骨と闘う2022~術後から退院するまで編③~ [健康・お金]
痛みもあってなかなか眠れぬまま迎えた術後2日目の朝、
あと1日ちょっとで退院という嬉しさがあるものの寝不足気味です。(=_=)起床タイムになって物凄い眠気が襲ってきたのですが、
看護師さんがやってくるので二度寝も出来ず、
歯磨き後、氷をもらってきて患部を冷やしながら
ドライシャンプー(シャワー浴びられないので)で頭さっぱり。
友人数人から様子をうかがうLINEやメールが届いたのですが、
タイピングする気力もなく(痛くて長時間スマホを操作できない)
「痛みはありますが大丈夫です」程度の返事を返すのみでした。
朝ごはん
久しぶりに食べた鮭のふりかけが美味しくて(ウィンナーにケチャップも久しぶり)
ありがたく完食しましたが、牛乳を飲むとテキメンにお腹にきくので快腸でした。
(というか牛乳をのまなくてもいつも快腸な私です)
PCで新聞を読んだりYouTubeを観たりしながら過ごしていると、9時過ぎに回診。
毎日違う先生が担当されるのですが、この日の先生は消毒の仕方(拭き方)が結構強めで
泣くほどではないものの痛くて小声で唸ってしまいました。
前日より小さい絆創膏を貼って、退院後の診察(もじゃもじゃ先生)までこのままで
過ごせます、防水だからシャワーも大丈夫ですが、直にシャワーを当てると絆創膏が
剥がれやすくなるので気を付けて、と言われて回診終了。
回診後、看護師さんに背中を拭いてもらって着替えてさっぱりしたら、
午前中はリハビリのみだったのでごろごろ映画を観ながらのんびりしました。
と、Kさんが、「うつぼさんはお仕事してるの?」とカーテン越しに聞いてきて、
「いえいえ、パソコンで映画とかYouTube観てたんです」と答えて、
そのまま3人の井戸端会議になりました。(笑)
腱板損傷のお二人、各々のこれまでの経緯についてお話を聞きました。
Kさんは転んだ後(腱が切れているのに)激痛ではないから大したことがないと思って
近所の整骨院に通ったものの一向に良くならず、次第に手が上がらなくなって、
やっとここ(入院している整形外科)にきて手術が必要と言われ。
入院して翌日は手術、というところで同室にコロナ陽性患者が発生し一旦退院、
その3か月後に仕切り直しで再度入院しやっと手術を受けたら、術後2日は激痛で
本当にびっくりしちゃったわねぇ、と語っていました。
Aさんも原付を運転中に転倒して肩を打った、と思う程度だったのが手が上がらず、
おかしいなと思って診察してもらって腱板損傷と言われて入院、手術したそうです。
うつぼさんはどうだった?と聞かれて、骨折した翌日くらいから激痛だったものの
骨折と思わず、近所の整形外科で折れちゃってるねと言われて紹介状をもらって
ここにきて10日くらいで入院できたからラッキーでした、と話したら、
お互い早く退院してリハビリがんばらないとね、やっぱり入院っていやよね、
境遇が同じ人たちが集まると励まし合えるのがいいな、と思いました。お昼ごはん
鶏むね肉の味噌漬けが美味しくて(パサパサしていなかった)完食。
久しぶりに食べた海苔佃煮でご飯もりもりでした。
食後ぼんやりしていたら理学療法士のKS先生がやってきてリハビリ室へ移動し、
この日も背中から肩のあたりを優しくほぐしてもらいながら、今後の予定について
説明を受けました。
退院して3週間くらい経てばでアームホルダーが外せるようになるものの、
それまでは肩を動かせないこと、でも、アームホルダーがとれたら今度は頑張って
肩を動かす練習をしないときちんと治らないこと、と言われたので、
10月ごろに夏休みをとって旅行したいんですが、と言うと、
その頃にはスーツケースもって旅行に行けるから大丈夫ですよ、旅行に行けるように
リハビリがんばりましょうね、と励ましてもらいました。
診察で入院、手術と言われた時と同じで、先が見えてくると明るい気持ちになれますね。
先に目標を設定しておくとそれに向けて頑張ろうという気になれるというか、
10月の旅行の手前にも、1週間、2週間先に外出などの予定を入れておけばそれに向けて
頑張ろうという気になれるだろうな、とKS先生との会話でもヤル気が出てきました。
理学療法士の先生って、全体的に若い人が多い印象だったのですが、KS先生もお父さんが
私と同い年(笑)、それでこんなにしっかりしているなんてさすが国家資格、と思いながら、
前日に骨粗しょう症診断にやってきた骨粗しょう症ナースの話をしたら、
ああ、●●さんのことかなあ、確かにそんな雰囲気ですよね、頷いていました。
先が見えない不安はたくさんありますが、手術が終わって一山越えた気分です。
あとは、自分が頑張るしかないんだなあと改めて思いました。
(つづく)