「ぶらり銚子電鉄ニコニコ途中下車の旅」2024~圓福寺編②~ [日本の旅(関東)]
お宝(鎌倉時代の写本)を観た後はご住職について大師堂に向かいます。
小さい鍾と木魚の原型(吊るしてありました)
鍾は参加者全員一打ずつ、小さいながら叩くとかなり大きな音でびっくり。
木魚の原型は、やっぱり木で出来た魚だったのか、、と納得したのですが、
この形からお寺でよく見る形に変化したそうです。
口の中に入っている丸い物体
これが煩悩なのだとか。(触るとくるくる回ります)
あれ、どこかで見たことあるような気がする、、、と思い出したのは
銚子電鉄の映画「電車を止めるな!」で怪談師の蓑毛(みのけ)よだつが
数人のお客さん相手に怖い話(全く受けていない(笑))をしていた場面が
ここだったのか!お寺の本堂という厳かな場所ですが、
銚子電鉄ファンとしてはロケ地めぐりしている気分でテンション上がりました。
仏事やおつとめで使われている木魚
かなり豪華な感じでしたがバチがかなり重く、1時間叩く時などは手に力をいれず
重力でバチが落ちて木魚が鳴る、という叩き方をされているそうです。
鬼?
お供えなどがのっている台を支えていました。
小さい鍾と木魚の原型(吊るしてありました)
鍾は参加者全員一打ずつ、小さいながら叩くとかなり大きな音でびっくり。
木魚の原型は、やっぱり木で出来た魚だったのか、、と納得したのですが、
この形からお寺でよく見る形に変化したそうです。
口の中に入っている丸い物体
これが煩悩なのだとか。(触るとくるくる回ります)
あれ、どこかで見たことあるような気がする、、、と思い出したのは
銚子電鉄の映画「電車を止めるな!」で怪談師の蓑毛(みのけ)よだつが
数人のお客さん相手に怖い話(全く受けていない(笑))をしていた場面が
ここだったのか!お寺の本堂という厳かな場所ですが、
銚子電鉄ファンとしてはロケ地めぐりしている気分でテンション上がりました。
仏事やおつとめで使われている木魚
かなり豪華な感じでしたがバチがかなり重く、1時間叩く時などは手に力をいれず
重力でバチが落ちて木魚が鳴る、という叩き方をされているそうです。
鬼?
お供えなどがのっている台を支えていました。
天女?の彫刻
江戸時代のものだそうですが当時は極彩色だったのでしょうね。
本堂にかけられていた絵(地元の酒屋さんが描かれたものとか)、
お参りする人の旅の様子を描いたものだそうですが、この圓福寺の飯沼観音は、
日本百観音(坂東三十三所、秩父三十四所、西国三十三所)の一つで、
坂東三十三所の第二十七番がここのお寺、自動車もなく移動に時間のかかる時代、
お参りして無事に帰れないこともあったそうですからある意味命がけでお参りに
行ったんですよ、というご説明でした。
渡世人
いわゆる893さんの番付表だそうです。
小結に銚子ノ五郎蔵、と書いてあって、銚子に893さんがいたのか、
(私の実家のあるS倉市でも学校に893のお子さんがいました)
と驚いたのですが、天保水滸伝で知られた侠客が銚子ノ五郎蔵、
この大銅壺
五郎蔵のお墓がこの圓福寺さんにあるそうで、この壺は五郎蔵の息子の勝五郎と
飯岡の助五郎に寄進されたと説明がありました。
ここから更に進んでいくと、再び古書が飾られていて、
上左は「方丈記(鴨長明)」の最初の版本で京都の豪商である角倉素庵が製作した
豪華本「嵯峨本」に属する木製の活字で印刷された本。
上右は「徒然草」。やはり角倉素庵が製作した嵯峨本という説明でしたが、
どちらも紙に透かしというのか模様が描かれているのが豪華。
(昔からお金のあるところにはあるんだなあ、と思ってしまう庶民の私)
鉢かつき
私が「鉢かぶり姫」という読み方で昔読んだ話です。
江戸時代前期、女性の絵本作家(居初(いそめ)つな)によって描かれた本、
世界的にも見てもこの時代では女性の絵本作家によるもの、というのが、
驚くべき事実であるという説明がありました。
毎日「電車を止めるな!」を唯一上映しているのがこの圓福寺さん。
私が鑑賞した時は違うお部屋でしたが、現在はこんな感じのお部屋で
映画を見ることができます。とはいえ、「空海」のDVDも置いてあって
他の映画も上映しているのかな、なんてちょっと気になりました。
この後もうちょっと展示を見てから歩いて飯沼観音に向かいますが、
お墓が並ぶところから銚子電鉄の車両が見えますよ、とのことで、
参加者で暫し電車を待ち、
手を振りましたが、乗客の方は気づいていなかったと思います。(笑)
お寺にもルンバ
複数台が活躍していますとご住職が説明していました。
この先の部屋に今の時代から近い頃の作家の直筆原稿の展示がありました。
与謝野晶子の直筆原稿(達筆すぎて読めませんでした)に
泉鏡花
これも達筆で読めなかったのですが、私でも読める原稿がありました。
芥川龍之介先生の原稿は読めました。
Sちゃんと「几帳面な字だね」と驚きながら原稿を読みましたが、
芥川作品、意外と読んでいないのでこれを機会に読んでみてもよいかも。
途中で池やお茶室を観て入口に進み、
昔の地図で馴染みのある佐倉と松戸の記載を見つけて(自己満足です)
やっと生乾きになったところで再びぐじゅじゅの靴を履いて飯沼観音へ向かいます。
(つづく)
江戸時代のものだそうですが当時は極彩色だったのでしょうね。
本堂にかけられていた絵(地元の酒屋さんが描かれたものとか)、
お参りする人の旅の様子を描いたものだそうですが、この圓福寺の飯沼観音は、
日本百観音(坂東三十三所、秩父三十四所、西国三十三所)の一つで、
坂東三十三所の第二十七番がここのお寺、自動車もなく移動に時間のかかる時代、
お参りして無事に帰れないこともあったそうですからある意味命がけでお参りに
行ったんですよ、というご説明でした。
渡世人
いわゆる893さんの番付表だそうです。
小結に銚子ノ五郎蔵、と書いてあって、銚子に893さんがいたのか、
(私の実家のあるS倉市でも学校に893のお子さんがいました)
と驚いたのですが、天保水滸伝で知られた侠客が銚子ノ五郎蔵、
この大銅壺
五郎蔵のお墓がこの圓福寺さんにあるそうで、この壺は五郎蔵の息子の勝五郎と
飯岡の助五郎に寄進されたと説明がありました。
ここから更に進んでいくと、再び古書が飾られていて、
上左は「方丈記(鴨長明)」の最初の版本で京都の豪商である角倉素庵が製作した
豪華本「嵯峨本」に属する木製の活字で印刷された本。
上右は「徒然草」。やはり角倉素庵が製作した嵯峨本という説明でしたが、
どちらも紙に透かしというのか模様が描かれているのが豪華。
(昔からお金のあるところにはあるんだなあ、と思ってしまう庶民の私)
鉢かつき
私が「鉢かぶり姫」という読み方で昔読んだ話です。
江戸時代前期、女性の絵本作家(居初(いそめ)つな)によって描かれた本、
世界的にも見てもこの時代では女性の絵本作家によるもの、というのが、
驚くべき事実であるという説明がありました。
毎日「電車を止めるな!」を唯一上映しているのがこの圓福寺さん。
私が鑑賞した時は違うお部屋でしたが、現在はこんな感じのお部屋で
映画を見ることができます。とはいえ、「空海」のDVDも置いてあって
他の映画も上映しているのかな、なんてちょっと気になりました。
この後もうちょっと展示を見てから歩いて飯沼観音に向かいますが、
お墓が並ぶところから銚子電鉄の車両が見えますよ、とのことで、
参加者で暫し電車を待ち、
手を振りましたが、乗客の方は気づいていなかったと思います。(笑)
お寺にもルンバ
複数台が活躍していますとご住職が説明していました。
この先の部屋に今の時代から近い頃の作家の直筆原稿の展示がありました。
与謝野晶子の直筆原稿(達筆すぎて読めませんでした)に
泉鏡花
これも達筆で読めなかったのですが、私でも読める原稿がありました。
芥川龍之介先生の原稿は読めました。
Sちゃんと「几帳面な字だね」と驚きながら原稿を読みましたが、
芥川作品、意外と読んでいないのでこれを機会に読んでみてもよいかも。
途中で池やお茶室を観て入口に進み、
昔の地図で馴染みのある佐倉と松戸の記載を見つけて(自己満足です)
やっと生乾きになったところで再びぐじゅじゅの靴を履いて飯沼観音へ向かいます。
(つづく)