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2019年に観た映画 [映画(や・ら・わ行)]

時間のあるときに映画を観よう、とホラー映画は避けて映画鑑賞するのが好きですが、
今年はテーマを掲げました。

「映画はなるべく映画館で観よう♪」

キャンペーンです。

映画館だと集中できるし、やはり大きなスクリーンで見る方が作品を楽しめる、
そう思って今年はなるべく映画館に足を運んで映画を観るようにしました。

結果的にはレンタルDVD37本に対して映画館鑑賞は59本、計96本、
(テレビやネットでは全然みていないことがここで判明)
100本までには届きませんでしたが、結構私にしては観た方だと思います。

この中で、心に残った作品10本を年末におさらいする記事。
順位はつけませんが、観て良かったなあと思えた作品。

東京物語 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: コスモコンテンツ
  • メディア: DVD
家族とは、親子とは、自分もちゃんと親孝行しないといけないな、と
しみじみ感じた作品。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray
https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2019-08-30

久しぶりのタランティーノ監督作品、
バカっぽいブラピの演技にダメダメな男を演じるディカプリオ、
この2人の共演を見られただけでも満足の作品でした。

たちあがる女 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: トランスフォーマー
  • メディア: DVD
https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2019-04-10

自然あふれるアイスランドの風景に忍び寄る中国資本、
環境破壊の問題は世界全体ですが、こういうアプローチで作られた作品を
観る機会があったことは自分自身の環境に対する気持ちも前向きになりました。


ブラック・クランズマン ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • メディア: Blu-ray
久しぶりのスパイク・リー作品。
予告編はどこか笑えますが、実際の作品は深い部分も多く、
最後の実際の暴動シーンの映像につながる、今のアメリカをあぶりだすような
スパイク・リーらしい作品でした。

Apollo 11 [DVD]

Apollo 11 [DVD]

  • 出版社/メーカー: Universal Studios
  • メディア: DVD

自分が小さい頃で記憶が殆どない話を、こうやって大量の記録をつないで
見せてくれることに感謝です。ノンフィクションの素晴らしさを感じました。

https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2019-07-31-2

とにかく大爆笑した作品。
千葉と埼玉の戦いの場面が個人的にはツボでした。

ぼけます.jpg
https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2019-04-29-3

ミニシアター系ですが、誰もが抱えるであろう問題。
高齢の母のいる私も他人事ではないと見入ってしまった作品でした。

パピヨン [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: Blu-ray
https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2019-07-21-1

元々は、リメイク版(ラミマレック出演)を観て気になったのでオリジナルを観ましたが、
それまで好きではなかったスティーブ・マックイーンが好きになった作品です。
最近観た映画でも、この作品を引用する場面があって、印象深いです

no smoking.jpg 
https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2019-11-17

YMOは大好きでしたが、細野さんのことをここまで知らなかった私、
彼が常に進化し続けている様子を観て、YMOを含めて更に好きになった映画です。

fightingwithmyfamily.jpg 
https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2019-12-17-1

最近記事にした映画ですが、とにかく諦めないことを教えてもらいました。
イギリス映画の雰囲気が好きですが、今作も同じように笑いが少し湿っていて、
家族の大切さも改めて感じた作品です。


というわけで、自宅でだらだら映画を観るのもよいのですが、
映画館でみる良さも今年は改めて感じましたので、来年も映画館でなるべく多くの作品を
観ようと思います。(^-^)




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映画「ラストクリスマス」を観る [映画(や・ら・わ行)]

タイトルだけで観に行きました。(笑)


lastchristmas.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

ケイト(エミリア・クラーク)は、ロンドンのクリスマスショップで働いているが、
なかなか仕事に集中できず生活も荒れ気味だった。
そんなとき突如現れた謎の青年トム(ヘンリー・ゴールディング)が、
たちまち彼女の抱えるさまざまな問題点を洗い出し、解決に導く。
ケイトは彼に好意を抱くが二人の仲は進展せず、やがて彼女はある真実にたどり着く。




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配役がピンと来なくて残念。(-_-;)


原因は分かっているんです。

クレイジー・リッチ! [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • メディア: DVD
今年見たこの映画、アメリカでヒットした理由が謎過ぎたこの映画。
ここでお金持ちの坊ちゃんを演じていた人が謎の青年で、
↑の作品のイメージが強すぎて、本編の最初から最後まで、
ケイトと一緒の楽しい場面でも、哀しい場面でさえも、
冴えない金持ち坊ちゃんのイメージが拭えないまま、鑑賞終了。

おまけに、↑では坊ちゃんのお母さんを演じていたミシェル・ヨーも出ていて、
それも更に作品に集中できない理由になったようです。

ケイトを演じていたのは、
世界一キライなあなたに [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
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この作品で観ていていいなと思った俳優さん、今作では序盤ビッチぶりが凄くて
イマイチ共感できなかったのですが、中盤からの展開ではぐいぐいひきこまれ、
ケイトの母を演じたエマ・トンプソン(脚本も参加したようです)も大好きなので
移住先のイギリスで馴染めない姿を好演していましたが、
謎の青年とミシェル・ヨーがマイナスに作用してしまったのが残念。

話自体は好きな話です。(^-^)

時間軸が不思議だったのですが、1999年のユーゴスラビアからスタートして、
次が2017年、どうしてか?と思って調べてみたのですが。

よく考えると、ユーゴスラビアの教会で歌っていたのがケイト、
そのケイトが何故イギリス、といえば、
ケイトのいたクロアチアは1991年に独立しましたが、
コソボ紛争が原因で1999年にNATOがセルビアを爆撃、
2006年にユーゴスラビアは解体された、そんな中で、ケイト達は国にいられず
止む無く仕事や故郷を捨てて他のEUの国へ移住したわけです。

そして、2017年は、EU離脱を問う国民投票が行われた翌年。
クロアチアをはじめ大量の移民を快く思わない国民の投票で離脱賛成で決まった、
その翌年だったわけで、クロアチア移民のケイトや家族がイギリスで置かれている立場、
(家族同士でクロアチア語で話す場面は温かいです)
バスの中での移民に悪態をつくイギリス国民の場面などが出てきます。

おまけに2017年の一年前の2016年はジョージ・マイケルが亡くなった年。
謎の青年もこの2016年と関連づけられるのが後半で分かりますが、
ラストクリスマスの歌詞をきくと2017年に聞いたときの前年のクリスマスに
どうしたのか、というのがこの映画の中でも大事な鍵になってきます。

今回の作品は配役でピンとこない部分もありましたが、
生きているからこそできること、日々不満はたくさんあっても、
生きていることに感謝しないといけないな、と思った「ラスト・クリスマス」でありました。



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映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を観る [映画(や・ら・わ行)]

タランティーノ監督作品となれば、と、公開初日に観に行きました。

onceupon.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

人気が落ちてきたドラマ俳優、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、
映画俳優への転身に苦心している。
彼に雇われた付き人兼スタントマンで親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は、
そんなリックをサポートしてきた。
ある時、映画監督のロマン・ポランスキーとその妻で女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)が
リックの家の隣に引っ越してくる。





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ブラピ[黒ハート]


素直に楽しめました。(^-^)


160分くらいの長尺はタランティーノ作品ならこのくらいの長さなので
ああ今回も長いんだな、と思いましたが、長さを感じないくらい面白くて
(特に起承転結って感じでもないんですが)
最後まで面白く見られました。


1969年のハリウッドを描いていますが、タランティーノの好きな世界、
テレビであったり映画であったり、そういうものを盛り込んでいるんだろうな、
(当然すべてが分かっているわけではないのですが)
そう思うと面白さが増します。

唯一残念だったのは、

サミュエル・L・ジャクソンが出ていなかったことかな。(笑)

タランティーノ作品の常連のイメージで、どこかに出てくるんじゃないかと
密かに期待していたのですが出てこなかったのが残念。(;_:)


とはいえ、ディカプリオの演技が相変わらず凄いな、
年と共に演技も渋くなっていくのを感じたのですが
(今回は落ちぶれたアル中のおっさん俳優ですが(笑))
一緒に映るブラピがイマイチ物足りなくて、なんだかなあ、と思っていたら、


バーン・アフター・リーディング [DVD]

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
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まさかこの作品の筋肉バカみたいなことにならないだろうな、と思ったら、
最後の最後に活躍してホッとしました。

バイオレンスな場面は今作もありますが、

ジャンゴ 繋がれざる者 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

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ジャンゴのときのような見ていて哀しくなるような演出ではなく、
血まみれなのにどこかブラックコメディぽい展開でうっかり笑ってしまいました。

映画を観る前に、チャールズ・マンソン、シャロン・テートなどは
ある程度予習しておいた方がよいと思いますが、
(マーゴット・ロビー演じるシャロン・テート、可愛らしくて和みます)
そのことを思い浮かべて哀しい結末に向かって気持ちをおちつけていると
いい意味で裏切られる結末で、私はどこか温かい気持ちになりました。
タランティーノの思いが込められた展開ですので、
これを良しと受け入れるか、いや、おかしいよと違和感を感じるか、
感じ方がかなり二極化しそうな作品ですが、私自身は素直に楽しめました。

マカロニ・ウェスタン、パンナム、私にも懐かしく思えるものが登場し、
そこにディカプリオの楽しそうな演技、と、ブラピの活躍、
途中で出てくる女の子の件が本筋でないのにツボにはまったり、
タランティーノ作品にしては残虐さはマイルドで(その方が私は有難い)、
ジャンゴのディカプリオ、イングロリアスバスターズのブラピ、
2人を主軸に作るとこうなるんだなあ、と楽しさ倍増以上の
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でありました。



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映画「ロケットマン」を観る [映画(や・ら・わ行)]

何が何でも、と公開初日に鑑賞しました。


rocketman.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

少年レジナルド・ドワイトは、両親が不仲で孤独だったが、音楽の才能に恵まれていた。
エルトン・ジョン(タロン・エジャトン)という新たな名前で音楽活動を始めた彼は、
バーニー・トーピン(ジェイミー・ベル)と運命的な出会いを果たし、
二人で作った「Your Song/ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」などヒットナンバーを
次々と世に送り出して世界的な名声を得ることになる。





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キラキラ☆


っていうか、ギラギラかな。(笑)


エルトン卿が総製作でPG指定ではなくR指定にして作りたかったというのも納得で、
決してきれいな話ではなく、同性愛、アルコール、ドラッグにどっぷり、、、という
繊細過ぎるあまり人気が出て自分のコントロールが難しくなっていく様子は、
時間軸(女性と結婚した時代のずれ)や一部事実と違うエピソードも
盛り込まれているようですが、特に気にはなりませんでした。

歌って踊るミュージカル仕立ても結構入っていたのが意外でしたが、
私は特に違和感なく、ただミュージカル苦手って人にはこういう場面はダメかも
しれないな、なんて見ておりましたが、エルトンを演じていたタロン・エガ―トン、
キングスマン:ゴールデン・サークル [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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この作品で、エルトン卿ご本人(誘拐されるスター役で出演(笑))と
共演しているんですね。

このときは冴えないアンちゃんぽいイメージでしたが、
今作でのエルトンを演じる彼は素晴らしい、です。とにかく素晴らしい。

幼年時代の子役さんは、もっと似ていてびっくり(@_@)ですが。



今回、映画鑑賞前に、このカープールカラオケを改めてみたのですが(予習的に)
70年代の派手な衣装、ボウイやジャガーのようなセックスシンボル的リードシンガーではなく、
ピアノ弾いてたから派手にしたと言っているのが、今作でもふんだんに登場するのが
(エンドロールで実際の当時のエルトンの派手な様子も映し出されます)
見ていてもタイムスリップしたような気持ちになれました。

一点残念だったのは、キキ・ディー役の女優さんが全然似ていなくて(見た目も声も)
折角の大好きなこの歌が盛り上がらなかったことです。。。
あっという間に見終わってしまうのですがここは本当に残念。。。





どうしても、
ボヘミアン・ラプソディ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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この作品と比較されがちですが、


別物です!


比較してあれこれ言うような作品ではなく、まったく別物。


父親から愛されなかった幼少時代、バーニー・トーピンとの出会い、
ジョン・リードとの出会いと裏切り、
(彼はボヘミアンラプソディにも出てくるけれどイメージが全然違ってた)
栄光と名声と引き換えに孤独になっていく姿には見ていて切なくなりましたが、
タロン・エガ―トンの歌にもすっかり引きこまれていきました。

アルコールを断って30年近いエルトン卿、パートナーと結婚して子供も授かり、
現在、最後のツアーを行っていますが、








こういう場面を見ると、エルトン卿もハッピーなのかと嬉しくなる、
「ロケットマン」でありました。



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映画「ライオン・キング」を観る [映画(や・ら・わ行)]

まあ、とりあえず見ておこうと思って映画館に観に行きました。
LION KING.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

アフリカのサバンナに君臨する偉大なる王、ライオンのムファサが息子シンバを授かり、
さまざまな動物たちが誕生の儀式に集まってくる。
動物たちは、ヒヒの祈祷師ラフィキが皆の前にささげた将来の王シンバに深くこうべを垂れる。
だが、自分が王になれないことに不満を募らせるムファサの弟スカーだけは、
シンバの誕生を苦々しく感じていた。






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過ぎたるは及ばざるがごとし


いやあ、すごいです、実写みたいな映像。
でもリアルに近づけてそれでいいってこともないのかな、と
思った昭和のワタクシです。(笑)

ライオン・キング スペシャル・エディション (期間限定) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2012/05/26
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音楽にエルトン・ジョンが参画していいなと思ったものの、

ジャングル大帝?

な感覚はぬぐえない昭和世代、手放しでは素直に楽しめない上に、
デジタルリマスター版ならまだしも、実写版みたいなCGとなれば、
やはりそこに違和感があったのも正直なところです。

実写みたいなライオンが喋ったり歌ったりって、、やはり違和感です。

きっと平成世代なら違和感なく見られるのではないかと思いますが。。。。


最初は普通にうわーって思ったんですよ、実写版みたいだなって。
でもそういう感激って続かなうて。(笑)

今回、吹替でなく字幕版にしましたが、それでも違和感ありました。

シンバの幼馴染のナラの声を演じたのも有名人過ぎて
喋っても歌ってもすっかりビヨンセ
で、彼女の出番の度に、ビヨンセじゃん、な感覚で見ておりました。


唯一の救いは、スカーの吹替を演じているキウェテル・イジョホー。

キンキー・ブーツ [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: Blu-ray
ここで大好きになった俳優さん。
その後ことあるごとに見ていますが若干苦戦している感じもありますが、
今作での悪役吹替は頑張っていったと思います。(笑)

実写版のドキュメンタリーであれば画質の粗さも気にならないと思いますが、
ここまでのCGで実写ぽい雰囲気には個人的にはなじめず、
技術の推移に人間ってついていけないこともあるんだな、と思ってしまった
「ライオン・キング」でありました。



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映画「レズビアン・ヴァンパイア・キラーズ」を観る [映画(や・ら・わ行)]

大好きな俳優(なのかコメディアンなのか)のジェームズ・コーデン、
彼の作品を探していたらしょーもないタイトルの作品が見つかりました。

レズビアン・ヴァンパイア・キラーズ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD
あらすじはAmazonさんより。

ド田舎の小さな村へハイキングに来た、真面目だけが取り得の小心者ジミーと、
セクシー・ギャルに目がないデブでずぼらなお調子者フレッチは、
旅行中の若いピチピチの外国人ギャルグループと遭遇する。
是非ともお近づきになりたいと、同じコテージへ泊ることにするが、
その周辺の森はレズビアン・ヴァンパイアたちの巣窟だった。




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おバカ過ぎて笑える。


タイトルがエロそうですが、もう全編バカすぎて爆笑しながら見終わりました。

お酒呑みながらみたから尚更笑えたという。(笑)

気弱なオニイチャンとデブ(これを演じているのがジェームズ・コーデン)が
お約束のようにレズビアンヴァンパイア村にうっかり行ってしまい、
そこでレズビアンヴァンパイアに襲われながら戦っていく。

その光景がもうおかしくて。(爆)

ヴァンパイア(一応きれいなおねえさんたち)が襲ってくると、い
斧とかで頭をかち割るんですが全く怖くなくてホラーにもならず、
うっかりコメディになってしまう展開。n

男性2人が死んだらにならないのでヴァンパイアをやっつけて、
めでたしめでたしだろうと思いながらみている安心感もあるのですが、
安心感があるから怖い場面も割引される、ということもなく、


怖くない。


です。(ホラーが苦手な私がそういうくら怖くない)


こういうヴァンパイアみたいな登場人物だと、
ショーン・オブ・ザ・デッド [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • メディア: Blu-ray
このゾンビものの方が起承転結系な展開がめりはりきいていて好きですが、
今作も及第点くらいはあげてもいいのかな、タイトル以外(笑)、と思った
「レズビアン・ヴァンパイア・キラーズ」でありました。





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映画「ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う」を観る [映画(や・ら・わ行)]

意外と好きなサイモン・ペッグが主演だし、
酷い副題が逆に興味を誘ったので借りてみました。

ワールズ・エンド/酔っぱらいが世界を救う! [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • メディア: Blu-ray
あらすじはYahoo!映画さんより。

ひと晩に5人で12軒のハシゴ酒という学生時代に達成できなかった挑戦にリベンジすべく、
故郷であるイギリス郊外の街ニュートン・ヘイヴンに戻ってきた中年男性たち。
終点となる12軒目のパブ、ワールズ・エンドを目指して、ひたすら飲みまくっては
大騒ぎする彼らだったが、どこか街の住民たちの様子がおかしいことに気付く。
やがて、住民が何者かによって操られていることが判明。
目を光らせて青い血を流す彼らに追い掛けられながらも、五人はハシゴ酒を成し遂げようと
逃げては飲んでを繰り返していく。




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ビールが飲みたくなるおバカ映画。(笑)


宇宙人ポール [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD
この主演2人(サイモン・ペッグ&ニック・フロスト)を中心に、
中年のおっさんが揃いも揃って、故郷のパブを12軒まわるって、
若い頃に達成できなかったことを中年になってから再挑戦する、
っていう話なのですが、その発想がおバカ過ぎて。(笑)

おみおくりの作法 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
この作品で悲しい一人ぼっちを演じていったエディ・マーサンも
気の弱い同級生を演じていて更に笑えました。

あと、同級生の一人の妹を演じていたのが、ロザムンド・パイク。

ダイ・アナザー・デイ(デジタルリマスター・バージョン) [AmazonDVDコレクション]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
007作品で見てから結構好きな女優さんなのですが、
おバカなおじさん達に美味く絡む役回りで更に笑えました。


何がおかしいかとえば、町中の人たちがどこかの星からやってきた宇宙人に
おかしなことにされてしまって(頭が陶器のように割れる上に青い血が流れる)、
これはまずいって思ったおっさんたちが、さっさと逃げればいいものを、
逃げたら自分たちが彼らが人間でないことに気づいたことがばれて襲われる、
そういう理屈をこねてパブ巡りを続行するところ。(笑)

そんな発想は、酔っ払いあるあるだと思いますが、
(自分に都合の悪いことに気づきたくないという発想)
長年断酒していたおっさんの1人が青い血を流す人間でない町民の姿に
素面でいられなくなってウォッカ(テキーラだったかな)をショットで
何杯も続けざまに呑んで他のメンバーと同じ状況にあっという間に陥る、
その光景にも大爆笑。

アルコール依存治療を続けている主人公が仲間を誘って渋々だったのが、
気づけば(2人、途中で青い血人間に変身させられちゃいますが)
無事12軒で1パイントビールを呑み(そんな執念を見せつけれられると笑う)
思いを果たした後は爆破される街から物凄い勢いで逃げる、めでたし、的な
湿った笑いを観ながら、やっぱりイギリスのコメディはしょぼくてばかばかしくて
大好きだな、と思った「ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う」でありました。



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映画「YUKIGUNI」を観る [映画(や・ら・わ行)]

久しぶりに田端のミニシアターCHUPKIへ行って観た作品です。

yukiguni.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

バーテンダーの井山計一氏は2018年に92歳になっても、
山形県酒田市の「ケルン」でカウンターに立ち続けていた。
井山氏のもとには、全国からカクテルファンが訪れる。
誕生から60年人々から親しまれている「雪国」の誕生秘話や、
最愛の妻との別れ、取り戻した家族の絆など、井山氏の半生が語られる。

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お酒って楽しく飲めれば美味しいんだな、って改めて思いました。

バーテンダーの井山さんがカウンター越しにお客さんと対峙する姿、
日常生活でのよぼよぼおじいちゃんのときと違って背筋が伸びて、
お客さんとの会話のキャッチボールがとても軽快で、
素敵な人柄のようなものを感じられました。

ただ、どの側面から見るかによって変わるわけで、
娘の真理子さんから見れば、水商売の両親、働きづめで会うことも少なく、
母の手料理も食べたことがない、祖母に育てられたおばあちゃん子、
自分が結婚して子供を産んだ後は、親がいないことで寂しい思いをさせないように
専業主婦として子供に接してきたという言葉、井山さんの作った雪国を飲んだことがない、
とインタビューで答える姿に、子供の立場であれば父が素晴らしいバーテンダーであっても
自分にとっては子供をかまわない(かまえない)親だったという印象なんでしょうね。

戦後復興の頃、仙台のキャバレーでバーテンダーとして働き、奥さんと出会って結婚、
独立して喫茶(夜はバー)で夫婦2人で働き詰め、仕事が好きなのもあるとおもいますが、
暮らしていくためにはやむを得なかったのではないか、と思いつつも、
共に懸命に働いてくれた奥さんへの後悔を語る老いた井山さんの姿にジワリ。(;_:)

バーにいくことはたまにありますが、井山さんのようなバーテンダーさんに
カクテルを作ってもらって呑みながら会話するような経験って殆どないので
今作を観ていてこういうバーで呑めるっていいなあって素直に思いました。

失礼ながら雪国というカクテルを知ったのは今作が初めてですが、
スタンダードカクテルを作ってそれが60年以上呑まれているというのは凄いですね。
そのカクテルをお酒が飲めない人(井山さん)がつくるというのもビックリ。
ちょっと舐めてみれば組みあわせも分かるという井山さんの言葉に、
お酒呑めなくても作れるなんて、更にビックリ。

戦後復興からがむしゃらに働いて、時の流れとともにお店の周りは過疎化、
(バイパスが出来て商業施設がバイパス沿いにできると人の流れが変わるというのは
 どこの地域でも聞く話ですね)
そんな中でも、変わらない空間をバーのカウンター越しに提供する井山さんを見て、
映画に登場したバー(井山さんのケルン、仙台の門、銀座の草間など)で呑みながら
静かな時間を過ごせる贅沢さを経験してみたいと思った「YUKIGUNI」でありました。

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映画「リヴァプール、最後の恋」を観る [映画(や・ら・わ行)]

実在の人物を描いた映画ということで恵比寿に観に行きました。

liverpool.jpg 


あらすじはYahoo!映画さんより。

1981年9月29日、ピーター・ターナー(ジェイミー・ベル)は、
かつての恋人グロリア・グレアム(アネット・ベニング)がホテルで倒れたという知らせを受ける。
彼は、「リヴァプールに行きたい」と頼み込むグロリアを自分の実家で休ませるが、
彼女は何の病気か教えてくれなかった。
主治医に問い合わせ彼女の死期が近いことを知ったピーターは、
二人で過ごした懐かしい日々に思いをはせる。




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哀しいけれど心豊かな気持ちで見終わりました。

どこかおとぎ話のような、今の時代であれば眉を顰められてしまいそうな話、
どこかゆったりした流れの中で、儚い、、
人生を折り返した私も、おばさん、おばあさんになっても人を好きなるということは
続けていきたいと思うわけで、それが友人であったり恋人であったり、
どんな形であっても愛することを忘れないことの大切さを実感したような、
そんな作品でした。

別れた後、元恋人の実家に行って、そこでも温かく迎えてもらうグロリア、
年上の恋人の実家に行って温かく迎えてもらうピーター、
2人を取り巻く人たちがみな温かくて優しい、そんな中で老いていく自分が
これから未来を切り開いていく年下の恋人と別れる、でも、自分が弱ったら
やっぱり頼りたくなる、、そんな気持ちは私も理解できました。

老いをほぼスッピンのアップで表現するアネット・ベニングの女優魂は、
映画のモデルになった女優とどこかかぶるようにも見えました。

ピーターを演じていたのは、
リトル・ダンサー [DVD]

リトル・ダンサー [DVD]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • メディア: DVD
ビリーを演じていたジェイミー・ベル。

こんなに大きくなったとは(しかも体が美しい)、、私も年をとるもんですね。(笑)


ピーターの母親を演じるジュリー・ウォルターズは好きな女優さんですが、
(ハリポタシリーズのウィーズリー母さんや最近のメリーポピンズのお手伝いさんとか)
自分とさほど歳の変わらないグロリアを大事に思う姿を好演されていました。


キャスティングが地味に豪華というか、
グロリアのお母さんがヴァネッサ・レッドグレープ、とか、
そんなところでも作品を安心して見られたのかもしれません。


相変わらず邦題がイマイチなんですが、原題の”Film Stars Don't Die in Liverpool"、
映画スターはリヴァプールで死なない(死ぬときもハリウッドってことなのかな)、
最後まで女優魂をもっていたグロリアを描いているという意味のタイトルだとしたら、
邦題、もうちょっと考えてくれた方がいいかも。。。


楽しい時間はいつまでも続かない、始めがあれば終わりがある、
そう分かっていながら、でも、足を踏み出す勇気を持ちたいと思った、
「リヴァプール、最後の恋」でありました。





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映画「ロンドン、人生はじめます」を観る [映画(や・ら・わ行)]

映画館で観そびれた作品です。
ロンドン、人生はじめます ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]

ロンドン、人生はじめます ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray
あらすじはYahoo!映画さんより。
エミリー(ダイアン・キートン)は、夫がこの世を去ってからわかった浮気と借金、
本音で付き合えない近所の人間関係、目減りする貯蓄にうんざりしている。
ある日、屋根裏部屋から双眼鏡で外を観察していると、自然に囲まれた小さな家で
暮らしているドナルド(ブレンダン・グリーソン)の姿を発見する。
彼は余計なものを所有せず、気ままに本を読み、森でピクニックをして、
庭でディナーを楽しむ自由で優雅な生活をしていた。
やがて彼女は、頑固ながらも温かいドナルドの人柄に惹(ひ)かれていくが……。



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邦題が相変わらず酷い。(V)o¥o(V) 


原題は”HAMPSTED"。 ハムステッド、ロンドンの高級住宅街の地名です。

主人公のエミリーが住むエリア、そこの公園に小屋を建てて住むドナルド、
アメリカからやってきた未亡人とアイルランドから流れ着いた男、
ロンドンという土地では所謂よそ者的な2人を軸に、
スノッブなイギリス人住民たちの上から目線的な態度(本当に感じ悪いんだ、これが)、
学生運動、市民運動をする真面目な学生たちを絡めて、
大騒ぎになるのですが、見ていても結構ゆるやかな感じで展開していく映画でした。

ダンナが亡くなって財政ひっ迫状態になるエミリー、そこで出会うドナルド、
人間は金持ちだから幸せなのか、貧しくても幸せに思えるのか、
毎度blogで書いておりますが、

幸福を知る才能 (集英社文庫)

幸福を知る才能 (集英社文庫)

  • 作者: 宇野 千代
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1989/05/19
  • メディア: 文庫
宇野千代さんが、自分が幸せなら他人がどう思おうと幸せ、と仰っているのを
思い出すわけですが、持っていると失うことが怖くて前向きに進めない、
躊躇してしまう、でも、一歩踏み出せばいいんだ、と進んだのがエミリー。
そのきっかけをつくってくれたのがドナルド。

シルバー世代の恋愛もどこかゆるゆるな感じで描かれていますが、
演じているのがダイアン・キートンだからこその映画なのかと思いました。

ドナルドを演じているブレンダン・グリーソン、どこかで見たことがあると
想ったら、

マッドアイムーディを演じていた人でした。どうりで見たことあると思った。(笑)


長年住んだ土地の所有権を(勝手に住み着いたとしも)証明する裁判シーンも含めて
ドナルドとエミリーが穏やかに心を通わせていく様子には、
歳をとってもこうやって自分の人生を前向きに進めていけるんだと(映画だけどね)
温かい気持ちで見られた「ロンドン、人生始めます」でありました。






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