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映画「クレイジー・リッチ」を観る [映画(か行)]

映画館で観ようかと思いながら観そびれた作品です。

クレイジー・リッチ!ブルーレイ&DVDセット (2枚組) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • メディア: Blu-ray
あらすじはYahoo!映画さんより。

ニューヨーカーのレイチェル(コンスタンス・ウー)は、
親友の結婚式に出るためにシンガポールに行くという
恋人ニック(ヘンリー・ゴールディング)に同行する。
ニックの家族と対面することも決まったレイチェルは、
彼がシンガポールの富豪一族の御曹司だと知って驚く。
レイチェルはニックの母親のエレナ(ミシェル・ヨー)と会うが、
彼女は自分たちの交際を良く思っていなかった。




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アメリカでヒットした理由が謎。


ヒットしたといってもどのくらいヒットしたのか分かりませんが、
映画館で上映するのにそういう宣伝もしていたのでアジア系が出ていて
ヒットした映画って意味なのだと思いますが、アメリカではこういう描き方が
面白いんだなあ、なんて微妙な気持ちで見終わりました。

映画を観るとき、どこかに共感できるかどうか、
それが観て良かったと思うかどうかのポイントになるのですが、
この映画については、

ミシェル・ヨー 

と、

アウクワフィナ


彼女たち(と彼女たちが演じる役柄)がなければ共感ポイント無。

一応書いておきますと、ミシェル・ヨーは主役のアンちゃんのお母さん、
金持ちの家に嫁いで辛い思いを沢山した女性、
(なので、息子にもちゃんとした嫁を見つけようとする)
アウクワフィナは成金の家の娘で、成金なりの引け目を感じているのが
よくわかる、どこか気の毒になってしまうけれど行動に笑ってしまう役柄を
好演していました。

(オーシャンズ8でも好演していた好きなタイプの女優さん)→ https://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2018-08-11-1

日本でもお金持ちといっても長らく地元の名士、的なお金持ちと、
成金的なお金持ちで、彼らを観る貧乏人の見方が変わるのは同じですが(笑)
冒頭の人種差別で酷い目に遭ったお金で解決、ていう場面を観て、
それって解決策じゃないよねって思ってみた後の展開なので、
実際の富裕層のことを知らない私にはピンとこず。

更に、主軸となるカップルのお互いを思う気持ちの演じ方が薄くて、
苦境に陥る2人をなんとか応援したい、という共感するようなこともなく、
なんでこの2人(アメリカ系の俳優さんたちらしく白い歯だけが目立っていた)が
苦労する雰囲気もなく、なんだかふわっとしたまま結婚してめでたしって
一体どういうことなんじゃ、(゜o゜)、てな感じで見終わりました。

お金持ちでももうちょっと表現の仕方があるのでは、と思う私は、
庶民だからなのか謎ですが、普段は憧れるはずのシンデレラストーリーに
まったく共感できないまま、、、で残念だった「クレイジー・リッチ」でありました。




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