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映画「ゴジラ-1.0/C」を観る [映画(か行)]

映画「陰陽師0」のVFXを担当された白組(山崎貴監督)が取り組んで
アカデミー賞の最終特殊効果賞を受賞したこの作品も観た方がいいんじゃないか、
そんな気持ちになって映画館へ観に行きました。
とはいえ、鑑賞直前に気づいたのですが、私がみたのはカラー作品ではなく、
マイナスカラーと称された「ゴジラー1.0/C」という作品でした。
ゴジラ.jfif大ヒット中のカラー版のポスター
(私がみたのはこっち)↓
`gojira.jpgマイナスカラー版
モノクロ版(というかマイナスカラー版)であることに
映画館に着いてから気づいたうっかりです。(笑)

あらすじはカラー版と同じですが映画.comさんより。

山崎貴監督が手がけた「ゴジラ-1.0」のモノクロ映像版。
タイトルの読みは「ゴジラマイナスワン/マイナスカラー」。
特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品であり、
日本製作の実写版ゴジラ映画として通算30作目となる節目の作品として
生み出された「ゴジラ-1.0」。
2023年11月に公開された日本はもとより、同年12月にはアメリカでも公開され、
全米歴代邦画実写作品の興行収入1位を記録するなど大ヒットを記録した同作の
映像をモノクロ化。山崎監督が目指した「怖いゴジラ」の原点ともいえる1954年の
第1作「ゴジラ」を彷彿させる世界観を体感することができる。 戦後の日本。
戦争によってすべてを失い、文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、
追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現し、その圧倒的な力で日本を
「負(マイナス)」へと叩き落とす。戦争から生きて帰ってきたが、
両親を失い孤独の身になった青年・敷島は、焼け野原となった東京で、
赤ん坊を抱えた若い女性・典子と運命的な出会いを果たす。彼ら戦争を生き延びた
名もなき人々が、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。

(私がみたのはこれ)


(多くの人が鑑賞しているのはこちらのカラー版↓)


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マイナスカラー版、素晴らしかった!(^-^)

始まる前にカラー版でないことに気づいて失敗したかなあ、と思いましたが、
モノクロ、というより、カラフルな色合いをマイナスした、という意味での
マイナスカラー版、第二次世界大戦と戦後を描いていることもあって、
この色合いが逆によいかもしれません。

マイナスカラー版による世界観(戦後の日本の様子とか)に深みが出ているのと、
VFXバリバリ全開なはずなのに、いつも感じる「これでも感」がないというか、
すんなり見られる不思議、というか、最後まで没入して観られました。

ゴジラというと、
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実はこれしか観たことがないのですが、石原さとみさんの英語が気になって
そのまま観終わってしまった感のある作品、なので、ゴジラに特段の思い入れもなく
今回時間調整的(時間つぶし)で期待せずに観たので、その分の驚きも大きく、
神木隆之介さんをはじめとした出演者の皆さん(個人的には橘役の青木崇高さん)、
それぞれのキャラクターを好演されているのも奏功して、また、マイナスカラー版で
観るゴジラの迫力と怖さ(昔のゴジラの音楽がまた怖さを増幅させていた)に
のめり込んで観ることができました。

ゴジラの熱線による爆風で亡くなったはずの典子(浜辺美波さん)が助かっていて
でも、首筋にゴジラのマーク?がついているというのはゴジラの細胞が入って、
再生したというコメントをネットで観て、あの再生力が凄まじいゴジラの細胞が
彼女にも入ってしまった、えー、このあとどうなるのー?と思うと続編があるのでは
ないかという期待もしています。

現在、Amazonプライムで過去のゴジラ作品も観られるので、
今回のカラー版も含めてゴジラ三昧も楽しそうだな、と、急にゴジラに興味を
もつことができたきっかけになった「ゴジラ-1.0/C」でありました。






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