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映画「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」を観る [映画(さ行)]

期待せずに見て思わずじわって泣いてしまったすみっコぐらし
続編が公開されたので思わず観に行ってしまいました。
すみっこ.jpg
あらすじはYahoo!映画さんより。


秋のある一日。すみっコたちはキャンプに出かけていた。
夜になり、ぺんぎん? が月にまつわる伝説を思い出す。
それは、5年に一度の青い大満月の夜、すみっコたちが暮らす町に
魔法使いがやってくるというものだった。
空に巨大なブルームーンが浮かんでいたその夜、町全体に魔法がかけられる。
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ほんわか。(*^^*)

続編で勢いが落ちるパターンもよくありますが、
今作は泣かなかったものの、すみっコたちの世界を十分楽しめました。
(とかげに重点が置かれ過ぎていたような感もありますが気にならないレベル)

こういうほんわかしたキャラクター(個人的には最初サンリオに見えた)、
苦手な人は映画に入り込めないで終わってしまうと思いますが、
私自身もこういう雰囲気のキャラクターは自ら近づいていかないものの、
シネコンのポイント有効期限を延ばすために上映時間だけで選んだ前作のお陰で
食わず嫌いもいけないと思いました。

それぞれのキャラクターがそれぞれの事情を持っていて
(食べてもらえないとんかつの端っことかなんだか切ない)
大人が観てもキャラクターの誰かに自分を投影できそうな、
そんな気がしなくもないのが私にも違和感なく見られるのかと思いましたが、
すみっコが大好きな人にはこの続編、残念に思えたようで、
そういう感想をネットでも結構見ました。

私はそこまで熱狂的なファンでもないせいか続編も悪くないというか、
前作の「ひよこ」ちゃんのような泣きのツボはないものの、
青い大満月の夜にやってくる魔法使いたちの中でも修行中のような
魔法をうまくつかえない「ふぁいぶ」が成長しようと頑張る姿に
スクリーンに向かって応援している自分がおりました。
(エンドロールはちょっとジわっときましたが全体的にほんわか)

前作のような衝撃の事実に泣いてしまうようなドラマチックな展開はなく、
ほんわか見始めて、ゆるゆるな起承転結の展開で、ほんわかとハッピーエンド、
見ている私もホッとする、イノッチと本上まなみさんのナレーション、
もうちょっと少なくてもいいかなと思いつつ、ほんわかした世界観を全面に
打ち出して、日頃イラついてばかりで心が汚れている五十路の私でさえも
ちょっとは心が洗われたような、そんな気持ちになれた、
「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」でありました。





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