京都旅行記2022~桂離宮編①~ [日本の旅(京都)]
~~~ヾ(^∇^)/京都滞在2日目です。
昨年秋の京都旅行で初めて宮内庁の施設(修学院離宮)を訪れたのですが、
京都には、修学院離宮の他に、桂離宮、京都仙洞御所もあるので
今回は桂離宮を訪れました。
(修学院離宮は広くて質素に見えながら豪華でした)
https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-12-23
https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-12-23-1
修学院離宮の時は、申し込んですぐ「当選」のお知らせがきたのですが
桂離宮は、空き枠を確認して(インターネット)申し込んだにもかかわらず
二回申し込んで二回「落選」の通知が届きました。(;_:)
どうやって人数調整しているのか分かりませんが空き枠があってもダメなんて、
でも、京都滞在中に何とか行きたい気持ちで空き数の多い枠で申し込んだら
三度目の正直、やっと「当選」の通知が届きました。(安堵)
とはいえ、時間帯がお昼ちょっと前で若干中途半端だったので、
見学申し込み要綱のページを改めて確認して空きがあれば当日申込も可能と知り、
それなら朝一番の時間帯の空き枠に参加できないかと、
(記事をアップしている時点ではまだ参観人数を縮小しています)https://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsurarikyu.html
朝8時半ごろに桂離宮に行きました。
昨年秋の京都旅行で初めて宮内庁の施設(修学院離宮)を訪れたのですが、
京都には、修学院離宮の他に、桂離宮、京都仙洞御所もあるので
今回は桂離宮を訪れました。
(修学院離宮は広くて質素に見えながら豪華でした)
https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-12-23
https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-12-23-1
修学院離宮の時は、申し込んですぐ「当選」のお知らせがきたのですが
桂離宮は、空き枠を確認して(インターネット)申し込んだにもかかわらず
二回申し込んで二回「落選」の通知が届きました。(;_:)
どうやって人数調整しているのか分かりませんが空き枠があってもダメなんて、
でも、京都滞在中に何とか行きたい気持ちで空き数の多い枠で申し込んだら
三度目の正直、やっと「当選」の通知が届きました。(安堵)
とはいえ、時間帯がお昼ちょっと前で若干中途半端だったので、
見学申し込み要綱のページを改めて確認して空きがあれば当日申込も可能と知り、
それなら朝一番の時間帯の空き枠に参加できないかと、
(記事をアップしている時点ではまだ参観人数を縮小しています)https://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsurarikyu.html
朝8時半ごろに桂離宮に行きました。
お天気よし
私の前には20代くらいのカップル1組。
これだったら絶対朝9時の回に入れる!と、早起きは三文の徳の気分で
当日受付の列に並ぶこと20分ちょっとで仮設テントのようなところで受付が始まり、
予約している時間から9時の回に変更したい旨伝えて手続きしてもらいました。
(変更前の予約受付番号を拝観料を支払うところで伝えて下さいと言われました)
建物の中に入って拝観料(1000円)を自販機で購入して待合室に進んだのですが、
修学院離宮(無料)と違って桂離宮は有料なんですね。
理由は分からないのですが、税金で維持管理されている施設とはいえ、
桂離宮のみ有料で、修学院離宮と京都仙洞御所は無料というのはなぜ。(・・?
(桂離宮が突出して維持費がかかるとか、そんな理由なのかと思っていった)
ちなみに、敷地内の見学するコース砂利道などの足元の悪いところが大半なので、
入口のところに貸し靴のサービスがありました。(有料か無料か不明です)
時間になると、ガイドさん(関西弁で見た目ダンディなおじちゃん)が
参加者(10名弱×2グループだった記憶)にお声かけしてくれてツアー出発。
修学院離宮と同じく団体での参観なので離脱せず必ず私についてきてください、
と冒頭で注意がありました。
(宮内庁ホームページ)https://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsura.html
(一応wikiも)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%82%E9%9B%A2%E5%AE%AE
昭文社のムック本(notte-mite京都)の説明によれば、
17世紀初めから中ごろにかけて、八条宮初代智仁親王と2代目智忠親王が別荘として建造。
観月の名所として知られる桂川の西岸にあり、約7万㎡の広大な敷地を擁する。
庭園の中心には池が配され、周囲には古書院、中書院、新御殿、茶室などの風雅な建物が点在。
精緻に計算し尽くされた造形美が見事で、日本屈指の名園と讃えられる。
その他にも、「どこを眺めても美しい日本庭園の最高峰」と書いてあったりして、
期待も高まります。(^-^)
歩き始めてすぐ石畳だったのですが、石が打ち込んであるので
歩くと沈みます。(^^; (貸し靴があるのも納得。)
最初に向かったのは、
私の前には20代くらいのカップル1組。
これだったら絶対朝9時の回に入れる!と、早起きは三文の徳の気分で
当日受付の列に並ぶこと20分ちょっとで仮設テントのようなところで受付が始まり、
予約している時間から9時の回に変更したい旨伝えて手続きしてもらいました。
(変更前の予約受付番号を拝観料を支払うところで伝えて下さいと言われました)
建物の中に入って拝観料(1000円)を自販機で購入して待合室に進んだのですが、
修学院離宮(無料)と違って桂離宮は有料なんですね。
理由は分からないのですが、税金で維持管理されている施設とはいえ、
桂離宮のみ有料で、修学院離宮と京都仙洞御所は無料というのはなぜ。(・・?
(桂離宮が突出して維持費がかかるとか、そんな理由なのかと思っていった)
ちなみに、敷地内の見学するコース砂利道などの足元の悪いところが大半なので、
入口のところに貸し靴のサービスがありました。(有料か無料か不明です)
時間になると、ガイドさん(関西弁で見た目ダンディなおじちゃん)が
参加者(10名弱×2グループだった記憶)にお声かけしてくれてツアー出発。
修学院離宮と同じく団体での参観なので離脱せず必ず私についてきてください、
と冒頭で注意がありました。
(宮内庁ホームページ)https://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsura.html
(一応wikiも)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%82%E9%9B%A2%E5%AE%AE
昭文社のムック本(notte-mite京都)の説明によれば、
17世紀初めから中ごろにかけて、八条宮初代智仁親王と2代目智忠親王が別荘として建造。
観月の名所として知られる桂川の西岸にあり、約7万㎡の広大な敷地を擁する。
庭園の中心には池が配され、周囲には古書院、中書院、新御殿、茶室などの風雅な建物が点在。
精緻に計算し尽くされた造形美が見事で、日本屈指の名園と讃えられる。
その他にも、「どこを眺めても美しい日本庭園の最高峰」と書いてあったりして、
期待も高まります。(^-^)
歩き始めてすぐ石畳だったのですが、石が打ち込んであるので
歩くと沈みます。(^^; (貸し靴があるのも納得。)
最初に向かったのは、
御幸門
緑に囲まれています
緑に囲まれています
表門から御幸道でつながっている門ですが、
向こうに見えるのが表
紅葉が咲いているころはこのあたりはとてもきれいなんだろうな、と
ネット記事で観ながら記事を書いている私です。
奄美地方の蘇鉄
島津家から贈られた南国の蘇鉄だそうです。
うつぼ実家の庭はそんなに大きくないのですが、
うつぼ父の趣味で(マイホームに庭を持つのが夢だったらしい)蘇鉄も植えてあって
以前は冬になると藁をかけて春になると外してというのがうつぼ家で春を感じる
風景だったので(最近は暖冬なので藁をかけずに蘇鉄に越冬してもらっています)
外でこういう風景を観ると妙に親近感を感じる私です。(^-^)
敷地内には紀州の石が使われているそうですが、石をみてどこの石、とか
意識したことがなかった私には、身分の高い人はそういう風流(贅沢?)も
出来るんだなあとちょっとひネくれたことを考えてしまいました。
(歪んでいるというかひねくれているというか、富への妬みです(笑))
外腰掛
茶室(松琴亭)の待合腰掛で雪隠もついています。
外腰掛の前の延段は、自然石と切り石を組み合わせたもので
匠というか職人技を感じます。
外腰掛からも月が綺麗に見えるそうで、
「いつも月夜に米の飯」とガイドさんが仰っていましたが、
庶民には経験できないようなことを身分の高い人は楽しんでいたんだなあ、
と再び歪んだ気持ちになってしまった私は庶民です。( 一一)
織部灯籠
豊島石(てしまいし)で作られていると聞いた記憶なのですが、キリシタン灯籠、
言われなければ気づかなかったものの、灯籠をキリストの尊像にしていたんですね。
基本的にこの形(埋め込み型で四角の中台など)の灯籠を見かけたら織部灯籠、
今回の桂離宮訪問で覚えた灯籠です。
池泉回遊式の庭園州浜 天橋立
天橋立ではなくそれに見立てているそうです。
私も昨年天橋立を訪れましたが悪天候で綺麗に見えなかったので、
やっと晴天で天橋立が見られた心持です。
御幸門は400年前には後水尾上皇専用で現在は門柱がコルクで出きているそうです。
御幸道は目の錯覚で同じ幅に見えるようになっていますが、実際は道幅が違うとか、
説明を聞かないとボンヤリしている私は何も気づかないだろうな、と思いました。
紅葉山 御幸道は目の錯覚で同じ幅に見えるようになっていますが、実際は道幅が違うとか、
説明を聞かないとボンヤリしている私は何も気づかないだろうな、と思いました。
紅葉が咲いているころはこのあたりはとてもきれいなんだろうな、と
ネット記事で観ながら記事を書いている私です。
奄美地方の蘇鉄
島津家から贈られた南国の蘇鉄だそうです。
うつぼ実家の庭はそんなに大きくないのですが、
うつぼ父の趣味で(マイホームに庭を持つのが夢だったらしい)蘇鉄も植えてあって
以前は冬になると藁をかけて春になると外してというのがうつぼ家で春を感じる
風景だったので(最近は暖冬なので藁をかけずに蘇鉄に越冬してもらっています)
外でこういう風景を観ると妙に親近感を感じる私です。(^-^)
敷地内には紀州の石が使われているそうですが、石をみてどこの石、とか
意識したことがなかった私には、身分の高い人はそういう風流(贅沢?)も
出来るんだなあとちょっとひネくれたことを考えてしまいました。
(歪んでいるというかひねくれているというか、富への妬みです(笑))
外腰掛
茶室(松琴亭)の待合腰掛で雪隠もついています。
外腰掛の前の延段は、自然石と切り石を組み合わせたもので
匠というか職人技を感じます。
外腰掛からも月が綺麗に見えるそうで、
「いつも月夜に米の飯」とガイドさんが仰っていましたが、
庶民には経験できないようなことを身分の高い人は楽しんでいたんだなあ、
と再び歪んだ気持ちになってしまった私は庶民です。( 一一)
織部灯籠
豊島石(てしまいし)で作られていると聞いた記憶なのですが、キリシタン灯籠、
言われなければ気づかなかったものの、灯籠をキリストの尊像にしていたんですね。
基本的にこの形(埋め込み型で四角の中台など)の灯籠を見かけたら織部灯籠、
今回の桂離宮訪問で覚えた灯籠です。
池泉回遊式の庭園州浜 天橋立
天橋立ではなくそれに見立てているそうです。
私も昨年天橋立を訪れましたが悪天候で綺麗に見えなかったので、
やっと晴天で天橋立が見られた心持です。
松琴亭
ズームで撮影
近づいてから撮影すればよかったのですが、
近づいてから撮影すればよかったのですが、
ここを渡るまで時間があったので
順番が来る前に撮影しました。(一本の切り石を渡した橋)
この日は晴天だったのでまだよかったのですが、
悪天候の日にこの橋を歩いて渡るのはちょっとしたアドベンチャーです。
レツゴ―!
という勢いも早々になくなり、おそるおそる歩いて渡った私です。
(参加者の大半がそんな感じでした(^^;)
柱一本違っているのが不整備の美、で寂びなんですよ、という説明で、
言われなければ全く気付かないだろうと、ここでも思った私です。
松琴亭は、桂離宮でもっとも格の高い茅葺入母屋造りの茶室。
松琴の扁額は後陽成天皇の宸筆で、
銘は拾遺集巻八雑上の「琴の音に峯の松風通ふらし。。。」の句から
採られているそうです。
市松模様
遠くからも見えるように大きめに描かれています。
ここで高貴な方々が音楽や食事を楽しまれていたわけですが、
銅鑼や料理などは対岸から船で運んでいたそうです。
(お仕えする人たちは大変だったんでしょうね←目線が常にそっち側)
対岸
ガイドさんに、この市松模様、あとでも見ますからよく覚えてくださいね、
と言われて、いや、そんなにすぐ忘れない模様だし、と思いながらも、
この市松模様が後々どういうところから見えるのかな、という楽しみも
できました。
ここ
下に炭をくべて上の棚に料理を入れて温めておいたそうです。
暖房にもなるしお料理も温められる一石二鳥ですね。
と、ここでちょうどコースの半分弱くらい。
結構広いんだなあと思いながら見学ツアーは続きまーす。
(つづく)
順番が来る前に撮影しました。(一本の切り石を渡した橋)
この日は晴天だったのでまだよかったのですが、
悪天候の日にこの橋を歩いて渡るのはちょっとしたアドベンチャーです。
レツゴ―!
という勢いも早々になくなり、おそるおそる歩いて渡った私です。
(参加者の大半がそんな感じでした(^^;)
柱一本違っているのが不整備の美、で寂びなんですよ、という説明で、
言われなければ全く気付かないだろうと、ここでも思った私です。
松琴亭は、桂離宮でもっとも格の高い茅葺入母屋造りの茶室。
松琴の扁額は後陽成天皇の宸筆で、
銘は拾遺集巻八雑上の「琴の音に峯の松風通ふらし。。。」の句から
採られているそうです。
市松模様
遠くからも見えるように大きめに描かれています。
ここで高貴な方々が音楽や食事を楽しまれていたわけですが、
銅鑼や料理などは対岸から船で運んでいたそうです。
(お仕えする人たちは大変だったんでしょうね←目線が常にそっち側)
対岸
ガイドさんに、この市松模様、あとでも見ますからよく覚えてくださいね、
と言われて、いや、そんなにすぐ忘れない模様だし、と思いながらも、
この市松模様が後々どういうところから見えるのかな、という楽しみも
できました。
ここ
下に炭をくべて上の棚に料理を入れて温めておいたそうです。
暖房にもなるしお料理も温められる一石二鳥ですね。
と、ここでちょうどコースの半分弱くらい。
結構広いんだなあと思いながら見学ツアーは続きまーす。
(つづく)
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