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箱根の旅2018~ポーラ美術館編①~ [アート・美術館(国内)]

宿以外はかなり無計画的な箱根旅。
箱根湯本までやってきた後は、どこか美術館に行こうと思ったのですが、
最初に行こうと思った箱根美術館はトリップアドバイザーの評価がイマイチで
(庭園はきれいでよさそうでしたが)
じゃあ、大型犬Gさんが向かっているポーラ美術館にしようかな、と
強羅駅から湿生花園行のバスで移動します。

IMG_1796.JPG 山道のカーブを進むこと10分。 
IMG_1797.JPG山~ 
IMG_1800.JPG到着しました 
 
(ホームページ)→ http://www.polamuseum.or.jp/

入場料を支払う時、スタッフの皆さんが、かぼちゃや魔女ハットの
小さいものを頭にのせていたので、「ハロウィン仕様ですね」と声をかけると、
ハロウィン企画で開館時間が19時まで(通常17時まで)、
18時からはジャズライブもあるので楽しんでくださいね!と言われました。

無計画で来たわりに、ラッキー♪(^^♪

IMG_1801.JPG 階下に降りると 
IMG_1802.JPGハロウィン 
IMG_1803.JPG記念撮影パネル

で、当日はルドン展が開催されていて。
IMG_1804.JPG
(フランス ボルドーの画家さん)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%B3
IMG_1805.JPGルドンさん 
作品は撮影禁止でしたが、若い頃の不思議な作風、尊敬していたドラクロワ、
コローによる指導(不確かなものの隣に確かなものを描くようにといったんだって)、
晩年、年下のスーラとの交流。

最近、こういう画家の特別展を観るとき面白いな、と思うのは、
年表に記載された画家本人の歴史、と作風の変化。

奇妙な画風は、日本の漫画家などにも影響を与えたそうですが、
驚いたのは水木しげる先生が目玉おやじを描くときにルドンを参考にしたこと。
その説明に、ルドンが一気に身近な存在に思えました。

中年以降は、非常に温かい感じの静物画や風景画多く(絵の具かなり厚塗りの油彩)
若いころのエッチングなどと異なる作品に、同じ人でも歳を重ねて変化していく、
そんなことを楽しみながら鑑賞しました。

ちなみに、岐阜県立美術館の所蔵品が多く展示されていたので、
いつか、岐阜に行く機会があれば訪問してみたいものです。

大型犬Gさんとルドン展の第一展示エリアを鑑賞したところで遭遇。
ルドン展の展示方法がちょっと雑に見えたとのことでしたが、
私は箱根までやってきてこういう不思議な画家に出会えたことに感謝です。

と、この後、第二展示を見て、その他常設展を見学します。



(つづく)



タグ:箱根
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