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映画「愛する人」を観る [映画(あ行)]

年末年始の映画鑑賞で少々弾みがついたというか、
映画館にも足を運ぼうと久しぶりに日比谷シャンテで映画鑑賞。

 愛する人.jpg ロドリゴ・ガルシア監督作品

(映画サイト)→ http://aisuru-hito.com/index.html

 





14歳の時、恋人との間の子どもを生んだカレン(アネット・ベニング)は、
生んだ3日後、母によって子どもを養子に出されてしまう。

それから37年。 

カレンは結婚せず老いた母親の介護をしながら病院でリハビリ訓練士の仕事をしているが
母と素直に接することも出来ず、また、職場の仲間達にも心を開くことが出来ず
生まれてすぐ別れてしまった娘のことを思いながら、届かぬ手紙を書き続けている。

生まれてすぐ養子に出された後、10歳で養父が他界し、
17歳で家を出てからは養母とも疎遠になっているエリザベス(ナオミ・ワッツ)。
弁護士として成功し事務所を移りながらキャリアアップしている。
「自立」することを好むエリザベスはカレンの生んだ娘だった。。。。
新しい事務所で働き始めたエリザベス、仕事も順調だったが、
上司(サミュエル・L・ジャクソン)、隣人夫婦の夫スティーブと寝て妊娠してしまう。
一生結婚はしない、子どもは生まないと、17歳で卵管結紮を受けていたのに
妊娠してしまったエリザベスは、これまで自分が心を閉ざしていた母への思いを意識し、
子どもを生むことを決意し、キャリアを捨て事務所を去る。

同じ頃、カレンの母親が他界し、素直に話が出来なかった母親が、
カレンが生んだ子どもをすぐ養子に出してしまったことを申し訳なく思っていたことを
自宅に通うメキシコ人家政婦から聞いたカレン、何故自分に直接言ってくれなかったのかと
悲しみながら、自分も母親に対して素直になれなかったことを後悔する。

母の死をきっかけに、少しずつ周囲の人たちへ心を開き素直に接するようになったカレンは
職場仲間のパコ(ジミー・スミッツ)と結婚したことをきっかけに、
自分が生んだ娘に会いたいと思い始め、娘を養子に出した教会(斡旋所)に向かう。
養子に出した以上、住所や養父母の情報を教えることができないが、
手紙を書いて預けてくれれば、娘が母に会いたいと思う時に手紙を受け取りにくる、
そうすれば会える、という教会の説明にカレンは手紙を綴って教会に預けるのだった。

子どもが出来ない(アフリカ系の)ルーシー(ケリー・ワシントン)は、
養子をもらう為、(カレンが行った)教会で登録し、紹介された妊婦と会って何度も話をする。
20歳で妊娠してしまったこの女性はルーシーに高圧的に質問するばかりだったが、
ルーシーの真摯な態度に養子縁組を承諾するものの、生んでみると子どもが手放せなくなり
養子縁組を一方的に破棄してしまう。
養子ではなく自分の血を分けた子どもがほしいという夫と意見が合わず離婚してまで
子どもがほしかったルーシーは打ちのめされるが、仲介していた教会のシスターから
身寄りのない他の赤ちゃんを養子にしないか、と提案される。

それは、エリザベスが生んだ子だった。

前置胎盤で帝王切開を勧められたエリザベスは
「自分の力で生みたい。自分の目で子どもが生まれるところを見たい。」と自然分娩を望んだが、
生まれた子どもの顔を一瞬見た後、亡くなってしまったのだった。。

ルーシーはエリザベスの生んだ女の子を養子として受け入れ、育てていく決心をする。


それから1年。。。。。。


エリザベスが顔も知らない実母宛に自分が妊娠していることを記した手紙と写真が
教会で見つかる。 
事務手続きミスでエリザベスが生きている間にカレンに届かなかった手紙が
1年経ってようやくカレンの手元に届く。
そしてエリザベスの生んだ子供の居場所を聞くカレンは会いにいくのだが。。。。



 

原題が「Mother&Child」なのに、邦題は「愛する人」。
ま、分からなくはないのですが、原題の「母と子」は、
実母だったり養母だったり代理母だったり、実子だったり養子だったり、、、と
様々な意味で使われているので邦題がちょっと浅く思えてしまいました。。。

物語は、自分の生んだ子を養子に出した(というか母によって出された)カレン、
カレンの娘、エリザベス、、そして、養子を受け入れようとするルーシー、の3人で、
カレンとエリザベスはいつか出会えるのでは、と思っていたら、ルーシーもそこに関わって
三者三様の姿から「母」という形を描いているのかなと思いました。

物語の前半で仕事バリバリなのに上司やお隣さんと簡単に寝てしまうエリザベスに驚きましたが
自分の生い立ちへの精神的なストレス(本人感じてないかもしれませんが)に対する自傷行為、
そういうものにも見えました。

このあたりは、男性が見るとただエロいだけに見えてしまうかもしれませんが、
同じ中年女性から見るとなんだか痛々しく見えてしまいますね。

子供が要らないと避妊手術を受けていたのに子供が出来たと知ったエリザベスが
どんどん変化していく様子が印象的でした。
上司や事務所を去ってから盲目の少女ヴァイオレットに出会ったことで、
エリザベスの表情が非情に柔和な表情になっていくのを見て、画面越しに見ている私さえ
頑張ってほしいと応援したくなりました。

また、(エリザベスの母)カレンも最初は本当に嫌な感じのオバサンなんですが
母の死を境に、それまでの刺々しい態度から表情豊かな女性に変化していきます。

このあたりの女性の描き方が、

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これらの作品で監督もしているロドリゴ・ガルシア監督らしい女性の描き方で、
めでたしめでたしの大ハッピーエンドにならなくても、前向きに進んでいけるような
見ている人が元気をもらえるような作品でした。

偶然とか話が出来すぎ、、なんて映画レビューも一部見られたりしたのですが
派手派手しい演出もなく、出演する女優陣が役柄になりきって演じているのが
同じ中年女性としてなんだか染みました。。。

若い頃に見てもきっと深く感じて見られないと思うような作品ですが、
私と同じような年頃の姐さま達にはおススメしたい「愛する人」でありました。


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中野ブロードウェーぶらぶら記 [日本の旅(関東)]

新春談笑ショーで大爆笑した後は、
へろーめ兄さんとのおデートin飯能まで少々時間がございましたのでぶらぶらします。

まずは、中野zeroホールから駅に向かって歩きますと、RIMG0055.JPGれんが風の絵(笑)
駅についてから線路反対側に出て
RIMG0056.JPG 中野サンプラザ
テンプテーションズ&シュープリームスのコンサートでお世話になりました。。

で、今回のぶらぶら目的は他にございますので、右手に進みます。
RIMG0057.JPG 中野サンモールを通って中野ブロードウェイへ

ワタクシ、人生の殆どを千葉県で過ごしておりますが、生まれたのは新宿区。
大都会新宿ではなく落合あたりのノンビリしたところでございましたが、
新宿区に住んでいた頃、ハハがよく連れてきてくれたのが中野ブロードウェイでした。
生まれた頃にここで買ってもらった熊のぬいぐるみも捨てられずに現在同居中。(笑)
というか、この熊ぬいぐるみ、引っ越すときに実家に置いてこようと思っていたのですが
ハハがいつの間にかトラックに載せていた、そんな次第で今の住居に住んでいたりして、
かなりボロボロな熊を見る度、私の人生と重ねながら時の流れを感じます。(涙)

また、この中野ブロードウェイの思い出で、当時は外食=贅沢、、だった頃なので、
ここで焼きそばを買ってもらって兄と分けて食べたこともよき思い出になっています。

なんてことを思い出しながら、
RIMG0058.JPGRIMG0059.JPGぶらぶら
で、サンモールを歩ききるとRIMG0060.JPG中野ブロードウェイ
RIMG0061.JPG 中野なのにブロードウェイだぜぇ。

とはいえ、私の中ではブロードウェイ=中野、でございましたので、
大学生になった頃、「へぇ~、ニューヨークにもブロードウェイがあるんだ!」と
真剣に思っていたくらいで。。。。(笑)
その後、NYのブロードウェイから中野ブロードウェイと名づけたことに気づく訳ですが
今考えると結構オバカな私でございますな。(ーー;)

と、懐かしい中野ブロードウェイですが、幼稚園の頃に千葉に引っ越してからというもの、
訪れたこともなく、今回は超久しぶりでの訪問でございます。。。。

RIMG0062.JPG あれ、こんなに天井低かったかしら、、、と思いましたが
それは自分が大きくなったからなんでしょうね。

テレビではここの様子は時折見ておりましたが(青島幸男も住んでいたし)
昔と違うのは「まんだらけ」が出店してからサブカルチャーの聖地みたいになっている、
ということでしょうかねぇ。。。。

で、適当に2階に上がったのですがこまごまと小さいお店が並んでいたり
(結構シャッター閉まってる区画もありましたが不況だから??)

RIMG0064.JPGドゴラ?
存じませんでしたので、調べました→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E5%A4%A7%E6%80%AA%E7%8D%A3%E3%83%89%E3%82%B4%E3%83%A9

宇宙大怪獣ドゴラ

宇宙大怪獣ドゴラ

  • アーティスト: 伊福部昭,サントラ
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1996/11/07
  • メディア: CD

amazonでも出てきますね。名前の割にイマイチなお姿な気もしますが。(^_^.)

RIMG0065.JPG2階から1階を見下ろしてみました
RIMG0066.JPGマニア垂涎、、て感じでしょうがよう分かりませんで。
RIMG0068.JPG川中美幸は知ってます
RIMG0069.JPG このゴチャゴチャ感がタマリマセン
RIMG0070.JPG宇宙人発見   RIMG0071.JPG立ってたらいーのか(ーー;)
 
RIMG0073.JPG なんてアホなことを考えながら休憩~。RIMG0072.JPGさかこし珈琲店 

あまり広くない店内で結構混んでいました。。。

RIMG0074.JPG なーにーにーしーよーかなー。
RIMG0076.JPGヤンロン茶とか きなこみるくとか。。
RIMG0075.JPG とろろのお店も経営している模様
(中野ブロードウェイ内にあるようですね)

で、普通にブレンドにしようかと思ったのですが、ブログネタにいいかな、という邪念と
初めて見た名前だったのとで、「カフェ・メキシコ」を注文したら、
RIMG0077.JPGこんな感じでテーブルに
RIMG0079.JPGRIMG0080.JPG
どっちから注げばいいのかしら、と一瞬迷ったのですが細い方から注ぎました。。。
RIMG0081.JPG濃い目で美味でございました。。

検索したら出てきましたが、強烈で芳醇な香り、、だそうです。


でも、後で調べたら、このお店はコールドコーヒーが一番人気らしい。。 


と、久しぶりで気後れした上に、おたく度満点な雰囲気に驚きましたが、
また機会があればぶらっとしてみたい中野ブロードウェイでありました。

 

(おまけ)
毎度お馴染みトイレシリーズ。
RIMG0083.JPG 「たすけて」 って。。。。。


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新春談笑ショー’11で「黄金餅」 [落語・お笑い]

談笑さんの

イラサリマケー

イラサリマケー

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 夢空間
  • 発売日: 2009/10/07
  • メディア: CD

イラサリマケー

にすっかりやられてしまった後(笑)に登場したのが

白鳥サン.jpg高田が生んだスター(^_^.)白鳥さん 
今回はかなりインパクトの強いお二方なので全く眠くなりません。(笑)


昼間から放送禁止の噺で目が覚めました!とイラサリマケーの感想を述べた後、
高田の友人で「岸田くん(岸川くんだったかな)」が談笑さんのファンで、
高田に帰ったときに岸田君の運転する車に乗ったら談笑さんのCDをかけてくれたんだけど
ピー」音だらけで、、、なんてことを言って場内を湧かせていました。
(注:実際のCDはリアルに全部聴けます)



なんてマクラの後の噺は「黄金餅」の超改作。

元々の「黄金餅」は前回談笑さんの落語会で聞いたので私も存じておりました。


(そのときの記事)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2010-10-26


て、読んだらリンク貼った割に細かいこと書いてない。(汗)


(ぢゃ、wikipediaセンセイで)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E9%87%91%E9%A4%85



「強欲な坊主・西念が貯めこんだ金をあんころ餅でくるんで食べて息絶えたのを見た
 長屋で隣に住む金兵衛が西念を燃やして腹から金だけいただこうとして、
 うまくいくのだが、、、という噺。」

です。


坊主の死体を半焼き状態にしたままお腹から金をとりだす件なんて、
聴いてるととても怖かったんです、談笑さんの時は。

でも、今回は白鳥さんですから怖くなるはずがありません。(笑)

白鳥さん、「今日は黄金餅という噺をやろうと思うんですが、この噺は・・・・・」と
wikipediaに書いてあるような内容を一通り話して、「・・という噺です。」と言ってから
ご自分の改作落語に入っていらっしゃいました。(^_^.)




舞台は昭和後半の池袋。 

びっくりガード近くのぼろアパートに住む金銀亭久蔵(キンギンテイキュウゾウ)は、
訳の分からない新作落語ばかり寄席でやった為、池袋演芸場から出入り止めを食らっている。

とはいえ、落語以外の仕事もなく貧乏から脱出できない。

隣の部屋に住むのは北朝鮮からやってきたバアサン。

憎まれ口を叩くがどこか憎めないこのバアサンが具合が悪いと1週間伏せってしまい、
心配した久蔵が見舞いに行くと、トック(韓国のお餅)が食べたいという。
バアサンがトック代をくれないので、久蔵はなけなしの金でトックを買ってバアサンに渡すと
一人で食べたいから出ていけ、といわれ、久蔵は自分の部屋に戻る。。。。

が、バアサンの様子が気になるので部屋に帰って壁にあけた穴から覗いてみると
(アグネスラムのポスターをはがして、、とか言っていたような気がするのですが記憶ボンヤリ)
バアサンは隠し持っていた純金の粒をトックにくるんで飲み込んでいた。。。
そして餅が喉につかえて苦しむバアサンの部屋に久蔵が行くと、
「私の死体を新潟港に運んでマンギョンボン号に乗せてくれ・・・・」と言い残して死んでしまった。

金を将軍様に捧げようとしたバアサンだったが、久蔵はそうはするものか、と
バアサンを焼いて腹の中から純金を取り出していただいてしまおう、と企む。
が、同じアパートに住む不法滞在者の中国人がそんな久蔵を覗き見していた。。。

一緒にバアサンの死体を運んで焼こう、焼く場所は不法滞在者の為の火葬場にしよう、と
久蔵と一緒に東武デパート搬入口から養老の滝厨房などなど
(池袋の西口から東口、、そして西口に戻ってくるのが聴いてておかしくて。。。)
ぐねぐねと迷路のような道を歩き進みながらバアサンの死体を運ぶと、見覚えのある舞台。。。 
そこは池袋演芸場だった。。。。

火葬場の管理人は久蔵に出入り止めを申し伝えた演芸場の番頭さん、
ショックを受ける久蔵だったが、不法滞在中国人が合言葉を唱えると舞台の先には通路が。
進んでいくと、つぶれてしまったイタリア料理店「ナポリの泉」の店内で
イタリアから取り寄せたという大きな石釜でバアサンを焼くことに。。。。

石釜に放り込まれたバアサン、いつしか金色のピザ状態で焼き上がり。(笑)


バアサンから金を取り出していただこうとする久蔵だったが、
「お前は子どものいない私にとって息子のような存在だった。
 私のようになっちゃいけない、お前は落語で頑張れ。」と番頭に諭され、
おまけに餞別(確か1000円くらい)を渡された久蔵、
「これで松屋の牛丼が3杯(4杯?)食べられる!」と喜んで火葬場を飛び出してしまう。

あ、金もらってない。。。。。

と後悔する久蔵だったが、自分には落語しかない、と心を改め、
このバアサンの噺を新作落語として寄席でかけて大好評!
この噺を「こがねもち」と名づけました。(子がいない番頭さんとバアサンのトック(餅)をかけて、笑)

めでたしめでたし。。。。

 

という噺になっていました。(^_^.)

 

売れない落語家の久蔵は、白鳥さんが自分の若い頃として描いているようにも見られたりして
ピザの石釜でバアサンを焼いちゃったり、火葬場に行くまでに唱える呪文があまりにおかしくて。

2つ呪文があったんですが、そのうち1つだけ。

「笑点の新メンバーは談笑!」

聴いた途端、びっくりしつつ笑ってしまいましたが、
あり得ないことを言うのが呪文だ、、、とあとで番頭さんが言うので、
そうだよね、、なんて妙に納得してしまいました。。。。


この後仲入りがあって、
後半は翁家勝丸さんという若い方による太神楽に少々ハラハラし、
談笑さんが登場して現代(昭和40年代くらい)に置き換えた「子別れ」でシンミリ。。。


とにかく前半は「イラサリマケー」と「黄金餅」で大爆笑、、
年の初めから笑うのはいいわね~、と改めて思った新春談笑ショー’11でありました。



RIMG0053.JPG 演目
(いつも写真撮らないのですが今回は周囲の人々につられて撮りました(^_^))



(おまけ)
終演後、談笑さんのサイン会がありました。
RIMG0054.JPG うつぼ賛江、と書いてもらいたかったのですが
さすがに言うことが出来ず、普通に苗字を書いてもらいました。。
前回も終演後にお客さんにご挨拶されていた談笑さんですが、
こういうファン思いの噺家さんの(寿輔師匠も含みます)落語会、足を運びたくなりますね。(^_^)


タグ:白鳥 黄金餅
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新春談笑ショー’11で「イラサリマケー」 [落語・お笑い]

落語会の記事、一つアップすると他もアップしたくなるようです。(^_^)



 


昨年の落語会でツボにはまってしまった立川談笑さんの落語会に参戦する為、
中野へ繰り出しました。

会場は中野ZEROホール(小)。

中野というと4年近く前に中野サンプラザに来て以来久しぶりですが、
今回は中野サンプラザと反対側に降ります。

開演13時のちょっと前に到着すると、かなり古めかしいホールでやはり男性比率が高し。
もうちょっと女性が増えるといいのにな、と思いながら右寄り後方席に着席。

音楽イベントと違って落語会は時間きっかりに始まるのが毎度すごいと思うのですが、
今回も13時きっかりにスタート。

スモーク・オン・ザ・ウォーター」の出囃子(笑)と共に登場したのは談笑さん。

新春談笑ショー・しんしゅんだんしょうしょー、これさえ言えれば今日は終了みたいなもんで、
と場内を湧かせた後は、現在はまっているジョギングの話をひとしきり。。。

結構マクラが長いなあ、と思っていたらやっとネタに入ったのですが、なかなか強烈な噺でした。

 





残業してから会社を出た男、呑んでから帰ろうと新宿で飲み屋を探すが、
刺身にバルササミコふってあさつき切らずに載せちゃうような創作和食などもってのほか、と
(東方○聞録とか月の○とか槍玉に挙がってました、笑)
普通の居酒屋っぽい趣の「かつ政」に入ったら、







 

イラサリマケーッ!


 

という店員の声。


 

店員はビルマ人ばかりの居酒屋で、変な日本語で話しかけてくるので注文もままならない。




生ビールは、ダイナマイト(大生)、チュウナマイト(中生)があるよ、
エ?チイサイノ? このオキャクサン、コ(小)ナマイキ~!



オー、オキャクサン、いい呑まれっぷりだね~! (いい呑みっぷりだね)



ビールを飲み終わりお酒でも、、と注文すると、

オオドクイリ(大毒入り大徳利)、
チュウドクイリ中毒入り中徳利)があるよ、と答える店員。

大毒入り(笑)を注文した客、最初くらいお酌してよ、というと、

オキャクサン、コミアッテマスカラ、ゴジブンデナグサメテクダサイ、と言われ、



メニューが無いけど何があるの?と聞く客に、

オスメスエロエロあるよ、と答える店員。。。。。

オスメスエロエロオスメスエロエロ、、、おすすめ色々。(笑)


立て板に水のごとくオススメを言う店員だったが、それがいい間違い全開。


イカナイト イマダメ テサバキ テ◎ンコナメ◎ゲ オ◎コナ◎オロシ・・・・。(以下自粛)



という噺。


イラサリマケー

イラサリマケー

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 夢空間
  • 発売日: 2009/10/07
  • メディア: CD

聴きたい方は絶賛発売中なのでどうぞamazonでお求めください。(笑)



元々は「居酒屋」という噺の改作で、
現在に置き換えないと分かりづらい言葉が元の噺には多いと思ったそうですが、
それにしても激しく放送禁止な出来栄えの素晴らしい改作でした。



本当はこの記事にもオスメスエロエロの件を全部書こうと思ったのですが、
自分で禁止キーワードに引っかかってアップできなくなったらイヤだし(笑)
ピー音だらけになってしまうのでやっぱりやめときます。。



でもね、念の為、一部書きますと(笑)

イカナイト=いか納豆、イマダメ=枝豆、てさばき=手羽先、
                     テ◎ンコ=お新香だったりします。


個人的にはテ◎ンコの件で大爆笑でした。 

店員が客に料理について説明するんですが、


トリダスデショ。 ダラントシテルノ。 デ、クサイノ。 
           カスガツイテルヨ。 アラウデショ。。。。。


あぁ、下品ですみませんぬ。そんな感じです。 でも、場内大爆笑でございました。。。

 

と、前半で予想外に大爆笑してしまったのですが、
次に登場したのがゲストの白鳥サン.jpg三遊亭白鳥さん。

昨年、bluebird姐さんのお誘いで高田に足を運んだ際
白鳥さんらしい「ねずみ」の改作を聴いて大爆笑したのですが、
今回も凄まじい改作落語でございました。


(つづく)


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人形町「松竹庵」で大たぬきせいろ [呑んだり食べたり(日本そば)]

桃太郎・寿輔犬猿二人会を見る前、、、
ものすごい空腹だった私、まだ開演まで少々時間あるし、、ということで
水天宮に向かう大きな通り沿いで食事をとることにしました。

松竹庵 001.jpg からくり時計 
中途半端な時間だったので動いているのが見られませんでしたが、
神輿をわっしょいわっしょいするんでしょうかねぇ。。

松竹庵 002.jpg 入ったのは日本蕎麦の「松竹庵」さん。

(食べログ)→ http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13025966/

人形町駅から水天宮に向かう途中にあります。

昼間でもないので先客は2人だけ。 奥のテーブル席に着席し、
松竹庵 003.jpgなーにーにーしーよっかなーーー。

納豆そばなんていいかな、と思ったのですが意外と高い。(ーー;)

というわけで、他のお店で見たことがなかったので「大たぬきせいろ」を注文しました。

松竹庵 004.jpg 鍋焼って結構高いのね。
猫舌なので鍋焼を自ら注文することは殆どありませんが、
具が多いからなんでしょうか、天ぷらそばより高いのが気になり。。。

松竹庵 006.jpg時間があったら呑みたかったにゃー。
上のメニューに「にら納豆」とありますが、お蕎麦屋さんで見たの初めて。
ってか、お蕎麦屋さんでニラを使うメニューって他にあるんでしょか。(@_@。

松竹庵 007.jpgにら玉子とじ、、あった。。。
くぅ~、呑みてぇ。。。 と思いましたが、
急いで食べて落語会、しかも寿輔師匠[ハートたち(複数ハート)]と思ったらアキラメがつきました。。。

で、たぬきせいろを注文すると、
松竹庵 005.jpgおつゆ&薬味がテーブルに
天かす、ほうれんそう、かまぼこ一切れが入ったおつゆ。

写真を撮ったりしていたら注文から5分もかからず
松竹庵 008.jpg お蕎麦がテーブルに
松竹庵 009.jpgすごいボリューム(汗)

お蕎麦屋さんに行くとついつい大盛を頼んでしまう私ですが
予想以上の盛りっぷりに驚きました。。。

でも、ダイジョウブ、お蕎麦は喉越しいいから沢山食べられます。(^_^)

松竹庵 010.jpg つるつるん♪

おつゆは濃い目、甘さもありますが辛めです。

喉越しよいからとつるつる食べましたが、かなりのボリュームで食べきった後は超満腹。。。

でも、折角冷たいお蕎麦を食べたのだから蕎麦湯はのまないと、、、、といただいてお会計。

大盛にしたのですが、50円増しでした。(@_@)    良心的です。。


調べたところ、ここの女将さんはフランスの方のようで、
同じ人形町でフランス料理の店も経営しているとか。こちらにも興味ありあり。。


手打ち蕎麦でなく、普通のお蕎麦屋さん、といった感じではありますが、
どこか安心して、しかも手頃に食べられるのが気に入りましたので、
いずれ夜の部(お酒付)で再訪してみたい「松竹庵」でありました。

 

(おまけ)
お蕎麦を食べた後、落語会会場に向かう途中のぶらぶら歩き。
寿輔桃太郎 001.jpg 和菓子のお店「東海」
寿輔桃太郎 002.jpg タンゴ という名のスナック?
寿輔桃太郎 003.jpg 喜味
寿輔桃太郎 004.jpg 銘柄を見ただけで呑みたくなりました。。
寿輔桃太郎 005.jpg寿輔桃太郎 006.jpg きゅっと一杯、なんていいわねぇ。。。

とはいえ、このあと落語会なので全てスルーでございました。。
時間を見つけて、またぶらぶらしてみたい趣の人形町でありました。


タグ:人形町
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桃太郎・寿輔「犬猿二人会」で大爆笑♪ [落語・お笑い]

呑み食べ記事が続いたので気分転換に落語記事。




昨年後半は、ちょこちょこ足を運ぶようになった落語会ですが、
長講三人の会」でもらったチラシで発見し、これは行かないと!と即、チケット購入、
日本橋社会教育会館に行ってまいりました。


落語会のタイトルは「桃太郎・寿輔 犬猿二人会」。


会場入口に白黒チラシが張ってありましたが、
寿輔桃太郎 009.jpg 2人とも若い。。。

落語会のタイトルが犬猿だなんて、思い切ってつけちゃった感ありですね。
同じ頃入門して顔合わせは42年ぶりということでこんなタイトルになったようですが
実際のお二方が犬猿の仲、とかそういうことはないようです。(^_^)

会場は200人くらい入れそうな雰囲気でしたが、宣伝がイマイチだったのでしょうか
お客さんは多くて50~60人くらいと、寂しい感じ。。。。

で、今回は最初からネタが決まっていたようでチラシに記載されていました。
寿輔桃太郎 008.jpg

どれも聞いたことがある噺なので何だか安心です。(^_^)


18:45開演後、最初に登場したのは、(多分前座の)春風亭吉好さんでネタは「やかん」。
知ったかぶりの噺ですが、こういう落語会にくると前座さんがよくやっているような気がします。
結構長い噺だと思いますが前座さんは持ち時間が短いので途中で終了。。。


続いて登場したのは、
寿輔師匠 [黒ハート][黒ハート][黒ハート]

 今回も熱帯魚色でした(^^♪

別に桃太郎さんと犬猿の仲でもなんでもないんですけどね、、、、、と
ねちっとした感じで話したあとのネタは「自殺狂」。

(内容は以前書いた記事でどうぞ)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2007-10-27

相変わらずペコちゃんの笛を出して吹いてましたが、少ないながらも観客ドッカン大爆笑で
ホッといたしました。。。。

ま、このネタは後半へのウォームアップ、という感じですね。(^_^)


続いて登場したのは、
桃太郎師匠 寿輔さんよりちょっと先輩だそうです
ネタは「お見立て」。

(こちらも寿輔師匠で聞いたときの記事でどうぞ)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2007-09-14

このネタも寿輔師匠や林家たい平さんなどで聞いたことがありますが、
話す人によって結構イメージが変わるような気がしますね。

花魁のお見立てにかけてオチとなるのですが、桃太郎師匠、少々滑舌がよろしくなく、
ちょっぴり残念な気がしました。。。


ここで休憩。。。


いつもなら殿方の洗手間には行列ができると思いますが、この観客数では行列も出来ず
なんだかここでも寂しい気分でございます。。。
(洗手間の行列にいちいち反応する自分もどうかしてると思うんですけどね(ーー;))

 後半は桃太郎師匠から
寿輔さんがこのあと大作やるっていうから私は軽めに、と話し始めたのが「結婚相談所」。

このCDに入ってますが私は持っておりませぬ。。。(^_^.)
以前にも何度か寄席で聞いたことのあるネタで、
結婚相談所にやってきた男性にスタッフがあれこれ質問して用紙に記入していくのですが、
スタッフと男性のやりとりがちぐはぐで、、、という噺。

やりとりがちぐはぐ、、、というのが「代書屋」にも似ている感じですが、
このネタは桃太郎師匠しかやらないでしょうし、独特の話の間合いが面白くて笑えました。。。


そして、お待ちかねの、寿輔師匠。

噺は以前ひとり会で聴いた「文七元結」。

(寿輔師匠の記事)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2007-09-14

今回で二度目だし、噺も分かっているのにぐっときました。。。

師匠の噺が結構長めだったのもあって(トリだもんね(^_^))21時頃終演。

 


師匠のマクラは、これまで10年おきくらいに芸風が変わってきたというか、
若い頃に清志郎のような格好とメイクで高座にあがり「愛し合ってるかーい!」と
叫んだりしていた話や、43年前、初めて上がった高座が人形町末廣亭だったこと、
それもあって、今回人形町にきて懐かしかったこと、、などでした。

客いじり、、、観客が少なかったのもあって非常にマイルドだったのが残念ですが、
これは寄席に行ってみないといけないな、、なんて改めて思ったり。(^_^)


また、桃太郎師匠が最近笑わせる噺家が少なくなった、と少々お嘆きで
泣かせる落語は落語じゃない、、といったようなことを仰っていたら、
最後の寿輔師匠のネタが泣ける「文七元結」というのが、逆に笑えました。。。


今回のような入りでは、もう二度と見られないかもしれないと思ったりしたのですが、
もっと主催者にうまく宣伝してもらって、またこの組み合わせで二人会をみたいな、と思った
桃太郎・寿輔 犬猿二人会でありました。

 


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吉川「よしかわ天然温泉」で八海山 [日本の旅(関東)]

年初恒例行事となった感あり、ですが、
今年も会社OBのオジちゃん達との新年会で吉川まで行ってまいりました。

(ご参考)
昨年の新年会→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2010-01-14-1
一昨年の新年会→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2009-01-26-1
その前の新年会→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2008-01-21


OBオジちゃん3人に私の4人で行く予定でしたが、1名風邪のため当日キャンセル。
寒い季節なので仕方ありませんが、キャンセルしたオジちゃん、一昨年も前日に転倒負傷で
欠席した人なのでちょと心配でございます。。。

RIMG0092.JPG お久しぶりの「よしかわ天然温泉

飲み放題宴会コースで懲りている幹事のオジちゃん(笑)の指定どおり
11時に吉川駅前集合、温泉へ移動、入湯料支払い後、4階のお食事どころへ。。

RIMG0100.JPG ビリケンさん、久しぶり♪ (ちゃんと足裏なでました)

奥の掘りごたつ席に着席し(この段階ではまだガラガラでした)
RIMG0096.JPG 入浴前なのでグラスビールで乾杯♪
RIMG0097.JPG 冷凍枝豆 普通に美味

で、順番にお風呂に入って席を確保しましょう、、という作戦なので(お昼混むので)
まずは私からお風呂へ。。。

が、薬湯は山盛りオバアチャンでイモ洗い状態で、全く入ることが出来ず(泣)
(当日、薬湯の原液を先着50名に配布、なんてサービスもやってたようです)
仕方ないので普通の温泉とジェットバスでしばし贅肉に水流をあてまくって終了。。。
30分ちょいでテーブルに戻ると幹事のオジちゃんが一人宴会状態。
昨年長湯でなかなか戻ってこなかったオジちゃんが先に風呂に行ってしまったらしく
私が「じゃ、Yさん(幹事)もお風呂に行ってきてください」というと、
「うつぼちゃん一人置いていけないよ」といいながら焼酎をぐびぐび。。。。

「これ以上飲んだらお風呂で溺死するから行ってきてくださいよ!」と私と押し問答していたら
お食事処はお客さんで一杯。。更に「ここの席、空きませんか?」と聞いてくるご老人多発。
掘りごたつ席が少ないので座りたい気持ちも分かるのですが、
まだ飲んでいる人に「空きませんか?」というのも一体なんでしょう。。。

「すみません、まだ飲んでますし、あと一人ここに来ますので。。。」とお断りしましたが
ご年配のお客さんが多いのですし、掘りごたつ席をもう少し増やしてほしいですね。

RIMG0101.JPG 私が戻ったときにあったイカゲソ唐揚げ

RIMG0102.JPGブログネタに、と注文(^_^)RIMG0108.JPGお肉が2段に重ねてありました
どこのお牛さんか不明ですが柔らかくてジューシー、この値段でかなり頑張ってる感じ。
濃い目のソースをかけたら本当に「冬のスタミナ」気分になりました。(^_^)

で、折角この温泉に来たのですから、
RIMG0111.JPG 飲まないと♪

昨年、友人とここで美味しく呑んだのでそれを思い出し。
(こちらね)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2010-02-17

RIMG0105.JPG 絶対一合以上入ってます♪RIMG0114.JPG おでん盛り合わせ 熱々

RIMG0113.JPG 肝臓に良いお茶もございましたが、、
RIMG0115.JPG 八海山をお代わり♪
昨年は原酒で濃厚でしたが今年は違っていたようで少々軽め、、とはいえウマイす。(^^♪

RIMG0117.JPG 五目あんかけ焼きそば

で、日本酒お代わりしようかな、、と思ったのですが翌日はお仕事、、、なので、RIMG0120.JPG生グレープフルーツサワー
(オジちゃんが写ろうとかがんだので少々入ってしまいました。。。。)
普通のグレープフルーツサワーに更に生果汁を搾る、、、かなり良心的な一杯。
とはいえ、お値段は500円でございます。。。

オジちゃん達はシルバー人材派遣でバイトしたり、地元のコミュニティで仲良しを作ったり
二人ともなかなか充実した毎日を送っているようでした。
私も老後はこうやって過ごせるといいんだけどな、とかちょっと羨ましくなり。。。

と、ワイワイ呑んでいたら時計が15時を過ぎておりました。。。
日がくれる前には帰ろうね、と幹事のオジちゃんが言っていたので〆ます。。RIMG0122.JPG幹事のオジちゃんは担々麺RIMG0123.JPG もう一人のオジちゃんは天ぷらそばRIMG0124.JPG 私は納豆巻 

ふわ~、お腹いっぱい。。。。。

で、帰ればいいのですが、「もう一回お風呂に入りたい」とオジちゃん達が言うので
もう一度入りました。。。

昼よりは空いていたので、今度は薬湯に入れましたがかなりクサイ。。。
このクサイのがきっと効くんだと思って頑張って10分ほど浸かりましたがギブアップ。。。

その後普通のお風呂にも入りましたが、薬湯のニオイがしみたままお風呂を出て支度、
ぶるぶるマッサージ(10分200円)チェアを堪能していると、
RIMG0126.JPG その隣は、いびきの大きい方よう仮眠コーナーでした

ぶるぶるしている傍で中年殿方のいびき大合唱、、、すごかった。。

で、やっぱり私が一番最初に出てきてしまったので
RIMG0129.JPG お酒の代わりにハーゲンダッツ
普段あまりこういうものは食べないのですが風呂上りはウマイ。

と、お互いの学習効果(笑)もあって、泥酔することなく帰途に着くことが出来ましたが、
OBのオジちゃん達と年に一度の御目文字をこういうところでするのも楽しいわね、と思った
よしかわ天然温泉でありました。


タグ:八海山
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北千住「はらみや」で焼肉食べ放題! [呑んだり食べたり(その他)]

たまに訪れる北千住丸井レストラン街ですが、
以前レディースランチ記事をアップした「焼肉はらみや」さんへ夜行ってまいりました。

はらみや 031.jpg 呑みまっせ~。
夜の部は久しぶりでしたが、
はらみや 032.jpg食べ呑み放題メニューがございました
以前からあったっけ、、覚えておりませんが、このお値段で食べ呑み放題は良心的。

はらみや 019.jpg以前座ったカウンター席近くのテーブル席に着席

はらみや 001.jpg 90分もあればお腹いっぱいになるでしょうね
はらみや 003.jpg ただ、飲み放題がね。。。
はらみや 004.jpgポン酒がございませんどした(泣)
ま、焼肉屋さんですからね、そこまで求めちゃいけません。

はらみや 007.jpg 乾杯は生ビール♪ うめー♪ でもサントリー、ホントは好きぢゃない

で、食べ放題なのですが、最初に焼肉のセットを食べてから、と説明を受けました。
お寿司食べ放題のお店でも、最初に十貫くらいお店チョイスのネタ盛り合わせで出されて
それを食べないと好きなものが注文できない、、みたいなことを聞いたことがありますが、
このお店もそういうシステムのようです。
(同じものばかり最初から注文させない、ということでしょうかね)
はらみや 009.jpg2人前
ロース、カルビ、はらみの3種盛り。
はらみや 008.jpgはらみや 010.jpg 多分、並かなと思います、
はらみや 012.jpg 柔らかくて美味しゅうございます
はらみや 013.jpg でも、結構ボリュームがありました(ーー;)

で、セットメニューを食べた後ははらみや 011.jpgお好み食べ放題♪

はらみや 015.jpgタン塩 結構柔らかでした
はらみや 016.jpg 鶏はらみ 結構歯応えがありました
はらみや 017.jpg しろ ぷるんぷるん 
はらみや 020.jpg 梨マッコリ 梨の香りがするようなしないような。。
はらみや 021.jpg 野菜盛り合わせ 玉ねぎもほしかった。。。
はらみや 022.jpg 大根サラダ 無難に美味
はらみや 023.jpg キムチ 辛くてウマイ
はらみや 024.jpg サンチユ これは別料金どす
肉はやっぱり巻きたいよね、ってことで注文してしまいました。。。

はらみや 025.jpg グレープフルーツサワー 結構焼酎入ってます
はらみや 026.jpg 野菜焼きお代わり+とうもろこし
かぼちゃってこういうところで焼いても焦げる割にはホクホクにならないのがもどかしく
代わりに玉ねぎ食べたかったなあ、、とかしつこく思っておりました。
とうもろこしは焼き目をつけて美味しくいただきました。(^_^)

はらみや 027.jpg 青りんごハイ(完全にブログ目線、笑)
はらみや 028.jpg 〆に石焼ビビンパ
食べ放題なのでミニサイズかと思ったら器がこれしかないのでしょうか普通に一人前。
友人と半分ずつ分けましたがかなりのボリューム。。
また、ランチの時に器の温め方がイマイチだったのが今回は熱々。。。
美味しく焦げもできました♪

はらみや 029.jpg わかめスープでサッパリ

で、お腹いっぱいなんですがデザートも食べ放題メニューにあったので、
はらみや 030.jpg 抹茶アイス

サンチユを追加注文したのでお会計は4000円越えとなってしまいましたが、
このお値段で焼肉にビビンパが食べられて呑めるならお手頃ですね。
(友人が食細めで満喫できなかったような気もしますが。。。。)

とはいえ、もっと若いときにこういうお店があったらよかったのに、、、と思う中年の私、
次回はアラカルトで好きなものだけ食べてもよいかもしれないわね、、とも思った
「焼肉はらみや」の食べ飲み放題でありました。


タグ:北千住
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日本橋「皆美」で鯛めし [呑んだり食べたり(郷土料理&お鍋)]

昨年の記事もまだあれこれ残っておりますが、たまには今年の話も。(^_^)


 

仕事始めの翌日、まだお正月気分の抜けないまま日本橋で食事会へ。

日本橋にはたまーに行くのですが、お店のCOREDOは今回お初でした。
関東に住んでいながら今更なんですが。(^_^.)

RIMG0001.JPG 「皆美」さんで食事会

出雲・玉造温泉の名旅館が出店しているレストランで、
銀座と日本橋、大阪、松江に4店舗あります。

(皆美グループホームページ)→ http://www.minami-g.co.jp/

テーブル席と個室があるようで、今回は個室に案内してもらいました。
個室は出雲にちなんだ地名がついているようなのですが、
案内された部屋の名前が「嫁ケ島」でね。(笑) 何か仕組まれたのかと思ってしまったよ。(ーー;)

RIMG0002.JPG 着席
お皿の上においてあった紙には俳句。

「春うらら 鼓の音もきこえきて 平和を祈り初詣する」

私も俳句が詠めればいいのですが、この手のものの風流さがよく分かりませぬ。。

RIMG0003.JPG 新年なので最初にお酒を頂戴しました(^_^)

キュッとやったら呑み終わり。もうちょっと欲しいところですが上品にね。。。

RIMG0011.JPG カンパイは生ビールで♪

今回は鯛めしの会席コース(多分8400円)でございます。

RIMG0013.JPG箸染め
「数の子大観漬け 糸賀喜 糸雲丹」

数の子がかなり大ぶりで食べ応えがあって既に日本酒が呑みたくなってます。(^_^.)


RIMG0014.JPG祝い肴
RIMG0015.JPG 黒豆 千社唐松葉差し 炙り唐墨
カラスミを食べたらもっと日本酒が欲しくなり。。。。
RIMG0016.JPG松笠慈姑 結びのし梅 鰤大根漬
鰤大根漬、、これは完全に酒の肴です。。。
RIMG0019.JPG繭玉 海老の黄身焼
割りながら召し上がってください、と言われて箸で突いたのですが結構力が要りました。
ちょっとしたアトラクションのようでしたが中身は普通に海老だった。

RIMG0021.JPGさー、日本酒日本酒♪ 
島根のお酒勢ぞろいの中から選んだのは「李白」。すっきりして美味♪

RIMG0020.JPG ウマイ(^^♪
RIMG0023.JPG寿椀 
RIMG0025.JPG松江風雑煮
塩鰤 紅白餅 十六島(うるっぷるい)海苔 鶴菜 柚子

実家のお雑煮(カツオ出汁で鶏肉、小松菜、なると、餅のみ)しか知らないので
他の地域のお雑煮がいただけるなんて、、と思ったら魚が入っていてビックリ。
塩鰤というだけあって鰤自体にも塩気があっておいしゅうございました。。。
 
RIMG0027.JPG造里 青竹盛り
鮪 鯛 ボタン海老 芽物 山葵   海老がプリプリでございました

で、ここまでテンポ良く出ていた料理がピッタリ止まり。。。
部屋担当の仲居の女性が何度も戸を開けて私達の食べる様子を確認していましたが
あっという間に食べ終わった後も何度も観に来るので何かと思ったら
「次の焼き物が混んでおりまして少々お時間がかかっております。申し訳ありません」だって。
もっと早く言えばいいのに、、なんて思って待ちましたが、次の料理が出てきたのはお刺身を
出してもらってから30分以上経ってから。

時節柄、また訪問した時間帯を考えると一番混んでいるときだというのは分かりますが
それにしても時間かかりすぎ。(V)o¥o(V)

仲居の女性も何度も観に来るのではなく(結構鬱陶しかった)厨房とうまくやり取りして
くれればいいのに、、、なんて思ってしまいました。。。

RIMG0028.JPGやっと出てきた焼き物
「連子鯛祝い焼き 柚子鳴門 手毬麩 酢取り茗荷子」
長い時間待ったのもあって、あっという間に食べ終わり。美味しかったが待ち過ぎた。。。

RIMG0031.JPGと、お皿が出てきたので次の鍋だ!と思ったら
これまた結構時間が経ってからお鍋が登場。。

3種類あったので3人で違うものを注文しました。
私以外の2人は、
RIMG0032.JPG豚白菜巻鍋
RIMG0033.JPG 牡蠣鍋(味噌味)
RIMG0034.JPG私は健康的(笑)に豆乳鍋
RIMG0036.JPG餡をかけていただくと優しいお味。。

途中で時間が空いたのもありますが、もうお腹いっぱいになってまいりました。
が、コース料理はまだ続きます。

RIMG0038.JPG強肴
「蟹の紅白揚げ 茄子 青唐 赤おろし 旨出汁」
終盤の揚げ物はきついです。。。 お餅砕いたような衣が美味しいんだけどねぇ。。

RIMG0040.JPG酢の物
「海鼠霙酢 紅白膾 袱紗胡瓜」 なまこのコリコリと酢でさっぱり。。。

RIMG0041.JPG そしてお店名物の「家伝 鯛めし一式」
ちなみに食事は、鯛めし、割子蕎麦、蟹ちらしの3種から選べますが、
このお店に来た一番の目的が鯛めしなので3人とも注文。
ただ、お腹いっぱいだったのでご飯は減らしてもらいましたが、
それでも2膳以上はお櫃に入ってました。。(^_^.)

仲居さんは一人分しか作ってくれないので、私ともう一人はそれを見ながらDIY。
RIMG0042.JPG薬味 きれいに盛り付けられてます
山葵の右隣が卵の黄身を裏ごししたもの、その隣が鯛、卵の白身。

これらを盛り付けたご飯(島根のお米だそうです)の上に盛り付けて出汁をかけて。
RIMG0044.JPGお茶漬けのようにいただくのですが
出汁の優しい味と鯛の旨みでさらさらさらさら。。。。。
軽く一膳食べてしまい、お代わり、、悩みながら、
RIMG0045.JPG 二膳目(^_^.)

出汁は足りないと追加でいただけますが、そこにいたる前に超満腹でギブアップ。。。

RIMG0047.JPG 水菓子のヨーグルトムースは一口のみ
RIMG0048.JPG抹茶とお菓子
抹茶ですっきりしたもののお菓子には手を出せず。。。。。

事前の予習でもコース料理はかなり量が多いと知っていたのですが予想以上でした。

鯛めしというと、駅弁の甘いそぼろがのっているイメージだったのですが、
このお店の鯛めしは旨みたっぷりでさらさら食べられるので他の料理が少なめで
この鯛めしをお櫃に米ある限り何杯でも食べたかった、、と思いました。

 

仲居さんの仕切りがイマイチだったのが残念ですが、
お料理は美味しかったし、(写真撮らなかったのですが)李白は3合近く呑んじゃったし
とにかく鯛めしが美味だったので、次回はお腹が空いているときに思い切り食べたいし
ランチで鯛めし+小鉢のお膳を食べてみたいですね。(^_^)

と、初めていただく鯛めしに感激!の皆美でありました。

 


タグ:日本橋 李白
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北千住「喜多八」で生たこ♪ [呑んだり食べたり(居酒屋)]

毎度お馴染み北千住「喜多八」さんで友人と呑み納め。

以前店のご主人の体調が悪くてお店が閉まっていたことがあったので
DSCF6248.JPG予約してからうかがいました。。。
こういうお店なのに予約するとテーブルに「予約席」という札が置いてあったりして
ちょと恥ずかしいす。(^_^.)

DSCF6249.JPG で、生ビールで乾杯♪ ウメー♪DSCF6250.JPGつきだしは白身魚の南蛮漬
DSCF6252.JPG 冬ですが枝豆 ぽくぽく
手元にないとなんだか寂しくてついつい注文していしまい。。

DSCF6253.JPG ごぼうの唐揚げ
お店のオバチャンに「人気メニューよ!」と勧められて注文。
大ぶりにカットされているので食べ応えがあって美味。これは酒に合います。(^_^)

DSCF6255.JPG なので生酒にスイッチ♪
氷を入れたケースで冷やしているのでラベルが剥がれちゃうのよね、と
お店のオバチャンが申し訳なさそうに言ってましたが、ダイジョウブ、美味しいから。

DSCF6256.JPG 刺身盛合わせ
あじ・生タコ・中おちを注文したのですが、中おちが中とろになってました。
ここの魚はやっぱり美味しいのですがワタクシ的に特に美味しかったのが、
DSCF6257.JPG生たこ 吸盤コリコリがたまらんね~。
DSCF6259.JPG で、お代わり(^^♪
ラベルが無残な状態だったのでこの後剥がしました

DSCF6260.JPG 箸休めにキムチ 
自家製ではないと思いますが、美味しい。

DSCF6261.JPG チーズフライ
一緒に呑んだのが私のブログのことを知っている友人なので
毎度同じメニューばかりではネタにならないと心配して、お初のメニューを注文。(笑)
衣さくさくカリカリで中とろ~ん、、、美味。 

DSCF6262.JPG もう一本お代わり♪(ここから友人も参加)

DSCF6263.JPG 〆はニラ玉
炭水化物を注文すればよいのですが、最近このお店にくると食べたくなるニラ玉。
お母さんが作ってくれた味、って感じでなんともいえません。。。。

年末に行ったきりで今年に入ってからまだ行っていないのですが、
こうやって記事を書いていたら魚を食べながらポン酒をきゅっとやりたくなった
喜多八さんでありました。


タグ:北千住
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