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骨と闘う2022~転んで骨折しちゃった編②~ [健康・お金]

(お知らせ)
昨日から書き始めた昨年の骨折の話ですが、長丁場になります。
おそらく、8月下旬手前くらいまで書き続けますので( ゚Д゚)、
「うわー、ずーっと骨折のこと書いてるー」と思わず適当に読んでやってください。

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近所の整形外科から紹介された大きな病院で問診、レントゲンの後、
診察室に呼ばれて(病院に着いてから3時間半後)、診察室に入って座った途端、

「うつぼさん、これは手術ですね。」


開口一番、手術と言われました。


ですよねー。(^^;


ぐしゃっと折れているなら手術だろうと思っていたので驚きはありませんでしたが、
やっぱり入院して手術しないといけないんだな、同じ部署の人たちに迷惑をかけて
しまうことに申し訳なさを感じました。
左上腕近位端骨折(ひだりじょうわんきんいたんこっせつ)という診断ですが、
己のレントゲン(立体的でびっくり)で、肩についている上腕が従来丸いはずなのに
ぐしゃっとつぶれているのを見てそりゃ痛い訳だ、と納得しました。
IMG_5340.JPG
右のレントゲン画像は術後のイメージで、プレートを入れて固定すると言われました。
(私ではない他の人(同じ病名)の術後のレントゲン写真です)
骨折した上腕がずれていて(あるべき位置から下がっている)摩擦する度に痛いでしょ、
早く手術した方がいいから予約しましょうね、と、私の都合を聞くことなく、
もじゃもじゃ先生と手術室のスケジュールで調整できそうなところを探して、
他の先生に電話して、人工関節手術、私も手伝うからその後手術室を使いたいんだけど、
と交渉してスケジュール表に私の手術をねじ込んでいました。
手術は診察日から11日後(前日に入院)、超多忙な時期で申し訳なさを感じつつ、
この日を逃すと次はその2週間後と言われて、そんな長い間、こんなに痛いのは
我慢できないし(:_;)と思って先生の提示する日程で了承しました。

もじゃもじゃ先生には、自宅待機中は指をぐーぱーぐーぱー動かしてくださいね、
やらないと手が浮腫んで一生治らなくなっちゃいますからねと言われたのですが、
元々結構浮腫んでいて(飲みすぎ)、これ以上浮腫むのはいやだし、
治らないと言われたら尚更いやだし、己の転倒が発端とはいえ骨折したことが原因で
色々大変であることを感じました。

他になにかある?と聞かれたので、三角巾と痛み止めをお願いしますと言って、
その場で三角巾(給食当番で頭にかぶって以来の三角巾体験)で腕を固定してもらい、
痛み止めは処方箋だしますね、と言われて診察室を出たのですが、
この後、入院に向けて更にやることが山盛り。。。

処置室で身長体重測定(思っていたほど体重は減っていなくて残念)、
カップをもらって洗手間で検尿(水分をあまり摂ってなかったから凄い色だった)、
隣の入院棟に移動してCT(ビーズ付きでもOKでした)、そして再びレントゲン。
またあの感じ悪いおじさんで。( 一一) 
向こうもまたお前か、という表情で「洋服とるの手伝ってあげて」と言うとやってきた
のは先ほどの看護師さん。
「痛いのに何度もごめんなさいね」とタンクトップを脱がしてもらい、
なんとかレントゲン検査も無事終了しました。

その後、検査室で優しそうなおじいちゃん先生による諸々検査。
最初に指先にクリップ状の検査器をつけて酸素飽和度を測ると99
2桁表示で100が出ないから99は一番いい数値なんですよと、褒められ(嬉しい)、
血圧もいいですねぇ、え、お薬のんでるの?黙っていれば褒めたのにねぇ、と
和やかな空気の中(レントゲン室と真逆)、肺活量と心電図が終わり、
私も昔は40年前に骨を折ったんですよ(スポーツマンだったらしい)と
先生の話を聞いて終了。

これで終わりかと思ったら、違う部屋で採血(相変わらずとりづらいので手の甲で)、
その後、入院説明。

特別室でも差額3万円程度なのでそんなに高くないと思いますが、
もちろん差額ベッド代のかからない4人部屋をお願いしました。
入院時に必要なものを聞いて購入するものの希望を伝えて入院説明終了。
(入院2日前にPCR検査にきてくださいと言われました)

やっとお会計が済んだのが病院に着いて5時間半後。
近くの調剤薬局で痛み止めをもらってタクシーGOで呼んだタクシーで帰宅して、
所属している部署の方々とTeamsで今後のスケジュールと業務分担について確認し
(私の業務の大半を引き取る同僚がイライラしていて申し訳なかった)
婆1号に電話して説明すると、怒られるかなと思っていたら予想外の反応でした。


「折れちゃったものは仕方ないし、
  泣いたからって治るわけじゃないから、

   早く手術してしっかりリハビリやらないとね」


(:_;)(:_;)(:_;)



こういうときに母の言葉はとても重くて温かくてありがたいものですね。
翌日、実家から兄宅まで行く途中にうつぼ宅に寄って保証人のサインするから、
しっかりするのよ、と言われて、再び緊張の糸がぷっつり切れました。(;_:)
三角巾で固定していある分摩擦する回数も減ったので少し落ち着いた感あり、
納豆ご飯を食べて痛み止めをのんで、先の見えない不安が少し取り除かれて
痛みも多少和らいだ中、久しぶりに爆睡できました。

というわけで、入院までの10日間は自宅待機。
再び転ばないように気を付けながら過ごしました。


(つづく)





タグ:珍事 骨折
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夏炉冬扇

お母さま、エライ!
by 夏炉冬扇 (2023-08-01 08:38) 

溺愛猫的女人

出来たお母さまですね。手術まで自宅待機ってそれは辛い・・・( ̄▽ ̄;)
by 溺愛猫的女人 (2023-08-01 13:20) 

うつぼ

夏炉冬扇さん、おはようございます。
うつぼ母、結構肝がすわっているのでこういう発言が多いです。
今回は骨折経験者としての言葉でもあったと思いますが、心強かったです。
by うつぼ (2023-08-02 07:16) 

うつぼ

溺愛猫的女人さん、おはようございます。
母のお陰で弱っていた私も励まされました。
整形外科って本当に患者さんに溢れているんですね。
自宅待機は辛かったものの手術日が決まっただけでもホッとしました。
by うつぼ (2023-08-02 07:17) 

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