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桃太郎・寿輔「犬猿二人会」で大爆笑♪ [落語・お笑い]

呑み食べ記事が続いたので気分転換に落語記事。




昨年後半は、ちょこちょこ足を運ぶようになった落語会ですが、
長講三人の会」でもらったチラシで発見し、これは行かないと!と即、チケット購入、
日本橋社会教育会館に行ってまいりました。


落語会のタイトルは「桃太郎・寿輔 犬猿二人会」。


会場入口に白黒チラシが張ってありましたが、
寿輔桃太郎 009.jpg 2人とも若い。。。

落語会のタイトルが犬猿だなんて、思い切ってつけちゃった感ありですね。
同じ頃入門して顔合わせは42年ぶりということでこんなタイトルになったようですが
実際のお二方が犬猿の仲、とかそういうことはないようです。(^_^)

会場は200人くらい入れそうな雰囲気でしたが、宣伝がイマイチだったのでしょうか
お客さんは多くて50~60人くらいと、寂しい感じ。。。。

で、今回は最初からネタが決まっていたようでチラシに記載されていました。
寿輔桃太郎 008.jpg

どれも聞いたことがある噺なので何だか安心です。(^_^)


18:45開演後、最初に登場したのは、(多分前座の)春風亭吉好さんでネタは「やかん」。
知ったかぶりの噺ですが、こういう落語会にくると前座さんがよくやっているような気がします。
結構長い噺だと思いますが前座さんは持ち時間が短いので途中で終了。。。


続いて登場したのは、
寿輔師匠 [黒ハート][黒ハート][黒ハート]

 今回も熱帯魚色でした(^^♪

別に桃太郎さんと犬猿の仲でもなんでもないんですけどね、、、、、と
ねちっとした感じで話したあとのネタは「自殺狂」。

(内容は以前書いた記事でどうぞ)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2007-10-27

相変わらずペコちゃんの笛を出して吹いてましたが、少ないながらも観客ドッカン大爆笑で
ホッといたしました。。。。

ま、このネタは後半へのウォームアップ、という感じですね。(^_^)


続いて登場したのは、
桃太郎師匠 寿輔さんよりちょっと先輩だそうです
ネタは「お見立て」。

(こちらも寿輔師匠で聞いたときの記事でどうぞ)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2007-09-14

このネタも寿輔師匠や林家たい平さんなどで聞いたことがありますが、
話す人によって結構イメージが変わるような気がしますね。

花魁のお見立てにかけてオチとなるのですが、桃太郎師匠、少々滑舌がよろしくなく、
ちょっぴり残念な気がしました。。。


ここで休憩。。。


いつもなら殿方の洗手間には行列ができると思いますが、この観客数では行列も出来ず
なんだかここでも寂しい気分でございます。。。
(洗手間の行列にいちいち反応する自分もどうかしてると思うんですけどね(ーー;))

 後半は桃太郎師匠から
寿輔さんがこのあと大作やるっていうから私は軽めに、と話し始めたのが「結婚相談所」。

このCDに入ってますが私は持っておりませぬ。。。(^_^.)
以前にも何度か寄席で聞いたことのあるネタで、
結婚相談所にやってきた男性にスタッフがあれこれ質問して用紙に記入していくのですが、
スタッフと男性のやりとりがちぐはぐで、、、という噺。

やりとりがちぐはぐ、、、というのが「代書屋」にも似ている感じですが、
このネタは桃太郎師匠しかやらないでしょうし、独特の話の間合いが面白くて笑えました。。。


そして、お待ちかねの、寿輔師匠。

噺は以前ひとり会で聴いた「文七元結」。

(寿輔師匠の記事)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2007-09-14

今回で二度目だし、噺も分かっているのにぐっときました。。。

師匠の噺が結構長めだったのもあって(トリだもんね(^_^))21時頃終演。

 


師匠のマクラは、これまで10年おきくらいに芸風が変わってきたというか、
若い頃に清志郎のような格好とメイクで高座にあがり「愛し合ってるかーい!」と
叫んだりしていた話や、43年前、初めて上がった高座が人形町末廣亭だったこと、
それもあって、今回人形町にきて懐かしかったこと、、などでした。

客いじり、、、観客が少なかったのもあって非常にマイルドだったのが残念ですが、
これは寄席に行ってみないといけないな、、なんて改めて思ったり。(^_^)


また、桃太郎師匠が最近笑わせる噺家が少なくなった、と少々お嘆きで
泣かせる落語は落語じゃない、、といったようなことを仰っていたら、
最後の寿輔師匠のネタが泣ける「文七元結」というのが、逆に笑えました。。。


今回のような入りでは、もう二度と見られないかもしれないと思ったりしたのですが、
もっと主催者にうまく宣伝してもらって、またこの組み合わせで二人会をみたいな、と思った
桃太郎・寿輔 犬猿二人会でありました。

 


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コメント 4

rtfk

江戸文化を感じます^^)
by rtfk (2011-01-26 08:34) 

うつぼ

rtfkさん、こんばんは。
このお二人、、江戸文化、、、の枠を超えた感じですが
超古典から創作まで、落語はバラエティに富んでいますし
同じ噺でも話し手によって異なるのが聴いて楽しいですね。
by うつぼ (2011-01-28 21:35) 

lovin

姐さん、落語づいてますね~~。
自ら「犬猿二人会」ってネーミングがイカシテマス。
今年は寄席にも行ってみたいと言いつつ。。。なかなか。。
by lovin (2011-01-29 13:07) 

うつぼ

lovin姐さん、こんばんは。
犬猿二人会、主催者のネーミングらしく、ご本人達は別に
犬猿でもないのにねぇ、って感じで仰っていました。
落語で笑うと免疫力アップになるようです。
呑むより健康的な方法ですよね。(笑)
by うつぼ (2011-02-06 19:20) 

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