新春談笑ショー’11で「イラサリマケー」 [落語・お笑い]
落語会の記事、一つアップすると他もアップしたくなるようです。(^_^)
昨年の落語会でツボにはまってしまった立川談笑さんの落語会に参戦する為、
中野へ繰り出しました。
会場は中野ZEROホール(小)。
中野というと4年近く前に中野サンプラザに来て以来久しぶりですが、
今回は中野サンプラザと反対側に降ります。
開演13時のちょっと前に到着すると、かなり古めかしいホールでやはり男性比率が高し。
もうちょっと女性が増えるといいのにな、と思いながら右寄り後方席に着席。
音楽イベントと違って落語会は時間きっかりに始まるのが毎度すごいと思うのですが、
今回も13時きっかりにスタート。
「スモーク・オン・ザ・ウォーター」の出囃子(笑)と共に登場したのは談笑さん。
新春談笑ショー・しんしゅんだんしょうしょー、これさえ言えれば今日は終了みたいなもんで、
と場内を湧かせた後は、現在はまっているジョギングの話をひとしきり。。。
結構マクラが長いなあ、と思っていたらやっとネタに入ったのですが、なかなか強烈な噺でした。
残業してから会社を出た男、呑んでから帰ろうと新宿で飲み屋を探すが、
刺身にバルササミコふってあさつき切らずに載せちゃうような創作和食などもってのほか、と
(東方○聞録とか月の○とか槍玉に挙がってました、笑)
普通の居酒屋っぽい趣の「かつ政」に入ったら、
イラサリマケーッ!
という店員の声。
店員はビルマ人ばかりの居酒屋で、変な日本語で話しかけてくるので注文もままならない。
生ビールは、ダイナマイト(大生)、チュウナマイト(中生)があるよ、
エ?チイサイノ? このオキャクサン、コ(小)ナマイキ~!
オー、オキャクサン、いい呑まれっぷりだね~! (いい呑みっぷりだね)
ビールを飲み終わりお酒でも、、と注文すると、
オオドクイリ(大毒入り=大徳利)、
チュウドクイリ(中毒入り=中徳利)があるよ、と答える店員。
大毒入り(笑)を注文した客、最初くらいお酌してよ、というと、
オキャクサン、コミアッテマスカラ、ゴジブンデナグサメテクダサイ、と言われ、
メニューが無いけど何があるの?と聞く客に、
オスメスエロエロあるよ、と答える店員。。。。。
オスメスエロエロ、オスメスエロエロ、、、おすすめ色々。(笑)
立て板に水のごとくオススメを言う店員だったが、それがいい間違い全開。
イカナイト イマダメ テサバキ テ◎ンコナメ◎ゲ オ◎コナ◎オロシ・・・・。(以下自粛)
という噺。
聴きたい方は絶賛発売中なのでどうぞamazonでお求めください。(笑)
元々は「居酒屋」という噺の改作で、
現在に置き換えないと分かりづらい言葉が元の噺には多いと思ったそうですが、
それにしても激しく放送禁止な出来栄えの素晴らしい改作でした。
本当はこの記事にもオスメスエロエロの件を全部書こうと思ったのですが、
自分で禁止キーワードに引っかかってアップできなくなったらイヤだし(笑)
ピー音だらけになってしまうのでやっぱりやめときます。。
でもね、念の為、一部書きますと(笑)
イカナイト=いか納豆、イマダメ=枝豆、てさばき=手羽先、
テ◎ンコ=お新香だったりします。
個人的にはテ◎ンコの件で大爆笑でした。
店員が客に料理について説明するんですが、
トリダスデショ。 ダラントシテルノ。 デ、クサイノ。
カスガツイテルヨ。 アラウデショ。。。。。
あぁ、下品ですみませんぬ。そんな感じです。 でも、場内大爆笑でございました。。。
と、前半で予想外に大爆笑してしまったのですが、
次に登場したのがゲストの三遊亭白鳥さん。
昨年、bluebird姐さんのお誘いで高田に足を運んだ際、
白鳥さんらしい「ねずみ」の改作を聴いて大爆笑したのですが、
今回も凄まじい改作落語でございました。
(つづく)