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骨と闘う2022~リハビリ(13~18週)編~ [健康・お金]

リハビリ卒業まであと30週以上ありますが終盤は特筆することもなくなっていくので、
なるべく手短に書いていこうと思います!


【リハビリ13週目】(レゴ先生の夏休みで月曜日の週1回)

レゴ先生が夏休みに入る前の月曜日にリハビリ。
この頃、頭を両手で洗えるようになったのですが(それまでは右手だけで洗っていた)
洋服の脱ぎ着(特に首まわり)がうまくできず、以前はどうやって脱ぎ喜していたのか
昔のことを思い出せないんです、とレゴ先生に話したところ、
「健康な時のことって意外と覚えていないものですよね、色々試してみたら思い出すと
 思いますから頑張ってくださいね。
 頭を両手で洗えるようになったのは進歩ですね、頭を洗うのとバンザイは同じ筋肉を
 使うのでバンザイも早くできるようになると思いますよ」とレゴ先生。
自分の体なので自分の体に聞いてみる、相談してみることが大事なのでしょうね。

昨年の伊勢参りでsnorita姐とけーすけ兄に勧められて始めたピクミンブルームのお陰で
お散歩する機会が増えたのですが、この頃からピクミンたちと花を植えながら病院まで
往復歩くようになりました。(往復すると大体5000歩くらい)
また、意識的に右手でやっていたことを左手でやってみるようにしたり、
テーブルに手をついたり(体重はかけられませんが)、左肩にカバンをかけてみたり、
色々考えてやってみるようになりましたが、軽いカバンでも30分くらいで肩が痛くなり
進歩しているとはいえやはり道のりは長いんだなあ、と改めて感じました。
(この時期も時折患部が痛んで市販の痛み止めを服用することがありました)

この週、新卒で入った会社で最初の上司だったおじさん(競馬仲間)の訃報が入り、
週末にお通夜に参列したのですが、早くいくと昔の勤め先の人に会いそうなので、
少々ずらしていくつもりで支度していると、喪服(ワンピース)のファスナーを
上手に上げられず、そうだった、まだ左手の親指、後ろに回しても腰のあたりにしか
届かなかったんだ、、、
背中2.pngファスナーあげるの、すごく大変なんですよ。(笑)
右手だけで大汗をかきながらなんとかファスナーをあげて斎場に行くと、
参列者ゼロ(お通夜が始まって50分経過していたころ)で、元上司のお顔を見ること、
奥様やご家族の皆さんともお話することが出来ました。災い転じて福をなす、です。
コロナ禍でも会社関係の参列を受け容れてくれたご家族の方々には感謝しました。
(お清めがなかったので会いたくない人にも会わずに済みました。(^-^;)
元上司も私がファスナーと格闘したことを棺の中で笑っていたかもしれない、
ある意味、私の骨折がこんなところでもネタになっていたような気分でした。(笑)

翌日(日曜日)はペーパードライバー教習1回目。
記事に書いた通りションボリする結果となりました。
(骨折ではなく己の運転技術(下手)がションボリ理由です)


【リハビリ14週目】(火金の週2回)

連日35度越えが続くような夏の火曜日、熱風吹く中、病院まで歩いてレゴ先生のリハビリ。
前回から間が空いたせいか筋肉が固まっている感じで丁寧にほぐしてもらいました。

金曜日のリハビリもレゴ先生。
前へならえ(懐)が少しだけできるようになりました。

土曜日、日曜日はペーパードライバー教習2回目と3回目。
IMG_6848.JPG自動車後方にこれをつけて運転しました
違う先生だったのもあって(2人とも褒め上手)ションボリすることなく
自信がちょっとだけつきました。


【リハビリ15週目】(レゴ先生の都合で水のみ週1回)

水曜日、リハビリを受けているクリニックでの診察。
前回と同じく「順調ですね!」と言われて2ヶ月先に診察の予約を入れました。
もじゃもじゃ先生が書いた診断書には「リハビリ4,5か月」とありますが、
次の診察がリハビリ6か月目、となるともっとかかるかもしれないな、、
想定していたより長丁場になりそうだということを実感しました。
その後レゴ先生のリハビリ。
ペーパードライバー教習の話をしたらレゴ先生が笑ってくれて
人とのコミュニケーションも回復には大事なのかもしれない
(在宅勤務で人との会話が希薄なので尚更)と思いました。

金曜日もリハビリ予定だったのですが、朝、病院から電話あり、
レゴ先生のお子さんが体調不良でリハビリはキャンセルさせてほしいとのこと、
レゴ先生、濃厚接触者になってしまったのかもしれない、と思いながらこの日は都内に
出かけて友人と呑み会。やはり会話があるとお酒は更に美味しいです。(^-^)


【リハビリ16週目】(レゴ先生の都合でリハビリなし)

前の週と同じ理由でリハビリはキャンセル。
この頃、傷口がズキズキと痛い&痒くなり、時々マッサージしていたのですが、
今思うと傷口が治ってきている過程だったようで、痒みが酷い中、久しぶりに出社、
重いものは左で背負えないのが不便ながらたまに行く会社では会話がそこそこあって
ちょっとしたメリハリがつきました。


【リハビリ17週目】(レゴ先生の都合で金曜日の週1回のみ)

月曜日の予約はレゴ先生お休みでキャンセル。
金曜日、レゴ先生戻ってくるかな、と思いながら病院に行くと代打の先生でした。
レゴ先生の施術記録を観て「随分難しいことやってるなあ」といいながら動作チェック、
おぉ、ずいぶん色々できるじゃないですか!と誉めてくれたのですが、
術後4ヶ月目後半ですからそのくらいできないと自分が切ないです。(笑) 
鎖骨まわりの筋肉をほぐしてもらった後、肘をついて前後左右、上下に動かす練習、
自主練も頑張らないと早く卒業できないな、という気持になりました。


【リハビリ18週目】(月のみ週1回)

レゴ先生やっと復帰でホッとした月曜日。
お子さんが感染し、家庭内別居状態で過ごして陰性だったので復帰できたとのこと。
キャンセルや代打の先生はやはりどこか寂しいのでレゴ先生のリハビリは嬉しいです。
この日は、肩回りをひねる動きを少しだけやってみましたが痛みなくかなり動いて
人間の体の不思議を感じました。
手術したときの「肉芽(にくげ)」もそうですが、損傷してもそれを修復しようと
働く力が人間にはあるのかな、もちろん全て自力で治すことは無理ですが、
この頃は既に9月(手術したのは5月)、本当は京都に行こうと思っていたのを
この週の後半から沖縄旅行に変更してそれで自信がつけば10月に京都に行けるかな、
少しずつでも前進していることを感じることができました。
(とはいえ、左腕の下にタオル敷かないと落ち着かないのと、朝起きると腕の付け根が
 重たい感じが続いていたので、これがなくなれば本格的な回復なのでしょうね)

リハビリは週1回でしたが水曜日はもじゃもじゃ先生の診察。
レントゲンの後予約時間を1時間くらい経過したころにやっと呼ばれて診察。
「うつぼさん、リハビリ順調ですか?」笑顔で聞くもじゃもじゃ先生。
「先生、背中に手を回して親指がつけられるようになりました!」
背中3.pngなんとなくこんな雰囲気(実際はもうちょっと低位置)
「おぉ、色々できるようになったねえ、じゃあ、親指がどこまで上がるか見せて!」
と言われて左右の親指をつけながら上に上げようとすると、右手は上がるものの、
上がらない左手(置いてきぼり)、現実はまだこんなもんです( ノД`)シクシク…。
「順調だからもうちょっと頑張りましょう」というもじゃもじゃ先生に
「診断書にリハビリ4,5ヵ月と書いてありましたがあとどのくらい必要でしょうか」
と左手がまだ後背では上がらないくせに思わず聞いてしまいました。
「ここまででいいやっていうなら止めてもいいけれど本当にちゃんと治したいなら
 もう少し頑張りましょうよ」と答えるじゃもじゃ先生の表情が非常に厳しく、
「全然ここまででいいとは思っていませんしちゃんと治したいので頑張ります」と
焦って答えた私に「じゃ、頑張ってね!」とスマイルで答えてくれました。

今年の骨折でお世話になっている理学療法士の先生にこのやりとりについて話したら、
診断書に書く最長が150日なのでそういう書き方になったのではないかという説明で
それより長くかかるものでも4,5か月と書くみたいだということを最近知りました。
今回の理学療法士の方もなかなか面白いキャラクターでリハビリの度に色々お話を
させてもらいますが昨年の疑問が今年解けるというのも不思議なものです。

結局この2ヶ月後(11月)にも診察の予定が入り先が長いことを改めて感じました。

この翌日は年に一度の健康診断日。
骨折した後に食が若干減りお酒もかなり減っていたので体重も減っていました。(笑)
相変わらずの採血しづらい血管で手首から採血し、胸部超音波では左腕を頭まで上げて
と言われてあげることが出来ず「左上腕、骨折して今術後4か月くらいで」と説明すると、
検査技師の人も「あらそうでしたか、痛いのにごめんなさい」と気の毒がってくれて
半分くらい上げたところで妥協してもらいました。(検査しづらさそうで申し訳なかった)
胃カメラでは鼻からずるずる入るカメラの気持ち悪さにえづきそうになりましたが、
なんとか今回も滞りなく検査終了。

翌日はお休みをいただいて30年ぶりの沖縄旅行
夕方の飛行機なのに朝から羽田空港に行って足つぼマッサージなどを楽しんで
(恐らく羽田に6時間くらい滞在していた(笑))
沖縄に行きましたが、旅は楽しかったものの、まだまだ左腕を使って何かやるとき、
出来ない動作が多いということをしみじみ感じました。
鏡を見ながら両手をあげると右手のようには左手をあげられず、
ばんざい2.png左手をうまく上げられない現実
工夫すれば出来る動作も増えてきたもののもうちょっと左右がそろったくらいに
手をあげられるようにしたいと思いました。

あとどのくらいリハビリ続くのかなあ。
そんなどんよりな気持ちになったのですが、自分がヤル気を出さないといけないので
くさらずこつこつやっていこうという心持ちです。


(相変わらずだらだら書いていまいました。つづきます)


タグ:骨折
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溺愛猫的女人

沖縄旅行いいですね。私も泡盛を浴びにまた行きたいです。
by 溺愛猫的女人 (2023-08-16 13:18) 

夏炉冬扇

リハビリのご様子、よく分かります。
つぼマッサージ、やってもらいたいなぁ。
by 夏炉冬扇 (2023-08-16 18:22) 

うつぼ

溺愛猫的女人さん、おはようございます。
泡盛を浴びるほど、、私より呑兵衛さんですね!(^O^)/
by うつぼ (2023-08-17 08:02) 

うつぼ

夏炉冬扇さん、おはようございます。
足つぼマッサージ、たまに受けにいくのですが、足裏にたまっている
老廃物(ごりごりする)を痛みを我慢しながら流してもらうと
浮腫みが少なくなってすっきりします。
夏炉冬扇さんにも一度体験していただきたいです。(^-^)
by うつぼ (2023-08-17 08:04) 

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