東浦和「一休」で誕生会 [呑んだり食べたり(日本料理)]
それは非公式(当初二婆の予定に兄参入)で、今回は正式なお祝いの会です。
参加メンバーは主役の婆1号(うつぼ母)と兄一家(兄嫁、姪、甥)、と私の6人。
兄の住むエリアに人気の和食屋さんがあるのでそこに行こうと予約してくれました。
(どうしても「さん」をつけてしまうアニメ(とんち)世代です)
(食べログ)https://tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11024056/
入口を入ったところからテーブル席がたくさん並んでいる広いお店で、
私たちは一番奥まったところの小上り席(簾で隣とは簡易的に仕切られている)に
案内されました。靴を脱ぐのが億劫ですが掘りごたつ式の席は快適です。
生ビールを注文したのは婆1号、兄、と私の3人。
当日車を運転していた兄嫁もかつては酒豪でしたが現在は殆ど呑まないらしく、
姪と一緒に可愛らしいノンアルカクテル(ゆずなんとか)を、
私の隣に座る大学生の甥はExileの影響なのか(笑)レモンサワーを注文していました。
呑み会のスタートが生ビールで揃わないことって滅多にないので逆に新鮮です。(^^;
上にあおさがのっていてヒンヤリ滑らか食感によく合います。
これだけで日本酒1合は呑めそうな感じでした。
これはオプションで注文したものですが、コースだけでも食べきれないと
予想していた婆1号と私に反して、兄嫁が食べ盛りの甥が食べるだろうと
事前にコース以外の料理を注文していたのがこの後も次々とやってきました。
いぶりガッコチーズは好きなので一つだけいただきましたが、
こんな調子で食べていたら終盤絶対食べられないと既に感じています。(笑)
こばやし農園の見沼野菜 自然栽培サラダ。
地元のお野菜でシャキシャキ感が美味。
上にのってるのはするめを細切りして揚げたものだそうですが、
食べるとサクサク、噛んでいるとイカの味。初めての食感にびっくり。
面倒なので二合注文したのですが、呑んでいたのは婆1号と私。
ちょっとだけ兄も呑んでいましたが、こんな呑み会、初めてかも。(^^;
お豆と鹿尾菜の真丈。
鹿尾菜、ひじきって読むんですね。(勉強になりました)
大豆とひじきのはいった真丈の上に薄く切った冬瓜と蓮根がのっていて
見た目もきれいで出汁も非常に美味しく一気に食べてしまいました。
2人前運ばれてきましたがこれに手を付けるとコースの終盤絶対無理、
と食べませんでしたが隣で甥がモリモリ食べている姿を見て
若いっていいわねぇ、、なんて思ってしまったのは中年の私です。
最初に、おちょこサイズの器に赤酢の酢飯、の上にいくらと帆立がのったものが
運ばれてきたのですが(赤酢、美味しいんですが、お米半分くらい残してしまい)
その後、お皿の端にちょこっと白身(鯛だったかな)がのったお皿、そして、
本鮪の盛り合わせ。
写真はひっくりかえした状態ですが、赤身、中トロ、一番上に大トロがのっていて
贅沢極まりない盛り合わせでした。
器は小ぶりでしたが帆立がごろごろ入っていて非常に美味しい一品でした。
「うつぼちゃん、食べないの?」と甥に聞かれてどうしようか迷ったのですが、
かますの皮目を炙ったようなお寿司をいただきました。めちゃうま。
このあたりから写真を撮るのが面倒になってきたのか蓋を取った状態の写真は
撮っておりませんでした。(笑)
加熱された茄子の食感が本当にとろっとしていて美味しかったのは覚えています。
ちっちゃいのですが、結構牛肉が入っていてサクサクの衣とふんわりしたじゃがいも、
牛肉の旨味がたっぷりでこれまた美味でした。でも、既にお腹いっぱい。
銀だらの煮つけ、または奥会津牛のビーフシチューが選べるのですが、
全員ビーフシチューを選んでいました。
ほろほろになるまで煮込まれたお肉にデミグラスソースが良く合う一品、
いやもうたまらんくらい満腹太郎です。
この後、ちょっとだけご飯(羽釜炊きと言われたら食べずにいられなかった)と
赤だし、香の物をいただいて、
あずきか抹茶が選べたのであずきを選びましたが豆の食感の残るあずき、
手作りらしく非常に美味。
(写真がありませんが、不動の後もう二合、お酒いただいております(^^;)
ダイエット中の姪の食べないっぷりに対して、食べまくっていた甥、
久しぶりに2人に会いましたがとりあえず色々なことを話してもらえたので、
おばちゃん(私)は嫌われてないみたい、と安堵しました。
都内で食べるのと比べてお値段が比較的手ごろな感じのお店でしたが、
どのお料理も素材の美味しさに丁寧に手をかけて盛り付けて出してくれる、
そういうイメージのお店した。
主役の婆1号は食べ過ぎて食べ疲れのような状態になっていましたが、
こうやって集まって食事ができるのもあと何回か分かりませんし、
また集まって婆1号に美味しいものを食べてもらいたいと思った、
「一休」さんでありました。
亀戸「板前 石山光一」で花山椒 [呑んだり食べたり(日本料理)]
だいぶ前に記事にしたのですが、私うつぼ、4月生まれなので、
仲良しKサンが誕生会を開いてあげる、と言ってくれたので、
ありがたく亀戸に行きました。
訪れたのは、休みの日、まん防実施中で営業時間短縮で20時閉店ですが、
スタート時間は早くても問題ありません、と言ってくださったので、
ありがたく16時(早)にスタート。
(食べログ) https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131202/13090121/
ちょっと白髪が増えてきた石山さんにご挨拶してテーブル席に着席。
いつものようにおまかせコースでお願いしました。
8年前、初めて行った頃は4000円でしたが今は6000円くらいと上がっています。
でも、食材が豪華になっているような気がしますのでこれでもお手頃だと思います。
ねっとりしたごま豆腐の上に本わさびと蟹みそ! 当然美味しいです。
せり、香りが強めでそんなに得意ではないのですが、
大根と柚子の香りと合わせるとさっぱり美味しくなるのが不思議。
中段と下段はアラカルトメニューが書いてありますが、
上段は1月から一年四季折々の食材の紹介。
都心で食べるよりお手頃だというのは知っているのですが、
(最近はすっぽんや鱧を食べにくるお客さんが多いみたいです)
すっぽん、丸鍋を食べたらそれで充分かなあ。
石山さんのお店にくると四季を感じられるのが目にも舌にも楽しいので
おまかせコースをお願いしてしまいます。(予算的なものもあるけれど)
春先にお鍋って何が出てくるんだろうと楽しみに待っていたら、
桜鱒、鴨、筍のお鍋です。
優しい味わいの出汁にたっぷりの長ネギ、その中に具材を入れてしゃぶしゃぶ。
桜鱒のさっぱりしながら旨味たっぷりの味わいに、柔らかい鴨、
春らしく蕨に菜の花、筍も一緒にいただくと、すっかり気分は春。
お店のFBで見ていた花山椒も時期が終わると書いていたので、
花山椒って高いしなあ、と思っていたらまさか出てくるなんて。びっくり。
山椒の香りはしますが、柔らかい優しい香りと言いう感じで、
桜鱒の味にそっと寄り添う感じの味と香り。
結構たくさん具材を盛り付けてくれたのでこのお鍋でかなりお腹がいっぱいに
なりました。
赤目ふぐ、まさかお鍋(お椀の代わりかな)の後に出てくるとは思わず。
ふぐをいただいたのも久しぶりで美味しくいただきました。
牡蠣、行者にんにく、天豆にぜんまいだったかな。
これも春らしい具材ですね。
行者にんにくを最初に食べたのは社会人になって2年目に行った北海道で、
アイヌねぎと呼んでいたのですが、ニラのような香りで天ぷらで食べたのは初めて。
カリっと揚げてあって胃もたれすることなく美味しくいただけました。
雑炊にするとき、細かく切った椎茸も入れてくれて物凄く美味しかったのですが
さすがに食べきれず(Kサン、食が細いし)、土鍋ご飯だとお持ち帰りするのが
雑炊は無理(ジップロックもっていけばよかったかも(笑))なので、
残してごめんなさい、、と石山さんにお詫び。
この日は30分後にもう一組いらっしゃって終わり、とのことで、
いつも予約で満席続きのお店もこういう時節に営業時間短縮でご苦労されて
いるのを感じました。
私自身は、いつものように美味しいお料理を楽しめましたし、
カラヤン指揮のウィーンフィルの映像を見ながら贅沢な時間となりました。
緊急事態宣言再発出でお酒の提供ができないとなると、再び休業されているのかと
心配になるのですが、真面目に食材と向き合い、お客様のために丁寧な仕事でお料理を
提供する、その姿勢を久しぶりに見てやっぱり季節ごとに訪れたいな、と思いました。
最近では、今回いただいたお鍋の具材、スープセットのように、自宅で楽しめるように
テイクアウトも要望に応えているとのことでした(鱧しゃぶセットも人気があるそうです)が
ある意味オンリーワン的な空間(ウィーンフィルが見られるお店、他にないと思う)で
楽しめる大事なお店、今回も美味しく大満足の「板前 石山光一」さんでありました。
牛込柳町「薬王寺 中むら」でなまこ酢 [呑んだり食べたり(日本料理)]
そのまま帰るのも、と、、寄らせてもらったお店「薬王寺 中むら」さんです。
(一応食べログ)→ https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130504/13000270/
駅からちょっと細い道(住宅街)に入ったところにひっそり佇むお店、という感じ、
なんで薬王寺なんてお寺の名前がついているのかと思ったら、
お店の所在地が市谷薬王寺町、丁目のない町名とは歴史ある場所なのかしら。
ご近所さんなのか私と同じ年代の女性が一人でカウンターで
お酒を飲みながらお食事されていました。こういうお店、素敵。(^-^)
もともとはご夫婦で営まれていたお店に現在は息子さんがメインでお料理を
作られているようです。
息子さん(40前後くらいかな)が盛り付ける様子がカウンター越しに見えるのですが、
非常に手際よく、きれいに盛り付けていらっしゃるので、それだけでも楽しいお店。
1月初めのころだったので、こうやってお正月らしいお料理が食べられました。
子持ち昆布やからすみ、海老に田作り、などなどおめでたい味を楽しんで、
和の中にそっと洋、みたいなお心遣いがうれしいですね。(^-^)
いつも思うのですが、ウニとか、ふじつぼとか、なまことか、
最初に食べようと思った人ってすごいな。
お正月の名残というか、甘さ控えめに丁寧に炊かれたツヤッツヤの黒豆、美味。
どこにいっても食べたくなるのがこれ。
おいしいお出汁に片栗粉の衣がとろっととけて、
素揚げのししとうと大根おろしと合わせて食べると、、、、至福。(^-^)
えっと、何のかまだったかな、ブリだっけ。うん、たぶん、ブリだと思う。
(もう2か月以上経っていて記憶曖昧)
この後も熱燗をお代わりして、
最初、息子さんだけいらっしゃった店内に途中からお父さんとお母さんが登場され、
常連さんたちと和気藹々と話す光景がとても暖かくてアットホーム、
そんなアットホームなのに、お料理はプロのピシッとしたお味。
お客さんのおなかの好き具合や好みで次々とお料理を出してくれる息子さんにも
好感がもてました。
ほとんど行く機会のないエリアですが、また用事があったら立ち寄ってみたいな、
と思った「薬王寺 中むら」さんでありました。
亀戸「板前 石山光一」で松葉蟹 [呑んだり食べたり(日本料理)]
(食べログ)→ https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131202/13090121/
店主の石山さんの知人の知り合い、という仲良しKサンがオープン当初から
ブログで宣伝してね、と連れてきてくれたので年に1~2度通っていたのですが、
下町で美味しいふぐや鱧、すっぽんが手ごろに食べられるお店として人気が出て
ちょっと敷居が高くなってしまい(Kサンはまめに通っていましたが)
なんだか久しぶりになってしまいましたが、お料理は石山さんにお任せしました。
以前は籠にいろいろなお料理が入っていた八寸ですが、
さすがに最近はお忙しくなったからなのか、一品ずつ出てきます。
かぼちゃなどの飾り切りなどが見られなくなったのがちょっと残念ですが、
お料理はとても美味しいので、そこはどこかで納得しないとね。
低温調理なのかな、しっとりジューシーで柔らかくて美味でした。
かなりボリュームがあってお酒が進みます。
和食のお店にきて楽しみなどは出汁の美味しさ。
これだけで1合は呑めます。
おまかせでまさか松葉蟹が出てくると思わなかった!びっくり(◎_◎;)
あまり火を通すのももったいないので、表面だけ軽く火を通していただくと、
外のプリっとした食感と中のとろける食感が素晴らしく美味。感激。
美味しいに決まってる、と箸で切りながら食べてしまいました。
よくお鍋の出汁に入っている昆布を食べるのが好きですが、
石山さんのところの昆布、めちゃうま。(出汁が出ているのに)
蟹肉にみそもたっぷり、美味しくないわけがありません。
この小豆も石山さんが炊いたもの。甘さ控えめで美味しく〆ました。
結構呑みましたが、これで一人あたり諭吉さん一枚くらいなので、
都心で食べることを考えたら良心的です。(^-^)
21時ごろにお客さんが入れ替わり、深夜まで営業されていますが、
私たち以外のお客さんが帰ったところで、最近敷居が高くて、、と話すと
そんなことないですよ、またきてくださいね、と石山さんの笑顔♪
今回は、店内で小澤征爾指揮のウィーンフィルの映像を楽しみながらの
豪華懐石でしたが、やっぱり季節ごとには足を運びたいな、と思った
板前 石山光一さんでありました。
西麻布「霞庭まつばら」で懐石 [呑んだり食べたり(日本料理)]
来週あたり、相変わらず後手になっている旅行記事をアップします。(^-^)
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今回は7月初旬に訪れた豪華ランチ。
昔の勤務先でずっとお世話になっていたおじさんが、
病気が再発して暫く治療に専念するから食事しようと声をかけてくれたので、
贅沢に西麻布でランチ会、にお呼ばれされました。
(食べログ)→ https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13118905/
奥の個室に通してもらいました。
で、ちょっと早く着いてしまったので待たせてもらったのですが、
途中でお店の方がノックして入ってきたので驚いたら、
部屋の隅に置いてある小さい箪笥みたいな家具からお皿を出していきました。。
大事なお皿も保管されている部屋、、みたいです。(^-^;
お酒はこういうお店だからお高めですが、上限も理解の範囲内くらいです。
ま、一番高いのは呑まない(呑めない)けれど。
今回は7500円のおまかせコース、みたいです。(御馳走になりました)
上にじゅんさいと花穂しそがのっています。
花穂しそは除けましたが(^-^; 程よいコクがあってすっきりとした味。美味です。
グリーンアスパラに胡麻の餡がかけてあります。
上にはミモレット?カリッとしたものがのっていますが、
夏を感じる一皿。
蟹の海苔巻き、渡り蟹のリゾット、とうもろこし真丈の3種。
蟹は本当はシソで巻いてあるみたいですが、シソとミョウガが苦手と
事前に伝えてあったので私は海苔で。
コクのあるリゾットを揚げたものが目からウロコの美味さです。
上品なお出汁でおかひじきを一緒に食べるとお酒が進みます。
やりいか、まぐろ、とカレイだったかな。
次は、お魚かお肉か選べますが、私は肉食なのでお肉を注文。
友人はお魚を選んだので、
この見せ方も楽しくていいですね。
煮物はすっぽん、と白い芋茎と冬瓜だったかな。
すっぽんのコクと芋茎の食感がいい感じ。
土鍋炊きなのでそれはもう美味しいです。(^-^)
桃とムース。(食べきれず)
お店の方のサービスがべったりせず、でも、丁寧で、
痒い所に手が届く感じのなんともいえない心地よさ、
おまけにお料理のどれもが素材に出汁のすばらしさ、丁寧に作られたものばかりで
大満足でした。 お酒呑み過ぎちゃったけど。(^-^;
知人のおじさんは、病気とはいえ食欲はあるので、殆ど食べきっていましたが、
自力でもランチのおまかせなら来られるかな、と、おじさんの快気祝いで
また美味しいものを食べに来たいと思った霞庭まつばらさんでありました。
恵比寿「紀風」で季節の懐石 [呑んだり食べたり(日本料理)]
3人で集まるのは3年ぶり、本当はKサンが知っているお店でランチ、と
思ったのですが日曜日でどこも定休、というわけで、ミシュランで☆1つ、
という理由で選んだお初のお店で恵比寿へ。
(お店ホームページ)→ http://www.ebisu-kihuu.com/
今回はわしには豪華な一諭吉おまかせコース。
料理を書いたお品書きはありますか?と聞いたらありませんと即答され、
スタッフ(女将さんかな、白シャツに黒スカート姿)が説明するのを
聞いていたのですが、11月に行った話なので既に記憶もおぼろげ。
(じゃあ早く書けよ、という突っ込みは無しで~)
全体的に薄味なのですが、上にのせてある蟹の甲羅の粉末みたいなものが強すぎて
それがメインみたいな感じになってしまった一品でした。
こういうお店なのでこのくらいの値付けは特に驚かなかったのですが、
15万円のボトルってなにかと思ったのですが、
磯自慢はプレミアム酒として市販10万円で販売しているお酒らしいです。
それを1.5倍って売価だったら普段は良心的だと思うのですが、
10万とか15万とか既に私の理解の範疇を超えていてびっくり。(◎_◎;)
いか、鯛、かんぱちだったかな。美味。
笊籬採りって、タンク内のモロミの中に笊籬(竹カゴの様なもの)と呼ばれる
スクリーンを沈めてモロミと清酒を分離する独自で画期的な技法なんだって。
注文したときに甘めですよって言われたのですが私は好きなので無問題。
いくらするんだろう、、下世話なことを考えてしまいました。(^_^;)
お酒は好みの旨口系で当りです。
おつくりの前じゃないんだな、と思ったのですが秋らしい盛り付け。
どれも美味しいのですが、盛り付けに助けられている感じも否めないかな。。。
これは普通に美味しいです。
鰆かな鰤かな、美味しかったのは覚えています。。
臭みはないのですが、お肉がちょっと固いかなあ。
葱もここまで盛らなくてもいいし、どうして猪なんだろう。。
猪だと、最近目白のアンザイさんで食べる猪が美味しいので、
特にこのお店で感激することもなく。。
で、コースに焚き物って食べログには書いてあったのですが、、
食べたかもしれないのですが写真も記憶もございません。。。(-_-;)
これは白いご飯がモリモリ(といってもごはん少な目)進みました。
生姜のシャーベットでさっぱりしたら
ここは素直に水菓子がよかったかなあ。
てな感じで食事終了。。。
覗く隙間があるものの、お料理のタイミングはあまり食べるスピードに関係なく、
ちょっと間が空いてしまったり、、って感じでした。
お料理は普通に美味しいといったら失礼なのかもしれませんが、
特に記憶に残ることもなかったのが残念。
ミシュランの☆がついているからといって自分の好みというわけでもなく、
お値段は場所代、食器代(酒器とか)、ミシュラン☆代かな、と思いました。
コースのどこかで一つでも感激するようなお料理があると1か月経っても
記憶に残りそうですが、今回は食べログの点とか信じないほうがいいな、と反省。
常連でもない一見客ということもあり、お店の方々の対応もあっさりした感じ、
まあもういくことはないと思いますが、こういう世界もあるんだな、と
社会勉強的な気持ちになった紀風さんでありました。
亀戸「板前 石山光一」で牡蠣飯 [呑んだり食べたり(日本料理)]
なかなか友人とタイミングが合わなかったり、、で、
今年初めてで最後の訪問になってしまった亀戸のお店。
(訪問したのは11月下旬です)
いつも籠に小さい小鉢がいくつも入っているのですが、
今回はお皿の上にちょっと少な目。
定点観測的に訪問しているだけに、ボリュームダウンはちょっと残念。。。
とはいえ、ひとつひとつはどれも美味しいです。
岩手の月の輪をいただきました。うま~。
このお店、あまり広くないので、水槽の中もいつも満杯なのですが、
最近はすっぽんや鱧を注文するお客さんが増えているせいか、
仕入れも増えているみたいで、
最初、赤いネットなので栗かと思っていたら動いでびっくりしたら、
包み紙をバリバリ破って。。。(゚д゚)!
以前、小樽で修行されたこともある店主の石山さんならではなのかも。
といっても私は三平汁って食べるの初めて。
塩引き鰊とジャガイモ、大根に塩味が優しい味わいで温まります。。
冬にくるといつもふぐがいただけて嬉しい一品。
いつもこういう綺麗な細工が見られるのも楽しみです。(^-^)
もうぷるんぷるんとろんと~んで美味です。
寒い時期に来ると食べられる白子ですが、大ぶりにカットされていて
食べ応えも十分。
これも冬にくると出てくるお料理ですが、
揚げた鱈に優しい味のあんかけ。 日本酒が進みます。
これまで食べたのは、鯛ご飯が一番多いのですが、
今回はたっぷりの牡蠣の入ったごはんで、
お手製のアンコ(甘さ控えめ)にモチモチの白玉で〆。
最初の八寸のボリュームダウンがちょっと残念でしたが、
相変わらず丁寧に仕事をされる石山さんのお料理は、
どれも朴訥な性格がうかがえる美味しくて嬉しくなるものばかり。
今回も一緒で、このお店の石山さんの知人の友人というKさんは、
何か大事なときにはここに色々な人を連れてくるので、
四季折々を楽しんでいるはずですが、私は思い出せば今年1回だけ。
というわけで、次回は絶対春に訪れて季節を味わいたいと思った
「板前 石山光一」さんでありました。
亀戸「板前 石山光一」で鮑ごはん [呑んだり食べたり(日本料理)]
年明けに年末記事を載せる後手ぶりですが、
これも昨年12月の忘年会記事です。。
友人との忘年会で亀戸に行きました。。
テーブル席2つ、カウンターが4,5席と小さいお店なので、
この時期は連日満席なのですが、この日も入口に予約満席の貼り紙。
休みの日だったので17時スタートという早めに予約したので
口開け客となりましたが、、最近はかなり混んでいるようです。 で、最初は生ビールで乾杯♪
いつものように5000円のコースでお願いしました。
最近は、すっぽん、ふぐのコースを注文するリッチなお客さんも多いようですが、
私も友人もここにくると毎度同じの一番安いコース。。八寸
最初にこれが出てくるのがこのお店の一番の楽しみ。(^-^)たらことしめじ?おろし
ばい貝と湯葉
この湯葉が毎回特に楽しみ。。とろろん美味。糸こんにゃくのたらこ和え
青菜は何かわかりませんがさっぱり。 すっぽん
前回きたときは、脱走しそうな勢いのすっぽんでしたが、
今回は至っておとなしくずっとこんな感じでした。。
って、すっぽんは高いから注文していないんですが。。。で、次は日本酒で
七田をば 濃いめで美味
亀スタイルの南瓜
このお店は野菜をこうやってカットしているのも楽しめます。。 大蛤
これは本当に美味しいです。もちろん汁もぜんぶいただきました♪ふぐ刺し
コースででてくるのは赤目ふぐかと思いますが、
コースにしなくてもこうやって出してくれるのは嬉しいです。 月の輪を
これも美味しいお酒です。煮物
さきほどの南瓜の亀もそうですが、ご主人の石山さん、野菜のこういうカットが得意で、
この煮物も見た目に美しく、食べながら楽しめました。。 焼きもの
真鱈の白子。もぅ、ぷるっぷる♪揚げ物
万願寺唐辛子と牡蠣の天ぷら。
え、万願寺がこんなに赤いの??と思ったら、 だそうです。
以前から旬とか、終り、、とか素材の移り変わりを
そっと黒板に書いて頭上にかかげてあるのを観たら(久しぶり)
万願寺が赤くなったと書いてあって、、びっくり。 〆の土鍋ごはん
鮑!
美味
鮑ごはんは初めてかな。。
鯛もいいけれど、こうやって鮑の切り身がぷりぷりしているごはん、
これもまた堪らない美味さ。水ようかんで〆
満席だったのもあり、しかも隣のテーブルがアラカルト注文だったので
(かなり色々な料理を一度に注文していた)
コースを注文していながら、すべて食べ終わったのが3時間過ぎたところ。
料理と料理の間がかなり空いて、友人と、今日はさすがにまたされているね、と。。。
個人のお店なのでそのあたりは仕方ないのですが(帰り際に謝られたし)
やはり2時間くらいでコース一通り出てくるといいかな、と思いました。
とはいえ、相変わらず丁寧なお仕事ぶりには感心しながら、
美味しく食べられた「板前 石山光一」でありました。
銀座「百楽」でランチ懐石 [呑んだり食べたり(日本料理)]
以前の勤務先でお世話なった方々とのランチ会で銀座に行きました。
って、その内の数人で先に根津に用事があってぶらぶら。 おでんやさん
渋い。。。
おせん、という名前のおでんやさんだったのですが、
今は女将さんが高齢でお店をたたまれたそうですが、
吉田類もきている店だと記事を書くのに調べていて判明。
(吉田類、若い)→ http://www.bs-tbs.co.jp/sakaba/shop/030.html
で、、根津から鴬谷に歩いていったのですが、キラキラホテルがいっぱいで。(笑) こんな看板もたくさん!
鴬谷から有楽町まで山手線に乗って、銀座6丁目の空也もなかの近く、
ビルの地下1階のお店です。
(食べログ)→ https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13126937/ おじゃまします
ランチは5000円もありますが、夜は10000円、13000円のコースのみ、らしいです。
で、ランチの5000円コースをお願いしました。
ちなみに、個室です。(多分、個室とカウンターのみだと思われ)
最初は生ビールかな、と思ったらサーバーが壊れてしまい、、
ということで小瓶。ビールの小瓶ってちょっと注いだらなくなっちゃう。
薄手の綺麗なグラスにお店のお兄さん(仲居さんではなく修行中と思しき若い男性)が
注いでくれて、乾杯。お刺身
鰆とかんぱちだったかな。
切り身が小さくて上品だな、と思いましたが盛り付けがきれいで
それだけで美味しく思えてしまいます。実際美味しかったけれど。
で、すぐ小瓶ビールがなくなったので、熱燗にスイッチ。
こういう和食のお店はお酒の値段が高いもんだと思っていながら、
地酒のお値段、、、結構強気でした。
ちなみに熱燗は土佐鶴で1合1200円。これでも安い方です。( ゚Д゚)お猪口、選べます
好みのデザイン
福の文字がいっぱい書いてあると私まで福に見守られている気がします。
まして、その福の中にお酒入ってるもんね。(笑)お椀
猪の背脂のお椀
うまい
猪は好きですが、背脂でこくを出しているのがいい感じ。
一緒に入っている蕎麦の実も美味しいのですが、具がこまかいので、
小さいスプーンを出してくれるといいのになって。
(全員がんばって箸で食べました!)焼き物
鰆と太刀魚の焼きもの。
鰆がお刺身とかぶっていますが、旬だからなのかな。
スダチをちゅっとかけるとサッパリしていて美味。
飛竜頭
優しい味で煮てあります。 これは熱燗にぴったり。 いりこが出てきて
(ちゃんと頭と内臓はとってありました)
じゃこ雑炊
大根の柚子付けが美味でした
デザート
黒糖といちじくのアイス。
黒糖だけだとこってりですが、いちじくが入っていて
つぶつぶした食感もあって意外とさっぱりしていました。
お店のお兄さんがちょっとぎこちない感じが、
菊乃井みたいだな、と思いましたが、(一度しか行ったことないけど(^-^;)
個人的には出過ぎずな感じの仲居さんの方が好きかな。
お店は徳島の素材を使って、、ということらしいのですが、
場所柄なのかこのお値段でこの内容だとちょっと寂しいかな。
味付けは濃すぎずあっさりし過ぎずでどれも美味しいのですが、
これぞというものがなく(強いていえば猪の背脂が好き)
物足りない感じで食べ終わりました。
おそらく、10000円のコースにすれば、満足なのでしょうが、
お昼にそれは贅沢すぎるし。。。。
というわけで、今回銀座で和食ランチという贅沢な時間でしたが、
お酒の値付けとボリュームがちょっと、、な感じで
多分、、、再訪はないかと思った百楽さんでありました。
銀座「奥田」で秋の懐石② [呑んだり食べたり(日本料理)]
つづきです。
秋らしい内装に(洗手間とか)、八寸に飾られた秋の葉っぱに
秋の味覚、、前半から盛り上がっておりますが、懐石コースは続きます。
お刺身
♪
大間まぐろ、愛媛の真鯛、宮崎のあおり烏賊だったかな。
全国各地で水揚げされたお魚。
まぐろねっとり、真鯛と烏賊はぷりっとした食感、
きれいに盛られて美味しゅうございます。
ちり酢(小皿の真ん中)って初めて聞いたのですが、大根おろしの入ったポン酢、
これが鯛にぴったり。
飛露喜をば うまい
っていうかこういうお店ってとにかくお酒が高いです。
こういう高そうな酒器代も入っているのかな。
沢山は飲まないで済みます。(笑)焼き物
宮崎牛のハラミ
中レアで香ばしく柔らかく、うまうま。甘鯛松茸巻
こういう贅沢な組み合わせ、至福です。。
甘鯛は鱗のカリカリと身のほわほわ、噛むと松茸の香りが漂い、、秋。 煮物?
鯛に蕎麦の実餡
もうすっかり満腹なのですが、蕎麦の実の香ばしさで完食。ワイン
大分のいいちこのシャルドネワインだって。
樽香強め、意外と和食に合います。〆のごはん
かます&松茸
かますを香ばしく焼いて炊き上げた後にのせたのかな、
こういう視覚的な豪華さも盛り上がりますね。
(とはいえ食べきれず持ち帰りました。。。)デザート
パフェ
栗の甘露煮を使った秋っぽいパフェ。
普段この手のデザートは食べない中年おばさんですが、
これはオナカ一杯でも食べちゃった。お抹茶
和三盆で〆
小十よりはカシコマリ感は薄い感じもありますが(高いけどね)
カウンターの和食って盛り付け場面も見られて楽しいですね。
板さんたちがお客さんと上手にコミュニケーションをとられていて
結構好感もてました。
といっても、自腹じゃいけないし、御馳走になるにも年1回だな。(笑)
というわけで、和食は四季を感じられるのが楽しいのですが、
秋の彩に目にも舌にも満足の、奥田さんでありました。