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京都旅行記2022~桂離宮編②~ [日本の旅(京都)]

当日の空き枠に滑り込んで参加できた桂離宮見学、
ガイドのIさんのお導きで質素に見えて実は豪華な茶室(松琴亭)を観た後は、
池の周りをぐるっと回るように歩きます。
IMG_3170.JPGIMG_3171.JPG
石橋よりは短くて幅もあるのとはいえ、欄干の無い橋は怖いのぉ、と思いながら
橋を渡ると、

IMG_3175.JPG賞花亭は改修中
外から見られないので入口でもらったパンフレットで写真を見ましたが、
苑内で一番高い位置にある茶屋風の建物で、茅葺切妻屋根に皮つきの柱、
消夏のための小亭と書いてありました。
消夏って、夏に涼むためにつくったということなんでしょうね。
IMG_3176.JPGIMG_3180.JPG
池の向こうには緑がいっぱいなのですが、近隣に家がたくさん建ったので
外が見えないようにたくさん緑を植えているという説明でした。
修学院離宮は近隣の山も買いとって景観を保っていますが、
桂離宮のあたりは土地が高いのか(住宅地)土地を買うのではなく緑で隠す、
ということのようです。
IMG_3181.JPG笑意軒
この手前にもう一つ建物があったので立ち寄りました。
IMG_3182.JPG園林堂(おんりんどう)
外観は撮らなかったみたいで写真ございません。。
賞花亭のすぐ近くにある持仏堂で、歴代当主の位牌が安置されていたそうですが、
現在は安置されているものはなく(位牌はどこにいったのでしょう)建物だけが
残っているそうです。
また、細川幽斎の掛け軸が飾られていたという説明もありましたが、
今どこにあるんでしょう。(ガイドのIさんに聞けばよかった。。。) 
IMG_3183.JPGIMG_3184.JPG
目の前に見えた石と凄い姿勢の木が気になって写真を撮ったようです。IMG_3186.JPG
お天気がよかったので橋が水面に映る様子も見られました。(^-^)
IMG_3189.JPG僅かに咲いていた梅 
IMG_3192.JPG笑意軒(しょういけん)
切り石を直線的に畳んだ人工的な汀線に面した田舎風の茶室。
茅葺寄棟造りの屋根に杮葺きのひさしをつけた間口の長い建物。
扁額は曼殊院良恕法親王の筆。
IMG_3193.JPGIMG_3199.JPG
琵琶の形って説明だった気がします。多分。
IMG_3200.JPGこちらは矢の形
IMG_3203.JPG腰高障子の下が凝ってます
IMG_3204.JPG炭をくべていたところ
IMG_3195.JPG蹲踞(つくばい)
浮月という名前がついているそうですが、言われてみれば確かにそんな気がします。
IMG_3197.JPG池を観ながら左手に進みます
IMG_3198.JPG工事中
IMG_3206.JPGIMG_3207.JPG
池の向こうに笑意軒と園林堂を観た後、出入口方向に進みます。
IMG_3209.JPGIMG_3210.JPGIMG_3211.JPG実際はこんな感じですが、
IMG_3213.JPGこの日は左側が工事中で見えず
IMG_3214.JPGIMG_3215.JPG
古書院、中には入れないので外から見るのみですが、
二の間の正面には月見台がつくられているそうです。
今のように明るい照明がない頃、夜にお月見する贅沢ですね。
IMG_3216.JPG
ぐるぐる回っていると池と周りの風景も少しずつ変わっていきます。
書院は軒が短くて高床になっているのは鴨川の氾濫よけだったそうで、
後水尾上皇は春と秋にここを訪れていたそうなので紅葉に美しい木が
植えてあるというわけですが、年に2シーズンしか来ないというのがまた贅沢。。 IMG_3218.JPGIMG_3219.JPG
書院の横にある月波楼を外から見学したのですが、ここは茶亭で、
月を観るのに良い位置にあるのだそうです。
上の左の写真ですが窓から対岸に見える建物が松琴亭で、ガイドさんが言っていた
市松模様も遠くからなのに結構見えました。
(写真を撮ってみたもののズームでぼけぼけなのでさすがに載せられない(^^;)
IMG_3220.JPGIMG_3222.JPG
なんとなく船底のように見える室内の天井を眺めましたが、
高貴な方々は池に月が映るのを愛でて楽しんだそうです。
IMG_3225.JPG私もお月見したい
IMG_3229.JPGこの書院
IMG_3230.JPG入口が見えますが
ちょっと横にずれると、
IMG_3231.JPG生垣で見えなくなります
こういう作りも工夫というか匠というか、なんですね。
IMG_3237.JPGなんて感じで見学終了。
1時間弱の石の上を歩き続けるツアーでしたが、
桂離宮は四季を楽しみ月を愛でるための場所、ということが
今回の見学でよく分かりましたが、高貴な方はこういう場所で
風雅にお過ごしになるんだなあ、、、と思いながら、待合室に戻って
桂離宮紹介のビデオでおさらいしました。

ガイドのIさん、桂離宮が大好きな気持ちがほとばしる説明が続いて
私も楽しく見学できたのですが、夜に月を見てみたい(無理ですが)、
と思いながら桂離宮を後にして、次の目的地に向かいます。


(つづく)



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京都旅行記2022~桂離宮編①~ [日本の旅(京都)]

~~~ヾ(^∇^)/京都滞在2日目です。

昨年秋の京都旅行で初めて宮内庁の施設(修学院離宮)を訪れたのですが、
京都には、修学院離宮の他に、桂離宮、京都仙洞御所もあるので
今回は桂離宮を訪れました。

(修学院離宮は広くて質素に見えながら豪華でした)
https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-12-23
https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-12-23-1

修学院離宮の時は、申し込んですぐ「当選」のお知らせがきたのですが
桂離宮は、空き枠を確認して(インターネット)申し込んだにもかかわらず
二回申し込んで二回「落選」の通知が届きました。(;_:)
どうやって人数調整しているのか分かりませんが空き枠があってもダメなんて、
でも、京都滞在中に何とか行きたい気持ちで空き数の多い枠で申し込んだら
三度目の正直、やっと「当選」の通知が届きました。(安堵)

とはいえ、時間帯がお昼ちょっと前で若干中途半端だったので、
見学申し込み要綱のページを改めて確認して空きがあれば当日申込も可能と知り、
それなら朝一番の時間帯の空き枠に参加できないかと、
(記事をアップしている時点ではまだ参観人数を縮小しています)https://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsurarikyu.html
朝8時半ごろに桂離宮に行きました。

IMG_3126.JPGお天気よし
私の前には20代くらいのカップル1組。
これだったら絶対朝9時の回に入れる!と、早起きは三文の徳の気分で
当日受付の列に並ぶこと20分ちょっとで仮設テントのようなところで受付が始まり、
予約している時間から9時の回に変更したい旨伝えて手続きしてもらいました。
(変更前の予約受付番号を拝観料を支払うところで伝えて下さいと言われました)

建物の中に入って拝観料(1000円)を自販機で購入して待合室に進んだのですが、
修学院離宮(無料)と違って桂離宮は有料なんですね。
理由は分からないのですが、税金で維持管理されている施設とはいえ、
桂離宮のみ有料で、修学院離宮と京都仙洞御所は無料というのはなぜ。(・・?
(桂離宮が突出して維持費がかかるとか、そんな理由なのかと思っていった)

ちなみに、敷地内の見学するコース砂利道などの足元の悪いところが大半なので、
入口のところに貸し靴のサービスがありました。(有料か無料か不明です)

時間になると、ガイドさん(関西弁で見た目ダンディなおじちゃん)が
参加者(10名弱×2グループだった記憶)にお声かけしてくれてツアー出発。
修学院離宮と同じく団体での参観なので離脱せず必ず私についてきてください、
と冒頭で注意がありました。

(宮内庁ホームページ)https://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsura.html
(一応wikiも)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%82%E9%9B%A2%E5%AE%AE

昭文社のムック本(notte-mite京都)の説明によれば、

17世紀初めから中ごろにかけて、八条宮初代智仁親王と2代目智忠親王が別荘として建造。
観月の名所として知られる桂川の西岸にあり、約7万㎡の広大な敷地を擁する。
庭園の中心には池が配され、周囲には古書院、中書院、新御殿、茶室などの風雅な建物が点在。
精緻に計算し尽くされた造形美が見事で、日本屈指の名園と讃えられる。

その他にも、「どこを眺めても美しい日本庭園の最高峰」と書いてあったりして、
期待も高まります。(^-^)

歩き始めてすぐ石畳だったのですが、石が打ち込んであるので
歩くと沈みます。(^^; (貸し靴があるのも納得。)
最初に向かったのは、
IMG_3130.JPG御幸門
IMG_3131.JPG緑に囲まれています
表門から御幸道でつながっている門ですが、
IMG_3132.JPG向こうに見えるのが表
御幸門は400年前には後水尾上皇専用で現在は門柱がコルクで出きているそうです。 
御幸道は目の錯覚で同じ幅に見えるようになっていますが、実際は道幅が違うとか、
説明を聞かないとボンヤリしている私は何も気づかないだろうな、と思いました。 
IMG_3135.JPG紅葉山 
紅葉が咲いているころはこのあたりはとてもきれいなんだろうな、と
ネット記事で観ながら記事を書いている私です。
IMG_3137.JPG奄美地方の蘇鉄 
島津家から贈られた南国の蘇鉄だそうです。

うつぼ実家の庭はそんなに大きくないのですが、
うつぼ父の趣味で(マイホームに庭を持つのが夢だったらしい)蘇鉄も植えてあって
以前は冬になると藁をかけて春になると外してというのがうつぼ家で春を感じる
風景だったので(最近は暖冬なので藁をかけずに蘇鉄に越冬してもらっています)
外でこういう風景を観ると妙に親近感を感じる私です。(^-^)

敷地内には紀州の石が使われているそうですが、石をみてどこの石、とか
意識したことがなかった私には、身分の高い人はそういう風流(贅沢?)も
出来るんだなあとちょっとひネくれたことを考えてしまいました。
(歪んでいるというかひねくれているというか、富への妬みです(笑))
IMG_3141.JPGIMG_3142.JPG外腰掛
茶室(松琴亭)の待合腰掛で雪隠もついています。
IMG_3139.JPGIMG_3140.JPG
外腰掛の前の延段は、自然石と切り石を組み合わせたもので
匠というか職人技を感じます。

外腰掛からも月が綺麗に見えるそうで、
「いつも月夜に米の飯」とガイドさんが仰っていましたが、 
庶民には経験できないようなことを身分の高い人は楽しんでいたんだなあ、
と再び歪んだ気持ちになってしまった私は庶民です。( 一一)
IMG_3143.JPG織部灯籠
豊島石(てしまいし)で作られていると聞いた記憶なのですが、キリシタン灯籠、
言われなければ気づかなかったものの、灯籠をキリストの尊像にしていたんですね。
基本的にこの形(埋め込み型で四角の中台など)の灯籠を見かけたら織部灯籠、
今回の桂離宮訪問で覚えた灯籠です。
IMG_3144.JPG池泉回遊式の庭園IMG_3145.JPG州浜 IMG_3146.JPG天橋立
天橋立ではなくそれに見立てているそうです。
私も昨年天橋立を訪れましたが悪天候で綺麗に見えなかったので、
やっと晴天で天橋立が見られた心持です。
IMG_3148.JPG松琴亭
IMG_3149.JPGズームで撮影
近づいてから撮影すればよかったのですが、
IMG_3150.JPGここを渡るまで時間があったので
順番が来る前に撮影しました。(一本の切り石を渡した橋)
この日は晴天だったのでまだよかったのですが、
悪天候の日にこの橋を歩いて渡るのはちょっとしたアドベンチャーです。
IMG_3153.JPGレツゴ―!
という勢いも早々になくなり、おそるおそる歩いて渡った私です。
(参加者の大半がそんな感じでした(^^;)
IMG_3152.JPG
柱一本違っているのが不整備の美、で寂びなんですよ、という説明で、
言われなければ全く気付かないだろうと、ここでも思った私です。

松琴亭は、桂離宮でもっとも格の高い茅葺入母屋造りの茶室。
松琴の扁額は後陽成天皇の宸筆で、
銘は拾遺集巻八雑上の「琴の音に峯の松風通ふらし。。。」の句から
採られているそうです。
IMG_3155.JPGIMG_3156.JPGIMG_3158.JPG市松模様 
遠くからも見えるように大きめに描かれています。 
ここで高貴な方々が音楽や食事を楽しまれていたわけですが、
銅鑼や料理などは対岸から船で運んでいたそうです。
(お仕えする人たちは大変だったんでしょうね←目線が常にそっち側)
IMG_3159.JPG対岸
IMG_3162.JPGIMG_3164.JPG
ガイドさんに、この市松模様、あとでも見ますからよく覚えてくださいね、
と言われて、いや、そんなにすぐ忘れない模様だし、と思いながらも、
この市松模様が後々どういうところから見えるのかな、という楽しみも
できました。
IMG_3166.JPGここ
下に炭をくべて上の棚に料理を入れて温めておいたそうです。
暖房にもなるしお料理も温められる一石二鳥ですね。

と、ここでちょうどコースの半分弱くらい。
結構広いんだなあと思いながら見学ツアーは続きまーす。


(つづく)


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京都旅行記2022~権田呂本店でぐびぐび編~ [日本の旅(京都)]

京都滞在初日の夜の部はホテルから歩いて15分くらい、
錦市場近くにあるうどんすきとお蕎麦のお店、権田呂本店さんです。
IMG_3102.JPGIMG_3103.JPG
(食べログ)https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26001546/
2階の小上り席(掘りごたつ、テーブルの間に衝立あり)に案内されて、
IMG_3106.JPGはい、かんぱい♪
今回は、うどんすきとアラカルトで色々とお料理をいただきました。

IMG_3105.JPGそば実豆腐
胡麻豆腐のようにねっとりもっちりとした食感の他に、
粗目に刻んだ蕎麦の実の香ばしい香りとしっかりとした食感が美味。
IMG_3107.JPGきつね焼(というのかな)
私も家呑みするときはこんな感じで食べるのでこれは完全に呑兵衛向けの
つまみだろうなと改めて思いながらいただきました。
IMG_3108.JPG生麩田楽
小さい時は乾燥した麩しか知らずあまり得意ではなかったのですが、
大学生の金沢旅行(ワイド周遊券でいくけちけち旅行)で食べた生麩に
衝撃を受けて(もちもち過ぎる食感にびっくり)から好きになったのですが、
甘めの味噌だれをつけて食べる生麩、美味しくてお酒にぴったり。
IMG_3109.JPGと、鍋登場
最初にはまぐりを入れて更に美味しい出汁をとるんですね。
IMG_3112.JPG火が通ったぷりぷりの身♪
IMG_3110.JPG具材も豪華です
お店のスタッフ(若い女性)が具材の説明をしてくれたのですが、
「生でもたべられる新鮮な海老も」と仰ったので「海老、ありませんけど」と
いじめていると勘違いされないように(私なりに)優しく言ってみたら、
「あ!ホント!海老がありません!すみません、持ってきます!」と
慌ててしまいました。私の言い方、怖かったのかな、、、反省です。(^^;
IMG_3113.JPG海老以外の具材を綺麗に入れてくれた後、
お姉さん、厨房に海老をとりに急いでいきました。
まっすぐな姿で火が通るように竹串がさしてある海老を持ってきたお姉さん、
お鍋の中に海老を入れると上から菜箸でギューッと押さえ込んでいました。
(押さえ込まないと海老が新鮮なのでピチピチ跳ねてしまうからのようです)
IMG_3114.JPG海老にも火が通りました
IMG_3116.JPG黒七味と一味と一緒にいただきまーす
IMG_3117.JPG大きな海老
観ているとき、苦しくないかと思ってしまったのですが、
美味しく感謝していただくことがよいのだと殻以外は完食しました。(^-^)
IMG_3118.JPG澤屋まつもとを二徳利(大)いただいて
IMG_3119.JPG〆のうどん
IMG_3120.JPGここにも生麩 春だからなのか桜でした
〆のうどんを食べて呑んで更にもうちょっとつまみたいと
IMG_3121.JPG湯葉に
IMG_3122.JPG焼海苔に
IMG_3123.JPGとろろをいただいて
さすがに満腹太郎でお開きとなりました。。。
マンボー中だったからなのか(閉店も20時と早かった)2階には二組。
お酒が入ってもそんなにうるさくない人達で離れていたので、
ゆったりと呑んで食べて楽しい夜の部となりました。
IMG_3124.JPG入口のそば(うどん)打ち場を観て
IMG_3125.JPG看板の下のぴらぴらしたのってうどん?
錦市場をちょっと見ながら歩いてホテルに帰ったら、あっという間に爆睡していました。


(-。-)y-゜゜゜(-。-)y-゜゜゜(-。-)y-゜゜゜


(つづく)


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京都旅行記2022~正伝寺編~ [日本の旅(京都)]

咲き始めの若干寂しい枝垂れ梅を眺めた後は、
ルーティーンのように訪れている正伝寺に行きました。
IMG_3059.JPGバス停から歩いているといつものスーパーが見えて
IMG_3060.JPG定点観測ポイント 品揃えも十分で一安心

IMG_3061.JPGいつも通る野菜の自販機は
IMG_3062.JPGおつり50円有?
200円の品物に50円のおつり、というのがどういうことなのか、
暫しこの表記を見つめたのですが結局分かりませんでした。
(意味が分かる方、教えてください)
と、お寺に行く前にちょっとした謎に包まれてしまいながら歩く事5分で
IMG_3063.JPGIMG_3064.JPG到着
IMG_3066.JPGIMG_3067.JPG
いつものように本堂までの道をのぼっていきます。
IMG_3068.JPG苔(萌)
IMG_3069.JPG汗をかくことなくたどり着きましたIMG_3070.JPG小さい狸を発見
以前あった大きな狸、壊れてしまったのか分かりませんが、
前回訪れたときにいなくなっていたショック、今回も引きずってしまいました。
IMG_3071.JPGここにもいました小狸(ちょっと物足りない)
靴を脱いで中に入ろうと思ったら、お寺から出てきたおばちゃん2人組に遭遇し、
「拝観料を支払う時に、鐘を2回たたかないとだめですよ」と言われたので
入口にそうやって書いてあるのを毎回観ているので知ってるぜ私、と思ったものの、
知ってますと答えるのは大人げないので、ありがとうございますとお礼しました。(^^;
親切心で言ってくれたのでしょうし、そういうときは素直になった方がいいですね。
というわけで、鐘を二打して拝観料を支払って中に入ると、
IMG_3072.JPGこんな注意書きが貼ってありました。
以前から貼ってあったのか記憶がないのですが、まだ新しそうに見えたので、
なにかあってこういうものを貼るようにしたのかもしれませんね。
仏様に手を合わせるお寺に入って三脚立てて写真とる神経が理解できないのですが
神社の敷地内にペットを連れて入る人が問題になっていると最近ニュースで観て
お寺のご厚意(拝観料を払うとはいえ)で中を見せてもらっているのですから、
お寺にご迷惑をかけるようなことはしてはいけない、と思ってしまいました。
(ある意味マナーの悪い撮り鉄みたいなものを思い浮かべてしまいました)
IMG_3073.JPG赤い毛氈の上を歩いて中に進みますIMG_3074.JPG遠くに比叡山
IMG_3076.JPG雨でなくてよかった
貸切状態だったので、お参りしたあとはぼんやり比叡山と流れる雲の様子を
眺めておりました。こういう時間って贅沢に思えます。 
IMG_3080.JPG
人がいっぱいということはないのですが、2人組で来て大声でしゃべっていたり、
なんて人たちと遭遇することが多かったので今回は貸切で静かにゆっくりできて
心穏やかになれました。(^-^)
IMG_3085.JPG有難い気持ちで帰ります
神光院前バス停に戻って地元の方ほぼ100%の車内(途中から観光客も乗ってくる)で
揺られること30分ちょいくらい。
降車時「お気をつけて」とお声かけする親切な運転手さんに私もお声かけされて下車、
四条駅から徒歩6分くらいの(バス停からは数分)ホテルに向かいます。
IMG_3087.JPG途中見かけたレトロな床屋さん
このちょっと先のホテルでチェックイン。
三井ガーデンホテル京都四条

三井ガーデンホテル京都四条

  • 場所: 京都府京都市下京区西洞院通四条下ル妙伝寺町707-1
  • 特色: 四条烏丸徒歩6分。ビジネスに、家族や友達との観光に便利なホテル。
普段はそこそこのお値段のホテルだと思いますが、昨年末くらいに予約したら、
3泊で1万円(食事なし)くらいという値段で驚いたのですが、需要と供給で
オフシーズンは安いとはいえ、なんだか申し訳ない感じ。(^^;
チェックインは機械で行わないといけないのですが、スタッフの方がつきっきりで
手伝ってくれて、これならカウンターで対面でもいいのにな、なんて思いながら、
鍵を受け取り(別途宿泊税200円/日を別途支払います)お部屋へ。
IMG_3088.JPGIMG_3092.JPG
シングルで予約したのですが、空いていたからなのかツインのお部屋で
アサインしていただき「この値段でいいのか。。。」更に申し訳ない気分に。( 一一)
IMG_3089.JPGリセッシュの他にも置いてあった除菌剤とか
IMG_3090.JPGマスクを捨てる時に使うビニールとか、
結構きめ細やかな感じでよかったのですが、引き出しがないので(クローゼットもなし)
ハンガーに洋服をかけて壁に備え付けられたフックにかけて(たくさんかけられない)、
下着類などはスーツケースに入れたまま都度出し入れしました。
ちょっととした棚でも設置されていると、連泊するときは便利なのでちょと残念。
セキュリティボックスも小さいのでパソコンが入らず、見た目のオシャレな雰囲気と
反して実用的でないのが残念ポイントでした。
IMG_3096.JPG入口すぐのところにコップや冷蔵庫があって
IMG_3095.JPGお水 
ペットボトルだと飲みかけを持ち歩けますが、缶だとそれができないのが不便で、
なぜ缶なんだろう、、そんなところもちょっと残念ポイントでした。
IMG_3097.JPG窓の外は壁じゃなかったのはナイスポイント
IMG_3098.JPGテレビ画面で
IMG_3099.JPG大浴場やランドリ―の混雑状況が見られます
大浴場(1階のフロント近くにあった)に行こうと思ったのですが、
自分が行こうと思う時間帯は結構混んでいて、結局行く機会がなかったのですが、
稼働率がそんなに高くないのに混んでいるということは、女性用の大浴場はそんなに
大きくないのかもしれませんね。
部屋のバスタブが思っていたよりゆったりしていたので大浴場でなくても十分満足、
というのもあって大浴場に行かなくても問題なかったので結果オーライかな。
IMG_3100.JPGIMG_3101.JPG
フロント近くに置いてあった可愛らしいバイキンマンみたいなキャラクターと
お雛様(そういう季節でした)を眺めた後は、夜の部へ繰り出します!


(つづく)



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京都旅行記2022~城南宮で枝垂れ梅編~ [日本の旅(京都)]

爆睡していて新幹線の車窓から富士山をみそびれたものの、
油長さんで美味しい伏見のお酒を楽しんだあとは、城南宮へ向かいます。
バス停からは歩いて10分くらい。

IMG_3016.JPG渋い看板を見つけたりしていたら
IMG_3019.JPGIMG_3020.JPG到着~
(一応ホームページも)https://www.jonangu.com/
「城南宮とは平安城の南に鎮まるお宮の意味」てホームページに書いてあって、
初めてそんなに歴史のある神社ということを今回知りました。
IMG_3024.JPGIMG_3025.JPG
IMG_3026.JPG中に入ります
IMG_3027.JPGあれ。。。
(*_*) 梅が、、、殆ど咲いてない。
IMG_3028.JPGIMG_3029.JPG(;_:)
(以前きたときの城南宮)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2018-05-05-5
            https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2019-08-31-1
咲き終わりも寂しい気持ちですたがこのくらいの咲き方だと
うーん、早かったなあ、、、と違う意味で寂しくなります。
IMG_3030.JPGIMG_3031.JPG
まあ、自然のことですから自分の思った通りにならないことの方が多いかも、
そんな気持ちで梅園の中を歩きました。
IMG_3032.JPGIMG_3033.JPGIMG_3035.JPG有名なこの場所もIMG_3036.JPG椿少なめな感じ
IMG_3039.JPGでも、風情がありますね
IMG_3042.JPG
IMG_3046.JPG
IMG_3052.JPGIMG_3053.JPG
咲き始めの梅とまだ冬の名残を感じるお庭の写真ばかり並べましたが、
この次の週くらいには満開だった、、、と思われます。
(旅とはこういう想定外も味わい、、、ですね(笑))
足早に一周したら、次の目的地に行くために竹田駅まで20分くらい歩きます。
IMG_3055.JPG立派な松を観たり
IMG_3056.JPG地元で有名な業者さんのようです(以前も写真載せた記憶)
近くを私と同年代の男女グループ(20人くらいいた)が大声で道幅いっぱいに広がって
のろのろ歩いていたので、こういう時期に大勢で出かけるんだ、、と思いながら
急いで追い抜いて、
IMG_3057.JPG電車で北大路まで移動して
バス乗り場に行って一路北上していつもの場所に向かいます。(^-^)


(つづく)


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京都旅行記2022~油長さんでぐびぐび編~ [日本の旅(京都)]

本当は5月初旬から書き始めようと思っていたのですが
こんなことになってしまったので(笑)1か月遅れで書き始めます。
今年3月初旬の京都旅行なので(初春)、初夏の今書く時点ですっかり後手。
こうやって後手後手がいつまでも追いつけないと思います。(^-^;

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回は新幹線移動(朝8時台)自宅最寄り駅から途中で山手線に乗り継いだのですが、
同じ車両の少々離れたところに毛布を頭から被って爆睡している女性の姿が見えました。
ホームレスなのかなあ、環状線の山手線で何周もぐるぐるして眠るのかな、
コロナ禍の影響もあるのかな、そんなことを考えながら東京駅で下車しました。

東京駅といえばグランスタ、と思ったのですが、朝7時台で営業前のお店が開店前、
結局、全国の駅弁が買えるお店で買ってから東海道新幹線の乗り場に向かっていると、
IMG_2962.JPGIMG_2963.JPG
吊るタイプのねぶた、初めて見ましたが、そんなに大きくないのに迫力満点。
まさか東京駅で青森を感じられるとは思いませんでした。(^-^)
結構出発まで時間があったので(羽田空港でも毎度こんなパターンですが(笑))
構内をぶらぶらしながら新幹線の改札を通ってホームに行ったらちょうど入線してきたので
売店で燃料を購入してから乗車して、
IMG_2969.JPG早速いただきます
いかめしや以前食べたことのあるしらす弁当で呑もうかと思ったのですが、
久しぶりに観た加熱式のお弁当に惹かれて買ってしまいました。
IMG_2970.JPGこの紐を引っ張るのがちょっとしたアトラクション
温まったところで蓋を開けてみたら、
IMG_2972.JPG薄い牛タンが5枚(笑)
1000円ちょっとで加熱式なのでこんなもんか、と想像していましたが、
麦ごはんが見える状態だったのがちょっと寂しい気持になりました。
車内は一年前の3月に比べると人は多め、近くに座る老夫婦が旅行に出かけるみたいで
テンション高くて大声で2人でしゃべっているのが気になりましたが(耳も遠いのかも)
イヤホンで遮音してビールを呑みながら牛タン5枚と麦ごはん半分くらい、
品川に着く頃には食べ呑み終わっておりました。(^-^;
と、品川から乗ってきたおじさんが私の斜め後ろに座ったのですが、
マスク越しでもむせるほどの香水臭。(V)o¥o(V)
うわー、なんでこんなに香水つけてるんだろう、とイヤーな気分になったのですが、
遠足前日に眠れない小学生状態で眠気マックスだったので気づけば寝ておりました。

で、起きてGoogleマップを観てみると、
IMG_2977.PNGあれ?
(;゚Д゚)

振り返っても富士山はもう見えませんでした。(´;ω;`)
何のために右側の座席を指定したのか、富士山を観るためじゃないか、
新幹線の一番の楽しみ(ビールは2番)を逃した己にテンションが下がったまま、
IMG_2982.JPG京都に着いちゃった。
着いちゃったんだから前進あるのみ、と。
IMG_2984.JPGホテルに荷物を預けて
地下鉄の四条駅からルーティーンで油長さんの最寄り駅(桃山御陵前)に向かっていると
近鉄線が事故で遅れてるらしく、途中の竹田駅についても近鉄の電車が全然来ず。( 一一)
このまま待っているのがいいのか迂回ルート(バス)で行くのがいいのか、
10分くらい待っても電車が来なかったので改札を出てバスで向かうことにしました。
バス停に着いたらホームに近鉄(新田辺行)が到着している様子が見えたのですが(笑)
改札でちゃったし、まいっか、で、そのままバスに乗車。
運転手さんがとても丁寧で、乗ってきたおばあちゃんが座らずに立っていると、
揺れますからどこかにつかまってくださいねー、とアナウンスしていました。
私が住んでいるエリアのバスではあり得ない光景だなと思っているうちに、
京橋という停留所に到着したので下車。ここから5分くらい歩きます。
IMG_2986.JPG以前洒落たランチをいただいた家守堂
IMG_2988.JPG商売繁盛
油長さんのある通りと交差している商店街で見かけたのですが、
この通りにはこのタイプのお人形さんがあちこちに飾られていました。
って、いきなり等身大のおじさん人形が目の前に現れて焦りました。(´Д`)
IMG_2989.JPG冨士(この日は営業していないみたいでした)を通って、
IMG_2991.JPG到着~
IMG_2992.JPGお店奧の席に着席
ちょうど2人組の男性客が帰ったところだったので貸切です。(^O^)/
IMG_2993.JPGIMG_2994.JPG迷いながら
IMG_2995.JPG最初はこの三種
IMG_3001.JPGこれは確か玉乃光さんだったかな。。。(記憶ぼんやり)
薄濁りですっきりと呑みやすい春っぽいラベルのお酒でした。
IMG_2999.JPG京姫さんの大吟醸 匠 17度ありますがスッキリ
あと1種類は日替わりしぼりたての富翁。(写真の一番右のボトル)
丹州山田錦の無濾過生原酒の純米吟醸、16度ありますが3種類の中では一番好みの味で、
奥深くてちょっとフルーティな味わいでした。
IMG_3002.JPG続いて2種(さすがにお猪口で)
左は招徳のうすにごり、甘さ控えめで意外とスッキリ。12度で軽い味わいでした。
もう1つは英勲のにごり酒、15度で重そうに見えましたがスルッと飲める感じ。
(とはいえ、これを呑み続けるは大変そう)
油長のご主人と伏見の蔵も蔵開きを少しずつ再開している話をうかがいました...
(英勲は、人数制限してオンラインも含めて半開きという蔵開きを行うとか)
お猪口のお酒をいただいていたころ、3人組のおじさんがお店に入ってきて
大騒ぎでうるさかったので退散退散とお会計しましたが、油長さんにくると
ああ京都に来たなあ、と実感できます。(^-^)

この後、ランチタイムと、油長さんの斜め向かいにある餃子の王将に行ってみたら
激混みで入れなかったので、バス停から歩いてきた通りにあったカレーやさんへ。
(お店の名前は不明です)
IMG_3009.JPGカレー2種類じゃ多いかなと1種類で注文
IMG_3010.JPGサラダにスープ
インド、ネパール系のお店ってサラダのドレッシングがこのオレンジ色が多いような、
どろっと甘めのドレッシングたっぷりのサラダをいただいていると、
IMG_3011.JPGマトンカレー
これにドリンクがついて790円なので良心的価格です。
辛さを5段階から選べるのでどのくらいの辛さか分からぬまま2辛で注文したら
そんなに辛くないカレーで3辛でもよかったかな、と思ったのですが、
ナンではなくご飯にしたら盛りがよく、食べきれずにごちそうさま。。。
なぜカレーにしたのか自分でもよく分かりませんが、
この手のお店はとりあえず間違いないような気がします。

と。お腹がいっぱいになったところで、次の目的地にバスで向かいます。
IMG_3014.JPGパンを買いたい気持ちを抑えて(食べきれない)
IMG_3015.JPG業務スーパーが京都にもあるんだ!と思いながら
バスに乗って城南宮に向かいます♪


(つづく)



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映画「トップガン マーヴェリック」を観る [映画(た行)]

1作目をAmazonプライムでおさらいしてから結局映画館まで観に行きました。
(骨折後初めての映画館鑑賞です。)
続編.jpg
あらすじはYahoo!映画さんより。

マーヴェリック(トム・クルーズ)は、かつて自身も厳しい訓練に挑んだアメリカ海軍
パイロットのエリート養成学校、通称「トップガン」に教官として戻ってくる。
父親と親友を空で失った過去を持つ彼の型破りな指導に、訓練生たちは反発する。
彼らの中には、かつてマーヴェリックの相棒だったグースの息子ルースター(マイルズ・
テラー)もいた。


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戸田奈津子!(映画の感想そこじゃない(笑))

トム・クルーズいるところに奈津子あり、という刷り込みがあって
今回の来日も奈津子が登場するのではと気になって仕方なかったのですが
通訳が違う人でホッとしていたら本編冒頭に名前が出てきて引いてしまった私です。
映画の感想の最初に書くなよと言われそうなのですが、
奈津子が気になって仕方ないんです。(笑)
今回も字幕の表現がしっくりこないところがちょいちょいあって、
時々イラっとしたりで気になってしまいました。( 一一)

と、本筋でもなんでもない気になるポイントを書いたところで映画の感想ですが、
1作目を尊重しながらよく練られている素晴らしい続編でした。

ヒット映画の続編というと二匹目のどじょうを狙って失敗しがち、のイメージですが、
ノリで作ってしまった感は全くなく、時代の流れとともにマーヴェリックの立場も
変わってしまう中で、それでも変わらないもの、仲間や家族との友情、信頼、愛、
丁寧に描いていると思いました。

1作目で亡くなってしまう友人グース、の息子、ルースターが登場するのですが
彼を育てるマーヴェリック(終盤ぎりぎりまで抵抗されるけど)、
これは1作目で父と共に戦ったバイパーが教官としてマーヴェリックを育てる、
これを今作では対比させつつさらに深く描いていたように見えました。

父を戦争で亡くした後母も亡くしたマーヴェリック、
父を空の上で亡くした後母も亡くしてしまうルースター、
2人が同じ環境であることも1作目からつながるような設定なのかもしれません。

マーヴェリックは現場にこだわり続けている頑固な男なわけですが、
ルースターを見守る中で、彼自身も昔の恋人ペニーと再会し、彼女と娘の関係を観ることで
親子の絆について実感するきっかけをもらってルースターを守っていこうと思うように
なった(要はマーヴェリックも成長)ように見えました。

また、マーヴェリックとライバルのアイスマン、という構図、と同じように、
今作はルースターのライバルとしてハングマン(すごいコールサイン)、
互いに意識しあって時に対立する関係が、最後には協力して闘う、
そんなところも1作目から世代交代しても描かれていて、1作目からの時の流れを
感じながら時代が変わってもこういう関係性は変わらないんだなあと観ていて
ちょっとムネアツになってしまいました。

で、元カノのペニー、あれ、この人観たことある、と思ったら
超久しぶりのジェニファー・コネリーでした。
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私の中ではこの映画からずっと時間が止まったままの俳優さんですが、
すっかりきれいなおばさんになっていました。
ペニーが最初に登場するバーの場面で、BGMがボウイ様(ラビリンスで共演)の
Let's Danceだったのは製作側の遊び心だったのかな、と思ってしまったのですが、
そこそこ映画に出ているもののそんなに活発に俳優活動しているようにも見えなかった
ジェニファー・コネリーをキャスティングするのも(他の作品の色があまりついていない)
なんだかうまいなあと思ってしまいました。
1作目では登場しない(1作目の後、チャーリーと別れてから付き合った設定)ので
今作だけの出演ですが、今作は恋愛要素の割合が1作目よりもかなり削がれた感じで、
しかも大人の男女の落ち着いた(抑え気味)恋愛関係として描かれていて好感持てました。
(海軍のマーヴェリックにヨットを楽しむペニー、2人は海繋がり?)

冒頭のトップガンとは、という説明からのケニー・ロギンスの歌、
爆音を上げてと空母から飛び立つ戦闘機の様子、これも1作目と同じですが、
これで一気にトップガンの世界に引きこまれて行けたような気がします。

ちなみに、1作目を観なくても回顧シーンが盛り込まれているのでついていける、
と思いますが折角なら1作目も(まあちょっと古い感じは否めませんが(^-^;)
見てから鑑賞すると作品への理解と厚みが増すような気がします。

鑑賞後、メイキングフィルムやネット記事を読んで知ったのですが、
俳優さんたちがトム・クルーズの作った計画書にそって実機でGを感じているので、
実際Gがかかって辛い表情を見せる、それもリアルなわけだと思ったのですが、
まだ出演作品が少なめの俳優陣にとっては今作が良い経験になって
今後の映画出演に弾みがつくのではないかと思います。

この若手俳優のパイロットたちの中で、フェニックスと組んでいたボブ、
他の人達のコールサインが、コヨーテ、ハングマン、ルースター、フェニックス、
ファンボーイ、ペイバックなど個性的というか分かりやすい中で、
ボブだけ名前がボブ、コールサインもボブ、という、地味な扱いで(笑)、
エリートの中でもどこかクラウン的な役回り(見た目冴えない感じでも活躍する)を
配置したのも物語の進行が幅広くなる演出だったのかなと思いました。

冒頭のシーンで、滑走路をノーヘルバイクで爆走するマーヴェリックというのも
1作目へのオマージュ的な場面ですが、還暦近いおじさんがプロ意識で鍛え上げて
(老眼で文字が見えにくい場面がちょっとだけ盛り込まれていましたが(笑))
この仕上がり、すごいなとほぼ同年代の私だけでなく、劇場内の同年代の皆さんも
おそらく思ったはず。
(劇場内の9割以上が私と同年代かそれ以上のおじさんおばさんだった)

ミグ戦闘機と闘う1作目も大変でしたが、敵国のウラン濃縮施設を爆撃する、
というミッションを遂げる今作はもっとハラハラドキドキ感があり、
撃墜されてまさか!と思ったもののそこはトム・クルーズ(不死身)、
ルースターとの信頼関係を強くしていく姿を観て、
(あと、ピアノを弾きながら火の玉ロックを歌う姿も)
あんなちっちゃいぼっちゃん(1作目のルースター)がこんなに大きくなって、、、と
ERのグリーン先生(グースを演じたアンソニー・エドワーズ)とメグ・ライアンの姿を
ふと思い出しながら目頭が熱くなってしまいました。
(まさか敵地に入ってそんなことをするとは思わなかったけれど(^^;))、

最後にペニーを乗せてプロペラ機を操縦するマーヴェリックの姿で映画は終わりますが、
続編の権利を買って機が熟すまで製作しなかったというのも分かるというか、
その間、ミッションインポッシブルなどの映画に出ることでトム・クルーズ自身も
続編への意欲が増して製作に注力できたのかと思います。
この年代であのアクションをばりばりこなせる人は世の中1割もいないと思いますが
(1%もいないんじゃないかと思う)
大学生の頃にみた1作目から時を経て自分が50代になったこのタイミングで
続編を観ることができて良かったと思った「トップガン マーヴェリック」でありました。



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映画「トップガン」を観る [映画(た行)]

続編公開、大好評のニュースを観て映画館に行こうかな、と思いつつ、
じゃあ、おさらいがてら見ようかとAmazonプライムで鑑賞しました。
トップガン スペシャル・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • 発売日: 2011/04/28
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。

カリフォルニア州ミラマー海軍航空基地。
そこにF-14トムキャットを操る世界最高のパイロットたちを養成する訓練学校、
通称“トップガン”がある。若きパイロットのマーヴェリックもパートナーのグースとともに
このトップガン入りを果たし、自信と野望を膨らませる。
日々繰り返される厳しい訓練も、マーヴェリックはグースとの絶妙なコンビネーションで
次々と課題をクリアしていく。
しかしライバルのアイスマンは、彼の型破りな操縦を無謀と指摘する。
その一方で、マーヴェリックは新任の女性教官チャーリーに心奪われていく。



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ティム・ロビンス?

今回、1986年公開当時、映画館で買ったパンフレットを読んでから鑑賞したのですが、
オープニングのクレジットの中にティム・ロビンスの名前を見つけて、
パンフレットに名前載ってなかったのにどこに出ているの?と、トム・クルーズの姿を
追いかける前にティム・ロビンス探し、みたいな状態になってしまいました。(笑)

マーリンというコールサインのレーダー索敵員役で、最初に同乗していたパイロットが
精神的に耐えられず辞めてしまった後、グースを失ったマーヴェリックと共にF-14に
乗って共に戦った人、ということが今回の鑑賞での一番の発見でした。

昔の映画を観ると、まだ売れる前の俳優さんがちょい役で出演しているのを発見して、
みたいなことが時折ありますが、今作でのティム・ロビンス発見も私にとっては
改めて見直してよかったと本気で思ったポイントです。

と、相変わらず本筋以外のところから書いてしまいましたが(^^;
トップガンとは、という説明が冒頭に表示された後、ケニー・ロギンスの歌とともに
爆音で空母から飛び立つ戦闘機、滑走路をノーヘルバイクで爆走するトム・クルーズ、
これだけですっかり引き込まれて見始めました。(36年前に観ているけれど新鮮)
意外と恋愛要素が多めだったのだなあと今回ちょっと意外に思えたのですが、
鼻っ柱が強くて自信家の若造(マーヴェリック)に年上の教官が刺激的に見えて
ラブ[ハート]な関係になるのですが、一回離れてやっぱり好きとくっついて終わる、
観ている側にしてみれば安定感のある展開ですが、
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若い頃のトム・クルーズってこういう恋愛パターンを描くことが多かったのかも、
そんなことを思いながらみておりました。
ビーチバレーでのムキムキぶりと、白ブリーフ姿のトム・クルーズも今作では
見どころかもしれない、というのも今回気づいた萌えポイントです。

自信家のマーヴェリックが親友であり同じ戦闘機にのるパートナーのグースを
事故で失った後、失意のどん底状態になってしまうのですが、
その後、実戦でライバルのアイスマンと敵対しあうのではなく共に戦いながら、
信頼と友情を深める、という起承転結がわかりやすい展開になっているので、
時代背景(マーヴェリックの父親がベトナム戦争で亡くなるとか米ソ冷戦とか)が
やはり40年近く前だなあと思ったのですが、それでも父の死、グースの死を乗り越えて
マーヴェリックが成長していく様子を見るとこの歳になっても盛り上がれました。

今のようなCGもまだそんなに進化していないころですが、
それでも戦闘機の空撮は自宅のテレビでもかなりの迫力で、これを映画館で観た当時、
その迫力に圧倒されたんだろうな、と大学生時代の己が興奮して見ている姿を
想像してしまったのですが、悪い人が出てこない(ズルい人はいるかもしれないけれど)、
途中マーヴェリックにとって大切な人が亡くなるという悲しい場面もありますが、
マーヴェリックを中心に人とのつながりと信頼の輪が広がっていく様子を楽しめた
「トップガン」でありました。

(やっぱりこの曲!)

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池袋「清龍」で蛍烏賊 [呑んだり食べたり(チェーン店)]

これも骨折前、4月中旬ごろの呑み記事です。

酒友から誘われて目白のアンザイさんへ猪カレーを食べにいきました。
(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13134095/
IMG_4424.JPG目白駅前のペコちゃんもマスク姿
IMG_4425.JPGピンポーンして中に入り 
IMG_4426.JPGカレー
過去に何度か猪料理の記事を書いているお店ですが、時々イベントを開催していて
この時は原価無視(これで1000円)の猪カレー。
玉葱人参のみじん切りもたっぷり入っている深い味わいのカレーを楽しんで満腹、
になって、近場で呑もうと思ったら酒友が池袋へ行こうというので電車で一駅。
私がなじみのある方(西口)に行きました。
私はどこでもいいので入れるところでいいと思っていたのですが、
酒友が首を縦に振らずぐるぐる歩いて探して。 
IMG_4428.JPG八丈島料理のお店は満席で入れず
もうどこでもいいじゃないの、と私が半ば強引に、この近くにあった、 
IMG_4430.jpg清龍さんへGO 
以前、吉祥寺店に一度だけ入ったことのある酒蔵直営のお店ですが、
過去記事をみたら、15年も前の話でした。
そんな昔のことだと思わずびっくり。
IMG_4431.JPG2階席に着席
(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13149213/ 
IMG_4432.JPGIMG_4434.JPG
以前よりメニューがちゃんとしているような気がするなあと思いながら、 
IMG_4437.JPGかんぱい♪ 
IMG_4438.JPGお通しは煮物系 
IMG_4439.JPG菜の花辛し和え
この日のおススメなので注文したのですが、冷凍を自然解凍みたいで
しゃばしゃばな辛子ソース和えみたいな感じでした。(見た目の割に味は普通) 
IMG_4440.JPG蛍烏賊
こんなに酢味噌要らないのに、って感じですが、これも普通の味。 
IMG_4441.JPGきびなご
これも酢味噌和えで味が被っちゃったのですが
一緒に盛り付けられていた独活が春の味だなあとちょっと感激。
IMG_4435.JPGお酒が安いのがいい点 IMG_4436.JPG呑兵衛向けメニューも充実 
IMG_4443.JPG安っ! 
IMG_4442.JPGで、最初はこれを徳利で
IMG_4444.JPGその次が純米酒を大徳利で  
IMG_4445.JPGいただきました。
感想は比較的呑みやすい口当たりのお酒、でした。
店内満席で半個室で大騒ぎしている中年グループもいたりでザワザワな店内、
サクッと呑むにはいいけれど腰を落ち着けて呑むのはこの時期周囲を観ると心配かな、
そんな気持ちになりました。
とはいえ、このお値段で(お会計は2人で呑んで英世3人からお釣りがきた)
呑んで食べられるなら選択肢が少ない中ではいいかなと思った清龍さんでありました。
  

タグ:池袋 清龍
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本郷三丁目「朔」で北海道すなお水産ナイト [呑んだり食べたり(居酒屋)]

先日お知らせしましたが、そろそろブログ再開しようと思います。
毎日のアップは難しいかもしれませんが、よろしければ引き続きご訪問いただければ
幸いでございます。(^-^)

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3月下旬ごろの訪問記事です。(当然ですが、骨折前の話です)
時折お邪魔している立ち飲みの朔さんへ美味しいお酒とお魚が食べたくて行きました。
因みに北海道すなお水産さんの美味しいお魚がたべられるのは木曜日、
(私と酒友は別途お魚をすなおさんに事前にお願いしています)

IMG_4026.JPG当日のメニュー 
IMG_4027.JPGお通しはマカロニサラダ
こういうお通し、ホッとします。
IMG_4029.JPG酒飲み(笑)
入口ドアを観たら貼ってありました。 
IMG_4030.JPG最初の一杯はこちら  
IMG_4032.JPG日本酒ではなくリキュール系  
みかんの粒粒が面白いお酒でした。
と、ここで酒友が登場したので、
IMG_4033.JPGカンゾーチャージ(今回は2人呑み) 
IMG_4034.JPG日本酒の一杯目は菊の里のうすにごり
初めて呑む栃木のお酒ですが、すっきり美味しいお酒でした。
(その他のお酒は最後にまとめてご紹介)
IMG_4045.JPGお刺身♪
いつも3人呑みなので、北海道すなお水産のすなおさんが2人だと思わず、
2人呑みで3人前をいただく格好となり、これだけでかなりお腹いっぱいになって
しまいました。 
サヨリとシマアジ?(だったかな)の他に、
IMG_4046.JPG大きめの甘エビ
甘エビ、あまり好きではないの自分から注文しないのですが、
これはぷりぷりで甘みもあって美味でございました。
IMG_4048.JPGかつお&蛍烏賊 
蛍烏賊がシーズン終わり時、ここで食べ納めとなりました。
かつおは鹿児島の初かつお、ねっとりとした食感と旨味が美味しゅうございました。

で、今期いただいたお酒たち。
IMG_4037.JPGIMG_4041.JPGIMG_4052.JPG
IMG_4055.JPGIMG_4056.JPGIMG_4058.JPG

3人だと結構長時間呑んでしまうのですが、2人だと理性が働くらしく(笑)
そんなに長引かずに食べ呑み終わり宴会終了となりました。
お刺身が3人前だったのでお代がちょっと高めになってしまいましたが、
すなおさんのお店の美味しいお魚を思いきり食べられて大満足の
北海道すなお水産ナイト@朔さんでありました。



 

タグ:本郷三丁目
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