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映画「怪獣ゴルゴ」を観る [映画(か行)]

本日は、ひな祭り。 

というわけで、不定期企画、「kotobukimaruさんへの挑戦状」です!(なんのつながりもなし)





タイトルだけで借りた作品です。

怪獣ゴルゴ [DVD]

怪獣ゴルゴ [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD


あらすじはYahoo!さんより。

アイルランド沖合いで海底火山が爆発、深海より一匹の怪獣が出現した。
“ゴルゴ”と名付けられた怪獣は捕獲されるとロンドンへ輸送、
サーカスの見世物となるが、その頃、遥かに巨大なもう一匹のゴルゴが現れた。
英海軍の猛攻撃もはねのけた巨大ゴルゴはテムズ川に侵入、
タワーブリッジを破壊すると遂にロンドンに上陸した…。

上に貼った動画は全編あるのでご興味ある方だけどうぞ~。


 

あれ? これって舞台がイギリスなんだ。最初はアイルランドだし。
見始めて気づいたというか、驚きました。

この手のものって絶対アジアだと思っていたので(でなければアメリカでキングコングとか)
ヨーロッパを舞台にこういう怪獣ものなんて作られていたことにちょとビックリ。

1959年作品なので画質の古さや、ちょっとウソッぽい感じ(湖に浮かぶ死んだ魚とか)は
致し方なく、逆に微笑ましかったりするのですが、ゴジラに影響を受けたヨーロッパの人たちが
こういう映画を作ったのかしら、なんて思いました。

面白かったのはゴジラに比べて妙に手足が長ったこと。
やはりヨーロッパの方の体型はアジア人に比べてそうなのかと。(笑)

ダブリンの湖で最初に現れてロンドンに連れていかれた怪獣は子供で、
子供をさらわれたお母さんがそれを追いかけて、、ロンドン中を破壊するのですが、
この手のもので性別が分かる設定というか
(ゴジラとかはオスだと思うけれど違うかもしれないし)
メスの怪獣というのが他作品との差別化というか、
ヨーロッパで作るには違うものを、と思ったのかな、と思いました。

ロンドンを破壊しまくるゴルゴ(と聞くと違うゴルゴさん思い浮かべてしまうけれど)、
破壊する理由が、愛する子供を奪われたから、というのは泣かせる話です。

ま、破壊されるロンドンの街並み(模型)は微笑ましい感じでしたが。(笑)

おまけに、破壊しまくってやっと子供を見つけたお母さんは子供と一緒に湖に帰りましたとさ、
めでたしめでたし、という至ってハートフルなエンディングに再びビックリ。。。

殺される、森に帰る、、みたいなエンディングでなくて、ホッとしたのもありますが、
こういう筋書きもヨーロッパだから、、、なのかしら。(^_^.)

というわけで、kotobukimaruさんに挑戦するつもりで借りた作品なのですが、
結果的には全然珍映画ではございませんで(^_^.)
ガッカリしつつも、意外に楽しめた「怪獣ゴルゴ」でありました。


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