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青森旅行記2020~棟方志功記念館編~ [アート・美術館(国内)]

なんだか慌ただしくなりましたが、
なんとかルーティーンの浅虫温泉&駅前食堂詣でも叶いましたので、
次に棟方志功記念館に行きました。これまでなぜかいかなかった場所です。

と、バスの時間まで余裕があったので駅近くを。

IMG_4397.JPGねぶた
駅の改札入ってすぐのところに飾ってあります。
竹浪比呂央さんという方の「浄焔 日本武尊」という作品。
渦巻く火焔、災いを払う浄焔を背に勇ましく剣を振る日本武尊、だそうです。

で、改札を出ると駅ビルとつながっていますが、
1階がちょっぴり変わっていたみたいで青森名産品の販売コーナーがありました。

IMG_4399.JPG鯵ヶ沢のイカゴロ
鯵ヶ沢って今年なくなったわさおが住んでいたエリアかな。
これは酒の肴に購入しました。(^-^)

IMG_4401.JPGシャトルバスで移動しました
IMG_4402.JPG競輪開催日程表
昨年やっと競艇を経験したのですが、競輪はまだ行ったことがなく、
こういうのを観ると行かねば(笑)という気持ちになりますね。
IMG_4404.JPGねぶたん号 1回乗車で300円
一般の路線バスでも行けるのですがバス停から記念館へ歩く距離が長いのが
このねぶたん号だと記念館の至近にバス停があるので高いけれどこちらで。
バスには私以外におじさん1人。
バスの中でバナナを食べていたので気になっていたのですが、
15分くらいの間に2本食べ切っていました。(笑)
と、このおっさんも私と同じところで下車。
うわー一緒かよー、テンション下がります。(;一_一)

IMG_4405.JPG到着
IMG_4406.JPG
展示作品は年4回入れ替えるみたいですが、
この日は上の看板のテーマでの展示だったみたいです。
記念館のブログからそのまま転記しますが、

棟方は日本の最初の神々を超性の者と呼んでいますが、

必ずしも神に限ったものではなく、いわば人智を超えた

能力を持つ者を超性の者と考えていたのでしょう。


ということだそうです。

なんとなく、棟方志功自身も超性の人って感じがします。

(ホームページ) http://munakatashiko-museum.jp/

IMG_4407.JPGはい、気を付けます
IMG_4408.JPG敷地内、奥に進みます
IMG_4409.JPG池は冬らしく凍結中
IMG_4411.JPG小さい社があったので観たら
IMG_4412.JPG筆塚でした
道具を大事にされていたんですね。
版画を制作されるときの彫刻刀も収められているのが棟方志功らしいですね。

建物の中に入り、入館料550円をお支払い。

IMG_4413.JPG拝見させていただきます
IMG_4414.JPG展示時スペース
こういう感じの部屋が2つに入口の動画鑑賞(棟方志功について)スペースのみで
見学できるエリアはこじんまりした感じです。
IMG_4416.JPGIMG_4417.JPG
棟方志功というと晩年の彫刻刀すれすれみたいな位置で観ながら作品を作っていた
そんな鬼気迫る雰囲気のイメージしかなく(青森県立美術館でも作品観ました)
あとは、「わだはゴッホになる」という有名な発言ですが、wikiを観たら、
ゴッホ=絵描きという職業という意味で使った説もあるんですね。

IMG_4419.JPG恐山の柵
恐山も20年くらい前にバスで行きましたが、
イタコっていつもいるわけではなく7月の恐山大祭のみで
その時に死者の霊を呼び出して縁者にその思いを伝える、
というのを知りました。
テレビでイタコの様子を小さい頃みてちょっと怖かったのですが、
大事な人を亡くした人にしてみたら霊をを呼び出して話したい、
そういう気持ち、今なら分かります。

IMG_4423.JPG 油の富士山
晩年に描いた作品。 
最後の油絵制作旅行で訪れた昭和49年3月、伊豆大島で描いたものだそうです。

IMG_4418.JPGIMG_4425.JPG
上の書も晩年のもの。
書は技巧ではなく形態を見せるものでもなく、心頭ほとばしるものではいけない、
という気持ちで一気呵成に書き上げた作品。
目の病気が進んで左目は失明して右目の視力も弱くなってきた中で、
こういう作品を作り上げるほとばしる心、迫力を感じました。

IMG_4426.JPGIMG_4429.JPGありがとうございました
館内ではバナナおじさんが静かに鑑賞していてホッとしたのですが、
あとから入ってきた地元のおじいちゃんが作品の説明を
一つ一つ大きな声で読み上げていたのがちょっと。(V)o¥o(V)
悪気はないし、うちの婆1号も看板に書いてあることを読み上げるので
こういうのってお年寄りあるあるなんだよねとは思うのですが、
静かな中でおじいちゃん声だけが響く異様な館内、
職員の人も注意してほしかったな、と思いました。
IMG_4430.JPGと一部(V)o¥o(V)でしたが
初めての棟方志功記念館、楽しめました。

この後は、一旦バスで青森駅に戻った後、お宿に向かいます。(^-^)


(つづく)



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