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「ぶらり銚子電鉄ニコニコ途中下車の旅」2024~圓福寺編①~ [日本の旅(関東)]

なんとかSちゃんと合流し、仲ノ町駅の車庫見学して集合写真を撮った後は、
IMG_6452.JPGIMG_6453.JPG
元ピンクニュージンジャー号に乗って隣の観音駅で下車します。

今回の参加者は5組11名。
アラフォーご夫婦に小学生高学年男子のファミリー、
男性2人組(恐らく銚子電鉄ファンと思われます)、
私と同年代と思しきご夫婦、私より少々若そうなご夫婦、
あとは、おばさん2人組(Sちゃんと私)。

銚子電鉄ファンが飛びついた、という私と同じなのは男性2人組だけで、
残りの3組は千葉そごうの福袋企画が面白そうと思って参加したらしく、
銚子電鉄や竹本社長のダジャレへの免疫なし(笑)で、私から見ても新鮮です。

昨日書いた通り、駅と駅の間が短いので乗って1分、2分?も経たないうちに
観音駅に到着し、折り畳み傘(撥水加工もなくなり内側もビショビショ(笑))を
再びさしてホームに降りると、
IMG_6454.JPGきゃりーぱみゅぱみゅちゃんの大漁旗。
(2022年に見て驚きました)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2022-08-10-1 
きゃりーぱみゅーぱみゅさんが全国ツアーを行う都道府県での地方創生企画として
千葉県では銚子電鉄が選ばれて観音駅の改修が行われたのですが、それまでの間に
コロナ禍でYouTubeなどを中心にして積極的に発信していたのが岩下の新生姜の
ピンクニュージンジャー号やきゃりーぱみゅーぱみゅさんとのコラボにつながって
いったのかな、と思います。
銚子電鉄自体の面白い取り組みに加えて、色々な方々とのコラボのお陰で
かなり全国でも有名になったような気がしている私ですが違ったらごめんなさい。 
IMG_6455.JPGIMG_6456.JPGまずは圓福寺さん
昔は広い敷地だったのかなと思っているのですが、
今は本坊と大師堂のあるところと、ちょっと歩いたところに本殿と飯沼観音の
あるところ、2か所に分かれています。
戦前までは仁王門、鐘楼同、多宝塔、大師堂など大小の建物が並んでいたそうですが、
第二次世界大戦の空襲で焼失してしまい、観音様と大師堂の間に戦後商店などが出来て、
2か所に分かれてしまったそうです。
という圓福寺さん、最初に観音駅から近い大師堂に向かいます。

(以前、「電車を止めるな!」を観た場所です)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-11-15

折り畳み傘も内側まで水滴がついてしまうほどの土砂降りの中、
屋内に着いてホッとしたのですが、靴を脱いで中に上がる段になって
既にぐちゃぐちゃに水没した靴を脱いで屋内の絨毯に足跡をつけながら歩いて
ごめんなさい、と心の中で思いました。
参加者の大半がこんな感じだったので自分だけではありませんが(笑)
こういう時って、折角きれいに掃除されているところを汚してしまって
申訳ない気持ちになります。(^-^;
IMG_6457.JPG目に留まったので撮影(^-^;
写っている皆さんは銚子の消防隊(本物)?、気になって撮影したのですが、
お寺は特に火気厳禁ですから、こういうポスター、リアルに心に響きます。
IMG_6458.JPGIMG_6459.JPGIMG_6460.JPG
ご住職のご挨拶の後、竹本社長からもご挨拶がありましたが、
相変わらず腰の低い竹本社長、控え目に見えつつ、こういうところでも
さりげなくダジャレを挟んでくるので参加者、序盤から盛り上がっております。(笑)

この圓福寺での見学時間が1時間40分も予定されていて何を観るんだろう、と
写経をしたところで1時間もあれば十分なのに、と思っていたら、お寺のお宝を
見せていただけるとのこと、これは楽しみです。(^-^)

IMG_6463.JPG棟方志功の絵(本物)
ご本人が書かれた「圓福寺」という木札のようなものもありましたが、
味わい深い字体に優しい絵柄の観世音菩薩、心が和らぎます。
また、この圓福寺さん、以前のご住職が古書を集めるのがご趣味だったそうで、
なんでも鑑定団に出演されたこともあるそうです。 
IMG_6465.JPGIMG_6466.JPG
上左は「源氏物語 幻」の写本(鎌倉時代)、最も古い写本の一つと考えられていて、
セットになっていた「柏木」は天理大学天理図書館に保存されているそうです。
雲母の粉を使った紙を用いた高級な本、という説明がありました。
上右は「源氏物語 夕霧」の写本(鎌倉時代)、室町時代以前の物語写本は正方形が
一般的だそうですが、この写本は長方形になっていて、献上などを目的にした清書本、
ではないかと考えられているそうです。

という説明を読んでもこの手の文字は全く読めず、これが読めればもっと楽しいはず、
と思うとこれまでの自分の学んでいない加減を悔いました。

この後も、まだまだお宝を見せていただきます。(^-^)

(つづく)



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