映画「中国超人インフラマン」を観る [映画(た行)]
猫ネタ映画の記事は書き終えましたが、今回は毛色の違う映画をおひとつ紹介します。
あまりに下らなさそうなので借りた作品です。
内容はamazonさんより。
70年代、香港では日本の変身ヒーロー番組が大人気だった!
その動かぬ証拠こそがショウ・ブラザースの『中国超人インフラマン』。
特撮マニア感涙の伝説作がついに日本上陸。
地球征服を狙う氷河魔王が人類に宣戦布告。
科学研究所のソウ所長の手で超人インフラマンに改造された隊員・雷馬(ダニー・リー)は
次々と襲い来る怪人たちを必殺技で迎え撃つ!
エッチな衣装の女ボスが君臨する秘密基地、悪の戦闘員・白骨幽霊団、巨大化する怪人、
バイクに乗る主人公、イナズマン似のヒーロー…
すべてが‘初めて見るとは思えない‘なつかしさ!
主演は『狼/男たちの挽歌・最終章』や『北京原人の逆襲』のダニー・リー。
『五毒拳』のチャン・シェン、ブルース・リーのそっくりさんとしても活躍した小龍など、
マニア泣かせのキャスティングもニクイ。
‘香港カラー映画の父‘といわれた日本人カメラマン西本正の最後の仕事にして、
のちに『マトリックス』にも参加したユエン・シアンジュンが武術指導を担当。
ゆるさ爆発っ!
超くっだらない作品!
でした。
誤解無きように、、ですが、、これ、褒め言葉。(笑)
1970年代、香港で放映された日本の特撮物の影響で現地製作された作品だとか。
(ただし、ヒーローや怪人のスーツは日本で製作されたみたいです)
“香港版ウルトラマン”といわれているそうなんですが、
イメージ的には仮面ライダーというか人造人間キカイダーぽい感じでした。
(博士が注射打ったりなんだりして出来上がったヒーローなんでキカイダーみたいで)
時の流れと共に古臭さが出てしまうのは致し方ないとして、
①妙にお色気むんむんの女性悪役
②明らかにワイヤーで吊るされながらの空中技
③ショッカーのような悪役の手下達 などなど
もう、ツボにはまる要素てんこ盛りで、見入ってしまいました。
これがインフラマン
肩まわりが異様に盛り上がるこのコスチュームだけでも必見。
ちょっと足短めのヒーローですが、闘うシーンなどは、カンフーぽくて
妙に切れがよかったりします。
ビビビーム
このほかにも地面から浮き上がって横向きに飛びながらキックします。
(そのとき足の裏からジェット噴射するのですがかなり面白いです)
ショッカー、、みたいな。
途中、インフラマンが巨大化したクモのような敵と戦うのですが、
インフラマンも巨大化して(このあたりはウルトラマンぽいか)戦い
勝利したらクモがチッチャくなったところで、
ぐじゅっと足で踏みつぶす。(笑)
ちなみに、バイクはホンダでした。(50ccと思われ)
他にも隊員たちの銀色コスチュームが、
どこか昭和のアイドルの衣装を連想させたりして(髪型も七三分け)
突っ込みどころ満載、私と同じような世代にはツボにはまりまくりかと思います。
という訳で、特に期待もせず何の気なしに借りたものの、
個人的には大当たりだった「中国超人インフラマン」でありました。