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映画「あまろっく」を観る [映画(あ行)]

あっという間に今日から5月。
という気分でおりますが、皆さまはゴールデンウィークをお楽しみでしょうか。
私は暦通りで普通にお仕事していますが、どこに行っても混んでいそうなので
そういう時はお仕事して空いていそうなときにお休みをいただきまーす。(^-^;

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宮藤官九郎脚本のドラマ「俺の家の話」を観てから好きになった
江口のりこさん主演の映画を観ました。
あまろっく.jpg
あらすじは映画.comさんより。

通称「尼ロック」と呼ばれる「尼崎閘門(こうもん)」によって
水害から守られている兵庫県尼崎市を舞台に、年齢も価値観もバラバラな家族が、
さまざまな現実に立ち向かうなかで次第にひとつになっていく姿を描いた人生喜劇。
理不尽なリストラにより尼崎の実家に戻ってきた39歳の近松優子は、
定職に就くことなくニートのような毎日を送っていた。
ある日、「人生に起こることはなんでも楽しまな」が信条の能天気な父が再婚相手と
して20歳の早希を連れてくる。
ごく平凡な家族だんらんを夢見る早希と自分より年下の母の登場に戸惑いを見せる優子。
ちぐはぐな2人の共同生活はまったく噛み合うことがなかったが、ある悲劇が近松家を
襲ったことをきっかけに、優子は家族の本当の姿に気づいていく。
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笑ってホロっと泣いて最後はハッピーエンド。
安心してみられる映画でした。(ドキドキしなかった)

主人公の優子(江口のりこ)のような、頭がものすごくいいんだけれど、
自分が思ったように周囲ができないとすぐ怒る子って小学校の頃いたよなあ、
って、実は自分に似ているなと思ったのですが(笑)
(とはいえ、私はそんなに頭よくなかっけれど怒ってばっかりだった)
そういう子が大きくなって社会に出ても急に協調性がうまれるわけもなく、
優子はそれが災いして仕事は出来るのに協調性がなくてリストラに遭い、
実家に帰ってそこから8年間ぷーたろー。
と書いている私も早期退職に手を挙げて会社を辞めたはいいが、
年齢(40半ば)と事務系の仕事しかできないことで転職先がなかなか見つからず、
転職したら2社続いてブラック企業、その後今の会社になんとか滑り込み
なんとかもうすぐ10年経とうとしていますが、優子の姿が決して他人事には
思えませんでした。

そんな優子を、「祝リストラ」という横断幕(タオル地にマジックに書いた)で
迎える父の竜太郎(鶴瓶さん)、経営する鉄工所でも働くというよりは
いつも明るく社員に話しかけ(盛り上げる)る、
「人生で起きることはなんでも楽しまな」が口癖の竜太郎が20歳の娘と再婚、
というあり得なさそうな展開なのですが、再婚相手の咲紀も明るくふるまうものの
優子も交えて家族になっていこうとする、最初はなんでなんだろうと思いますが、
(鶴瓶演じる竜太郎とはお爺ちゃんと孫、くらいにも見えるわけですし)
彼女には彼女のこれまでの辛い人生があって、自分は家族をもって幸せになろう、
強い気持ちがあることも後半に分かります。

父の再婚と主軸に進むのが、優子のお見合い話。
これもうまくいきそうないかなさそうな、そんな偶然あるの?というツッコミも
ないわけではないのですが、アラフォー男女のなかなかかみ合わない感じを
観ていると応援したくなる自分がおりました。

竜太郎の再婚後、意外と起承転結の「承」があっさり終わって即「転」になって
そこから色々なものが絡み合ってこんがらがっていってどうなるのー?と
思っても無理矢理ではない感じでうまくまとまって終わったのでホッとしました。

後半で、竜太郎の「人生に起きたことはなんでも楽しまな」という口癖が
出てくるきっかけが思い起こされるわけですが、ある意味「生きていればこそ」
ということなのだろうと思いました。

あれこれやりたいことがあってもそれが出来るかもしれないのは生きていればこそ、
そう思うと、竜太郎の一見ちゃらんぽらんな態度も納得できました。
竜太郎はあまろっく、家族や会社を支える大事な役割であったのだと知った優子が
ぷーたろーから一転、家族や竜太郎の経営していた鉄工所の社員のために自分が
何ができるのか考えた結果が映画の結末になっているわけですが
(一応ネタバレなしにしておきます(^^;)
自分も人生を折り返したわけでこの先どのくらい、、という思いはありますが、
自分と違うからとイライラしがちな性格も世の中いろんな人がいるんだな、と
思えるようにしたいですし、人の役に立つようなこともしていきたい、
(もちろんそのためには自分が幸せでないといけないのでしょうね)
と思った「あまろっく」でありました。



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