SSブログ
アート・美術館(国内) ブログトップ
前の10件 | -

「特別展 国宝 鳥獣戯画のすべて」を観る [アート・美術館(国内)]

今年3月に訪れた高山寺で観た(複製)鳥獣人物戯画のオリジナルが観られると
いうので上野の国立博物館へ観に行きました。

(高山寺で観たのは丙巻の一部)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-20-1

高山寺を訪れた時の記事に追記したのですが、
当初GW中に予約していたのが、緊急事態宣言発出、百合子さんの一言で、
博物館も休館となり(演劇がよくて映画館、博物館がダメという理屈が未だに分からない)
予約した分は予約サイト(アソビュー)からすぐキャンセル、払い戻しの連絡がきて
ああもう見られないんだと諦めていたら。
会期延長(当初は5月30日まで)して6月1日から20日まで開催するというお知らせが。
そうなれば予約サイトにへばりついて何が何でもの気持ちになるものです。
予約サイトにアクセスすること4時間で予約できました。(^O^)/
というわけで、6月6日、と20日の2回、上野まで足を運びました。
もともと昨年夏に開催予定だった特別展、延期してやっと開催したと思ったら
百合子の横槍で会期途中に休館、それでも会期延長して再開してくれるとは、
国立博物館の懐深さも感じましたし企画から準備まで相当時間をかけたであろう
この特別展に対する自信と意地のようなものも感じました。
IMG_5199.JPGVRもあるんですね
これは予約は要らないみたいなので7月の会期終了までには
一度訪れてみたいです。
IMG_5202.JPG平成館IMG_5203.JPG

(展示会ホームページ) https://chojugiga2020.exhibit.jp/

予約時間枠のスタート時刻ぴったりからしか入れないので
暫し並んで待った後に中へ入り、山寺宏一さんの楽しい音声ガイドも借りて
見学しました。(600円です)

(中は写真撮影できないので五郎さんのYouTubeが参考になるかも)


もともと甲巻の兎とカエルのイメージが強かったのが、
昨年の高山寺訪問で観た丙巻のユーモラスな人間描写に引き込まれ、
今回の特別展で甲乙丙丁すべてを観ることができてもう感激です。
展示方法が良く考えられていて、最初は模本で絵巻のそれぞれにどういう絵が
描かれているのかを見て予備知識を入れてから、甲乙丙丁それぞれのオリジナルを観る、
更に、オリジナルで既に欠損している部分を模本で見せてくれて、
最後に高山寺を開いた明恵上人について学ぶ展示まで続いていって、
予約制なので大混雑ということもなく、2時間かけてゆっくり見ることができました。
音声ガイドも楽しく鑑賞できるように作られていて聞きながらの鑑賞で楽しさ倍増。
個人的にはすっかり丙巻の「耳引き」と「腰引き」の場面が大好きになったのですが、
特に「腰引き(2人の男性がお腹に紐をまいて引っ張り合う)」の右側に見える男性の
なんだかぽやっとした表情がなんとも言えずツボでした。
描かれた年代も描いた人もばらばらの絵をまとめて保存していたというのも
面白い国宝だと思うのですが、元々保存していたお寺をお参りした後にこうやって
上野ですべての絵巻を観られたことに感謝です。
IMG_5210.JPGお土産いっぱい購入IMG_5211.JPG豆本作りました

IMG_5217.JPG完成♪
印刷されたものなので雰囲気を楽しむ程度にはよいかと思いますが、
高山寺に送って納本も出来るそうなので、今年中には高山寺にお納めしたいと思います。
おそらくもう見る機会がないかと思っていますが、
墨絵で素朴ながら活き活きと描かれた絵巻を楽しめた特別展でありました。


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

京都旅行記2020Ⅱ~近江ちゃんぽん&佐川美術館編~ [アート・美術館(国内)]

ちょうどお昼時になったのでランチタイム。

食べたことがなかったので近江ちゃんぽんを食べに、
地元では有名なちゃんぽん亭総本家へ。(外観写真撮り忘れ)

(ホームページ)http://chanpontei.com/

昭和38年「麺類おかべ」として創業した老舗で、近江ちゃんぽんはこのお店が発祥、
滋賀県内だけでなく関西圏ではあちこちに店舗があるそうで、
調べてみたら東京でも銀座INZ内にお店があります。
(旅行後に銀座店に行ってみましたが本場の方がやはり美味しく感じたりして(^^;)
入口の券売機で食券を買ってから空いている席に着席したのですが、
店内結構混んでいてカウンター席に着席。
IMG_7893.JPG人数によって移動できるパーテーション 
IMG_7894.JPGアプリ会員募集中
最近、いろいろな飲食チェーンでこういうアプリがあるのですが、
そんなに頻繁に通うお店がないのでアプリを入れても活用することなく。
今回も銀座店があると知ったもののそんなに行かないだろうなとアプリ入れず。
IMG_7891.JPG麺が選べます 
普通の中華麺で注文しましたが、こってりスープだったらちゃんぽん麺かな。
味噌やチゲ、あんかけなどのちゃんぽんもおありますが、
今回は普通に定番のちゃんぽんを注文しました。
IMG_7892.JPG今はどこでも持ち帰り対応していますね 
ただ、ここは、自分で調理するか、調理済みにするか選べるのが便利。IMG_7898.JPGIMG_7899.JPG澄んだスープ
ちゃんぽんといえば最近まで知っていたのは長崎ちゃんぽん。
というか、主にリンガーハットですが(笑)、snorita姐とけーすけ兄と八幡浜に
いったときに八幡浜ちゃんぽんの存在を知り、今年宇和島ちゃんぽんも食べて、
そして、近江ちゃんぽんをいただきました。
八幡浜ちゃんぽんは、鶏ガラや鰹、昆布でとったスープに炒めた具材がのっていて
上にかまぼこみたいなものを削ったものがぱらぱらとかかっていたのですが、
近江ちゃんぽんは、近江ちゃんぽん協会によれば、中華麺を使い、和風だし、
魚介が入らず野菜たっぷりでお酢を入れて食べるもの、とか。
言われてみて納得、確かに長崎屋八幡浜、宇和島のちゃんぽんみたいに魚介が
入っていなくて野菜たっぷりでさっぱりとした味わい。
IMG_7895.JPG酢のボトルが大きい!
あまりラーメンにお酢を入れるのが好きではないので入れなかったのですが、
銀座店でその後食べたときに入れてみたら味が変わってこれもアリだな、と思いました。
とはいえ、あんかけ焼きそばを食べる時の大量投入ではなくちびちびと入れた感じ。

と、初めての近江ちゃんぽんでお腹いっぱいになったところで、
今度は佐川美術館を目指します。
IMG_7900.JPG巨大な蟹に遭遇しました
かに道楽もびっくり( ゚Д゚)な大きさでしたが、地元の蟹専門店なのかな。IMG_7903.JPG到着

(佐川美術館ホームページ)https://www.sagawa-artmuseum.or.jp/

1998年(平成10年)佐川急便創立40周年を記念して開館した美術館で、
主な収蔵品は平山郁夫氏と佐藤忠良氏の絵画と彫刻。

入口では手指消毒と検温がありますが、検温の際、37.2度と言われてびっくり。
おでこに当てて測るタイプですがあまり汗もかいていない状態でそんなに対応高くて
(いつも36度くらい)内心びびったのですが、係の人は、どうぞお進みください、と
通してくれたのでホッとしました。
IMG_7905.JPG鹿が浮かぶ人工池
IMG_7906.JPG佐藤忠良氏の彫刻を観たら
IMG_7907.JPG美術館の入口に進みますIMG_7908.JPGさきほどの鹿
向きが変わるとまた印象が変わりますね。
闘っているのか暴れているのか、ちょっと勢いのある鹿です。
IMG_7909.JPG蝦夷鹿です
IMG_7910.JPGさ、入りましょう
IMG_7913.JPG
訪問したときは「生誕90年 平山郁夫展 悠久のシルクロード」展で、
生涯を通してライフワークだったシルクロードの旅の絵画を中心に展示されていました。
40年間に百数十回を超えたシルクロードの旅を通じて描かれた作品として、
上のパネルの作品「オリエントの曙」や「楼蘭の王女」などが展示されていました。
箱根の成川美術館所蔵の作品が多かったので、箱根に行くことがあれば、
この美術館にも行ってみたいですね。(^-^)
平山郁夫氏の展示を観終わったら
IMG_7911.JPG中庭のビオトープを観ながら移動IMG_7912.JPG焼き物の世界

佐川美術館のホームページに作品が紹介されているのですが、
楽焼と斎藤隆さんの不思議な作風の絵のコラボ具合が分かるような分からないような、
こういう組み合わせの展示は観たことがなかったので驚いたのですが、
学芸員さんの企画力でこういう展示も行えるのでしょうね。

と、美術芸術も毎度のことながら直感で感じる性格なので焼き物の美しさに
不思議な絵を楽しみ切れたか謎ですが、こういう空間で過ごす時間は贅沢。

この後は、京都に戻ってホテルでごろごろ一休みしてから夜の部へ繰り出します♪


(つづく)



タグ:滋賀
nice!(5)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

青森旅行記2020~棟方志功記念館編~ [アート・美術館(国内)]

なんだか慌ただしくなりましたが、
なんとかルーティーンの浅虫温泉&駅前食堂詣でも叶いましたので、
次に棟方志功記念館に行きました。これまでなぜかいかなかった場所です。

と、バスの時間まで余裕があったので駅近くを。

IMG_4397.JPGねぶた
駅の改札入ってすぐのところに飾ってあります。
竹浪比呂央さんという方の「浄焔 日本武尊」という作品。
渦巻く火焔、災いを払う浄焔を背に勇ましく剣を振る日本武尊、だそうです。

で、改札を出ると駅ビルとつながっていますが、
1階がちょっぴり変わっていたみたいで青森名産品の販売コーナーがありました。

IMG_4399.JPG鯵ヶ沢のイカゴロ
鯵ヶ沢って今年なくなったわさおが住んでいたエリアかな。
これは酒の肴に購入しました。(^-^)

IMG_4401.JPGシャトルバスで移動しました
IMG_4402.JPG競輪開催日程表
昨年やっと競艇を経験したのですが、競輪はまだ行ったことがなく、
こういうのを観ると行かねば(笑)という気持ちになりますね。
IMG_4404.JPGねぶたん号 1回乗車で300円
一般の路線バスでも行けるのですがバス停から記念館へ歩く距離が長いのが
このねぶたん号だと記念館の至近にバス停があるので高いけれどこちらで。
バスには私以外におじさん1人。
バスの中でバナナを食べていたので気になっていたのですが、
15分くらいの間に2本食べ切っていました。(笑)
と、このおっさんも私と同じところで下車。
うわー一緒かよー、テンション下がります。(;一_一)

IMG_4405.JPG到着
IMG_4406.JPG
展示作品は年4回入れ替えるみたいですが、
この日は上の看板のテーマでの展示だったみたいです。
記念館のブログからそのまま転記しますが、

棟方は日本の最初の神々を超性の者と呼んでいますが、

必ずしも神に限ったものではなく、いわば人智を超えた

能力を持つ者を超性の者と考えていたのでしょう。


ということだそうです。

なんとなく、棟方志功自身も超性の人って感じがします。

(ホームページ) http://munakatashiko-museum.jp/

IMG_4407.JPGはい、気を付けます
IMG_4408.JPG敷地内、奥に進みます
IMG_4409.JPG池は冬らしく凍結中
IMG_4411.JPG小さい社があったので観たら
IMG_4412.JPG筆塚でした
道具を大事にされていたんですね。
版画を制作されるときの彫刻刀も収められているのが棟方志功らしいですね。

建物の中に入り、入館料550円をお支払い。

IMG_4413.JPG拝見させていただきます
IMG_4414.JPG展示時スペース
こういう感じの部屋が2つに入口の動画鑑賞(棟方志功について)スペースのみで
見学できるエリアはこじんまりした感じです。
IMG_4416.JPGIMG_4417.JPG
棟方志功というと晩年の彫刻刀すれすれみたいな位置で観ながら作品を作っていた
そんな鬼気迫る雰囲気のイメージしかなく(青森県立美術館でも作品観ました)
あとは、「わだはゴッホになる」という有名な発言ですが、wikiを観たら、
ゴッホ=絵描きという職業という意味で使った説もあるんですね。

IMG_4419.JPG恐山の柵
恐山も20年くらい前にバスで行きましたが、
イタコっていつもいるわけではなく7月の恐山大祭のみで
その時に死者の霊を呼び出して縁者にその思いを伝える、
というのを知りました。
テレビでイタコの様子を小さい頃みてちょっと怖かったのですが、
大事な人を亡くした人にしてみたら霊をを呼び出して話したい、
そういう気持ち、今なら分かります。

IMG_4423.JPG 油の富士山
晩年に描いた作品。 
最後の油絵制作旅行で訪れた昭和49年3月、伊豆大島で描いたものだそうです。

IMG_4418.JPGIMG_4425.JPG
上の書も晩年のもの。
書は技巧ではなく形態を見せるものでもなく、心頭ほとばしるものではいけない、
という気持ちで一気呵成に書き上げた作品。
目の病気が進んで左目は失明して右目の視力も弱くなってきた中で、
こういう作品を作り上げるほとばしる心、迫力を感じました。

IMG_4426.JPGIMG_4429.JPGありがとうございました
館内ではバナナおじさんが静かに鑑賞していてホッとしたのですが、
あとから入ってきた地元のおじいちゃんが作品の説明を
一つ一つ大きな声で読み上げていたのがちょっと。(V)o¥o(V)
悪気はないし、うちの婆1号も看板に書いてあることを読み上げるので
こういうのってお年寄りあるあるなんだよねとは思うのですが、
静かな中でおじいちゃん声だけが響く異様な館内、
職員の人も注意してほしかったな、と思いました。
IMG_4430.JPGと一部(V)o¥o(V)でしたが
初めての棟方志功記念館、楽しめました。

この後は、一旦バスで青森駅に戻った後、お宿に向かいます。(^-^)


(つづく)



タグ:青森
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

福岡旅行記2019~福岡市美術館編~ [アート・美術館(国内)]

とんこつラーメンで満腹太郎になった後は、福岡市美術館へ。

2008年に行ったきりなので11年ぶりの訪問です。
前回はバス停を散々迷って探してバス移動しましたが、
今回は天神駅から地下鉄で5分、大濠公園駅で下車して公園を
散歩しながら美術館に向かいます。


IMG_2958.JPGあいにくの曇天
IMG_2959.JPGのんびりした雰囲気です。
IMG_2960.JPG釣っちゃダメですよ。
IMG_2962.JPG池の周りに花壇がいっぱいあったのですが、
IMG_2963.JPG一つ一つにお名前が書いてありました
期間限定で寄付?利用する権利を購入して好き好きにお花を植えるようで、
こういうのも個性がでて楽しそうだなあと思いました。
(冬なので殆どお花がなかったのが寂しかったけれど)
IMG_2965.JPG特別展開催中
IMG_2966.JPG到着しました
IMG_2967.JPGお久しぶりです

(美術館ホームページ) https://www.fukuoka-art-museum.jp/

IMG_2969.JPG遠くからでもすぐわかる
IMG_2970.JPG草間彌生先生のかぼちゃ
折角久しぶりにきたし、と特別展も含めてチケット購入。
IMG_2973.JPG入口で小錦とご対面
中ハシ克シゲさんの作品ている「Nippon Cha Cha Cha」。
説明によれば米国籍の力士が板塀や松に囲まれいかにも日本的だが、
塀や松が金属製でイメージの中の日本とズレたリアルな日本がテーマだそうです。

で、最初に特別展「不思議な国のアリス展」を見学。

(現在、新潟市新津美術館で開催しているようです) http://www.alice2019-20.jp/

見学している来場者、それっぽいコスプレをしている人が多かったのが印象的。
不思議の国のアリスといえば、
ふしぎの国のアリス 日本語吹き替え版 ANC-007 [DVD]

ふしぎの国のアリス 日本語吹き替え版 ANC-007 [DVD]

  • 出版社/メーカー: Side A Network CO.LTD
  • 発売日: 2016/04/30
  • メディア: DVD

やっぱりディズニーですが、

Wonderland, Alice Through a Whole New Looking Glass (Original Broadway Cast Recording)

Wonderland, Alice Through a Whole New Looking Glass (Original Broadway Cast Recording)

  • 出版社/メーカー: Masterworks
  • 発売日: 2011/05/03
  • メディア: CD
Broadwayで見た(興行的にはコケちゃった)ミュージカルが思い出深いです。
IMG_2975.JPGと入口にアリス?
IMG_2976.JPG目が笑ってない
IMG_2977.JPG福岡会場限定みたいIMG_2978.JPGとまあアリスの世界を
IMG_2979.JPG駆け足で見学
IMG_2980.JPGIMG_2981.JPG
会場でキットを購入して謎解きも出来るみたいで、
コスプレさんたちは楽しんでいらっしゃいましたが、
そこまでの思い入れもないためこのあたりの展示は早足で進み、
ルイス・キャロルの本や挿絵の数々はじっくり鑑賞しました。
ディズニーの絵本で楽しんだ作品、実はルイス・キャロルの原作は
ちゃんと読んだことがなく、英語の教科書でごく一部を読んだ程度。
こういう特別展にきても原作を読んでいないとダメですね。反省。(-_-)

この後、常設展も駆け足的に見学しましたが、
藤田嗣治、ウォホール、バスキア、ミロ、シャガールなどなど、
心に栄養補給させていただきました。。。。(^-^)

IMG_2982.JPG 少し晴れてきました。
行きと違う方向へ歩いていくと福岡城の門が見えてきました。

IMG_2988.JPG 下之橋御門(大手門)
福岡城の三の丸の堀には東側に上の橋、西側に下の橋の二ヶ所の橋がかかり
それぞれに枡形門が設けられたそうですが
この下之橋御門は下の橋側の城門で
2000年に不審火で焼失し、8年後に再建されたそうです。
福岡城の門で本来の位置に残っているのはこの門だけと説明に書いてありましたが、
ここに大きなお城があったんだなあと思うと日本史の勉強が嫌いな割に
福岡藩初代藩主の黒田長政が建てたお城、観たかった(見学したかった)なあ。

この後は、今回の旅の目的の場所、門司港に向かいます。


(つづく)



タグ:福岡
nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

東北の旅2019~郡山市立美術館編~ [アート・美術館(国内)]

福島まで南下して若冲を楽しんだ後はランチタイム、と思って
駅の近くをぶらぶらして、中華もいいな、と入ったのが、


IMG_7857.JPG 泰山さん

IMG_7858.JPG
中華料理のお店だと、いつもなら五目焼きそばか五目ラーメンを注文するのですが、
IMG_7859.JPG
ベジメニューもあるんだと思ったら辛い系もいいのかな、と思って、

IMG_7860.JPG酸辣湯麺
久しぶりだなあ、と思って、食べ始めたら。

辛っ!(;´Д`)

とろみがすごくて逃げ場のない辛さ。
美味しいのですが辛すぎて、半分も食べられずギブアップ。。。。
普通に辛いのは全く問題なく食べられるので担々麺などと同じつもりで
注文したのですが、山椒も大量にかけられていてダメでした。。
注文のとき、当店のは辛さが強いとか一言いってくれるとよかったのですが、
しばらくこのメニューは他のお店でも食べたくないくらいのダメージ。(;´Д`)


と、気を取り直して、駅に戻ると、
IMG_7861.JPGポストの上にうさぎ&桃
福島も果物王国ですから、桃なのかな。




IMG_7856.JPGと駅に戻って
IMG_7862.JPG電車で更に南下して
IMG_7868.JPG郡山着
ここからはバスで郡山市立美術館へ移動します。

IMG_7874.JPG到着IMG_7875.JPG特別展は写真

(ホームページ)https://www.city.koriyama.lg.jp/bijutsukan/index.html

写真は昭和の頃の日本の風景からモノクロで懐かしいものなど銀塩プリントで
楽しみました。こういう写真も本当に久しぶり。

ここにきてみようと思ったのは、京都市立博物館でターナー展を見たとき、
点数が多かった銅版画がここの所蔵だったので、見られるかな、と思ったから。
残念ながら常設展にはなくて拍子抜けしてしまいましたが、
旅に出て美術館や博物館でゆったりした気分になれるのはいいですね。


IMG_7876.JPGIMG_7882.JPGこの銅像
以前もどこかの地方の美術館で見たことがある記憶。
絵画と違ってこういう銅像やオブジェなどは同じ作品をあちこちで見られるのが
面白いですね。


と、芸術を楽しんだ後は、夜の部♪


(つづく)







タグ:郡山 福島
nice!(5)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

東北の旅2019~福島で伊藤若冲展編~ [アート・美術館(国内)]

楽しく飲んだ翌日は目覚めも良く(笑)、


IMG_7815.JPG朝ごはん
館内の中華料理の店内でいただきますのでどこか不思議な感じ。
和定食しかないのかな、でも納豆もいただけて満足。

IMG_7820.JPGホテルを出て近所をぶらぶら
IMG_7822.JPGあ、浦霞
IMG_7823.JPGこんな近くなるなんて
開くまで待つほどの余裕なく、ここは次回の宿題かな。
(そうやって宿題が増えていきます(笑))
IMG_7825.JPGまたきます
IMG_7826.JPGこの古い建物は
IMG_7827.JPG元旅館
IMG_7828.JPG御釜神社でお参りIMG_7829.JPG神釜
IMG_7830.JPGでも、見えない
IMG_7832.JPG火気厳禁です
IMG_7833.JPG白松が というと最中のイメージですが、
ヨーカンもあるんですね。。

IMG_7835.JPG渋そうな和菓子屋さんをとおり
IMG_7836.JPGまたきます

電車に乗ると、
IMG_7837.JPG不思議なシート配列
IMG_7839.JPG花座
常設のお笑い用の劇場のようです。
落語がメインみたいですが、地方でも笑いを楽しめる施設があるのはいいですね。

で、仙台で乗り換えて、福島に向かっていたのですが、
そこそこ混んでいる電車のボックスシートで、若いオネエさんのマナーが悪く、
立っている人がいても気にせず、
IMG_7843.JPG 足を向かいの席に乗せたまま
これじゃ、だれも座れないですよね。(V)o¥o(V)
こんなマナー悪い人がどういう大人になっていくんだろうと、
他人事ながら気になりました。注意できない自分も残念だけどね。

IMG_7844.JPGIMG_7846.JPG到着~
IMG_7847.JPG福が満開
IMG_7848.JPGこれにいきます
IMG_7849.JPGニコちゃんマークのような花時計
福島駅からはバスで行きますが、おばあちゃんたちでいっぱい。
みな同じところに行くのは分かっていますがお喋りが煩くて。( 一一)

IMG_7850.JPG到着IMG_7851.JPG

(ホームページ) https://art-museum.fcs.ed.jp/jakuchu2019

これも既に会期終了です。後手なのですみませぬ。

IMG_7852.JPG音声ガイドは西田敏行さん
最近有名人のガイドって多いですね。

以前、大宰府の九州国立博物館だったかな、そこで市原悦子さんのガイドを借りて
物凄く面白かったことがあるのですが、そんなに好きでない人だったりすると
借りなくてもいいか、って感じで、今回も借りず。

館内撮影禁止で写真はありませんが、前日の国芳で猫を沢山見た後は、
若冲の鶏と犬をたくさんみて和みました。

IMG_7854.JPG

こうやって地方でも芸術に触れる機会があるのはありがたいことですね。

この後は、ランチをいただいてから、この日の宿泊地、郡山に向かいます。


(つづく)


nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

東北の旅2019~「いつだって猫展」編 [アート・美術館(国内)]

田代島で猫分補給する予定がフェリー欠航という最初から躓く珍事、
代案など何も考えていなかった私、とりあえず仙台に向かう途中で
代案を探すことにしました。

IMG_7693.JPG 途中から東北本線に入るので、
IMG_7694.PNG往路とは若干ルートが変わります
(往路はずっと仙石線でした)

で、車内で仙台のイベント、博物館を検索したら、

 IMG_7696.PNG発見

猫展(=^・^=)、行くに決まってます。

ちなみに、スマホの上の方に令和って書いてあるのは、
この日が5月1日、令和初日だったからと思われます。

平成最後の日だから、令和最初の日だからって特に感慨深い気持ちも
湧かなかったのですが、こういうタイミングで珍事もあれば、
田代島の猫ではない猫、に導いていただいたのも何かのご縁。


IMG_7709.JPGやってきました
IMG_7714.JPGIMG_7717.JPG
IMG_7718.JPG国芳の猫を満喫できます♪
IMG_7722.JPGカオダシパネルも(笑)

(展示会ホームページ)https://nekoten-mmt.tv/

私の記事が毎度後手なので既にこの展示会も終わっていますが(笑)
国芳の猫愛だけでなく他の画の作品もありました。

ねずみと猫、化ける猫、福を招く猫、、一番自分がツボにはまったのは、
国芳が着物の懐に子猫を入れて作品を描いている様子をお弟子さんが
描いたもの。 生活の一部というか多くの部分に猫の存在がいた、
そんなことを感じると国芳の作品を更に楽しく見られます。

すっかり猫分補給出来た後は、違う栄養(笑)を補給します。

IMG_7723.JPG サンプルを見たら
特別展コラボメニューでなくてもいいか、という気持ちになって
日替わりの牛タンシチューを注文。


が、店内満員、スタッフ少な目、注文をとってもらうのも時間がかかりましたが、
ガソリンがなかなかこないので、すみませーん、ビールがまだこないんですー、と
お願いして暫くして、
IMG_7726.JPG やっときたよぉ
IMG_7728.JPGサラダとスープがきてIMG_7730.JPGシチュー

IMG_7732.JPG普通かな。
あまりこういうところで期待はしていませんが、普通に美味。
猫ちゃんランチの方がネタ的に面白かったかもしれませんね。(^-^;

IMG_7733.JPG 原在中の作品
(これは猫展でないので写真撮影OK)
IMG_7734.JPG牡丹に猫図

IMG_7737.JPG駅に戻ると
IMG_7739.JPGこんなパネルが
羽生君はオリンピックで2回金メダルをとったので、パネルも2枚なのかな。

この後、宿泊する本塩釜に行くまで時間が多少あるので、
日帰り温泉でも、、と検索して、
IMG_7740.JPGこんなところで
IMG_7742.JPGスポーツクラブに併設で
なんだか思っていた健康ランド的なイメージと違いましたが、
大きなお風呂で温まれました。(^-^)


IMG_7744.JPGIMG_7745.JPGここから仙石線に乗って
IMG_7747.JPG やっと到着。

代案ながら猫分補給ができてよかったよ、、と思いながら、
宿にチェックインしてから夜の部♪


(つづく)

 

タグ:仙台 宮城
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

東北の旅2019~石ノ森萬画館編~ [アート・美術館(国内)]

石巻に着いたら行ってみたかったのが石ノ森萬画館。

石ノ森章太郎先生といえば、仮面ライダーと、
がんばれ!!ロボコン DVD-COLLECTION VOL.1

がんばれ!!ロボコン DVD-COLLECTION VOL.1

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD
やっぱりロボコンです。(^-^)
ロビンちゃん、島田歌穂だったんですよねぇ。。

震災の津波でこの建物も被害に遭って長期休館ののち(1年半ぐらい経って)再開、
当時、石巻が大きな被害に遭ったのはテレビやネットなどで見てなぜこんなにと
哀しい気持ちになりましたが、今回石巻にやってきてここまで復興されたんだな、と
地元の方々のご苦労、大変だったと改めて感じました。

IMG_7501.JPG というわけでお邪魔します
IMG_7504.JPG石ノ森先生の手もお出迎え
IMG_7506.JPGあら
ゴールデンウィークですからね、こういう特別展開催中で、
1時間待ちという大混雑。

展示は平成に入ってからの仮面ライダーみたいで、私には遠い世界なので、
入れなくてもいいかって感じで中に入ると、

IMG_7507.JPGロボコン♪
IMG_7510.JPGロボコン♪
IMG_7511.JPGロボコーン[黒ハート]
IMG_7512.JPGよろずの萬かあ
確かにマンガっていろいろなことを描けますからね。。納得。


IMG_7513.JPGトキワ荘
IMG_7514.JPGホッピングもあたりしてリアル

ここから後に多くの先生が素晴らしい作品をつくられたんですよね。
機会だー
IMG_7517.JPGキカイダー
そうだ、キカイダーも石ノ森先生でした。これも好き。
(ビジンダーは志穂美悦子でしたねぇ)

IMG_7532.JPGおぉ
私がついていけるのはかろうじてアマゾンまでです。(笑)

IMG_7533.JPG1号
IMG_7534.JPG2号
IMG_7535.JPGV3(これが一番好き)

IMG_7536.JPGライダ―マン だよね
IMG_7537.JPGえーと、これってなんだっけ
IMG_7538.JPGあ、アマゾンだ
IMG_7539.JPGライダーXかあ(覚えてない)IMG_7540.JPGライダ―マン、結構好きでした。
強くないけど頑張るところとか。仮面ライダーの中で異色な存在でしたね。

と、アマゾンからあとはよくわからないのでささっと見学し、

IMG_7566.JPGこんな通路の右手に障子があって
IMG_7567.JPGうふーん♪
IMG_7573.JPGIMG_7574.JPG
海外でも紹介されている石ノ森先生作品。

IMG_7576.JPGキカイダーに
IMG_7582.JPGロビンちゃん♪
(ガラス越しで遠くにいたのをがんばってズーム撮影)

IMG_7607.JPGで、これ

石巻のヒーローでシージェッター海斗というらしいのですが、
館内で短編ビデオを見て、なんか地元密着ヒーロー的な印象でした。







全国放送の仮面ライダーに比べると予算が少ない感もありますが、
主題歌を影山ヒロノブ(私の中ではレイジーのボーカルというイメージが未だに強い)が

担当しているというのは石巻のプライドもあるような、、気がしました。

このほか、昔制作されたアニメや、平成の仮面ライダー展(なんとか入れましたが、
全然みていないのでなにがなんやらで区別できませんでした(笑))を見学して、
2時間ちょいの見学終了。。。

このあとは、お楽しみの夜の部です♪


(つづく)


タグ:石巻
nice!(4)  コメント(4) 
共通テーマ:旅行

箱根の旅2018~ポーラ美術館編②~ [アート・美術館(国内)]

ルドン展を楽しんだ後は、常設展(一部撮影可)を見学。

IMG_1808.JPG 若い頃のルノワール

IMG_1813.JPG マティス

モネの睡蓮やエトルタ(海と奇岩)の絵などを楽しんだりして、

IMG_1814.JPG現代アートみたい 
IMG_1817.JPG モネの睡蓮とのコラボぽいけれど 
個人的にはあまりピンとこず。


IMG_1819.JPG ガレ 
エミールガレもたくさんありました。

IMG_1820.JPG美術館外観
斜面をうまく使った建物なのかな。

IMG_1821.JPGで、ハロウィン企画 
IMG_1822.JPG司会の紹介とともに 
IMG_1823.JPG登場したのが 
IMG_1824.JPGIMG_1825.JPG
IMG_1826.JPG
ONE TIME BRASS BANDさん。
 

(ニューオリンズジャズのバンドです)→ http://onetimebrassband.wixsite.com/otbb


想像していたジャズ、、ではなかったものの、間近に見るブラスバンド、
迫力もあって楽しめました。



とはいえ、バス(最終バス)に乗らないと宿に行けないので、
ライブは30分で鑑賞終了。。残念。

この後は、宿に向かいます。


(つづく)




タグ:箱根
nice!(5)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

箱根の旅2018~ポーラ美術館編①~ [アート・美術館(国内)]

宿以外はかなり無計画的な箱根旅。
箱根湯本までやってきた後は、どこか美術館に行こうと思ったのですが、
最初に行こうと思った箱根美術館はトリップアドバイザーの評価がイマイチで
(庭園はきれいでよさそうでしたが)
じゃあ、大型犬Gさんが向かっているポーラ美術館にしようかな、と
強羅駅から湿生花園行のバスで移動します。

IMG_1796.JPG 山道のカーブを進むこと10分。 
IMG_1797.JPG山~ 
IMG_1800.JPG到着しました 
 
(ホームページ)→ http://www.polamuseum.or.jp/

入場料を支払う時、スタッフの皆さんが、かぼちゃや魔女ハットの
小さいものを頭にのせていたので、「ハロウィン仕様ですね」と声をかけると、
ハロウィン企画で開館時間が19時まで(通常17時まで)、
18時からはジャズライブもあるので楽しんでくださいね!と言われました。

無計画で来たわりに、ラッキー♪(^^♪

IMG_1801.JPG 階下に降りると 
IMG_1802.JPGハロウィン 
IMG_1803.JPG記念撮影パネル

で、当日はルドン展が開催されていて。
IMG_1804.JPG
(フランス ボルドーの画家さん)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%B3
IMG_1805.JPGルドンさん 
作品は撮影禁止でしたが、若い頃の不思議な作風、尊敬していたドラクロワ、
コローによる指導(不確かなものの隣に確かなものを描くようにといったんだって)、
晩年、年下のスーラとの交流。

最近、こういう画家の特別展を観るとき面白いな、と思うのは、
年表に記載された画家本人の歴史、と作風の変化。

奇妙な画風は、日本の漫画家などにも影響を与えたそうですが、
驚いたのは水木しげる先生が目玉おやじを描くときにルドンを参考にしたこと。
その説明に、ルドンが一気に身近な存在に思えました。

中年以降は、非常に温かい感じの静物画や風景画多く(絵の具かなり厚塗りの油彩)
若いころのエッチングなどと異なる作品に、同じ人でも歳を重ねて変化していく、
そんなことを楽しみながら鑑賞しました。

ちなみに、岐阜県立美術館の所蔵品が多く展示されていたので、
いつか、岐阜に行く機会があれば訪問してみたいものです。

大型犬Gさんとルドン展の第一展示エリアを鑑賞したところで遭遇。
ルドン展の展示方法がちょっと雑に見えたとのことでしたが、
私は箱根までやってきてこういう不思議な画家に出会えたことに感謝です。

と、この後、第二展示を見て、その他常設展を見学します。



(つづく)



タグ:箱根
nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行
前の10件 | - アート・美術館(国内) ブログトップ