Netflix「地面師たち」を観る [ドラマ(海外・国内)]
怖そうだったので観なかったのですが友人に勧められて鑑賞しました。
あらすじは映画.comさんより。
実在の事件に着想を得て、不動産売買を餌に巨額の金を騙し取る詐欺師集団・
地面師たちを描いた新庄耕によるクライムノベル「地面師たち」を、
映像ディレクターの大根仁が映像化。綾野剛と豊川悦司が主演した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハリソン山中、怖っ!((((;゚Д゚))))
積水ハウスで起きた実在の事件を基に作られたドラマとのことですが、
私自身もそのニュースで「地面師」という言葉を知りました。
ただ、「えー、そんなに簡単に引っかかっちゃうの?」という気持ちもあり、
今回のドラマを見ると、思い込ませるために仕組む地面師側の狡猾さの
凄さというか、その頭を世の中の役に立つことに使いなよ、と思いながら
7話を2回に分けてほぼ一気見しました。
元締めのハリソン山中を演じていたのがトヨエツ。
あらすじは映画.comさんより。
実在の事件に着想を得て、不動産売買を餌に巨額の金を騙し取る詐欺師集団・
地面師たちを描いた新庄耕によるクライムノベル「地面師たち」を、
映像ディレクターの大根仁が映像化。綾野剛と豊川悦司が主演した。
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ハリソン山中、怖っ!((((;゚Д゚))))
積水ハウスで起きた実在の事件を基に作られたドラマとのことですが、
私自身もそのニュースで「地面師」という言葉を知りました。
ただ、「えー、そんなに簡単に引っかかっちゃうの?」という気持ちもあり、
今回のドラマを見ると、思い込ませるために仕組む地面師側の狡猾さの
凄さというか、その頭を世の中の役に立つことに使いなよ、と思いながら
7話を2回に分けてほぼ一気見しました。
元締めのハリソン山中を演じていたのがトヨエツ。
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- 発売日: 2025/02/26
- メディア: Blu-ray
世代的にはこのドラマあたりで知った俳優さんなので
今回の冷酷で残虐なハリソン山中を観てぶるぶる震えてしまいました。
ドラマを観終わった後、会社のNetflix好きの同年代のおばちゃんと語らった時、
「やっぱりトヨエツといえば『ひろこぉぉぉ~!』って駅のホームから
電車に乗る常盤貴子に叫ぶシーンが萌えるよねぇ」
と納得しあったのですが(笑)そのトヨエツが年を重ねてからハリソンのような
役柄を好演する、俳優も年とともに役柄が変わっていくのもあるんだなあ、と
思いました。
地面師グループがそれぞれの役割をきちんとこなしながら相手をだまして
大金をせしめるわけですが、所詮はお金でしかつながっていないメンバーたち、
裏切って制裁するのは分からないでもないのですがその殺し方が酷い。
仕事が終わってグループから抜けた2人(ピエール瀧と小池栄子)も
口封じとばかりに殺してしまうハリソン。
冒頭で熊を撃ってその肉を食べる場面が出てきて驚いたのですが、
ハリソン山中の人物像をまずそこで印象付けてからドラマに入る、
そういう演出だったのかも、、最後まで観てそう思いました。
今作で関西弁を話す圧強めの地面師を演じていたのがピエール瀧さんでしたが、
色々過去にお騒がせなことをされたので地上波に出るのは難しいとはいえ、
CMのないNetflixのような配信会社の作品であればこうやってやり直すきっかけを
つくる機会もあるんだなと思いました。(分かりやすい強面という感じで好演)
電機グループでの相方の石野卓球さんが担当されていた音楽もドラマの緊迫感と
ハラハラ感を高めてくれる非常によい効果があってキャスティングだけでなく
音楽担当も非常によかったと思えました。
その地面師グループ以外で印象的だったのは、騙される石洋建設の役員を演じていた
山本耕史さんで、役員の派閥争いの中で自分がどうのし上がっていくか、
出世のことしか頭にない私と同年代以上のおじさんあるあるを演じるには最適な配役、
怒って悩んで有頂天になって突き落とされる、ドラマの中で一番アップダウンの激しい
役を非常に好演されていました。
また、同じく地面師グループ以外で、え、そうなっちゃうの?と驚いたのは、
ハリソン山中を長らく追いかけていた刑事(演じていたのはリリー・フランキー)
彼がハリソンに殺されてしまうところで、刑事自ら命を絶つように仕向けられ、
実際そうなってしまったところでした。
今回の冷酷で残虐なハリソン山中を観てぶるぶる震えてしまいました。
ドラマを観終わった後、会社のNetflix好きの同年代のおばちゃんと語らった時、
「やっぱりトヨエツといえば『ひろこぉぉぉ~!』って駅のホームから
電車に乗る常盤貴子に叫ぶシーンが萌えるよねぇ」
と納得しあったのですが(笑)そのトヨエツが年を重ねてからハリソンのような
役柄を好演する、俳優も年とともに役柄が変わっていくのもあるんだなあ、と
思いました。
地面師グループがそれぞれの役割をきちんとこなしながら相手をだまして
大金をせしめるわけですが、所詮はお金でしかつながっていないメンバーたち、
裏切って制裁するのは分からないでもないのですがその殺し方が酷い。
仕事が終わってグループから抜けた2人(ピエール瀧と小池栄子)も
口封じとばかりに殺してしまうハリソン。
冒頭で熊を撃ってその肉を食べる場面が出てきて驚いたのですが、
ハリソン山中の人物像をまずそこで印象付けてからドラマに入る、
そういう演出だったのかも、、最後まで観てそう思いました。
今作で関西弁を話す圧強めの地面師を演じていたのがピエール瀧さんでしたが、
色々過去にお騒がせなことをされたので地上波に出るのは難しいとはいえ、
CMのないNetflixのような配信会社の作品であればこうやってやり直すきっかけを
つくる機会もあるんだなと思いました。(分かりやすい強面という感じで好演)
電機グループでの相方の石野卓球さんが担当されていた音楽もドラマの緊迫感と
ハラハラ感を高めてくれる非常によい効果があってキャスティングだけでなく
音楽担当も非常によかったと思えました。
その地面師グループ以外で印象的だったのは、騙される石洋建設の役員を演じていた
山本耕史さんで、役員の派閥争いの中で自分がどうのし上がっていくか、
出世のことしか頭にない私と同年代以上のおじさんあるあるを演じるには最適な配役、
怒って悩んで有頂天になって突き落とされる、ドラマの中で一番アップダウンの激しい
役を非常に好演されていました。
また、同じく地面師グループ以外で、え、そうなっちゃうの?と驚いたのは、
ハリソン山中を長らく追いかけていた刑事(演じていたのはリリー・フランキー)
彼がハリソンに殺されてしまうところで、刑事自ら命を絶つように仕向けられ、
実際そうなってしまったところでした。
ダイ・ハード 製作30周年記念版 (2枚組)[4K ULTRA HD + Blu-ray]
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この作品のある一場面についてハリソンが刑事に語ってそのようにさせると
思いきや、まさかの展開(それが更に残虐)でゾワっとしました。
刑事自身は自分がいずれそうなるかもしれないと思って後輩の刑事にある情報を託し
後輩刑事(池田エライザが演じていましたがデキすぎ感があってここは少し違和感)が
ハリソン山中を追い詰めていく、、という展開にハラハラしながら、
ハリソンが唯一信頼する辻本(演じていたのは綾野剛)の悲しい過去、その過去を
引き起こしたのは誰か、という流れを観て途中から多分ハリソンが悪いんだろうな、と
想像しながら観ていたらやっぱりそうだったところから、最後の場面につながって、
でもハリソンはまだ生きながらえているから続編はあるの?いやあってほしい、
そんな気持ちで観終わりました。
爽快感もなくどんよりした気持ちともやもやっとした気持ちが入り混じるような、
そんな内容なのに、ゾクゾクハラハラしながら一気見できるというのも演出なのかと
思いましたが、もう1周くらいは観たいと思った「地面師たち」でありました。
思いきや、まさかの展開(それが更に残虐)でゾワっとしました。
刑事自身は自分がいずれそうなるかもしれないと思って後輩の刑事にある情報を託し
後輩刑事(池田エライザが演じていましたがデキすぎ感があってここは少し違和感)が
ハリソン山中を追い詰めていく、、という展開にハラハラしながら、
ハリソンが唯一信頼する辻本(演じていたのは綾野剛)の悲しい過去、その過去を
引き起こしたのは誰か、という流れを観て途中から多分ハリソンが悪いんだろうな、と
想像しながら観ていたらやっぱりそうだったところから、最後の場面につながって、
でもハリソンはまだ生きながらえているから続編はあるの?いやあってほしい、
そんな気持ちで観終わりました。
爽快感もなくどんよりした気持ちともやもやっとした気持ちが入り混じるような、
そんな内容なのに、ゾクゾクハラハラしながら一気見できるというのも演出なのかと
思いましたが、もう1周くらいは観たいと思った「地面師たち」でありました。
タグ:Netflix
Netflix「極悪女王」を観る [ドラマ(海外・国内)]
予告編を観てから配信を待っていたドラマです。
あらすじは映画.comさんより。
1980年代にカリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こした
ダンプ松本の知られざる物語を描く半自伝ドラマ。
主人公のダンプ松本役をゆりやんレトリィバァ、落ちこぼれとしてスタートしながら
スターの階段を駆け上がる長与千種役を唐田えりか、同期でももっとも運動能力が高く
技術に秀でていたライオネス飛鳥役を剛力彩芽が演じた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
涙腺崩壊。(´;ω;`)
結構一気見した人が多いのはTwitter(X)で観ていたのですが、
私は1話目でぐずぐずと泣いてしまい、1話を観終わった後、暫く間を置いて
コロナ禍になってから時折観ていた、ブル中野さんのYouTubeチャンネルを観て
当時のことをおさらいした後、
ぶるちゃんねる:https://www.youtube.com/@bullchannel4575
2話から5話迄一気見しました。
プロレスというと小学生の頃の記憶はテレビ(多分フジ)で観た
赤城マリ子、マッハ文朱、ミミ萩原、そしてビューティーペア。
でも、父の趣味というかで女子プロレスはそんなに見ることなく、
観ていたのは主にジャイアント馬場主催の全日本プロレスでした。
一番好きだったのはスタン・ハンセン
(堀切菖蒲園 のんきさんで出会ったハンセン人形)
それから中学生になって生中継をやっていた新日本プロレスも観るように
なったのですが、女子プロレスというと同性で大けがするような事故も多く、
どこか悲しい気持ちになってしまったのでちょこっとテレビで見る程度、
そんな感じで、クラッシュギャルズ、ダンプ松本の極悪同盟あたりは
知っているけれど自分からそんなに積極的に見ていなかった当時です。
今回のドラマはクラッシュっギャルズを主役にせず、ダンプ松本を主役に
したことで彼女たちの真面目な姿や当時の全日本女子プロレスの興行ぶり、
そんな時代背景も炙りだされるような作品に思えました。
実際、試合の場面となると、クラッシュギャルズを演じた剛力彩芽と唐田えりか、
この2人の場面がかなり多く、体重を増やしてトレーニングを行って、
99%本人たちがプロレス技含めて演じていたというのを知って観ると、
その迫力たるや俳優魂を感じたというか、お二人ともスキャンダルがあって
好きではなかったのですが今作をきっかけに好きな俳優さんになりました。
また、ゆりやんが演じていたダンプ松本、と聞いて思い出すのが、
昨年うん十年ぶりに再会した、
かっぱちゃん(昔の勤め先の後輩)
熊谷出身のかっぱちゃん、善玉のクラッシュギャルズを痛めつけていたダンプ松本の
実家が熊谷で、酷い落書きや嫌がらせを受けていたのをみた記憶が今でも残っている、
という話をしていたのを思い出します。
もともとはビューティーペアにあこがれてベビーフェイスの善玉レスラーに
なりたかったのが同期2人がクラッシュギャルズとして大人気になってしまい、
試合にもろくにでられず置いてきぼりになっていた松本香がダンプ松本という
ヒールとして徹底的に悪役を演じる(実生活も外ではそう振舞っていた)姿に
時代なのかもしれませんが、興行させていた松永兄弟のコンプラアンスも何もない
経営によって翻弄される若い女子レスラーたちの懸命な姿を対比すると、
過酷な労働と無茶な試合をさせる松永兄弟(儲けた金で自分たちは豪遊)に
苛立ちを感じるばかりでした。
上にリンク先を書いたブル中野さんのYouTubeにダンプ松本さんや長与千種さん、
当時のプロレスラーの皆さんが当時を振り返る対談動画が多く紹介されていて
それを観るとドラマがより深くみられると思いましたが、全日本女子プロレスが
倒産した背景には経営多角化(事業を分けて分社化)し過ぎたことにあったと
ドラマの5話、ダンプと長与千種の髪切りデスマッチでダンプ松本の格好で登場した
影かほるさんとの対談動画で知りました。
時代の流れもあったかもしれませんが、長与千種が別団体を発足するなどの流れも
松永兄弟の没落を加速させていったかもしれませんね。
ドラマを見ているとその再現力がすごくて驚きますが、悪徳レフェリーの阿部四郎、
元々はプロモーターだったこと、運転免許を持つダンプと一緒に営業していたこと、
その場面を観ると、阿部四郎がダンプを盛り上げるために悪徳レフェリーを演じて
いたのかもしれないと当時のアカラサマに差別的な差配も納得でした。
今作でダンプ、長与、ライオネス飛鳥、3人以外でも印象的だったのは、
同期のクレーン・ユウさん。
あらすじは映画.comさんより。
1980年代にカリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こした
ダンプ松本の知られざる物語を描く半自伝ドラマ。
主人公のダンプ松本役をゆりやんレトリィバァ、落ちこぼれとしてスタートしながら
スターの階段を駆け上がる長与千種役を唐田えりか、同期でももっとも運動能力が高く
技術に秀でていたライオネス飛鳥役を剛力彩芽が演じた。
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涙腺崩壊。(´;ω;`)
結構一気見した人が多いのはTwitter(X)で観ていたのですが、
私は1話目でぐずぐずと泣いてしまい、1話を観終わった後、暫く間を置いて
コロナ禍になってから時折観ていた、ブル中野さんのYouTubeチャンネルを観て
当時のことをおさらいした後、
ぶるちゃんねる:https://www.youtube.com/@bullchannel4575
2話から5話迄一気見しました。
プロレスというと小学生の頃の記憶はテレビ(多分フジ)で観た
赤城マリ子、マッハ文朱、ミミ萩原、そしてビューティーペア。
でも、父の趣味というかで女子プロレスはそんなに見ることなく、
観ていたのは主にジャイアント馬場主催の全日本プロレスでした。
一番好きだったのはスタン・ハンセン
(堀切菖蒲園 のんきさんで出会ったハンセン人形)
それから中学生になって生中継をやっていた新日本プロレスも観るように
なったのですが、女子プロレスというと同性で大けがするような事故も多く、
どこか悲しい気持ちになってしまったのでちょこっとテレビで見る程度、
そんな感じで、クラッシュギャルズ、ダンプ松本の極悪同盟あたりは
知っているけれど自分からそんなに積極的に見ていなかった当時です。
今回のドラマはクラッシュっギャルズを主役にせず、ダンプ松本を主役に
したことで彼女たちの真面目な姿や当時の全日本女子プロレスの興行ぶり、
そんな時代背景も炙りだされるような作品に思えました。
実際、試合の場面となると、クラッシュギャルズを演じた剛力彩芽と唐田えりか、
この2人の場面がかなり多く、体重を増やしてトレーニングを行って、
99%本人たちがプロレス技含めて演じていたというのを知って観ると、
その迫力たるや俳優魂を感じたというか、お二人ともスキャンダルがあって
好きではなかったのですが今作をきっかけに好きな俳優さんになりました。
また、ゆりやんが演じていたダンプ松本、と聞いて思い出すのが、
昨年うん十年ぶりに再会した、
かっぱちゃん(昔の勤め先の後輩)
熊谷出身のかっぱちゃん、善玉のクラッシュギャルズを痛めつけていたダンプ松本の
実家が熊谷で、酷い落書きや嫌がらせを受けていたのをみた記憶が今でも残っている、
という話をしていたのを思い出します。
もともとはビューティーペアにあこがれてベビーフェイスの善玉レスラーに
なりたかったのが同期2人がクラッシュギャルズとして大人気になってしまい、
試合にもろくにでられず置いてきぼりになっていた松本香がダンプ松本という
ヒールとして徹底的に悪役を演じる(実生活も外ではそう振舞っていた)姿に
時代なのかもしれませんが、興行させていた松永兄弟のコンプラアンスも何もない
経営によって翻弄される若い女子レスラーたちの懸命な姿を対比すると、
過酷な労働と無茶な試合をさせる松永兄弟(儲けた金で自分たちは豪遊)に
苛立ちを感じるばかりでした。
上にリンク先を書いたブル中野さんのYouTubeにダンプ松本さんや長与千種さん、
当時のプロレスラーの皆さんが当時を振り返る対談動画が多く紹介されていて
それを観るとドラマがより深くみられると思いましたが、全日本女子プロレスが
倒産した背景には経営多角化(事業を分けて分社化)し過ぎたことにあったと
ドラマの5話、ダンプと長与千種の髪切りデスマッチでダンプ松本の格好で登場した
影かほるさんとの対談動画で知りました。
時代の流れもあったかもしれませんが、長与千種が別団体を発足するなどの流れも
松永兄弟の没落を加速させていったかもしれませんね。
ドラマを見ているとその再現力がすごくて驚きますが、悪徳レフェリーの阿部四郎、
元々はプロモーターだったこと、運転免許を持つダンプと一緒に営業していたこと、
その場面を観ると、阿部四郎がダンプを盛り上げるために悪徳レフェリーを演じて
いたのかもしれないと当時のアカラサマに差別的な差配も納得でした。
今作でダンプ、長与、ライオネス飛鳥、3人以外でも印象的だったのは、
同期のクレーン・ユウさん。
ドラマと違ったのは、植田コミッショナーの突然の発言で引退させられた上に、
松永兄弟にレフェリーをやらされたことなどを笑いながら語っていますが、
人と揉めるのが好きではない方だというのはこの優しい話ぶりからもうかがえます。
同期5人の中で彼女の存在があったからこそダンプ松本も輝いたように思えたのですが、
現在は、還暦越えの2人が今も現役でプロレスラーとして活躍しているというのを知り、
今だったら楽しく観られそうなので行ってみたいなという気持ちでおります。
ダンプ松本のお母さん役が仙道敦子で驚いた1話から、再現力の素晴らしさ、と
それを演じて作り上げた俳優の皆さんやスタッフの方々の熱い思いが詰まった作品として
当時を思い出しながら楽しめた「極悪女王」でありました。
Netflix「ファイアフライ通り シーズン2(の続き)」を観る [ドラマ(海外・国内)]
昨年観たシーズン2,途中で終わった後の続き、4月下旬に配信開始、
だったのですが絶対泣くのが分かっていたのでなかなか見るタイミングをつかめず、
かといっていつまでも見ないのと、7月に入ってから後半の7話をやっと観ました。
内容はNetflixさんより。
10代で出会い、変わらぬ友情を誓い合ったタリーとケイトも今や40代。
山あり谷ありの人生を強く生きてこられたのは、
いつもそばに親友がいてくれたから。
だったのですが絶対泣くのが分かっていたのでなかなか見るタイミングをつかめず、
かといっていつまでも見ないのと、7月に入ってから後半の7話をやっと観ました。
内容はNetflixさんより。
10代で出会い、変わらぬ友情を誓い合ったタリーとケイトも今や40代。
山あり谷ありの人生を強く生きてこられたのは、
いつもそばに親友がいてくれたから。
(シーズン1)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-02-10
(シーズン2前半)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2022-12-08
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号泣。(´;ω;`)
結末が分かっていたのに思わず泣いてしまいました。。。
今回も30年にわたって女性の友情が永遠に続くのかどうか、という流れで、
1970年代(高校生)、1980年代(社会人)、2000年代(40代の中年)の
3つの時間軸でタリーとケイトの関係を描いていきます。
シーズン2の前半9話目でケイトが炎症性乳がん(ステージ3)ということが判明し、
娘のマーラを交通事故の巻き添えにしたタリーを許せず絶好状態だったのが、
やはり頼りたいのタリーに電話をしたことで2人が再び強い絆で結ばれ、
その後は、ケイトの闘病をタリーが全力で支えていきます。
ケイトを襲った乳がんから胸に関する思い出が描かれていくのですが、
高校時代はタリーと比べて貧乳を気にするケイト(ティッシュを詰めていた(笑))、
20代の結婚、出産後は授乳と搾乳に苦労し、
(この頃のタリーは胸の大きいい女はバカという世間の男の意見に
胸を小さく見せようと努力していた⇐1980年代はそんな感じでしたね)
そして40代で乳がんになる、1人の人間が胸のことでそれぞれの時代に経験することが
丁寧に描かれていたのが印象的でした。
ケイトが「小さい胸が出産したら母乳を出さず、今は自分を殺そうとしている」と
タリーにいう場面、手術で乳房切除する前、タリーがおっぱいの送別会と称して
ケイトの気持ちを盛り上げようとする場面で思わずうるっとしてしまったのですが、
自分はそういう思い出や経験はないので共感するのが少々難しいと思いながら、
共感できる同年代の女性も多いのかなと思いました。
(ケイト(貧乳)とタリー(巨乳)が互いの胸を羨ましく思って行ったエピソードも
どこか微笑ましい感じで見ました)
今回のシーズン2後半でもう一つ印象的だったのは、ケイトの結婚式、と再婚式。
結婚式はイギリス人婚約者を振って親が反対するジョニーと結婚したので、
手配(予約)していた結婚式も元々はイギリス人との予定していたもの。
参列者もみな複雑な気持ちでケイトをお祝いする気持ちになかなかなれない、
ケイトの本音告白で親兄弟含めてみんな理解を示してうまくいったのですが、
再婚式は参列者皆がケイトを心から応援したい気持ちに最初から満ち溢れていて
最初から目頭熱々でした。
(その前のブライダルシャワーでは少々揉めていましたがそれがあってこその
結婚式当日盛り上がりなのだろうと思っています)
ケイトとタリーを取り巻く脇役で彼女たちにあまり好意的でなかった2人、
キャロル(ケイトとタリーが勤めるテレビ局のベテランアンカー)、と
リサ(高校でケイトと仲がよかったもののタリーの登場でケイトと仲良くできず
その後、ことあるごとに嫌がらせをするようになった同級生)、この2人についても
展開があったのですが、2人の展開の違いに複雑な気持ちになりました。
テレビ番組を円満引退したキャロルについては、鼻っ柱の強いタリーにも厳しいこと
を言える年長者としていい意味での終わり方を示してくれたと思います。
が、同級生のリサについてはケイトと仲直りして良い関係を再び築けそう、という場面で
運悪くこの世を去ってしまうという結果が後々知らされてショックでした。
ケイトの代わりにバイトのシフトを受けたがために亡くなってしまったリサ、
これをケイトは心の中にいつまでも抱えていた、という意味での演出かもしれませんが、
根っからの悪い奴は出ていないドラマだったので何も●すことないじゃない、と
ここは残念ポイントでした。
ケイトの母マージ―と、タリーの母クラウドについても展開があったのですが、
ヒッピーなクラウドを嫌っていたマージ―がケイトの病気によって心を寄せるように
なっていく、この展開は観ていて嬉しい気持ちになりました。
チェーンスモーカーの自分が大病しないのに娘ケイトが癌にかかったことを
受け容れらないマージーにアドバイスするクラウド、時の流れで2人の関係が変わって
いく、主役2人の他にもこういう展開が絡められていてドラマに厚みが出来たように
思いました。
ドラマの合間に何度かはさまれた、10年後の光景が気になったのですが、
最初、ケイトを失ったジョニーが結婚式の新郎で花嫁を待っているような場面、
相手の花嫁がタリーであるように創造させる映像かと思ったら、
次の場面では娘のマーラが花嫁のドレスを身にまとっていたり、
一体結局どうなるの???と思っていたら、
最後の最後にマーラが同性の相手と結婚するという感じに見えました。
(LGBTQについても取り上げているドラマというのが現代だなと思います)
ケイトは闘病の末、天国に旅だっていきますが、
その告別式にやってきたタリーが教会の中に入ることができず、それを見越した
ジョニーからケイトからのプレゼントを渡す、その中身がもう涙腺崩壊でした。
自分がこの世を去った時のタリーのことを想像した上でのプレゼントですが、
1980年代のケイトとタリーがデヴィッドとショーンのキャシディ兄弟について
語っていたのが最後の最後、涙腺崩壊のきっかけになるなんて、素敵な演出でした。
30年以上、友情が続くなんてすごいと思いながら、それだけ互いを必要に思える人が
いるということ、なんだか羨ましい気持ちになって観終わったのですが、
いい時も悪い時も互いを尊重していけるような関係をフィクションながらドラマで
見ることができて温かい気持ちなれた「ファイアフライ通り」でありました。
Netflix「ファイアフライ通り シーズン2」を観る [ドラマ(海外・国内)]
映画記事に続いて一つだけドラマ記事をアップします。
2021年初めに観たドラマのシーズン2が公開されたのでNetflixで鑑賞しました。
あらすじはNetflixさんより。
何十年もの間、さまざまな壁を一緒に乗り越えてきたケイトとタリー。
その友情は何があっても壊れないはずだった。
1つの大きな過ちが、2人の間に深い傷痕を残すまでは..。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
えー、この終わり方って??
シーズン1と同じような唐突な終わり方、と思ったら10年後の場面が
ちょっと映ってFinal Episode(シーズン2の残り7話らしい)が今年6/8に、
という表示の後に終わっていました。
(シーズン1の感想記事です)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-02-10
今回、シーズン1を見直してからのシーズン2、30年にわたって女性の友情が
永遠に続くのかどうか今回のシーズンでも描いていましたが、
1970年代(高校生)、1980年代(社会人)、2000年代(40代の中年)、
3つの時代が交錯するので(シリーズ1よりそれが激しかったような気がする)
観ているとかなり集中力を使った感ありでした。
更に今回は湾岸戦争に従軍記者として戦地に行ったケイトの夫ジョニーが負傷して
帰国、その後PTSDに悩まされる様子も描かれていて結構重めな展開もあり、
単なる女性の友情話だけでなく、世界情勢にも巻き込まれる分、話が深く、
観るのに時間がかかりました。(先が気になるもののノリノリで観られず)
ニューズキャスターを目指すタリー、女性の社会進出がまだまだ厳しい時代、
嫌がらせを受け乍らも努力するタリーの姿を観ると「男女雇用機会均等法」という
言葉を思い出すほぼ同世代の私です。(^-^;
その後成功したもののプロデューサーともめて看板番組をおろされて、
どうするのかと思ったらインターネット時代の到来にあわせてインターネットで発信、
(ああそういう時代なんだなあと見ながらしみじみ思いました)
そこで自分の父親探しを行って発信しようと思うのですが、
単なるヒッピーのジャンキーと思っていた母クラウドの辛い過去が明らかになって
(それまで母は父親について決してタリーに話さなかった)
クラウドの見方が一気に変わりました。(そしてごめんなさいと言った私)
シーズン2は9つのエピソードで構成されていますが、最後の方のエピソードで
やっとシーズン1の最後のシーン(ケイトがタリーを拒絶する)の理由が分かって
ある事件をきっかけに溝が出来てしまった2人がやっぱり互いを必要としている、
そう思っていながらすれ違っていったままシーズン2(の途中9話まで)が
終ってしまいモヤモヤな消化不良の気分のままこの記事を書いています。
(本筋と全く関係ない話ですが、
タリーとケイトが持っている携帯がBlackberryというのも時代を感じました)
3つの時代を交錯させることで2人のその時の気持ちも理解しながら観られて
感情移入しやすいのが良い演出のドラマだと思いつつ、シーズン1でタリーに
振り回され気味で気の毒に見えてしまったケイト、そのケイトに拒絶されてしまい
気持ちのもっていきどころがなく、かつての恋人ダニーの勧めで大きな仕事に
取り組もうとする今シーズンのタリーの姿が切なくてどこか痛々しくて
(父親探しの件も父親が見つかったけれど会うことは叶わなかったし)
長年友情を築いて続けていた2人が離れ離れになってしまう最後に思わず目頭が
熱くなってしまいました。
男性が観てもどこが面白いのか分かりづらいドラマかもしれませんが、
女性だと学校で一緒でもその後結婚したり子供が生まれたり引っ越したりで
環境が大きく変わって疎遠になっていくことが多い中でも2人が友情を続けていく、
どこか羨ましい気持ちももちながら入り込みやすいドラマなのかと思います。
9話目の最後から10年後の場面までを観て想像してしまったのですが、
10年の間に溝がうまって更に友情が強くなっていった、でもその中で辛い出来事が
あって、それを乗り越えていこうとしている、みたいな展開になるのか、
今年6月8日配信の残り7話は答え合わせといっては変ですが、自分の想像(妄想)と
ドラマの展開が合っているのか早く確認したいと思った
「ファイアフライ通り」シーズン2でありました。
2021年初めに観たドラマのシーズン2が公開されたのでNetflixで鑑賞しました。
あらすじはNetflixさんより。
何十年もの間、さまざまな壁を一緒に乗り越えてきたケイトとタリー。
その友情は何があっても壊れないはずだった。
1つの大きな過ちが、2人の間に深い傷痕を残すまでは..。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
えー、この終わり方って??
シーズン1と同じような唐突な終わり方、と思ったら10年後の場面が
ちょっと映ってFinal Episode(シーズン2の残り7話らしい)が今年6/8に、
という表示の後に終わっていました。
(シーズン1の感想記事です)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-02-10
今回、シーズン1を見直してからのシーズン2、30年にわたって女性の友情が
永遠に続くのかどうか今回のシーズンでも描いていましたが、
1970年代(高校生)、1980年代(社会人)、2000年代(40代の中年)、
3つの時代が交錯するので(シリーズ1よりそれが激しかったような気がする)
観ているとかなり集中力を使った感ありでした。
更に今回は湾岸戦争に従軍記者として戦地に行ったケイトの夫ジョニーが負傷して
帰国、その後PTSDに悩まされる様子も描かれていて結構重めな展開もあり、
単なる女性の友情話だけでなく、世界情勢にも巻き込まれる分、話が深く、
観るのに時間がかかりました。(先が気になるもののノリノリで観られず)
ニューズキャスターを目指すタリー、女性の社会進出がまだまだ厳しい時代、
嫌がらせを受け乍らも努力するタリーの姿を観ると「男女雇用機会均等法」という
言葉を思い出すほぼ同世代の私です。(^-^;
その後成功したもののプロデューサーともめて看板番組をおろされて、
どうするのかと思ったらインターネット時代の到来にあわせてインターネットで発信、
(ああそういう時代なんだなあと見ながらしみじみ思いました)
そこで自分の父親探しを行って発信しようと思うのですが、
単なるヒッピーのジャンキーと思っていた母クラウドの辛い過去が明らかになって
(それまで母は父親について決してタリーに話さなかった)
クラウドの見方が一気に変わりました。(そしてごめんなさいと言った私)
シーズン2は9つのエピソードで構成されていますが、最後の方のエピソードで
やっとシーズン1の最後のシーン(ケイトがタリーを拒絶する)の理由が分かって
ある事件をきっかけに溝が出来てしまった2人がやっぱり互いを必要としている、
そう思っていながらすれ違っていったままシーズン2(の途中9話まで)が
終ってしまいモヤモヤな消化不良の気分のままこの記事を書いています。
(本筋と全く関係ない話ですが、
タリーとケイトが持っている携帯がBlackberryというのも時代を感じました)
3つの時代を交錯させることで2人のその時の気持ちも理解しながら観られて
感情移入しやすいのが良い演出のドラマだと思いつつ、シーズン1でタリーに
振り回され気味で気の毒に見えてしまったケイト、そのケイトに拒絶されてしまい
気持ちのもっていきどころがなく、かつての恋人ダニーの勧めで大きな仕事に
取り組もうとする今シーズンのタリーの姿が切なくてどこか痛々しくて
(父親探しの件も父親が見つかったけれど会うことは叶わなかったし)
長年友情を築いて続けていた2人が離れ離れになってしまう最後に思わず目頭が
熱くなってしまいました。
男性が観てもどこが面白いのか分かりづらいドラマかもしれませんが、
女性だと学校で一緒でもその後結婚したり子供が生まれたり引っ越したりで
環境が大きく変わって疎遠になっていくことが多い中でも2人が友情を続けていく、
どこか羨ましい気持ちももちながら入り込みやすいドラマなのかと思います。
9話目の最後から10年後の場面までを観て想像してしまったのですが、
10年の間に溝がうまって更に友情が強くなっていった、でもその中で辛い出来事が
あって、それを乗り越えていこうとしている、みたいな展開になるのか、
今年6月8日配信の残り7話は答え合わせといっては変ですが、自分の想像(妄想)と
ドラマの展開が合っているのか早く確認したいと思った
「ファイアフライ通り」シーズン2でありました。
Netflix「シングル・アゲイン」を観る [ドラマ(海外・国内)]
Netflixでおススメに登場した&ニール・パトリック・ハリス主演、
ということで観てみました。
あらすじはNetflixさんより。
長年付き合った彼氏が突然家を出ていってしまい、
思いがけずシングルの身になったニューヨークの不動産業者。
40代にして人生とれないをやり直す道を模索し始める。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ニューヨーク!
転職してから遠ざかってしまったNYですが、久しぶりに行きたくなりました。
NYのゲイコミュニティと高級不動産業界を垣間見た気分になれました。
1話30分×8話なのであっという間に観られます。
ということで観てみました。
あらすじはNetflixさんより。
長年付き合った彼氏が突然家を出ていってしまい、
思いがけずシングルの身になったニューヨークの不動産業者。
40代にして人生とれないをやり直す道を模索し始める。
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ニューヨーク!
転職してから遠ざかってしまったNYですが、久しぶりに行きたくなりました。
NYのゲイコミュニティと高級不動産業界を垣間見た気分になれました。
1話30分×8話なのであっという間に観られます。
セックス・アンド・ザ・シティ〔ザ・ムービー〕 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ギャガ
- 発売日: 2015/12/23
- メディア: Blu-ray
某サラジェシカがあまり得意でないのでこの作品は未見なのですが、
この作品の制作陣がつくったドラマだそうで、SATCファンの方も楽しく見られるかも
しれませんね。
1話で長年同棲していた恋人コリンが突然家を出ていってしまうのですが、
2話以降は、大体毎回同じパターンで1話完結ぽいので見やすいです。
マイケル(ニール・パトリック・ハリス)は恋人コリンが去っていった悲しみを
紛らわせようとゲイ友とつるんで、そこで素敵な男性と出会ってアプローチするも、
相手の意外な一面を発見して付きあうのは諦め、の繰り返し、で8話目になって、
突然家を出ていった恋人のコリンがマイケルに近づいてきて、え、復縁?と
思わせたところで終わります。
こういう終わり方だと続編を念頭に作られているのだと思いますが、
観ている側にはモヤモヤしたまま暫く待つのがイラダチますね。(笑)
ゲイコミュニティも若い世代とマイケルの世代では違うことが描かれていますが、
ゲイコミュニティ(マッチングアプリなど)について細かく描かれているのを
観るのが初めてなので、へぇ~、そうなんだ、と驚くことも多く、また、同様に、
細かく描かれていて驚いたのが地価の高いNYの高級物件を扱う不動産業の世界。
内見会が豪華、売り手も買い手も、仲介する業者(巨額の手数料が入る)も
自分の住んでいる世界とは違うなあ、としみじみ思いながら見ました。
マイケルやゲイ友たちはNYでも所得が多い層でパリピとまではいかないものの、
生活ぶりはそれなりにリッチに見えて羨ましかった(フィクションなのに(笑))のですが
オフには集まってパーティをしたリ、ゲイだけのスキーツアーに行ったり、
彼氏がいなくても楽しむ様子にゲイコミュニティ独特ではなくどこにでもある友人たちとの
付き合い方なんだな、と多少派手ではあるものの変わらないものを感じました。
主役のマイケルを演じたニール・パトリック・ハリスと言えば、私にとっては
TONY賞の司会であり、LGBTQとして15年くらい前に公表し、現在は男性と結婚し、
この作品の制作陣がつくったドラマだそうで、SATCファンの方も楽しく見られるかも
しれませんね。
1話で長年同棲していた恋人コリンが突然家を出ていってしまうのですが、
2話以降は、大体毎回同じパターンで1話完結ぽいので見やすいです。
マイケル(ニール・パトリック・ハリス)は恋人コリンが去っていった悲しみを
紛らわせようとゲイ友とつるんで、そこで素敵な男性と出会ってアプローチするも、
相手の意外な一面を発見して付きあうのは諦め、の繰り返し、で8話目になって、
突然家を出ていった恋人のコリンがマイケルに近づいてきて、え、復縁?と
思わせたところで終わります。
こういう終わり方だと続編を念頭に作られているのだと思いますが、
観ている側にはモヤモヤしたまま暫く待つのがイラダチますね。(笑)
ゲイコミュニティも若い世代とマイケルの世代では違うことが描かれていますが、
ゲイコミュニティ(マッチングアプリなど)について細かく描かれているのを
観るのが初めてなので、へぇ~、そうなんだ、と驚くことも多く、また、同様に、
細かく描かれていて驚いたのが地価の高いNYの高級物件を扱う不動産業の世界。
内見会が豪華、売り手も買い手も、仲介する業者(巨額の手数料が入る)も
自分の住んでいる世界とは違うなあ、としみじみ思いながら見ました。
マイケルやゲイ友たちはNYでも所得が多い層でパリピとまではいかないものの、
生活ぶりはそれなりにリッチに見えて羨ましかった(フィクションなのに(笑))のですが
オフには集まってパーティをしたリ、ゲイだけのスキーツアーに行ったり、
彼氏がいなくても楽しむ様子にゲイコミュニティ独特ではなくどこにでもある友人たちとの
付き合い方なんだな、と多少派手ではあるものの変わらないものを感じました。
主役のマイケルを演じたニール・パトリック・ハリスと言えば、私にとっては
TONY賞の司会であり、LGBTQとして15年くらい前に公表し、現在は男性と結婚し、
ブロードウェイでヘドウィグを演じた人、というイメージですが、
今作でもゲイとしての演技が自然(まあそうですね)、リアルな姿を垣間見る、
そんな気分で鑑賞していた私です。
今作で一番ツボだったのがゲイ友のスタンリーを演じていたBrooks Ashamnskas、
マイケルに黙ってコリンの新居に行ってしまい険悪な関係になるのですが、
(自分はマイケルだけでなくコリンとも友達という理由で行ったのですが)
少しずつ和解していきながらマイケルを温かく見守るキャラクターで、
画商らしくオシャレで毎回メガネが変わっているのが興味深く見られました。
(メガネが変わって本筋に何の影響もないのですが(笑))
また、マイケルの不動産仲介会社の同僚でシングルマザーのスザンヌが
このドラマを盛り上げる良い味付け役で、父親がわからない(候補が複数(*_*))中、
一人息子を親として育ていてる姿、仕事ぶりは時にえ??っていう感じもするのですが、
人間として温かみがあって、マイケルのことも同僚というだけでなく友人としても
大切に思う姿が素敵でした。
1話で恋人コリンが突然去っていってマイケル可哀想、と思うのですが、
2話以降で新しい恋人探しをしているマイケルを見ていると、
コリンが去っていった理由もなんとなくわかるような、と言う気分になってきて
(毎話同じような展開になって振り出しに戻るマイケルを見ていると、
原因はこの人にもあるのではという気持になってくる)
8話でコリンが戻ってきてマイケルに復縁を申し出ようとしているみたいな展開に
なってくると、復縁していいの?それでいいの?と思ってしまう自分もいました。
そこでどうなるのか分からずシーズン1が終ってしまったため、この記事を書いて
いるときもモヤモヤが残ったままでおります。(笑)
8話が毎回同じようなパターンになるので飽きないように脇役が個性を出して
盛り上げている印象のドラマでしたが、ゲイ友のスタンリー、同僚のスザンヌの他に
印象的だったのは、高級アパートを売りに出す女性を演じたマーシャ・ゲイ・ハーデン。
夫が若い女の所に行ってしまい情緒不安定になってしまうのをマイケルに癒してもらう、
(マイケルは物件を売って多額の手数料が入るというのもあったかと思いますが(笑))
マイケルの同僚スザンヌとも仲良くなって、夫の事を気にせず新たに自分の人生を歩んで
いくのでは?と観ていてホッとしましたが、NYの風景を懐かしく眺めながら、
不動産やゲイの世界を垣間見るコメディでありドラマであり、この先どうなるのか、
早くシーズン2が見たくなっている「シングル・アゲイン」でありました。
今作でもゲイとしての演技が自然(まあそうですね)、リアルな姿を垣間見る、
そんな気分で鑑賞していた私です。
今作で一番ツボだったのがゲイ友のスタンリーを演じていたBrooks Ashamnskas、
マイケルに黙ってコリンの新居に行ってしまい険悪な関係になるのですが、
(自分はマイケルだけでなくコリンとも友達という理由で行ったのですが)
少しずつ和解していきながらマイケルを温かく見守るキャラクターで、
画商らしくオシャレで毎回メガネが変わっているのが興味深く見られました。
(メガネが変わって本筋に何の影響もないのですが(笑))
また、マイケルの不動産仲介会社の同僚でシングルマザーのスザンヌが
このドラマを盛り上げる良い味付け役で、父親がわからない(候補が複数(*_*))中、
一人息子を親として育ていてる姿、仕事ぶりは時にえ??っていう感じもするのですが、
人間として温かみがあって、マイケルのことも同僚というだけでなく友人としても
大切に思う姿が素敵でした。
1話で恋人コリンが突然去っていってマイケル可哀想、と思うのですが、
2話以降で新しい恋人探しをしているマイケルを見ていると、
コリンが去っていった理由もなんとなくわかるような、と言う気分になってきて
(毎話同じような展開になって振り出しに戻るマイケルを見ていると、
原因はこの人にもあるのではという気持になってくる)
8話でコリンが戻ってきてマイケルに復縁を申し出ようとしているみたいな展開に
なってくると、復縁していいの?それでいいの?と思ってしまう自分もいました。
そこでどうなるのか分からずシーズン1が終ってしまったため、この記事を書いて
いるときもモヤモヤが残ったままでおります。(笑)
8話が毎回同じようなパターンになるので飽きないように脇役が個性を出して
盛り上げている印象のドラマでしたが、ゲイ友のスタンリー、同僚のスザンヌの他に
印象的だったのは、高級アパートを売りに出す女性を演じたマーシャ・ゲイ・ハーデン。
夫が若い女の所に行ってしまい情緒不安定になってしまうのをマイケルに癒してもらう、
(マイケルは物件を売って多額の手数料が入るというのもあったかと思いますが(笑))
マイケルの同僚スザンヌとも仲良くなって、夫の事を気にせず新たに自分の人生を歩んで
いくのでは?と観ていてホッとしましたが、NYの風景を懐かしく眺めながら、
不動産やゲイの世界を垣間見るコメディでありドラマであり、この先どうなるのか、
早くシーズン2が見たくなっている「シングル・アゲイン」でありました。
Netflix「イカゲーム」を観る [ドラマ(海外・国内)]
「全裸監督2」もまだ1話しか見ていないにもかかわらず(遅すぎる)
世界的大ヒットという触れ込みにつられて鑑賞しました。
あらすじはNetflixさんより。
勝てば天国、負ければ...即死。
賞金に目がくらみ、奇妙なゲームへの招待を受けた参加者たちを待っていたのは、
昔ながらの遊びを取り入れた死のゲームだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
面白いけれど切ない作品でした。
予告編を観たときは怖そうなので(ホラー苦手)スルーしていたのですが、
巷で話題になっているニュースを観たら、やっぱり観ようかなと観始めたものの、
1話で主人公のギフンが借金取りに追われる場面で、
うわー、ボコられて血も出ていてこれ見続けられるかなあ、と不安になり、
(韓国映画だと暴力的なシーンでよく見かける感じの血まみれ)
でも、折角見始めたから最後まで一度は見てみよう(ダメなら早送り)と
葛藤しつつ話の展開を追っていったら面白くて。(笑)
脱落者が殺される場面は悲しいけれど、主人公は最後まで死なない、という
前提で見続けていたら主人公だけでなく彼をとりまく他のキャラクターにも
感情移入するようになったら俄然面白くなってきて鑑賞スピードが加速して
あっという間に観終わりました。
葛藤したり怖がっていた割にはあっという間に観終わったので、
最初ハングル語の音声に日本語字幕で鑑賞した一巡目に続いての二巡目、
日本語の音声に英語字幕でこれまたあっという間に最終話まで鑑賞しました。
個人的にはハングル語のあのイントネーションがあってこそドラマチック、
という感覚だったので、日本語の吹替はちょっと物足りなかった感じです。
参加者の生き残りゲームとして展開されるのが、懐かしいゲーム。
だるまさんがころんだ、から始まり(ホラーぺこちゃんみたいな人形もご愛敬)
(英語だとそういう遊びがないかならなのか、
字幕も吹替も”Red Light, Grren Light”で、おいおい信号かよ、と突っ込み(笑))
カルメ焼き、綱引き、ビー玉遊び、飛び石など、自分自身も知っている内容で、
なごやかなゲームのはずが脱落すると死につながるというドキドキハラハラ感は
ありますが、ギフンが本当に綱渡り状態で勝ち進んでいく様子を見ていると、
展開が気になって仕方なく(待ちきれずに)、1日に3話まとめて鑑賞、
みたいな感じで観てしまいました。
とはいえ、怖いという先入観があって、先にネタバレサイトや考察動画を
軽く見てしまってから鑑賞したため、知らずに見ておけばよかった、と
後悔したこともありました。
後悔したのは、ゲームを指揮するフロントマンの正体なのですが、
誰が演じているか知っていたために終盤で明かされる場面でも驚かず、
このサプライズはネタバレサイトを観ずに体験したかった、
知らなかった方が新鮮な気持ちで驚けたのに、、本気で後悔しました。
また、他のネタバレや考察サイトで紹介されていた内容で、
001番についてはサイトで観なかったのかスルーしていたのか気づいていなかったので
途中から推測していた通りだったと己の推測に満足したり、
2巡目の時に伏線回収も含めて細かく確認できたので満足度は1巡目よりマシマシ、
2倍以上、いやもっとか、本筋以外でも余裕で楽しめました。
こういうゲームが繰り広げられる、という想定の背景には、
この映画でも描かれていた韓国の格差社会や、
高学歴であっても厳しい競争に勝ち抜いていかないと生き残れないこと、
海外労働者の劣悪な労働条件などが背景にあると思いました。
ゲームに参加している人たちは社会的には弱者、多くが多額の借金を抱えていて、
また、脱北しても韓国での生活が厳しかったり、年老いて病気で弱っている、など、
実際の社会で弱者という立場にある人達同士が賞金を得るために戦いあう、
フィクションでありながら韓国の現実を炙りだしているようにも見えました。
日本も格差社会や弱者が社会で生きづらいという現状は似ていますが、
おそらく韓国の方がもっと環境は厳しいのかもしれませんね。
そんな実社会で弱者と言われる参加者を競馬の馬のように、賭けの対象にしか
観ないVIP(みんな仮面をかぶっている)たちをみていたらムカつくだけでした。
(2巡目鑑賞で気になったのですが、VIPルームに置き物のように置いてあった
様々なペイントのマネキンたち、あれってよくみると実際の人間みたいで、
そんなところのトリビアってないのかな、とか気になっているのですが、
ご存じの方がいらっしゃったら教えてください)
フロントマンが参加者に言う言葉で印象的だったのが、
「不平等と差別に苦しんだ人に公平の機会を与える」なのですが、
確かにズルして勝とうとする「平等」を軽んじた参加者は脱落していきます。
そんな中で、ギフンは自分が生き残るためにはいつか排除しなければならない
他の参加者にも人間らしいというか優しく手をさしのべる人で、
借金漬けになったきっかけも不運に見舞われてのことでありながら、
落ちぶれたらそこから這い上がれない状態にあったこと、
最後のイカゲームで幼馴染のサンウと戦う場面でも2人が賛成してゲームを
中断できないか(サンウを殺せない)と提案するギフンを見ていたら、
ギフンがこのゲームで勝ち残ったのも納得できました。
とはいえ、賞金を得てシャバに戻ってからのギフンの姿を見ていたら、
お金を手にしたから豪遊する人でなくて良かったという安堵感と
いつまでも自分のやったことへの後悔が拭えずにいるけれど前向きに
なってほしいという気持が複雑に絡み合い、最後の場面で、
シーズン2があるの?という期待を抱いて見終わったわけですが、
ギフンと一緒にゲームを行って途中で命を落としていく、様々なキャラクター、
001のおじいちゃん、脱北者のセビョク、
悲しい過去を持つジヨン(ビー玉のところで泣いてしまいました)、
パキスタンから出稼ぎできているアリ、
ソウル大を出た高学歴ながらある理由で借金を抱えてしまうサンウ、
マフィアのドクス(悪人顔だけれど他の出演作品も見てみたい)、
精神不安定に見える(本人が語る自分の話が本当か謎)ミニョ、などなど、
シーズン2が出来ても回想シーン以外では出てくるはずがない彼らにも
3巡目鑑賞で会いたくなっています。
(次はハングル語の音声に英語の字幕で挑んでみようかと)
日本人にもどこか懐かしいゲームながら残虐さも描かれていて、
ちょっと笑うと、それ以上に悲しい気持ちなりつつ、
だからといって目を背けずに最後まで見ることで、
観た人それぞれか感じることがある、と、あの縦笛で演奏されている挿入曲が
未だに頭の中をぐるぐる渦巻きながら思った「イカゲーム」でありました。
世界的大ヒットという触れ込みにつられて鑑賞しました。
あらすじはNetflixさんより。
勝てば天国、負ければ...即死。
賞金に目がくらみ、奇妙なゲームへの招待を受けた参加者たちを待っていたのは、
昔ながらの遊びを取り入れた死のゲームだった。
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面白いけれど切ない作品でした。
予告編を観たときは怖そうなので(ホラー苦手)スルーしていたのですが、
巷で話題になっているニュースを観たら、やっぱり観ようかなと観始めたものの、
1話で主人公のギフンが借金取りに追われる場面で、
うわー、ボコられて血も出ていてこれ見続けられるかなあ、と不安になり、
(韓国映画だと暴力的なシーンでよく見かける感じの血まみれ)
でも、折角見始めたから最後まで一度は見てみよう(ダメなら早送り)と
葛藤しつつ話の展開を追っていったら面白くて。(笑)
脱落者が殺される場面は悲しいけれど、主人公は最後まで死なない、という
前提で見続けていたら主人公だけでなく彼をとりまく他のキャラクターにも
感情移入するようになったら俄然面白くなってきて鑑賞スピードが加速して
あっという間に観終わりました。
葛藤したり怖がっていた割にはあっという間に観終わったので、
最初ハングル語の音声に日本語字幕で鑑賞した一巡目に続いての二巡目、
日本語の音声に英語字幕でこれまたあっという間に最終話まで鑑賞しました。
個人的にはハングル語のあのイントネーションがあってこそドラマチック、
という感覚だったので、日本語の吹替はちょっと物足りなかった感じです。
参加者の生き残りゲームとして展開されるのが、懐かしいゲーム。
だるまさんがころんだ、から始まり(ホラーぺこちゃんみたいな人形もご愛敬)
(英語だとそういう遊びがないかならなのか、
字幕も吹替も”Red Light, Grren Light”で、おいおい信号かよ、と突っ込み(笑))
カルメ焼き、綱引き、ビー玉遊び、飛び石など、自分自身も知っている内容で、
なごやかなゲームのはずが脱落すると死につながるというドキドキハラハラ感は
ありますが、ギフンが本当に綱渡り状態で勝ち進んでいく様子を見ていると、
展開が気になって仕方なく(待ちきれずに)、1日に3話まとめて鑑賞、
みたいな感じで観てしまいました。
とはいえ、怖いという先入観があって、先にネタバレサイトや考察動画を
軽く見てしまってから鑑賞したため、知らずに見ておけばよかった、と
後悔したこともありました。
後悔したのは、ゲームを指揮するフロントマンの正体なのですが、
誰が演じているか知っていたために終盤で明かされる場面でも驚かず、
このサプライズはネタバレサイトを観ずに体験したかった、
知らなかった方が新鮮な気持ちで驚けたのに、、本気で後悔しました。
また、他のネタバレや考察サイトで紹介されていた内容で、
001番についてはサイトで観なかったのかスルーしていたのか気づいていなかったので
途中から推測していた通りだったと己の推測に満足したり、
2巡目の時に伏線回収も含めて細かく確認できたので満足度は1巡目よりマシマシ、
2倍以上、いやもっとか、本筋以外でも余裕で楽しめました。
こういうゲームが繰り広げられる、という想定の背景には、
この映画でも描かれていた韓国の格差社会や、
高学歴であっても厳しい競争に勝ち抜いていかないと生き残れないこと、
海外労働者の劣悪な労働条件などが背景にあると思いました。
ゲームに参加している人たちは社会的には弱者、多くが多額の借金を抱えていて、
また、脱北しても韓国での生活が厳しかったり、年老いて病気で弱っている、など、
実際の社会で弱者という立場にある人達同士が賞金を得るために戦いあう、
フィクションでありながら韓国の現実を炙りだしているようにも見えました。
日本も格差社会や弱者が社会で生きづらいという現状は似ていますが、
おそらく韓国の方がもっと環境は厳しいのかもしれませんね。
そんな実社会で弱者と言われる参加者を競馬の馬のように、賭けの対象にしか
観ないVIP(みんな仮面をかぶっている)たちをみていたらムカつくだけでした。
(2巡目鑑賞で気になったのですが、VIPルームに置き物のように置いてあった
様々なペイントのマネキンたち、あれってよくみると実際の人間みたいで、
そんなところのトリビアってないのかな、とか気になっているのですが、
ご存じの方がいらっしゃったら教えてください)
フロントマンが参加者に言う言葉で印象的だったのが、
「不平等と差別に苦しんだ人に公平の機会を与える」なのですが、
確かにズルして勝とうとする「平等」を軽んじた参加者は脱落していきます。
そんな中で、ギフンは自分が生き残るためにはいつか排除しなければならない
他の参加者にも人間らしいというか優しく手をさしのべる人で、
借金漬けになったきっかけも不運に見舞われてのことでありながら、
落ちぶれたらそこから這い上がれない状態にあったこと、
最後のイカゲームで幼馴染のサンウと戦う場面でも2人が賛成してゲームを
中断できないか(サンウを殺せない)と提案するギフンを見ていたら、
ギフンがこのゲームで勝ち残ったのも納得できました。
とはいえ、賞金を得てシャバに戻ってからのギフンの姿を見ていたら、
お金を手にしたから豪遊する人でなくて良かったという安堵感と
いつまでも自分のやったことへの後悔が拭えずにいるけれど前向きに
なってほしいという気持が複雑に絡み合い、最後の場面で、
シーズン2があるの?という期待を抱いて見終わったわけですが、
ギフンと一緒にゲームを行って途中で命を落としていく、様々なキャラクター、
001のおじいちゃん、脱北者のセビョク、
悲しい過去を持つジヨン(ビー玉のところで泣いてしまいました)、
パキスタンから出稼ぎできているアリ、
ソウル大を出た高学歴ながらある理由で借金を抱えてしまうサンウ、
マフィアのドクス(悪人顔だけれど他の出演作品も見てみたい)、
精神不安定に見える(本人が語る自分の話が本当か謎)ミニョ、などなど、
シーズン2が出来ても回想シーン以外では出てくるはずがない彼らにも
3巡目鑑賞で会いたくなっています。
(次はハングル語の音声に英語の字幕で挑んでみようかと)
日本人にもどこか懐かしいゲームながら残虐さも描かれていて、
ちょっと笑うと、それ以上に悲しい気持ちなりつつ、
だからといって目を背けずに最後まで見ることで、
観た人それぞれか感じることがある、と、あの縦笛で演奏されている挿入曲が
未だに頭の中をぐるぐる渦巻きながら思った「イカゲーム」でありました。
タグ:Netflix
Netflix「ファイアフライ通り」を観る [ドラマ(海外・国内)]
好きな俳優のキャスリン・ハイグル主演のドラマというだけで鑑賞したドラマです。
あらすじはNetflixより。
10代で出会い、変わらぬ友情を誓い合ったタリーとケイトも今や40代。
山あり谷ありの人生を強く生きてこられたのは、いつまでもそばに親友がいてくれたから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
えー、なにこの終わり方―。(◎_◎;)
原作(実話に基づく作品)があるドラマなんですね。
Netflixで見たドラマ(ミスター・サンシャインやラチェッド)と違って、
二度見三度見せず、普通に70分超×10話、1週間で観終わりました。
(ミスター・サンシャインなんて2巡目見終わるまで4か月かかったし(笑))
あらすじはNetflixより。
10代で出会い、変わらぬ友情を誓い合ったタリーとケイトも今や40代。
山あり谷ありの人生を強く生きてこられたのは、いつまでもそばに親友がいてくれたから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
えー、なにこの終わり方―。(◎_◎;)
原作(実話に基づく作品)があるドラマなんですね。
Netflixで見たドラマ(ミスター・サンシャインやラチェッド)と違って、
二度見三度見せず、普通に70分超×10話、1週間で観終わりました。
(ミスター・サンシャインなんて2巡目見終わるまで4か月かかったし(笑))
主人公2人が私の一回り上くらいお姉さんなので時代背景も理解できて、
二度見しないでも話についていけたというのが理由ですが、
1970年代の小さい頃から後半の大学生時代、1980年代前半、社会人になってから、
2003年四十代になった二人までを描いています。
この時代が行ったり来たりしながら2人の関係がどう築かれていったか、
彼女たちの周囲の環境の変化も描きながら進行していくので、2人に共感を
深めていきながら見続けて行ったのですが、最後の最後、なぜ?という終わり方、
シーズン2も制作されるそうなので早くみたい気持ちでいっぱいです。
このドラマの根底にあるのは女性の友情、ですが、小さい頃からの友情が、
40代になっても続くのか、そういわれると私にはそういう友人がいないので、
観ていて羨ましかったりちょっとメンドクサソウにも見えたり、でした。
小さい頃に仲良かった近所の友達、通う高校が別だったり、その後の大学も違って、
社会人になっても近所に住んでいれば遊ぶことはありますが、
私のように実家から引っ越したり、結婚して子供を産んだり、なんて感じで
自分の生活する範囲が互いにずれていったりすると疎遠になっていく、、
子供が大きくなって落ち着いて時間ができるようになったからまた会おう、となっても
その頻度が増えるかどうかというと増えていない、のが私のパターンです。
このドラマのケイトは仕事はしたいけれど上昇志向はタリ―ほどではなく、
結婚、出産を経て社会人復帰しますが、タリーは結婚せず仕事での野心も大きく
順調に出世していく、その中でも互いに思いやるのですが、時間の流れの中で
やはりどこか2人がすれ違っている部分もあるのかな、ただ、そうなったときに
小さい頃、出会った頃の2人に戻って近づける、そんな2人に見えました。
アメリカといえど、時代的には女性が社会で活躍する、仕事で出世する、
大きなハードルがあったころ(枕営業を強要されても断るタリ―が凛々しい)、
タリ―の強い気持ち(背景にはジャンキーなお母さんを反面教師にしていたのかと)は
並々ならぬものだったのかなと思う一方、ケイトの思いやりにも素直になれない姿は
後半みていてイライラしました。
お互いの世界(重ならない部分が多い)を尊重して友情を続けていた2人なのに、
なぜエピソード10の最後に、ケイトがタリ―を拒む場面で、何があったのか、
その理由となることがはっきり描かれていなかったものの、彼女たちの互いへの言動を
見続けていると、致命的な出来事があってのこの結末なのかと思いました。
ああ、気になる気になる。(。´・ω・)?
大学時代からは2人を同じ俳優(キャスリン・ハイグルと、サラ・チョーク)が
演じていますが、特殊効果なのか、若い頃の肌艶が若い感じで、
(さすがにタリ―のお母さんの老けメイクは無理があったけれど)
若い頃の俳優さんも2人そっくりで、そういう点での時系列をいったりきたいしても、
観ていて違和感は殆どありませんでした。
前半のエピソードのエンディングでカーリー・サイモンのこの曲が流れていて、
”I know nothing stays the same"というフレーズが出てくるのですが、
別れた2人がやり直せるかしら、という歌ながら、違う人格を持つ2人が
時間の経過とともに変化していく、いつまでも友情が同じではない、と
暗に言っているのかな、と想像しながら見続けていての結末だったので、
悪い方にいかないで2人の友情は形を変えながらも続いていってほしいな、
シーズン2が待ち遠しい「ファイアフライ通り」でありました。
Netflix「ミスター・サンシャイン」を観る② [ドラマ(海外・国内)]
京都に行く度にお世話になっている祇園の割烹中山さんで
イ・ビョンホンが大好きな女将さんから勧められたドラマ、
大作過ぎて登場人物についての感想などを書いていたら長くなってしまったので、
今回は続きです。(ご興味ない方はどうぞスルーで)
イ・ビョンホンが大好きな女将さんから勧められたドラマ、
大作過ぎて登場人物についての感想などを書いていたら長くなってしまったので、
今回は続きです。(ご興味ない方はどうぞスルーで)
主な登場人物については殆ど書きましたが、
登場回数は少ないものの私の中では大きな存在感を感じさせてくれたのが、
ゆうぞう
目力がすごいんです
おそらく勇蔵、なんだと思いますが、Imdbなどを見ると、
Yoojo
って書いてあったりします。
韓国の方が日本語を話すと、ザジズゼゾがジャジジュジェジョ、と、
発音しづらいようなので、こういうアルファベット表記になるみたいなのですが、
ゆうじょう、って。。。。
勇蔵、雄三、祐三、有三、裕三、勇三、、、どれなんだろうって、
イメージ的には勇蔵かな、って思っています。
武臣会メンバーで、朝鮮人ですがク・ドンメと話すときは日本語、
最初、日本人?なのかと思っていたのですが、朝鮮人の設定だと分かり、
どういう経緯で武臣会に入ったのか、ク・ドンメとどこで知り合ったのか、
日本で出会って一緒に朝鮮に戻ってきたのか、彼のバックグランドが知りたい、
でも登場回数は少ないし彼のことを描く余裕は今作には微塵もなかったような、、
結果的には私の妄想(笑)だけが膨らんでいったまま話はどんどん展開していき、
ク・ドンメへの揺るがぬ忠誠心で日本へク・ドンメを追いかけていった結果、
最後は無残な姿でク・ドンメのところに現れる、、、悲しい結末でした。
主軸でもなく脇役の中でも目立たない存在なのですが(セリフ少ないし)、
私自身は彼のスピンオフ作品があってもいいのでは、と思うくらい、
気になってしまった登場人物でした。
また、今作で24話、なんど見ても気になってしまったのが日本語の話し方。
色々なレビューを見ると、30歳近くのエシンの相手役としてユジンを演じるには
イ・ビョンホンが年齢的に上過ぎる、という意見が多かったようですが
(確かに50近くで10歳くらい若い人を演じているので)
朝鮮の奴婢出身(韓国語が話せる)、米国国籍(英語が話せる)、
日本にも行ったことがあるのか?日本語も話せる俳優さんとなると、
選択肢が少なかったんだろうな、というのが容易に想像できました。
イ・ビョンホンの語学力はやはり凄いというか、日本語もきれいに話すし、
英語もハリウッド映画に出ていたくらいなのでそつなく話していた感じ。
その他に、日本語を話す登場人物が多く登場するのですが、
日本軍の津田軍曹や日本政府の林公使などはかなり頑張っていましたが、
(津田軍曹役のイ・ジョンヒョンさんはセリフ丸暗記されていたとか)
やはりネイティブではないなあというのが正直なところでした。
後半に登場する性悪の森大佐(キム・ナムヒ)も上記2人と同じ感じでうまいけれど
ちょっと惜しい、そんな感じ。
彼の英語については日本人あるある的なカタカナ英語をデフォルメした
かなりひどい描き方でした。(悪意があるわけでもないと思うのですが。)
他にも松山医師や花月楼の元主人、芸者などなどもいましたが、独特のくせが
ある日本語だったなあという印象です。
後半登場した伊藤博文役のキム・インウさんは日本語うまいなあって見ていたのですが、
あとで調べたら在日三世の方、渡韓され現在韓国で俳優として活躍されているとのこと、
日本語うまくてもそりゃそうだよね、と納得。
あとは、武臣会の親分、妙に日本語がうまいな、と思っていたら白竜でした。
見ていたとき白竜だとは気づかずあとで調べて知るという。(笑)
フランス人で日本語を話すフランス公使館の書記官のレオ、
まさか稲川素子事務所だったりして(笑)、と一瞬思ってしまったのですが、
Netflixで使うわけないか。(^-^;
朝鮮人で日本語を話す役というと、ク・ドンメ(ユ・ヨンソク)、
キム・イソン(ビョン・ヨハン)、イ・ヤンファ(キム・ミンジョン)、
主な登場人物は日本語のセリフは反復練習されていたそうで、
非常に聞きやすくてよかったと思います。
それ以上に素晴らしいと思ったのは、嫌な態度を全面に醸し出しながら
膨大な日本語セリフを役柄に合わせて話していたイ・ワニク役のキム・ウィソンさん。
一介の通訳から成りあがっていく態度は見ていてイライラするだけなのですが、
この俳優さんは他の作品でも見てみたいと思いました。(役柄は酷いけれど)
よくハリウッド映画で、日本人の役を中国系の方などが演じられていて
いやー、その日本語ないでしょー、と思うよりはどなたも上手に話して
いらっしゃったのですが、やはり日本人の役は日本人が演じるという、
そういう選択肢はなかったのかな、いや、こういう作品に出演したいという
俳優がなかなかいなかったのかもしれませんね。
(Netflix側から日本の俳優へ打診がなかったとしたら残念ですが)
第二次世界大戦を描くハリウッド映画だと日本人俳優が普通に出演していて、
こういう朝鮮の植民地化などが題材だと出演しないのであれば本当に残念。
と、日本語で気になったことをつらつら書いたのですが、
今回のドラマで、登場人物の身分(皇帝や両班、市井の人たち)によって
話し方が違うように聞こえたのですが
(エギシ=お嬢さんというイメージもつかみました)、
日本でも公家と一般民で違うというのと同じなのかな、そんな点でも興味深く
見られました。
また、私自身は韓国語は殆ど分かりませんが、今回のドラマで覚えたフレーズは、
「ポゴシポッソ」。
会いたかったとユジンとエシンが言い合う場面があるのですが、
この言葉を聞く度、ユジンとエシンを思い出しそうです。(^-^)
Netflixでこういう話を世界配信(視聴できないエリアもあるとは思いますが)する、
日本人としては複雑な気持ちにもなるほど、朝鮮を美しく、日本を残酷に描く、
そんな印象を受けたものの、自分が知らなさ過ぎたということも題材がショックに
思えた一因なのかもしれません。
日本史だけでなくアジア史、世界史ももっと知ろうとしないといけないかもしれませんね。
今こうやって平和(細かいことは日々ありますが)に過ごせることに感謝しつつ、
こういう作品をみる機会があったことはよかったと思いたいですし、
出演されていた俳優さんたちの他の出演作品も見てみたくなった
「ミスターサンシャイン」でありました。
Netflix「ミスター・サンシャイン」を観る① [ドラマ(海外・国内)]
あらすじはNetflixさんより。
1871年、辛未洋擾の際にアメリカに渡った青年が、再び祖国朝鮮の土を踏む。
そこで待ち受けていたのは、運命を変える出会いと抗いきれない歴史のうねり。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大作。 (ダイサクじゃないよ(笑))
1話70分超×24話。( 一一)
同じくNetflixで観た「ラチェッド」が60分×8話だったのでそんなノリで見始めて、
途中からエピソード数を数えたら24話だと知り、一瞬気持ちが萎えたのですが、
在宅勤務のお昼休み(60分しかないから1話見られない(笑))に半分ずつ見て、
登場人物が覚えきれずに1話を2度みながらなんとか見終わるまで2か月半。
そして、懲りずに1話から再度見始めて1か月半。
のべ4か月も見ていた(笑)ドラマです。
1話1話が重い(笑える部分もあるのですが)のでなかなか進まなかったのは、
描かれている時代と舞台が日本人には自ら望んでみたいと思わない部分というか、
日本が朝鮮(大韓帝国)を植民地化していく流れの中、名もなき朝鮮義兵たちが
国を守るために戦う、というあらすじなので、
恐らく韓国の方が見ると、愛国心と反日感情が盛り上がりそうな気がしますが、
日本人の立場で見ると、作中で描かれていることがどこまで本当なのか、
(色々なご意見があると思いますが私はその時代に生きていたわけでも、
その場にいたわけでもないので意見は言える立場ではないと思っています)
そういう歴史背景は複雑な気持ちで見ていたのですが
(といってもそれが全体のベースになっているので無視も出来ませんでしたが)
軸となるのは主人公2人の愛。
両班の娘コ・エシン(キム・テリ)が、奴婢の息子でアメリカに逃げ延び
アメリカ人軍人として朝鮮に戻ってきたユジン(イ・ビョンホン)と知り合い、
両班と奴婢(の息子)という結ばれない身分差を感じながらも惹かれていく、
そんなどこか甘い恋愛話を絡めながら展開していくので最後まで見られました。
淡い恋心、2人のやりとりを見ているともっとさっさと行かんかい!と
途中イラっとしたのですが(笑)時代が時代で(19世紀終わり~20世紀初め)
思うように会えないときに薬局(漢方)のドクダミの引き出しに手紙を入れて
やりとりするなんて、エシンの可愛らしさを楽しめました。
(そんなエシンが一方では義兵として戦う姿も凛々しかった)
とはいえ、12話まで見たところで再び京都の中山の女将さんに話をすると、
イ・ビョンホンは当然よいけれど、もっといいのはク・ドンメ(役名)だから!
そういわれて途中から自分の見どころの中心が完全にク・ドンメにシフト。(笑)
ユ・ヨンソクさんという俳優さんが演じていらっしゃったのですが、確かにツボ。
白丁という最下層の身分出身で、日本に逃げて武臣会という組織の親分に拾われ
石田翔という名前をもらって活躍(という言葉が適しているのかどうか)、
朝鮮に戻ってきて武臣会として治安維持という名のもと、我が物顔でふるまって
いる嫌な奴だと思って最初は見ていたのですが、白丁の頃、逃げているところで
幼いエシンに助けられ、にもかかわらずエシンに酷いことを言ってしまったことを
ずっと後悔しながらエシンを思い続けるという(実はとても優しい)役柄。
女将さんに言われてすっかりイ・ビョンホンよりユ・ヨンソク演じる、
ク・ドンメラヴ
主な登場人物の中ではク・ドンメ中心に見るようになってぐっと展開が
面白くなりました。
このク・ドンメが奴婢出身のユジンに同情するというか同じような身の上だと
中盤から心を開いていく(互いに)様子、そこに、両班の息子でエシンの
許嫁のキム・ヒソンもエシンのために彼らとともに戦っていく様子を見て、
男の友情も素晴らしい、そんな気持ちになれました。
ドラマの序盤から”Sad ending”という言葉が出てくるのですが、
悲しい結末になってしまうのかずっと気にしながら見ていると、
エシン以外は皆亡くなってしまうものの(ネタバレになっちゃいますが)
皆のエシンを思う気持ちがエシンを義兵として輝かせていくのかな、
そんな気持ちで見終わりました。
エシンとユジン、ク・ドンメ、キム・ヒソンの他にも
酷い父親のせいで日本人に嫁がされたイ・ヤンファ(工藤陽菜)も
最初は本心を決してみせない心の闇を持つ女性のように見ていましたが、
ク・ドンメを思い、ユジンとエシンを支えようとする姿、
最後に彼らや朝鮮のために自ら持つホテルを爆破(中に日本兵いっぱい)、
それが原因で自らも命を落とすという悲しい結末でしたが、
強さの中にも可愛らしさもある人物として共感しながら見られました。
他にもClown的な存在として登場する、アメリカ公使館の通訳、
(最後の最後までユジンのために尽力する姿がよかった)
逃亡した幼い頃のユジンを追いかけて捕まえようとした堆奴の兄弟、
(その後質屋に転身、成人したユジンを支えます)
エシンの家の爺やと婆やのハマンテ、この2人が、エシンを小さいころから
ずっと大事に見つめ守っていたということを時に笑ってみていましたが、
最後に日本兵に撃たれて命を落としていく姿には私、思わず号泣。
(多分、ク・ドンメが亡くなる場面よりも泣きました)
ちなみに、このハマンテ役、イ・ジョンウンさんが演じていますが、
焼肉ドラゴンでは、在日一家の肝っ玉母さんを、
パラサイトでは桃アレルギーの先住お手伝いさんを好演されていて、
今作でもエシンに時に厳しくしつつも自分の命を懸けても守り抜く、
その姿が本当にグッときました。
また、パラサイトといえば、ユジンがアメリカに逃げる手助けをした
陶工で義兵のリーダーであるファン・ウンサンのお弟子さんで
日本人のコ(吉野剛という役名)を演じていたLee Si-Hoonさんが
パラサイトの最後の場面、病院で目が覚める息子に質問する刑事さんだった、
そんなことに先日テレビでパラサイトを見て気づいてビックリ。
また、ハマンテと爺やがなくなる場面に次いでの泣きポイントが、
エシンの銃の師匠(で猟師)のチャン・スング(チェ・ムソン)が
義兵の仲間で特別な好意を持っていた飯屋の女将(前宮女)の
ホンパ(ソ・ユジョン)が亡くなったのを見て泣く場面と、
スングが朝鮮を守るために自らの命をかけて日本兵を爆破し亡くなる場面。
この場面でもダダ泣きしました。
日常生活では泣かないのに、ドラマを観ては( ノД`)シクシク…泣く私、
今作でも制作側の演出にきちんとはまって泣きポイントではしっかり泣きながら
作品を堪能させていただきました。
と、だらだら書いていたら長くなってしまったので、
明日も感想の続きを書きます。(^-^)
(つづく)
パラサイトでは桃アレルギーの先住お手伝いさんを好演されていて、
今作でもエシンに時に厳しくしつつも自分の命を懸けても守り抜く、
その姿が本当にグッときました。
また、パラサイトといえば、ユジンがアメリカに逃げる手助けをした
陶工で義兵のリーダーであるファン・ウンサンのお弟子さんで
日本人のコ(吉野剛という役名)を演じていたLee Si-Hoonさんが
パラサイトの最後の場面、病院で目が覚める息子に質問する刑事さんだった、
そんなことに先日テレビでパラサイトを見て気づいてビックリ。
また、ハマンテと爺やがなくなる場面に次いでの泣きポイントが、
エシンの銃の師匠(で猟師)のチャン・スング(チェ・ムソン)が
義兵の仲間で特別な好意を持っていた飯屋の女将(前宮女)の
ホンパ(ソ・ユジョン)が亡くなったのを見て泣く場面と、
スングが朝鮮を守るために自らの命をかけて日本兵を爆破し亡くなる場面。
この場面でもダダ泣きしました。
日常生活では泣かないのに、ドラマを観ては( ノД`)シクシク…泣く私、
今作でも制作側の演出にきちんとはまって泣きポイントではしっかり泣きながら
作品を堪能させていただきました。
と、だらだら書いていたら長くなってしまったので、
明日も感想の続きを書きます。(^-^)
(つづく)
Netflix「ラチェッド」を観る [ドラマ(海外・国内)]
大好きなサラ・ポールソン主演というだけで選んだNetflixオリジナルドラマ。
怖いのは苦手なのですがシーズン1(8話)を毎日在宅勤務の昼休憩中に鑑賞しました。
(夜は怖いのでなるべくみない(笑))
怖いのは苦手なのですがシーズン1(8話)を毎日在宅勤務の昼休憩中に鑑賞しました。
(夜は怖いのでなるべくみない(笑))
あらすじは、Netflixさんから。
1947年に、有名な精神科病院で看護師として働き始めたミルドレッド・ラチェッド。
その上品な見た目とは裏腹に、彼女は心の底に抑えきれない黒い闇を抱えていた。
1947年に、有名な精神科病院で看護師として働き始めたミルドレッド・ラチェッド。
その上品な見た目とは裏腹に、彼女は心の底に抑えきれない黒い闇を抱えていた。
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怖い( ゚Д゚)、でも面白い。
ジャック・ニコルソン先生の代表作(怖いからもちろん未見です)で
先生演じる主人公にロボトミーを行う看護師長のラチェッド、
この人の前日譚としてこのドラマが作られたそうです。
カッコーの巣の上でを観た方がこのドラマを観てどう感じられるのか、
気になるのですが、私自身は映画を観ていなくても十分楽しめました。
とはいえ、映像的には残虐というかエグイというか生々しいというか、
有料サイトだけにそのあたりの表現が自由なのかもしれませんが、怖かった。(;O;)
ロボトミーという精神病患者に行う脳の手術?の場面が2話で登場するのですが、
先生演じる主人公にロボトミーを行う看護師長のラチェッド、
この人の前日譚としてこのドラマが作られたそうです。
カッコーの巣の上でを観た方がこのドラマを観てどう感じられるのか、
気になるのですが、私自身は映画を観ていなくても十分楽しめました。
とはいえ、映像的には残虐というかエグイというか生々しいというか、
有料サイトだけにそのあたりの表現が自由なのかもしれませんが、怖かった。(;O;)
ロボトミーという精神病患者に行う脳の手術?の場面が2話で登場するのですが、
もう怖くて怖くて、他にもそれやるの?的な常軌を逸した治療の場面が出てくると、
ちゅるちゅる早送りするか、大画面のテレビからスマホに切り替えてみるか、
どちらかでなんとかその場を凌ぎました。
経歴を詐称し、紹介状(というか面談日程を記された書状)を偽造し、
州立の精神病院にやってきたラチェッドがなんのためにやってきたのか、、
1話の最後でわかるのですが、目的を果たすためにラチェッドが手段を選ばず、
周囲の人たちを二枚舌で翻弄する姿が実生活なら桃太郎侍を呼びたくなるレベル乍ら、
ラチェッドが時に人間としての優しさや温かい部分(弱い人に対してはそう接する)を
観ていると、ドラマだし、演じているのがサラ・ポールソンだし、と心中葛藤が
ありながらドキドキ見続けることができました。
ドラマ中盤になって、ラチェッドの生い立ちがパペットと実写を織り交ぜながら
明かされていったときは思わず涙してしまいましたが、それを観た後は、
ラチェッドの残忍な行動を観ても(ドラマに慣れていたのもあると思いますが)
愛する人もいるし、殺される人にはそれなりに悪事の理由があるしなあ、と
最初のころの怖くて早送りちゅるちゅるもなくなりました。(笑)
今回、ドラマの音楽と衣装(クラシックなデザインに色使いが印象的)の
インパクトが強かったのですが、特にオープニングの曲がサン・サーンスの「死の舞踏」で
スキップせず毎回聞いていて、この曲を聞いてからドラマに入ると、独特の世界観に入って
ドラマを楽しめるような、どんどんそういう気持ちになれました。
ちゅるちゅる早送りするか、大画面のテレビからスマホに切り替えてみるか、
どちらかでなんとかその場を凌ぎました。
経歴を詐称し、紹介状(というか面談日程を記された書状)を偽造し、
州立の精神病院にやってきたラチェッドがなんのためにやってきたのか、、
1話の最後でわかるのですが、目的を果たすためにラチェッドが手段を選ばず、
周囲の人たちを二枚舌で翻弄する姿が実生活なら桃太郎侍を呼びたくなるレベル乍ら、
ラチェッドが時に人間としての優しさや温かい部分(弱い人に対してはそう接する)を
観ていると、ドラマだし、演じているのがサラ・ポールソンだし、と心中葛藤が
ありながらドキドキ見続けることができました。
ドラマ中盤になって、ラチェッドの生い立ちがパペットと実写を織り交ぜながら
明かされていったときは思わず涙してしまいましたが、それを観た後は、
ラチェッドの残忍な行動を観ても(ドラマに慣れていたのもあると思いますが)
愛する人もいるし、殺される人にはそれなりに悪事の理由があるしなあ、と
最初のころの怖くて早送りちゅるちゅるもなくなりました。(笑)
今回、ドラマの音楽と衣装(クラシックなデザインに色使いが印象的)の
インパクトが強かったのですが、特にオープニングの曲がサン・サーンスの「死の舞踏」で
スキップせず毎回聞いていて、この曲を聞いてからドラマに入ると、独特の世界観に入って
ドラマを楽しめるような、どんどんそういう気持ちになれました。
また、ラチェッドをとりまくキャストも豪華、看護師長のバケットがジュディ・デイヴィス、
モーテルのレセプションのルイーズがアマンダ・プラマー(トラップ大佐の娘)、
大富豪の未亡人レノア(肩に猿をのせている)がシャロン・ストーン、
州知事の補佐官がSATCのシンシア・ニクソン、と贅沢なキャスティングに驚いたのですが、
多重人格で入院してくるシャーロットを演じていたソフィー・オコドネー、
モーテルのレセプションのルイーズがアマンダ・プラマー(トラップ大佐の娘)、
大富豪の未亡人レノア(肩に猿をのせている)がシャロン・ストーン、
州知事の補佐官がSATCのシンシア・ニクソン、と贅沢なキャスティングに驚いたのですが、
多重人格で入院してくるシャーロットを演じていたソフィー・オコドネー、
この作品でローズをサポートしようとする資産家を演じていたのですが、
今回のドラマではまったくの別人でびっくり。
多重人格なので次々といろいろな人格が登場するのがドラマを二転三転させ、
その演技が私にはとても印象的でした。
また、殺人犯のエドモンドが看護師見習いのドリーと逃亡する場面で、
ドリーがあこがれていた映画が、
8話(CMなく60分)を全部みるのは大変かと思ったら意外とあっという間、
最終回を観ていて続編ありそうだなあと思ったら、
来年シーズン2が作られるらしいので楽しみなのですが、
ラチェッドの近くにいる登場人物で好きだったハック(最終的には看護師長)が
殺されてしまったので続編には出ないというのがかなり残念です。
続編では、ラチェッドとエドモンドの対決が描かれるのかな、と思いますが、
特に癖のあるキャラクターは生き残っていますのでその人たちがどう絡んでいくのか、
今から楽しみなのでそれまで何度か繰り返して見直したいと思えるほど、
久しぶりに全話観て入り込めた「ラチェッド」でありました。
今回のドラマではまったくの別人でびっくり。
多重人格なので次々といろいろな人格が登場するのがドラマを二転三転させ、
その演技が私にはとても印象的でした。
また、殺人犯のエドモンドが看護師見習いのドリーと逃亡する場面で、
ドリーがあこがれていた映画が、
これみたいな感じに思えたのですが、
ドラマの設定の時代(1940年代後半)と映画制作の時期(1960年代後半)が
違うよねぇ、と突っ込み入れてみていたら、ドリーの最期がまさにボニーを演じた
ドラマの設定の時代(1940年代後半)と映画制作の時期(1960年代後半)が
違うよねぇ、と突っ込み入れてみていたら、ドリーの最期がまさにボニーを演じた
フェイ・ダナウェイで(ドリーは銀行強盗したわけじゃないけれど)、製作側の
アーサー・ペン監督への敬意なのかな、と思いました。
アーサー・ペン監督への敬意なのかな、と思いました。
8話(CMなく60分)を全部みるのは大変かと思ったら意外とあっという間、
最終回を観ていて続編ありそうだなあと思ったら、
来年シーズン2が作られるらしいので楽しみなのですが、
ラチェッドの近くにいる登場人物で好きだったハック(最終的には看護師長)が
殺されてしまったので続編には出ないというのがかなり残念です。
続編では、ラチェッドとエドモンドの対決が描かれるのかな、と思いますが、
特に癖のあるキャラクターは生き残っていますのでその人たちがどう絡んでいくのか、
今から楽しみなのでそれまで何度か繰り返して見直したいと思えるほど、
久しぶりに全話観て入り込めた「ラチェッド」でありました。