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神保町「青二才」で亀泉 [呑んだり食べたり(居酒屋)]

一昨日の記事でアップした湯島「きくち」さんでのじゅんさい鍋の後、
20時から飲み会の予定があったので、18時半ごろ湯島を出て、
ぶらぶらと神保町まで歩きました。
世の中便利なもので、方向音痴な私でも、スマホに入っている地図アプリで、
どこを歩けばいいのか案内してくれますから、ほぼ迷いません。
(それでも時々迷うので、ほぼ、です(笑))



IMG_4551.JPG うさぎや 
18時閉店みたいで通った時は既に閉まっていました。
ここのどら焼き、美味しいよねぇ。。

どこをどう歩いているのかはよく分かりませんが
(それは地図アプリの言う通りに歩いているだけだから)

IMG_4552.JPG 獅子をみて
IMG_4556.JPG 可愛らしいハート[黒ハート]を観たら 
IMG_4557.JPG神田明神  
実は初めてまいりました、ここ。
地図アプリのお陰でお参りできたことに感謝。
IMG_4558.JPG って、開運餃子 
なぜ、餃子で開運なんだろう。。。エビスビールもあるし。。。

IMG_4560.JPG たんたん狸を観ながら

途中で(あんまり暑かったので)コーヒー休憩して、
予定時刻10分前くらいに神保町の青二才というお店に到着。


(食べログ)→ https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13181399/

神保町というと学士会館に昔はよく来ていましたが、その近くで再開発みたいな
きれいなビルで1階の飲食フロアの一角にお店がありました。


IMG_4580.JPG 店内には鍋島がいっぱい   
この棚は定期的に入れ替えるみたいです。
IMG_4569.JPG 最近こういう札、多いですよね。
IMG_4566.JPG IMG_4567.JPGお酒いろいろ IMG_4568.JPG 鍋島はこの日の特別酒
で、お酒は三勺、五勺、一合と好きな量で注文できて、
お値段はどの銘柄でも同じ。均一料金制。

IMG_4571.JPG最初は久礼から  
IMG_4573.JPGIMG_4575.JPG次に春霞 
IMG_4576.JPGお通しはもずく ちゅるちゅる IMG_4578.JPG 刺し盛り
鯛に鰹に〆鯖。どれも美味。
  
IMG_4582.JPG一喜 
IMG_4583.JPGうちの実家に近いところのお酒 
IMG_4586.JPGこれは五勺 
お酒をこうやってワイングラスで呑むというのもオシャレでいいわね。
IMG_4587.JPGIMG_4589.JPG鍋島に亀泉をいただいて IMG_4590.JPG 友人たちはこれを 
IMG_4591.JPG 亀泉 久しぶりで感激

軽く食べて飲み中心の会でしたが、
スタッフの方々どなたに質問してもお酒について丁寧に答えてくれて、
非常に心地よい空間で呑めました。
店内は80年代の洋楽が流れるのも世代的にはツボで、
次回は一次会で使ってみたい、青二才さんでありました。


  

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映画「バーニー・トムソンの殺人日記」を観る [映画(は行)]

お久しぶりのロバート・カーライル作品を観に新宿のシネマカリテに行きました。
シネマカリテが選んだ作品を期間限定で公開する、カリシネという企画のときに
特にそんなことも知らずにいってみたら、場内満席。



The Legend of Barney Thomson [DVD] by Robert Carlyle

The Legend of Barney Thomson [DVD] by Robert Carlyle

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2015/11/16
  • メディア: DVD
バーニートムソン.jpg 日本公開時のポスター

あらすじはYahoo!映画さんより。

グラスゴーの床屋に勤務する中年の理髪師
バーニー・トムソン(ロバート・カーライル)は、

店のオーナーを誤って殺してしまう。
動転した彼は母親(エマ・トンプソン)に相談すると
「冷凍庫に入れておけ」と言われる。

指示通りに死体を冷凍庫に運ぶと、すでに別の死体が入っていた。
バーニーは、その後偶発的な殺人を繰り返し……。



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黒すぎて笑える。


人生スイッチ [DVD]

人生スイッチ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • メディア: DVD
以前、このアルゼンチン映画がブラック過ぎて笑えなかったのですが、

今作は違う意味でブラックというか黒過ぎて最初から最後まで笑えました。


主役のロバート・カーライル監督作品で、
ここまで偶発的な事件が続いて泥沼化していく展開が
個人的には完全にツボ。(^-^)


突っ込みどころは結構あるんですが、それでも笑えます。


偶発的に殺してしまう場面、え、そのくらいでんじゃうの?と驚きつつ、
打ちどころとか、刺されどころが悪かったのね、と思わないと、話が先に進まない。



とにかく、

エマ・トンプソン!


主人公のバーニーの母親を演じるエマ・トンプソン、
バーニーを演じるロバート・カーライルとさほど歳が変わらないはずなのに、
すっかり老婆に見えてしまい、最初誰だかわかりませんでした。(笑)
主人公を食ってしまうほどの彼女のジャンキーすぎる演技に、
ただただ笑いが止まらず、殺した人をどうしたらきれいに処分できるのかな、
という素朴な疑問にも答えてもらわなくていいと思ったくらい。(笑)


映画の舞台のグラスゴー訛りが分かりづらいのに、
満席の前列のお兄さんが前のめりに見ていたので(これ通常out)
映像下部の字幕が見えづらくて集中をちょっと削がれたのもありますが、
粗い展開(演出)でも、笑い続けながらみられた
「バーニー・トムソンの殺人日記」でありました。


(相変わらず邦題はひどい!原題はThe Legend of Barney Thomson)




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湯島「きくち」でじゅんさい鍋 [呑んだり食べたり(郷土料理&お鍋)]

チーム大統領リーダーのMちゃんが誘ってくれた飲みグループの皆さんと、
湯島でじゅんさい鍋をつつく企画に参加しました。


IMG_4504.JPG ふぐやさんです

(食べログ) → https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13160356/

Mちゃんが予約してくれたのですが、じゅんさい鍋は1か月間のみ、
予約するのも大変とのことですが、6月の土曜日、16時~18時半までで、
お店貸切、16名くらいで楽しみます。

IMG_4527.JPG 見上げるとふぐ提燈 
IMG_4506.JPG 最初はこれ 
ふぐの?漬け(左)、と、じゅんさいの酢味噌和え(右)。
どちらもうまうまー。

IMG_4510.JPG 最初はビールで♪ 
IMG_4507.JPG ふぐの煮凝りの後は IMG_4511.JPG素敵[黒ハート]ふぐ刺し 
じゅんさい鍋だけかと思っていたら、序盤からこの豪華な盛りにテンション上げ。
IMG_4516.JPG ふぐ唐揚げが出てきて
IMG_4518.JPGIMG_4519.JPG IMG_4523.JPG ひれ酒~。  
ひれがたっぷり入っているので、少ししたら蓋に避難させると、
注ぎ酒でずっと楽しめます。(^-^)
IMG_4528.JPG 注ぎ酒は秋田の高清水 
IMG_4529.JPGで、おまちかね♪ IMG_4532.JPG にゅるるんじゅんさい
大将の友人が採って送ってくれるそうで、
これでもか、というほど盛ってあります。(^O^)/
IMG_4537.JPG だまこ餅も入れて 
IMG_4540.JPGきんかんも食べて~
お腹いっぱいになったところで、 
IMG_4542.JPG お新香が運ばれてきて IMG_4546.JPG 〆の雑炊 
IMG_4549.JPG 旨みたっぷり

これだけ食べて、じゅんさい鍋コース、一人4000円というビックリ価格。

面倒見のよい女将さんが大勢のノンベイ(わたしたち)を相手に
一生懸命料理やお酒を運んでは説明してくれる姿に心温まり、
けちらずたっぷり出してくれるじゅんさいに初夏を感じながら、
わいわいと楽しめた、きくちさんでありました。


 

タグ:湯島 高清水
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映画「ラブ・パンチ」を観る [映画(や・ら・わ行)]

好きなティモシー・スポールで検索して出てきた作品。

LOVE PUNCH

LOVE PUNCH

  • 出版社/メーカー: Ketchup Entertainment
  • 発売日: 2014
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。


会社を経営するリチャード(ピアース・ブロスナン)は、
ある企業の誘いで会社をバイアウトしていたが、
定年を迎える日にそれが詐欺だったことが判明。
会社は倒産に見舞われ、退職金や年金も手にできないことに。
一文無しになったリチャードは元妻ケイト(エマ・トンプソン)と共に、
悪徳企業の存在を突き止め、お金を取り戻そうとするが……。




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古典映画。(^-^;


M&A詐欺で会社の株が紙屑って一体どういう設定なのかと思ったのですが
(そういう詐欺があるのかよく分かりませんが)
まあ、自分たちの株や年金を守るために元奥さんと立ち上がる男、
それが元007のピアース・ブロスナンなので、それなりにスパイ映画ぽい雰囲気も。

私自身は、ティモシー・スポールが見たくて借りた作品ですが、
彼はエマ・ワトソン、ピアース・ブロスナン演じる元夫婦の友人を演じていて、
彼の役柄が元秘密工作員ぽい設定で、それがユルユルに効く面白さ。(笑)

設定からみれば、最後はよりを戻すんだろう、とわかるので、
それに向かってみるのですが、イギリス人がテキサス人に変身、とか、
アレルギーでくしゃみして、隠れていたのがばれるなどの古典的で、
まあ、それもレンタル十分な作品だと思いました。(笑)

邦題ひどいと思ったら、原題をそのままカタカナ表記したのも分かったし(笑)
まあ、まとめ借りしたときに集中しないでも軽くみられる作品としては、
観たければ止めないです、という作品「ラブ・パンチ」でありました。




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大手町「吉今TOKYO」でサラダ [呑んだり食べたり(チェーン店)]

東京駅付近に行くと、毎度日本橋のまえ田さんに行ってしまうのですが、
今回は大手町のサンケイビル内のお店に行きました。

(吉今TOKYOさん)→ https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13021018/


IMG_4446.JPG きっこん と読むらしい 

個室だけしかないのか、引き戸のついた部屋に案内されて

IMG_4458.JPG はい、かんぱい 
IMG_4459.JPGお通し 
蛍烏賊と青梗菜をごま油で炒めた一品ですが、
あとでレシートを観たら、これで540円。(V)o¥o(V)
そんなに特別うまいということもなく、どこか余りものな感じもして、
蛍烏賊なら酢味噌などで出してくれてもいいのにな。

IMG_4449.JPGで、これを注文 
IMG_4464.JPG カラフル
巨大な器で運ばれてきたので、驚いたのですが、 IMG_4465.JPG縁まで氷(笑)
根菜類が多めに盛り付けられていたのですが、
個人的には葉物野菜が多めの方がいいかな。
 
IMG_4450.JPGごろ焼きを注文
IMG_4471.JPG
出来てから時間が少し経って運ばれてきた感じ。
イカメニューはハズレがないと思っていましたが、ちょっと気になる苦味。 
あまり新鮮じゃないのかと思ってしまいました。

IMG_4452.JPG栃尾揚げもね
IMG_4470.JPGこれ
栃尾揚げを更に揚げたみたいで、熱々はいいのですが、
油切れが悪くて。( 一一)
お店の人に言おうと思ったのですが、いうのもめんどくさくて
テーブルの紙ナプキンを大量に下に敷いて油を吸わせてから食べてみて。
それでも、油っこかった。。。。

IMG_4455.JPGお酒は高め IMG_4462.JPG 酔鯨を 
IMG_4473.JPG これはうまい。


この後、酔鯨をお代わりして〆ましたが、
お通し540円のボッタ栗感に加えて、席料が一人324円。

なので、いまいちなお通しに席で864円。(V)o¥o(V)


食べログの点が高めだったので大丈夫かと思ったのですが、
場所柄、接待とか宴会用途なのかな。

というわけで、いまいちな料理で残念感漂う吉今TOKYOでありました。



 

タグ:大手町 酔鯨
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映画「ヘイトフル・エイト」を観る [映画(は行)]

タランティーノ監督作品なのに見ていなかったことに気づき借りました。

Hateful Eight [Blu-ray] [Import]

Hateful Eight [Blu-ray] [Import]

  • 出版社/メーカー: Twc
  • メディア: Blu-ray
あらすじはYahoo!映画さんより。

雪が降りしきる中で馬を失った賞金稼ぎマーキス(サミュエル・L・ジャクソン)は、
同じ稼業であるジョン(カート・ラッセル)と
彼が捕らえたデイジー(ジェニファー・ジェイソン・リー)を乗せた駅馬車に同乗する。
途中で保安官を名乗るクリス(ウォルトン・ゴギンズ)を拾った馬車は、
猛吹雪から避難するためにミニーの紳士洋品店へ。
メキシコ人の店番ボブ(デミアン・ビチル)や
怪しげな絞首刑執行人オズワルド(ティム・ロス)などの存在にジョンが
強い警戒心を抱く中で、事件が起こる。




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長い。( 一一)



3時間弱あるんですが、前半1時間半くらい、まじで寝てしまいそうでした。(笑)



タランティーノ作品というと長尺であってもテンポの良さ、
下品に笑わせて後半まで勢いよく展開していくイメージなのですが、
とにかく前半がだらだらした感じが否めず、見るの止めちゃおうかと思うくらい。

ただ、登場人物がそれぞれどんな人たちか描くのが丁寧というか、
猛吹雪の中、室内で展開する人間ドラマ的なものが長くて、
後半から、時間軸が行ったり来たり、、そのうち、やっと事情が分かってきて、
ああ、タランティーノらしい作品になってきたと思ってからはあっという間。


とはいえ、唯一がっかりしたのは、


サミュエル・L・ジャクソンが
意外に最後まで生きてたこと。



あんな大変な事態になって、なぜ大量出血で死なないのか、
なぜ、途中から呻きもしないで敵を撃ちまくれるのはなぜだという疑問。
ま、一応主役だからね。(笑)


グロテスクな場面が多く、人種差別のセリフだらけで
(まんべんなく差別しているので不公平感はないんだけど(笑))
そういうのが苦手な人には全くおススメしませんが、
タランティーノ作品だから、という気持ちで見られる人には、
前半を我慢しながら見てほしい、「ヘイトフル・エイト」でありました。








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白山「満津美寿司」で箱うに [呑んだり食べたり(満津美寿司(2019年閉店))]

既に訪問してから2か月くらい経ってしまった満津美さん記事です。
(私にしては比較的早いアップだと思ってる(笑))

変わり映えしないのですが、最初にビールで乾杯し(写真なし)、

IMG_4607.JPG いかげそ
これを考えた大将と弟さんはすごい。

IMG_4608.JPG お通し
コリコリくらげ、満津美さんが一番好き。
もう一品の野菜の旨煮、今短冊メニューから消えてしまったので、
久しぶりで嬉しい。(^-^)


IMG_4610.JPG刺し盛り 
酢〆の鯵をガリと一緒に海苔で巻いたのが本当に美味。

IMG_4613.JPG こはだ追加で♪ 
IMG_4615.JPG とお約束の元酒にスイッチし、 IMG_4616.JPG さざえのつぼ焼き♪ 
ラスイチのさざえ、とても大きく、身のぷりぷり感と肝のにゅるるんが美味。

IMG_4619.JPG もうちょっとつまんでから握りに。
IMG_4620.JPGIMG_4621.JPG鮪&なっとぅ
IMG_4622.JPGIMG_4624.JPG 鳥貝&うに 
IMG_4625.JPGそして鰯  どれも変わらぬ美味しさ
IMG_4626.JPG で、底抜け、熱燗で。
元酒2本、2人で呑んだのですが、洗手間から戻ってきたらこれがあって。(笑)
友人がもうちょっと呑みたいけれど元酒3本目は我慢して徳利にしたらしい。
まあ、酔っ払いなんてこんなもんですな。

で、この時、隣で美味しそうなうに箱盛りを召し上がる方々を観ていたら、
私たちも食べたくなり、

IMG_4628.JPG 〆にこれ。

まじでうまかった。うに。(^O^)/


こうやって記事を書いていて、また穴子を注文しなかったことを後悔しているのですが、
箱うにまで注文したのにお会計はお財布に優しくて、
いつも感激の満津美寿司さんでありました。



 

タグ:白山 元酒
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映画「しあわせな人生の選択」を観る [映画(さ行)]

予告編を見て気になっていた作品。

ヒューマントラストシネマ有楽町で鑑賞しました。


truman.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。


カナダ在住のトマス(ハビエル・カマラ)は、
付き合いの長い友人フリアン(リカルド・ダリン)のいとこパウラ(ドロレス・フォンシ)から、
フリアンが肺がんで余命いくばくもないと知らされる。
トマスはスペインで暮らすフリアンを訪ねるが、
彼はすでにがん治療をやめて静かに死を迎えようとしていた。
フリアンは、トマスの説教を警戒して何とか追い返そうとするが……。




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邦題が酷すぎる(V)o¥o(V)


配給会社がどうしてこうもあちこちで酷い邦題を付けるのか謎ですが、
これも原題は“Truman”。主人公フリアンが飼っている老犬の名前です。


このTrumanがフリアンとトマス、2人の男の友情にかかわって展開していく映画です。
ドラマチックな激しい展開もないままに2人の再会から別れへと静かに進んでいく中で、
この老犬Trumanが2人にとって大事な役割を果たしていく、それがタイトルなのに。


自分も余命短いと言われたときに化学療法などの治療を続けるか、
それとも短い時間を治療でないことに使って世を去るか、
フリアンはちょっと身勝手にも見えたのですが(トマスの厚意に甘えすぎ)
互いを大事に思う長年の友情から自然に漂う空気感がなんともいえず、
もう二度と会うことがないと分かっていながら静かに分かれていく2人に
ジンとした気持ちで見終わりました。


フリアンを演じているリカルド・ダリン、どこかで見たことがあると思ったら、

人生スイッチ [DVD]

人生スイッチ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • メディア: DVD
ブラック過ぎて笑うに笑えなかったアルゼンチン映画に出ていた人だと気づき。
(唯一理解できた、ビル爆破職人の役柄を演じていた)


と、映画自体は派手な展開もなく、静かに進んで非常に心に響く映画だったのですが、
100人くらいは入れるかどうかのミニシアターで、2つ席を空けて右隣のおっさんは、
冒頭から大きな寝息をたてて爆睡、しかもワイシャツの胸ポケットに入れたスマホが
蛍のようにちかちかとくらい場内で光り続けて迷惑だったのに加え、
2つ席を空けて左隣の中年カップルはフルボトルワインを持ち込み、
映画が始まって静かなときにスクリューキャップをクルクルと音を立てて開けて、
映画が終わるころまで何度もクルクルと栓を開けてはどぼどぼワインを注いで飲み続け、
もう酒臭くて酒臭くて。。。おまけに2人で映画の内容について話すのでウルサイし。

持ち込み禁止でない映画館なのでワインがダメとはいいませんが、
フルボトルで持ち込む感覚が私にはアンビリバボーでした。

と、他の観客に(V)o¥o(V)でしたが、映画自体は邦題の酷さを除けば☆4つ。


自分の命をどう終えるか、そのとき一番親しい友人にどう接するか、
そんなことを色々と考えながら見終わった「しあわせな人生の選択」でありました。



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清澄白河「botan」で米沢豚 [呑んだり食べたり(居酒屋)]

一之輔さんの落語で沢山笑って元気になった後は、ちょっと早めにFちゃんとお酒タイム。
Fちゃんが以前から気になっていたという清澄白河の小料理botanさんへ行きました。

IMG_5262.JPG 昔ながらのカラフルな屋根がいい感じ。
おそらく以前は何とか商店、みたいなお店だったところを
大人の空間的な内装にした小料理屋さんです。

(食べログ)→ https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13177061/


Fちゃんが予約してくれたので入れましたが、人気店につき予約必須です。


IMG_5272.JPG 薄いグラスで生ビール♪ IMG_5264.JPG お品書1き  IMG_5266.JPG 鯵や鰯のフライサンド、気になる。
今回は注文しなかったのですが、いつか食べてみたい。
IMG_5267.JPG こちらからいくつか注文
IMG_5275.JPG丸なすと万願寺唐辛子の揚げひたし
カウンターに置かれている大皿からとりわけてくれました。
あまり油っこくなく、味も薄め。 健康的な気持ちになれます。


IMG_5276.JPG 鶏レバーの生姜煮
敢て大きなまま煮てあるみたいで、噛むとねっとりした食感がたまりません。
IMG_5277.JPG 目ひかり
新玉ねぎと南蛮漬け。
注文を受けてから、揚げた目ひかりに新玉ねぎの南蛮ソースをのせるのですが、
酸味があまりなく(というかほとんど感じず)これはもうちょと酸味が強いのがいいかな。

IMG_5265.JPG こちらからIMG_5280.JPG さざえ IMG_5270.JPG で、日本酒にスイッチ 
IMG_5271.JPG お水も置いてあります 
IMG_5279.JPG土佐のしらぎく  
IMG_5282.JPG天明の夏酒
すっきりきりっとした飲み口で暑いときにはいい感じ。(^-^)

IMG_5285.JPGで、この肉
ジップロックから塊肉を取り出してフライパンでジュージュー焼き目をつけていたので、
それはなんでしょう、とお尋ねしたら、低温調理した豚肉に焼き目をつけています、とのこと。

IMG_5268.JPG米澤豚ローストポーク 

IMG_5286.JPG
お値段の割にちょっと少ないかな、、と一瞬思ってしまったのですが
(2切れくらいあるとうれしかった)
柔らかい肉を噛むとしっとりしとした食感で旨みが口の中で広がって。。


IMG_5287.JPG大七の純米生もとで〆 
カウンター6席、テーブル席1つ(6人掛け)なので、予約しないと入れないようですが、
千葉県ご出身の姉弟が丁寧にお料理を作りお酒を提供する大人のお店って感じでした。

この後、2人で私がちょくちょく訪れる猫居酒屋へ。。

IMG_5292.JPGふくたろう  
IMG_5288.JPG うんまいな、コップ酒。

動物好きのFちゃんも個性豊かな猫たちと楽しんでくれました。


というわけで、落語を聴いて清澄白河で渋く飲む、、
一人でも二人でも楽しく飲めるお店で再訪必至のbotanさんでありました。




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一之輔「どっさりまわるぜ2017」で居残り佐平治 [落語・お笑い]

徳島旅行記を無事アップ出来たところで久しぶりに落語記事。


今回は飲み友達のFちゃんに誘われて、初の一之輔さん独演会。

一之輔.jpg 春風亭一之輔さん (落語協会HPより拝借)
千葉県出身というので親近感ありあり。

(ねんのためwiki)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E9%A2%A8%E4%BA%AD%E4%B8%80%E4%B9%8B%E8%BC%94


寿輔師匠が好きな私、普段は師匠が所属している落語芸術協会メインで寄席に行くわけで、
もう一つの落語協会(海老名一家はこちらの団体)はピンポイントで落語会に行く程度。
とはいえ、落語協会所属で好きな噺家さんも結構います。
喬太郎さん、白鳥さん、権太楼さんなどなど。

一之輔さんは若手で人気がある噺家さん、という程度の認識でしたが、
チケットも手に入りにくいと聞いていて自分から落語会に行く気力もなかったところ、
イープラスのプレリザーブでチケットをゲットしたFちゃんが誘ってくれて。

Fちゃん、誘ってくれてありがとう♪


で、会場は7月初旬の土曜日のよみうりホール。
いつもこの一つ上の階の角川シネマにはくるのですが、よみうりホールは初めて。

チケットは完売で、プレリザーブでゲットした席は2階席。 


落語会なので予定通り13時30分開演。

IMG_5258.JPG 当日の演目


最初はオープニングトーク。

チェックシャツにジーパン姿の一之輔さんが登場し、
遅れて入ってきた観客が落ち着くくらいのタイミングまで笑いをとりながら、
ダフ屋を儲けさせないために、転売チケットは買わないように、
転売する人は観に来るつもりはない人たち、買えなかったら見に来なくていいから、
と、転売で値段が吊り上がる現状に苦言。
あとは、全国ツアーの落語会なので、イープラスがつくったTシャツを宣伝。
確かにホワイエで物販凄いな、って驚いたのですが、
興行元が稼げるときに稼いどけ、なのかと思いました。(笑)


とフリートークが終わって、最初に出てきたのが一蔵さん。

春風亭 一蔵 落語協会HPにこんな写真で紹介(笑)


一之輔さんの弟弟子で、趣味はダイエット特技はリバウンド、と笑いをとりながら、
中学生の娘が落語に興味を持ち始めてYoutubeで落語を見まくっている中で
気に入っているのが一之輔さん、とごまをすった(笑)後に「猫と金魚」。




私自身は寿輔師匠で聴くことが多いネタですが、
二つ目とはいえなかなかうまくてさすが落語協会と感心。


次に一之輔さんが登場。
過去の全国ツアーではゲスト(喬太郎さんなど)を呼んでいたけれど、
今回は一人で3席やります!とオープニングトークで宣言していた通り、
吉原ネタを3席(前半2席、後半1席)。



最初は「千早振る」。



(百人一首をいい加減に解釈する噺)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E6%97%A9%E6%8C%AF%E3%82%8B



吉原の人気花魁が数年後落ちぶれてなぜド田舎にやってくるのか、という
突っ込みどころに自ら突っ込んで笑いをとりながら、丁寧に話していました。


続いて、「お見立て」。


(お墓をお見立て)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E8%A6%8B%E7%AB%8B%E3%81%A6


このネタは寿輔師匠で何度も聞いていて好きなネタですが、一之輔さんも非常に面白く、
訛りを繰り返すところがちょっとしつこいかと思いつつ、師匠以外もいいな、と
思ってしまいました。(寿輔師匠、ごめんなさい。(^-^;)




仲入り後は、「居残り佐平次」。


吉原を3席と言ってましたが、これは品川の噺ですね。


(お代を払えず居残る人の噺)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%85%E6%AE%8B%E3%82%8A%E4%BD%90%E5%B9%B3%E6%AC%A1



最初に聞いたのが、今はすっかりご無沙汰の圓遊さんですが
居残り佐平次の生き生きとした姿が目に浮かぶような話ぶり。

3席目でも語り口は非常に軽やかでさすが若手の実力派、
(何席もやるとだんだん口が回らなくなる噺家さんもいたりします)

古典をちゃんと話しながら、現代風の話題も盛り込み、
軽く(笑)とりながらひきつけていく話術はなかなかいい感じでした。


様々な業界での世襲制の否定、親なのに子供を芸名で呼ぶなど、
落語界での某ファミリーを揶揄するようなネタも盛り込み
(このあたりのネタ、同じ協会の噺家さんもよく話しますが)
一之輔さんをきっかけに落語に興味をもつ人が増えるのも納得だな、と思った、
「どっさりまわるぜ2017」でありました。




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