映画「陰陽師0」を観る [映画(あ行)]
普段あまり若いイケメン俳優さんが主役の映画は見ないのですが
京都の晴明神社に行ったことを思い出し、安倍晴明の話ということで
山崎賢人さん主演の映画を観ました。
京都の晴明神社に行ったことを思い出し、安倍晴明の話ということで
山崎賢人さん主演の映画を観ました。
あらすじは映画.comさんより。
呪いや祟りから都を守る陰陽師の学び舎であり行政機関でもある「陰陽寮」が
政治の中心となっていた平安時代。
青年・安倍晴明は天才と呼ばれるほどの呪術の才能をもっていたが、
陰陽師になる意欲も興味もない人嫌いの変わり者だった。
ある日、彼は貴族の源博雅から、皇族の徽子女王を襲う怪奇現象の解明を頼まれる。
衝突しながらもともに真相を追う晴明と博雅は、ある若者が変死したことをきっかけに
平安京をも巻き込む凶悪な陰謀に巻き込まれていく。
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VFX凄すぎ!
いきなりそんな感想なんですが(笑)、今のVFXの技術あってこその世界観の描き方、
これでもかこれでもかと畳みかけてくる特殊効果の波、のお陰で、安倍晴明のことを
一端だけですが学びながら楽しむことができました。
クレジットを観たら、白組(ゴジラ-1.0でアカデミー賞を受賞)が特殊効果の担当で
白組の山崎貴監督の奥様がこの映画の監督である佐藤嗣麻子さんという、
なんともクリエイティブなご夫婦だなと思ってしまいました。
安倍晴明というと、
野村萬斎主演のこの映画を思い浮かべるのですが実は未見、
安倍晴明というと、羽生結弦さんのフィギュアスケートでの世界観、
のイメージが強かったりします。
その程度の知識(安倍晴明関連の知識ほぼなし)、事前予習なしで見た今作、
陰陽師についての簡単な説明から映画が始まるので私のような超初心者にも
置いてきぼりを食らわない親切設計な映画で楽しむことができました。
どこかハリー・ポッターみたいなつくりにも思えて
(陰陽師の学校、と、魔法使いの学校(ホグワーツ)、似ているような)
安倍晴明と貴族の源博雅との交流(どこかバディものっぽいつくりもあり)、
途中から「悪いやつは誰だ」的なサスペンスぽい犯人捜しの楽しみもあり、
小粒な悪党(北村一輝)と親玉の悪党(小林薫)の予想が当たったので、
個人的にはそんなところに満足したのですが(笑)、安倍晴明以外の登場人物で
印象的だったのが徽子女王の存在でした。
伊勢斎宮をつとめた徽子女王と博雅の関係もお互い惹かれ合っているのに
それを互いに伝えられない中での悲しい展開、安倍晴明の能力と敵との戦い、
この主軸の展開を盛り上げる徽子女王の存在の大きさを感じました。
これらの展開を盛り上げたのもVFXの力が大きかったようにも思えたというか、
面白かったし楽しめたのですが、特にこの場面が心に残った、という感じでも
なかったような気がしたのが強いて言えば残念だったようにも思えます。
とはいえ、私のような安倍晴明初心者にも丁寧につくられていて、
分かりやすい話と展開で飽きずに観ることができたという点では、充分楽しい映画、
大迫力の映像を映画館で観てよかったと思った「陰陽師0」でありました。
呪いや祟りから都を守る陰陽師の学び舎であり行政機関でもある「陰陽寮」が
政治の中心となっていた平安時代。
青年・安倍晴明は天才と呼ばれるほどの呪術の才能をもっていたが、
陰陽師になる意欲も興味もない人嫌いの変わり者だった。
ある日、彼は貴族の源博雅から、皇族の徽子女王を襲う怪奇現象の解明を頼まれる。
衝突しながらもともに真相を追う晴明と博雅は、ある若者が変死したことをきっかけに
平安京をも巻き込む凶悪な陰謀に巻き込まれていく。
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VFX凄すぎ!
いきなりそんな感想なんですが(笑)、今のVFXの技術あってこその世界観の描き方、
これでもかこれでもかと畳みかけてくる特殊効果の波、のお陰で、安倍晴明のことを
一端だけですが学びながら楽しむことができました。
クレジットを観たら、白組(ゴジラ-1.0でアカデミー賞を受賞)が特殊効果の担当で
白組の山崎貴監督の奥様がこの映画の監督である佐藤嗣麻子さんという、
なんともクリエイティブなご夫婦だなと思ってしまいました。
安倍晴明というと、
野村萬斎主演のこの映画を思い浮かべるのですが実は未見、
安倍晴明というと、羽生結弦さんのフィギュアスケートでの世界観、
のイメージが強かったりします。
その程度の知識(安倍晴明関連の知識ほぼなし)、事前予習なしで見た今作、
陰陽師についての簡単な説明から映画が始まるので私のような超初心者にも
置いてきぼりを食らわない親切設計な映画で楽しむことができました。
どこかハリー・ポッターみたいなつくりにも思えて
(陰陽師の学校、と、魔法使いの学校(ホグワーツ)、似ているような)
安倍晴明と貴族の源博雅との交流(どこかバディものっぽいつくりもあり)、
途中から「悪いやつは誰だ」的なサスペンスぽい犯人捜しの楽しみもあり、
小粒な悪党(北村一輝)と親玉の悪党(小林薫)の予想が当たったので、
個人的にはそんなところに満足したのですが(笑)、安倍晴明以外の登場人物で
印象的だったのが徽子女王の存在でした。
伊勢斎宮をつとめた徽子女王と博雅の関係もお互い惹かれ合っているのに
それを互いに伝えられない中での悲しい展開、安倍晴明の能力と敵との戦い、
この主軸の展開を盛り上げる徽子女王の存在の大きさを感じました。
これらの展開を盛り上げたのもVFXの力が大きかったようにも思えたというか、
面白かったし楽しめたのですが、特にこの場面が心に残った、という感じでも
なかったような気がしたのが強いて言えば残念だったようにも思えます。
とはいえ、私のような安倍晴明初心者にも丁寧につくられていて、
分かりやすい話と展開で飽きずに観ることができたという点では、充分楽しい映画、
大迫力の映像を映画館で観てよかったと思った「陰陽師0」でありました。