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映画「エリック・クラプトン~12小節の人生~ 」を観る [映画(あ行)]

Queenに続いて今回はEric Claptonの自伝映画を観ました。

176239_01.jpg 


あらすじはYahoo!映画さんより。

さまざまなバンドを経て、ギタリスト、アーティストとしての
人気を不動のものにしてきたエリック・クラプトン。
その裏ではドラッグとアルコールに溺れ、
息子のコナーを亡くすなど激動の私生活を送っていた。
彼の半生を、日記や直筆の手紙、
これまで世に出回っていない映像などを通じて振り返る。




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大画面では厳しい粗画面。( 一一)


エリック・クラプトンといえば、クリームもヤードバーズも世代的にはずれていて
(それはビートルズも同じです)
やはり代表的なのはレイラ。そして、



このあたりまで飛んでしまいます。。。
(これもどちらかといえばフィルコリンズ寄り)


今作は、幼少期(あまりにも奔放な母が原因で祖父母に育てられる日々)、
バンドを始め(ヤードバーズ、クリームなどで活躍する時代)、
ドラッグ、アルコール中毒に陥る時代(レイラもこの頃)、
最愛の息子を失い、そこから立ち直り現在へ至る、
という感じで構成されているのですが、
よくここまで映像を集めたなと思う一方、クラプトン本人のナレーションで
粗い画面が大写し、隣にいたおじさんがいびきかいて爆睡していたのも
どこか理解できました。

館内は、かつてクラプトンに憧れ、ギターも嗜んでいたであろう中年男性が9割くらい。
そんなファンのみなさんがこの作品をどう思ったのかな、なんて気になりましたが、
画質がもう少しよかったらいびきかくおじさんもいなかったかもしれません。

個人的には、幼少期で辛い思いをしていないので、
クラプトンの気持ちを理解できない、そのあたりのもどかしさもありつつ、
薬とアルコールの依存症になっているあたりで
(ヘロインをやるとピンクのコットンで包まれている気分になると言っていた)
レイラことパティ(ジョージハリスンの元嫁)も一緒に薬やアルコールをやっていて
彼女のことを大好きで歌までつくったクラプトンの気持ちが理解できず。
パティを観ていても同性としては魅力的に思えなかったからなのですが。

クラプトン自身、若い頃からブルースが好きで音楽(演奏)の才能はあるものの、
バンドとしてやっていくにはかなり身勝手だし、
女性にもかなりだらしないなあ、というイメージはありました。
ただ、そんな経緯があるので、今があり、クラプトンも音楽に育てられ、
それに救われた、というのがこの映画で言いたかったことなのかもしれません。

様々な環境の中で作った音楽はどれも素晴らしいです。
(本人はアルコール依存症時代の作品は聴くのが恥ずかしいと言ってました)

大好きだというBBキングやマディウォーターも登場し、
アレサフランクリンとのセッションなど私でさえもおぉ、、、と思う場面も
織り込まれています。(このあたりはかなりツボりました)

本人が今の生活に満足しているからこそこういう映画をつくろうとしたのであって
ナレーションまで担当しているのは理解しつつも、
依存症の頃のライブ映像などを見ていると、ライブにいったみなさんや、
クラプトンの依存症の影響であれこれと嫌な思いをしたひとは複雑な気持ちに
なるのかもしれないな、と思った
「エリック・クラプトン~12小節の人生~」でありました。


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映画「15時17分、パリ行き」を観る [映画(さ行)]

映画館で観そびれたのでDVDを借りて観ました。

15時17分、パリ行き ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]

15時17分、パリ行き ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • メディア: Blu-ray
あらすじはYahoo!映画さんより。

2015年8月21日、554人の客が乗るアムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリスに、
武装したイスラム過激派の男が乗り込み無差別テロを企てる。
乗客たちが恐怖に凍り付く中、旅行中で偶然乗り合わせていた
アメリカ空軍兵スペンサー・ストーンとオレゴン州兵アレク・スカラトス、
二人の友人の大学生アンソニー・サドラーが犯人に立ち向かう。



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予告編、かなりの緊迫感だったのですが、
その緊迫感を感じるのは後半も後半、それまではかなり淡々としているというか、
平坦というか、うーむ、これは一体なんだろう、な感じでみておりました。
やっと後半に予告編で見た緊迫感場面が出てきますがかなり一瞬ぽい感じ。(^_^;)

見終わった後に、実際の話に基づいて作られた映画で、
登場していた主人公の3人、実際の事件で活躍した当事者って知って、
そうか、だからこの俳優さんたち、見たことないなって思ったんだと納得。

アッという間の出来事だったかもしれませんが、それを映画で再現する、
クリント・イーストウッド監督作品だから出演を決めたのかな、
なんて推測した私です。
(被害者も実際の当事者みたいです)

前半、3人の子供時代が描かれるのですが、
シングルマザーの家庭で育ったスペンサーとアレクは、
片親という理由だけで学校から目を付けられ校長室に呼ばれる、
母親も子供をADHD扱いされて(薬を飲ませたらどうだとか教師に言われる)、
アフリカ系のアンソニーは同級生から差別され、反抗する度に
校長室に呼ばれる、、、そんな中で知り合い友情をはぐくんでいく、
後半に向かっていく上での背景を描いていました。

カソリック系の学校だからなのか、とにかく校長も教師たちも3人に対して
酷い態度をとるわけで(3人の境遇などが教義に反すると思うのかな)
ひでーなこいつら、と思って3人に共感して応援したくなる、
実際そういう環境だったにしても、うまくもっていくな、クリント・イーストウッド、
ちょっと褒めたくなった自分もおりました。

全体的には盛り上げようというガツガツ感がなく、
どこかさらっと描いているような
毎日何気なく過ぎていく中で穏やかに過ごせることはいいことなんだ、と
こういう恐怖を感じるような経験がない私は思いました。

好きか嫌いかと聞かれたらそんなに好きじゃないな、って
答えてしまいそうですが、世の中にこういう映画があってもいいのかな、
多くの映画の中で1本くらいだったらいいかな、
そんな気持ちになった「15時17分、パリ行き」でありました。




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外苑前「ラザーニャラザーニャ」でワイン会 [呑んだり食べたり(欧州料理)]

不定期開催しているワイン会、
今回はいつもお邪魔している外苑前のラザーニャラザーニャさんで
ホップステップジャンプで3種類のワインを中心に持ち込んで
呑みましょうという企画。

そんな素敵なワインを選んで持ってきてくれるのは、
参加者でもワイン通の方お二人。


IMG_1988.JPG最初はシャンパンで乾杯♪ 
IMG_1991.JPGシーザーサラダ 
IMG_1992.JPGホップで出てきたのがこれ 
IMG_1993.JPG20年ものくらい 
今回初めて参加する男性が海外赴任から日本に戻ってくる際に買ってきたワイン、
自宅でずっと保存されていたのを供出してくれました。
今、お店で呑んだら大変なお値段ですが、買ったときのお値段で
参加人数で頭割りしたのでお手頃でした。(^-^)
お味は深みのある白ワイン、美味。
IMG_1995.JPGカルパッチョの後は  IMG_1986.JPGホップ カリフォルニアのピノノアール
IMG_1984.JPGジャンプの赤 

IMG_1996.JPGすごいぞ  
これも会のリーダー的存在のおじさんが自宅で30年寝かせていた赤。
濃すぎずでも深くてきれいなワインでした。感激。

IMG_1983.JPGわたしの持参したイタリアのシャルドネ  
IMG_1994.JPGギリシャワイン 
IMG_1985.JPGチリワイン 
IMG_1987.JPGファンキーシャトーという日本のワイン
これがまた面白い感じの味わいでびっくり美味。

IMG_1999.JPGはまぐりに IMG_2004.JPGトリッパ IMG_2006.JPG名物ラザーニャ
ほろよいで終了。

IMG_2010.JPG
今回飲んだワインたち。

お酒って自分が美味しく飲めればいいじゃないの、って思う私ですが、
こだわりのある人に美味しく熟成したワインを供出してもらって
みんなでいただくのは楽しいです。(^-^)


今回もワインの知識がないままに美味しいワインをいただいて、
満足満足のラザーニャラザーニャさんでありました。


 

タグ:外苑前
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映画「ビッグ・リボウスキ」を観る [映画(は行)]

久しぶりに見た不思議映画です。

ビッグ・リボウスキ [DVD]

ビッグ・リボウスキ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。

無職で気ままに暮らす“デュード”こと、ジャフ・リボウスキ。
彼の家に突然、2人のチンピラがやって来る。
女房の借金を返せと怒鳴るチンピラに、全く身に覚えがなく呆然とするリボウスキ。
その後彼は、同姓同名の大金持ちと間違えられたと気づくが・・・。




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見る度になんとなく分かってくる作品。


ブラックコメディで訳が分からないような雰囲気ですが、
何度かみていると、登場人物の相関関係とか、ぼんやりと理解できてくるような、
そんな作品ですが、面白いかと言われたら、


面白くはありません。(笑)


まあ、コーエン兄弟作品の熱狂的ファンでもないのに、
何度か見ようと思う人は奇特な人かもしれませんが。(^_^;)


私も今回で4回目くらいなのですが、相変わらず面白くないと思いながら、
コーエン兄弟が盛り込むブラックさの理解は進んだような気がします。


湾岸戦争について冒頭に触れてから始まっている作品で、
登場人物を戦争に関連して例えているような。
例えば、主人公の友人ウォルターはとにかく強引、
湾岸戦争での位置づけに例えてみればアメリカみたいな存在。
(主人公はイラク)
もう一人の友人トニーはどこか我関せずな感じで、どこかクウェート的。

演じているのがスティーブ・ブシェミで見た目のインパクトはあるのに、
殆ど発言せず、ウォルター(角刈りのジョン・グッドマン)が強すぎて
あまり印象に残らない役回り。

リボウスキ、というどこかロシアっぽい名前の男から、
(ホワイトロシアンばかり飲んでいるし)
絨毯を奪い返すのがドイツ人と中国人。
(敵対関係などがどこか世の中を映し出すような描き方。)


出演している俳優陣が今思うとなかなか豪華で、

(好きなフィリップ・シーモア・ホフマンも出ている)
豪華な俳優で訳わからない作品作って、公開当時は評判悪かったのではないかと
当時のことは覚えていませんが、そんなことを想像できる作品です。


如何せん主人公がとにかくだらしなくて普通に見ていると共感できず、
なんだかイラッとしてくるのですが、
話は緩くて(誘拐事件の犯人は?とかどうでもよくなってくる)
だからなんなんだよって言いたくなるのですが、
個性的な登場人物誰かに焦点を置くと意外と面白いというか、
今回はウォルターのキャラクターがなんだか皮肉に面白くて
集中しないで主人公のようにだらだら見ていると
ぼんやり面白く思える「ビッグ・リボウスキ」でありました。






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日本橋「まえ田」で白子 [呑んだり食べたり(割烹)]

1か月くらい前に訪れたまえ田さん記事です。


IMG_1949.JPG最初はエビスで乾杯♪ 
IMG_1951.JPGお通し 
チーズ豆腐っていうのかな、ねっとりした食感でした。
IMG_1952.JPG 銀杏 
IMG_1956.JPG銀杏の葉っぱはサツマイモ 
IMG_1954.JPG秋です IMG_1953.JPG白子♪ 
鮭よりふぐより白子は鱈が好き。
冬になると食べる機会が増えそうです。(^-^)

IMG_1955.JPGIMG_1957.JPG本日のお酒は梵
しっかりした味で美味。
IMG_1958.JPG手作りの厚揚げ 
お店のオネエサンにおススメですよ!と言われて期待したのですが、
IMG_1959.JPG味噌だれじゃない方がいいなあ。 IMG_1960.JPG小ぶりな秋刀魚 
今年は秋刀魚、小さい気がしますが身は脂ものっていて美味。

IMG_1961.JPGいつもの六十餘洲にスイッチして IMG_1963.JPGポーク
塩麹につけた後焼いたみたいですが、旨みがじゅわーっと出てきて美味しくて、
IMG_1966.JPGお代わりして 
IMG_1967.JPGこはだ酢 IMG_1968.JPG川海老ぽりぽり

で〆。


かなり混んでいて2階も満員。


ちょっと離れた席でタバコぷかぷかが気になったのですが、
こういうお店で分煙も難しいので仕方ないものの、
美味しいお魚とお酒、若干残念でした。

とはいえ、いつもの温かい対応でぷるぷる白子を楽しめたまえ田さんでありました。


 

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映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観る④ [映画(は行)]

しつこくてごめんなさいね。今回は3回目の鑑賞です。


ボヘミアンラプソディ.jpg


基本的に映画は一人で見に行くのですが
今回はクイーン大好き猫大好きのおじさん、Dさんと一緒に鑑賞しました。
Dさん、昔の勤め先で同じ業界で、飲み友達でもあったのですが、
洋楽も大好きでブライアン・メイとロジャー・テイラーがポール・ロジャースを
ボーカルに迎えて来日した際、一緒にさいたまスーパーアリーナまで観に行きました。

13年くらい前、Dさんも含めて5人くらいで観に行ったこのライブ、
ぴあ先行予約で手数料支払ってまで入手したチケットはステージからはるか彼方、
当日、ダフ屋が安くチケットを売っていたのを見て入りが悪いんだな、と
テンション下がって会場入り、でも、ライブが始まったらテンション急上昇、
一緒に歌って涙流しまくり(フレディじゃないってわかっているのに)
そんなライブをご一緒し、退職後もFacebookで友達になっていましたが、
お会いするのは7年ぶりくらい。

私が映画を見たことをFacebookに書いたらかつてのライブを思い出したのか、
一緒に行きましょう!とお誘いあり、TOHOシネマズ日比谷のIMAXシアターへ。

実は、1回目の鑑賞もIMAXだったのですが、最前列だったせいか、
音響の良さが分からず、再度500円プラスで見るのはどうなんだろうと
思いながらの3回目鑑賞。

今回は真ん中より少し後方だったせいか、素晴らしい音響を楽しめました。(^-^)
(IMAX は座る位置でかなり印象変わります)

3回目となると、そっくりさんでも気になりませんでしたが、
ジョン・ディーコン役がかつてジュラシック・パークで子役だった人、と
Dさんに鑑賞前に聞いてしまったので、彼が登場する度、それが気になって
「ジュラシックパーク」のフレーズと音楽が渦巻いてしまいました。(笑)

今回初めて気づいたのが、メアリーがフレディを訪ねてくる場面で
玄関先に御札が貼ってあったこと。金閣寺の御札に見えたのですが、
こういうところでもフレディが日本が大好きだったのを感じることができて
ハッピーでした。

ちなみに、Nさんは、ライブシーン以外の静かなところで、
仕事の疲れか気持ちよく寝ていました。(^_^;)

エンドロールの後、拍手が自然と湧きおこって鑑賞終了。

IMG_2550.JPG 餃子&ビール、の後、白鶴 
このあと、カラオケでおさらい的にクイーンを歌う予定でしたが、
3連休前でカラオケ入れず。(:_;)

じゃあ、懐かしい洋楽が聴けるバー(銀座6丁目か7丁目あたり)へ。
IMG_2551.JPG ジントニックで二次会
懐かしい洋楽が流れる中で、超久しぶりに聞いたのが、



これ。Dさんも私もすぐ名前が出てきました。ロックウェル。

マイコ―の幼馴染という触れ込みでデビューしたものの、
この一曲で消えていったような記憶です。
ところところでマイコーのバックコーラスが聞こえてくるこの曲、悪くないんだけどね。

Dさんは結構まめに調べるタイプの人なのですが、
今回の映画に関連して2人の歌手を紹介してくれました。



カナダの歌手、映画の中でフレディの歌声を一部担当しているそうです。
ちょっと高音ですが、確かに似てる。。。。


一人クイーンを演奏する方。とても楽しいです。
アンダープレッシャーでの奥さんのバックコーラスも面白いです。(^-^)

Dさんと映画の話と洋楽話で盛り上がり、

IMG_2553.JPGこれをいただきました。

13年前のライブで約束していたポール・ロジャースの音楽CD。
もう忘れていたかと思っていたら忘れていなかったという。(^-^)

久しぶりにDさんと会えたのも映画のお陰、と
感謝したボヘミアン・ラプソディでありました。




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北千住「やすらぎ」で刺し盛り [呑んだり食べたり(居酒屋)]

昔の勤め先の友人たちとの呑み会で北千住へ。
何度かお邪魔しているお店です。

(東京電機大側にあるお店)→ https://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2017-07-23-9



IMG_1751.JPG 銭湯の向かい側にあります 
IMG_1755.JPGはい、乾杯♪ 
IMG_1754.JPGお通しは里芋とイカの煮物 うまい IMG_1752.JPGにら玉 
相変わらず玉子少な目ですがその分ニラたっぷり。

IMG_1753.JPGほっとするお新香
私がちょっと遅れて到着したので、全員揃ったところで注文したのが、
(全員揃わないと注文できないお店ルール)

IMG_1756.JPG
英世1人というコスパのよい刺し盛。
かつお多めって感じでしたが、
IMG_1759.JPGこの吸盤が[黒ハート]

で、このお店、刺し盛は爆安ですがお酒はちょっと高めな感じで
有名なお酒などは五勺で550円って感じなので、
地味に本醸造のお酒1合650円の真野鶴を注文。
 
IMG_1760.JPG地味に美味い 
IMG_1762.JPG煮凝りに 
IMG_1764.JPGお代わりして 
〆はやっぱり焼きうどんだよね、って注文したら売り切れコール。
え、焼きうどんって売り切れになるの?と思いながら、
代わりに焼きそばでどう?と女将さんに言われるままに
IMG_1765.JPG注文 
ま、これはこれで美味しかったので結果オーライ。
IMG_1766.JPG 〆

刺し盛のインパクトが凄い一方、お酒はコスパがイマイチ、
お水くださいとお願いしたらペットボトルで買ってくださいと
フロア担当のおばちゃんに言われたので500mlを1本いただきましたが、
そういうところがどこか残念に思えたりして、
美味しいけれどどこか惜しい感じのやすらぎさんでありました。

 

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映画「マイ・プレシャス・リスト」を観る [映画(ま行)]

予告編を見て軽く見られそうかなという気分でヒューマントラストシネマ有楽町へ。

マイプレシャスリスト.jpg 
原題は"Carrie Pilby"。主人公の名前です。

あらすじはYahoo!映画さんより。

ニューヨーク、マンハッタン。
IQ185を誇り、ハーバード大学を飛び級で卒業したキャリー(ベル・パウリー)は、
仕事に就かず、友人も作らず、ただただ本を読んでばかりの毎日を過ごしていた。
ある日、唯一の話し相手であるセラピストのペトロフ(ネイサン・レイン)から
リストを渡され、記された六つの課題を実行するようにと言われる。
キャリーは、金魚を飼い、好きだったチェリーソーダを飲み、
新聞の出会い広告でデートの相手を探すといった課題をこなしていく。




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凡人だった私の19歳の頃はどうだったかな、、、思い出せないなあ、
そんなことを考えながら見終わりました。


飛び級でハーバード、18歳で卒業して引きこもりで1年、
19歳の主人公、可愛いのですが、あまり共感できませんでした。

引きこもりというと、

彼とわたしの漂流日記 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD
この主人公のイメージなので、今作の主人公キャリーの引きこもりというのに
若干違和感がありました。

まあ、引きこもりといっても程度の差があるのかな。

キャリーは渋々ながらセラピーに通うし
(セラピストが大好きなNathan Laneでここはツボ)
スタッフとの会話が苦手ながらカフェに行くし、
人が少ない夜に校正のバイトをする時、ちゃんとバイト仲間を話すし。

引きこもりというよりは、人とのコミュニケーションが苦手、
以前は違ったけれどそうなった理由は母の死、
頼りたい父が頼りたいときにいない寂しさ、飛び級して入った大学で
年上の同級生と仲良くなれず、エロ教師のせいで辛い思いを経験した、
(エロ教師が本当に嫌な奴で見ていてイラつきました(V)o¥o(V))、
そんないろいろな理由で学歴のプライドも相まって孤独になってしまった、
という印象を受けました。

セラピストから渡された幸せになるためのリストを実現させようとする、
その過程で色々な経験をして、素敵な彼ができる、
想定内の展開というのは安心しながら見られるものの、
キャリーの吸い込まれるように大きくてキラキラした瞳を見ても、
思い入れが浅いおばちゃんの私でした。


なんて、いまいちな感想ではあるのですが、
とりあえず展開が見えていたので最後まで安心して見られたし、
彼女が自分を受け入れてくれる恋人ができた後、
このあとどうなるかな、、、続編あったら見るかもなあ、と思った
「マイ・プレシャス・リスト」でありました。


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曙橋「定食酒場食堂」でハムカツ [呑んだり食べたり(居酒屋)]

酒呑み友達の大型犬GさんがFacebookで定食酒場食堂でジンギスカン!と
メンバー募集したら20人くらい集まっての宴会です。

(移転前に行ったときのジンギスカン)→ https://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2017-05-04-1

昨年2回訪れた後、同じ曙橋駅近くでお引越しされ、


IMG_1726.JPG2階建てになりました 
IMG_1727.JPG沢山のお言葉が貼ってあります 
2階のテーブルに着席し、
IMG_1728.JPG乾杯 
2階はアルコール類などセルフサービス。
私は席の奥まったところに座ってしまったので、
ビールサーバーなどに近いところに座った方が注いでくれました。

IMG_1730.JPG焼く前に 
IMG_1731.JPG大鍋 
IMG_1732.JPG豚汁 
IMG_1733.JPG人参嫌いなEちゃんからもらった人参
かなり大きく切ってある根菜類に味がしみて柔らかくて美味。
IMG_1734.JPG好みの酸味のお漬物 
IMG_1736.JPGキンミヤたっぷりで 
IMG_1737.JPG黒ホッピー 
IMG_1738.JPGお、ジンギスカン!
と思ったら、 
IMG_1739.JPG 豚肉?
この後、七輪1個が下げられてしまい、( 一一)
え、これでおしまい?と思っていたら、

IMG_1741.JPGスパサラ
素朴な味わいです。箸休め的な。

で、この後ジンギスカンが出てきたのですが、
IMG_1744.JPG8人でこれが3つくらい。
お代わりが出てくることもなく終了。。。

IMG_1745.JPG分厚いハムカツ 
IMG_1747.JPGこれは健在です 
IMG_1749.JPG Eちゃんのハイボール めちゃくちゃ濃いです

このあとちょこっと何か出てきたような気がしますが終了。。。


移転前のあのなんだかわからないラム肉祭りみたいなこともなく、
1階席2階席、かなりの人数の対応で大変だったのか、
全体的に飲み物を好きなだけ呑んで3240円で安いと言い切れないかな、
そんな宴会となりました。


メディア、SNSなどでかなり有名店になり、地方でも展開するようになったので
お店のオペレーションもかなり忙しいようですが、今回のような感じだと
再訪しようかどうしようか、、、ちょっと考えてしまった定食酒場食堂さんでありました。


残念。(:_;)




タグ:曙橋
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映画「華氏911」を観る [映画(か行)]

この監督作品はチェックしないと、と日比谷シャンテへ。

華氏119.jpg


あらすじはYahoo!映画さんより。

2016年11月。共和党のドナルド・トランプは、
アメリカ合衆国大統領選挙で民主党のヒラリー・クリントンを破り、
第45代大統領の当選が確定する。
数々のドキュメンタリー作品で自ら取材を行ってきたマイケル・ムーア監督は、
トランプについて取材し、トランプを当選させたアメリカ社会の問題に迫る。





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(日本のことは置いといて)


アメリカ、大丈夫?


見終わった後、今回も思いました。


2年前の大統領選挙。

トランプがノリで立候補(きっかけがグウェン・ステファニーってのも酷い)
聴衆が自分の言うことに反応して盛り上がるのに気分がよかったのか、
そのまま勢いで大統領になってしまったような印象を持ってしまった冒頭の場面。

ヒラリーも予備選で党の策略で代表になったわけですが
(本当に立候補すべきバーニーが落とされる理不尽)
そんなヒラリーも得票数では勝ったのに大統領になれなかった事実。


ロジャー&ミー [Blu-ray]

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  • メディア: Blu-ray
デビュー作で故郷のミシガン州フリントを描いたのはもう30年前。

その時から状況は変わるどころか悪化している、まあ日本もそうなのですが、
このフリントで2年前に起きた水質汚染は今作で知った私、
あまりの酷さに貧困層をないがしろにして、己の利益と富裕層が
更に儲かれば何をしてもいいのかと当時のシュナイダー知事の蛮行に
民主主義じゃないのと(V)o¥o(V)イラットしました。

反トランプのマイケル・ムーアも、トランプの前のオバマについても
フリントにやってきたときの嘘のパフォーマンスについて映し出しています。

おまけにフリントを軍の演習用に使い、市井の人たちを脅かす様子には
なんでこんな知事を選んだって怒り心頭。

映画自体は、このフリントでの水質汚染の他に、
ウェストバージニア州での教職員ストライキが全土に波及していく様子、
フロリダの高校での銃乱射事件から生徒たちが自発的に銃規制運動をはじめ、
それがSNSで急拡大していく様子、これらを絡めながら、
トランプの大統領就任、そして中間選挙は?という流れで描かれています。

ムーア監督の突撃力は以前ほどではないのですが、
トランプの人としてどうなんだろうという行動の数々、
古参国会議員の利権優先、国民無視の腐れぶり、
自由の国で安心して生活できない国民は置き去り。

トランプの人種差別(アフリカ系、ラテン系、アジア系)もアホかと思います。
トランプの影響で、有色人種に向かって故郷へ帰れという白人。
あなたたちだって元々は移民、アメリカインディアンを殺して土地を奪って
住み着いたけれど、帰れというならあなたたちも帰れよ、とスクリーンに向かって
怒鳴りたくなりました。

毎度、ムーア監督の作品を観ていると問題が分かっているのに
それが国民目線で改善されていかないもどかしさを感じますが、
今作は教職員のストライキ、高校生の銃規制活動、現代のSNSで拡大し、
今回の中間選挙に立候補する市井の人たちが描かれて、
彼らが当選したというのは腐った政治家たちに切り込んでいくのは
大変だと思いますが、何か変わっていく期待も感じられました。

隣に座っていたサラリーマンのおっさんが途中でいびきかいて寝ていて
こんなやつは観に来なくていいぞ、と途中で違う意味でもイラつきましたが、

ヒトラーとトランプを重ね合わせる演出はまあわかるのですが、
そんなに長く描くこともなかったかな。

70を過ぎたトランプをはじめ古参の国会議員などに今のアメリカを
よくしようという考えはなく(トランプの仲間の富裕層しか見ていない)
これからのアメリカを変えていくのは次世代、というのを今作で描きたかったのかな、
そういう思った「華氏119」でありました。




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