亀戸「升本」で亀戸大根あさり鍋 [呑んだり食べたり(郷土料理&お鍋)]
呑み記事と映画記事を交互にアップするのもこれで最後です。
(呑み記事のストックがないので(^_^.))
取引先の方々との食事で亀戸に行きました。
亀戸というと、三遊亭圓遊さんの独演会で年に一度いくかどうか、という程度なので、
(他に知っているのは亀戸天神と亀戸餃子くらいかな)
久しぶりの亀戸にわくわくしながら駅から歩くこと7~8分。
店先には亀戸大根
(お店のホームーページ)→ http://masumoto.co.jp/
亀戸大根は、文久年間(1861-64)の頃、亀戸で栽培され始め、
荒川水系で肥沃な粘土質が栽培に適していたことから、
明治時代にかけて盛んに栽培されていたのが宅地化が進むにつれ畑が減り
幻の大根と呼ばれていたそうです。
そこで、明治38年酒屋として創業した「升本」さんが戦後「割烹 升本」に生まれ変わってから
亀戸大根を契約農家で減農薬栽培するようになったそうです。
亀戸大根の特徴は、根が30センチ程度、重さも200グラム足らずの日本一小さい大根。
明治の頃は「おかめ大根」「お多福大根」と呼ばれていたのが、
大正初期に産地を冠して「亀戸大根」と呼ばれるようになり、
現在は、秋~春(4月)まで東京で、夏は北海道や長野などで栽培しているそうです。
テーブル席に着席すると、
箸置きも亀戸大根
食前酒(梅酒)←得意でない
生ビールで乾杯♪
大根葉の佃煮
この後、ちょっと間が空いてから、
大根入り(だったと思う)茶碗蒸し
空腹だったのであっという間に食べ終わり。。。
おつくり(つまの大根が亀戸大根?)
寒かったので熱燗で♪
お店のオリジナル「升本」というお酒でしたが濃いめで美味しゅうございました。。
牛ヒレステーキ
写真に撮っていないのですが(オイオイ)牛肉の下に大根ステーキもありました。
シャキシャキとした大根の歯ごたえが柔らかいお肉と対照的。
春を先取りフキノトウ
(注:行ったのは1月下旬です)
大根と海老のかき揚げ
シャキシャキ感の残る大根と海老、これも美味しい一品でした。
あさり鍋
むき身と殻つきのあさりがたっぷり入っています。
薬味
思ったほど辛くないのですが、入れるとピリッと味がしまる感じ。
あさり 好物です
麦菜飯 これにかけてくださいと言われて
汁かけすぎた。。。
いわゆる深川飯みたいな感じですね。 あさりの出汁と歯ごたえの残る大根が美味。
なんだっけ
こういうコースだと酢の物などが出てきそうな気がするのですが
あっさりとして軽くもちっとした豆腐というか葛系を固めたようなものだったような。
(もう記憶が残っておりません(^_^.))
茶そば
上に千切りの大根がのっていて、蕎麦のつるつると大根のしゃきしゃきが楽しめました。
デザート
大根のムース、だと聞いてびっくり。
味は悪くないのですが、粗めに大根をおろしたのか、ジャリっとした食感に違和感。
これがいい、という方もいらっしゃるでしょうし、好みの問題かな。
てな感じで、大根尽くしのコースでしたが、
大根はビタミンCも豊富だしカロリーも低いし、沢山食べて満腹なのに「今日はヘルシー♪」と
お酒呑んでるくせに健康的な気分になれました。(ま、勘違いなんでしょうけどね)
お昼であれば、もっと気軽に食べられそうなので、次回再訪するならお昼かな、と思いましたが、
他では食べられない亀戸大根を楽しめた「升本」さんでありました。