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山形の旅~蕎麦屋で一杯編~ [呑んだり食べたり(日本そば)]

DSCF8764.jpg芋煮会で山形の地酒を呑み、

DSCF8810.jpg東光の酒蔵で試飲し、、、

でも、まだ夕方の5時。。 

という訳で、蕎麦で一杯しようと蕎麦屋「粉名屋小太郎」に参りました。。。

「粉名屋小太郎」
米沢市中央5-3-19 ℡.0238-21-0140

DSCF8816.jpg 既にかなり呑んでますがカンパイはビールで
ちょっとピリッとした蕎麦味噌をチビチビ舐めながらビールをグビ。

DSCF8817.jpg そば前セット
鰊の棒煮、玉子焼き、板わさ 呑兵衛には堪らんオツマミ(^。^)

DSCF8818.jpg 揚げ茄子 ポン酢でいただいて美味

で、
DSCF8819.jpg 酒[黒ハート]
お店のオリジナルのお酒らしいです。
DSCF8822.jpg 作っているのは小嶋総本店
って、さっき行った酒蔵ですな。 こんなところでもお目にかかれるとは思いませんで。。

DSCF8823.jpg 鴨 柔らかくて美味~

DSCF8825.jpg グービグビ(^^)
DSCF8826.jpg 天ぷら盛合せ
DSCF8827.jpg 秋野菜の天ぷら
アケビ(矢印)も天ぷらに変身して登場。。。。

呑みすぎてるしお腹も一杯になってきたので、
DSCF8829.jpg 〆のせいろ蕎麦
お腹イッパイとかいながら細くて香るお蕎麦が美味しくて2枚食べちまいました。(^_^;)

一緒に行った知人達は
DSCF8832.jpg カレー南蛮
DSCF8831.jpg 割子蕎麦を食べてましたがこれも美味しそうだった。。

なんて蕎麦屋で食べて呑んでたら結構いい時間になってしまい、、宴会お開きで宿へ。。。

泊まったのは赤湯温泉の「いきかえりの宿 瀧波」。

DSCF8842.jpg 落ち着いた雰囲気の宿です

部屋でお茶飲んで少し休んでからお風呂へ。。。

「芭蕉の湯」というお風呂に浸かってハ~ビバノンノ♪気分になったのですが、
「ああ、このまま眠ってしまいそうだ。。」と危険を察知し早々にお湯から上がり
部屋に戻ったら、、、、
DSCF8834.jpg 夜食らしきものが置いてありました。。。

入口にはDSCF8837.jpg 仲居さんがさくらんぼキティちゃん付栓抜きを忘れていった様子。

朝食だけ頼んだのですが、夜食まで出してくれるなんて。。。
しかーし、蕎麦屋で超満腹状態になって宿に来たのでとても食べられませんな。。。

なんて思っていたらあっという間に眠気が襲ってきて、、、10時前に就寝。。。

翌朝は、つきたてのお餅かゴハンが選べるのでお餅を選びました。

旅館で出てくるお櫃入りのゴハンも魅惑的なんですが、つきたてのお餅はもっと魅惑的で。

DSCF8838.jpg 漬物などの小鉢が出された後に

DSCF8839.jpg 雑煮
DSCF8840.jpg ずんだ&きなこ&あんこ
DSCF8841.jpg 大根おろし&納豆

やはりつきたてのお餅は柔らかくて美味しゅうございます。。。

お陰で怒涛の勢いで食べてしまい、昨晩に続いて満腹。。。

仲居さんに「お代わり持ってきましょうか?」と言われましたがムリ。。(-_-;)

 

と朝食後は再び車で千葉に帰ったのですが、
芋煮に蕎麦に餅に日本酒に、、、と秋を満喫できた山形への旅でありました。。。


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本郷「田奈部」のせいろ蕎麦 [呑んだり食べたり(日本そば)]

久方ぶりの蕎麦の会で、本郷三丁目の「田奈部」にまいりました。

DSCF6421.jpg 大江戸線の本郷三丁目駅を出てすぐです。

田奈部
文京区本郷3-35-6  ☎03-3814-0218  日祝休


毎回、予約しなくてもいいかな、と思いつつ席を予約してからお店に伺うのですが
このお店では「ご希望のお席はございますか?」と予約時に聞いてくれて大変丁寧でした。
とはいえ、初めて行くお店でどんな席があるかも分からなかったので
「オマカセします」と答えたところ、窓際の席に案内してくれました。

店内は木の雰囲気が感じられて比較的明るめ、4人掛けのテーブル席が5~6あったような。
広すぎず狭すぎず、という感じでした。。

DSCF6422.jpg 最初は生ビールでカンパイ

因みに、会長はウーロン茶、会員№1の先輩は日本酒。
最初からてんでバラバラです。(笑) 
お通しは昆布の佃煮で、塩気控えめの上品な味でした

DSCF6426.jpg 板わさ
プリプリの歯応えで美味

DSCF6429.jpg 玉子焼き
どうやったらこんなにキレイに、しかもホワホワに焼けるのかしら、
感心するばかりの一品でした。

DSCF6425.jpg 春菊ごま和え
春菊自体は苦手なのですが胡麻たっぷりなお陰でパクパク。。

DSCF6423.jpg 鶏レバーソース煮
甘辛く煮るのは食べたことがありますが、
ソースで煮るのは、、と思ったらこれが意外と美味。。。パクパク食べ進み。。。

DSCF6427.jpg 豆あじの一夜干し
カリカリでこれはあっという間に食べちゃった。(^^)

DSCF6424.jpg 季節野菜の南蛮
茄子、南瓜、トマト、アスパラど、程よい酢加減で、、、


DSCF6433.jpg 私も日本酒にスイッチいたしました。

「伯楽星」 というJALの機内でもいただけるお酒ですっきりグビグビ。。

そんな訳でつまみも食べ進むわけで、
DSCF6428.jpg 小松菜と浅蜊の辛子和え 
シャキシャキの小松菜とアサリがピッタリ。

DSCF6430.jpg 岩中豚の角煮
豚肉がホロホロでございまして。。

DSCF6433.jpg 次には「るみこの酒」をいただきながら
DSCF6431.jpg たたきごぼう

ここまでで大体一時間。。
蕎麦屋で長居は無用、、、と〆の蕎麦をいただきました。。。

DSCF6434.jpg 会長&№1はにしんそば
にしんが大きいので2人ともビックリしていました。

DSCF6435.jpg 私はせいろをいただき。
 DSCF6436.jpg 北海道・茨城の蕎麦だった記憶(アイマイ)
角がスッキリして香り高いお蕎麦をするするっといただくと、、、美味でございまして。
DSCF6437.jpg 蕎麦湯も頂戴して満足満足。

と、会長が「デザート・・・」とご所望されたので、
DSCF6438.jpg 会長&№1は蕎麦の実汁粉
甘さ控えめながらかなりのボリュームだったようです。。

という私は、
DSCF6439.jpg 蕎麦の実アイス

炒った蕎麦の実がカリカリ香ばしくて美味。。。
散々食べたのに香ばしさに完食。。

という訳で、程よい味わいと程よいボリューム、美味しいお酒と、
前回の訳分からぬうちに満腹で訳わからず、、ということもなく
非常に満足満腹、呑んで食べて蕎麦、、というには非常によいロケーション、
ということで楽しめた、「田奈部」でありました。


タグ:蕎麦 本郷
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神保町「満留賀静邨」で蕎麦 [呑んだり食べたり(日本そば)]

日本酒が止まらなかった火曜日の忘年会、、、
翌日、かなり厳しい朝を迎えたのですが(笑)、夜は「蕎麦の会」の忘年会に参加しました。


「水曜日は蕎麦忘年会」

会長が下戸なので今回は私も呑み過ぎることはなかろう、、、、と
気持ちに多少の余裕を持ちながら神保町A7出口から歩いて細い道をちょっと歩いたところで、

 「満留賀静邨(まるかせいそん)」に到着
(店に入っていくオジサンが蕎麦の会会長)

満留賀静邨
千代田区神田神保町1-27  ☎03-3292-0275 


以前は神保町1-17の住所だったところから今年引越してちょっとお洒落な店構えになった模様。
ただ、中に入ると、外のようなお洒落な感じは薄れ、まあまあ普通の雰囲気かな。
前回の「眠庵」のように薄暗い雰囲気ではなく照明も明るいし。

事前予習では、花番のオバチャンが愛想ないということでしたが(3人くらいいたようです)
引き戸を開けるなり威勢のいい掛け声で「いらっしゃい!」と言われた後は、
テキパキと注文とったり、料理を運んでくれたり、空いた皿を片付けてくれたり、、と
ニコニコしてないけれどやることはきちんとやるオバチャン達、、という印象でやや拍子抜け。

周りのお客さんは神保町という土地柄なのかサラリーマンのオジサンばかり。
団体か一人ですが、殆どが蕎麦焼酎「雲海」の蕎麦湯割りを楽しまれていました。。

という私たちは会長がウーロン茶(中ジョッキで出てきました)、会員№1が日本酒熱燗、
№2の私は、、、 とりあえずビール。

付き出しの煮物を食べていると、乾杯から数分経っただけというところで料理が次々とテーブルに。

 いかの一夜干し 
ナゼ、これが一番最初に出てきたんでしょうか?ちゃんと焼いてあるのですが早すぎるような。。
しかも柔らかくて盛りが非常によくてビックリ(@_@)。 

 板わさ 450円
普通、これが一番最初に出てくるような気がしますが。(切って盛るだけだし)
鈴廣のかまぼこらしいのですが厚切りで噛み応えもあって美味。

 鴨の煮凝り
こってりしているかと思いきやサッパリしていて薄味、パクパク食べ進みます。

 鴨スモーク
程よい脂身と生姜(右下の茶色いもの)、焼きネギがよく合います。。。

 鴨の山椒焼き
もうちょっとピリッとしていてもいいかと思いましたが柔らかくてオイシー。

こんなに鴨を頼んでしまったのも、
会長が「鴨、メニューの3種類全部頼んじゃおっか?」と言って注文したのですが多過ぎました。。
 湯豆腐(肉なし) 
「これ寄せ鍋?」と見た途端オドロク3人。。。
豆腐、ネギ、しいたけ、白菜、春菊、渡り蟹(足が少々)、白滝。。。
味ぽんを一緒に持ってきてくれて笑ってしまいましたが、これで650円とは良心的。
因みに、同じ値段で「豚しゃぶ湯豆腐」というのもありました。。

 玉子焼き 海老入れ
見た目はちょっと、、ですが、甘さ控えめ、中には海老も入っていてホワホワ~。。。
これも650円なのですが、どのおつまみもお手頃価格です。。

これらの料理が注文後15分以内で出てきたので(お店、結構混んでいるのに)ビックリ。
いつもの蕎麦の展開と違うせいか、怒涛の勢いで出てくる料理を食べてばかりで
なかなか日本酒に進めないというか。。。

まあ、前日たっぷり飲んでいるから飲まなくてもいいんだけれど。(笑)

やっとビールを呑み終わり熱燗を注文すると、
 天鷹登場
日本酒はこの1種類のみ。
冷か熱燗で頼めますが、熱燗にすると手でもてないくらい滅茶苦茶熱い状態で出してくれます。
一合きっかりの瓶なので飲んでいても非常に分かりやすいところが好感度高し。。。
肝心の味は思ったほど甘くなく、でも熱燗で飲むと温まる味で美味しくいただきました。

ここで、会長が「納豆せいろ」を注文したのですが、小さいせいろに2段で出されるお蕎麦、
意外と量が多かったらしく、更に納豆も蕎麦猪口に6分目くらいまで入っていて3人ビックリ。
会長が蕎麦を食べる間、№1&2はつまみを食べながら熱燗を飲んでいたのですが、
あまりにテンポが早く、入店後30分ちょっとで既にお腹がいっぱいになってきて、、、

と、注文して忘れかけていた料理がテーブルに。

 ししゃも

好きな本数で焼いてくれる、、ということで一人2本×3人=6本注文したのですが、
既にお腹がいっぱいになってきていて大丈夫かしら、、と思いつつパクリ。
身はホクホク、卵はプチプチで美味。 
熱燗グビグビ、したかったのですがお腹がいっぱいになってきていたのでクピクピ、、くらいで。(笑)

お陰で飲んだ日本酒は1合ちょっとで済みました。。。 (私にしては珍しいでつ)

もうこれ以上のつまみは無理、と判断した№1&2も蕎麦を注文、、、と思ったら、
会長ももう1杯、ということで3人でお蕎麦を注文。

 会長は「なめこ蕎麦」(850円)

 №2は「にしん蕎麦」(850円)
(温かい蕎麦のおつゆは薄めで少々甘いそうです)

で、私は、
 大せいろ(700円)
本当は納豆せいろを注文したのですが、「今日は終わりました」と花番のオバチャンに言われ
会長の食べた分で終了だったのかしら、、と思いつつ、口をついてでたのは「大せいろ」。
普通のせいろで十分だったのに、なんで「大」を注文してしまったのかしら、私。

お腹が一杯で頭がぼーっとしていたのかもしれません。。。。

お腹がいっぱいでもデザート蕎麦は別腹、と思ったのかも。。。

目の前の蕎麦を見て「食べられないかも」と思いましたが、
食べ物を残したらバチが当たる、と幼い頃から言われている私としては「残せん」のじゃ。

もみじおろし、ネギ、わさび、うずらの卵と薬味が多いので、色々と味を変えたりして、
更に、 ごまだれも付いていたので変化をつけながら食べ
「完食」いたしましたが、ヒジョウに苦しいです。。。

手打ちの蕎麦は硬めに茹でてあってコシもあって美味しいお蕎麦、
辛めのお汁とよく合ってするする食べたけれど、

苦し~い。。。

 それでも蕎麦湯は飲んじゃうんだな。

と、№1がにしん蕎麦を食べ終わった頃、会長が初のギブアップ宣言。
下戸でお酒は飲まない分、料理はバクバク食べる会長がギブアップとは。。

3人とも食べ過ぎて苦しくなり、、入店後1時間ちょっとで早くもお会計となりました。

最近流行っているモダンなお蕎麦屋さんと異なり、
このお店はつまみは安くて早く出てきて量が多く(勿論美味しいですよ)、
注文の仕方を誤ったねぇ、、、と反省することしきりの3人。

次回来るときがあれば、もう少し控えめに注文しよう。。。つくづく思うのでありました。

とはいえ、お蕎麦もツルツルと美味しいし、
おつまみもお手頃価格で(そういえば天ぷらを食べなかったことに今更気づきました、笑)
気取らず美味しく沢山食べるにはおススメの「満留賀静邨」でありました。


タグ:神保町 天鷹
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神田「眠庵」の豆腐と蕎麦 [呑んだり食べたり(日本そば)]

「蕎麦の会」で神田の「眠庵」へまいりました。 

今回も2年前のdancyu(日本蕎麦特集)で探したのですが、
今回のお店で仕事帰りにいけそうなお店は出尽くした感あり(蕎麦屋は閉店が早いので)、
次回から何を元に探そうか、、、今から心配です。(笑)

毎回お店に行く前に会員№1&2(要は会長のオジサン以外、先輩と私)で
インターネットである程度の情報は仕入れてから食べに行くのですが、
今回の「眠庵」、非常に見つけにくい場所、、、と書いてあり非常に不安に思いながら神田駅で下車、
果物屋さんの角をぐるっと鋭角に回ったところ(果物屋さんの裏、という感じ)で

 やっと見つけた灯り(隣は工事現場)
 小さく看板が掲げてあります 中に入っていくと
 誰かの家に遊びにきた雰囲気
ドアをあけるとカウンター5~6席に小さめのテーブル席が3つ。
非常にこじんまりしているので、行くのであれば少人数で、そして要予約、、、と思われます。

「眠庵」
千代田区神田須田町1-16-4 ℡.03-3251-5300 日休


因みに、お店は店主の柳澤宙(ひろし)さんが大正期の古民家を5年近くかけて改装し、
内装も全て自ら手がけたそうで、木目調の落ち着いた雰囲気がどこか懐かしい、、感じ。

蕎麦の会会長はノンアルコールで烏龍茶オンリーなので、
№1&2は初っ端から日本酒でカンパイです。
 最初にいただいたのは「初亀」本醸造の濁り
微かなシュワシュワが心地よいお酒でよございます。
また、付き出しだしていただいたのが「おから」。 徳利の左にある小皿で無料です。 
自家製豆腐を作る時にできるもので、
粗めの(細かく砕いたような大豆みたいな)おからとさっぱりした出汁がピッタリ。
これだけでグビグビいけちゃいそうな、、呑兵衛、、期待が膨らみます。。。
 日本酒のメニューも充実してるし

今回いただいたのは、全部で3種。

最初にいただいた「初亀」の他に、
「高砂」 (山廃吟醸 あらばしり無濾過原酒) と
「國香」 (傳一郎 純米吟醸) の2種ですが、どれもコクのある飲み応えのあるお酒で

シ・ア・ワ・セ (*^_^*)

そんな訳で、つまみもパクパクといただきました。

 自家製豆腐
塩でいただくのですが、豆の香りと甘みにクラクラします。

 甘海老味噌 
非常に濃厚で甘くて美味。そのままでも豆腐につけても美味でございます。

 いか丸干し(大) 
見た目硬そうですが、食べると程よく柔らかくそして噛み応えもあって、
 中のワタの塩気がこれまた日本酒にピッタリで。。(涙)
(これは冷より燗にした方が合うはず)

この「いかの丸干し」、今まで食べたイカの中でもトップ3には入るはず、、、というくらい美味。

 牛肉バーボン煮 
コクがあって、でも意外と薄味、お肉も大根もホロホロ。。粒マスタードでいただくと更に美味。

 大根煮 
牛肉バーボン煮の大根と全く違う味付け 
かなり濃い目ですが上にのっている八町味噌と一緒に食べるとお酒が進んで。。。

 ほたるイカ沖漬け 
大きくて口当たり滑らかでツルンと口に入ってしまう一品。これもお酒が進みます。

 そばがき 
 この機械で山形産の蕎麦粉を挽いて作ってくれたのですが、
モチモチプリプリッ、凄い弾力で、しかも甘い!!!
今まで食べたそばがきの中で一番モチモチかも。。

と、グビグビパクパクと飲んで食べていると結構お腹がいっぱいになってきたので〆の蕎麦。
3人各々「二種せいろ」をいただくことにしました。

 おつゆは甘さ控えめで辛めです
1種類目のせいろは、
 北海道産
のど越しよくツルツルといただき、
 2種類目の茨城産
どちらかというと茨城産の方が蕎麦の香りが濃い目で強く気に入りました。

 どろっとした蕎麦湯を入れて
 お汁もいただき「ご馳走様でした」。

ここでお会計すると、3人で9000円くらい。 過去の蕎麦の会で一番お手頃です。

普通の蕎麦屋のつまみ(板わさ、天ぷら)などはメニューになく、蕎麦も「せいろ」か「二種盛り」と
バラエティーに富んだメニューという点では若干物足りなかったのも事実ですが、
(そういう点で「会長」がちょっと満足しきれなかったようです)
№1&2は、全てのつまみが日本酒に合うもので、しかも美味で大満足でございました。

産地の違う蕎麦を食べ比べできるのも楽しかったし。

そんな訳で、次回はお蕎麦やつまみを堪能するのは勿論、
呑兵衛3人でメニューにあるお酒をもっと飲み比べしてみたい、と思った「眠庵」でありました。


タグ:神田 初亀
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神楽坂「志ま平」の蕎麦 [呑んだり食べたり(日本そば)]

蕎麦の会で神楽坂「志ま平」へ行きました。

前回の「流石」に行ってからさほど時間が経っていなかったのですが
蕎麦の会会長のオジサンが「夏はやっぱり蕎麦だよな」と言うので
いつも頼りにしているdancyuの日本蕎麦特集号(発行から既に2年経過)から
今回のお店を選びました。。。
このdancyu、、もうそろそろネタ切れになってしまうのですが次回どうすることやら。

場所は大江戸線の牛込神楽坂から徒歩5分ちょっと。
今年初めに行った「たかさご」のすぐ近くです。
 古民家風の入口
「志ま平」
新宿区納戸町33  ℡.03-5261-8381  日休 

お店はカウンターが10席くらいと小上がり席2卓とこじんまりしていて
ご主人と若いスタッフの2人で切り盛りしています。
また内装も木がふんだんに使われた古民家風で初めてなのに和みます。

今回は予約しておいた「お任せコース(4000円)」をいただきました。

最初にエビスビールと一緒に出てきたのは
 「蕎麦味噌」 ひき肉入りでピリリ ビールにぴったり
 続いて「揚げ蕎麦」胡麻が入っていて香ばしくカリリ 「蕎麦の実スープ」
和風ヴィシソワーズのようなさらっとした味で冷たくて美味美味

 「だし巻き卵」
しめじと三つ葉が入っていて出来たて熱々のホワホワ~ッ
 「蕎麦がき」
プリプリのモチモチで ビールも飲み終わり。。。

すみませーん、日本酒、くださーい。

 好きな盃を選べるのがよございます

 いただいたのは山口の「獺祭」の純米
程よいコクとキレのあるお酒。 
錫の容器や片口は最近良く見ますが、蓋付きを見たのは初めて。。
一合入りなのでグビグビグビッと飲めばあっという間ですが(笑)、
錫のお陰で最後の一滴まで冷たくいただけます。。。

ああ、幸せ。。。 

 「味噌豆」
辛子と青海苔とネギと一緒にいただきます。
粘りのないあっさりした納豆のような趣で
 ぐびぐびっ!

と、日本酒でテンションが上がってきたところで出てきたのが、
 「蕎麦クレープ」
シャキシャキの野菜をテンメンジャンと一緒に巻いていただきますが
意外とモチモチの蕎麦粉クレープとの相性がピッタリです。
 「蕎麦寿司」
シソが入っていたのでそっと抜いていただきましたが、サッパリ美味。
 そして〆の「せいろ」
 二八だそうです
のど越しツルツルであっという間に食べ終わり。。

と、「蕎麦湯、入れますか?」と若いスタッフの男性が聞いてくれたのでお願いすると
蕎麦猪口に鍋(?)から蕎麦湯をそのまま入れて
 柚子を一かけら入れてくれました。
柚子を入れた蕎麦湯は初めてですが、さっぱりとして美味。

呑兵衛の私と、チビチビ呑む友人、烏龍茶オンリーの会長の3人で
お会計は3人で15000円くらい。

写真を撮る私を見たご主人が
「何か雑誌を見ていらしたんですか?」と聞いてきたのでdancyuで、と答えると、
以前は越谷にあったお店を一昨年の11月に神楽坂に移したこと、
内装は全てご主人が自分で木を買って古い雰囲気が出るように加工したこと、などなど
一見客の私達にも非常に気さくに話してくれました。

実際、カウンターに座る女性の一人客が
「今日は鴨汁蕎麦にしたいけど、その前に他に何か食べたいな」とご主人に言うと
女性と話をしつつ満腹具合を確認しながら小鉢料理をさりげなく出しているやりとりが
非常に自然で素敵に見えました。 
私も一人で来て日本酒を飲みながらこうやってやりとり出来るかもと思うと、
お酒も純米酒の品揃えがなかなか良いし
会社帰りに来るには少々遠いけれど時々はお邪魔してみたいなあ、と思えた
「志ま平」でありました。


タグ:神楽坂 獺祭
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銀座「流石」の蕎麦で一杯 [呑んだり食べたり(日本そば)]

久しぶりの「蕎麦の会」で銀座「流石」に行きました。

  京橋近くのビルの
 地下1階
流石
中央区1-19-12 理研ビルB1F ℡.03-3657-0012 月曜休 

中に入るとジャズが流れる店内はカウンターが6席(だったか)とテーブル席がいくつか。
フロアを担当されるのはソムリエの方含め女性ばかりでソフトな雰囲気です。
蕎麦の会で訪れるお蕎麦屋さんの中では一番オシャレかも。。。
地下へ降りる階段下に設けてあるコの字型のテーブルに3人で着席し、
お任せコース(5250円也)を注文しました。

まずは、 ビールでカンパイ。
ビールはグラスか一口グラスの2種類と、最初に軽く飲めるサイズのみ。
付き出しはキノコと小松菜の和え物。器ごと冷えていてビールと一緒ですっきりした味わい。

 コースの最初は酒肴3種盛り。
左から、山葵海苔、蕎麦味噌、山葵漬け
炒った蕎麦の実と味噌を和えた蕎麦味噌が香ばしくてビールをあっという間に飲み終わり、
 早々に日本酒にスイッチ
岩手県(花巻市)の川村酒造店が造る 酔右衛門(よえもん) 純米無濾過生原酒で
度数が高くて程よいこってり感がコース序盤ですが「効きます」。(笑)

 一口サイズの御椀で出されたきつね蕎麦
お蕎麦が素麺のように細いのでつるつるっとあっという間に食べ終わりました。
おつゆは薄味、甘さ控えめで非常にさっぱりしていました。
 続いて出汁巻き玉子
ふわふわしていますが、これも甘さ控え目であっという間に食べ終わりました。。。 
 炊いた鰊と野菜
身欠きにしんはよくお蕎麦屋さんで食べますが、
生の鰊を煮てあるので身欠きにしんの独特の歯応えはなく、ホワホワした食感。
全体的に薄味で健康的でよいのですが、お酒の肴にはもう少し味が濃くてもいいかな。
 細い蕎麦でつくったサラダ
貝割れ大根や人参、胡瓜を胡麻風味のドレッシングで和えた一品。
口に入れるとこれって春雨?と思ってしまうのですが、
良くかんでいるとお蕎麦だと分かる、という摩訶不思議な料理でした。
 桜海老のかき揚げ
薄く平たく揚げてあるのですが、衣は非常に少なくて海老がギッシリ。
口の中に広がる香ばしい桜海老の香りにお酒お代わり。
 鳥取の鷹勇 こちらは比較的すっきりしてました
 鶏肉の辛味大根和えで「ひぃ~(辛い)」と思った後は
 仕上げの
 せいろ
とにかく細くて細くてまるで素麺のような細さの十割蕎麦なので
早く食べないと味が変わってしまいます。
こんなに細い蕎麦は食べたことがないので
「これ、お蕎麦だよね?」と口に入れた途端は不思議な感覚でしたが、
かんでいると「あ、お蕎麦だ」と分かるという感じで他店では味わったことのないお蕎麦でした。

おつまみ、日本酒、ワインなどの酒の種類も多いのでお酒を飲みにくる人も多いようですが、
(ソムリエの方もいるそうなので好みを言ってワインを選んでもらうのも良さそうです)
土地柄お客さんは女性が半数以上という感じのお店です。
そのせいか、お店を訪れた当日は、
近くのテーブル席に女性の団体客(10人弱)がワインやシャンパンをポンポンと開けていて
かなり賑やかだったというかうるさかったので、
折角の料理と日本酒を楽しんでいるところをジャマされてしまった感じが残念でしたが、
カウンターで2~3人で話を楽しみながら食べて飲むには良いお店だと思います。

ただ、土地柄単価が少々お高めなので沢山飲んで食べるとお会計でビックリしそう。(笑)

また、お蕎麦があまりに細くてびっくりしたのですが、
個人的にはもう少し太いお蕎麦のほうが香りと味を十分に楽しめるような気がするので、
雰囲気を楽しむの重視という時は使いそうですが、
お蕎麦をメインに堪能したい時には他のお店に行ってしまうかなあ、
と思ってしまった「流石」でありました。


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「美々卯」の蕎麦寿司 [呑んだり食べたり(日本そば)]

ちょくちょく会社にやってくる取引先のオジサンから
「はい、うつぼさん食べてねー」と「美々卯」の蕎麦寿司をいただきました。

一人暮らしでサモシイ夕食ばかり食べていると思われたんでしょうか。。。(泣)

美々卯 京橋店
中央区京橋3-6-4  ℡.03-3567-6571

美々卯というと「うどんすき」、というイメージなのですが行ったことはなく、
しかも「蕎麦」と聞いて少々意外な感じもしましたが、
ホームページを見るとお蕎麦も有名なようですね。

大正13年、大阪の老舗料亭「耳卯楼」を麺類専門店として「美々卯」と改め、 
全国で20店舗展開しているとか。
また、メニューで使う食材にもこだわっていて、
野菜は土のついた状態で仕入れて各店舗で調理したり、
そば粉も玄蕎麦を仕入れて自社製粉工場で製粉しているそうで。

そんな訳で、歴史ある名店のお蕎麦を有り難くいただきました。

 蕎麦寿司8切れ+ガリ+つゆで一人前


具は、海老天、椎茸、胡瓜、焼穴子、と苦手なシソが入っていたので
食べる前にシソを綺麗に外してからいただきました。

以前友人に「シソが食べられない奴は日本人じゃないっ!」と言われて
「納豆は大好きだから十分日本人だっ!」と反論したことがあるのですが、
シソはきっと一生食べられそうにありません。。。。。

と、シソを外していただいた蕎麦寿司は、
伸びた感じがないお蕎麦と中の具、薄めのつゆが相まって非常に上品。
あっという間にバクバクと完食いたしました。

この蕎麦寿司、店内で食べると一人前840円で、
お持ち帰りも同額くらいか少しお安めかもしれませんので自腹で買えそうです。
というわけで、次回は京橋あたりに行った時にでも自分で買って食べたいな、
と思った美々卯の蕎麦寿司でありました。


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神楽坂「たかさご」の更科蕎麦 [呑んだり食べたり(日本そば)]

今年最初の「蕎麦の会」は牛込神楽坂の「蕎麦の膳 たかさご」で。

今回は、蕎麦の会 会長(会社のオジサン)から
「予算ちょっと多めにあるから少し奮発しようよ」という非常に有り難いお言葉を
頂戴したので、会員№2(同僚)、№3(うつぼ)とも喜んで牛込神楽坂へ。

現地集合ということで一人で駅から歩いたのですが、
dancyu掲載の地図を逆さに見たことに気付かず反対方向にせっせと歩き、
そのお陰で、cocoa051さんの記事にあった「MOS's C」を発見。
入ってみたかったのですが「今日は蕎麦食べるのに何やってんの、私」と
己を叱り、更に「反対方向に歩いてるよ、私」とやっと気付いて方向転換。
本当なら駅から徒歩5分というところを結局15分近くうろついてしまいました。
おまけに、このお店、全く目立たない為、気付かず通り過ぎてしまい、
電柱に書いてある住所を見ながらUターン、やっとのことで到着。  
 入口が少々奥まっている為、気付き難い
「蕎麦の膳 たかさご」
新宿区中町22番地 ☎03-3260-3908 
11:30-15//17:30-20:30 火休

店内は4人掛けテーブルが6卓とこじんまりしていますが、
椅子はホテルの高級懐石のお店のような上品で高級な布張りで
クラシックのBGMと合わせて期待が高まります。。。。

今回いただいたのは「おまかせ蕎麦会席(¥6825)」です。
最初にピリッと辛い蕎麦味噌(写真左)をちびちびなめながらビールでカンパイ。
 次に出てきたのがホウレン草の胡麻和え
丁度よい茹で加減のホウレン草に香ばしい胡麻の香りが美味。
かなり薄味なのですが味がボケていないというかしっかりした味でビックリです。

 続いて、蕎麦がき
温かい汁(器も温めてありました)、辛味大根とネギでいただくのですが、
滑らかでモチモチモッチリな舌触り。スゴーク美味です。

と、ここで日本酒、ですが、料理の値段を考えるとガブガブは飲めない。。。
このお店で飲めるのは、鹿野酒造の「常きげん」というお酒のみですが、
その中でも、この店でしか飲めないという、
 「純米吟醸 濃口尚彦」をいただきました。
濃口さん、というのは常きげんを作っている杜氏さんです。
この人が濃口さん。以前は菊姫の杜氏さんだったそうで。
一合2500円くらいするので(!)、1合を3人で大事に大事にいただきました。
非常にすっきりと爽やかに香り高く、香りを楽しんでからいただくと
妙に清々しい気持ちになれるようなお酒でした。
といっても、こういうお酒はずっと飲み続けるには清々し過ぎるかも。
(個人的にはガッツンとくるようなお酒が好きなので)

お酒を楽しみながら、
 お刺身(まぐろ・たこ)
タコは柔らかく、中とろは口の中でとろけました。。

 鱈の切り身と白子の蒸し物
薄味なのに味がしっかりしているのは出汁がしっかりしているから?
白子がプリプリでお蕎麦屋さんに来ていることを忘れそうになっていました。。

そして、おまかせコースならではの一品。
 朝鮮人参の天ぷら
店のご主人、宮澤佳穂(よしお)さんに聞いてみたのですが、
日本で採れたものを韓国に輸出しているケースが多いらしく、
この人参も日本の山で採れたものですよ、と教えてくれました。
朝鮮人参と聞くだけで、えーっ?と拒絶反応が出そうなところですが、
カラッと揚がっていて、非常にホクホク。
先の細い方にいけばいくほど苦味が強くなるのですが、嫌な感じが全くせず
会員全員「明日は精力モリモリだ!」とあっという間に食べてしまいました。

清清しい純米吟醸を飲み終わってしまい、次に注文したのは、
 常きげん純米酒1260円 これも結構な値段
これは私がガッツンと飲みたい感じのお酒。でも今日はこれでお酒もおしまい。

〆のお蕎麦は2種類です。
 更科粉で打った変わり蕎麦
薬味はさらしネギと香り高い山葵。
そばの実の中心部分の真っ白な胚乳部分だけを粉にした「更科粉」を
湯捏ねして打った白いお蕎麦。最初に打ちたてのお蕎麦を持ってきてくれて
「一本食べてみてください」と宮澤さんが勧めてくれます。
茹でる前のお蕎麦は
田園調布レピドールの「ポルボローネス」のように
モロモロと口どけするので「茹でられるの?」と不思議に思っていたのですが、
茹でたお蕎麦を食べてみたら、ものすごい弾力。
おまけに本当に真っ白な見た目も非常にキレイなお蕎麦でした。

2つめのお蕎麦は、
 十割蕎麦 
 ちょっと太めです
薬味はさらしネギと辛味大根。
香り良く、歯応えがあってのど越しも非常に良いお蕎麦。
更科粉のお蕎麦の時と蕎麦つゆが違うので聞いてみたら
こちらには一切砂糖などの甘味を使っていないとのこと。
その割に辛くもなく不思議に柔らかい味で
スルスルツルツルとあっという間に食べ終わり。。。

蕎麦湯が思ったほど濃厚でなかったのが残念ですが本当に美味しい蕎麦でした。

 デザートは金柑のシロップ煮
金柑というとノド飴というイメージだけで実際の形を見たのは初めて。
甘さ控えめに煮てあるのですが、種まで食べられる柔らかさで美味。

定番の会席だと鴨肉なども出るようですが、
今回は魚だけでヘルシーな感じのコース、量が少ないかと思いきやこれで満腹。
一見さんにも非常に親切丁寧に対応して質問に答えてくれるご主人と
美味しい料理と香り高いお蕎麦ですっかり満足、
次回はお好みで一品料理を食べながらお蕎麦を楽しんでみたいと思った
「蕎麦の膳 たかさご」でありました。


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「そじ坊」の生ワサビ付蕎麦 [呑んだり食べたり(日本そば)]

有明で友人を見舞った帰り、ワンザ有明の「そじ坊」で軽く夕食。
 今回初めて入ってみました。
そじ坊 ワンザ有明店
江東区有明3丁目1番 TFTビル2階 
☎03-5530-5757

前回は友人と2人で見舞って、帰りにゆりかもめで新橋まで出てから
やぐら茶屋で「板餃子」なるものを食べて??となったのですが、
今回は一人、帰りは大回りゆりかもめでなく、りんかい線に乗ることにしたので、
夕食も有明で済ませることにしました。。
といっても有明というと病院か東京ビッグサイトしか行ったことがない私、
ワンザ有明に入るのは初めてです。
東京ビッグサイトでの展示会も終わって周辺に人気が全くない中、
ワンザ有明のあるTFTビル(大塚家具なども入ってます)に入ると、
会社帰りに一杯、という人達が意外と多くて驚きました。

たまにはお酒も抜かないと、と思いながらお店に入ったのですが、
おしぼりと一緒に、揚げ蕎麦が出てきちゃったので、
やっぱり生ビールを頼んでしまった。。。。。

ああ、ダメな私。

でも、ジョッキに口をつけた途端、反省もどこかに飛んでいました。

殊お酒になると、学習能力がマイナスに触れるようです。(笑)

とはいえ、楽しくビールを飲んでいる内に注文した品がテーブルに。
 野菜天せいろ(¥970)
天ぷらは、薄く切った南瓜、蓮根、おくら、茗荷、小さく切った茄子で、
個人的にはサツマイモの天ぷらもほしかったので、
期待しすぎたのか、少々貧弱な盛りにガッカリしました。。

国産(信州)蕎麦粉100%使用の打ちたて、と謳っている二八蕎麦は、
チェーン店なら及第点って感じですが、ちょっと甘い汁も合わせて
どこかで食べたことがあるような味だと思ったら杵屋のグループでした。
どうりで店舗があちこちにあるわけで。

このお店のセールスポイントは、
冷たいお蕎麦に信州直送自然栽培の生ワサビが付いていることですが、
 香りが殆どなかったのが残念。。。
お代わりせいろが1枚100円と激安なので、
最初に頼んだ時点での価格の大部分を占めるのがこの生ワサビなのかなあ、
と思ったのですが、
これなら普通の練りワサビを付けてくれた方が良いかも。

このワサビ、余った分はテーブル備え付けのビニールに入れて持ち帰れるので
持ち帰って翌日自宅でお蕎麦を茹でて一緒にいただいてみたのですが、
香りも辛みも前日より遥か遠くに去っていました。。。。

と、少々残念だった生ワサビですが、
もしかしたら今回たまたまハズレに当たったかもしれないので
もう一度違う店舗に行って試してみたいと思った「そじ坊」でありました。


タグ:有明
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神楽坂「蕎楽亭」の蕎麦 [呑んだり食べたり(日本そば)]

昨年末、柏の「竹やぶ」を訪れて以来、気づけばサークルの定例会のようになっていた
「蕎麦の会」メンバーで神楽坂の「蕎楽亭」へ。

メンバーといっても、会社の蕎麦好きオジサン&同僚と私のたった3人なので、
こじんまりと活動している感じですが、最近、蕎麦屋巡りが楽しくなってきました。

 今回もdancyu頼みでまいりました
蕎楽亭
新宿区神楽坂3-6 神楽坂館1F ℡03-3269-3233
営業時間 11:30~15:00 17:00~21:00  日祝休(土曜昼のみ)

場所は、神楽坂を上り、肉まんでお馴染み「五十番」が見えたら
椿屋というお店を左折、少し進んだところにあります。
以前は新宿払方町にあった店舗を昨年5月神楽坂へ引っ越したとか。

店内は結構広く、カウンター席もありますが、テーブル席に着席。

 生ビールはエビス ぷはっっ
 ささがきにしたワサビが付き出し 鼻にツーンときます
こういうお酒にぴったりの付き出しが出るあたり、
一品料理にも期待が高まります。。。。

 板わさ 昆布巻きかまぼこがプリプリです
 ざる豆腐 歯応えがあって豆の香りが漂います
 季節の天ぷら
はす、はぜ(骨せんべい付)、さつま芋、舞茸

 と、白魚
ちょっと揚げ過ぎかなあ、という気がしなくもないのですがサクサクしてました。

 赤身の馬刺し 濃厚辛子味噌でいただくと
 お酒が進んじゃう もー、グビグビです
この「蕎楽亭」は店主の出身地である福島のお酒が多く揃えてあるのですが、
初めに、喜多方の夢心酒造「奈良萬」の木の香りが◎な樽酒をいただき、
続いて、会津の曙酒造「天明」純米酒(五百万石使用)の
キレがありつつしっかりした味を楽しみました。

 玉子焼き
甘さ控え目で出汁が効いていてフワフワです
 お酒も進んで3種類目に
このお店で一番種類の多い曙酒造「央」の純米酒をいただきました。
お酒の中ではすっきりした大吟醸より味がしっかりした純米酒が好きなのですが、
この「央」はなかなかお好みな感じで気に入りました。
因みに、このお店オリジナル「央」のどぶろくもあるようです。
次回は試してみたいなあ、と思いました。

お蕎麦の前にもう少しおつまみを。
 新銀杏はホクホク 旬の味です
 白子ポン酢 冬がもうすぐだと実感です

そして、〆のお蕎麦
 最初に薬味と蕎麦つゆがテーブルに
長ネギ、山葵(伊豆湯ヶ島産)と大根おろし

 二色そば

 十割そば&九割そば(色が濃い方です)
福島県会津柳津町産と茨城県西茨城郡岩瀬町産の玄そばが主に使っていて
玄そば及び丸ぬきのそばの実を店内の石臼で製粉しているとか。
ちょうど新そばが出始めたばかりの時に来店したのもあって
非常に香り高いお蕎麦でツルツルシコシコ美味でした。

因みに友人が注文したのは
 鴨なめこそば
鴨となめこの組合せ、意外と珍しいかなという感じですが上品な味だったそうです

また、蕎麦好きオジサンが注文したのは、冷やしおろし蕎麦と、 
 蕎楽亭おススメのカレーうどん
ここのカレーは、牛スジと20種類以上のスパイス、野菜、フルーツを煮込んだ
コラーゲンたっぷりカレーで、私も少し頂戴したのですが、
丸い辛さというか辛いのにマイルド、という感じで、うどんによく絡んで美味。

今まで訪れた蕎麦屋に比べると酒のつまみが非常に充実している上に、
福島の地酒も豊富で酒飲みには楽しい空間です。
また、蕎麦も十割でボソボソ感が全くなく、ツルツルっと美味しくいただけました。

また、対応も丁寧な上に、帰りにレジで揚げ玉を無料で頂戴したりと、
手軽に肴をつまみながら美味しい日本酒を飲んでお蕎麦も楽しめるという点で
気取らない雰囲気が好感度高しの「蕎楽亭」でありました。


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