横浜にぎわい座で「浜風の雀々」 [落語・お笑い]
ブログ友のメガネヒヨコさんから落語に行きたい!というリクエストを受けて
久しぶりに横浜に行きました。
寄席といえば都内に浅草演芸ホール、新宿末廣亭、鈴本演芸場、池袋演芸場という
定席寄席がありますが、神奈川県にお住まいのメガネヒヨコさんから
横浜にぎわい座はどうでしょう?とご提案いただいたので、久しぶりの横浜詣で、
超久しぶりに桜木町駅で下車
3年くらい前、日清のカップヌードルミュージアムに行った時は、市営地下鉄の
みなとみらい駅で下車したので、桜木町駅はホントに久しぶりなのですが、
駅付近の風景とか随分変わっているような印象でした。
ランドマークタワーは変わらないけれど
桜木町駅って初代横浜駅だったのですね
待ち合わせ時間まで余裕があったので改札付近をうろうろ歩いて見つけたのが
この展示だったのですが、初めて知った話でびっくり、勉強になりました。
NEW DAYSでは生ビールも販売中
めちゃくちゃ蒸し暑い日だったので待っている間に呑みたくなりましたが、
いやいや、落語の後にお酒呑むから我慢我慢、、、我慢できました。(笑)
その後メガネヒヨコさんと合流して、横浜にぎわい座まで連れていってもらいます。
久しぶりに横浜に行きました。
寄席といえば都内に浅草演芸ホール、新宿末廣亭、鈴本演芸場、池袋演芸場という
定席寄席がありますが、神奈川県にお住まいのメガネヒヨコさんから
横浜にぎわい座はどうでしょう?とご提案いただいたので、久しぶりの横浜詣で、
超久しぶりに桜木町駅で下車
3年くらい前、日清のカップヌードルミュージアムに行った時は、市営地下鉄の
みなとみらい駅で下車したので、桜木町駅はホントに久しぶりなのですが、
駅付近の風景とか随分変わっているような印象でした。
ランドマークタワーは変わらないけれど
桜木町駅って初代横浜駅だったのですね
待ち合わせ時間まで余裕があったので改札付近をうろうろ歩いて見つけたのが
この展示だったのですが、初めて知った話でびっくり、勉強になりました。
NEW DAYSでは生ビールも販売中
めちゃくちゃ蒸し暑い日だったので待っている間に呑みたくなりましたが、
いやいや、落語の後にお酒呑むから我慢我慢、、、我慢できました。(笑)
その後メガネヒヨコさんと合流して、横浜にぎわい座まで連れていってもらいます。
数分で到着
都内の寄席と違って大きなビルの中にあってびっくり。
(都内の寄席は古めの建物が多いです)
雀々さんの落語会を楽しみます
定席寄席は平日のみらしく、土日はこういった独演会みたいで、
そのあたりは都内の寄席とは違うなあと思いましたが、寄席だと一人あたりの
持ち時間が15分とか20分くらい、漫才やコントなどの色物さんが間に入るのは
寄席の楽しみといっては楽しみでいずれメガネヒヨコさんにも体験していただければ
と思いますが、今回は先に日程を決めたので、その日が雀々さんの独演会だった、
という感じです。
お名前から枝雀さんと関係あるのかな、と思ったら枝雀さんのお弟子さんなんですね。
上方落語はあまり聴く機会がないので楽しみ楽しみ、と寄席(3階)に向かう途中で、
こんなものが。。。
「うつぼさん!ブログネタになりますから写真撮りましょう!」
明るく勧めるメガネヒヨコさんに促されるまま、
写真撮りました。(笑)
まあ、寄席の高座に座る機会なんてありませんからね、
こういう撮影スポットがあるというのも良き経験です。(^-^)
開口一番は柳家しろ八さん
(お写真は落語協会さんのサイトよりいただきました)
あれ、この人、見たことあるんだけど、、、と思ったら、
1週間前に行った柳家権太楼師匠の独演会の開口一番で見た前座さん、
その時は「金明竹」という滑舌がよくないと大変なネタだったので、
前座さんとはいえそろそろ二つ目かなと思った(上手)のですが、
この日も「転失気(⇐おなら、のこと)」をお話しされて場内爆笑。
メガネヒヨコさんの初ライブ落語がおならネタというのが良いのかどうか、ですが
隣で大笑いしているメガネヒヨコさんを観て私も安堵しました。
続いて雀々さんが登場
(お写真は所属しているラルテさんのサイトよりいただきました)
上方落語は、講談師の方が使う釈台とはちょっとつくりが違いますが、
見台という台を置いて、小拍子というちっちゃい拍子木のようなものを2つ、
落語の合間に軽快に鳴らしておはなしされます。
大柄の方でちょっとハスキーですが、喉が強い感じ(メガネヒヨコさん談)で
ものすごく勢いのある噺家さんという印象でした。
1席目が「くやみ」。
お悔みにきた人達の面白い様子、お悔みより自分の店の宣伝をして帰る炭団屋さん、
奥さんののろけだけ行って帰る町内の人、その様子がおかしくておかしくて、
10年前、うつぼ父の通夜に来た親戚や近所の人たちがここまで笑えなかったものの
お悔みより自己中な感じの人が多かったなあ、なんてことを思い出すネタでした。
続いてすぐ2席目に「代書」。
元々上方落語なんですね、私は寿輔師匠で聞いたのが最初でしたが、江戸落語で
聞きなれていた、、よりも爆笑できる雀々さんの話しぶりでした。
と、爆笑しまくりで仲入りし、後半戦の3席目は見台なしで「義眼」。
前半で上方落語はオチがないけれどひたすら観客を笑わせる、という話があって、
何度か聞いたことのある(オチを知っている)ネタだったので
見台がない=江戸落語(オチがある)ということなのかもしれませんね。
義眼を入れた男が吉原に行ってお泊りした時に義眼を外して湯呑みに入れて、
それを間違って隣の部屋の男がのんでしまう、、ホラーな話になるはずが
オチでは笑える、落語ってたくさん笑えて免疫力上がる実感があって
しかも今回はメガネヒヨコさんも隣で大笑いしてくれたので更に免疫力アップ、
そんな気分になれました。
しろ八さんが書いたものですが、優しい字体です。
この後は、お待ちかねのお酒です!
都内の寄席と違って大きなビルの中にあってびっくり。
(都内の寄席は古めの建物が多いです)
雀々さんの落語会を楽しみます
定席寄席は平日のみらしく、土日はこういった独演会みたいで、
そのあたりは都内の寄席とは違うなあと思いましたが、寄席だと一人あたりの
持ち時間が15分とか20分くらい、漫才やコントなどの色物さんが間に入るのは
寄席の楽しみといっては楽しみでいずれメガネヒヨコさんにも体験していただければ
と思いますが、今回は先に日程を決めたので、その日が雀々さんの独演会だった、
という感じです。
お名前から枝雀さんと関係あるのかな、と思ったら枝雀さんのお弟子さんなんですね。
上方落語はあまり聴く機会がないので楽しみ楽しみ、と寄席(3階)に向かう途中で、
こんなものが。。。
「うつぼさん!ブログネタになりますから写真撮りましょう!」
明るく勧めるメガネヒヨコさんに促されるまま、
写真撮りました。(笑)
まあ、寄席の高座に座る機会なんてありませんからね、
こういう撮影スポットがあるというのも良き経験です。(^-^)
開口一番は柳家しろ八さん
(お写真は落語協会さんのサイトよりいただきました)
あれ、この人、見たことあるんだけど、、、と思ったら、
1週間前に行った柳家権太楼師匠の独演会の開口一番で見た前座さん、
その時は「金明竹」という滑舌がよくないと大変なネタだったので、
前座さんとはいえそろそろ二つ目かなと思った(上手)のですが、
この日も「転失気(⇐おなら、のこと)」をお話しされて場内爆笑。
メガネヒヨコさんの初ライブ落語がおならネタというのが良いのかどうか、ですが
隣で大笑いしているメガネヒヨコさんを観て私も安堵しました。
続いて雀々さんが登場
(お写真は所属しているラルテさんのサイトよりいただきました)
上方落語は、講談師の方が使う釈台とはちょっとつくりが違いますが、
見台という台を置いて、小拍子というちっちゃい拍子木のようなものを2つ、
落語の合間に軽快に鳴らしておはなしされます。
大柄の方でちょっとハスキーですが、喉が強い感じ(メガネヒヨコさん談)で
ものすごく勢いのある噺家さんという印象でした。
1席目が「くやみ」。
お悔みにきた人達の面白い様子、お悔みより自分の店の宣伝をして帰る炭団屋さん、
奥さんののろけだけ行って帰る町内の人、その様子がおかしくておかしくて、
10年前、うつぼ父の通夜に来た親戚や近所の人たちがここまで笑えなかったものの
お悔みより自己中な感じの人が多かったなあ、なんてことを思い出すネタでした。
続いてすぐ2席目に「代書」。
元々上方落語なんですね、私は寿輔師匠で聞いたのが最初でしたが、江戸落語で
聞きなれていた、、よりも爆笑できる雀々さんの話しぶりでした。
と、爆笑しまくりで仲入りし、後半戦の3席目は見台なしで「義眼」。
前半で上方落語はオチがないけれどひたすら観客を笑わせる、という話があって、
何度か聞いたことのある(オチを知っている)ネタだったので
見台がない=江戸落語(オチがある)ということなのかもしれませんね。
義眼を入れた男が吉原に行ってお泊りした時に義眼を外して湯呑みに入れて、
それを間違って隣の部屋の男がのんでしまう、、ホラーな話になるはずが
オチでは笑える、落語ってたくさん笑えて免疫力上がる実感があって
しかも今回はメガネヒヨコさんも隣で大笑いしてくれたので更に免疫力アップ、
そんな気分になれました。
しろ八さんが書いたものですが、優しい字体です。
この後は、お待ちかねのお酒です!
芸協らくごまつり2024でサインラリー [落語・お笑い]
今回はかなりリアルタイム(5/26)の記事です。(笑)
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私のブログにたまに登場する古今亭寿輔師匠が所属するのは落語芸術協会ですが、
(過去の落語協会分裂騒動以降、落語協会、落語芸術協会、円楽一門、談志一門に
東の落語界は分かれている、、その中の落語芸術協会)
毎年開催されている芸協らくごまつりに私も都合がつけば足を運ぶようにしています。
コロナ禍で3年間オンラインのみで開催だったこのおまつりが昨年再開され、
今年も無事開催されると知ったので、これは行かねば、と、
私も西新宿にある芸能花伝舎(廃校になった小学校を利用した施設)に行きました。
大都会新宿(西新宿近くの風景です)
西新宿の駅から歩いて10分弱くらいで、
到着~
(当日の様子もネット記事になっています)https://news.yahoo.co.jp/articles/8cde44c3dd94c77b1ad25002edbf4ae83864c18c?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240526&ctg=ent&bt=tw_up
この日は夏日で歩くと汗をかくような暑さですが、雨でなくてよかったかもしれません。
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私のブログにたまに登場する古今亭寿輔師匠が所属するのは落語芸術協会ですが、
(過去の落語協会分裂騒動以降、落語協会、落語芸術協会、円楽一門、談志一門に
東の落語界は分かれている、、その中の落語芸術協会)
毎年開催されている芸協らくごまつりに私も都合がつけば足を運ぶようにしています。
コロナ禍で3年間オンラインのみで開催だったこのおまつりが昨年再開され、
今年も無事開催されると知ったので、これは行かねば、と、
私も西新宿にある芸能花伝舎(廃校になった小学校を利用した施設)に行きました。
大都会新宿(西新宿近くの風景です)
西新宿の駅から歩いて10分弱くらいで、
到着~
(当日の様子もネット記事になっています)https://news.yahoo.co.jp/articles/8cde44c3dd94c77b1ad25002edbf4ae83864c18c?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240526&ctg=ent&bt=tw_up
この日は夏日で歩くと汗をかくような暑さですが、雨でなくてよかったかもしれません。
バク助
芸協(落語芸術協会)のキャラクターでホームページでよく見ているのですが、
着ぐるみで見たのは初めて。かなり大きくてびっくりしました。(笑)
夢太朗師匠?
普段、寄席では羽織姿の師匠方もイベントTシャツを着ているとよくわからず、
ただ、こうやって敷地内に多くの師匠方が普通にいらっしゃるので気軽に声かけして
サインをいただいたり写真を撮ったりできるのも楽しいイベントです。
朝10時~16時の間に開催されているおまつりですが、体育館で行われるライブ、
いくつもの教室や仮設テント内で行われているイベントやキッチンカーなど、
かなり盛りだくさんでどこをみたらよいのやら、と迷います。
というか、私は体育館で行われるライブ(これは有料)を観るのがメインなので
その他は、適当に、とまず教室に向かってみたら、
人だらけでよく分からず早々に諦め
外に出る時に見かけたコスプレーヤー
胸のところに貼ってあった名札を観たら山上兄弟でした。
小さい頃、「てじなーにゃ!」という掛け声で舞台に立っていた彼らもアラサー。
写真に写っているのはおそらくお兄さんの佳之介さん、右隣りに弟の暁之進さんが
います。wikiを観るとイリュージョニストでコスプレイヤーと書いてあったので、
このお姿、特に珍しいものでもなさそうですが、今回のおまつりの中でかなり
目立っていました。
こちらでサインラリーの用紙を購入
驚いたことに販売担当が新宿カウボーイのかねきよ勝則さん(スキンヘッドの方)で、
用紙かってすぐサインもらっていいのかどうか頭が混乱して一旦売り場を離れると、
楽輔師匠がいらっしゃったのでサインをゲット
あれ、この人、男性の女装?
後で小痴楽さんの落語の枕のときに知ったのですが、おまつりの企画で噺家さんが
女装してコンテストを開催していたようです。
遠目には女性ですが近づくと化粧に浮き上がるヒゲがなんともいえない雰囲気でした。
男女逆転Show!という企画だったようです
人間国宝 神田松鯉の館
ご高齢なのでご本人が登場したのは限られていたそうで、それ以外は違う方が
登場されていたと、あとで行列していたら知り合った松鯉ファンの方から聞きました。
と、サインラリーの用紙を持ってうろうろしていたのですがやっぱり、と
売り場に戻り、
かねきよ勝則さん ゲットしました!
(左がかねきよ勝則さん、右が楽輔師匠)
と、体育館でのライブの時間が近づいてきましたので、
入場します
!!!
前のライブでパフォーマンスをされたボンボンブラザースの鏡味勇二郎さん、
終演後、こうやってサインをされていますが、私が最初に見たのが30年くらい前、
自分も歳をとりましたが師匠も今年で81歳、今も現役ですがおじいちゃんになった
なあ、しみじみ思いました。
最前列で鑑賞します
(チケットは事前予約制、発売開始日にすぐ飛びつきました(笑))
小痴楽さんは「まんじゅうこわい」で場内を沸かせ、
寿輔師匠や黄色い蛍光色の羽織で登場し、
さんざん客いじりした後に、「生徒の作文」をちょっとだけ披露して終了。
終演後、寿輔師匠の大ファンのマダム(M川さん)にご挨拶しながら
寿輔師匠のサイン行列に並びましたが時間切れでゲットできず、仕方なくその後
ぶらぶらして、
ビールを購入
マダムカフェだったか、女性の講談師や色物さんたちで飲みものを販売していて
私が行った時は講談師の神田紫師匠が生ビールを淹れてくれました。
こういう距離感が楽しいおまつりだと実感しつつ、
紫師匠と、後ろにいらした奇術の瞳ナナさんからサインをゲット。
残すところあと2か所
春風亭昇也さんのサイン行列に並び
(春風亭昇太さんのお弟子さんです)
あと一人、と思ったら、昇也さんの後方に三遊亭遊之介さんがいらっしゃったので、
ご贔屓?さんとビールを呑んでいるところを悪いかなと思いながら声かけして、
サインしていただきました。
昇也の行列、長すぎない?とディスっていましたが、私のような素人はとりあえず行列を
観たら並ぶ、という本能が働くものです。
というわけで無事枠が全て埋まりました。
瞳ナナさん
春風亭昇也さん
三遊亭遊之介さん
神田紫さん
笑福亭里光さん(多分)
きょうたさん(相方のおせつさん、見つからず)
新宿カウボーイ かねきよ勝則さん
柳亭楽輔さん
桂文治さん
柳亭信楽さん
玉川太福さん
別に意地になって集めなくても、、と思ったのですが全部枠がうまると
変な達成感がありますね。(^^;
この後、サインラリーの抽選会の列に並んでいたら、アラサーくらいの
きれいなお姉さんから声をかけられて落語メインで寄席に行く話をすると
このお姉さん、3年前に、神田松鯉さんにドはまりしていると聞きびっくり。
え、講談だったら今は伯山さんの方が人気あるんじゃないですか?と聞くと
いえいえ、伯山さんは殆ど聞いたことがなくて私は松鯉先生一筋です!と
熱い思いを聞かせていただきました。
松鯉さんは私が寄席通いを始めたころから聞いているのでその声の渋さとか
好きなのも分かるのですが、お姉さんの年代で人間国宝(おじいちゃん)の
松鯉さんにドはまりするってなんかすごいなあ、と思いながら暫しお話し、
抽選で当たった甘夏をいただいて帰宅の途に就きました。
外に出て西新宿の駅に向かう途中、建物の裏手を通ったら、
昇太さんが普通にいました
こうやって身近に感じられるイベント、楽しいですね。
抽選で当たった甘夏
普段ほとんど食べない甘夏ですが、ビタミンCたっぷり摂取できました。
今回初めてサインラリーに参加しましたが、松鯉さんの大ファンのお姉さんは
2枚目もコンプリートというつわもので、私も来年は2枚くらいサインを集めて
みるのも楽しそうかな(かなり会場混んでるので難儀しますが)と思った、
芸協らくごまつりでありました。
芸協(落語芸術協会)のキャラクターでホームページでよく見ているのですが、
着ぐるみで見たのは初めて。かなり大きくてびっくりしました。(笑)
夢太朗師匠?
普段、寄席では羽織姿の師匠方もイベントTシャツを着ているとよくわからず、
ただ、こうやって敷地内に多くの師匠方が普通にいらっしゃるので気軽に声かけして
サインをいただいたり写真を撮ったりできるのも楽しいイベントです。
朝10時~16時の間に開催されているおまつりですが、体育館で行われるライブ、
いくつもの教室や仮設テント内で行われているイベントやキッチンカーなど、
かなり盛りだくさんでどこをみたらよいのやら、と迷います。
というか、私は体育館で行われるライブ(これは有料)を観るのがメインなので
その他は、適当に、とまず教室に向かってみたら、
人だらけでよく分からず早々に諦め
外に出る時に見かけたコスプレーヤー
胸のところに貼ってあった名札を観たら山上兄弟でした。
小さい頃、「てじなーにゃ!」という掛け声で舞台に立っていた彼らもアラサー。
写真に写っているのはおそらくお兄さんの佳之介さん、右隣りに弟の暁之進さんが
います。wikiを観るとイリュージョニストでコスプレイヤーと書いてあったので、
このお姿、特に珍しいものでもなさそうですが、今回のおまつりの中でかなり
目立っていました。
こちらでサインラリーの用紙を購入
驚いたことに販売担当が新宿カウボーイのかねきよ勝則さん(スキンヘッドの方)で、
用紙かってすぐサインもらっていいのかどうか頭が混乱して一旦売り場を離れると、
楽輔師匠がいらっしゃったのでサインをゲット
あれ、この人、男性の女装?
後で小痴楽さんの落語の枕のときに知ったのですが、おまつりの企画で噺家さんが
女装してコンテストを開催していたようです。
遠目には女性ですが近づくと化粧に浮き上がるヒゲがなんともいえない雰囲気でした。
男女逆転Show!という企画だったようです
人間国宝 神田松鯉の館
ご高齢なのでご本人が登場したのは限られていたそうで、それ以外は違う方が
登場されていたと、あとで行列していたら知り合った松鯉ファンの方から聞きました。
と、サインラリーの用紙を持ってうろうろしていたのですがやっぱり、と
売り場に戻り、
かねきよ勝則さん ゲットしました!
(左がかねきよ勝則さん、右が楽輔師匠)
と、体育館でのライブの時間が近づいてきましたので、
入場します
!!!
前のライブでパフォーマンスをされたボンボンブラザースの鏡味勇二郎さん、
終演後、こうやってサインをされていますが、私が最初に見たのが30年くらい前、
自分も歳をとりましたが師匠も今年で81歳、今も現役ですがおじいちゃんになった
なあ、しみじみ思いました。
最前列で鑑賞します
(チケットは事前予約制、発売開始日にすぐ飛びつきました(笑))
小痴楽さんは「まんじゅうこわい」で場内を沸かせ、
寿輔師匠や黄色い蛍光色の羽織で登場し、
さんざん客いじりした後に、「生徒の作文」をちょっとだけ披露して終了。
終演後、寿輔師匠の大ファンのマダム(M川さん)にご挨拶しながら
寿輔師匠のサイン行列に並びましたが時間切れでゲットできず、仕方なくその後
ぶらぶらして、
ビールを購入
マダムカフェだったか、女性の講談師や色物さんたちで飲みものを販売していて
私が行った時は講談師の神田紫師匠が生ビールを淹れてくれました。
こういう距離感が楽しいおまつりだと実感しつつ、
紫師匠と、後ろにいらした奇術の瞳ナナさんからサインをゲット。
残すところあと2か所
春風亭昇也さんのサイン行列に並び
(春風亭昇太さんのお弟子さんです)
あと一人、と思ったら、昇也さんの後方に三遊亭遊之介さんがいらっしゃったので、
ご贔屓?さんとビールを呑んでいるところを悪いかなと思いながら声かけして、
サインしていただきました。
昇也の行列、長すぎない?とディスっていましたが、私のような素人はとりあえず行列を
観たら並ぶ、という本能が働くものです。
というわけで無事枠が全て埋まりました。
瞳ナナさん
春風亭昇也さん
三遊亭遊之介さん
神田紫さん
笑福亭里光さん(多分)
きょうたさん(相方のおせつさん、見つからず)
新宿カウボーイ かねきよ勝則さん
柳亭楽輔さん
桂文治さん
柳亭信楽さん
玉川太福さん
別に意地になって集めなくても、、と思ったのですが全部枠がうまると
変な達成感がありますね。(^^;
この後、サインラリーの抽選会の列に並んでいたら、アラサーくらいの
きれいなお姉さんから声をかけられて落語メインで寄席に行く話をすると
このお姉さん、3年前に、神田松鯉さんにドはまりしていると聞きびっくり。
え、講談だったら今は伯山さんの方が人気あるんじゃないですか?と聞くと
いえいえ、伯山さんは殆ど聞いたことがなくて私は松鯉先生一筋です!と
熱い思いを聞かせていただきました。
松鯉さんは私が寄席通いを始めたころから聞いているのでその声の渋さとか
好きなのも分かるのですが、お姉さんの年代で人間国宝(おじいちゃん)の
松鯉さんにドはまりするってなんかすごいなあ、と思いながら暫しお話し、
抽選で当たった甘夏をいただいて帰宅の途に就きました。
外に出て西新宿の駅に向かう途中、建物の裏手を通ったら、
昇太さんが普通にいました
こうやって身近に感じられるイベント、楽しいですね。
抽選で当たった甘夏
普段ほとんど食べない甘夏ですが、ビタミンCたっぷり摂取できました。
今回初めてサインラリーに参加しましたが、松鯉さんの大ファンのお姉さんは
2枚目もコンプリートというつわもので、私も来年は2枚くらいサインを集めて
みるのも楽しそうかな(かなり会場混んでるので難儀しますが)と思った、
芸協らくごまつりでありました。
タグ:芸協
寿輔の「文七元結」 [落語・お笑い]
久しぶりの寄席記事です。(かなり長いです(笑))
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここ最近、寄席に行くのが年数回程度に減少しているのですが、
浅草演芸ホールの2月下席昼の部で寿輔師匠が主任だと知り、
久しぶりに寄席に足を運びました。
東武浅草駅の小さい改札口(中華ぼたんの近く)から伝法院通りを通って
(メンチに大行列でものすごく油臭かった上に食べ歩きが多くて( 一一))
そこそこ人がいる六区
ピンク色の羽織が眩しい(笑)師匠
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ここ最近、寄席に行くのが年数回程度に減少しているのですが、
浅草演芸ホールの2月下席昼の部で寿輔師匠が主任だと知り、
久しぶりに寄席に足を運びました。
東武浅草駅の小さい改札口(中華ぼたんの近く)から伝法院通りを通って
(メンチに大行列でものすごく油臭かった上に食べ歩きが多くて( 一一))
そこそこ人がいる六区
ピンク色の羽織が眩しい(笑)師匠
師匠に会える~
「大人一枚、お願いします」と木戸銭を支払おうとしている横から、
寄席のスタッフのお姉さんが「先に消毒と検温お願いします!」と
物凄い勢いで声をかけてきたのがちょっと不意打ちな感じで、
出した財布を引っ込めて両手を差し出して消毒、そして、手首で検温。
慌てたよ、、と思いながら木戸銭を支払って中に入りました。
入った時、開口一番が始まっていたところでしたが、
めくりに伸都、と書いてあったような記憶なのですが、
芸協のホームページを観ても名前が見つからず、勘違いしていたかもしれません。
ちなみにネタは「まんじゅうこわい」。
久しぶりに聞きましたが、私の場合は「おさけこわい」だな、と
自虐的に心の中でセルフツッコミ。(笑)
前座さんにしては、と思ったら脱サラして入門した34歳、よく通る声で上手でした。
初高座とは思えないくらい堂々とした姿に今後も期待です。
続いて、登場したのが、
伸しんさん
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
開口一番の伸都さんと同じく桂伸治さんのお弟子さん、
36歳で脱サラ後入門し、7年前の2月下席昼の部が初高座だったので、
開口一番の伸都さんと同じなんです、と仰っていました。
ネタは「桃太郎」。
お父さんの昔話にガンガンツッコミを入れる金坊の姿に笑いました。
と、周りを観ると若い女性がなんだか多くて、あれ、いつの間にか落語が
若いレディースの間で大人気になっているの?と思ったら、それが勘違いと
後々気づくことになりました。(^-^;
「大人一枚、お願いします」と木戸銭を支払おうとしている横から、
寄席のスタッフのお姉さんが「先に消毒と検温お願いします!」と
物凄い勢いで声をかけてきたのがちょっと不意打ちな感じで、
出した財布を引っ込めて両手を差し出して消毒、そして、手首で検温。
慌てたよ、、と思いながら木戸銭を支払って中に入りました。
入った時、開口一番が始まっていたところでしたが、
めくりに伸都、と書いてあったような記憶なのですが、
芸協のホームページを観ても名前が見つからず、勘違いしていたかもしれません。
ちなみにネタは「まんじゅうこわい」。
久しぶりに聞きましたが、私の場合は「おさけこわい」だな、と
自虐的に心の中でセルフツッコミ。(笑)
前座さんにしては、と思ったら脱サラして入門した34歳、よく通る声で上手でした。
初高座とは思えないくらい堂々とした姿に今後も期待です。
続いて、登場したのが、
伸しんさん
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
開口一番の伸都さんと同じく桂伸治さんのお弟子さん、
36歳で脱サラ後入門し、7年前の2月下席昼の部が初高座だったので、
開口一番の伸都さんと同じなんです、と仰っていました。
ネタは「桃太郎」。
お父さんの昔話にガンガンツッコミを入れる金坊の姿に笑いました。
と、周りを観ると若い女性がなんだか多くて、あれ、いつの間にか落語が
若いレディースの間で大人気になっているの?と思ったら、それが勘違いと
後々気づくことになりました。(^-^;
続いて、ナオユキさん お初です
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
関西弁のスタンダップコメディで、中年男が一人で出かけた酒場で見る、
あるあるな光景を次々とテンポよく語るスタイルですが、ホントにあるあるで、
ぐふぐふ笑いながら見てしまいました。
今後も寄席以外で観る機会があれば観てみたい芸人さんです。
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
関西弁のスタンダップコメディで、中年男が一人で出かけた酒場で見る、
あるあるな光景を次々とテンポよく語るスタイルですが、ホントにあるあるで、
ぐふぐふ笑いながら見てしまいました。
今後も寄席以外で観る機会があれば観てみたい芸人さんです。
続いて今いちさん 久しぶりです
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
寿輔師匠のお弟子さんの今輔さんのお弟子さん、の今いちさん。
寿輔師匠のひとり会でも開口一番から打ち上げの会計お運びまで、
まめに働く好青年というイメージでしたが、現在は二つ目。
袴にサスペンダー姿で登場し、落語家の職域接種(国立劇場)の話から、
コロナ禍で博物館や美術館が休館となってしまったマクラから入ったネタ、
タイトルは分からないのですが美術館ネタでした。
世界の名画を盗もうと夜の美術館に忍び込んだ泥棒、と、世界の名画が
次々と話しかけてくるという創作落語(今いちさんの作品かな)で、
ドラクロワ、ミレー、ピカソなどの作品と話した後に釜茹での石川五右衛門が登場し、
という展開だったのですが、出てくる絵が分からないと笑いづらい、ネタとしては
面白い発想なのですが、寄席にやって来る人を意識してもうちょっと分かりやすく
したほうがよいかな、という若干残念な感じで終わりました。
ネタの後、先輩方との食事(後から食べ始めて先に食べ終わる)で太ってしまったので、
ダイエットに、と袴を脱いで「やっこさん」という踊りを披露して終了。
とても器用な方で早く真打になってほしいと思うのですが(寿輔師匠の孫弟子ですし)
もうちょっと工夫して寄席に来ている大方の人が笑えるようになってほしいと思いました。
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
寿輔師匠のお弟子さんの今輔さんのお弟子さん、の今いちさん。
寿輔師匠のひとり会でも開口一番から打ち上げの会計お運びまで、
まめに働く好青年というイメージでしたが、現在は二つ目。
袴にサスペンダー姿で登場し、落語家の職域接種(国立劇場)の話から、
コロナ禍で博物館や美術館が休館となってしまったマクラから入ったネタ、
タイトルは分からないのですが美術館ネタでした。
世界の名画を盗もうと夜の美術館に忍び込んだ泥棒、と、世界の名画が
次々と話しかけてくるという創作落語(今いちさんの作品かな)で、
ドラクロワ、ミレー、ピカソなどの作品と話した後に釜茹での石川五右衛門が登場し、
という展開だったのですが、出てくる絵が分からないと笑いづらい、ネタとしては
面白い発想なのですが、寄席にやって来る人を意識してもうちょっと分かりやすく
したほうがよいかな、という若干残念な感じで終わりました。
ネタの後、先輩方との食事(後から食べ始めて先に食べ終わる)で太ってしまったので、
ダイエットに、と袴を脱いで「やっこさん」という踊りを披露して終了。
とても器用な方で早く真打になってほしいと思うのですが(寿輔師匠の孫弟子ですし)
もうちょっと工夫して寄席に来ている大方の人が笑えるようになってほしいと思いました。
続いて登場したのは夏丸さん
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
夏丸さんも寿輔師匠のひとり会でなんどか見た方ですが、歌がうまいイメージ。
検温消毒、密にならない寄席は安心です、コロナ禍で配信に慣れた人もいると思いますが
やっぱり寄席が一番、テレビだとCMが入って集中力が途切れがち、その点、寄席は
CMが入りませんからね、と話し始め、昔は噺家が出てくるCMが多かったのが今は減って
しまいましたね、永谷園の小さん師匠、エバラ焼き肉のタレの圓鏡師匠、、、と
話しているところで、近くに中年男女6人組が入ってきてすいませんねーと言いながら
前方席(私の近く)2列に分かれて座ったのですが、途中で入ってきたら後方で観て、
演者の入れ替えの時に席に座るのが演者にも他の客にも迷惑にならないと思うのですが
(というか、寄席や落語会ではそれが当たり前だと思っていました)
この時期に6人でやってきて演者さんが話している途中なのに自己中心的な態度で
おばさん(私)、イラついてしまいした。(V)o¥o(V)
と、イラついた後にかけたネタが「懐かしのCM」(多分そういうタイトル)。
CMは時代を映す鏡と説明して、昭和のCMを歌いながら紹介してくれました。
日本最初のCMソング(ラジオCM)はコニカ。
灰田勝彦さんが歌っていたそうですが、僕はアマチュアカメラマン、と始まり、
途中で、ピンぼけだ、という歌詞が入っているのがフィルムカメラらしく(笑)
1950年代の花王石鹸(顎のしゃくれたお月様=三日月)、三和石鹸(ワが3つ)、
オリエンタルカレーの歌など相変わらず夏丸さんは歌がうまいなあ、と思いました。
(これが落語?という気もしますが寄席に長時間いるとこういうネタもあります)
続いて コントD51
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
あまり得意でないので軽い気持ちで見ておりましたが、
この時も途中で入ってきた若い女性が私の前列の席に無理矢理座り、
コントD51だったので集中していないからよかったものの、
合間に移動しろよ、とここでもイラついてしまった私です。
と、続いて出できたのが伯山さん
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
浪曲の太福さんの代演で登場したのですが、
この日、若い女性がやたらと多い理由がやっとわかりました。(笑)
独演会も人気でなかなかチケットが買えないんでしょうね、
寄席に出演すると知ってピンポイントで観に来る伯山ファンが多いということ、
浅草演芸ホールさんもウハウハでしょうね。
コントD51さんを見ると平和でいいなと思います、と場内を和ませた後に
かけたネタは落語でも語られる「三方一両損」。
江戸っ子の意地の張り合いに大岡越前まで登場するという話ですが、
講談のテンポよさもあってグイグイひき込まれて見事なお裁きまで聞けました。
この後、露骨に帰っていく女性がぽつぽつ見えた後、
(せっかくだから他も見て、と言いたかった)
登場したのが今輔さん
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
今輔さんも久しぶりですが白髪が増えてきたなあという感じでした。(写真は結構若い)
群馬県出身(富岡)なので魅力度ランキング44位という中途半端なところを自虐的に語り、
得意なクイズ(パネルクイズアタック25)の最後のクイズで群馬県なのに岐阜県と答える
回答者の話で笑わせた後にかけたネタは「札-1グランプリ」。
ふだ、ではなく、さつ、なので「サツワングランプリ」。何度か聞いたネタです。
財務大臣が決定している新札の肖像、もし、人気投票で選ぶようなことになったら、
歴女が伊達政宗(六文銭は三途の川の渡し賃だからダメ)とか選んでしまいそうなので、
国民的肖像グランプリで決めようとすると、応募してくるのが太宰治、坂本龍馬。
(ここでも途中で中年グループが大きな足音と共に入ってきてイラっと(V)o¥o(V))
趣味は心中、左翼思想という太宰に対し、坂本龍馬の見た目は武田鉄矢、
そこ、福山じゃないの?と聞く審査員に、いや、福山だとみんなお札を手元にもって
使おうとしないので武田鉄矢にすればみんなすぐ使おうとすると笑いをとる場面では、
寄席が湧いていたので受けてよかったとなんだか安心して見終わりました。
ここで仲入り5分。
浅草演芸ホールもマンボーでアルコール提供を中止しているため、
ビールを買うことが出来ず、代わりにのど飴を買ってしまいました。
と、この間で、更に若い女性たちが場内から消えていました。
分かりやすいです。(笑)
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
夏丸さんも寿輔師匠のひとり会でなんどか見た方ですが、歌がうまいイメージ。
検温消毒、密にならない寄席は安心です、コロナ禍で配信に慣れた人もいると思いますが
やっぱり寄席が一番、テレビだとCMが入って集中力が途切れがち、その点、寄席は
CMが入りませんからね、と話し始め、昔は噺家が出てくるCMが多かったのが今は減って
しまいましたね、永谷園の小さん師匠、エバラ焼き肉のタレの圓鏡師匠、、、と
話しているところで、近くに中年男女6人組が入ってきてすいませんねーと言いながら
前方席(私の近く)2列に分かれて座ったのですが、途中で入ってきたら後方で観て、
演者の入れ替えの時に席に座るのが演者にも他の客にも迷惑にならないと思うのですが
(というか、寄席や落語会ではそれが当たり前だと思っていました)
この時期に6人でやってきて演者さんが話している途中なのに自己中心的な態度で
おばさん(私)、イラついてしまいした。(V)o¥o(V)
と、イラついた後にかけたネタが「懐かしのCM」(多分そういうタイトル)。
CMは時代を映す鏡と説明して、昭和のCMを歌いながら紹介してくれました。
日本最初のCMソング(ラジオCM)はコニカ。
灰田勝彦さんが歌っていたそうですが、僕はアマチュアカメラマン、と始まり、
途中で、ピンぼけだ、という歌詞が入っているのがフィルムカメラらしく(笑)
1950年代の花王石鹸(顎のしゃくれたお月様=三日月)、三和石鹸(ワが3つ)、
オリエンタルカレーの歌など相変わらず夏丸さんは歌がうまいなあ、と思いました。
(これが落語?という気もしますが寄席に長時間いるとこういうネタもあります)
続いて コントD51
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
あまり得意でないので軽い気持ちで見ておりましたが、
この時も途中で入ってきた若い女性が私の前列の席に無理矢理座り、
コントD51だったので集中していないからよかったものの、
合間に移動しろよ、とここでもイラついてしまった私です。
と、続いて出できたのが伯山さん
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
浪曲の太福さんの代演で登場したのですが、
この日、若い女性がやたらと多い理由がやっとわかりました。(笑)
独演会も人気でなかなかチケットが買えないんでしょうね、
寄席に出演すると知ってピンポイントで観に来る伯山ファンが多いということ、
浅草演芸ホールさんもウハウハでしょうね。
コントD51さんを見ると平和でいいなと思います、と場内を和ませた後に
かけたネタは落語でも語られる「三方一両損」。
江戸っ子の意地の張り合いに大岡越前まで登場するという話ですが、
講談のテンポよさもあってグイグイひき込まれて見事なお裁きまで聞けました。
この後、露骨に帰っていく女性がぽつぽつ見えた後、
(せっかくだから他も見て、と言いたかった)
登場したのが今輔さん
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
今輔さんも久しぶりですが白髪が増えてきたなあという感じでした。(写真は結構若い)
群馬県出身(富岡)なので魅力度ランキング44位という中途半端なところを自虐的に語り、
得意なクイズ(パネルクイズアタック25)の最後のクイズで群馬県なのに岐阜県と答える
回答者の話で笑わせた後にかけたネタは「札-1グランプリ」。
ふだ、ではなく、さつ、なので「サツワングランプリ」。何度か聞いたネタです。
財務大臣が決定している新札の肖像、もし、人気投票で選ぶようなことになったら、
歴女が伊達政宗(六文銭は三途の川の渡し賃だからダメ)とか選んでしまいそうなので、
国民的肖像グランプリで決めようとすると、応募してくるのが太宰治、坂本龍馬。
(ここでも途中で中年グループが大きな足音と共に入ってきてイラっと(V)o¥o(V))
趣味は心中、左翼思想という太宰に対し、坂本龍馬の見た目は武田鉄矢、
そこ、福山じゃないの?と聞く審査員に、いや、福山だとみんなお札を手元にもって
使おうとしないので武田鉄矢にすればみんなすぐ使おうとすると笑いをとる場面では、
寄席が湧いていたので受けてよかったとなんだか安心して見終わりました。
ここで仲入り5分。
浅草演芸ホールもマンボーでアルコール提供を中止しているため、
ビールを買うことが出来ず、代わりにのど飴を買ってしまいました。
と、この間で、更に若い女性たちが場内から消えていました。
分かりやすいです。(笑)
仲入り後はきょうこさんからスタート
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
和妻といっていましたが、以前見たことのある手妻と同じなのかな。
きんちゃく袋に入れた卵が消えたりまた出てきたり、
紙を丸めて扇子の上でぽんぽんと跳ねさせている内に卵に変身したり、
こういう奇術系は分かるような分からないようなナゼナゼ(?_?)感が楽しいですね。
続いて柳之助さん この方も久しぶり
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
好きでも嫌いでもないというか、寄席にくると以前はたまに見かけていた噺家さん、
という記憶ですが、この日のネタは「時そば」、まあ楽しめました。
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
和妻といっていましたが、以前見たことのある手妻と同じなのかな。
きんちゃく袋に入れた卵が消えたりまた出てきたり、
紙を丸めて扇子の上でぽんぽんと跳ねさせている内に卵に変身したり、
こういう奇術系は分かるような分からないようなナゼナゼ(?_?)感が楽しいですね。
続いて柳之助さん この方も久しぶり
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
好きでも嫌いでもないというか、寄席にくると以前はたまに見かけていた噺家さん、
という記憶ですが、この日のネタは「時そば」、まあ楽しめました。
その次は歌春さん
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
あまり得意ではないので軽くスルー気味に。
10分くらい漫談だったのでこれで終わりかと思ったら「たらちね」を話し始め、
嫁がやってくる前に終了してしまいました。
漫談やらないで嫁がやってきてからの混乱も話してほしかったな。
今丸さんで気分を変えます
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
紙切り芸の方ですが、今年80歳とは思えないくらいのハサミさばき。
女性のお客さんが多いので、と最初に切った舞妓、誰もほしいと手を上げず
次に切った藤娘(久しぶりのご注文です、と今丸さん嬉しそうに切っていました)
と一緒にリクエストした中年女性がおひねりを渡しながらもらっていました。
以前、アリババと40人の盗賊をリクエストされたのですがさすがに無理、と
場内を笑わせた後、次にリクエストされた赤穂浪士から宝船、
最後に前に座っているおじさんの横顔まで、おはやしのBGM(オーシャンゼリゼ)に
合わせて作品をどんどん切っていく姿、楽しめました。
お次は雷蔵さん
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
この方も久しぶりですが、ずいぶんお爺ちゃんになったなあという感じ。
ネタは「しらみ茶屋」。
笑えるネタのはずですが、性悪な奴だな、という気もして笑えず終了。
粋な人は笑えるのかもしれませんが、粋ではない私は微妙な気分でした。
ここで仲入り。
もう若い女性はそんなに場内に残っていません。(笑)
仲入り後は鯉八さんからスタート
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
あまり得意ではないので軽くスルー気味に。
10分くらい漫談だったのでこれで終わりかと思ったら「たらちね」を話し始め、
嫁がやってくる前に終了してしまいました。
漫談やらないで嫁がやってきてからの混乱も話してほしかったな。
今丸さんで気分を変えます
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
紙切り芸の方ですが、今年80歳とは思えないくらいのハサミさばき。
女性のお客さんが多いので、と最初に切った舞妓、誰もほしいと手を上げず
次に切った藤娘(久しぶりのご注文です、と今丸さん嬉しそうに切っていました)
と一緒にリクエストした中年女性がおひねりを渡しながらもらっていました。
以前、アリババと40人の盗賊をリクエストされたのですがさすがに無理、と
場内を笑わせた後、次にリクエストされた赤穂浪士から宝船、
最後に前に座っているおじさんの横顔まで、おはやしのBGM(オーシャンゼリゼ)に
合わせて作品をどんどん切っていく姿、楽しめました。
お次は雷蔵さん
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
この方も久しぶりですが、ずいぶんお爺ちゃんになったなあという感じ。
ネタは「しらみ茶屋」。
笑えるネタのはずですが、性悪な奴だな、という気もして笑えず終了。
粋な人は笑えるのかもしれませんが、粋ではない私は微妙な気分でした。
ここで仲入り。
もう若い女性はそんなに場内に残っていません。(笑)
仲入り後は鯉八さんからスタート
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
今日はお天気よくて絶好の鯉八日和!と話し始めた鯉八さん、
観客の想像力が大事、想像させるのができるのが良い落語家、
と始めたネタが「おちよさん」。
玉置宏のような演歌のイントロ紹介を繰り広げつつ、ネタにつなげていく感じ、
最後は演歌イントロの紹介の体で終わる、独特の鯉八ワールド、という感じで
ちょっと不思議な気持ちながらたくさん笑いました。
続いて藤本芝裕さん お初です
(お写真はボーイズバラエティ協会のホームページより拝借しました)
頬紅がすごくて驚いたのですが、音曲というカテゴリーだそうで、
漫談と三味線、最初にどすの効いた歌声でソーラン節を歌って場内を驚かせたあと、
東雲節や黒田節、インパクトが強すぎて暫し唖然としてしまったのですが、
どこか親近感のある方でした。
次は立川談幸さん?
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
立川流からいつのまにか芸協に入っていたという印象の噺家さんです。
「みなさん、そろそろお疲れになってるでしょう」と言われて安心したのか、
ネタの「茶の湯」を聴き始めたら、すみません、寝てました。
眠いところに登場したのが圓遊さん
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
おそらく10年以上ぶりの圓遊さん。
釈台が出てきたので正座できないのかなと思ってみたらあぐらかいてました。
自分も長時間の正座はきついので噺家さんも大変ですね。
で、圓遊さん、頭に大きな絆創膏を貼っていたので?と思ったら、
2日前、友人の退院祝いで飲んで転んだそうです。
その後、ネタの「疝気の虫」に入っても絆創膏に目がいってしまい、
話に入り込めないまま終了。
先に落語のオチについて説明し、今回は仕込みオチと言ってから始めたのですが、
確かに聴いていなければわからなかったオチかもしれません。
でも、気持ちのほぼ9割方は圓遊さんの絆創膏に向いておりました。(笑)
今日はお天気よくて絶好の鯉八日和!と話し始めた鯉八さん、
観客の想像力が大事、想像させるのができるのが良い落語家、
と始めたネタが「おちよさん」。
玉置宏のような演歌のイントロ紹介を繰り広げつつ、ネタにつなげていく感じ、
最後は演歌イントロの紹介の体で終わる、独特の鯉八ワールド、という感じで
ちょっと不思議な気持ちながらたくさん笑いました。
続いて藤本芝裕さん お初です
(お写真はボーイズバラエティ協会のホームページより拝借しました)
頬紅がすごくて驚いたのですが、音曲というカテゴリーだそうで、
漫談と三味線、最初にどすの効いた歌声でソーラン節を歌って場内を驚かせたあと、
東雲節や黒田節、インパクトが強すぎて暫し唖然としてしまったのですが、
どこか親近感のある方でした。
次は立川談幸さん?
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
立川流からいつのまにか芸協に入っていたという印象の噺家さんです。
「みなさん、そろそろお疲れになってるでしょう」と言われて安心したのか、
ネタの「茶の湯」を聴き始めたら、すみません、寝てました。
眠いところに登場したのが圓遊さん
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
おそらく10年以上ぶりの圓遊さん。
釈台が出てきたので正座できないのかなと思ってみたらあぐらかいてました。
自分も長時間の正座はきついので噺家さんも大変ですね。
で、圓遊さん、頭に大きな絆創膏を貼っていたので?と思ったら、
2日前、友人の退院祝いで飲んで転んだそうです。
その後、ネタの「疝気の虫」に入っても絆創膏に目がいってしまい、
話に入り込めないまま終了。
先に落語のオチについて説明し、今回は仕込みオチと言ってから始めたのですが、
確かに聴いていなければわからなかったオチかもしれません。
でも、気持ちのほぼ9割方は圓遊さんの絆創膏に向いておりました。(笑)
続いて、ボンボンブラザーズ
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
かなり若い頃の写真で、実際はお二人とも白髪のおじいちゃんたちです。
冒頭で、輪っかを落とすハプニングもありましたが、
5分くらいでなんだかやったかやらないか分からないうちに終了、という感じでした。
毎日出番があるのでこういう日もあるんだろうなと思いつつちょっと残念。
そして、主任の寿輔師匠
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
当日は蛍光黄色のお召し物でした。
「今日のお客さんが一番いい、盛り上がりが中途半端で」
などなど軽く客いじりをした後に話したのは「文七元結」。
(師匠の文七元結は大橋の件からスタート)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2008-09-18
久しぶりに聞いた文七元結、とてもよかったです。(^-^)
集金にいった五十両を泥棒にすられたと、大川へ身投げしようとする文七、
それを見て止める長兵衛、娘お久が長兵衛が博打に負けてつくった借金を返すために
自ら吉原の佐野槌へ行き工面してくれた五十両を文七に渡してしまう、
その後、文七の勘違いと分かって、文七を雇う近江屋卯兵衛の主人が長兵衛の家まで
行くものの、一度渡したものは要らねーと啖呵を切る長兵衛。(さすが江戸っ子)
と、佐野槌から身受けされたお久が帰ってきて文七と結ばれめでたしめでたし。。
まあ、今考えると、お久が文七のことを好きじゃなかったらどうするんだ、
みたいなツッコミもありますが(笑)当時はお見合いや紹介で結婚するのが普通で、
こういう展開もあるわけですよね。
結末が分かっているものの、師匠の語り口、久しぶりに聞いてジワりました。(:_;)
師匠と終演後にお話する機会があったので感想を伝えると、
師匠も久しぶりにこのネタを話したそうで、よいタイミングに寄席に行ってラッキー!
と思いつつ、もうちょっとまめに寄席に足を運んで師匠を拝もうと思った、
久しぶりの浅草演芸ホールでありました。
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
かなり若い頃の写真で、実際はお二人とも白髪のおじいちゃんたちです。
冒頭で、輪っかを落とすハプニングもありましたが、
5分くらいでなんだかやったかやらないか分からないうちに終了、という感じでした。
毎日出番があるのでこういう日もあるんだろうなと思いつつちょっと残念。
そして、主任の寿輔師匠
(お写真は落語芸術協会のホームページより拝借しました)
当日は蛍光黄色のお召し物でした。
「今日のお客さんが一番いい、盛り上がりが中途半端で」
などなど軽く客いじりをした後に話したのは「文七元結」。
(師匠の文七元結は大橋の件からスタート)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2008-09-18
久しぶりに聞いた文七元結、とてもよかったです。(^-^)
集金にいった五十両を泥棒にすられたと、大川へ身投げしようとする文七、
それを見て止める長兵衛、娘お久が長兵衛が博打に負けてつくった借金を返すために
自ら吉原の佐野槌へ行き工面してくれた五十両を文七に渡してしまう、
その後、文七の勘違いと分かって、文七を雇う近江屋卯兵衛の主人が長兵衛の家まで
行くものの、一度渡したものは要らねーと啖呵を切る長兵衛。(さすが江戸っ子)
と、佐野槌から身受けされたお久が帰ってきて文七と結ばれめでたしめでたし。。
まあ、今考えると、お久が文七のことを好きじゃなかったらどうするんだ、
みたいなツッコミもありますが(笑)当時はお見合いや紹介で結婚するのが普通で、
こういう展開もあるわけですよね。
結末が分かっているものの、師匠の語り口、久しぶりに聞いてジワりました。(:_;)
師匠と終演後にお話する機会があったので感想を伝えると、
師匠も久しぶりにこのネタを話したそうで、よいタイミングに寄席に行ってラッキー!
と思いつつ、もうちょっとまめに寄席に足を運んで師匠を拝もうと思った、
久しぶりの浅草演芸ホールでありました。
寿輔の「地獄めぐり」 [落語・お笑い]
本日の記事は落語(しかも寄席)記事。引きが悪い割にやたら長いです。(笑)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2月上席後半の昼の部に浅草演芸ホールを訪れたときの話です。
前回浅草演芸ホールを訪れたのがちょうど1年前、
神田松之丞さんが伯山を襲名する披露興行を夜の部に開催していた同じ期間の昼の部、
寿輔師匠が5日間「文七元結」をネタ出ししていたので観に行って以来。
普段は昼夜入れ替え無しの寄席ですが、この時は入れ替え制で、
夜の部はお昼前に整理券配布終了となる大繁盛ぶり、この頃既に感染者が
増えていたころですが、寄席も立見席を入れて興行していたんですよね。
(末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場まで披露興行は続きましたが、
さすがにその次の国立演芸場はキャンセルになりました)
一方の昼の部は夜の部と合わせてみる人も少ないというか、で結構空いていて、
のんびりみられたものの、師匠が主任で文七元結をやるとネタ出ししているのに
こんなに空いているなんて勿体ないなあ、と思ったことは覚えています。
で、今回どうして寄席に行ったかというと、
寿輔ロスっていうのでしょうか、いつもなら年に一度の独演会もありますし、
(最近は独演会でもぎりの大役も仰せつかっていましたので)
他でも寿輔師匠に会う機会がぽつぽつあったのですが、昨年はさっぱり。
師匠が所属する落語芸術協会のホームページを観たら、浅草演芸ホールの2月上席後半で
師匠が見られるの知り、拝めるときに拝んでおこう、と、足を運んでいた己がおりました。
中華ぼたんさん
東武線浅草駅の小さい方の改札を出てちょっと歩いたところにありますが、
帰りはここでギョビーしようと思いながら寄席に向かいました。
到着
途中の伝法院通りにあるメンチ屋(別に浅草名物でもないのに行列)とか
ホッピー通りは結構人気がありましたが、寄席の前はガラガラ。(笑)
12時ちょっと前、昼の部が始まったころに行きましたが、
1割くらいの入りでした。(木戸銭を払った後、検温と手指消毒あり)
最大5割までという入場規制をされていたので、密になるとは思いませんでしたが
久しぶりのガラガラな状況を見て、四半世紀前の夜の部の浅草の寄席の雰囲気を
思い出しました。(当時はガラガラで酔客が夜は多かった)
今は、はとバスなどの団体予約もないでしょうし、寄席自体は木戸銭が収入源なので
これだけ少ない入りというのは運営も大変ですし、出演される演者の方々も大変だろうな、
というのは容易に想像できます。(芸術芸能関連への公的補助はない?少ないですもんね)
寿輔師匠の大ファンのお姉さん(Mさん)がいらっしゃるかな、と
花番のおじさんに聞いたら、はい、いらっしゃいますよ、と言われたので
前の方に行って座ると、Mさんがこちらを見たのでご挨拶させていただきました。
ちなみに、最前列は飛沫が飛ぶからという理由なのか座れません。
(2列目以降も一席ごとにテープが貼ってあって座れないようになっています)
Mさん、師匠が出演されるときはほぼ毎日寄席に通われるほどの大ファンですが、
ご家族の方にこういう時期に寄席に行くのは、と言われて暫く寄席通いを控えて
いらっしゃったらしく、私が行った日、Mさんも寄席は一年振りとのこと。
滅多に寄席にいかない私と同じくらい寄席とのブランクがあったことに驚いたのですが、
久しぶりの寄席でのライブにとても楽しそうでした。(^-^)
で、私が入ったころは開口一番で前座の立川幸太で「まんじゅうこわい」。
(立川談幸さんのお弟子さん)
談志一門の噺家さんの一部が現在、落語芸術協会に所属されるようになって、
立川と名の付く噺家さんも寄席に上がるようになったとは、隔世の感ありですね。
このネタ、寄席であまり聞いたことがないのですが、丁寧な語り口、開口一番の割に
長いかな、と思ったのですが、素直に笑えました。
続いて、番組表に名前が載る最初の噺家さんが、
二つ目の柳亭信楽さん
(お写真は落語芸術協会のホームページよりお借りしました)
楽輔さんのお弟子さんですが、最近楽輔さんの落語も聞いていないなあ、と
ちょっと聞きたくなりました。
(それなら寄席にもっと行けって我ながら思いますが(笑))
最近、オンライン配信の落語会が増えたものの、目の前にお客さんがいないので、
反応がなくて手ごたえを感じられないけれど、今日は寄席でお客さんの前、
重くて厳しい、そんな気持ちです。と言いながらかけたネタは「反対俥」。
昨年末、権太楼師匠のお弟子さんのさん光さんで聞いたネタです。
(車引きの爆走ぶりがすごい)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E4%BF%A5
久しぶりの浅草のガラガラ状態の寄席、って感じがしたのは、
この時点でいびきかいて寝てるおっさんが前方にいたこと。(笑)
やはり、キャリアの差というのか、さん光さんの方がツボにはまったのですが、
車の爆走シーンが激しいせいか、かなりぜーぜーしながら話していました。
途中で終わってしまい、拍手しようか迷っていたら、なんだかそのまま袖へ。。。
時間の関係もあるんだけれど、もうちょっと続けてくれたらよかったかなあ。
(落語、途中で終わることはいくらでもあるので慣れないといけないんですが)
続いて、
やなぎ南玉さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
寄席の楽しいところは、落語の合間に漫才や神楽、曲芸、奇術などの
色物さんが入ってくるところなのですが、曲ごま、結構好きだったりします。
南玉さんは結構おじいちゃんの部類に入ると思いますが、
語り口調がソフトで難しい曲ごまをソフトな雰囲気の中で繰り広げてくれるので
あまりドキドキしないで見られます。
開いた扇子の上や、真剣、左右に張った糸の上で回した独楽を渡らせる様子を見ると、
驚きながらもなんだかほんわかした気分になれます。
続いて昔昔亭A太郎さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
桃太郎さんのお弟子さんというのは名前を観ればわかります。(笑)
この時、私の近くに若い女性が座ってみていたのですが、
終わったらいなくなっていたのでA太郎さんの大ファンなのかな。
昨年真打に昇進された時、お披露目に甥が見に来てくれたものの、
一番楽しかったのはボンボンブラザーズの髭のおじさん、と
A太郎さんでないところに惹かれたことにショックを受けたそうですが、
その後、写真撮影タイムを設けたものの撮っていいのか分からず、
(寄席では撮影、録音禁止なので)躊躇していたら残念そうにしながら、
新作落語で「表と裏」をスタート。
その後、私の近くのファンと思しき女性がカシャカシャ写真を撮ると、
「そのタイミングですか」とA太郎さんが言って場内笑いに包まれるなど、
若手(といっても40くらいにはなっていると思いますが)にしては、
観客を引きつける感じが好感持てました。
噺はプロ野球選手がヒーローインタビューを受けたものの、
家族や実母、様々な反応が異なるのでインタビューでどう答えればよいのか、
選手がで困惑する内容で、独特の間が心地よく、大笑いしながら聞けました。
次は春風亭柏枝さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
柏枝さんって違う人じゃなかったっけ?と思ったら、
師匠の柏枝さんは2014年に柳橋さんに名前が変わっていました。。
自分の寄席通いが如何に少なくて情報アップデートできていないことを実感。
ネタは「六尺棒」。なんどか聞いたことがある噺なのですが、
(道楽息子が久しぶりに帰ってきたときのお父さんの反応が笑える)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E5%B0%BA%E6%A3%92
柏枝さんオリジナルなのか終わり方が不思議で、拍手しようかどうしようかと
思っていたら、ご本人が終わりです、とおっしゃったので拍手をしたものの、
途中の盛り上がりから一転盛り下がったまま終了した感じで残念でした。
その次に出てきたのが江戸屋まねき猫さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
柏枝さんの終わり方への観客の反応が鈍かったのを気にしてくださったのか、
出てきて座るなり、柏枝さんの六尺棒の最後はオリジナルなんですよね、
どうか応援してくださいね、とフォローした後に、ガラガラの寄席を観ながら、
これだけ密でないと都内で一番空気がきれいなところかもしれないと笑いをとり、
鶏の鳴き声とやりかたのコツを観客の皆さんに伝授してくれました。
三笑亭夢花さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
夢丸さんのお弟子さん。
以前、恋生さんか、二つ目の初夢さん時代に観たことがあるかなあ、という
顔は見たことあるけどという程度の記憶の噺家さんで、ネタは「目黒のサンマ」。
噺は知っているものの寄席で聞いたことはあまりなくて、
途中、激しいアクションを繰り返しては観客に拍手を求めてきたように見えて、
逆に引いてしまいました。ごめんなさい。
次に久しぶりの神田紅さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
講談も日本史苦手な私には内容をし切れない部分が大きいのですが、
あの語り口調は好きだったりします。
紅さんの前に登場した夢花さんの目黒のサンマの感想を話した後、
翌日最終回放送予定の大河ドラマ、麒麟が来る、で、麒麟が来るのかどうか、
本能寺の変があって終わるのか、気になりますよねぇ、といいながら、
かけたネタは「春日局」。
こういう時、日本史が苦手な私は聞いていると語り口調は楽しいものの、
内容をすべて受け入れるほどの能力がないので、入場時あれだけ寒かった寄席が
暖房でかなり温かくなってきたのもあって眠気に襲われ始めました。
春日局は明智光秀の末娘で将軍家の乳母、というところまでは聞いていたものの、
途中から気持ちよくふわふわしてしまいました。ごめんなさい。
ここで、換気の為、仲入り。(13時半ごろ)
通常営業であれば、この時間に仲入りはないのですが
(12時前から始まって、仲入りは15時過ぎ)
場内横に設置されたドアを開けて(開けると外の様子が丸見え(笑))換気。
Mさんとご無沙汰しています、とお話ししながら洗手間に2人で向かうと、
神田紅さんがお帰りのところにばったり。
Mさん、ご無沙汰しています、と紅さんがご挨拶しているのを見て、
師匠の出番で毎日寄席に行く人なんだから他の演者さんにも覚えられているよね、
年間パスポートもない寄席で毎日木戸銭を払ってみているMさんこそ、
師匠の熱狂的なファンというのだろうな、と改めて思いました。
このあたりで場内は3割ちょいくらいの入りになりましたが、
前方はガラガラで、みなさん、後方の席に座っていました。
確かに、飛沫、気になりますもんね。
で、仲入り後は、
できたくん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
今回一番気になっていたのがこの人です。
発砲スチロール芸人、という紹介なのですが、
電動のこぎりで発泡スチロールを形作る、紙切り芸の発泡スチロール版、
とはいえ、見るのは初めて。
プロフィール写真でかけているメガネも発泡スチロールですが、
最初に発泡スチロールの板を200度の熱でカットする電動のこぎりで馬に形作って
場内を湧かせた後、作品を欲しいと挙手した観客にソーシャルディタンス棒と称した長い棒に
ついた洗濯ばさみに挟んで渡す、舞台に置いて自分が離れてから取りに来てください、
と指示するなど、時節柄の対応で笑いを取った後、観客の希望で、となったのですが、
指名したお客さんの希望が「薔薇」。
えー?じゃあ、スカイツリーを切ります(笑)、といいながら、
音楽に合わせて右足を動かしながら綺麗な一輪の薔薇をきって場内大盛り上がり。
紙切り芸もすごいな、と思いますが、発泡スチロールをここまでこまかくきれいに
切って仕上げるなんて、やっぱり寄席は楽しいなと思った色物さんでした。
ちなみに、捨てるときは燃やせるゴミで捨ててくださいね、と
作品を受け取った観客に注意して更に笑いを取っていました。
三遊亭圓馬さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
見たことがあるような見たことがないようなあまり記憶になかった噺家さん。
噺は「ん廻し」。ん、を言った数だけ味噌田楽をもらえると知った呑兵衛が、
一生懸命、ん、のついた言葉を言おうとする話ですが、ふつうに笑えました。
続いて桂米福さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
米丸さんのお弟子さんということであれば、歌丸さんの弟弟子ってことですね。
ネタは「鷺とり」。
おそらく聞いたのが初めてのネタですが、捕まえた大量の鷺の画策で空高く飛ばされ
浅草寺の五重塔の相輪につかまってしまう、という展開が早い口調でついていけず、
気づけば眠気に襲われていました。。ごめんなさい。
お次が大好きな東京ボーイズ
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
アコーディオン担当でリーダーだった五郎さんが亡くなってからは、
ウクレレ(手前)の八郎さんと三味線の六郎さんの2人で活動されています。
今回、なぞかけ問答がなくて残念だったのと、六郎さんの顔色が悪かったのと
お二人ともお年をとられたなあと見ながら思ってしまいました。
相変わらず二人の掛け合いは面白かったので長く続けてほしいです。
神田松鯉さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
昨年、お弟子さんの松之丞さんが伯山襲名と真打昇進のダブルのお祝いで、
松鯉さんのお姿も伯山ティーヴィ―(YouTube)でよくお見掛けしましたが、
初めて見たころ(四半世紀前)に比べると温和な表情に見えます。
ネタは「雪江の茶入れ」。
赤穂義士伝の「天野屋利兵衛」の前日談とのことですが、
このあたりの知識が怪しすぎる私にはついていくのが大変でしたが、
天野屋利兵衛のついた嘘が、他の人への気遣いによるもので、
後の討ち入りを支援したという話ですが、講談だけでなく、日本の歴史、
もうちょっと真面目に勉強します。(^-^;
ここで本当の仲入り。
木戸銭以外に何かできること、といえば、お酒を買うことくらいなので、
売店でビールを購入。
美味しくいただきました。
仲入り後は三遊亭遊子さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2月上席後半の昼の部に浅草演芸ホールを訪れたときの話です。
前回浅草演芸ホールを訪れたのがちょうど1年前、
神田松之丞さんが伯山を襲名する披露興行を夜の部に開催していた同じ期間の昼の部、
寿輔師匠が5日間「文七元結」をネタ出ししていたので観に行って以来。
普段は昼夜入れ替え無しの寄席ですが、この時は入れ替え制で、
夜の部はお昼前に整理券配布終了となる大繁盛ぶり、この頃既に感染者が
増えていたころですが、寄席も立見席を入れて興行していたんですよね。
(末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場まで披露興行は続きましたが、
さすがにその次の国立演芸場はキャンセルになりました)
一方の昼の部は夜の部と合わせてみる人も少ないというか、で結構空いていて、
のんびりみられたものの、師匠が主任で文七元結をやるとネタ出ししているのに
こんなに空いているなんて勿体ないなあ、と思ったことは覚えています。
で、今回どうして寄席に行ったかというと、
寿輔ロスっていうのでしょうか、いつもなら年に一度の独演会もありますし、
(最近は独演会でもぎりの大役も仰せつかっていましたので)
他でも寿輔師匠に会う機会がぽつぽつあったのですが、昨年はさっぱり。
師匠が所属する落語芸術協会のホームページを観たら、浅草演芸ホールの2月上席後半で
師匠が見られるの知り、拝めるときに拝んでおこう、と、足を運んでいた己がおりました。
中華ぼたんさん
東武線浅草駅の小さい方の改札を出てちょっと歩いたところにありますが、
帰りはここでギョビーしようと思いながら寄席に向かいました。
到着
途中の伝法院通りにあるメンチ屋(別に浅草名物でもないのに行列)とか
ホッピー通りは結構人気がありましたが、寄席の前はガラガラ。(笑)
12時ちょっと前、昼の部が始まったころに行きましたが、
1割くらいの入りでした。(木戸銭を払った後、検温と手指消毒あり)
最大5割までという入場規制をされていたので、密になるとは思いませんでしたが
久しぶりのガラガラな状況を見て、四半世紀前の夜の部の浅草の寄席の雰囲気を
思い出しました。(当時はガラガラで酔客が夜は多かった)
今は、はとバスなどの団体予約もないでしょうし、寄席自体は木戸銭が収入源なので
これだけ少ない入りというのは運営も大変ですし、出演される演者の方々も大変だろうな、
というのは容易に想像できます。(芸術芸能関連への公的補助はない?少ないですもんね)
寿輔師匠の大ファンのお姉さん(Mさん)がいらっしゃるかな、と
花番のおじさんに聞いたら、はい、いらっしゃいますよ、と言われたので
前の方に行って座ると、Mさんがこちらを見たのでご挨拶させていただきました。
ちなみに、最前列は飛沫が飛ぶからという理由なのか座れません。
(2列目以降も一席ごとにテープが貼ってあって座れないようになっています)
Mさん、師匠が出演されるときはほぼ毎日寄席に通われるほどの大ファンですが、
ご家族の方にこういう時期に寄席に行くのは、と言われて暫く寄席通いを控えて
いらっしゃったらしく、私が行った日、Mさんも寄席は一年振りとのこと。
滅多に寄席にいかない私と同じくらい寄席とのブランクがあったことに驚いたのですが、
久しぶりの寄席でのライブにとても楽しそうでした。(^-^)
で、私が入ったころは開口一番で前座の立川幸太で「まんじゅうこわい」。
(立川談幸さんのお弟子さん)
談志一門の噺家さんの一部が現在、落語芸術協会に所属されるようになって、
立川と名の付く噺家さんも寄席に上がるようになったとは、隔世の感ありですね。
このネタ、寄席であまり聞いたことがないのですが、丁寧な語り口、開口一番の割に
長いかな、と思ったのですが、素直に笑えました。
続いて、番組表に名前が載る最初の噺家さんが、
二つ目の柳亭信楽さん
(お写真は落語芸術協会のホームページよりお借りしました)
楽輔さんのお弟子さんですが、最近楽輔さんの落語も聞いていないなあ、と
ちょっと聞きたくなりました。
(それなら寄席にもっと行けって我ながら思いますが(笑))
最近、オンライン配信の落語会が増えたものの、目の前にお客さんがいないので、
反応がなくて手ごたえを感じられないけれど、今日は寄席でお客さんの前、
重くて厳しい、そんな気持ちです。と言いながらかけたネタは「反対俥」。
昨年末、権太楼師匠のお弟子さんのさん光さんで聞いたネタです。
(車引きの爆走ぶりがすごい)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E4%BF%A5
久しぶりの浅草のガラガラ状態の寄席、って感じがしたのは、
この時点でいびきかいて寝てるおっさんが前方にいたこと。(笑)
やはり、キャリアの差というのか、さん光さんの方がツボにはまったのですが、
車の爆走シーンが激しいせいか、かなりぜーぜーしながら話していました。
途中で終わってしまい、拍手しようか迷っていたら、なんだかそのまま袖へ。。。
時間の関係もあるんだけれど、もうちょっと続けてくれたらよかったかなあ。
(落語、途中で終わることはいくらでもあるので慣れないといけないんですが)
続いて、
やなぎ南玉さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
寄席の楽しいところは、落語の合間に漫才や神楽、曲芸、奇術などの
色物さんが入ってくるところなのですが、曲ごま、結構好きだったりします。
南玉さんは結構おじいちゃんの部類に入ると思いますが、
語り口調がソフトで難しい曲ごまをソフトな雰囲気の中で繰り広げてくれるので
あまりドキドキしないで見られます。
開いた扇子の上や、真剣、左右に張った糸の上で回した独楽を渡らせる様子を見ると、
驚きながらもなんだかほんわかした気分になれます。
続いて昔昔亭A太郎さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
桃太郎さんのお弟子さんというのは名前を観ればわかります。(笑)
この時、私の近くに若い女性が座ってみていたのですが、
終わったらいなくなっていたのでA太郎さんの大ファンなのかな。
昨年真打に昇進された時、お披露目に甥が見に来てくれたものの、
一番楽しかったのはボンボンブラザーズの髭のおじさん、と
A太郎さんでないところに惹かれたことにショックを受けたそうですが、
その後、写真撮影タイムを設けたものの撮っていいのか分からず、
(寄席では撮影、録音禁止なので)躊躇していたら残念そうにしながら、
新作落語で「表と裏」をスタート。
その後、私の近くのファンと思しき女性がカシャカシャ写真を撮ると、
「そのタイミングですか」とA太郎さんが言って場内笑いに包まれるなど、
若手(といっても40くらいにはなっていると思いますが)にしては、
観客を引きつける感じが好感持てました。
噺はプロ野球選手がヒーローインタビューを受けたものの、
家族や実母、様々な反応が異なるのでインタビューでどう答えればよいのか、
選手がで困惑する内容で、独特の間が心地よく、大笑いしながら聞けました。
次は春風亭柏枝さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
柏枝さんって違う人じゃなかったっけ?と思ったら、
師匠の柏枝さんは2014年に柳橋さんに名前が変わっていました。。
自分の寄席通いが如何に少なくて情報アップデートできていないことを実感。
ネタは「六尺棒」。なんどか聞いたことがある噺なのですが、
(道楽息子が久しぶりに帰ってきたときのお父さんの反応が笑える)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E5%B0%BA%E6%A3%92
柏枝さんオリジナルなのか終わり方が不思議で、拍手しようかどうしようかと
思っていたら、ご本人が終わりです、とおっしゃったので拍手をしたものの、
途中の盛り上がりから一転盛り下がったまま終了した感じで残念でした。
その次に出てきたのが江戸屋まねき猫さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
柏枝さんの終わり方への観客の反応が鈍かったのを気にしてくださったのか、
出てきて座るなり、柏枝さんの六尺棒の最後はオリジナルなんですよね、
どうか応援してくださいね、とフォローした後に、ガラガラの寄席を観ながら、
これだけ密でないと都内で一番空気がきれいなところかもしれないと笑いをとり、
鶏の鳴き声とやりかたのコツを観客の皆さんに伝授してくれました。
三笑亭夢花さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
夢丸さんのお弟子さん。
以前、恋生さんか、二つ目の初夢さん時代に観たことがあるかなあ、という
顔は見たことあるけどという程度の記憶の噺家さんで、ネタは「目黒のサンマ」。
噺は知っているものの寄席で聞いたことはあまりなくて、
途中、激しいアクションを繰り返しては観客に拍手を求めてきたように見えて、
逆に引いてしまいました。ごめんなさい。
次に久しぶりの神田紅さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
講談も日本史苦手な私には内容をし切れない部分が大きいのですが、
あの語り口調は好きだったりします。
紅さんの前に登場した夢花さんの目黒のサンマの感想を話した後、
翌日最終回放送予定の大河ドラマ、麒麟が来る、で、麒麟が来るのかどうか、
本能寺の変があって終わるのか、気になりますよねぇ、といいながら、
かけたネタは「春日局」。
こういう時、日本史が苦手な私は聞いていると語り口調は楽しいものの、
内容をすべて受け入れるほどの能力がないので、入場時あれだけ寒かった寄席が
暖房でかなり温かくなってきたのもあって眠気に襲われ始めました。
春日局は明智光秀の末娘で将軍家の乳母、というところまでは聞いていたものの、
途中から気持ちよくふわふわしてしまいました。ごめんなさい。
ここで、換気の為、仲入り。(13時半ごろ)
通常営業であれば、この時間に仲入りはないのですが
(12時前から始まって、仲入りは15時過ぎ)
場内横に設置されたドアを開けて(開けると外の様子が丸見え(笑))換気。
Mさんとご無沙汰しています、とお話ししながら洗手間に2人で向かうと、
神田紅さんがお帰りのところにばったり。
Mさん、ご無沙汰しています、と紅さんがご挨拶しているのを見て、
師匠の出番で毎日寄席に行く人なんだから他の演者さんにも覚えられているよね、
年間パスポートもない寄席で毎日木戸銭を払ってみているMさんこそ、
師匠の熱狂的なファンというのだろうな、と改めて思いました。
このあたりで場内は3割ちょいくらいの入りになりましたが、
前方はガラガラで、みなさん、後方の席に座っていました。
確かに、飛沫、気になりますもんね。
で、仲入り後は、
できたくん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
今回一番気になっていたのがこの人です。
発砲スチロール芸人、という紹介なのですが、
電動のこぎりで発泡スチロールを形作る、紙切り芸の発泡スチロール版、
とはいえ、見るのは初めて。
プロフィール写真でかけているメガネも発泡スチロールですが、
最初に発泡スチロールの板を200度の熱でカットする電動のこぎりで馬に形作って
場内を湧かせた後、作品を欲しいと挙手した観客にソーシャルディタンス棒と称した長い棒に
ついた洗濯ばさみに挟んで渡す、舞台に置いて自分が離れてから取りに来てください、
と指示するなど、時節柄の対応で笑いを取った後、観客の希望で、となったのですが、
指名したお客さんの希望が「薔薇」。
えー?じゃあ、スカイツリーを切ります(笑)、といいながら、
音楽に合わせて右足を動かしながら綺麗な一輪の薔薇をきって場内大盛り上がり。
紙切り芸もすごいな、と思いますが、発泡スチロールをここまでこまかくきれいに
切って仕上げるなんて、やっぱり寄席は楽しいなと思った色物さんでした。
ちなみに、捨てるときは燃やせるゴミで捨ててくださいね、と
作品を受け取った観客に注意して更に笑いを取っていました。
三遊亭圓馬さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
見たことがあるような見たことがないようなあまり記憶になかった噺家さん。
噺は「ん廻し」。ん、を言った数だけ味噌田楽をもらえると知った呑兵衛が、
一生懸命、ん、のついた言葉を言おうとする話ですが、ふつうに笑えました。
続いて桂米福さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
米丸さんのお弟子さんということであれば、歌丸さんの弟弟子ってことですね。
ネタは「鷺とり」。
おそらく聞いたのが初めてのネタですが、捕まえた大量の鷺の画策で空高く飛ばされ
浅草寺の五重塔の相輪につかまってしまう、という展開が早い口調でついていけず、
気づけば眠気に襲われていました。。ごめんなさい。
お次が大好きな東京ボーイズ
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
アコーディオン担当でリーダーだった五郎さんが亡くなってからは、
ウクレレ(手前)の八郎さんと三味線の六郎さんの2人で活動されています。
今回、なぞかけ問答がなくて残念だったのと、六郎さんの顔色が悪かったのと
お二人ともお年をとられたなあと見ながら思ってしまいました。
相変わらず二人の掛け合いは面白かったので長く続けてほしいです。
神田松鯉さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
昨年、お弟子さんの松之丞さんが伯山襲名と真打昇進のダブルのお祝いで、
松鯉さんのお姿も伯山ティーヴィ―(YouTube)でよくお見掛けしましたが、
初めて見たころ(四半世紀前)に比べると温和な表情に見えます。
ネタは「雪江の茶入れ」。
赤穂義士伝の「天野屋利兵衛」の前日談とのことですが、
このあたりの知識が怪しすぎる私にはついていくのが大変でしたが、
天野屋利兵衛のついた嘘が、他の人への気遣いによるもので、
後の討ち入りを支援したという話ですが、講談だけでなく、日本の歴史、
もうちょっと真面目に勉強します。(^-^;
ここで本当の仲入り。
木戸銭以外に何かできること、といえば、お酒を買うことくらいなので、
売店でビールを購入。
美味しくいただきました。
仲入り後は三遊亭遊子さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
この日の主任の遊三のお弟子さんなので二つ目で仲入り後にここに出てきたのかな。
ネタは当日のネタ帳によれば「のめる」。
聴いたのは初めてですが、新作落語ではないようですが、
のめる、というのが口癖の男の話ながら、仲入り前くらいに入ってきた酔客が
斜め後ろくらいにいてビニールをカサカサ音を立ててうるさかったのもあって
集中できず、のめる、という口癖で珍事が起きるネタなのですがあまり笑えず終了。
続いて東京太・ゆめ子さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
寄席通いを始めたころから見ている方なのでそれなりのお年になって
いるのが近くだとよくわかります。
京太さんのボケた感じと、ゆめ子さんのしっかりした感じの対比が面白い、
がんばってまだ寄席に出演し続けてほしいな、と思う漫才です。
お次は三遊亭遊吉さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
遊三さんのお弟子さん、師匠が主任のときはこういう構成なんですよね。
ネタは「人形買い」。初めて聴く噺でした。
初節句のお祝いに人形を買いにいって値切るつもりが逆にふっかけられて
帰りに飲もうと思ったお酒も飲めなくなってしまう、という話で、
面白いはずなのですが、斜め後ろの酔客(おっさん)が変な間合いで笑ったり
拍手したり(売店で買った300mlの日本酒を飲んでた)で集中できず、
遊子さんの時と同じような状態で終了。
そして師匠♪
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
写真のピンクの羽織は最近お見掛けしませんが、この日は黄色でした。
いつもの客いじりをしているものの、酔客おっさんがマスクしないで大笑い、
拍手も笑いも変に間がずれているので、師匠が皮肉を込めて、
「笑いがリズムを作る」と言っているのにも関わらず当のおっさんは気づかず。
ネタは「地獄めぐり」。
(三途の川を渡って訪れる地獄の風景に笑えます)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2008-07-13-1
以前、寄席に歌丸の名前が書いてあって??と思ったら「近日来演」と書いてある、
そこで笑いが起きるのですが、歌丸師匠もお亡くなりになって、誰の名前が出るかな、
と思ったら、笑点に出ている黄色のおじさんの名前でいまいちパンチに欠けている感じ、
酔客おっさんのずれまくりの笑いと拍手(振り返るとノーマスク姿が怖すぎて)で
師匠もペースを乱されたまま終了した感あり。
久しぶりにきてこんなことになるなんて。(V)o¥o(V)
気を取り直してボンボンブラザーズ
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
実際はかなり白髪も増えたお二人ですが、和やかな雰囲気で見るジャグリングで
気分も少々盛り返したところで、主任の遊三さんを見ることなく寄席を出ました。
(主任だからなのか火炎太鼓をやったみたいですね)
久しぶりの寄席。
一席ごとに座れないようにテープが貼られた場内を見ると、
こういう時期に工夫して寄席を開けてくださるのことには感謝の念でいっぱいです。
酔っ払って機嫌良すぎてずれたタイミングで笑って拍手してお酒飲んでマスクしない、
こういうおっさんが出歩くから緊急事態宣言が延長されてるんだろう、と思うと
イライラした私ですが、久しぶりの師匠の高座でお姿を拝ませていただけて感謝。
もうちょっとまめに寄席に行こう(毎回そう思っているのに通わないのは分かってる)、
と思った浅草演芸ホールでありました。
ネタは当日のネタ帳によれば「のめる」。
聴いたのは初めてですが、新作落語ではないようですが、
のめる、というのが口癖の男の話ながら、仲入り前くらいに入ってきた酔客が
斜め後ろくらいにいてビニールをカサカサ音を立ててうるさかったのもあって
集中できず、のめる、という口癖で珍事が起きるネタなのですがあまり笑えず終了。
続いて東京太・ゆめ子さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
寄席通いを始めたころから見ている方なのでそれなりのお年になって
いるのが近くだとよくわかります。
京太さんのボケた感じと、ゆめ子さんのしっかりした感じの対比が面白い、
がんばってまだ寄席に出演し続けてほしいな、と思う漫才です。
お次は三遊亭遊吉さん
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
遊三さんのお弟子さん、師匠が主任のときはこういう構成なんですよね。
ネタは「人形買い」。初めて聴く噺でした。
初節句のお祝いに人形を買いにいって値切るつもりが逆にふっかけられて
帰りに飲もうと思ったお酒も飲めなくなってしまう、という話で、
面白いはずなのですが、斜め後ろの酔客(おっさん)が変な間合いで笑ったり
拍手したり(売店で買った300mlの日本酒を飲んでた)で集中できず、
遊子さんの時と同じような状態で終了。
そして師匠♪
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
写真のピンクの羽織は最近お見掛けしませんが、この日は黄色でした。
いつもの客いじりをしているものの、酔客おっさんがマスクしないで大笑い、
拍手も笑いも変に間がずれているので、師匠が皮肉を込めて、
「笑いがリズムを作る」と言っているのにも関わらず当のおっさんは気づかず。
ネタは「地獄めぐり」。
(三途の川を渡って訪れる地獄の風景に笑えます)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2008-07-13-1
以前、寄席に歌丸の名前が書いてあって??と思ったら「近日来演」と書いてある、
そこで笑いが起きるのですが、歌丸師匠もお亡くなりになって、誰の名前が出るかな、
と思ったら、笑点に出ている黄色のおじさんの名前でいまいちパンチに欠けている感じ、
酔客おっさんのずれまくりの笑いと拍手(振り返るとノーマスク姿が怖すぎて)で
師匠もペースを乱されたまま終了した感あり。
久しぶりにきてこんなことになるなんて。(V)o¥o(V)
気を取り直してボンボンブラザーズ
(お写真は落語芸術協会ホームページよりお借りしました)
実際はかなり白髪も増えたお二人ですが、和やかな雰囲気で見るジャグリングで
気分も少々盛り返したところで、主任の遊三さんを見ることなく寄席を出ました。
(主任だからなのか火炎太鼓をやったみたいですね)
久しぶりの寄席。
一席ごとに座れないようにテープが貼られた場内を見ると、
こういう時期に工夫して寄席を開けてくださるのことには感謝の念でいっぱいです。
酔っ払って機嫌良すぎてずれたタイミングで笑って拍手してお酒飲んでマスクしない、
こういうおっさんが出歩くから緊急事態宣言が延長されてるんだろう、と思うと
イライラした私ですが、久しぶりの師匠の高座でお姿を拝ませていただけて感謝。
もうちょっとまめに寄席に行こう(毎回そう思っているのに通わないのは分かってる)、
と思った浅草演芸ホールでありました。
権太楼の「うどん屋」 [落語・お笑い]
年が明けたと思ったらあっという間に2月です。(@_@)
私自身は以前記事でも書いたとおり昨年3月からずっと在宅勤務ですが、
最後に出社したのが昨年10月末。(7回目くらいの出社でした)
電車通勤のない楽ちん生活にすっかり慣れてしまいましたが、
今月末で在宅勤務1周年記念。
記念というのか謎ですが、コロナウィルスの終息退散に至らず
気づけば1年過ぎていた、ということなので、おめでたい話ではありませんね。
自分にできることはなにか、自問自答することが増えましたが、
感染して医療崩壊(壊滅)とならぬよう、罹患しないように、
そのために自分ができること真剣に考えないといけないなと思う今日この頃です。
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私自身は以前記事でも書いたとおり昨年3月からずっと在宅勤務ですが、
最後に出社したのが昨年10月末。(7回目くらいの出社でした)
電車通勤のない楽ちん生活にすっかり慣れてしまいましたが、
今月末で在宅勤務1周年記念。
記念というのか謎ですが、コロナウィルスの終息退散に至らず
気づけば1年過ぎていた、ということなので、おめでたい話ではありませんね。
自分にできることはなにか、自問自答することが増えましたが、
感染して医療崩壊(壊滅)とならぬよう、罹患しないように、
そのために自分ができること真剣に考えないといけないなと思う今日この頃です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
久しぶりに権太楼師匠の落語をライブで聞きたくて亀戸へ行きました。
(昨年12月中旬の話なので完全に後手)
主催者によって違うみたいで手指消毒はあったものの検温なし。
(昨年12月中旬の話なので完全に後手)
主催者によって違うみたいで手指消毒はあったものの検温なし。
亀戸文化センター(カメリアホール)といえば、
私が落語を聴き始めるきっかけ、三遊亭圓遊さんの独演会できたのがここ。
全席自由で開演近くにくると座るところがなくて大変だったのを思い出します。
今回はこんな時期なので座席は間引きされていて半分入っていたかどうか、
ギュウギュウでも心配といえば心配ですが、ガラガラなホールというのも
どこか寂しさを感じます。
とはいえ、2人組は間を空けずに座れるみたいで近くにいた中年カップルが
開演前ずっと大声で話しているのがうざい。(V)o¥o(V)
ご夫婦ではないみたいで、女性が初落語らしく、それにたいして男性(爺さん)が
自分がいかに長く落語を聴いているかなどを自慢げに話しているのですが、
まあこういうおじさんって意外とアルアルな存在なので珍しくはないとはいえ、
傍で聞いていると自分の価値観押し付け的にも聞こえてしまい
(お気に入りの落語家以外は受け入れたがらないタイプ)
始まる前かなりイラついてしまいました。
(一人でくると周りの音が聞こえて仕方ないです(笑))
19時開演後の開口一番は、
三遊亭歌つをさん
(お写真は落語協会ホームページよりお借りしました)
歌奴さんのお弟子さんの前座さん。
前座でも写真が協会に掲載されているというのは、今年二つ目に昇進するのが
決まっているからかもしれませんね。
噺は「たらちね」。
(終演後の番組表には「たらちめ」って書いてあるのですが言い方いろいろあるのかな)
(嫁いできた女性の言葉遣いが丁寧すぎて意味が分からない)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%A1%E3%81%AD
二つ目に上がるのが決まっているだけに丁寧で聞きやすいたらちねでした。(^-^)
続いて登場したのがさん光さん
権太楼さんのお弟子さんですが、前座名はおじさん。(笑)
さん光は権太楼さんが二つ目のときの名前だそうですが、
おじさんから名前が変わってよかったと仰ってました。
噺は「反対俥」。
(せっかちでうっかりな車引きに振り回されます)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E4%BF%A5
何度か他の噺家さんで聞いたことのあるネタで、そんなに面白くないかと思っていたのですが、
さん光さんの演じる車引きの様子に爆笑。
車引きが爆走する様子を演じるのにかなり跳ねたり体力を使うのですが、
途中、44歳でやるには体力的にきついネタですと言って笑いをよんでいました。
初めて聴くさん光さんですが、話し方など権太楼さんのお弟子さんだなあ、と分かる、
個人的には安心して聞ける好きなタイプの噺家さんでした。
続いて権太楼さん♪
マクラでは床屋に行ってきた話。
行きつけの床屋さんはよく喋る方で、この前行ったとき、
髭を剃るときに大声になって、こっちはマスクしていなくて無防備なときに
思い切りこっちに向かって大声で話してくるから心配で心配で、、
と、コロナ禍でステーキ会食にいった某首相のことも腐した後に
始めた噺は「うどん屋」。
権太楼さんの師匠、先代小さん師匠の得意なネタだったようですね。
(こういう酔っ払いにならないように気を付けなくちゃ)https://senjiyose.com/archives/750
鍋焼きうどん屋の屋台にやってきた酔っ払いが大声で同じ話を繰り返し、
(仕立屋の太兵衛の一人娘の婚礼に出席して感激した様子が笑えます)
暖をとって水だけ飲んで帰ってしまう図々しさ、次にお屋敷の奉公人に呼ばれて
うどんを作って奉公人が食べているところは美味しそうだなあと思いながら観ていて
笑ってサゲ。
権太楼さんの面白さって顔芸というか顔の表情が本当に豊かで、
それで話にググっと入っていけるところなのですが、
この噺でも酔っ払いの表情が面白くて大爆笑でした。
この後、仲入り。
場内飲食禁止(一般的にどのホールでもそうだと思いますが)なのに
後ろの爺さんが席に座ったままおにぎりかなにかを食べていたり(V)o¥o(V)
好き勝手だなとイラッとした後、後半の部に入りました。
権太楼さん登場(お着物、替わっていました)し、羽織を脱いで、
まくらなしで「文七元結」。年末だとこのネタ多いのかな。
(この前に、さん喬さんで聞いたばかりだったので)
長兵衛が女房のお兼とケンカしたところに吉原の佐野槌の使いがやってきて
お店に連れていかれた長兵衛が娘お七が長兵衛の借金を返すために
自ら佐野槌にきたことを聞かされてショックを受ける場面から、
借りたお金をもって吾妻橋までやってきて、集金したお金を泥棒に盗まれたからと
橋から大川(隅田川)へ身投げしようとする文七と会い、
文七の身投げを引き留めたりしながら、結果的には佐野槌から渡されたお金を
文七に投げつけた、、、というところで、「お時間となりましたので」と、
まさかの序段で終了。。。
ホールの使用時間の制限なのかもしれませんが終演は20時50分。
あと10分くらい続けてくれればよかったのに残念。。。
残念なままホールを出て
東武亀戸線で曳舟まで行ってから乗り換え。
スカイツリーが見えました。
後半の尻切れトンボ感が残念でした。
寄席だったらよくあることですが落語会の後半でまさかこんなことになるとは。
翌日、違う会場で落語会を行った権太楼さん、文七元結を最後までかけたようなので、
あくまでもホールの利用条件が理由だと思いたいのですが、やはり残念。
とはいえ、久しぶりの権太楼さん、丁寧な語り口と表情豊かな顔芸(というのか)、
比較的前の方の席で楽しめた権太楼さん独演会でありました。
とはいえ、2人組は間を空けずに座れるみたいで近くにいた中年カップルが
開演前ずっと大声で話しているのがうざい。(V)o¥o(V)
ご夫婦ではないみたいで、女性が初落語らしく、それにたいして男性(爺さん)が
自分がいかに長く落語を聴いているかなどを自慢げに話しているのですが、
まあこういうおじさんって意外とアルアルな存在なので珍しくはないとはいえ、
傍で聞いていると自分の価値観押し付け的にも聞こえてしまい
(お気に入りの落語家以外は受け入れたがらないタイプ)
始まる前かなりイラついてしまいました。
(一人でくると周りの音が聞こえて仕方ないです(笑))
19時開演後の開口一番は、
三遊亭歌つをさん
(お写真は落語協会ホームページよりお借りしました)
歌奴さんのお弟子さんの前座さん。
前座でも写真が協会に掲載されているというのは、今年二つ目に昇進するのが
決まっているからかもしれませんね。
噺は「たらちね」。
(終演後の番組表には「たらちめ」って書いてあるのですが言い方いろいろあるのかな)
(嫁いできた女性の言葉遣いが丁寧すぎて意味が分からない)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%A1%E3%81%AD
二つ目に上がるのが決まっているだけに丁寧で聞きやすいたらちねでした。(^-^)
続いて登場したのがさん光さん
権太楼さんのお弟子さんですが、前座名はおじさん。(笑)
さん光は権太楼さんが二つ目のときの名前だそうですが、
おじさんから名前が変わってよかったと仰ってました。
噺は「反対俥」。
(せっかちでうっかりな車引きに振り回されます)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E4%BF%A5
何度か他の噺家さんで聞いたことのあるネタで、そんなに面白くないかと思っていたのですが、
さん光さんの演じる車引きの様子に爆笑。
車引きが爆走する様子を演じるのにかなり跳ねたり体力を使うのですが、
途中、44歳でやるには体力的にきついネタですと言って笑いをよんでいました。
初めて聴くさん光さんですが、話し方など権太楼さんのお弟子さんだなあ、と分かる、
個人的には安心して聞ける好きなタイプの噺家さんでした。
続いて権太楼さん♪
マクラでは床屋に行ってきた話。
行きつけの床屋さんはよく喋る方で、この前行ったとき、
髭を剃るときに大声になって、こっちはマスクしていなくて無防備なときに
思い切りこっちに向かって大声で話してくるから心配で心配で、、
と、コロナ禍でステーキ会食にいった某首相のことも腐した後に
始めた噺は「うどん屋」。
権太楼さんの師匠、先代小さん師匠の得意なネタだったようですね。
(こういう酔っ払いにならないように気を付けなくちゃ)https://senjiyose.com/archives/750
鍋焼きうどん屋の屋台にやってきた酔っ払いが大声で同じ話を繰り返し、
(仕立屋の太兵衛の一人娘の婚礼に出席して感激した様子が笑えます)
暖をとって水だけ飲んで帰ってしまう図々しさ、次にお屋敷の奉公人に呼ばれて
うどんを作って奉公人が食べているところは美味しそうだなあと思いながら観ていて
笑ってサゲ。
権太楼さんの面白さって顔芸というか顔の表情が本当に豊かで、
それで話にググっと入っていけるところなのですが、
この噺でも酔っ払いの表情が面白くて大爆笑でした。
この後、仲入り。
場内飲食禁止(一般的にどのホールでもそうだと思いますが)なのに
後ろの爺さんが席に座ったままおにぎりかなにかを食べていたり(V)o¥o(V)
好き勝手だなとイラッとした後、後半の部に入りました。
権太楼さん登場(お着物、替わっていました)し、羽織を脱いで、
まくらなしで「文七元結」。年末だとこのネタ多いのかな。
(この前に、さん喬さんで聞いたばかりだったので)
長兵衛が女房のお兼とケンカしたところに吉原の佐野槌の使いがやってきて
お店に連れていかれた長兵衛が娘お七が長兵衛の借金を返すために
自ら佐野槌にきたことを聞かされてショックを受ける場面から、
借りたお金をもって吾妻橋までやってきて、集金したお金を泥棒に盗まれたからと
橋から大川(隅田川)へ身投げしようとする文七と会い、
文七の身投げを引き留めたりしながら、結果的には佐野槌から渡されたお金を
文七に投げつけた、、、というところで、「お時間となりましたので」と、
まさかの序段で終了。。。
ホールの使用時間の制限なのかもしれませんが終演は20時50分。
あと10分くらい続けてくれればよかったのに残念。。。
残念なままホールを出て
東武亀戸線で曳舟まで行ってから乗り換え。
スカイツリーが見えました。
後半の尻切れトンボ感が残念でした。
寄席だったらよくあることですが落語会の後半でまさかこんなことになるとは。
翌日、違う会場で落語会を行った権太楼さん、文七元結を最後までかけたようなので、
あくまでもホールの利用条件が理由だと思いたいのですが、やはり残念。
とはいえ、久しぶりの権太楼さん、丁寧な語り口と表情豊かな顔芸(というのか)、
比較的前の方の席で楽しめた権太楼さん独演会でありました。
白鳥の「座席なき戦い」 [落語・お笑い]
年明けに何か落語会に行こうと思ってチケットを買って
東陽町駅近くの江東区文化センターに出かけました。
(住吉駅近くのティアラこうとうと勘違いしかけて違うことに気づき
開演にぎりぎり間に合いました。(汗))
東陽町駅近くの江東区文化センターに出かけました。
(住吉駅近くのティアラこうとうと勘違いしかけて違うことに気づき
開演にぎりぎり間に合いました。(汗))
さん喬さんと白鳥さんの組合せって。(笑)
4日前に記事をアップしたさん喬さんの落語記事のとおり、
久しぶりに聞いたさん喬さんの落語をまた聞きたかったのと、
どこまで弾けるか未知数(誉め言葉)の白鳥さんに、
古典なのに毒舌が楽しい白酒さんという組み合わせというだけで
行ってみたくなりました。
手指消毒のみで検温のないまま会場に入ると、
(文春落語とは違う主催者だからかな)
2人客は隣同士、1人客は両脇が空き、って感じで、
全体では半分も入っていない感じでした。
私もいい年のおばちゃんですが、それより年長ぽい人たちが8,9割。
(十分な年金をもらって楽しく過ごしているような元気そうなお年寄りの方々)
2人客は主にご夫婦ぽい組合せですが、近くにいた老夫婦の爺さんの方が、
始まる前、仲入り、と、マスクしているとはいえでかい声で喋っていて
開演前にお話は控えてくださいって言われていたのに聞いてないんでしょうね、
とにかく(落語大好きで自分は知識豊富と自慢したがる感じ)奥さんに
出演されている落語家さんのことを自慢げにあれこれと話していたのが
ウザかった。(V)o¥o(V)
座席は選べないので仕方ないとはいえ、どうして静かにできないのか。
うつぼおばさん、今回この爺にいらつき心中どついておりましたが、
反面教師にしないとですね。
と、暴騰いや冒頭からイラついた話を書いてしまいましたが、
落語自体はとても楽しめました。(^-^)
開口一番に、前座の三遊亭ごはんつぶさんが登場、
(三遊亭天どんさんのお弟子さんだそうですが、この名前(笑))
噺は「つる」。
(鶴の由来を隠居に聞く話)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A4%E3%82%8B_(%E8%90%BD%E8%AA%9E)
見た目、女子に見えなくもない雰囲気でしたがよく通る声できれいに話していました。
鼻づまりがち(花粉症の時期は特に)な師匠の天どんさんより聞きやすいかも。(笑)
続いて白酒さん
(お写真は落語協会さんのホームページよりお借りしました)
相変わらずマクラから毒づいたトーク全開で(笑)、
さん喬、白鳥、白酒の組合せの3人会を開催させてくれるのは江東区だけ、
と笑いをとりながら、こんな時期でいつもなら立ち見が出るような新春の寄席も
5割までしか入れない、となると出演者が多い新春寄席、木戸銭の半分は席亭が
とって、残りを均等に分配すると、、、なんて話していましたが、
出演者が多い分、持ち時間も少ないので、新年のご挨拶をしただけで、
「おあとはたっぷり」と言ってネタをやらない噺家もいるので
(というか5分じゃネタできないですよね)
初詣ついでに年に一度しか寄席に来ない人だったりすると、
そんな出演者に酷いといいながら1年経つうちにすっかり忘れ、
また初詣ついでに寄席にきてああ、去年もこんなだったと思い出す、
という話からマッチングアプリの話をした後の噺が「厩火事」。
(髪結いの亭主の噺)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%A9%E7%81%AB%E4%BA%8B
白酒さん、師匠の雲助さんで聞いたことがあるネタですが、今回も大爆笑。
ダンナが酷い態度で別れたいと仲人のところにやってきた髪結いのお崎に
仲人が孔子の話をするのですが、
「唐土の孔子(もろこしのこうし)」を「幻の子牛(まぼろしのこうし)」に
聞き間違えたお崎が「松坂?大田原」と聞く場面や、
「焼き物」を「焼き芋」に聞き間違える場面が
ツボにはまって笑ってしまったのですが、あらすじのところどころにこんな感じで
笑わせてくれるので、白酒さんの古典は聞いていて本当に楽しいです。(^-^)
続いて白鳥さん
(お写真は落語協会のホームページよりお借りしました)
今回は青ジャージ柄の羽織(家紋のところに白鳥マーク)で登場されていました。
前日もさん喬さん(と兼好さん)の3人会があったのが、
さん喬さんが夜の部主任だったので最初に登場して白鳥さんが落語会の主任、という
超イレギュラーだった話の後、かつて大腸検査で入院したときの話に入ったのですが、
屋上で喫煙できると聞いていったものの、屋上に出るのに少し階段があったので、
点滴棒から点滴を外してそれをもって屋上に出てベンチに座ってテディベアを抱くように
点滴をもってタバコを吸っていたら点滴袋に血液が逆流して真っ赤に染まっていた、
なんて話をした後に、鈴本演芸場に行くとき、よくいくアメ横の魚屋で鮪の頭をもらって
夕方の混雑する山手線に乗ってOLさんの背後から鮪の頭でつついてしまった話をした後、
この日のネタ「座席なき戦い」に入りました。
年明けのBS11でも聞いたネタだったので今年始まったばかりですが2回も聞いたネタ。
白鳥さんといえば、年に一度池袋演芸場で10日間、三題噺をやっているのですが、
その日に来場者からもらったネタを書いてもらって、くじ引きのように3つ引いて
その3つのネタで噺を作ってトリで披露するという大変そうな10日間、
そこで作られたネタのようです。
ちなみにお題は「5番アイアン」「鮪の頭」「山手線」です。
神田から新宿に戻るサラリーマンが中央線にのらず山手線で30分寝ようと思って
座席を探すものの優先席しか空いていないのでそこに座ってしまうと、
そこにやってきて座ってイヤホンカシャカシャ大音響の若者にいらつき、
その後やってきた2人組の婆さん2人が席を譲らせようとあれこれ企む姿に
いらつきながらも寝たふりをし続けるサラリーマンの悲哀というか笑いというか
白鳥ワールド全開のネタでした。
1人の婆さんがもう一人の婆さんに鮪の頭を半分分けてあげようと、
車内で無理矢理頭を引きちぎろうとする場面、結局無理で、
じゃあ、目玉だけでもと取り出して「おい、鬼太郎!」と物まねする場面、
途中で時間稼ぎに白酒さんの「厩火事」に話が脱線し、
「もろこしのこうし→まぼろしのこうし」とかよく分からないと言い出して、
「禁酒番屋でも、どっこいしょ、をドイツの将校と聞き間違えるなんてありえない」
「えーと、そそっかしい人が出てきて、ほら行き倒れが出てくるネタって」と
本気で思い出せないので客席に聞いて「粗忽長屋」と教えてもらって、
ありがとうございます!とお礼を言いながら
「行き倒れを、江戸前のフラメンコだって、何言ってんのかと思ったら、
イキダオーレ!とか、意味わかんないよね」と、
完全に時間延ばしだと本人も認めて白酒さんをいじった後、
山手線が新宿駅に到着するまでちゃんとやりきりました。(笑)
(イキダオーレ! 私も昨年夏に聞いてます)→ https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2020-07-07
テレビで見るより目の前で噺を聞いていると、くだらないと思いながら
うっかり引き込まれますね。大笑いしました。(^-^)
この後仲入りがあって、
さん喬さん
(お写真は落語協会ホームページよりお借りしました)
白酒さん、白鳥さんで燃え尽きかけていたところに
キッチンイナバ(4日前の記事でも書きましたが)さん喬さん。
ちょっとホッとして聞いた噺は「妾馬」でした。
(聞いたの、2回目くらいの噺です)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%BE%E9%A6%AC
町人のお鶴が殿様に嫁ぎお世継ぎを生んだということでお屋敷に呼ばれた兄の八五郎。
八五郎というのでちょっと抜けた感じが面白いのですが、
大家さんに言われたとおりの話し方で失礼がないようにと話しているのが
逆に不自然過ぎて何をいっているのか分からなかったり、
久しぶりに再会した鶴の姿に感極まり、歌でも、、と都都逸を歌うところが面白く、
さん喬さんの緩急のつけ方というか、八五郎、お鶴、お殿様、それぞれの演じ分けが
スーッと心に染みてくるのを感じてじっくり聞きながら楽しめました。
2時間ぴったりで終演。
近くの爺さんの態度にはイラつきましたが、3人それぞれ個性があって
今回は出演順も良い感じで(白鳥さんが主任でなくてよかった(笑))
じっくり楽しめた落語会でありました。
4日前に記事をアップしたさん喬さんの落語記事のとおり、
久しぶりに聞いたさん喬さんの落語をまた聞きたかったのと、
どこまで弾けるか未知数(誉め言葉)の白鳥さんに、
古典なのに毒舌が楽しい白酒さんという組み合わせというだけで
行ってみたくなりました。
手指消毒のみで検温のないまま会場に入ると、
(文春落語とは違う主催者だからかな)
2人客は隣同士、1人客は両脇が空き、って感じで、
全体では半分も入っていない感じでした。
私もいい年のおばちゃんですが、それより年長ぽい人たちが8,9割。
(十分な年金をもらって楽しく過ごしているような元気そうなお年寄りの方々)
2人客は主にご夫婦ぽい組合せですが、近くにいた老夫婦の爺さんの方が、
始まる前、仲入り、と、マスクしているとはいえでかい声で喋っていて
開演前にお話は控えてくださいって言われていたのに聞いてないんでしょうね、
とにかく(落語大好きで自分は知識豊富と自慢したがる感じ)奥さんに
出演されている落語家さんのことを自慢げにあれこれと話していたのが
ウザかった。(V)o¥o(V)
座席は選べないので仕方ないとはいえ、どうして静かにできないのか。
うつぼおばさん、今回この爺にいらつき心中どついておりましたが、
反面教師にしないとですね。
と、暴騰いや冒頭からイラついた話を書いてしまいましたが、
落語自体はとても楽しめました。(^-^)
開口一番に、前座の三遊亭ごはんつぶさんが登場、
(三遊亭天どんさんのお弟子さんだそうですが、この名前(笑))
噺は「つる」。
(鶴の由来を隠居に聞く話)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A4%E3%82%8B_(%E8%90%BD%E8%AA%9E)
見た目、女子に見えなくもない雰囲気でしたがよく通る声できれいに話していました。
鼻づまりがち(花粉症の時期は特に)な師匠の天どんさんより聞きやすいかも。(笑)
続いて白酒さん
(お写真は落語協会さんのホームページよりお借りしました)
相変わらずマクラから毒づいたトーク全開で(笑)、
さん喬、白鳥、白酒の組合せの3人会を開催させてくれるのは江東区だけ、
と笑いをとりながら、こんな時期でいつもなら立ち見が出るような新春の寄席も
5割までしか入れない、となると出演者が多い新春寄席、木戸銭の半分は席亭が
とって、残りを均等に分配すると、、、なんて話していましたが、
出演者が多い分、持ち時間も少ないので、新年のご挨拶をしただけで、
「おあとはたっぷり」と言ってネタをやらない噺家もいるので
(というか5分じゃネタできないですよね)
初詣ついでに年に一度しか寄席に来ない人だったりすると、
そんな出演者に酷いといいながら1年経つうちにすっかり忘れ、
また初詣ついでに寄席にきてああ、去年もこんなだったと思い出す、
という話からマッチングアプリの話をした後の噺が「厩火事」。
(髪結いの亭主の噺)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%A9%E7%81%AB%E4%BA%8B
白酒さん、師匠の雲助さんで聞いたことがあるネタですが、今回も大爆笑。
ダンナが酷い態度で別れたいと仲人のところにやってきた髪結いのお崎に
仲人が孔子の話をするのですが、
「唐土の孔子(もろこしのこうし)」を「幻の子牛(まぼろしのこうし)」に
聞き間違えたお崎が「松坂?大田原」と聞く場面や、
「焼き物」を「焼き芋」に聞き間違える場面が
ツボにはまって笑ってしまったのですが、あらすじのところどころにこんな感じで
笑わせてくれるので、白酒さんの古典は聞いていて本当に楽しいです。(^-^)
続いて白鳥さん
(お写真は落語協会のホームページよりお借りしました)
今回は青ジャージ柄の羽織(家紋のところに白鳥マーク)で登場されていました。
前日もさん喬さん(と兼好さん)の3人会があったのが、
さん喬さんが夜の部主任だったので最初に登場して白鳥さんが落語会の主任、という
超イレギュラーだった話の後、かつて大腸検査で入院したときの話に入ったのですが、
屋上で喫煙できると聞いていったものの、屋上に出るのに少し階段があったので、
点滴棒から点滴を外してそれをもって屋上に出てベンチに座ってテディベアを抱くように
点滴をもってタバコを吸っていたら点滴袋に血液が逆流して真っ赤に染まっていた、
なんて話をした後に、鈴本演芸場に行くとき、よくいくアメ横の魚屋で鮪の頭をもらって
夕方の混雑する山手線に乗ってOLさんの背後から鮪の頭でつついてしまった話をした後、
この日のネタ「座席なき戦い」に入りました。
年明けのBS11でも聞いたネタだったので今年始まったばかりですが2回も聞いたネタ。
白鳥さんといえば、年に一度池袋演芸場で10日間、三題噺をやっているのですが、
その日に来場者からもらったネタを書いてもらって、くじ引きのように3つ引いて
その3つのネタで噺を作ってトリで披露するという大変そうな10日間、
そこで作られたネタのようです。
ちなみにお題は「5番アイアン」「鮪の頭」「山手線」です。
神田から新宿に戻るサラリーマンが中央線にのらず山手線で30分寝ようと思って
座席を探すものの優先席しか空いていないのでそこに座ってしまうと、
そこにやってきて座ってイヤホンカシャカシャ大音響の若者にいらつき、
その後やってきた2人組の婆さん2人が席を譲らせようとあれこれ企む姿に
いらつきながらも寝たふりをし続けるサラリーマンの悲哀というか笑いというか
白鳥ワールド全開のネタでした。
1人の婆さんがもう一人の婆さんに鮪の頭を半分分けてあげようと、
車内で無理矢理頭を引きちぎろうとする場面、結局無理で、
じゃあ、目玉だけでもと取り出して「おい、鬼太郎!」と物まねする場面、
途中で時間稼ぎに白酒さんの「厩火事」に話が脱線し、
「もろこしのこうし→まぼろしのこうし」とかよく分からないと言い出して、
「禁酒番屋でも、どっこいしょ、をドイツの将校と聞き間違えるなんてありえない」
「えーと、そそっかしい人が出てきて、ほら行き倒れが出てくるネタって」と
本気で思い出せないので客席に聞いて「粗忽長屋」と教えてもらって、
ありがとうございます!とお礼を言いながら
「行き倒れを、江戸前のフラメンコだって、何言ってんのかと思ったら、
イキダオーレ!とか、意味わかんないよね」と、
完全に時間延ばしだと本人も認めて白酒さんをいじった後、
山手線が新宿駅に到着するまでちゃんとやりきりました。(笑)
(イキダオーレ! 私も昨年夏に聞いてます)→ https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2020-07-07
テレビで見るより目の前で噺を聞いていると、くだらないと思いながら
うっかり引き込まれますね。大笑いしました。(^-^)
この後仲入りがあって、
さん喬さん
(お写真は落語協会ホームページよりお借りしました)
白酒さん、白鳥さんで燃え尽きかけていたところに
キッチンイナバ(4日前の記事でも書きましたが)さん喬さん。
ちょっとホッとして聞いた噺は「妾馬」でした。
(聞いたの、2回目くらいの噺です)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%BE%E9%A6%AC
町人のお鶴が殿様に嫁ぎお世継ぎを生んだということでお屋敷に呼ばれた兄の八五郎。
八五郎というのでちょっと抜けた感じが面白いのですが、
大家さんに言われたとおりの話し方で失礼がないようにと話しているのが
逆に不自然過ぎて何をいっているのか分からなかったり、
久しぶりに再会した鶴の姿に感極まり、歌でも、、と都都逸を歌うところが面白く、
さん喬さんの緩急のつけ方というか、八五郎、お鶴、お殿様、それぞれの演じ分けが
スーッと心に染みてくるのを感じてじっくり聞きながら楽しめました。
2時間ぴったりで終演。
近くの爺さんの態度にはイラつきましたが、3人それぞれ個性があって
今回は出演順も良い感じで(白鳥さんが主任でなくてよかった(笑))
じっくり楽しめた落語会でありました。
さん喬の「夢の酒」 [落語・お笑い]
映画よりさらに引きの悪い(笑)落語記事。久々です。
日本橋公会堂で開催される文春落語に行く機会がぽつぽつあるのですが、
(あの文春が落語会を主催することを知りびっくり)
昨年11月下旬に開催されたさん喬師匠の独演会に行きました。
日本橋公会堂で開催される文春落語に行く機会がぽつぽつあるのですが、
(あの文春が落語会を主催することを知りびっくり)
昨年11月下旬に開催されたさん喬師匠の独演会に行きました。
超久しぶり
(お写真は落語協会さんのホームページよりお借りしました)
喬太郎さんの師匠というのは知っているのですが
寄席(持ち時間が短い)で数回しか聞いたことのない噺家さんなので、
今回はさん喬ワールドを楽しみにやってきました。
検温(体温を記載した紙をもらって氏名、連絡先を記載して主催者に提出)、
手指消毒をしたあと、間引きされた座席に着席。
(お写真は落語協会さんのホームページよりお借りしました)
喬太郎さんの師匠というのは知っているのですが
寄席(持ち時間が短い)で数回しか聞いたことのない噺家さんなので、
今回はさん喬ワールドを楽しみにやってきました。
検温(体温を記載した紙をもらって氏名、連絡先を記載して主催者に提出)、
手指消毒をしたあと、間引きされた座席に着席。
開口一番は林家木はちさん。(写真なし)
木久扇さんのお弟子さんで噺は「寿限無」。
前座さんがよく開口一番でかけるネタですが、「やぶらこうじのやぶこうじ」と
言っていたのを聞いたのが初めて。これまで「ぶらこうじ」だと思ってたのですが、
桂伸治さんのblogで様々なパターンがあると知りました。
続いて、さん喬さん登場。
五代目小さんに入門して師匠の家(目白)に通っていた時の話から入り、
本所(墨田区)の出身でキッチンイナバの子倅で、都電で上野までいって
山手線(やまてせん、と言っていた(^-^))で目白に通っていたんですが、
上野で座って寝ていて大塚あたりで起きてもうちょっと寝ると目白、
時々、大塚で起きて寝て目が覚めるとまた大塚(一周してる(笑))なんて。
キッチンイナバ、もうとっくに潰れたんですけどね、後継者がいなくてね、と話して。
以前から知っていた話なのですが、このお店、以前勤めていた会社の近くにあったので、
出前したり食べにいったりしていたことを思い出しました。
入社したころは偉い人が出る会議がお昼にかかると出前でお昼を用意するという、
今思えばあり得ないパワハラみたいな仕事があったんですが、近所にあったのが、
お蕎麦屋さんとうなぎ屋さんとお寿司屋さんとキッチンイナバ。
この4つをローテーションで使っていたのが平成の初め頃です。
キッチンイナバは出前に来るのが長男のおじさん(さん喬さんは次男)でしたが、
落語の話をすることもなく(さん喬って知ってる?とか聞かれたこともなく)、
でも、とても陽気なおじさんで、15人前とか大量注文しても嫌な顔せず
時間に遅れることなく美味しい洋食を作ってはバイクで出前してくれました。
その後、会社のビルが引っ越して社食ができてから出前することもなくなり、
時折食べに行っていたのですが、とにかく地元密着のアットホームなお店で、
おじいちゃんとおばあちゃん(さん喬さんのご両親)、長男、三男のおじさん、
2階の喫茶「砂時計」には四男、下町で愛されるべきお店だったなあ、と
久しぶりに聞いたキッチンイナバという響きで思い出しました。
残念ながら長男のおじさんが20年くらい前に亡くなり、その後、三男のおじさんが
お店を続けていましたが、6,7年くらい前に閉店してしまったんですよね。
ハンバーグ、ポークソテー、海老フライ、グラタン、ドリア、スパゲティ、
何を食べても美味しかったのを思い出すと、あのお店がもうないのが残念。。。。
と、マクラのところですっかり違うことを思いだして聞いていたのですが、
噺が本所から至近の向島が舞台になっている「夢の酒」だったので、
その話をしたのかもしれません。
(ありえない(笑)けれど艶っぽい噺)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A2%E3%81%AE%E9%85%92
夢の中の話なのにダンナが美女としっぽりと聞いて嫉妬して、
義父の大旦那に夢の中にいって美女に厳しく言ってくれという奥さんも
常識外れなのですが、それを聞いて仕方ないとはいえ夢の中にいって
美女に会う大旦那が燗をつけてもらっている間に起こされて後悔する、
そんな様子をテンポよく、美女の場面では艶っぽく演じるさん喬さんに
引き込まれて聞けました。
やっぱり大事なときは燗つけてもらわず冷やかな。(笑)
かなり長く話されていたので次の噺「幾代餅」が始まったのが20時ごろ。
(幾代太夫に恋する清蔵)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%BA%E5%B1%8B%E9%AB%98%E5%B0%BE#%E5%B9%BE%E4%BB%A3%E9%A4%85
15分くらいで終了。
演者もそうですが、聞いている方もそうそう集中力続かないからね。
ここで仲入りがあって、後半は「文七元結」。
(お久がとても良い子で泣けます)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E4%B8%83%E5%85%83%E7%B5%90
このネタは寿輔師匠で聞く機会が一番多いのですが、
吾妻橋の件からスタートするのでその前についてはあまり聞く機会がなく、
噺が始まって、あれこのネタなんだろう、と考えてやっと文七元結と気づきました。
さん喬さんの落語より先に喬太郎さんの落語を聴いた私ですが、
こうやって今回三席聞くことができて、喬太郎さんの師匠だなあと実感しました。
自分が20代のころからお世話になっていたキッチンイナバの息子さんということでも
どこか何かしらのご縁を感じるのですがお店がもうないのが残念と思いつつ、
時の流れも感じた今回のさん喬さん独演会でありました。
木久扇さんのお弟子さんで噺は「寿限無」。
前座さんがよく開口一番でかけるネタですが、「やぶらこうじのやぶこうじ」と
言っていたのを聞いたのが初めて。これまで「ぶらこうじ」だと思ってたのですが、
桂伸治さんのblogで様々なパターンがあると知りました。
続いて、さん喬さん登場。
五代目小さんに入門して師匠の家(目白)に通っていた時の話から入り、
本所(墨田区)の出身でキッチンイナバの子倅で、都電で上野までいって
山手線(やまてせん、と言っていた(^-^))で目白に通っていたんですが、
上野で座って寝ていて大塚あたりで起きてもうちょっと寝ると目白、
時々、大塚で起きて寝て目が覚めるとまた大塚(一周してる(笑))なんて。
キッチンイナバ、もうとっくに潰れたんですけどね、後継者がいなくてね、と話して。
以前から知っていた話なのですが、このお店、以前勤めていた会社の近くにあったので、
出前したり食べにいったりしていたことを思い出しました。
入社したころは偉い人が出る会議がお昼にかかると出前でお昼を用意するという、
今思えばあり得ないパワハラみたいな仕事があったんですが、近所にあったのが、
お蕎麦屋さんとうなぎ屋さんとお寿司屋さんとキッチンイナバ。
この4つをローテーションで使っていたのが平成の初め頃です。
キッチンイナバは出前に来るのが長男のおじさん(さん喬さんは次男)でしたが、
落語の話をすることもなく(さん喬って知ってる?とか聞かれたこともなく)、
でも、とても陽気なおじさんで、15人前とか大量注文しても嫌な顔せず
時間に遅れることなく美味しい洋食を作ってはバイクで出前してくれました。
その後、会社のビルが引っ越して社食ができてから出前することもなくなり、
時折食べに行っていたのですが、とにかく地元密着のアットホームなお店で、
おじいちゃんとおばあちゃん(さん喬さんのご両親)、長男、三男のおじさん、
2階の喫茶「砂時計」には四男、下町で愛されるべきお店だったなあ、と
久しぶりに聞いたキッチンイナバという響きで思い出しました。
残念ながら長男のおじさんが20年くらい前に亡くなり、その後、三男のおじさんが
お店を続けていましたが、6,7年くらい前に閉店してしまったんですよね。
ハンバーグ、ポークソテー、海老フライ、グラタン、ドリア、スパゲティ、
何を食べても美味しかったのを思い出すと、あのお店がもうないのが残念。。。。
と、マクラのところですっかり違うことを思いだして聞いていたのですが、
噺が本所から至近の向島が舞台になっている「夢の酒」だったので、
その話をしたのかもしれません。
(ありえない(笑)けれど艶っぽい噺)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A2%E3%81%AE%E9%85%92
夢の中の話なのにダンナが美女としっぽりと聞いて嫉妬して、
義父の大旦那に夢の中にいって美女に厳しく言ってくれという奥さんも
常識外れなのですが、それを聞いて仕方ないとはいえ夢の中にいって
美女に会う大旦那が燗をつけてもらっている間に起こされて後悔する、
そんな様子をテンポよく、美女の場面では艶っぽく演じるさん喬さんに
引き込まれて聞けました。
やっぱり大事なときは燗つけてもらわず冷やかな。(笑)
かなり長く話されていたので次の噺「幾代餅」が始まったのが20時ごろ。
(幾代太夫に恋する清蔵)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%BA%E5%B1%8B%E9%AB%98%E5%B0%BE#%E5%B9%BE%E4%BB%A3%E9%A4%85
15分くらいで終了。
演者もそうですが、聞いている方もそうそう集中力続かないからね。
ここで仲入りがあって、後半は「文七元結」。
(お久がとても良い子で泣けます)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E4%B8%83%E5%85%83%E7%B5%90
このネタは寿輔師匠で聞く機会が一番多いのですが、
吾妻橋の件からスタートするのでその前についてはあまり聞く機会がなく、
噺が始まって、あれこのネタなんだろう、と考えてやっと文七元結と気づきました。
さん喬さんの落語より先に喬太郎さんの落語を聴いた私ですが、
こうやって今回三席聞くことができて、喬太郎さんの師匠だなあと実感しました。
自分が20代のころからお世話になっていたキッチンイナバの息子さんということでも
どこか何かしらのご縁を感じるのですがお店がもうないのが残念と思いつつ、
時の流れも感じた今回のさん喬さん独演会でありました。
楽しかった!
坐・高円寺2で白酒の「お化け長屋」 [落語・お笑い]
コロナウィルスが猛威を振るい、緊急事態宣言が発令された後、
寄席が閉鎖、落語会も軒並み中止、となりました。
私自身は2月下席の昼の主任だった寿輔師匠を観に行きましたが、
神田伯山襲名、真打昇進披露が夜の部で立ち席まで出るほどの満席、
大丈夫なのかと心配な時期でしたが、昼の部は入替ということもあり、
すかすかでしたので(笑)そんなに心配せずに見られましたが、
披露興行も新宿末廣亭、浅草演芸ホール、の後、池袋演芸場までは
なんとか続いて、その後の国立演芸場は中止となりました。
ま、国立ですからそうだろうな、って思っていましたが、
ネットオークションで高値でチケット買った人は泣いたでしょうね。
その後、落語会が中止になって仕事がないとぼやく一之輔さんが
YouTubeで落語配信をライブで行って、
私の在宅勤務期間中(まだ在宅勤務続いてますけど)の楽しみが出来ました。
たった20日間。というか、20日間も生で落語が聞ける楽しさに感謝しました。
で、前置きが長くなったのですが、緊急事態宣言解除後はじめての落語会。
酒友Yちゃんが店長として働く高円寺のHACOバーを経営するオーナーの聖子さんが
ノラや、ノラや寄席などいろいろ運営されていて、高円寺のホールでの落語会も
主催されているのですが、その落語会によかったらきませんかと声をかけて
くださったので喜んで参戦です。
寄席が閉鎖、落語会も軒並み中止、となりました。
私自身は2月下席の昼の主任だった寿輔師匠を観に行きましたが、
神田伯山襲名、真打昇進披露が夜の部で立ち席まで出るほどの満席、
大丈夫なのかと心配な時期でしたが、昼の部は入替ということもあり、
すかすかでしたので(笑)そんなに心配せずに見られましたが、
披露興行も新宿末廣亭、浅草演芸ホール、の後、池袋演芸場までは
なんとか続いて、その後の国立演芸場は中止となりました。
ま、国立ですからそうだろうな、って思っていましたが、
ネットオークションで高値でチケット買った人は泣いたでしょうね。
その後、落語会が中止になって仕事がないとぼやく一之輔さんが
YouTubeで落語配信をライブで行って、
私の在宅勤務期間中(まだ在宅勤務続いてますけど)の楽しみが出来ました。
たった20日間。というか、20日間も生で落語が聞ける楽しさに感謝しました。
で、前置きが長くなったのですが、緊急事態宣言解除後はじめての落語会。
酒友Yちゃんが店長として働く高円寺のHACOバーを経営するオーナーの聖子さんが
ノラや、ノラや寄席などいろいろ運営されていて、高円寺のホールでの落語会も
主催されているのですが、その落語会によかったらきませんかと声をかけて
くださったので喜んで参戦です。
昼の部の参加
同じく酒友のFちゃんと坐・高円寺2で待ち合わせて
ホール内に入ると、一人置きに、
段ボールの人型が(笑)
前から見ると、ひとりずつ顏とかが違っていて、
なかにはウロコだらけの人もいて(笑)、演者さんが舞台から見ると
かなりシュールな光景だったようです。。
200名くらいの会場、一人置きに座って満席状態でした。(^-^)
(入場時の検温とマスク着用が条件での参加でした)
14時開演、開口一番は前座の神田松麻呂さん。(写真なし)
神田松鯉さんのお弟子さんというので伯山さんの弟弟子ってことですね。
講談のネタは「井伊直人」。
寛永御前試合というネタの一部だそうですが、
それが単独でもかけられるようになったとか。
(このサイトで丁寧に説明されていました)
http://koudanfan.web.fc2.com/arasuji/03-14_onihuuhu.htm
同じく酒友のFちゃんと坐・高円寺2で待ち合わせて
ホール内に入ると、一人置きに、
段ボールの人型が(笑)
前から見ると、ひとりずつ顏とかが違っていて、
なかにはウロコだらけの人もいて(笑)、演者さんが舞台から見ると
かなりシュールな光景だったようです。。
200名くらいの会場、一人置きに座って満席状態でした。(^-^)
(入場時の検温とマスク着用が条件での参加でした)
14時開演、開口一番は前座の神田松麻呂さん。(写真なし)
神田松鯉さんのお弟子さんというので伯山さんの弟弟子ってことですね。
講談のネタは「井伊直人」。
寛永御前試合というネタの一部だそうですが、
それが単独でもかけられるようになったとか。
(このサイトで丁寧に説明されていました)
http://koudanfan.web.fc2.com/arasuji/03-14_onihuuhu.htm
奥さんのお貞の持参金まで賭け碁で使い尽くし、
自分に負けたら修行に出てくださいというお貞に負けた井伊直人が
修行して戻ってきて負けて再び修行、という展開に笑ってしまいましたが、
講談らしく、「この続きは明日」という美味しいところは言わないのー?的な
終わり方で寄席みたいだな、って思いました。
続いて登場したのが、
自分に負けたら修行に出てくださいというお貞に負けた井伊直人が
修行して戻ってきて負けて再び修行、という展開に笑ってしまいましたが、
講談らしく、「この続きは明日」という美味しいところは言わないのー?的な
終わり方で寄席みたいだな、って思いました。
続いて登場したのが、
桂吉坊さん
(お写真は上方落語協会ホームページよりお借りしました)
プロ野球が始まったものの阪神が弱くて、、と嘆きながら、
無観客試合を少しでも自宅で楽しめるようにと、
甲子園セットなるものが販売されているという話から
(売店のおつまみなどがセットされているのだったかな、確か)
ネタの「馬の田楽」へ。
(味噌樽をつけた馬が逃げてしまう噺)http://www.tacto.jp/rakugo/kaisetsu/umano-dengaku.htm
(お写真は上方落語協会ホームページよりお借りしました)
プロ野球が始まったものの阪神が弱くて、、と嘆きながら、
無観客試合を少しでも自宅で楽しめるようにと、
甲子園セットなるものが販売されているという話から
(売店のおつまみなどがセットされているのだったかな、確か)
ネタの「馬の田楽」へ。
(味噌樽をつけた馬が逃げてしまう噺)http://www.tacto.jp/rakugo/kaisetsu/umano-dengaku.htm
初めて聞いた噺ですが、子供たちがいたずらをする割に大人に質問されると
言葉遣いが丁寧でそれがずる賢さの裏返しなのかなんなのか、
おそらくどうでもよいポイントが気になってしまったところで終了。
そして桃月庵白酒さん
(お写真は落語協会さんのホームページよりお借りしました)
古典落語なのにどこか毒気があってその毒で笑える大好きな噺家さん。
同じ古典でも演者さんによって面白さの振れ幅があるのですが、
面白さの感じ方は聞く側の面白基準にもよりますので、
私は面白くて大好きだと思う白酒さんも人によっては、、かもしれません。
古典はきちんと圓生のように、と仰る方には白酒さんは、どうなんだろう。(^-^;
落語もこう話すべきってことはないと思っているのですが、
過去の名人たちのように話さないと認めない、みたいな人って未だにいますよね。
(うちの親戚のおじさんにもそんな人います)
最初に、落語会が再開したことをうれしく思っていると話し始めたのですが、
このホールは杉並区が100名で開催可能と許可して今回の落語会ができたけれど
自治体によっては厳しいところがあって、たとえばB京区のSビックホールなどは
1000名入るホールで100名しかダメとかいうんですよ。(真偽は不明です)
そんな東京に吉坊さんは大阪からよく来たなと思っています。(笑)
そして、客席に置かれた段ボール人形を不気味とバッサリ斬った後、
都知事はスカイツリーや東京タワーを赤く染めようとして断られてレインボーブリッジを
赤く染めたのかもしれませんが、私は寄席を赤く染めてやります!と、
寄席を赤く染めるってどういうことなんだろうと思いましたが、
寄席再開も喜んでいらっしゃいました。
ただ、寄席も再開直後は観客が真剣に聞いていたのが、1週間もたつと、
居眠りしている人が増えて、いつも通りになったなと思ったそうです。(笑)
と、なんだかいろいろマクラで話した後のネタは「お化け長屋」。
(wikiがなかったのでこちらであらすじ見てね) http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/obakenagaya.html
空き家を物置がわりにつかっていた長屋の住民たちが大家さんに文句を言われ、
いつ使えなくなるか分からないから、借り手がつかないようにすればいいと、
借りたいという人がくる度、大家が遠方にいるので、私が、と杢兵衛さんが話をし、
怪談話をして(空き家が訳あり物件と説明)怖がらせていたものの、
やってきた男が怪談話を一向に怖がらず、
じゃあ、荷物もって引っ越してきますというので
長屋の住民で空き家にやってきた男をお化け屋敷のごとく怖がらせる、という噺。
まったく怖がらない男をなんとか怖がらせようとする杢兵衛さんが、
怖い話をするときに中尾彬の口調で話をするのがおかしくておかしくて、
すっかりツボにはまって50分の噺、爆笑で聞けました。
ここで仲入り。
の後は、再び白酒さん。
あんなに長くやったから2席目は短いだろうな(笑)と思っていたら
お化け長屋なんてそんなに長くやるネタじゃないんだけど、
2席目は短いです、このあとの吉坊さんがなんとかしてくれます、と
話し始めたのが「粗忽長屋」。
(うっかりな熊さんと八っつぁん) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%97%E5%BF%BD%E9%95%B7%E5%B1%8B
本当に短くて(笑)20分弱で終了。
行き倒れをイキダオーレ!と言い、それはなんだ、江戸前のフラメンコかと聞くやり取りが
個人的にはツボでしたが、やはり白酒さんの古典は楽しいです。(^-^)
続いて主任で吉坊さんが出てきて「口入屋」をやってくれたのですが、
白酒さんでエネルギーを使い尽くしてしまい(笑)寝てしまいました。。。。
今回期せずして落語会のお声かけをいただいて高円寺までまいりましたが、
やはりライブの落語はいいですね。
YouTubeでもたくさん落語を聴きましたが、やはりホールや寄席で聞く落語、
臨場感と演者との一体感を感じられることを改めて感じました。
というわけで、
久しぶりに聞く白酒さんの落語に大爆笑の高円寺特選演芸会でありました。
(お写真は落語協会さんのホームページよりお借りしました)
古典落語なのにどこか毒気があってその毒で笑える大好きな噺家さん。
同じ古典でも演者さんによって面白さの振れ幅があるのですが、
面白さの感じ方は聞く側の面白基準にもよりますので、
私は面白くて大好きだと思う白酒さんも人によっては、、かもしれません。
古典はきちんと圓生のように、と仰る方には白酒さんは、どうなんだろう。(^-^;
落語もこう話すべきってことはないと思っているのですが、
過去の名人たちのように話さないと認めない、みたいな人って未だにいますよね。
(うちの親戚のおじさんにもそんな人います)
最初に、落語会が再開したことをうれしく思っていると話し始めたのですが、
このホールは杉並区が100名で開催可能と許可して今回の落語会ができたけれど
自治体によっては厳しいところがあって、たとえばB京区のSビックホールなどは
1000名入るホールで100名しかダメとかいうんですよ。(真偽は不明です)
そんな東京に吉坊さんは大阪からよく来たなと思っています。(笑)
そして、客席に置かれた段ボール人形を不気味とバッサリ斬った後、
都知事はスカイツリーや東京タワーを赤く染めようとして断られてレインボーブリッジを
赤く染めたのかもしれませんが、私は寄席を赤く染めてやります!と、
寄席を赤く染めるってどういうことなんだろうと思いましたが、
寄席再開も喜んでいらっしゃいました。
ただ、寄席も再開直後は観客が真剣に聞いていたのが、1週間もたつと、
居眠りしている人が増えて、いつも通りになったなと思ったそうです。(笑)
と、なんだかいろいろマクラで話した後のネタは「お化け長屋」。
(wikiがなかったのでこちらであらすじ見てね) http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/obakenagaya.html
空き家を物置がわりにつかっていた長屋の住民たちが大家さんに文句を言われ、
いつ使えなくなるか分からないから、借り手がつかないようにすればいいと、
借りたいという人がくる度、大家が遠方にいるので、私が、と杢兵衛さんが話をし、
怪談話をして(空き家が訳あり物件と説明)怖がらせていたものの、
やってきた男が怪談話を一向に怖がらず、
じゃあ、荷物もって引っ越してきますというので
長屋の住民で空き家にやってきた男をお化け屋敷のごとく怖がらせる、という噺。
まったく怖がらない男をなんとか怖がらせようとする杢兵衛さんが、
怖い話をするときに中尾彬の口調で話をするのがおかしくておかしくて、
すっかりツボにはまって50分の噺、爆笑で聞けました。
ここで仲入り。
の後は、再び白酒さん。
あんなに長くやったから2席目は短いだろうな(笑)と思っていたら
お化け長屋なんてそんなに長くやるネタじゃないんだけど、
2席目は短いです、このあとの吉坊さんがなんとかしてくれます、と
話し始めたのが「粗忽長屋」。
(うっかりな熊さんと八っつぁん) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%97%E5%BF%BD%E9%95%B7%E5%B1%8B
本当に短くて(笑)20分弱で終了。
行き倒れをイキダオーレ!と言い、それはなんだ、江戸前のフラメンコかと聞くやり取りが
個人的にはツボでしたが、やはり白酒さんの古典は楽しいです。(^-^)
続いて主任で吉坊さんが出てきて「口入屋」をやってくれたのですが、
白酒さんでエネルギーを使い尽くしてしまい(笑)寝てしまいました。。。。
今回期せずして落語会のお声かけをいただいて高円寺までまいりましたが、
やはりライブの落語はいいですね。
YouTubeでもたくさん落語を聴きましたが、やはりホールや寄席で聞く落語、
臨場感と演者との一体感を感じられることを改めて感じました。
というわけで、
久しぶりに聞く白酒さんの落語に大爆笑の高円寺特選演芸会でありました。
寿輔の「文七元結」を聴く [落語・お笑い]
久しぶりの寄席記事です。(^-^)
おそらく一昨日が最終日だったのかな、神田松之丞が真打昇進&神田伯山襲名で
1か月間にわたって、寄席でお披露目興行が続いていました。
新宿末廣亭、浅草演芸ホールに続いて、最後は池袋演芸場で披露されましたが、
情熱大陸などでも紹介されていたのもあって連日朝配られる整理券も
立ち見を含めてすぐなくなるという大人気。
披露目は夜席、おまけに昼夜入替制(普段は入替なし)なので、
そんなときの昼席って空いていたりします。
寿輔師匠は新宿末廣亭のときは番組に入っていませんでしたが、
代演で一度夜席に出演されたときに披露口上で壇上に並ばれて、
伯山ティービーというYoutubeでも姿は観られたものの音声なく、
当日のことを書いたネット記事を観ると一緒に壇上に上がった噺家さんとの
諸々が原因だったようで残念でした。(実際見ていないので真偽のほどは不明)
で、浅草では披露目中の昼席の主任が寿輔師匠。
多分空いているだろうし、久しぶりに行ってみようかな、と浅草に向かいました。
おそらく一昨日が最終日だったのかな、神田松之丞が真打昇進&神田伯山襲名で
1か月間にわたって、寄席でお披露目興行が続いていました。
新宿末廣亭、浅草演芸ホールに続いて、最後は池袋演芸場で披露されましたが、
情熱大陸などでも紹介されていたのもあって連日朝配られる整理券も
立ち見を含めてすぐなくなるという大人気。
披露目は夜席、おまけに昼夜入替制(普段は入替なし)なので、
そんなときの昼席って空いていたりします。
寿輔師匠は新宿末廣亭のときは番組に入っていませんでしたが、
代演で一度夜席に出演されたときに披露口上で壇上に並ばれて、
伯山ティービーというYoutubeでも姿は観られたものの音声なく、
当日のことを書いたネット記事を観ると一緒に壇上に上がった噺家さんとの
諸々が原因だったようで残念でした。(実際見ていないので真偽のほどは不明)
で、浅草では披露目中の昼席の主任が寿輔師匠。
多分空いているだろうし、久しぶりに行ってみようかな、と浅草に向かいました。
師匠 楽しみです♪
浅草について
最初は腹ごしらえで中華ぼたんさんへ。
重たい大ジョッキと
半チャーハンに
ラーメン
ぼたんさん、相変わらず大混雑の繁盛ぶり。
お会計のときに「夜ゆっくり飲みにきてくださいね」と言われ、
すっかり覚えていただいていることに。(照)
超満腹太郎になったところで浅草寺方面に向かって、
伝法院通りをぶらぶらしながら、
到着
こんな並び、二度とないでしょうね。(笑)
一名で、と木戸銭を支払うと、「昼ですか?夜ですか?」と聞かれました。
「昼です。寿輔師匠を観に来たんですけど、夜ってもう整理券終了ですよね。
って、夜席はもともと興味ないし。」と答えると、
「立ち見も含めて配布終了しているんですよ。」とのこと。
コロナウィルスで世の中が外出を自粛し始めたころ、外国人観光客も少ないし、
外出を控える日本人も多い中で披露目は立ち見も入れて連日満席。
100年に一人の講談師なのかどうか、私にはわかりませんが、
席亭さんも大喜び、、、かな。(^-^)
もぎりのお兄さんに久しぶりに寿輔師匠を見に来ましたというと、
「今なら寿輔師匠のCDにサイン入れてもらえますよ!」って言われたのですが、
せめてこれで少しでもお客さんがくれば、という師匠のお気持ちなのかと思いました。
とはいえ、13時過ぎに着いたら5~6割くらいの入り。
寂しいけれど、このくらいだとユッタリ見られます。
最初は腹ごしらえで中華ぼたんさんへ。
重たい大ジョッキと
半チャーハンに
ラーメン
ぼたんさん、相変わらず大混雑の繁盛ぶり。
お会計のときに「夜ゆっくり飲みにきてくださいね」と言われ、
すっかり覚えていただいていることに。(照)
超満腹太郎になったところで浅草寺方面に向かって、
伝法院通りをぶらぶらしながら、
到着
こんな並び、二度とないでしょうね。(笑)
一名で、と木戸銭を支払うと、「昼ですか?夜ですか?」と聞かれました。
「昼です。寿輔師匠を観に来たんですけど、夜ってもう整理券終了ですよね。
って、夜席はもともと興味ないし。」と答えると、
「立ち見も含めて配布終了しているんですよ。」とのこと。
コロナウィルスで世の中が外出を自粛し始めたころ、外国人観光客も少ないし、
外出を控える日本人も多い中で披露目は立ち見も入れて連日満席。
100年に一人の講談師なのかどうか、私にはわかりませんが、
席亭さんも大喜び、、、かな。(^-^)
もぎりのお兄さんに久しぶりに寿輔師匠を見に来ましたというと、
「今なら寿輔師匠のCDにサイン入れてもらえますよ!」って言われたのですが、
古今亭寿輔 トロピカル・ドリーム(CD2枚組)全6席 キントトレコード
- 出版社/メーカー: KInTOTO
- 発売日: 2020/03/11
- メディア: CD
これ。黄色いお召し物が眩しい。。。。
「あ、もう持ってるんです、師匠からの手売りで買っていてサインもいただいていて。」
と答えると、お兄さん、「そうなんですね!」と嬉しそうなリアクションでした。
浅草での披露目の期間、昼席前半は師匠が「文七元結」をネタだししています。「あ、もう持ってるんです、師匠からの手売りで買っていてサインもいただいていて。」
と答えると、お兄さん、「そうなんですね!」と嬉しそうなリアクションでした。
せめてこれで少しでもお客さんがくれば、という師匠のお気持ちなのかと思いました。
とはいえ、13時過ぎに着いたら5~6割くらいの入り。
寂しいけれど、このくらいだとユッタリ見られます。
※ここからご紹介している写真は落語芸術協会さんよりお借りしました。
春風亭傳枝
見たことあるけど名前知らないって思ったら、二つ目時代の瀧川鯉之助の頃に
見ていたことを思い出しました。噺は「家見舞い」、の途中から。
ふつうに面白かった、、、です。
ふつうに面白かった、、、です。
続いて ぴろき
いつものフリル付きのシャツではなく、
赤い蝶ネクタイがプリントされたTシャツ姿で登場。
キティちゃんみたいでしょ、と冒頭で場内を笑わせていました。
ネタはいつものようにゆるゆるな感じでウォームアップにいい感じです。
いつものフリル付きのシャツではなく、
赤い蝶ネクタイがプリントされたTシャツ姿で登場。
キティちゃんみたいでしょ、と冒頭で場内を笑わせていました。
ネタはいつものようにゆるゆるな感じでウォームアップにいい感じです。
コントD51
この人たちもあまり得意ではなく、いつものように振り込め詐欺ネタでした。
この人たちもあまり得意ではなく、いつものように振り込め詐欺ネタでした。
桂幸丸
この方もそんなに見たことがないけれど、漫談みたいなまま終了。
寄席にきてくださった皆様の幸せと、
寄席の前で写真だけ撮って帰った人の不幸せを祈ります、って言ったところで
場内が湧いたのが印象的でした。
この方もそんなに見たことがないけれど、漫談みたいなまま終了。
寄席にきてくださった皆様の幸せと、
寄席の前で写真だけ撮って帰った人の不幸せを祈ります、って言ったところで
場内が湧いたのが印象的でした。
山上兄弟のお父さん、北見伸とスティファニー(別名 瞳ナナ)。
寄席っぽい奇術だけででなく、スティファニーが箱に入って
剣でぐさぐさに刺されて気づいたら箱から出てきたのは北見伸という、
前から2列目で見ていたものの、いったいどうやってそんなことができるのか、
寄席の緩い空間で見る奇術も侮れないな、と思いました。
雷門助六
初めてみたような気がしますが、実際は白髪でちっちゃいおじさんでした。
噺は「こり相撲(相撲場風景)」何度かほかの噺家さんで聞いたことがありますが、
あんまりこういう話は腹の底から笑いづらいな、って感じで終了。
初めてみたような気がしますが、実際は白髪でちっちゃいおじさんでした。
噺は「こり相撲(相撲場風景)」何度かほかの噺家さんで聞いたことがありますが、
あんまりこういう話は腹の底から笑いづらいな、って感じで終了。
ここで仲入り。
あんまり空いているので、売店にいってビールを買ってしまい、
プシュっと開けて飲みながら仲入り終了。
あんまり空いているので、売店にいってビールを買ってしまい、
プシュっと開けて飲みながら仲入り終了。
古今亭今輔
寿輔師匠のお弟子さんで新作落語の方ですが、
自分がクイズ番組(パネルアタック25)に出た話から「雑学刑事」へ。
寿輔師匠のお弟子さんで新作落語の方ですが、
自分がクイズ番組(パネルアタック25)に出た話から「雑学刑事」へ。
今輔さんの作品ですが聞いたのは初めてか2回目くらいのはず。
銀行強盗の現場にいったクイズ好きの刑事が、銀行強盗犯に向かって、
次々とクイズを浴びせかけるというネタなのですが、これがもう笑いが止まらず。
今輔さんの落語会も、もうちょっとマメに通いたいな、と思いました。
銀行強盗の現場にいったクイズ好きの刑事が、銀行強盗犯に向かって、
次々とクイズを浴びせかけるというネタなのですが、これがもう笑いが止まらず。
今輔さんの落語会も、もうちょっとマメに通いたいな、と思いました。
東京太・ゆめ子
京太さん、おじいちゃんになったなあってしみじみ。
なんともいえないほんわかした雰囲気のお二人、大好きです。
京太さん、おじいちゃんになったなあってしみじみ。
なんともいえないほんわかした雰囲気のお二人、大好きです。
笑福亭鶴光
久しぶりの、鶴光でおま。(笑)
噺は「紀州」。
上方落語協会のナンバー1争いをまくらに、仁鶴の趣味は人間ドックとディズニーランド、
私はホットドックにソープランドと軽快に話して場内を湧かせていました。
久しぶりの、鶴光でおま。(笑)
噺は「紀州」。
上方落語協会のナンバー1争いをまくらに、仁鶴の趣味は人間ドックとディズニーランド、
私はホットドックにソープランドと軽快に話して場内を湧かせていました。
翁家喜楽
娘の喜乃と2人で出てきましたが、お父さんは説明のみ。神楽は娘さんがやっていました。
そして寿輔
昔の師匠記事を見ると私はまくらの部分から恐ろしく長い文章を書いていますが
最近ブログで長文を書けなくなってしまい(老眼で集中力がなくなったのも理由のはず)
自分が師匠にまくらでいじられたい、と思わなくなってからなんとなく師匠のことは
長文で書かなくても自分の中に記憶で残る、、、と思っています。
今回は空いている寄席を「このくらいの方が落語をやりやすい」と表現して笑いをとり、
披露目の祝花に囲まれながら、黄色い熱帯魚色のテトロン羽織で「文七元結」。
(初めて聞いたのは12年前)→ https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2008-09-18
最近ブログで長文を書けなくなってしまい(老眼で集中力がなくなったのも理由のはず)
自分が師匠にまくらでいじられたい、と思わなくなってからなんとなく師匠のことは
長文で書かなくても自分の中に記憶で残る、、、と思っています。
今回は空いている寄席を「このくらいの方が落語をやりやすい」と表現して笑いをとり、
披露目の祝花に囲まれながら、黄色い熱帯魚色のテトロン羽織で「文七元結」。
(初めて聞いたのは12年前)→ https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2008-09-18
他の噺家さんでほとんど聞いたことがないのですが、
師匠は、前段をかなりばっさりカットして、吾妻橋の件から長兵衛と文七とのやりとりを
じっくり語るので、その後の展開にグッとくる、、、らしいです。
私は毎回、長兵衛に自分の着物をとられて法被姿の奥さんが来客で奥に隠れているものの、
娘がかえってきて飛び出していきたい衝動にかられて、下半身に座布団をあてながら
奥から飛び出していく件がかなり好きです。笑えるのに泣けるんですよね。
翌日の文七元結が収録されて千葉テレビの浅草お茶の間寄席で紹介されて(3/10に見ました)
YouTubeでもアップされるかもしれませんので多くの人に聴いてほしいです。(^-^)
昼席が終わり、洗手間に入ってから外に出ようと思ったら、
夜席の整理券順入場待ちの方々が大勢入口にいて出るのに難儀しました。(^-^;
師匠は、前段をかなりばっさりカットして、吾妻橋の件から長兵衛と文七とのやりとりを
じっくり語るので、その後の展開にグッとくる、、、らしいです。
私は毎回、長兵衛に自分の着物をとられて法被姿の奥さんが来客で奥に隠れているものの、
娘がかえってきて飛び出していきたい衝動にかられて、下半身に座布団をあてながら
奥から飛び出していく件がかなり好きです。笑えるのに泣けるんですよね。
翌日の文七元結が収録されて千葉テレビの浅草お茶の間寄席で紹介されて(3/10に見ました)
YouTubeでもアップされるかもしれませんので多くの人に聴いてほしいです。(^-^)
昼席が終わり、洗手間に入ってから外に出ようと思ったら、
夜席の整理券順入場待ちの方々が大勢入口にいて出るのに難儀しました。(^-^;
若い人も多かったかな
一度入ってみたい捕鯨船
クジラで日本酒、、、、いいですよね。
ここから寿司屋通りを通って帰りましたが、
あずま
純レバと懐かしい味の中華そばがおいしいお店でしたが、
火事で焼けてしまいそのまま閉店。
今はこうやって囲ってありますが、もう食べられないとなると残念ですね。
その近くでイケメン発見(笑)
寄席も最近は混んでいるし(浅草自体もインバウンドで混んでるし)
ちょっと敬遠していたのですが、今回のこういう時期に師匠の文七元結が聴けて、
もう少しマメに寄席にいかないとなあ、と思った今回の浅草演芸ホールでありました。
一度入ってみたい捕鯨船
クジラで日本酒、、、、いいですよね。
ここから寿司屋通りを通って帰りましたが、
あずま
純レバと懐かしい味の中華そばがおいしいお店でしたが、
火事で焼けてしまいそのまま閉店。
今はこうやって囲ってありますが、もう食べられないとなると残念ですね。
その近くでイケメン発見(笑)
寄席も最近は混んでいるし(浅草自体もインバウンドで混んでるし)
ちょっと敬遠していたのですが、今回のこういう時期に師匠の文七元結が聴けて、
もう少しマメに寄席にいかないとなあ、と思った今回の浅草演芸ホールでありました。
落語と新蕎麦を楽しむ会2019 [落語・お笑い]
今年も落語を聴いた後、新蕎麦をいただく会に参加できました。
(昨年は天狗裁きを聴きました)→ https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2018-11-11-3
最前列端っこに着席
差し入れのお酒がいっぱい♪
師匠、若干風邪気味で喉の調子が悪いところを「代書屋」を話してくれました。
あと3人くらい来てませんがと言われたのに、いいよ始めちゃおう、と言いながら。(笑)
ちなみに師匠のお召し物は今回アマガエル色。(笑)
代書屋は他の噺家さんも寄席で話すことがあるネタですが、
履歴書を代書屋に書いてほしいとやってきた男と代書屋のやりとりが面白い噺。
師匠、途中で参加者いじりをしたり、途中で入ってきた人をいじったりしていたら、
あれどこまでやったっけ、と(本当は分かっているのに)聞いてきたので、
「江東区亀戸って書いたところまで進んでます」
一応真面目に報告すると、そこもいじりポイントになって(私も久しぶりにいじられた(笑))
場内大爆笑になって落語終了。
この後、宴会用にテーブルなどのレイアウトを変更し、宴会スタート。
枝豆などをつつきながら
ビールや日本酒
巨大片口で運ばれてくるので、
八海山や獺祭、などなど有難く頂戴しました。。。
無窮と一粒一水は初めて呑みましたが、きりっとした美味しいお酒でした。
新蕎麦♪
蕎麦打ちの段を持つ方々が前日打ったお蕎麦、本当に美味しいです。
たっぷりお蕎麦を食べて日本酒を飲んでかなりいい感じに出来上がった私、
お声かけいただいたので当然と二次会の中華料理屋さんへ移動し、
赤星に
羊の串焼きや
餃子を食べて満腹太郎。
この後、電車で爆睡して帰宅の途につくのでありました。。
体調悪い中、参加者を巻き込みながら笑いの渦をつくってくれた師匠、
師匠の独演会に行ったことがきっかけで、こういうコミュニティにも呼んでいただき、
師匠の落語だけでなく美味しいお蕎麦も楽しむ機会をいただけたことに感謝、
できるだけ続けて欲しいなと思った落語と新蕎麦の会でありました。
差し入れのお酒がいっぱい♪
師匠、若干風邪気味で喉の調子が悪いところを「代書屋」を話してくれました。
あと3人くらい来てませんがと言われたのに、いいよ始めちゃおう、と言いながら。(笑)
ちなみに師匠のお召し物は今回アマガエル色。(笑)
代書屋は他の噺家さんも寄席で話すことがあるネタですが、
履歴書を代書屋に書いてほしいとやってきた男と代書屋のやりとりが面白い噺。
師匠、途中で参加者いじりをしたり、途中で入ってきた人をいじったりしていたら、
あれどこまでやったっけ、と(本当は分かっているのに)聞いてきたので、
「江東区亀戸って書いたところまで進んでます」
一応真面目に報告すると、そこもいじりポイントになって(私も久しぶりにいじられた(笑))
場内大爆笑になって落語終了。
この後、宴会用にテーブルなどのレイアウトを変更し、宴会スタート。
枝豆などをつつきながら
ビールや日本酒
巨大片口で運ばれてくるので、
八海山や獺祭、などなど有難く頂戴しました。。。
無窮と一粒一水は初めて呑みましたが、きりっとした美味しいお酒でした。
新蕎麦♪
蕎麦打ちの段を持つ方々が前日打ったお蕎麦、本当に美味しいです。
たっぷりお蕎麦を食べて日本酒を飲んでかなりいい感じに出来上がった私、
お声かけいただいたので当然と二次会の中華料理屋さんへ移動し、
赤星に
羊の串焼きや
餃子を食べて満腹太郎。
この後、電車で爆睡して帰宅の途につくのでありました。。
体調悪い中、参加者を巻き込みながら笑いの渦をつくってくれた師匠、
師匠の独演会に行ったことがきっかけで、こういうコミュニティにも呼んでいただき、
師匠の落語だけでなく美味しいお蕎麦も楽しむ機会をいただけたことに感謝、
できるだけ続けて欲しいなと思った落語と新蕎麦の会でありました。