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ドラマ「PAN AM」を観る [ドラマ(海外・国内)]

飛行機もの、ということで借りて観ました。

PAN AM/パンナム DVD-BOX(7枚組)

PAN AM/パンナム DVD-BOX(7枚組)

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD



あらすじはAmazonさんより。

1963年ニューヨーク、アイドルワイルド空港。
アメリカを代表する航空会社パンナムは、
ジェット機ボーイング707のニューヨーク-ロンドン間初出航という記念すべき瞬間を迎えていた。
初めての機長に任命されたディーンは、彼の恋人であり、パーサーのブリジットにプロポーズし、
初フライトを共にしようと告げる。
しかし、フライト当日、ブリジットは現れず、
急遽呼び出されたマギーは、パンナム本社からヘリコプターで空港へと急行する。
期待と緊張を胸に初フライトへと搭乗する新人客室乗務員のローラ、
ローラの姉でスパイ活動の手伝いをするケイト、恋多きフランス女性コレット、
それぞれの思いをのせて、栄光のロンドン便が空へと飛び立つ…。



パンナムというだけでワクワクするドラマでした。

小さいころ、パンナムといえば、世界中どこでも飛行機を飛ばしている「世界の翼」、
というイメージだったので、ドラマの舞台になっている196年代というのは
パンナムが一番輝いていたころ、なんでしょうね。

話自体は、軽くドキドキしますが、ドロドロってこともなく、意外とさらっと見ることができます。

って、このドラマ、視聴率がどんどん下がっていってシリーズ1で終わってしまったらしいです。

(wikipediaに書いてあった)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/PAN_AM/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%A0



とはいえ、登場人物も色々なキャラクターがそろっているので見ていて飽きることもありません。

パーサーのマギー(クリスティーナ・リッチ) は、ダイナーのウェイトレスから成り上がり的に
パンナムのスチュワーデスになるのですが、ガードルを履かず服装違反で注意されたり
ポジションを得る為には多少の嘘もいとわない、という性格で見ていてハラハラします。
(当時は搭乗前に服装や体重のチェックがあったというのも、花形職業だったからなんでしょうね)

世界のあちこちに飛びながらCIAのスパイとして働くケイト、
その妹で親の決めた結婚相手を捨ててパンナムのスチュワーデスとして働くローラ、
恋多きフランス人スチュワーデス、コレット、これらの女性たちに若くして機長になったディーン、
海軍を首になって親のコネで副機長になったテッド、などなど、
面白くこれらのキャラクターが絡み合っていきます。


私はコレットが一番好きかな。 
美人タイプではないものの、一番好感持てる性格で、一番大人なキャラクターでした。

全体的な流れはかなり軽めなので、マギーの強引な性格にちょっとイラついたのと、
親のすねかじりで性格が悪いテッド、この二人に時折イラつく程度で見ることができました。

こういうキャラクターがいないとドラマが全然面白くなりませんからね。(笑)

花形職業だけあって、代打で急に呼び出されたマギーがパンナム本社(NY)のビルから
ヘリコプターで空港まで移動する、など、今では考えられないこともあったりしますが、
(チケットを買える人もお金持ちなので機内の様子も非常に豪華だし)

消滅―空の帝国「パンナム」の興亡

消滅―空の帝国「パンナム」の興亡

  • 作者: 高橋 文子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/03
  • メディア: 単行本


世の中の変化についていけず、結果的に消滅していった経過を以前読んだだけに、
ドラマで見るような華やかな時代は続かなかったんだな、と思いました。

が、就航都市もとにかく世界どこでもという感じで、観ていて楽しいですね。
アジアや南米など、フライトで世界中に飛んでいく乗務員の姿を見ていると、
私も美貌と若さがあってこの時代にアメリカに生まれていたら
こういう世界を見てみたかったかも、と、チラッと思ってしまいました。

ま、あり得ないから、そう思えるんだけどね。(笑)

というわけで、パンナム、というだけで借りてみましたが、
飛行機の様子と軽めのドラマを楽しめた「PAN AM」でありました。


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