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骨と闘う2022~リハビリ(3~4週目)編~ [健康・お金]

まだリハビリ3週目ですが、どんどん書いてまいります。

【リハビリ3週目】(月水金の週3回)

夜中に痛みで何度か起きるものの痛み自体は少しずつ軽くなっているような感じ、
月曜日のリハビリではレゴ先生の丁寧な施術でかなり上まで手をあげることができて感激。
(腕を上げる=仰向けでレゴ先生が手をもって垂直に上げてくれる)
「三角巾で腕を吊るのもあと少しですね」と言われて前進していることを感じました。

と、久しぶりに酒友から連絡があったので骨折したことを伝えると驚かれ、
「じゃあ、完治したら呑もう」と言われたので、完治って言ったら早くて秋ごろだね、
と答えると更に驚かれました。(更に「お茶碗持てるの?」と聞いてきた(笑))

自分も骨折する前は同じように言っていたと思いますが、完治まで会えないとなると
(実際は今年の6月に完治と言われたのでそれまで会わないのかって(笑))
本当に人との接点が減るもので、そんなに付き合いがない人なら別に構いませんが、
普段から仲良くしている人でもそういう反応の人がいたのは新たな気づきというか、
自分が困った時とか弱った時にその人の違う側面が見えるものだなと思いました。

自分が期待しているほど他人は自分のことを心配するわけもなく、
私も期待し過ぎて勝手にがっかりするようなことが多かったかも、と、
自分自身の心の持ちようについても期待し過ぎを反省しました。

人と会って話がしたい、人の温かさに触れたい、普段よりもそういう気持が強くなるのと
反対に、実際会ってくれる人が本当に限定的(もともと友達少ないですし( 一一))で
在宅勤務が更にそこに追い打ちをかけるような、一番接点のあるのが理学療法士の
レゴ先生と骨折の先輩(婆1号)、という日々がこの後も長く続いた感じです。

この頃、食欲も少しずつ戻って来たので久しぶりに近所のラーメン屋さんに行って
骨折した話をしたところ、
IMG_5400.JPG味玉をサービスしてくれて
IMG_5401.JPG更にチャーシューも(^O^)/
「利き腕じゃなくて在宅勤務でまだよかったかもしれませんけど大変ですよね、
 早く治るといいですね!」
いつも明るいお兄さんですが、人の優しさに触れて思わず目頭熱くなりました。

仕事はオンライン会議(カメラオンの時はちゃんと片手でお化粧しました(笑))と
書類作成が続く毎日でしたが、アームホルダーをつけていてもPC操作は慣れてきた感じ、
水曜日のリハビリはレゴ先生に肩甲骨を優しくほぐしてもらっていたら半ボケ状態の
心地よさで終了。

金曜日のリハビリは、土砂降りの中を移動したので服も靴もびしょびしょ状態、
で、代打の先生(スポーツ刈り)、非常に明るい先生で(いつも大きな声が院内に響く)
おニャン子クラブみたいに手の先を肩につけるのをやって、お、できますね!と褒められ、
その後、首から腕回り、肩甲骨のコリをほぐしてもらい、気持ちよくて寝ていました。
起きてからは、座って膝に両手を置いてそのまま前にかがみながら手を伸ばす、
立って手をだらんとしながら腰の辺りをパンパン叩くといった動作の練習。
ちょっとずつ肩周りを動かしながら腕を動かせるようになってきたのを感じました。
この日、アームホルダーを外していいですよ、と言われたのですが、怖かったので、
その後も外出時にはアームホルダーをつけて移動しました。

週末は久しぶりに実家に帰りましたが、ベッドにシーツを敷いてくれる?と婆1号に頼まれ、
「いや、骨折していてまだ手を動かせないんだけど」とアームホルダー姿を見せると、
「あ、そっか、うつぼ、骨折していたんだよね、あははは」笑っていました。(笑)

婆1号の誕生日が近い頃だったので、かえってきてた兄と3人で
IMG_5405.JPGIMG_5404.JPGケーキと日本酒でお祝い
ただし、日本酒はこの1杯でやめておきました。
まだそんなに呑みたいという気持でもなかったので、そんな時もあるんだな、と
思いながらちびちびいただきましたが、お酒は健康のバロメーターだなあ、と
こんなところでも感じました。


【リハビリ4週目】(月金の週2回)

同僚の陰湿なメールに振り回された月曜日、リハビリはレゴ先生。
アームホルダー、とれてよかったですね、と言ってもらった後、
いつものように肩甲骨周りなどをほぐしてもらい、
「お茶碗くらいならもってもいいですよ」と言われて、早速自宅でお茶碗をもって
(激痛ではないけれどいまいち力が入りづらくてゆらゆらした感じ)
着実に前進しているのを感じました。

翌日の火曜日はもじゃもじゃ先生の診察があったのでGoogleマップ先生で
調べて初めて病院まで歩いてみました。1時間弱。
レントゲンの後、もじゃもじゃ先生に「リハビリどうですか?」と聞かれて、
「レゴ先生のお陰で前進しています。お茶碗持っていいって言われました」というと
「上腕に入れたプレートがついてきているから頑張りましょうね、
 じゃあ、親指を後ろに回して背骨につけられるか見せてください」
笑いながら難しそうなことを言ってきたもじゃもじゃ先生。
背中.png下手な絵ですみませんのぉ
右手が背中の真ん中くらいまで親指をあげられるのに対して、
左手は背中の方に腕を回すのが精一杯、おまけにちょっと痛かったりして、
「せんせい、、、ここが限界です。。。」と答えると、
「いやいや、順調ですよ、この調子、頑張りましょう!」励ましてくれました。

そして、私にとって大事な質問をしてみました。
「先生、お酒は飲んでもいいんでしょうか?」って。
「暴れない程度なら呑んでもいいですよ、お酒ってカルシウム形成阻害要因だから
 転んで臓器にも負担かけてるからね」、先生、満面の笑みで答えてくれました。

このやりとりで3分くらい。診察時間が短いというのは重篤でないということ、
快復に向かっているのだと思いながら病院を後にしました。

その翌日は出社。
早朝の電車に乗って(怖いのでアームホルダーをつけていきましたが当然座れない)
会社に行くと、いつも近くに座っているおじさんが「うつぼさん、リハビリ進んでる?」
と聞いてくれたので、アームホルダーがとれたこと、手がすしざんまい社長くらいまで
あげられるようになっといいながら見せたら拍手してくれました。
すしざんまい.png下手だけどなんか描いてみたかった
帰りに久しぶりに以前よく通っていた小料理屋さんに行って軽く呑み、
翌日は在宅勤務、そして金曜日はレゴ先生のリハビリ。

「もじゃもじゃ先生のカルテに順調と書いてあってよかったですね」と言って後、
顔を洗う、耳を触る、手をできるだけ上げる、両手でやってみてください、と
私の進捗状況を確認した後にマッサージ。
理学療法士の先生は褒め上手ですね、という話をしたら照れられてしまったのですが、
半世紀以上生きてきて、更に社会人になってから褒めれることがなかったので、
うつぼさんはいつもリラックスして変に力が入っていなくていいですね、
だんだん手が上がるようになってきましたね、などなどとにかく否定しない姿勢に
リハビリって当然理学療法士の技量も大事だけれど心理的に患者がリラックスしたり
自信を持てるようにすることも心掛けてくれていて有難い気持ちになりました。
この日は、理学療法士というお仕事について色々お話しましたが、婆1号の骨折で
知りましたが、自分も骨折して理学療法士のお仕事の一端を見ることができました。
また、「すしざんまい」の話をしたらレゴ先生、受けていました。(笑)

すしざんまいまで出来るようになったのだから、この先の目標は左手を上まで上げて
バンザイできるようになることだとこの頃思うようになりました。
アームホルダーを外しても手をぶらんと下げられず、吊っていた時のような恰好に
なってしまうのと、寝るときに左肩を下にできないという不便さはありますが、
少しずつ前に進んでいるのは実感できたので自信がついてきました。

この週の週末は銚子電鉄に乗った後、実家に帰ってのんびり、
翌週に続きます。


(結局長くなっちゃったので、つづきます)



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溺愛猫的女人

少しずつでも良くなって行く経過を読ませていただき、我がことのように嬉しくなりました。
by 溺愛猫的女人 (2023-08-13 13:03) 

夏炉冬扇

いいラーメンのお話でした。
1杯でやめた。エライ。
by 夏炉冬扇 (2023-08-13 18:17) 

うつぼ

溺愛猫的女人さん、おはようございます。
この頃は目に見えて進歩が見えていたのですがその後は停滞気味で
気持も落ち込んでいきました。。
テンション下がってしまったのですが、気持ちの持ち方は大事ですね。

by うつぼ (2023-08-14 07:30) 

うつぼ

夏炉冬扇さん、おはようございます。
このラーメン屋さん、コロナ禍で在宅勤務が続いている時も色々お話
して好感度が高い店主さんなのですが、今回も心の支えの1人でした。
お酒1杯、その後、通常モードに戻っています。(笑)
by うつぼ (2023-08-14 07:32) 

lovin

すしざんまい!(笑)わかりやすいです!
by lovin (2023-08-15 17:17) 

うつぼ

lovin姐さん、おはようございます。
自分で手をあげながら思い浮かんだのがあの社長でした。(笑)
例えるにはちょうどいいモデルですね!
by うつぼ (2023-08-16 07:59) 

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