SSブログ

映画「君たちはどう生きるか」を観る [映画(か行)]

観るつもりはなかったのですが(ジブリファンではないし)
現在リハビリでお世話になっている理学療法士の先生とこの映画の話になって
折角だからと観に行くことになりました。
君たち.jpg
内容については映画.comさんより。

宮崎駿監督が「風立ちぬ」以来10年ぶりに手がける長編アニメーション作品。
「千と千尋の神隠し」で当時の国内最高興行収入記録を樹立し、
ベルリン国際映画祭でアニメーション作品で初となる金熊賞、ならびに
米アカデミー賞では長編アニメーション賞を受賞。
同作のほかにも「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「ハウルの動く城」など
スタジオジブリで数々の名作を世に送り出し、名実ともに日本を代表する映画監督の宮崎駿。
2013年公開の「風立ちぬ」を最後に長編作品から退くことを表明した同監督が、引退を
撤回して挑んだ長編作品。宮崎監督が原作・脚本も務めたオリジナルストーリーとなり、
タイトルは、宮崎監督が少年時代に読み、感動したという吉野源三郎の著書「君たちは
どう生きるか」から借りたものとなっている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

少年の成長譚を中心に描いた映画に見えましたが、
宣伝もなく(予告編もなし)見る人それぞれが感じるものがあればよいのかな、
と思うような映画でした。
(製作側が情報を敢えて出さないことで鑑賞する側が考えるように、という
 映画にも思えました)

私自身、ジブリ作品といえばトトロと千と千尋くらいしか見たことがないので
金曜ロードショーで放送されるときのTwitter(今はXでしたっけ)を観ると、
バルス!とかみんなで叫んでいる輪の中に入れないわけですが(笑)
ジブリの大ファンであれば期待値が高まっての鑑賞になって残念に思う人が
いるかもしれませんね。
その点、私は期待値が高くない(しかも事前知識ゼロ)状態で鑑賞したので、
第二次世界大戦の戦時下(⇐冒頭は東京大空襲のように見えたので)で
地方に引っ越した少年の目を通してみる世界を体験させてもらったような心持で
観終わりました。

東京大空襲で入院していた母を亡くした少年マヒト、その数年後に母の妹のいる場所へ
引っ越し、父は母の妹と再婚する、戦闘機の部品を作る工場を経営する父のお陰で
家は裕福のように見えますが、所謂叔母が突如母となり、しかも妹か弟か、
新たな母のお腹の中に命を宿している、それだけでも現実を受け入れるのが大変だと
思いますが、空気を読めない父が自信満々に車でマヒトを学校に送ったことから
同級生になじむことができず逆にいじめられてしまう、家に帰っても新たな母とは
かみ合わず、父は仕事で遅くまでかえって来ない、学校にも行きたくない、
親の愛情を求める年頃のマヒトに何が起きるのかと思うと、そこにアオサギが現れ、
導かれるように不思議な塔に行くことで物語が思わぬ方向に展開していきました。

異なる時空にいる母、新たな家で出会った老婆キリコと途中で出会いますが、
2人とも若い、特にこの2人との出会いによってマヒトが強くなっていく様子は
観ていて微笑ましい気持ちになりました。

ジブリ作品が好きな方にはマヒトが出会う様々な場面が他作品へのオマージュに
なっているらしいので楽しめる場面が多いのかと思いますがそれが分からない私にも
たくさん出てくる生き物(カエルとか鯉とかインコとか)の描き方や、
マヒトが開けようとする窓のたてつけが悪く開けづらいような動きが見える場面など、
宮崎駿ならではアニメーションの動き(と思える)が私にも楽しめました。

エンドロールを観ていて思ったのは通常アニメーターの名前が大量に投影されるのですが、
今作は大手アニメスタジオ(スタジオカラーや4℃など)が多くクレジットされていて
ジブリ作品に映鏡を受けたアニメーターさんたちが協力を惜しまないことを改めて
感じることができました。

声優については、アオサギ(菅田将暉)、インコ大王(國村隼)、キリコ(柴咲コウ)、
この3人は特によかったと思ったのですが、父を担当したキムタクだけはダメでした。
(何を演じてもキムタク、って感じでちょっと苦手だったりします)

と、ジブリファンでもない私がマヒトの成長を途中ハラハラしながらも見守りながら
鑑賞して、細かいところで気づかない部分も多々あると思いますが、ざっくり鑑賞でも
充分楽しめた「君たちはどう生きるか」でありました。






nice!(7)  コメント(4) 
共通テーマ:映画

曳舟「サカイ食堂」で焼肉 [呑んだり食べたり(お肉系)]

随分長い間に亘ってしまいましたが、昨年の骨折についての記事を書き終えましたので
(根気強く読んで下さった皆様には感謝感謝です(^-^))
ちょっとだけですが呑み記事と映画記事をアップしてまいります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回は7月下旬の土曜日。
4年ぶりの隅田川花火大会の日に曳舟にいきました。
(幹事さんはずいぶん前に予約したので花火があるとは全く知らなかった)
IMG_6996.JPG曳舟駅でもらった団扇
東武鉄道の方が改札を出る人にガンガン配っていたため、
花火に行くわけでもないのに思わずもらってしまいました。
とても暑い日だったので重宝しました、ソラカラちゃん。
(ソラカラちゃんとは、東京スカイツリーの公式キャラクターです) 
IMG_6997.JPGIMG_6999.JPG駅から数分で到着 
(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131203/13041384/
冷房の効いた店内に入ると、
IMG_7001.JPG燃えよドラゴンとかのレコードや
大村崑(オロナミンC)などのホーロー看板などがいたるところに飾られていて
昭和レトロな雰囲気の店内。
IMG_7002.JPGピーポくん!
焼肉のお店だからなのか、ビニールに包まれた状態で飾られていました。
近くには懐かしい黒電話、そして、おしなり君。
東京スカイツリーが出来るまでは地域のキャラターとして注目されていましたが、
(押上(おしあげ)と業平(なりひら)をかけたネーミング)
東京スカイツリーオープン後はすっかり影が薄くなっていったおしなり君、
まさかサカイ食堂さんでお会いできるとは思いませんでした。(◎_◎;)IMG_7004.JPG生ホッピーもあり〼 
IMG_7008.JPGが、最初はやっぱり生ビールでかんぱい♪ 
IMG_7007.JPGお通し?ガリが置いてありました
今回は幹事さんが店長さん(オーナー?)におまかせでお願いしてくれました。 
IMG_7009.JPG最初にキムチ 
ごま油と和えてあるみたいで香りよく、辛みもマイルドなキムチ、
旨辛でビールによく合います。
IMG_7011.JPGIMG_7012.JPG 
IMG_7013.JPG低温調理の鶏レバー、ウルテとツラミ
鶏レバーはねっとり、ウルテ(牛の気管の軟骨)はコリコリとした食感が美味。
ツラミ(牛のほほ肉)は柔らかくて甘辛のタレが絡んでこれまた美味。
IMG_7017.JPGスカイツリービール
遅れてやってきた参加者が罰ゲームのように注文させられていました。
スカイツリーというには小ぶりですが(笑)、呑むのはかなり大変だったようです。
(特に最後、底の丸い部分に残ったビールを呑む時スムーズに呑めないらしい) 
IMG_7019.JPGお肉来たー! 
IMG_7021.JPG牛肉の他には豚バラも 
IMG_7023.JPGIMG_7024.JPG焼き焼き
IMG_7027.JPG炭火でいい感じに焼けました。
(と書いていましたが焼奉行にずっと焼いてもらいました) 
柔らかくて炭の香ばしい香りを感じながら噛むと旨味がじゅわーと広がる、
美味しいお肉を食べられるとき、本当に幸せな気分になれます。
IMG_7030.JPG続いて生ホッピーにスイッチ
「飲み口がいいですけど度数が高いので気を付けてくださいね」といいながら
お店の方が置いていきましたが、確かに濃い。(笑) 氷入っていないからですね。
ボトルのホッピーより炭酸が効いているようなまろやかな味わいのような、
違いがよく分からないものの美味しかったです、生ホッピー。 
IMG_7032.JPGIMG_7034.JPG
なんこつやわらか煮、と、しゃぶしゃぶ茹でタンのポン酢漬け。
お店でも人気のあるメニューだそうですが、なんこつは驚くほどの柔らかさ、
しゃぶしゃぶもタンの薄切りの食感とポン酢のさっぱり感を楽しめました。 
IMG_7036.JPGレモンサワー
この後は、キンミヤをボトルで注文しみんなで呑みました。 
IMG_7037.JPGIMG_7039.JPG
ぷるっぷるのマルチョウ、なかなか食べる機会がないのですが超うまでした。 
IMG_7041.JPG豚のリエット(多分)
沢山食べた最後に出てきたのが、 
IMG_7043.JPG塩もつ鍋
さっぱりした塩味にぷるぷるのもつ、シャキシャキのもやしが美味しい鍋、 
IMG_7044.JPGキュウリでさっぱりして 
IMG_7047.JPGラーメンで〆
美味しく楽しく満腹太郎。。。(^O^)/

この後、花火を観ずに帰った私ですが(他のメンバーは観て帰ったらしい)
新鮮で美味しいホルモンやお肉、鍋に生ホッピーを満喫できたサカイ食堂さんでありました。



タグ:曳舟
nice!(7)  コメント(6) 
共通テーマ:グルメ・料理

骨と闘う2022~リハビリ37週~、卒業、そして完治編~ [健康・お金]

昨年の骨折については本日でリハビリ卒業~完治します。(^-^)

【リハビリ37週目】(火の週1回)

レゴ先生がリハビリを担当してくれたのですがこの時もまだ痛みと熱っぽさがあって
前週の代理によるリハビリの話と、ああいうリハビリであれば今後はやりたくないと
正直に話しました。
レゴ先生が悪いわけではないのですが、「それは嫌な思いをさせて申し訳ないです」と
言いながら傷口のところを保冷剤で冷やして丁寧に施術してくれました。
レゴ先生の優しさに触れて久しぶりに涙が込み上げてしまい、
いかん、何か面白いことを思い浮かべないと、と思ったら、
会社の同年代おじさん(重箱隅突きが趣味)と、偉い人に向けてパフォーマンスを
することしか興味のないおじさん、この2人のムカつくけれどしょーもなさすぎて
逆に笑えてしまう、そんな普段の様子が目に浮かび、途端に涙が引きました。(笑)

施術が終った後、レゴ先生が精神不安定状態の私を落ち着かせようとしたのか、
骨格模型で代理リハビリでよくなった場所と炎症が起きている場所を説明しながら
炎症はおそらく2週間くらいで引きますからそれまでは安静にしていてくださいね、
と優しく言ってくれたのでホッとしたものの、あの代理リハビリで炎症が起きて
2週間で治ると言われても理不尽な気持ちがこの時は全面に漂っていました。
ダイエットと同じというか、最初に効果が出てその後停滞感があって、
先が見えるようでなかなか見えない、季節はほぼ一巡している中で、
すっかりネガティブ思考になっておりました。


【リハビリ38週目】(金の週1回)

この週も炎症も痛みも引かない状態で金曜日にレゴ先生のリハビリ。
リハビリも9か月目に入って後退した感ありです。(;_:)
この日は超音波の出る機械を当ててマッサージしてくれました。
レゴ先生も右手にテーピングしていて調子が悪いのかなと心配になったら、
悲しい気持ちよりレゴ先生に悪態ついて申し訳ないことをしてしまったと
反省の気持ちになりました。


【リハビリ39週目】(金の週1回)

この週前半、2日連続で出社したのですが、久しぶりに対面した上司から、
「うつぼさん、リハビリは順調ですか?」と聞かれました。
この上司も2年前、右上腕を骨折し(趣味のスポーツを楽しんでいる最中)
手術からリハビリと大変だった方なのですが、最初心配された後は特に聞かれず
もじゃもじゃ先生の診察ごとにこちらか報告していたものの反応がなく、
私のことに関心がないのかと思っていたら(笑)、いきなりの質問に私も少々困惑。
「リハビリも今は週1回で順調だとは思いますが道のり長いですね。
 完全に元通りにはならないような気がしていますが、出来るだけ元に戻るように
 リハビリと自主練しかないのかな、という心持ちです」と答えると、
「私(上司)もリハビリが終ったとはいえ2年経っても完治していないように感じていて
 うつぼさんも大変だと思うけれど前向きにね」と優しい言葉をかけてもらいました。
目に見える進歩がないとやる気が出てこなくなってしまいがちですが、
腐らず焦らず、ということなのかと思いました。

この週の金曜日、レゴ先生のリハビリでまだ患部が痛いことを伝えると、
軽いマッサージでリハビリ終了後、翌週以降の予約を入れることなく、
「代理リハビリの件についてはカルテに書いておきますから
 再来週のもじゃもじゃ先生の診察で今後予約を入れるか決めましょう」とレゴ先生。46420.jpgそんなぁ。。。。
情緒不安定で文句たれのおばちゃん(私)にもう為す術無し、と思ったのかも、
匙を投げられたような気持ちになったものの先生もこれ以上やることがないのかも、
そんな気分でしょんぼり帰宅の途に就きました。


【リハビリ40週目】(上のような事情でリハビリ無し)

【リハビリ41週目】(同じくリハビリ無し)

リハビリはありませんでしたが、この週はもじゃもじゃ先生の診察。
レントゲン検査は、初診時にビーズのついた洋服はダメから脱いでと言った、
あの感じの悪いおじさんでした。(^-^;
最初、セーター(冬なので)着てると撮影できないから脱いで、と言ったので
脱ごうと思ったら、やっぱりいいや、脱がなくて、とヤル気のない言い方で、
結局セーターを着たまま3パターンでレントゲン撮影。

その後、診察室に呼ばれてもじゃもじゃ先生の診察。
先生は今回も床屋に行った方がいいくらいの髪伸び放題状態で、
「カルテに書いてあるけれどレゴ先生の代理のリハビリで炎症させてしまって
 申し訳ないですね。でも、手術した箇所は良くなっていますから安心して。」
と冒頭で謝られてしまったのですが、不信感がまだ拭えないことを正直に言うと
「炎症させたのは申し訳ないけれどそれで患部のプレートがずれることはないし、
 まだ肩甲骨あたりの筋肉が弱い感じだけれどちゃんと動かせるようになりますよ。
 リハビリ継続については翌月(3月)クリニックの診察で判断してもらうけれど
 お手伝いすることはしますからリハビリを希望されるなら予約入れてくださいね。
 もういいやと思っているなら無理してリハビリの予約を入れることはないから、
 自主練がんばってやってね。」と笑顔で励ましてくれました。

なんだかモヤっとした感じで、リハビリ卒業?いや、来月の診察で決めてもらう、って
言っていたからまだ卒業ではないのか、もう通わなくていいのかな、レゴ先生もこんな
不貞腐れたおばさん(私)の相手するの嫌かもしれないな、モヤモヤが渦巻く頭の中、
次回の診察(4か月後)の予約を入れて病院を後にしました。

この週末、青森旅行を楽しんだのですが、その時の出発編でも書いたように
頭上の棚にコロコロキャリーをのせることができて感激しながら、
レゴ先生やもじゃもじゃ先生に悪態ついたことを猛省し、お二人のお陰でここまで
回復できたのだと実感しました。

【リハビリ42週目】(予約を入れなかったのでリハビリ無し)
【リハビリ43週目】(予約を入れなかったのでリハビリ無し)
【リハビリ44週目】(予約を入れなかったのでリハビリ無し、この週に京都旅行

【リハビリ45週目】(予約を入れなかったのでリハビリ無し)

リハビリを受けているクリニックで診察。
(リハビリに関する判断はもじゃもじゃ先生ではなくクリニックの先生が行います)
年明けのリハビリで炎症、についてここでも謝罪を受けました。
(さすがにこの頃は炎症も引いて痛みもなかったのですが思い出してしまった)
日常生活での不便はありますか?という質問に、
・ブラ●ャーのホックを後背ではめられる
・飛行機の頭上の棚にコロコロキャリーを持ち上げて収納できる
飛行機は日常生活ではないのですが、どうしてもこの話を先生に伝えたくて話したら

「そうですか。リハビリを頑張って色々できるようになりましたね。
 じゃ、リハビリ卒業でいいでしょう。」
卒業.pngやっとです。
「患部に入れたプレートについては、自分の家族ならとった方がいいと勧めるけれど、
 うつぼさんの気持ちで決めてくださいね。
 日々できることを確認して積み上げていってくださいね。」と言われました。


その後、転んでから13ヵ月(59週目)の6月にもじゃもじゃ先生の診察。
レントゲン検査の後、診察室に入ってもじゃもじゃ先生とご対面。
「レントゲンで観た感じではきれいに治っていますよ。」と言った後、
手を上に上げる、両手を後ろに回して親指をつける、などの動作を確認した後、
「うつぼさん、リハビリ頑張りましたね。完治でいいでしょう。
 まあ、今年の骨折が同じところでなくてよかったけれど。」と
笑いながら言われてしまったのですが(同じところでなくてもよくない(笑))
プレートについては手首の骨折が完治してから全身麻酔で2つ一緒にとりましょう、
と言ってくれたので、別々ではなく一度にとってくれることになりました。
(現時点では未定ですが、プレートをとれるタイミングになったところで
 今年の骨折についても記事にしようと思います)

昨年の骨折については完全に自分の不注意が原因で自分が悪いのですが、
診察、手術執刀を担当していただいたじゃもじゃ先生、
入院した病棟で励ましてくれた姐さんナースをはじめとした看護師さんたち、
いつも病室をきれいにお掃除してくれたり病院食を作ってくれたスタッフさんたち、
そして長丁場のリハビリをいつも丁寧にサポートしてくれたレゴ先生、
多くの方々のお陰でここまでたどり着けたことに感謝の言葉しかありません。
もじゃもじゃ先生.pngもじゃもじゃ先生 ありがとうございました
レゴ先生.pngレゴ先生も我慢強く対応いただき感謝です

あとは、婆1号やsnorita姐、けーすけ兄、酒友などの励ましも心強かったです。

自分が病気になったり怪我した時、こういう方々がいてくれるお陰で
治療を受けられることに改めて感謝の気持ちを持ちました。

今年も骨折してしまったため、再び多くの方々のお世話になっておりますが
(今年の骨折はリハビリ4か月目でまだかかりそうです)
加齢とともに衰える中、足腰を鍛えて転ばないようにしないといけないな、と
思った昨年の骨折体験でありました。


皆さんも転ばないように気を付けてくださいね!


(これにて、骨と闘う2022 おわり)





タグ:骨折
nice!(4)  コメント(6) 
共通テーマ:健康

骨と闘う2022~リハビリ(28~36週)編~ [健康・お金]

書くことがだんだん少なくなってきましたのであと2回で書き終えます!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


【リハビリ28週目】(診察スケジュールの関係でリハビリ無し)

11月中旬の水曜日、もじゃもじゃ先生の診察。
レントゲン検査の後、診察室に呼ばれて2ヶ月ぶりに会ったもじゃもじゃ先生、
もじゃもじゃ先生.png描いてみたのですがあまり似ていないです(笑)
先生、いつ床屋に行ったんですか?と聞きたくなるような髪伸び放題状態で、
(病院で寝泊まりしているんじゃないかと思うくらい病院にいるような印象)
いつものように腕を上げたり親指で背中のどこまで上げられるかのチェック、
「だいぶ良くなったね~」といってくれたのでホッとしたのですが、
手を上げるときの動きがまだかたい感じかなあ。
 骨折部分に入れたプレートが緩衝することもあるからちゃんと治ったら
 プレートを取り除くのをお勧めします。早くて来年春ごろね」と
次回の診察予約(翌年2月)を入れてました。年越し決定です。(;_:)
傷口の痛痒さについて(体質らしいのですがケロイド状)話してみたら、
軟膏を処方してくれたのですが、結果的には効果はあまり感じられませんでした。

この週の週末、会社関連のイベントでボランティアスタッフとして働いたのですが、
2020年2月に在宅勤務が始まってからずっと会うことのなかった社内の方々に
お会いして、やはりたまにはこうやって人と交流することが大事だと実感しました。
小さいお子さん連れの方もいて、初対面なのに私のことを怖がらないお嬢ちゃんに
せがまれ、高い高いしたり抱っこしたり、ぶんぶん振り回したりしている自分、
おぉ、意外と動かせるじゃないの、とびっくりしたのですが、翌日の筋肉痛、
物凄かったです。(笑) 腕を動かし過ぎたのではないかとちょっと反省。(^-^;


【リハビリ29週目】(月の週1回)

月曜日のリハビリもレゴ先生。
イベントで子供を抱っこした話をして「患部、大丈夫かなあと心配になって」というと、
「うつぼさん、ネガティブなことよりそういうことができたんだと思ってください」
なんだか励まされました。(^-^)
レゴ先生.pngありがとう、レゴ先生
以前ネガティブに涙ぐんだ私の性格を察してくれたのかポジティブ思考になるよう
励ましてもらって本当に有難かったです。


【リハビリ30週目】(月の週1回)

リハビリ(術後)30週目に突入しちゃいました。(^-^;

月曜日のリハビリもレゴ先生。
以前よりだいぶ手が上がるようになりましたよ、と褒められてご機嫌でしたが、
この頃、ブログのことで悩んでいた時期だったので、リハビリ後は気持ちが沈み、
家に帰った頃にはすっかりどんよりしておりました。
(ネガティブになる方が早い性格なのかも)


【リハビリ31週目】(火の週1回)

春に骨折して酷暑を越えてすっかり季節は冬。
外は寒く、そんな中歩いてリハビリはレゴ先生。
寒いせいか傷口の痛みが増した感じ、ブログのことでもまだ悶々としていたので
(記事を書いた後とはいえ急にスッキリすることができず( 一一))
テンションが低い状態で会話も少ないままリハビリ終了。

そんな私の様子を察したレゴ先生が、
「毎日前進していると感じられなくても、3か月前と比べると進歩しているな、
 そういう積み重ねが大事ですよね、
 うつぼさん、すしざんまいの頃よりずっと手が上がってますからね。
 自信もってリハビリやっていきましょう」と励ましてくれました。
すしざんまい越え.pngそうね、この頃からは着実に前進しているもん
私より一回り以上年下のレゴ先生にこんなに励ましてもらうなんて、
半世紀以上生きてきているんだからもうちょっとしっかりしないといけないな、
そんな気持ちになりました。


【リハビリ32週目】(火の週1回)

この頃、頬杖をついたり、左手を床について座ることができるようになりました。
左肩に多少の加重をしても大丈夫になってきたこと、それも痛くないこと、
レゴ先生の言う通り少しずつでも進歩しているのだなと改めて思いました。
火曜日にリハビリを受けるクリニックで医師の診察を受けた際、
「まだもうちょっと伸びしろありそうだから3か月後に予約入れましょう」
もじゃもじゃ先生の診察の翌月にクリニックの診察予定も入りました。
その頃、もう桜が咲いているんじゃないの?って感じです。(笑)


【リハビリ33週目】(水の週1回)

クリニックの天井から流れる音楽がクリスマスになっていた頃です。(12月)
週1回とはいえレゴ先生に筋肉をほぐしてもらうとやはり心地よく
施術後の動きがスムーズになったような気がします。


【リハビリ34週目】(水の週1回)

年内最後のリハビリもレゴ先生。
肩甲骨まわりをほぐしてもらい心地よい気持ちで終了。
来年も引き続きよろしくお願いします、とご挨拶しました。


【リハビリ35週目】(年末年始でリハビリお休み)


【リハビリ36週目】(金の週1回)

年明けのリハビリ、レゴ先生かと思ったら急にお休みされたらしく、
年配の先生が代理でやってくれたのですが、肩甲骨の周りをグリグリするだけで
途中、傷口のあたりを押されて「痛いのでやめてください」とお願いしたのですが、
会話もなく、なんだか感じが悪く、しかも痛いといってもちゃんと聞いてくれない、
そんないやーな感じのリハビリでした。
今回はクリニックにいって代理と知ったのですが(レゴ先生で予約していたのに)
こんな感じなら次回から代理の時はキャンセルしたいなと思いました。

この後、傷口と患部あたりが痛くなり(熱っぽく)回復したのが後退した気分、
翌週になってもこの状態が続いて、
雷.png雷様くらいの怒りがこみ上げてきました
(フリー素材のイラストで私が描いたものではありません⇐観て分かりますね(笑))

痛い。ヽ(`Д´)ノ

骨折した時の痛みと違う痛み。
悲しい痛みではなく怒りを伴った痛み。
ここまで進んだリハビリ、一気に後退してしまった気持ちになりました。
モヤモヤした気持ちの持っていきどころがないまま帰宅し、
イライラが募っていくばかりの週末を過ごしました。


(あと1回だけつづきます)


タグ:骨折
nice!(7)  コメント(4) 
共通テーマ:健康

骨と闘う2022~リハビリ(19~27週)編 [健康・お金]

淡々と書いていくつもりが思っていた以上にリハビリ記事が長引いておりますが
備忘録として書いておりますのでどうぞご容赦くださいませ。<m(__)m>

【リハビリ19週目】(月水の週2回)

夕方が涼しくなってきた秋(9月下旬)の月曜日のリハビリはレゴ先生。
前週のもじゃもじゃ先生診察の話をしながら「自分次第なんですよね」と言った途端、
思わず涙が込み上げてしまいレゴ先生を困惑させてしまいました。
46469.jpg(ピクトグラム風のフリー素材を見つけて掲載)
こういう時はくだらないことを考えないと、と思っていたら、以前対応してくれた
スポーツ刈先生が大きな声で「プリケツ目指してます!」と患者さんに話しているのが
聞こえて思わず吹いてしまい、同時に涙も消えました。(笑)
レゴ先生の施術のお陰で腕をより捻ることができるようになったところで終了し、
レゴ先生に申し訳ないことをしたと反省しながら帰宅しました。

金曜日のリハビリもレゴ先生。

月曜日に続いて先の見えないリハビリに気持ちが後ろ向きになってしまい、
目を閉じて無言のまま施術を受けました。
テンション高くべらべらしゃべったかと思えば、今度は涙目になって無言になる、
困ったおばさんだ(私)とレゴ先生も思っているかもしれませんが、
いつものように丁寧に筋肉をほぐしてくれました。有難い、本当に感謝です。
リハビリを始めたころのようなぐんぐん進歩する、ということがないのと
まだまだ長引きそうなリハビリに気持ちが滅入り気味な中、呑み会であった酒友に
「以前より腕の動きが滑らかに見えるからちゃんと進歩してるよ」と励ましてもらい、
ぐずぐずしていたらダメだな、と自分に喝を入れました。

と呑んだ翌日(週末)、骨折してからモヤモヤしていたあることで更にモヤモヤしてしまい、
翌日曜日は再び気持ちがどんよりしたまま自宅引きこもりで過ごしてしまいました。


【リハビリ20週目】(金の週1回)

自分に喝を入れてリハビリには前向きになっていたものの、
前週の週末に嫌な出来事があってその余韻を1週間ずるずる引きずったまま
金曜日、レゴ先生のリハビリ。
前週とは違う理由でテンション下がっていたのですが、レゴ先生は察してくれたのか
無言で丁寧に施術してくれました。

どんよりしたままリハビリを受けにいってレゴ先生には申し訳なかったのですが、
毎年会社で行っているメンタルヘルスチェックをちょうどこの頃受けて、
「メンタルヘルスの状態に問題あり、産業医のカウンセリングを受けましょう」
という結果が出て産業医とオンラインで話したものの心に響くようなアドバイスがなく
自分が精神的に弱っていた結果にもショックでモヤモヤが晴れなかった、
そんな状態に前週にあった出来事が追い打ちをかけた(連鎖的)、
精神的にはここ数年で一番酷い状態だったかもしれません。
(今は悪いこともあるけれど良いこともたくさんあるので大丈夫です(^-^))


【リハビリ21週目】(月金の週2回)

どんよりした気分が少々晴れたかな、という精神状態で月曜日と金曜日の2回。
レゴ先生のリハビリを受けました。
何かいつもと違うことを、、と家に帰る道すがらずっときになっていたお店に入り
一見客でドキドキしたものの大将のフレンドリーな感じですっかり楽しめて、
外呑みは内向きになりがちな自分にとってはメリハリをつけるのに大事なことなんだなと
実感しました。(決して呑む口実にしているわけではありません(笑))
IMG_1646.JPG美味しいお魚とお酒で幸せな気持ちになれますね


【リハビリ22週目】(自分の都合でリハビリ無し)

この週、1回だけ予約を入れていたのですが、朝起きるときに腰をひねって
傷めてしまいリハビリはキャンセルしましたが、自主練は行いました。


【リハビリ23週目】(私の都合でリハビリ無し)

9月に予定していたもののキャンセルした京都旅行、10月初旬に変更して
行けるか心配だったのですがスーツケースが左手でも引けるようになったので
思い切って決行しました。
小さめのリュックを買って持って行ったのですが、左肩にもかけられるようになって
まだ腕はちゃんと上げられないものの、こうやって旅もできるようになったのは
術後直後と比べたら格段の進歩なのだ、と旅行前に低空飛行していた精神状態も
この旅のお陰でプラス方向に戻すことができました。


【リハビリ24週目】(水の週1回)

月曜日は実家で在宅勤務。
お昼ごはんの時、婆1号とリハビリの限界について話したのですが、
完治といっても結局どこか不具合が残っているような感じだね、という婆1号に
私も完全に元通りになるとは思っていないけれど同じレベルに動かせるように
したいよね、と骨折した者同士ならではの会話で盛り上がりました。
婆1号(右肘骨折)は入院1か月、リハビリも週2回を1か月だったので、
この時、週1回とはいえ、入院3日の後リハビリが6ヵ月目に突入している私のことを
随分大変な骨折だったんだね、と心配されました。

水曜日はリハビリを受けているクリニックで診察。
痛みはどうですか、と聞かれて、傷口が痛痒いですと答えると、
担当の先生も私と同じようなところに傷があってカバンとか衣類があたりやすいから
刺激が少なるようにするしかないかもしれませんね、とアドバイスをもらいました。
他になにか?と聞かれたので、ブラ●ャーのホックを後ろでとめられないので
前でとめてからくるっと回しています、と真顔で報告したところ
「それはねー、もうちょっとリハビリ頑張ったらできるようになりますよ!」
って励まされました。(笑)
その後、レゴ先生のリハビリでしたが、診察のカルテを見て、手の可動域が広がって
よくなっているって書いてありますから自信を持ちましょうねと更に励まされました。
脇を締めながら、両手を垂直に開く動作(レゴ先生はパタパタと呼んでいた)では、
patapata.pngこんな感じで分かっていただければ幸いです
レゴ先生よりも腕が外に開くようになっていて驚きつつ素直に嬉しくなりました。

週末は千葉県内を2日間鉄旅
大好きな銚子電鉄に乗ったり気分が前向きになれたのと、
この頃から、袖に腕を入れる時、これまでは左手から先に入れないと痛かったのが
右手を入れてから左手を入れるようになっても肩が痛くならなかったというのは進歩です。


【リハビリ25週目】(月の週1回)

鉄旅で気分が上がってきたこと、袖に手を通す時の痛みがなくなってきたこと
(後から左手を入れるとき腕をひねるのがずっと痛かったのが解消)
月曜日はレゴ先生と再び会話をしながら(PHSやポケベルの話)
リハビリを受けられるような精神状態になりました。


【リハビリ26週目】(自分の都合でリハビリ無し)

私用でリハビリの日程が調整できなかったためこの週はリハビリなし。
2日連続で出社しましたが、電車の中で吊革につかまれるようになって
また、ブラ●ャーのホックを腰の低いところであれば後背ではめられるようになって
そんなところでも前進していることを感じました。


【リハビリ27週目】(火の週1回)

火曜日、レゴ先生の丁寧なリハビリを受けて寝落ちしていました。(笑)

翌週はもじゃもじゃ先生の診察がありました。
季節はすっかり秋、11月中旬になっていました。


(あと2回くらいで書き終えたいのですが、つづきます)



タグ:骨折
nice!(7)  コメント(4) 
共通テーマ:健康

骨と闘う2022~リハビリ(13~18週)編~ [健康・お金]

リハビリ卒業まであと30週以上ありますが終盤は特筆することもなくなっていくので、
なるべく手短に書いていこうと思います!


【リハビリ13週目】(レゴ先生の夏休みで月曜日の週1回)

レゴ先生が夏休みに入る前の月曜日にリハビリ。
この頃、頭を両手で洗えるようになったのですが(それまでは右手だけで洗っていた)
洋服の脱ぎ着(特に首まわり)がうまくできず、以前はどうやって脱ぎ喜していたのか
昔のことを思い出せないんです、とレゴ先生に話したところ、
「健康な時のことって意外と覚えていないものですよね、色々試してみたら思い出すと
 思いますから頑張ってくださいね。
 頭を両手で洗えるようになったのは進歩ですね、頭を洗うのとバンザイは同じ筋肉を
 使うのでバンザイも早くできるようになると思いますよ」とレゴ先生。
自分の体なので自分の体に聞いてみる、相談してみることが大事なのでしょうね。

昨年の伊勢参りでsnorita姐とけーすけ兄に勧められて始めたピクミンブルームのお陰で
お散歩する機会が増えたのですが、この頃からピクミンたちと花を植えながら病院まで
往復歩くようになりました。(往復すると大体5000歩くらい)
また、意識的に右手でやっていたことを左手でやってみるようにしたり、
テーブルに手をついたり(体重はかけられませんが)、左肩にカバンをかけてみたり、
色々考えてやってみるようになりましたが、軽いカバンでも30分くらいで肩が痛くなり
進歩しているとはいえやはり道のりは長いんだなあ、と改めて感じました。
(この時期も時折患部が痛んで市販の痛み止めを服用することがありました)

この週、新卒で入った会社で最初の上司だったおじさん(競馬仲間)の訃報が入り、
週末にお通夜に参列したのですが、早くいくと昔の勤め先の人に会いそうなので、
少々ずらしていくつもりで支度していると、喪服(ワンピース)のファスナーを
上手に上げられず、そうだった、まだ左手の親指、後ろに回しても腰のあたりにしか
届かなかったんだ、、、
背中2.pngファスナーあげるの、すごく大変なんですよ。(笑)
右手だけで大汗をかきながらなんとかファスナーをあげて斎場に行くと、
参列者ゼロ(お通夜が始まって50分経過していたころ)で、元上司のお顔を見ること、
奥様やご家族の皆さんともお話することが出来ました。災い転じて福をなす、です。
コロナ禍でも会社関係の参列を受け容れてくれたご家族の方々には感謝しました。
(お清めがなかったので会いたくない人にも会わずに済みました。(^-^;)
元上司も私がファスナーと格闘したことを棺の中で笑っていたかもしれない、
ある意味、私の骨折がこんなところでもネタになっていたような気分でした。(笑)

翌日(日曜日)はペーパードライバー教習1回目。
記事に書いた通りションボリする結果となりました。
(骨折ではなく己の運転技術(下手)がションボリ理由です)


【リハビリ14週目】(火金の週2回)

連日35度越えが続くような夏の火曜日、熱風吹く中、病院まで歩いてレゴ先生のリハビリ。
前回から間が空いたせいか筋肉が固まっている感じで丁寧にほぐしてもらいました。

金曜日のリハビリもレゴ先生。
前へならえ(懐)が少しだけできるようになりました。

土曜日、日曜日はペーパードライバー教習2回目と3回目。
IMG_6848.JPG自動車後方にこれをつけて運転しました
違う先生だったのもあって(2人とも褒め上手)ションボリすることなく
自信がちょっとだけつきました。


【リハビリ15週目】(レゴ先生の都合で水のみ週1回)

水曜日、リハビリを受けているクリニックでの診察。
前回と同じく「順調ですね!」と言われて2ヶ月先に診察の予約を入れました。
もじゃもじゃ先生が書いた診断書には「リハビリ4,5か月」とありますが、
次の診察がリハビリ6か月目、となるともっとかかるかもしれないな、、
想定していたより長丁場になりそうだということを実感しました。
その後レゴ先生のリハビリ。
ペーパードライバー教習の話をしたらレゴ先生が笑ってくれて
人とのコミュニケーションも回復には大事なのかもしれない
(在宅勤務で人との会話が希薄なので尚更)と思いました。

金曜日もリハビリ予定だったのですが、朝、病院から電話あり、
レゴ先生のお子さんが体調不良でリハビリはキャンセルさせてほしいとのこと、
レゴ先生、濃厚接触者になってしまったのかもしれない、と思いながらこの日は都内に
出かけて友人と呑み会。やはり会話があるとお酒は更に美味しいです。(^-^)


【リハビリ16週目】(レゴ先生の都合でリハビリなし)

前の週と同じ理由でリハビリはキャンセル。
この頃、傷口がズキズキと痛い&痒くなり、時々マッサージしていたのですが、
今思うと傷口が治ってきている過程だったようで、痒みが酷い中、久しぶりに出社、
重いものは左で背負えないのが不便ながらたまに行く会社では会話がそこそこあって
ちょっとしたメリハリがつきました。


【リハビリ17週目】(レゴ先生の都合で金曜日の週1回のみ)

月曜日の予約はレゴ先生お休みでキャンセル。
金曜日、レゴ先生戻ってくるかな、と思いながら病院に行くと代打の先生でした。
レゴ先生の施術記録を観て「随分難しいことやってるなあ」といいながら動作チェック、
おぉ、ずいぶん色々できるじゃないですか!と誉めてくれたのですが、
術後4ヶ月目後半ですからそのくらいできないと自分が切ないです。(笑) 
鎖骨まわりの筋肉をほぐしてもらった後、肘をついて前後左右、上下に動かす練習、
自主練も頑張らないと早く卒業できないな、という気持になりました。


【リハビリ18週目】(月のみ週1回)

レゴ先生やっと復帰でホッとした月曜日。
お子さんが感染し、家庭内別居状態で過ごして陰性だったので復帰できたとのこと。
キャンセルや代打の先生はやはりどこか寂しいのでレゴ先生のリハビリは嬉しいです。
この日は、肩回りをひねる動きを少しだけやってみましたが痛みなくかなり動いて
人間の体の不思議を感じました。
手術したときの「肉芽(にくげ)」もそうですが、損傷してもそれを修復しようと
働く力が人間にはあるのかな、もちろん全て自力で治すことは無理ですが、
この頃は既に9月(手術したのは5月)、本当は京都に行こうと思っていたのを
この週の後半から沖縄旅行に変更してそれで自信がつけば10月に京都に行けるかな、
少しずつでも前進していることを感じることができました。
(とはいえ、左腕の下にタオル敷かないと落ち着かないのと、朝起きると腕の付け根が
 重たい感じが続いていたので、これがなくなれば本格的な回復なのでしょうね)

リハビリは週1回でしたが水曜日はもじゃもじゃ先生の診察。
レントゲンの後予約時間を1時間くらい経過したころにやっと呼ばれて診察。
「うつぼさん、リハビリ順調ですか?」笑顔で聞くもじゃもじゃ先生。
「先生、背中に手を回して親指がつけられるようになりました!」
背中3.pngなんとなくこんな雰囲気(実際はもうちょっと低位置)
「おぉ、色々できるようになったねえ、じゃあ、親指がどこまで上がるか見せて!」
と言われて左右の親指をつけながら上に上げようとすると、右手は上がるものの、
上がらない左手(置いてきぼり)、現実はまだこんなもんです( ノД`)シクシク…。
「順調だからもうちょっと頑張りましょう」というもじゃもじゃ先生に
「診断書にリハビリ4,5ヵ月と書いてありましたがあとどのくらい必要でしょうか」
と左手がまだ後背では上がらないくせに思わず聞いてしまいました。
「ここまででいいやっていうなら止めてもいいけれど本当にちゃんと治したいなら
 もう少し頑張りましょうよ」と答えるじゃもじゃ先生の表情が非常に厳しく、
「全然ここまででいいとは思っていませんしちゃんと治したいので頑張ります」と
焦って答えた私に「じゃ、頑張ってね!」とスマイルで答えてくれました。

今年の骨折でお世話になっている理学療法士の先生にこのやりとりについて話したら、
診断書に書く最長が150日なのでそういう書き方になったのではないかという説明で
それより長くかかるものでも4,5か月と書くみたいだということを最近知りました。
今回の理学療法士の方もなかなか面白いキャラクターでリハビリの度に色々お話を
させてもらいますが昨年の疑問が今年解けるというのも不思議なものです。

結局この2ヶ月後(11月)にも診察の予定が入り先が長いことを改めて感じました。

この翌日は年に一度の健康診断日。
骨折した後に食が若干減りお酒もかなり減っていたので体重も減っていました。(笑)
相変わらずの採血しづらい血管で手首から採血し、胸部超音波では左腕を頭まで上げて
と言われてあげることが出来ず「左上腕、骨折して今術後4か月くらいで」と説明すると、
検査技師の人も「あらそうでしたか、痛いのにごめんなさい」と気の毒がってくれて
半分くらい上げたところで妥協してもらいました。(検査しづらさそうで申し訳なかった)
胃カメラでは鼻からずるずる入るカメラの気持ち悪さにえづきそうになりましたが、
なんとか今回も滞りなく検査終了。

翌日はお休みをいただいて30年ぶりの沖縄旅行
夕方の飛行機なのに朝から羽田空港に行って足つぼマッサージなどを楽しんで
(恐らく羽田に6時間くらい滞在していた(笑))
沖縄に行きましたが、旅は楽しかったものの、まだまだ左腕を使って何かやるとき、
出来ない動作が多いということをしみじみ感じました。
鏡を見ながら両手をあげると右手のようには左手をあげられず、
ばんざい2.png左手をうまく上げられない現実
工夫すれば出来る動作も増えてきたもののもうちょっと左右がそろったくらいに
手をあげられるようにしたいと思いました。

あとどのくらいリハビリ続くのかなあ。
そんなどんよりな気持ちになったのですが、自分がヤル気を出さないといけないので
くさらずこつこつやっていこうという心持ちです。


(相変わらずだらだら書いていまいました。つづきます)


タグ:骨折
nice!(7)  コメント(4) 
共通テーマ:健康

骨と闘う2022~リハビリ(8~12週目)編~ [健康・お金]

今回は5週分のリハビリ記事です。(ピッチあげて書いてまいります!)

【リハビリ8週目】(月金の週2回)

月曜日のリハビリはレゴ先生。
いつものように筋肉のこわばりをほぐしてもらったのですが、
その後自分で思っていたより腕が上がりびっくり。
バンザイくらい手があがったり、電車の吊革をつかめるようになるまでどのくらい
かかるんでしょうね、とレゴ先生に聞いてみたら「3か月くらいかなあ」という返事、
ということはあと1か月くらいで出来るようになるのかな、上まで手をあげている
自分の姿を想像しました。
ばんざい.png皆さん、そろそろ見慣れてきたでしょう?(笑)
期待し過ぎもいけませんが先が見えない中、目標がなんとなく見えてきました。

この週、楽しみしていたのがチームSでの旅行でした。
金曜日、旅行用のコロコロを引きながら病院にいってレゴ先生のリハビリ。
「うつぼさん、旅行ですか?いいなあ」と言うレゴ先生と楽しくお話しながら、
肩甲骨まわりをほぐしてもらってから、人生初のお伊勢参りに向かいました。
(チームSの旅、スタートは名古屋から)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2022-09-01-1


【リハビリ9週目】(月金の週2回)

旅から戻った月曜日、レゴ先生のリハビリ。
旅疲れで筋肉がいつもよりこわばっているかと思ったら逆に腕がよく動き、
旅先で日常生活よりも旅に出て色々な動きをした?自然にリハビリ?意外でした。

翌火曜日は異業種交流会(幽霊会員なのですが)の懇親会で骨折の話をしたら、
意外と骨折経験者が多く、私のようにプレートを入れてその後除去、という方もいて、
予想外に盛り上がりました。
翌水曜日は酒友の長期出張帰国祝い
翌木曜日は久しぶりに会う酒友と日本橋のまえ田さん
本当に久しぶりの三連荘、さすがに疲れましたが在宅勤務でリハビリのみ、という
生活にいい意味でメリハリがつきました。

そして金曜日はレゴ先生のリハビリ。
本当に少しずつながら腕が上に上がっているような実感があって気持ちは前向きです。



【リハビリ10週目】(月金の週2回)

月曜日のリハビリはレゴ先生。
腕の付け根をぐりぐりされて(凝っているところをほぐしている)痛かったのですが、
この痛みも良くなるため、日々の積み重ねが大事、と思いながら終了したのですが、
この頃既に毎日真夏日(時々酷暑日)で病院に行くだけで暑さと湿気でぐったり。
だいぶ手が上まで上がるようになったのですが、自宅の鏡で左右を比べてみると、
左手は右手のようにまっすぐ上まで上げられていないのが分かりました。
(自分で想像しているのと現実は違うのだなあと思った)

翌日は都内で呑み会。
私の退院祝いでカルシウム補給メニューを楽しみました。

翌水曜日は、もじゃもじゃ先生の診察日。
レントゲンの後、前回の診察後、床屋さんにいったのかちょっとさっぱりした雰囲気、
前回と同じように親指を背中に回せるか、の確認。
背中2.png若干ですが前回より上に上がったような、、気がする
「んーもう少しかなあ。でもリハビリ順調で出来ること増えてますね!」
 まだ固まっているところが多いけれどほぐれて柔らかくなってきた
 バンザイもできるようになるからね!」嬉しそうに言ってくれました。 
尚、レゴ先生に続いてもじゃもじゃ先生にも自動車運転について聞いてみたら
「もう大丈夫でしょう?え、なんで?」と聞かれたので、ペーパードライバーで
婆1号に要望されて運転せざるを得ないことを説明すると、
「お母さん、運転できなくなるんだから運転してあげなさいよ」と言われました。

金曜日のレゴ先生のリハビリの際、もじゃもじゃ先生の診察の話で盛り上がり、
週末は、文京区の北海道すなお水産で蟹を買い込み豪華にいただきました。


【リハビリ11週目】(仕事の都合で月曜日のみ)

月曜日のリハビリはレゴ先生。
レゴ先生.pngあまり似ていません(笑)
自主練もやっていたので腕が明らかに上がるようになってきたのですが、
レゴ先生もそれを褒めてくれて素直に嬉しい気持ちになりました。
テーブルなどに肘をついても痛まないようになってきていて、
(最初はうっかり肘をついて激痛で涙目になったりしていました)
筋肉のほぐれと前向き感を感じました。
傷口のテープが自然に剥がれずまだ残っていたのですが、さすがにもういいか、
と剥がしてみると、肩口でつれる感じの傷口とご対面。かなり生々しい傷でした。
傷.jpg


【リハビリ12週目】(月金の週2回)
月曜日のリハビリはレゴ先生。
腕がかなり上がるようになったと実感していると、施術が痛くない聞かれたので
リハビリは痛さ前提であって、よくなれば痛みがなくなると思っていると答えました。
患者さんによっては痛がる方も多いそうなのでそんな質問をされたのだと思いますが、
12週目になってなぜ聞いてきたのか、謎です。(笑)

金曜日のリハビリもレゴ先生。
腕を上げるだけでなく少しだけながら捻ることも出来るようになってきました。
以前話した自動車運転の件、ペーパードライバー教習に通うことにしました、と
レゴ先生に宣言し、翌土曜日に教習所へ申込みに行きました
(もう逃げられない、という気分でした。(笑))
この時、左肩にカバン(軽い)をかけてしまって慌てたのですが、意外と平気で
こんなところにも進歩を感じました。

まだ、術後3か月弱。まだまだ道のりは長いです。


(つづく)


タグ:骨折 珍事
nice!(5)  コメント(4) 
共通テーマ:健康

骨と闘う2022~リハビリ(5~7週目)編~ [健康・お金]

われながらこの調子で書いていったら完治するまでどのくらいかかるんだろう、
そんな気持ちになってきたのですが気にしないで書いてまいります!

【リハビリ5週目】(月水金の週3回)

月曜日、慌ただしく仕事した後、夕方に終業してリハビリへ。

レゴ先生に手が動くようになってきたことを褒められて満足。(単純です)
嬉しくて思わずその後、遠近両用メガネを作りにいきました。

この頃から横を向いて(といってもケガしていない右側)眠れるようになりましたが、
腕の置き場が定まらず(置き方によっては腕が痛くて眠れない)結局上を向いて寝る、
寝返り打つ、腕が痛くて目が覚める、の繰り返しでした。
(といっても気づけば爆睡していました(^-^;)

水曜日のリハビリもレゴ先生。
いつものように施術前に、顔を洗う、耳を触る、手をできるところまであげる、
両手で見せた後にレゴ先生のマッサージ、その後に再びこれらの動作したところ、
「すしざんまい越えですね!」と褒められました。(笑)
すしざんまい越え.png下手でも全く気にしない性格です
嬉しくなってそのまま浅草の寄席(浅草演芸ホール)に行って、久しぶりに大笑い、
こうやって心身ともに回復していくのかな、なんて思いました。

翌日は近所のスーパーで買い物したのですが、それまで右手でかごを持ち、
最低限の買い物しかしなったのですが(片手で持てる分くらい)、
この日は両手でかごを持つことができました。
小さいことですがこういう嬉しいの積み重ねが大切なのでしょうね。

金曜日のリハビリでは、すしざんまい越えだけでなく、耳まで上げた手を後ろに
回すことができました。進歩を感じられると嬉しいものです。

週末は映画鑑賞に出かけた後に実家。
入院から退院した直後は自分に余裕がなかったのだと思いますが、
何も考えずに見られる映画(コメディ)ばかり観ていたものの、やっとシリアスな
ドラマ系も見られるようになりました。


【リハビリ6週目】 (月水金の週3回)

週末にかなりイラっとする出来事があってモヤっと始まった月曜日。
(リハビリと関係ない話なので書きませんがイラついた後に悲しくなる出来事でした)
嫌な空気を引きずったままレゴ先生のリハビリ。
沈鬱な様子を感じ取ったレゴ先生は気を遣ってくれて殆ど話さず終了しました。
テンション上がったり下がったりのおばちゃん患者(私)に合わせていただいて
なんだか申し訳ない気持ちで反省です。( 一一)

水曜日はリハビリの前に診察。
(もじゃもじゃ先生のいる病院の系列クリニックでリハビリを受けているため
 クリニックでも診察を受けないといけないらしいです)
もじゃもじゃ先生のカルテとリハビリの記録を見て、「順調ですね」というので、
「一般的な方の治り方が分からないのでこれで順調なのかも分からないのですが」
初めての経験(何度も経験したいものではありませんね)で不安だったので
正直に言ってみたら、腕に入っているプレートについて説明してくれました。
IMG_5340.JPG私の写真ではないのですがこのプレートです
普通は両側からプレートで支えるものだそうですが、今回は関節があるので、
片側からプレートを入れて支えるんですよ、グサグサ刺さってる釘のようなもの、
これで支えていますが、うまく支えていて順調に治ってきている、という説明で、
レントゲンを見てもさっぱりわからない私もほほーと思える内容でした。
また、寝ていて腕が痛くなる話もしてみたら、肩甲骨が40度の向きになっているので、
重みで痛くなるのでしょう、肩から肘のあたりまでタオルを敷いて高さを出したら、
少しはよくなりますよと言ってくれました。

優しい先生の診察の後はレゴ先生のリハビリ。
診察で聞いた話をしながらほのぼのとした雰囲気の中(前回の態度を反省)、
肩の可動域を広げるためのマッサージをしてもらいました。

診察で聞いた通り、タオルを厚めに敷いてみたら大分よくなったものの、
それでもやはり痛みはあって夜中に目が覚めたりしましたが、これは少しずつ良化して
いきました。

金曜日のリハビリで、車を運転できるのっていつごろでしょうね、とレゴ先生に聞くと、
もう大丈夫じゃないですか、え、なんでそんな質問を?と聞かれたので、
婆1号が自動車運転免許を更新しないのでペーパードライバー講習を受けて実家の車を
運転してほしいと言われtえいるものの気持ちが全く乗らないので、まだ無理と拒否して
いることを伝えると、レゴ先生、爆笑していました。

週末は、2週間前にもいった銚子に行って銚子電鉄に乗り、
40年以上ぶりに訪れた宗吾霊堂で佐倉惣五郎の人形に手を合わせ実家へ。
IMG_5660.JPGIMG_5662.JPGニューピンクジンジャー号
IMG_5738.JPG古さを感じる人形でしたが行ってよかった


【リハビリ7週目】(月木の週2回)

月曜日のリハビリは代打で武井壮似の先生(20代)でとにかく明るく熱血という感じ。
私の在宅勤務の話を興味深く聞いていました。
テーピングするのが好きな先生らしく、上腕のあたりにテーピングしてもらいましたが、
していないのと比べると肩の固定感が強いというか、痛みが減るような気がしました。

翌日、翌々日はやむを得ず会社に出社。
早朝の電車で全く座ることが出来ず(副都心は遠いです)くたびれて会社に到着、
もう毎日会社に行くことは無理、改めて思った木曜日のリハビリはレゴ先生。

月曜日の武井壮似先生(レゴ先生の隣なので施術の様子が見える)が高校生のリハビリで
ヤル気を出すように褒めて励ましている様子を見て、先生によって違いがあること、
誰がよくて誰がダメということないものの、患者さんとの相性もあるんだろうな、
私はレゴ先生の施術が落ち着くので(毎回テンション高い武井壮似先生だともたない(笑))
いい先生と出会えたなあ、と思いながらリハビリを受けました。
関節を複雑に動かす動作で使う筋肉がまだ回復していないけれど少しずつ回復させて
いきましょうね、と励まされて道のりの長さを感じました。

そう、道のりはまだ長いのです。(まだ術後2ヶ月も経っていない)
リハビリはあくまでも補助的なもの、自分自身が頑張るしかないのだな、
そんな気持ちになりました。

翌金曜日は始発に乗って実家に移動して在宅勤務。
途中、婆1号を近所の病院まで連れていってコロナワクチン接種。
(その後は、一人でいけるから付き添い要らないと言われて付き添っていません)
週末はそのまま実家に泊まったのですが、骨折してから全く会っていない友人に
近々お伊勢参りにいくことを伝えると、
「この程度で済んでありがとうございますってお礼参りしてきたら?」という返事がきて、

この程度って。(V)o¥o(V)

何だか悶々とした気持ちになりました。
確かに命を取られたわけではないので、この程度、なのかもしれませんが、
骨折の激痛から手術してここまでやっと回復してきたところでそうやって言われると、
しかも言ったのが親しい友人だったりすると残念な気持ちになりますね。

まあ、私が転んで骨折しなければこんなイラつくこともなかったのですが(^-^;
今回の骨折は色々と考える機会が多かったなあ、一年経ってこの記事を書きながら
しみじみ感じています。


(やっぱり長く書いてしまいますね。。。 つづきます)




nice!(8)  コメント(10) 
共通テーマ:健康

骨と闘う2022~リハビリ(3~4週目)編~ [健康・お金]

まだリハビリ3週目ですが、どんどん書いてまいります。

【リハビリ3週目】(月水金の週3回)

夜中に痛みで何度か起きるものの痛み自体は少しずつ軽くなっているような感じ、
月曜日のリハビリではレゴ先生の丁寧な施術でかなり上まで手をあげることができて感激。
(腕を上げる=仰向けでレゴ先生が手をもって垂直に上げてくれる)
「三角巾で腕を吊るのもあと少しですね」と言われて前進していることを感じました。

と、久しぶりに酒友から連絡があったので骨折したことを伝えると驚かれ、
「じゃあ、完治したら呑もう」と言われたので、完治って言ったら早くて秋ごろだね、
と答えると更に驚かれました。(更に「お茶碗持てるの?」と聞いてきた(笑))

自分も骨折する前は同じように言っていたと思いますが、完治まで会えないとなると
(実際は今年の6月に完治と言われたのでそれまで会わないのかって(笑))
本当に人との接点が減るもので、そんなに付き合いがない人なら別に構いませんが、
普段から仲良くしている人でもそういう反応の人がいたのは新たな気づきというか、
自分が困った時とか弱った時にその人の違う側面が見えるものだなと思いました。

自分が期待しているほど他人は自分のことを心配するわけもなく、
私も期待し過ぎて勝手にがっかりするようなことが多かったかも、と、
自分自身の心の持ちようについても期待し過ぎを反省しました。

人と会って話がしたい、人の温かさに触れたい、普段よりもそういう気持が強くなるのと
反対に、実際会ってくれる人が本当に限定的(もともと友達少ないですし( 一一))で
在宅勤務が更にそこに追い打ちをかけるような、一番接点のあるのが理学療法士の
レゴ先生と骨折の先輩(婆1号)、という日々がこの後も長く続いた感じです。

この頃、食欲も少しずつ戻って来たので久しぶりに近所のラーメン屋さんに行って
骨折した話をしたところ、
IMG_5400.JPG味玉をサービスしてくれて
IMG_5401.JPG更にチャーシューも(^O^)/
「利き腕じゃなくて在宅勤務でまだよかったかもしれませんけど大変ですよね、
 早く治るといいですね!」
いつも明るいお兄さんですが、人の優しさに触れて思わず目頭熱くなりました。

仕事はオンライン会議(カメラオンの時はちゃんと片手でお化粧しました(笑))と
書類作成が続く毎日でしたが、アームホルダーをつけていてもPC操作は慣れてきた感じ、
水曜日のリハビリはレゴ先生に肩甲骨を優しくほぐしてもらっていたら半ボケ状態の
心地よさで終了。

金曜日のリハビリは、土砂降りの中を移動したので服も靴もびしょびしょ状態、
で、代打の先生(スポーツ刈り)、非常に明るい先生で(いつも大きな声が院内に響く)
おニャン子クラブみたいに手の先を肩につけるのをやって、お、できますね!と褒められ、
その後、首から腕回り、肩甲骨のコリをほぐしてもらい、気持ちよくて寝ていました。
起きてからは、座って膝に両手を置いてそのまま前にかがみながら手を伸ばす、
立って手をだらんとしながら腰の辺りをパンパン叩くといった動作の練習。
ちょっとずつ肩周りを動かしながら腕を動かせるようになってきたのを感じました。
この日、アームホルダーを外していいですよ、と言われたのですが、怖かったので、
その後も外出時にはアームホルダーをつけて移動しました。

週末は久しぶりに実家に帰りましたが、ベッドにシーツを敷いてくれる?と婆1号に頼まれ、
「いや、骨折していてまだ手を動かせないんだけど」とアームホルダー姿を見せると、
「あ、そっか、うつぼ、骨折していたんだよね、あははは」笑っていました。(笑)

婆1号の誕生日が近い頃だったので、かえってきてた兄と3人で
IMG_5405.JPGIMG_5404.JPGケーキと日本酒でお祝い
ただし、日本酒はこの1杯でやめておきました。
まだそんなに呑みたいという気持でもなかったので、そんな時もあるんだな、と
思いながらちびちびいただきましたが、お酒は健康のバロメーターだなあ、と
こんなところでも感じました。


【リハビリ4週目】(月金の週2回)

同僚の陰湿なメールに振り回された月曜日、リハビリはレゴ先生。
アームホルダー、とれてよかったですね、と言ってもらった後、
いつものように肩甲骨周りなどをほぐしてもらい、
「お茶碗くらいならもってもいいですよ」と言われて、早速自宅でお茶碗をもって
(激痛ではないけれどいまいち力が入りづらくてゆらゆらした感じ)
着実に前進しているのを感じました。

翌日の火曜日はもじゃもじゃ先生の診察があったのでGoogleマップ先生で
調べて初めて病院まで歩いてみました。1時間弱。
レントゲンの後、もじゃもじゃ先生に「リハビリどうですか?」と聞かれて、
「レゴ先生のお陰で前進しています。お茶碗持っていいって言われました」というと
「上腕に入れたプレートがついてきているから頑張りましょうね、
 じゃあ、親指を後ろに回して背骨につけられるか見せてください」
笑いながら難しそうなことを言ってきたもじゃもじゃ先生。
背中.png下手な絵ですみませんのぉ
右手が背中の真ん中くらいまで親指をあげられるのに対して、
左手は背中の方に腕を回すのが精一杯、おまけにちょっと痛かったりして、
「せんせい、、、ここが限界です。。。」と答えると、
「いやいや、順調ですよ、この調子、頑張りましょう!」励ましてくれました。

そして、私にとって大事な質問をしてみました。
「先生、お酒は飲んでもいいんでしょうか?」って。
「暴れない程度なら呑んでもいいですよ、お酒ってカルシウム形成阻害要因だから
 転んで臓器にも負担かけてるからね」、先生、満面の笑みで答えてくれました。

このやりとりで3分くらい。診察時間が短いというのは重篤でないということ、
快復に向かっているのだと思いながら病院を後にしました。

その翌日は出社。
早朝の電車に乗って(怖いのでアームホルダーをつけていきましたが当然座れない)
会社に行くと、いつも近くに座っているおじさんが「うつぼさん、リハビリ進んでる?」
と聞いてくれたので、アームホルダーがとれたこと、手がすしざんまい社長くらいまで
あげられるようになっといいながら見せたら拍手してくれました。
すしざんまい.png下手だけどなんか描いてみたかった
帰りに久しぶりに以前よく通っていた小料理屋さんに行って軽く呑み、
翌日は在宅勤務、そして金曜日はレゴ先生のリハビリ。

「もじゃもじゃ先生のカルテに順調と書いてあってよかったですね」と言って後、
顔を洗う、耳を触る、手をできるだけ上げる、両手でやってみてください、と
私の進捗状況を確認した後にマッサージ。
理学療法士の先生は褒め上手ですね、という話をしたら照れられてしまったのですが、
半世紀以上生きてきて、更に社会人になってから褒めれることがなかったので、
うつぼさんはいつもリラックスして変に力が入っていなくていいですね、
だんだん手が上がるようになってきましたね、などなどとにかく否定しない姿勢に
リハビリって当然理学療法士の技量も大事だけれど心理的に患者がリラックスしたり
自信を持てるようにすることも心掛けてくれていて有難い気持ちになりました。
この日は、理学療法士というお仕事について色々お話しましたが、婆1号の骨折で
知りましたが、自分も骨折して理学療法士のお仕事の一端を見ることができました。
また、「すしざんまい」の話をしたらレゴ先生、受けていました。(笑)

すしざんまいまで出来るようになったのだから、この先の目標は左手を上まで上げて
バンザイできるようになることだとこの頃思うようになりました。
アームホルダーを外しても手をぶらんと下げられず、吊っていた時のような恰好に
なってしまうのと、寝るときに左肩を下にできないという不便さはありますが、
少しずつ前に進んでいるのは実感できたので自信がついてきました。

この週の週末は銚子電鉄に乗った後、実家に帰ってのんびり、
翌週に続きます。


(結局長くなっちゃったので、つづきます)



nice!(7)  コメント(6) 
共通テーマ:健康

骨と闘う2022~リハビリ(1~2週目)編~ [健康・お金]

ずいぶん長々書いておりましたが、ここからリハビリ(と時々診察)記事です。
序盤は細かく書いていますが、時間が経つにつれさっぱりしていきますので
よろしければ気長に読んでやってください。<m(__)m>

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

転んでから12日目に手術して、その翌々日に退院、その翌日から職場復帰です。
(といっても在宅勤務なので満員電車に乗らずに済みました(^-^;)
退院後からリハビリ卒業まで10か月(実質9ヵ月)と長丁場になりましたが、
備忘録として記しておこうと思います。

【リハビリ1週目】(月水金の週3回)

月曜日。
痛み止めと自宅に戻ってきてほっとしたからなのか思っていたより眠れた、
とはいえ、朝5時に腕の痛みで起床。
術後3週間は腕を動かさず固定して下さいと言われたのでアームホルダーを装着し、
朝7時半から在宅勤務を開始して、ご迷惑をおかけしましたと上司、同僚にメールすると、
私の業務の大半がシワ寄せされた同僚も、2年前に上腕を骨折した上司も、
無理せず大事にしてください、と一見心配しているように書いてきたものの、
復帰したんだからちゃんと仕事しろ、と言いたげな雰囲気が漂う返信でした。(:_;)

確かに一年で一番繁忙期に入院して迷惑をかけたのは私で申し訳なく思いながら
夕方まで仕事して、業後はリハビリを行うクリニックに向かいました。
最初はクリニックの担当医の診察で、レントゲンを見てきれいにプレート入ってますね!
さすが○○(⇐もじゃもじゃ)先生です!手をグーパーして浮腫まないように気を付けて
くださいね、と言って2分くらいで診察終了。

続くリハビリの担当(理学療法士)はレゴでよく見かける子供の人形にそっくりで
その後、リハビリの度に心の中で「レゴ先生」と呼んでいる自分がおりました。(笑)
アームホルダーを外して横になって肩甲骨周りを含めてほぐしてもらうと
日中同じ姿勢(腕を固定)でいるせいかほぐれて気持ち良く寝落ちしそうになりました。
もじゃもじゃ先生に言われたとおり保冷剤で傷口を冷やしていたことを褒められて(嬉)
最初からこれだけ動くのはいいですよと褒められて悪い気はしませんでした。(^-^)
最初からリハビリを気持ちいいと感じる人は少数で、痛いから触らないで、という人が
圧倒的に多いそうですが、私の場合、痛いけれど気持ちいいという複雑な感覚で
退院後のリハビリ1回目を終えました。
婆1号に報告すると、「お互いリハビリ頑張ろうね」と励まされ、思わず涙。(:_;)
(婆1号も脊柱管狭窄症で腰が痛いと近所の整形外科に時折リハビリに通っています)

リハビリ2回目の水曜日。
久しぶりにジーパンが履けて感激。(骨折後ウェストがゴムのズボンをはいていた)
とはいえ、左手を使えず、右手だけでジーパンを引き上げるのにかなり時間がかかり、
これはパンツを履く時も同様だったのですが、左手が使える有難みを改めて感じました。
骨折してからはお酒を呑む気にならず(痛み止めを服用中ですし)
食も細くなっていたので体重が減って骨折ダイエットみたいです。(笑)

左腕をアームホルダーで固定しているものの片手タイピングはやはり効率が悪いので、
アームホルダーから指を出して何とか両手でタイピングしながら仕事していると、
そのせいか左肘が浮腫んで熱っぽくなり傷口以外に肘にも保冷剤を当てました。
夕方に終業して電車に乗ってリハビリに行くと(今回はレゴ先生ではなく違う先生)、
左肩あたりの筋肉のこわばりをほぐしてもらったのはよかったのですが、
左肘の腫れについて相談すると、ある程度仕方ないでしょう、左腕を右手で支えるとか、
工夫してみてくださいと淡々とした感じで言われて終了しました。

往復とも電車で行ったのですが、駅には前を見ていない歩きスマホだらけ、
自分の左腕にぶつかってくるんじゃないかという恐怖感いっぱいでしたが、
(アームホルダーをつけていても気づかない人が大半なのかな)
自分がケガをすると日頃気にしていなかった光景に感じることがあるものですね。
ノンアル生活もなんとなく馴染んできましたが、横向きでは寝られないので
左腕の下にバスタオルを畳んで敷いて(痛み&むくみ対策のつもり)就寝。

この翌日の木曜日、主治医(もじゃもじゃ先生)の診察予約も入っていました。
朝一番に病院に行ってレントゲンをとったのですが、入院前の担当者ではなく、
若くて感じいい先生でホッとして、その10分後くらいにもじゃもじゃ先生の診察。
リハビリうまくいってる?と聞きながら傷口に貼ってあった絆創膏を剥がしてくれました。
傷口の上に貼ってある細かいテープは自然に剥がれるから自分で剥がさないでね、
という注意の他、上腕に入れたプレートは最低一年はそのまま入れないといけないけれど、
そのくらい時間をかけないと上腕がきちんと肩につかないから我慢してくださいね、
その後は外しても外さなくてもいいけれど、プレートは外した方が動きは軽くなるから、
(要は外すことを推奨)という説明と1か月半後に診察の予約を入れて終了しました。

20年前の胆石手術の時はぶちぶちと縫った糸を切ってもらいましたが、
今回は抜糸もなく(傷口と内側の筋膜を縫い合わせるときに使った糸は自然に溶けるらしい)
医療の進歩にびっくりです。
IMG_5366.JPG帰宅後に記念撮影。我ながら怖い絵面です。
この頃には入院前から入院中に手の先まで広がっていた内出血も引き始めて
ホラーなのは傷口付近だけ、という感じになりました。

もじゃもじゃ先生との出会いは本当に運がよかったかもしれません。
(たまたま先生が外来担当の曜日に私が紹介状を持って行ったので)
悲壮感漂う私を診察して手術して励ましてくれる先生には本当に感謝です。

診察後、入院時の費用も合わせて支払ったのですが、クレジットカードが使えるので、
期せずしてJALのマイルがたっぷり貯まりました。(笑)
(その後のリハビリ代もJALカードで支払っているのでこつこつマイル貯まってます)


リハビリ3回目の金曜日、朝いつものように朝5時に目が覚めて朝から在宅勤務、
夕方リハビリに行くとレゴ先生が傷口を見て「綺麗に処置されていますね」と一言。
IMG_5366.JPG良く分からないけど、綺麗に処置されているんだ、これ。
こわばっている筋肉をほぐしてもらって寝落ちしそうになると、
後半では、自分で動かせないところまで左腕を角度をつけて動かしてもらって痛気持ちよく、
(角度をつけてといっても大して動くわけではないので本当にちょっぴり)
リハビリ中リラックスしてるのが良いですよと褒めてもらって単純に喜んだのですが、
社会人になってからこんなに褒められるのは初めてかもしれません。(笑)
IMG_5370.JPG1週間がんばったご褒美にティラミス
この頃、呑まない代わりに甘いものを欲する様になっていたのですが、
お酒解禁まであと1か月くらいは我慢かな、と思いながら食べるスイーツは
テンションが上がりました。(^-^)
退院後最初の週末は実家に帰らず(長時間電車に乗って移動するのが怖かった)
自宅でごろごろしながら映画を観て近くを散歩したりまったり過ごしました。
酒友(鎖骨骨折経験者)が退院祝いで呑みましょうと連絡をくれたものの、
東京まで呑みに行く気力もなく、お酒解禁ももうちょっと先かなとやんわりお断り。
この頃、色々な人が連絡をくれたのですが、良くなっている?と聞かれて、
目に見えてぐんぐん回復しているわけないし、と悶々とした気持ちになることもあって、
自分に余裕がない時に顔が見えないコミュニケーションをとる難しさを感じました。


【リハビリ2週目】(月水金の週3回)

月曜日。

痛み止めをやめたせいか、腕を伸ばして寝ていたら痛くなって目が覚めて、
保冷剤で冷やしながら痛み止め(処方された分がなくなっていたので自分で購入)を
飲んだのですが、痛み止めがあるとないとではずいぶん違うんだな、と思いました。
タイピングが多い業務で相変わらず左肘が浮腫みがちの中、夕方リハビリへ。
整形外科へリハビリに来る人が世の中こんなにたくさんいるんだと驚いたのですが
首を牽引している人(牽引中メロディが流れている)、歩行訓練している人、
私も腕が全然上がらないからリハビリに来ているわけですが、他の患者さんたちが
理学療法士の先生と一緒に一生懸命体を動かす様子を見ると私も地道にやらないと
いけないなという気持ちになりました。

この日のリハビリもレゴ先生の予約がとれず違う先生でしたが、スポーツ刈りで
声が大きく、スマイル全開で褒め上手な明るい先生でした。
首の筋肉をほぐしてもらってから手のひらのマッサージで思わず寝落ち、
ハードな中国整体のソフト版という感じなのですが、とにかく心地よいひと時でした。
手を動かす練習では褒められて(レゴ先生より強めに褒めてくれる)、
この調子で頑張りましょうと言われて終了。

この日、入院時の部屋着やタオルの請求書が届いたのでコンビニで振り込みましたが、
部屋着は2日に1回交換、なのに、入院日数分請求される理不尽さを感じつつ、
でも、血まみれシーツの交換代を追加で請求されていないので仕方ないか、
という気持ちになりました。
昔は入院というとあれこれ準備しないといけなかったのが、下着くらいの準備で
あとは借りたり購入出来たりするのは便利ですね。

この翌日、在宅勤務ではできない用事があって副都心にある会社に出社しました。
アームホルダーを装着して、PCの入ったカバンを右肩にかけて早朝に自宅を出発。
きちんと治るまで無理しないで、と言った上司の指示での仕事で出社したので、
発言が矛盾しているのでは?という気持だったのですが、
朝の通勤電車、アームホルダーを着けてるくらいでは誰も気づかない?らしく、
大手町あたりでやっと座れた、と思ったらその数駅先で乗り換えなので下車、
片腕を吊っているのでバランスが悪く、混雑する車内で揺れてぶつかられそうになると
ぴくッと身構えてしまい(あまり緊張すると骨折したあたりの筋肉がものすごく痛い)
緊張しっぱなしで会社最寄り駅に着いた頃には憔悴状態でした。

自宅から1時間半、やっと会社に着くと(会社遠い)さすがに社内ではアームホルダーに
気づいた人たちが心配してくれて人の優しさに触れてジワリました。。(:_;)
社長にも会えたので入院時のお見舞いメッセージのお礼を伝えると
「リハビリしないとちゃんと治らないから地道に頑張ってね」
と、過去に肩を骨折してリハビリを途中でやめてしまい腕が中途半端にしか上がらない
自らの経験を話してくれました。骨折経験者の話を聞くとリハビリは真面目にやらないと
いけないなという気持に改めてなりますね。
仕事を終えて早めに会社を出たのが奏功し、帰りはなんとか電車で座れましたが
在宅勤務に慣れきっていたので電車通勤の緊張でその日は早寝爆睡でした。

翌日の水曜日はリハビリ。
武井壮似の若い先生で(何かする度に「ヨイショ!」というのが口癖)、
肩をほぐしてもらいながら、腕を伸ばして寝ていると痛くて目が覚めると話すと 
骨折した後の肩や上腕の強張りはある程度仕方ないんですよね、左肩の下にタオルを
敷くと痛みが和らぎますからやってみてくださいとアドバイスをもらいました。
(既にそれはやっていてそれでも痛いんです、とは言えなかった)
その後、腕を50度くらいの角度まで上げてもらい(この頃自分では動かせない)、
腕、結構上がりますね!と褒められました。
自分で上げたわけではないのですが褒められる、でも悪い気はしません。(笑)

IMG_5364.JPG手術前に点滴失敗されたその後
アンケートとかあったらあのナースたちのことを絶対書こうと思っていたのですが
そういう話もなかったので怒りのぶつけどころがなく、退院後にどんどん広がっていった
内出血を見ては(肩と違う意味で痛かった)その時の様子を思い出しました。
結局この内出血がきれいに消えたのはこの2週間後くらいですが、
こうやって記事を書いていると思い出が更新されていきます。(笑)

リハビリ後、左肩の下にタオルを厚めに敷いて寝たのですが、やはり痛くて夜中目が覚め、
市販の痛み止めをのんだら朝までぐっすり眠れました。
痛みが続くと先が見えないような気がして精神的に凹みがちになるもので、
本当に痛い時は薬に頼る方がいいと思いつつ、この痛みがなくなるようにリハビリを
続けないといけないんだろうな、と、この週3回目のリハビリにいきました。

前回と同じ武井壮似の先生で予約時刻を15分過ぎても呼ばれないので受付で聞いてみると
リハビリ内容によって遅れることもありますからと言われて待ちましたが、
結局予約時刻を20分過ぎてから、なぜかレゴ先生に呼ばれて20分間のリハビリ。
背中と肩をほぐしてもらってから肩を動かして角度をつけて腕を上げてもらいました。

この週末、けーすけ兄の上京に合わせてsnotira姐と3人でご飯。
IMG_5371.JPG赤坂のanikoさん
会社以外では初めての東京。
お店に行く前、けーすけ兄と一緒にメトロポリタン美術館展を楽しみましたが、
アームホルダーで腕を吊りながらぶつかるんじゃないかとドキドキしつつ、
芸術に美味しいお料理に楽しい会話で盛り上がりました。
痛いと後ろ向きになりがちだけれど前向きにならないとね、と2人に言われ、
3人でお伊勢参り行く、という先々の目標が出来たこと、ちゃんと旅に行けるように、
それに向かってリハビリを頑張っていこうという気持ちになりました。

この翌日、片道1時間半かけて実家に帰り、婆1号に入院中のお礼を伝え、
IMG_5398.JPG2人でモーニング
当時はまだ婆1号が運転免許を持っていたので運転してもらい、
高校時代から通っている美容院で伸び伸びの髪の毛をカットしてもらいさっぱり。
取敢えず退院したことでホッとしている婆1号の表情に心配と迷惑をかけたことを
申し訳なく思いました。

まだ2週目なのですが、長くなってきたので続きます。

(つづく)


タグ:骨折
nice!(9)  コメント(4) 
共通テーマ:健康