディス監督らしいというか、
さすが、マイコ―のスリラーで一躍有名になった人だな、と実感です。
勘違いが勘違いを呼び、でもいつの間にか力を合わせて、的な、
一緒に悪と戦おう、的な気持ちの一体感から、最後の分身の術というか、
登場人物だれかが突出することなく、スリーアミーゴとメキシコの村人たちと
ともに力を合わせて悪をやっつける、その光景が手作り感満載で微笑ましい雰囲気で、
でも、最後はスキッと爽快な気持ちで見終わる作品です。
時間が経つと古さを感じる映画が多いのですが、今作は古さはあっても、
笑う感覚に古さはなく、見ていてほっとする感じ。
海外コメディはピンとこないことも時折ありますが、
今作は日本人でも笑えるというか、大爆でなくて小爆笑くらいが続くのが
いい感じの、「サボテン・ブラザース」でありました。
銀座「伊勢廣」で串焼き [呑んだり食べたり(焼き鳥/もつ焼き)]
以前何度か京橋本店を訪れた記事を書きましたが、
(京橋の細い道沿いで雰囲気いいお店)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2015-08-30-1
今回は銀座店に行ってみました。
(食べログ)→ https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13002613/
銀座8丁目なので周辺にはクラブがいっぱいあるエリア。
京橋本店とは全然違います。(^-^;
入口のドアもモダン
カウンターに案内してもらったのですが、焼き台がちょっと高い位置にあって、
見えるのはいいのですが、換気扇が弱いのか、煙が結構席に流れてきます。。( 一一)
本店も煙いときがありますが、銀座店は雰囲気いい割に煙が多め。(笑)
瓶ビールで乾杯し
ここの通常コースは食べきれる自信なく、少な目7本コースを注文。
最初はささみでさっぱり
で、脂っこい焼き鳥に合うワインにスイッチ 肝 中レアねっとり美味~。
ベビリーフの後は
砂肝コリコリ
鶏スープ
これだけで呑めそうな旨みがたまらない一品。
葱巻
この巻き方がいつも面白いな、と思いますが、葱の甘味に鶏肉のカリカリ香ばしさが
よく合っています。
団子
軟骨が入っているのかな、食感がいい感じ。(^-^)
箸休めの胡瓜 ぽりぽり 皮身
皮と身が交互に並んでいて面白い食感です。
臥龍梅 うま~
コースの最後はもも肉
外カリカリで香ばしく、中はジューシーで美味いです。
別注の手羽先
臥龍梅おかわり
なみなみ注いでくれるのがいい感じです。
京橋本店と違うのは、同伴ぽい組み合わせが多いこと。
焼き台からの煙モウモウもちょっと嫌だなと思ったのですが、
店長さんと思しき人とスタッフの皆さんも心地よいお給仕で
(かしこまりすぎずカジュアルすぎずな感じ)
美味しい鶏肉にお酒に楽しめた伊勢廣さんでありました。(^-^)
映画「こころの湯」を観る [映画(か行)]
久しぶりに中国映画を観ようかな、と借りた作品。
あらすじはYahoo!映画さんより。
北京の下町で銭湯「清水池」を営むリュウは知的障害のある次男、
アミンと共にそれぞれにリラックスした時を過ごしてくれる客人たちと
ふれあいながら満足な日々を送っていた。
そんなある日、ビジネスマンの長男、ターミンが突然帰郷する。
ターミンはアミンから届いた葉書から父が倒れたのではないかと
心配して帰ってきたのだった。
しかしそれは取り越し苦労で、元気な父の姿を見て安心したターミンは翌日、
アミンを連れて帰りの航空券を買いに町中へ行く。
ところがほんの少し目を離した隙にアミンはどこかへ消えてしまい……。
原題は“洗澡”“SHOWER”。
今回の邦題は下町の銭湯が舞台で、なかなかうまい邦題です。
(珍しく邦題を褒めてます(笑))
最初に、近未来的なシャワーが出てきて(かなり作りがB級(笑))
あれ、なんだこの映画??、、と思ったのですが、
そこから舞台が北京の下町の銭湯にうつっていくのは、
昔と今の対比のようなものを感じさせたかったのかな、と
今頃ブログ記事を書きながら思う私。(^-^;
銭湯の様子に、日本の銭湯と変わらぬ風景が中国にもあったんだなあ、と
共感を持ちながら鑑賞したのですが、日本でも銭湯がどんどんなくなっていくのと同様、
中国も再開発という名の下に銭湯(というか地域ごと)もなくなっていくんだな、と。
私自身も小さい頃、銭湯にはよく通っていたので、
今でも年に数回は銭湯(隣の駅なんだけど)に行って寛ぎます。
健康ランドのような施設とは違う意味でリラックスする場所なのですが、
今作に出てくる銭湯も人々が集まりお湯でリラックスして交流する、
そんな場所が好きでも、自分の人生を下町で終わらせたくないと思った主人公が
都会に行って家庭を築き、でも、親と障がい者の弟を残して自分だけ飛び出して、
そのことを心のどこかでずっと気にしていたように見えました。
それだからこそ、故郷に戻ってきて、自分の育った環境で自分らしさを取り戻す、
ただ、戻ってきて色々なことが起きて、最後は残念な展開になってしまいますが、
フィクションでも現実に起こりそうな結末に敢てしたのかな、と思いました。
銭湯に行った思い出がある人には、どこか懐かしく、ほんわかした気持ちになって
最後にはじんわりと染みてくるような「こころの湯」でありました。