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映画「すばらしき世界」を観る [映画(さ行)]

予告編を見て気になっていた作品です。

すばらしき世界.jpg


あらすじやYahoo!映画より。

下町で暮らす短期な性格の三上(役所広司)は、
強面な外見とは裏腹に困っている人を放っておけない優しい一面も持っていた。
過去に殺人を犯し、人生のほとんどを刑務所の中で過ごしてきた彼は、
何とかまっとうに生きようともがき苦しむ。
そんな三上に目をつけた、テレビマンの津乃田(仲野太賀)と
プロデュ―サーの吉澤(長澤まさみ)は、彼に取り入って彼をネタにしようと考えていた。

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ドキュメンタリーのように三上と彼を取り巻く人たちに引き込まれました。

タイトルの「すばらしき世界」とは一体どういうものなのか、
三上にとって何がすばらしき世界なのか、
人生の大半を刑務所で過ごした男が塀の外に出てきて自由なはずなのに、
抑圧された塀の中よりも息苦しさを感じる、世間の不寛容によるもの、
それがいけないものと私もわかっていますが、犯罪者が刑期満了で出てきた、
と聞いてもその罪状によっては警戒してしまうかもしれないな、と
その人の今を見て受け入れることができるかと問われれば、
本音と建前で受け入れられないこともあるのではないか、人として自分の
足りなさを感じました。

三上の生い立ちを聞いていると、本人が思い込んでいる母との記憶と実際は
違っていたのではないか、施設で暮らす三上を母が迎えにきたと思うことで
(実際は迎えにきていないのではないか)自分の気持ちを落ち着かせて、
母に対して憤怒の気持ちを抱かないようにしているのか、その思いを
維持するために時に困っている人を助けようとするのではないか、
そのために困らせる人に対しては異常な怒りを抱き暴力をふるうような
瞬間湯沸かし的な行動に出てしまう三上の行動自体は、本人の生い立ちに
よるものなのかと思いながら見ていましたが、そこに社会の不寛容と、
それでも温かい気持ちで接してくれる人たち、という、辛くも優しい世界を
描いているのかなと思いました。

三上を取り巻く人共感できなかったのはプロデューサー(長澤まさみ)くらいで、
三上の人生を考えるのではなく取材対象として興味を持っただけという、
ゲスなマスコミだなと思いましたが、そのほかの人たちはみな温かい、
プロデューサーの津乃田やスーパーの店長(六角精児)、
身元引受人の弁護士(橋爪功)と奥さん(梶芽衣子)、
ケースワーカーや兄貴分のヤクザ(白竜)と奥さん(キムラ緑子)など、
三上を思うが故のやさしさだったり厳しさだったり、特に、キムラ緑子が
三上がこれ以上ヤクザの世界に巻き込まれないように突き放す場面は
思わず泣いてしまいました。

三上は前科者として社会の不寛容もあって生きづらいわけですが、
おそらく前科がなくても生きづらいことはあって、自分のやったことが
報われないことも多いのが世の中なのかなと思うこともあったりします。
そんなことも考えさせられるような作りの映画だったのかと思いますが、
役所広司だからこそ監督の西川美和さんがそれを表現できたのかなと。

今回、亀有のシネコンで鑑賞したところ、

IMG_2848.JPGこんな冊子をいただきました。
シネコンのある葛飾区でロケされたとのことで
(六角さんが店長のスーパーや区役所、病院、工事現場の4か所)
川とスカイツリーの見える風景で描いた監督の気持ちなどがインタビューで
つづられていて、それも併せて鑑賞したので三上が過ごした環境の雰囲気も
感じることができました。

凡庸な言い方しかできませんが、役所広司が演じてくれてよかった、
見てよかったと思えた良作「すばらしき世界」でありました。








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外苑前「ラザーニャ・ラザーニャ」で牡蠣グラタン [呑んだり食べたり(欧州料理)]

緊急事態宣言が出てから、いつもの新日本フィルコンサート終演後に
仲良しKサンと新年会でラザーニャ・ラザーニャさんに行きました。

(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13179927/

いつもはアラカルトでお店に着いてからメニューを見て注文していたのですが、
緊急事態宣言下、お店は予約必須、17時~20時まで営業、メニューはコースのみで
事前に希望を伝えて、、、という感じだったので、
アラカルトで注文できないかあ、と思いながら、食べたいお料理と予算を
オーナーソムリエのたい子さんに伝えて当日お店へ。

手指消毒と検温の後、テーブル席に着席し、

IMG_2693.JPGスパークリングワインで乾杯♪
IMG_2694.JPGキャンドルがいい感じ
写真にも写っていますが、隣の席とは半透明のロールスクリーンで
仕切られています。とはいえ、この日は私たちの他に2組。
それぞれ離れて座っていたので、そんなところも安心です。

今回は、サラダ、カルパッチョ、牡蠣料理、ラザニア、お肉料理、ソルベに飲み物、
これで一葉さん一人の予算で出来ますか?と聞いたら大丈夫ですよ♪とお返事いただき、
どうやってお料理が出てくるのか楽しみ。(^-^)
IMG_2696.JPGサラダ
ここのサラダ、大好きなのですが、一人ずつ盛ってもらってこのボリューム。
ぱりぱりの葉物野菜に酸味の効いたドレッシングとチーズがよく合っています。
IMG_2697.JPGカルパッチョIMG_2698.JPG天然ブリ
すっと口溶けする脂がよい感じ。
IMG_2700.JPGグラスで白
いつもならボトルで注文するのですが、今回はお料理に合うワインを、
とお願いしました。
IMG_2701.JPG牡蠣料理はグラタンIMG_2702.JPG美味
大きな牡蠣のぷりぷりとした食感にホワイトソースが優しく絡んで、
選んでもらった白ワインにもよく合います。
パンでソースも残すことなく全部美味しくいただきました!
IMG_2703.JPG続いて違う白ワイン
リースリングだった、、、ような気がします。(もう記憶が曖昧で)
IMG_2705.JPGラザニア
4種チーズのラザニアをお願いしたのですが、
青カビのぴりっとした味と上にかけてある蜂蜜がよく合って美味。
IMG_2706.JPG続いてお肉料理IMG_2707.JPGA4和牛♪
焼き色も非常にきれいなロゼ色。ほどよい脂で美味しいです。
IMG_2708.JPG選んでもらった赤
IMG_2709.JPGIMG_2710.JPG
ボロネーゼのラザニアにも使っているワインだそうです。
これまたお肉にピッタリで美味しゅうございました。
IMG_2711.JPGいちご味 さっぱり
IMG_2712.JPG〆にもう1杯
丁寧に作られたお料理に合わせて1杯ずつワインを選んでもらう贅沢時間、
以前にお料理を決めるというのが実は面倒だったのですが(笑)
オーダーメイド的な組み合わせが出来るというのは意外と楽しいですね。
17時から夕食というちょっと早いかなという感じもありましたが、
ゆったりした空間の中で美味しく食べて呑めたラザーニャ・ラザーニャさんでありました。




タグ:外苑前
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映画「ジョゼと虎と魚たち」を観る [映画(さ行)]

緊急事態宣言が期間延長されたころ、映画館が開いているし、
(終演20時までみたいな感じでしたが)
1人でマスクしたまま誰とも話さず観るんだし、と思ってみた映画です。

joze to.jpg


あらすじはYahoo!映画さんより。

幼いころから車椅子生活で一日のほとんどを家の中で過ごしているジョゼは、
ひょんなことから海洋生物学を専攻する大学生の鈴川恒夫と出会う。
卒業後に留学すべくアルバイトに精を出す恒夫は、
ジョゼの祖母からあるアルバイトを依頼される。
自分の話し相手となった恒夫にジョゼは毒舌をふるうが、
彼はひるむことなく率直に向き合い、やがて二人は心の距離を縮めていく。




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なんだかもう純愛過ぎて。(泣)

おばさん、不覚にも泣いてしまいました。
ジョゼの反抗的な態度は恒夫に甘えたい気持ちの裏返し、
そんな感じで見ていたのですが、「天気の子」や「君の名は。」などの
アニメと同じく深みは多少あるものの純愛だなあって感じがしました。

原作は未読、実写版も未見の状態で今作を鑑賞したので、
素直に純愛に引き込まれて泣いた私ですが、
田辺聖子の原作もこんなに純愛?と思って、鑑賞後原作を読んでみました。


ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)

ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)

  • 作者: 田辺 聖子
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2014/01/08
  • メディア: Kindle版
20ぺージくらいの短編なのですぐ読めましたが、かなり雰囲気は違うかな。
原作は時代がもっと昔で身体に障害のある人にはもっと暮らしづらい頃だった、
(世間の目もそうですし、生活する環境自体も)
そんな中で、人間の本能(性)についても描かれていて、
この先2人は明るい未来なのかどうなのか、どこか悲観的なこの先、、が
見えるような終わり方だったので、そのままアニメに展開させるのは難しい、
今作が純愛に仕立てられ、きれいに描かれているのもアニメだからなのかな、
と思いました。

ジョゼと虎と魚たち [DVD]

ジョゼと虎と魚たち [DVD]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2018/12/21
  • メディア: DVD
実写版の方が(レビューなどを観ると)原作に近いような印象なので、
いずれ鑑賞してみようと思いますが、アニメならではの世界観みたいなものが
あるような気がしますし、あまり悲観的に深堀りせずに描く方がよいのかもしれませんね。
実際、私も、ジョゼと恒夫が海に行く場面や、ジョゼが図書館で自分の書いた絵本を
子供たちに聞かせる場面など、ちりばめられた泣きポイントにきちんとはまって
素直に泣きながら見たわけですから、今作についてはよく作られていたと思います。
実生活が汚れていればいるほど素直に泣ける作品なのかもしれません。(笑)

障碍を持つ方は実際もっと日常生活でご苦労も多いだろうと思います。
冒頭で見知らぬ人に坂道で車いすを押されてしまう、そのあたりしか描いていませんが、
障碍を持つ方への理解不足、逆に反感を持つ人というのは意外に多いのではないか、
そんな社会で障碍を持つ方が性的なものを含めて様々な被害に遭われているという事実も
あるわけで、そこをアニメでは深堀りするのは難しいのだろうなと思うと、
キラキラときれいな世界観に終始した今作はあくまでもきれいな作品として見るのが
よいのだろうと思いました。

以前鑑賞した「37セカンズ」のような映画が実情をリアルに描いているのだと思いますが
たまにはこういうアニメのキラキラで心を洗うのもよいのかな、と思った、
「ジョゼと虎と魚たち」でありました。







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品川「あきた美彩館」でいかのしょっつる焼き [呑んだり食べたり(郷土料理&お鍋)]

昨年末に訪問したあきた美彩館さんの呑み記事です。
久しぶりに訪問した時の記事も以前アップしましたが、
その翌週に行ったもののやはり店内は3割くらいの入りでした。
本当なら忘年会シーズンで満席になっているはずの店内が空いているのは
どこか寂しいですね。

IMG_2367.JPGアルトビールで乾杯♪
IMG_2368.JPGお通し
ひじきとブロッコリ。
ひじきはとても細かくて、これは日本酒が合うかなあ。 
IMG_2364.JPG今回はこの3種を一合ずついただきました
IMG_2365.JPGIMG_2366.JPG新政いっぱい
以前、猫居酒屋では新政の純米酒(一升瓶から注いでもらう)が飲めたのですが、
今の社長の経営方針なのか、現在すべて四合瓶のみ、凝ったラベルで限定販売、
希少価値を上げるという戦略なのだと思いますが、限定って言葉に弱い人が
世の中大半なので、もちろん売れまくりのイメージの新政さん、
あきた美彩館さんはさすがに秋田のアンテナショップも併設しているだけあって
これだけの品ぞろえがあるというのは凄いんでしょうね。
って、ボトル売りって時点で私は引いちゃってるんだけど。
一升瓶の純米酒が懐かしいなあ、と今でも思いますが、
勧められることがなければ新政を自ら呑みにいくことはなさそうです。。。
IMG_2370.JPGばくだん
ねばねばのギバサとなっとぅ、本当に好きな味です。 
IMG_2371.JPGいかしょっつる焼き
しょっつるとバターの味付けでまじうま。 
IMG_2372.JPGエンペラ 好物です 
IMG_2373.JPGじゅんさい酢でさっぱりして 
IMG_2375.JPG比内地鶏 味が濃いです 
IMG_2374.JPG出羽鶴 初しぼり
IMG_2376.JPG飛良泉 しぼりたて
IMG_2377.JPG太平山 生酛純米
こうやって秋田のお酒を飲み比べできるのは楽しですね。
しぼりたてはフレッシュ、生酛純米はしっかりした味わいでどれも美味。

この日は年配のお姉さんスタッフ(立て巻ロールが可愛い方です)に
久しぶりにお会いできて、お姉さんも何となく覚えてくれていたみたいで、
お姉さんの対応も含めて楽しく美味しく食べて呑めました。

なかなか東京に出向く機会も減っている中での外呑みは楽しいですね。
今年に入ってからまだ訪問できていませんが、また美味しいお酒とお料理を
いただきたいと思ったあきた美彩館さんでありました。



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Netflix「トリバンガ ~踊れ艶やかに~」を観る [映画(た行)]

自宅で長尺の映画を観るほど集中力がないので、
90分程度で見やすいかな、と思って選んだ作品です。

トリバンガ.jpg

あらすじはNetflixさんより。

人気女優のもとに、疎遠の母がこん睡状態だという知らせが入る。
シングルマザーである彼女は、母とのこじれた関係を思い返し、
怒りや後悔の念と向き合う。

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親孝行 したいときには親はなし


そんな言葉を思い浮かべながら、
自分のことと照らし合わせてしまいました。

夫の家での生活に限界を感じて飛び出した母ナヤン、
離婚して姓が変わり学校でいじめを受ける娘のアヌ、
母の再婚相手から受けた性被害に苦しめられながら、
自分の辛い立場に気づかなかった母に対しての怒りが増す。

その後、母が再び離婚、次に出会った男性のお陰で、
アヌは心の平静を保てるようになるものの、母への怒りは収まらず、
未婚の母となった後も母との距離を置き続けるわけですが、
母が自叙伝を書くためにサポートをお願いした男性ミラン、
彼が録画し続けた母の姿と言葉を聞いたことで、
アヌは自分が気づかなかった母の一面を知って、
ちゃんと親孝行できなかった自分を責めるんですよね。

更に、娘のマーシャが超保守的な家に嫁いだことを快く思わず、
何かにつれ口を出したアヌに対して、マーシャがシングルマザーの
母を持つことで自分が精神的につらい子供時代を過ごしたことを
こん睡状態のナヤンがいる病室で告発する場面には、
自分がされて嫌だったことを自分も娘にしていたということに気づく、
アヌはナヤンのことをちゃんと理解してあげられなかったけれど、
娘のマーシャのことはきちんと理解して接していかなければ、と思う。

6年半くらい前に亡くなった父については、ずっと煙たい存在で、
結局のところ大した親孝行も出来ないまま父は旅立っていきました。
それを後悔するかと言われたら先に立たたずとはいえ、もっと他に
出来たことはあったのではないか、と今でも思うこと暫しです。

父が亡くなり、一人暮らしの母(婆1号)は、老化が加速しているのが
日に日に見えるわけで、できないことが増えていく今日この頃、
昨年は、年初に脳疾患、夏に利き腕骨折、と、二度の入院という、
本人にも私(や兄)にも老いていくことを感じさせられた年でした。
骨折した時は、退院後の日常生活が不便だろうと、
在宅勤務のお陰で実家で寝泊まりしてあれこれと家事を手伝ったりしましたが、
そんなことも僅かな親孝行とはいえ、父には出来なかったことも母にはもう少し
出来ることがあるのではないかと思うようになりました。

そんな中で今作を観たので自分が何ができるのか、
アヌの下品な口調とイラつくような態度には観ていて私も(V)o¥o(V)になりつつ、
根っこのところではお母さんのことが好きだったアヌの一面を見てほっとして、
自分も出来ることはちゃんとやって後悔のないようにしないとな、って
改めて思いました。

作品名のトリバンガはインドの芸術用語、三曲法(三屈法)という意味だそうですが
(副題は要らないなって思いましたが( 一一))
ナヤン、アヌ、マーシャ、三世代の女性を描いたという意味で、このタイトルが
つけられたのでしょうね。
特に気にせず選びましたが、Netflixオリジナルコンテンツの質の高さには驚いたというか、
元々、全裸監督(笑)を観たくてauに乗り換えしてみるようになったNetflixで思わぬお宝作品を
拾えたような、良作の「トリバンガ」でありました。












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松戸「備長炭ホルモン焼しちりん」で焼き焼き [呑んだり食べたり(お肉系)]

大衆食堂ことことさんで味噌煮込皿をつまみに軽く呑んで、時刻は14時過ぎ。
もう一軒いきますか、ということで駅に向かって歩きながらお店を探したのですが、
あまり開いているお店がなくて(時節柄休業しているところが多かったのかも)
意外と開いてないね、といいながら見つけたのが
IMG_2652.JPG備長炭ホルモン焼しちりんさん
常磐沿線の各駅で見かけるチェーン店ですが、松戸駅は西口と東口に二店舗あります。
今回行ったのは西口駅前店です。


(食べログ) https://tabelog.com/chiba/A1203/A120302/12032958/

お店に入ったのが14時15分ごろ。
こういう時期だから通し営業だろうと思ったら、
「15時に一旦閉店しますがよろしいですか?」と聞かれました。
15時に一旦閉めて17時ごろ再度オープンするようです。
40分くらいあれば呑めるよね、ということでそのまま入店。 
店内はちょうどお会計して出ていく2人組、と、カウンターで呑むお一人客のみ。
店内かなり広いのですが、どこでもいいですよ、と言われて、お店奥の方の
テーブル席に着席しました。
IMG_2653.JPG黒ホッピーでかんぱい♪ 
IMG_2654.JPG炭の入った七輪が運ばれてきました。 IMG_2655.JPG 豊富なメニューでIMG_2656.JPG迷います 
IMG_2659.JPG
焼きメニュー以外も結構いろいろあることを今回初めて知りました。
IMG_2657.JPG ホル盛 赤を注文 
他にハラミとカシラを注文すると数分で運ばれてきました。 IMG_2660.JPG
左上に写っているのは小鉢のポテサラ。
ホル盛を注文するとキムチかポテサラがつきますと言われてポテサラにしたのですが、
お肉と一緒に食べるならキムチの方がよかったな、とちょっと後悔。
(ポテサラ、業務用ぽくて味は普通だったのですが)
IMG_2661.JPGチョレギサラダ 
野菜を食べれば健康的に呑めると思い込んでいる私です。(笑)
IMG_2662.JPG中をダブルでお代わり
最初にホッピーを注文したら意外と焼酎の量が控えめだったので
お代わりはダブルで入れてもらってちょい濃いめという感じ。 
IMG_2664.JPGレッツ焼き焼き
お肉は庶民には十分な美味しさです。

と、閉店30分前のラストオーダー(入店後10分ちょい(笑))なんですけど、
ご注文ありますか?と店員さんに言われたので、慌てて、 
IMG_2665.JPG韓国のりとつくね 
IMG_2668.JPG焼酎ダブルをお代わり
(氷も置いていってくれる良心的な対応に感謝)
IMG_2669.JPG更にカルビ 
IMG_2670.JPG怒涛の勢いで焼きました 
14時55分ごろお会計。

お店名物のニンニクオイル焼きも食べたかったのですが、
正味30分ちょっでじわじわじっくり焼いて食べるには余裕がなさそうだと思って
注文しなかった、、、のですが、こうやって記事を書いていたら食べたかったなあ、、
と今更ながら後悔。(-.-)

お肉は普通に美味しい、という感じですが、店員さんのてきぱきした対応と
料理提供の早さは今回のような短期決戦のときはさくさく飲めて食べられてよい感じ、
自宅からそんなに遠くないところにも店舗があるので、次回はにんにくオイル焼きを
食べに行こうと思った備長炭ホルモン焼しちりんさんでありました。
 

タグ:松戸
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松戸「大衆食堂ことこと」で味噌煮込皿 [呑んだり食べたり(居酒屋)]

呑み友KNちゃんの友人のお兄さんが松戸にお店を開いたというので、
近くに住む私、その話を聞いてお伴して呑みに行きました。
場所は昔松戸伊勢丹があったビル、現在はキテミテマツドという商業施設ですが、
松戸伊勢丹は駅からちょっと離れていたので年に一度いくかどうか、という程度、
閉店してから伊勢丹のクレジットカードも使わぬまま年会費が引かれている、
そんな状態ですが(気づいているから退会しようとは思っています)
一度だけ訪れた時、地下にあるロピアというスーパーが激安で驚いた、という
記憶のみ残っているキテミテマツドです。

KNちゃんと松戸駅で合流し歩いてキテミテマツドに行ったら、
まずはその激安スーパーのロピアで激安ぶりを社会見学し、
エレベータで10階のアジアンフードガーデン。
松戸伊勢丹の頃は、催事場だった場所。
北海道物産展や京都物産展開催時に来たことを思い出しながら10階に到着すると、
IMG_2645.JPGマー君お出迎え
シンガポール政府観光局公認とのことですが、
マー君に会ったら、久しぶりにシンガポールに行きたくなりました。
シンガポールのホーカー(屋台村、フードコート)で呑んで食べたい。。

ここのフードコート、アジアンフードガーデン、ということで、
アジア諸国の食事が食べられるというのがウリのようですが、
おそらくオープンしてからお店が入れ替わりしているみたいで、
お店の看板がずらっと並ぶところも空きが多かったかなあ。
訪問時は、シンガポールフードガーデン、チャオベトナム、タイ屋台ガッチキ、
というアジアンの他、今年オープンしたばかり、お目当ての大衆食堂ことこと、
ティーティーカレー、うどん工房もくりんでん、じげもんちゃんぽん、
ラーメン森田屋、とりどりキッチン、というお店が入っていました。
アジアンというので韓国料理や中華料理があっても、、、と思ったのですが、
当初今年1月下旬にオープン予定だったのが延びているみたいで、
記事を書いている時点ではまだオープンしていないみたいです。
松戸でこういうアジア系の料理がいろいろ食べられるフードコートは珍しいので
もうちょっと話題になってもよいかと思いますが、自治体がらみで宣伝ベタなのか、
私自身も出来てだいぶたってから知ったのですが、おそらくKNちゃんが誘って
くれなければ来ていなかったかもしれません。
IMG_2646.JPGで、お目当てのお店
IMG_2647.JPG大衆食堂


(食べログ) https://tabelog.com/chiba/A1203/A120302/12051208/

IMG_2649.JPGお向かいには
ちゃんぽんのお店とベトナム料理のお店。
エリア内は午後1時ごろでしたがかなりガラガラで残念なのですが、
シンガポールや日本のショッピングモールでよく見るフードコードみたいに、
解放感がないというか、天井があまり高くないのは仕方ないとはいえ、



こんな感じで外周と内周にお店が並んでいるので、ぐるぐる見ないと
どこにどんなお店があるのか分からないのが初めて来た人には分かりづらく、
前進しながらお店を観ながら何を食べようかな、、、という感じではないのが
設計上イマイチかなあ、とKNちゃんと話しました。
店舗数を増やしたくてこういう配置にしているのかもしれませんが、
来場者には少々不便な感じが残念。(^_^;)

で、お目当てのお店(ことこと)さんのメニューは味噌煮込を
おつまみで食べながら呑むか、ごはんにのせて丼にするか、という選択肢なので、
当然呑みます。(笑)
カウンターで注文、お支払いした後、渡されたビーパーが鳴ったら取りに行くのは
他のフードコートと同じシステムです。

IMG_2650.JPG
これで税込600円とは良心プライスですね。
(紅ショウガ、辛子、葱はKNちゃんがトッピングしたものです)  
IMG_2651.JPG新潟のお酒(300mlで900円くらいだったかな)
さらっとしたお酒に味噌の味がほどよく染みた大根、ほろほろに軟らかい豚バラ、
お豆腐に玉子にどれも美味しくて、丼でランチに食べても絶対美味しいな、と
思いました。

と、1月下旬だったかテレビ(朝の情報番組)このお店が紹介されているのを
見たのですが、コロナに感染し、自宅療養されている方が、このお店にSNSで連絡すると、
味噌煮込み丼を自宅(おそらく松戸市内のみだと思いますが)まで届けてくれるという、
しかも支払いは回復されたらお店に食べにきてください、という店主の伊藤さんの
心意気に驚きました。
ご自身も、今年オープンしてフードコート自体のお客さんの入りが振るわない中で、
こうやって困っている方をサポートしようとするなんて懐深い方だなあと思いました。
私にできるのはここに食べに行くことだけなのですが、もうちょっとメニューが増えたら、

フードコート一人呑みも出来そうだな(笑)、と思った、大衆食堂ことことさんでありました。

って、昼酒にきたので、この後もう一軒~。(^-^)



タグ:松戸
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映画「ハスラーズ」を観る [映画(は行)]

特に興味があるわけでもなかったのですが、
ついNetflixで見てしまった映画です。
Hustlers [DVD]

Hustlers [DVD]

  • 出版社/メーカー: Universal Studios
  • 発売日: 2019/12/10
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。

デスティニー(コンスタンス・ウー)は、母に捨てられた自分を育ててくれた祖母の面倒を
見るために、ストリップクラブで働き始める。
先輩ストリッパーのラモーナ(ジェニファー・ロペス)やダイヤモンド(カーディ・B)から
仕事のノウハウを教わり生活は安定するが、リーマン・ショックが起きて世界の経済が揺らぎ、
彼女たちの仕事も不況のあおりを受ける。
ある日ラモーナが、経済危機を引き起こしながら裕福な生活を送るウォール街の
金融マンから大金を奪おうと仲間に持ち掛ける。




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J.Lo エロい!

感想は以上です。(笑)

全米で大ヒットという触れ込みなのですが、実話に基づく話とはいえ、
「いや、それって犯罪でしょ」と突っ込んだら終わり、みたいな印象で
観終わりました。

家族、友情もベースにあるのは分かるのですが、
リーマンショックで収入が減ったのは客の多く(金融機関)が原因で、
そいつらを逆恨みして儲けたお金を奪ってやる、という発想が共感できず、
確かに2008年のリーマンショックはサブプライムローンなる商品が
(ものすごいハイリスクでいつか破綻するのが分かっていたのでは?)
引き金になって結局は世界経済に大打撃を与えたわけですが、
大変だったのはストリッパーの彼女たちだけではなく、
自己中心的な考えで犯罪に手を染めていいものではないだろう、
そういう気持ちしか見ていて出てこなかったかなあ。( 一一)

芽生えた友情も金の切れ目が縁の切れ目、みたいに描いていたけれど、
実はお互いを大事に思う気持ちは変わっていなかったというのは、
最後に救いに思えましたが、やっぱり犯罪はいけないです。

アメリカぽいな、と思ったのが、犯罪に手を染めてしまう主なメンバー4人、
白人、アフリカ系、ヒスパニック(J.Lo)、アジア系、と、
多種多様な民族が暮らすアメリカらしい組み合わせで、このあたりは、
意図的にそういう設定にしているのかな、と思いました。

前半でストリップクラブの場面が出てきたときに、
J.Lo(ジェニロペ)が踊るのですが、もう存在感が素晴らしく、
エロい上に芸術的、五十路でこの体に踊り、徹底的な役作りには
(実際にストリップクラブに行ったり研究したらしいですね)
思わず画面に目が釘付けになった中年太りまっしぐらの己がおりました。(笑)

ダブル主演のコンスタント・ウーは、
クレイジー・リッチ! [DVD]

クレイジー・リッチ! [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2019/06/12
  • メディア: DVD
クレイジー・リッチ」という映画で見て今回2回目ですが、
その時にまったくピンとこなかった(映画全体がピンとこなかった)ので
今作でもJ.Loの勢いに押されていた感ありだったかなあ。。。

というわけで、物語の展開には共感できないまま見終わったのですが、
J.Loの移り変わり(ストリッパーとしてトップにいたところからの転落、
そして犯罪に手を染めて精神的に追い詰められていく姿)だけは
最初から最後まで感心して観られた「ハスラーズ」でありました。

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銀座「ヴィラモウラ」で鰯のオーブン焼き [呑んだり食べたり(欧州料理)]

前回の訪問の翌週にも行ったヴィラモウラさんの呑み記事です。
12月末なので営業時間短縮にはなっていなかったと思いますが、
18時30分~で予約していったら、前週の訪問時と同じテーブルでした。

IMG_2465.JPGスパークリングワインでカンパイ♪
IMG_2466.JPGお通しはオリーブ
種があるので除けながら食べるのが面倒ですが(笑)
お酒にはぴったりです。 
IMG_2467.JPG前菜盛合せ
3種類を選べるので、 
IMG_2468.JPGタコのマリネ 
IMG_2469.JPGひよこ豆とバカリャウのサラダ 
IMG_2470.JPG海老のエスカベッシュ
食べ慣れている味なので美味しくてホッとしながらいただきました。 
IMG_2472.JPGいわし
この日も事前に予約しておいたのですが、前週よりも大きくてびっくり。
仕入れによるのだと思いますが、ものすごくちっちゃかったとき残念だったので、
この日はラッキーでした。(^-^)

IMG_2474.JPGお皿からはみでます
まあ、こういう大きな鰯を仕入れられるのも外食店の仕入れが少ないから、
なのかもしれませんね。
ヴィラモウラさんも美味しいのにこの日も予約が3組。
普段なら忘年会需要でグループの宴会も多いお店ですが、

2人組が2組と3人組が1組という感じで店内、ちょっと寂しい感じでした。
IMG_2475.JPGカタプラーナ
これはちょと具が少ないような。。
するめいかが高いからでしょうか、ロールいかみたいな厚めのいかでした。
味は美味しいからよいのですが、魚介類も値段が上下するので大変ですね。
と、ふたを開けてもらって具の状態を見た時にふと考えてしまったのですが、
持ってきてくれたシェフがカタプラーナ鍋はポルトガルのものなんです、
と説明してくれたので、あ、私ももっています!と答えると、驚かれました。
え?どちらで?と聞かれて、東銀座にあったカラヴェーラによく行っていて、
閉店すると聞いてお鍋を譲ってくださいと無理を言い、かなりお手頃に
譲っていただいたんです、と答えると、僕、そのお店にいました!とシェフ。
前週きたときのシェフと違う方でしたが、まさかカラヴェーラにいた方が
ヴィラモウラにいらっしゃるとは。
ヴィラモウラを運営している会社がポルトガル料理のお店を開くというので
このシェフ、レシピなど開店から運営まで手伝っていらっしゃるそうで、
いまはなきカラヴェーラを思い出して涙。。。。
 
IMG_2476.JPGなんていいながらお肉も注文していました。 
IMG_2477.JPG牛です(今年の干支) 
IMG_2478.JPGお肉には赤ワインをグラスで
IMG_2479.JPG外が香ばしくて中はしっとり 美味 
IMG_2480.JPGアロシュ
鍋の〆ってどうしてこんなに美味しいんでしょうね。
 
IMG_2482.JPGコーヒーで〆ました 
IMG_2484.JPGテーブルから見える工芸品
一緒に行った友人がデザートにプリンを注文していたのですが、
パンデオーロなどポルトガルならではのデザート類はコース料理には
用意しているそうですが客数減なのでアラカルトで注文できるものは
種類をしぼっていらっしゃるとのこと。

相変わらずの美味しい料理に大満足なのですが、
こういう時節柄、営業時間短縮やお客さんの数が減少するなどで、
赤坂店もクローズされ現在は銀座店のみとのこと。

そういう話を聞くと、今年になってまだ行けていないのが申し訳ないというか
寂しいのですが、せめて半年に一度、いやできることなら隔月くらいは
足を運びたいヴィラモウラさんでありました。


 

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映画「岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族」を観る [映画(あ行)]

岩合さんのネコ番組はたまに観て癒されているのですが、
劇場版なら大画面でもっと没入できると思って映画館で鑑賞しました。

歩き世界ネコ.jpg

映画の内容はYahoo!映画さんより。

若いころに訪れたガラパゴス諸島の自然に圧倒されて以来、
プロの動物写真家として活動してきた岩合光昭。
ライフワークとして、世界の街角で暮らすネコを半世紀以上撮影してきた彼は、
あくまでもネコの視線で撮影を行う。
ミャンマーの小さな高床式家屋では人とネコが共に生き、
北海道の牧場ではたくさんの母ネコ、オスネコ、そして子ネコたちが懸命に生きていた。




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岩合さんが猫を撮影する姿を想像して思わずニマニマしてしまいました。(=^・^=)

北海道の牧場(牛舎)で暮らすゴッドマザーを中心とした猫コミュニティについては、
牧場側でもえさやりしているので共生しているという感じなのかな、と思いましたが、
子供がたくさん生まれて大家族状態なのを観ると、人の都合で手術をしたり、
ということがないんだろうなと思いながら見ている自分がおりました。

(こういう記事を観ると岩合さんのお考えもわかります)
https://www.sankei.com/life/news/190518/lif1905180024-n1.html

人の多いところは捨てられるネコもたくさんいて、繁殖させないために
ボランティアさんが捕獲しては避妊手術する、というのが当然だと思っていましたが、
映画版の舞台は広大な北海道と、水と共生するミャンマー、
自分の尺度がスクリーンに投影される猫たちには当てはまらないのかなと思いました。

猫は勝手きまま、みたいなイメージの中でもコミュニティ内ではきちんと序列や
統制がとられていて、見えないルールの中で共に暮らす、というものなのでしょうね。

在宅勤務になったころからYouTubeが始まった栃木県の長楽寺に住む猫たちも、
(那須の長楽寺)https://www.youtube.com/channel/UCj2r4fvegWnayE74AxCTNYg
見えないルールがあって、時には人間が関与しない方がよいこともあるというのを
長楽寺のご住職と坊守と暮らす猫たちをみていると納得なことが多かったりします。

北海道の牛舎で暮らす2つのファミリー(というのかコミュニティというのか)は、
自分たちのテリトリーを平和にするために時には他のエリアのボスと闘ったり、と、
リーダー(ともに♀猫)の凛々しさとたくましさ、それらに包まれて過ごす子猫たちを
観るとほんわかしながらもリーダーも大変だと思ったりします。
図体が大きくていつまでもマザコンの猫(カーショという名前)には、
人間と同じように猫でもいるんだなあとクスっと笑ってみたりしましたが、
個人的にツボにはまったのはミャンマーのイン・レー湖の水上生活ファミリーと
共に暮らす猫ファミリーでした。

今のミャンマーの緊急事態を思うと、あの家族(お父さん、お母さん、息子)と、
猫ファミリーは元気にしているだろうか、無事だろうかと心配になりますが、
(かなり田舎みたいなので都市部よりは安全かな)
オス猫がずっと一匹のメス猫と過ごすことにも驚き、また、泳ぐことも覚えて、
生活している姿にもびっくりしました。

親離れして巣立つ猫もいる中で、こうやって家族が一緒に仲良く暮らす姿は
(お父さん、息子と一緒にボートに乗って魚を捕りに行く猫の姿も印象的)
父に反発していた私にはちょっと心が痛むような光景でしたが、
(もう父も亡くなってしまったしね)
自然に猫に寄り添いながら撮影した岩合さんには感謝感謝、
日頃のぎすぎすした気持ちがほぐれた「岩合光明の世界ネコ歩き」でありました。







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