イタリアの男Ⅶ [いろいろ①]
今年も来日(笑)しました、イタリアの男。
夏の旅行から半年たった頃、会議に参加する為にやってきたイタリアの男ですが
「居酒屋で一緒に呑める?」というメールがきたので「いいよ~」と返事をして新橋SL広場で再会。
思わず懐かしさのあまりハグしてチュッチュの挨拶。(もう慣れた)
「ウツボサン、ゲンキダッタ?」と聞くイタリアの男Vサンに元気だったよ、と答えると。
「痩せた?」とVサン。
昨夏のイタリア旅行でVサンに会った頃はこれまでの人生で一番太っていたので、
今の私が痩せたように見えるらしい。
確かに、新しい勤め先で結構体を動かしていたし、さすがに呑み会も減ってたし、
なんといってもインフルエンザにかかって酒抜いて食事も控え目にしていたら、
旅行で会った頃に比べて6キロくらい減っていたので、
「うん、痩せたよ!」と答える私。
よしよし、さすが喜ぶツボをついてくるね、Vサン。さすがイタリアの男。
写真つきメニューでないと注文しづらそうだし、と以前も入ったチェーン店の居酒屋へ。
(今回は写真無しです、悪しからず)
生ビールで乾杯した後、お刺身や焼き鳥、枝豆をつまみながら、
旅行後の半年間について互いの近況報告。
メールでやりとりしていたのでなんとなく分かっていたものの、Vサンは仕事が結構大変らしい。
まあ、そうだろね、と色々聞いた後は、私の新しい勤務先と仕事について話をしたんですが。
「そんな仕事じゃ物足りないでしょ?ダメダメ、それは一時的にして次を探さないと!」
とVサンに言われてしまいました。(-.-)
まだ研修期間1か月くらいしか経っていなかった頃ですが、
確かにどうしてもなじめない人が指揮系統の上にいて、おまけに仕事の内容も目的が分からず
とにかくやればいいから的に言われてあれこれとやっていたりして、
そのやったことがその後どうなったかも知ることができなかったりして。
(それって一番ヤル気でないパターン)自分でも「ここでいいのかな」とずっと迷っていた頃。
職場の人間関係も互いのプライベートには干渉しないのがいいのかどうか、
会社の体質とか変なけちけちぶりとか、自分が定年までここにいるのがいいのかな、とか、
まあ考え始めてていたころだったので、
「そうね、まだよく分からないけど、必要だと自分で感じたら次の仕事を探したいね。」
と答えたら、「そう、それならいいけど(^_^.)」なんて言われました。
日本の就職事情についても書類出しても年齢の壁がもう高くてさ、
なんて説明したらVサン信じられなかったようです。(-.-)
信じられなくてもそれが日本の一般人のシュウカツ事情なんだぜぇ。
Vサンの仕事の話や私の就職話の後に一番盛り上がったのがラテンの挨拶の仕方。
「チュッチュ」と挨拶するときに、イタリアだと左頬をくっつけて、次に右頬、、、なのですが、
他のラテン国(ブラジル、メキシコ、チリ、ペルー、アルゼンチン、ラテンじゃないけどイギリス)は
反対で右頬と左頬、をくっつけるのはどうしてなんだろね?
と聞いたら、
「ウソー!」と驚いていたVサン。
ウソじゃないよ、ホントだよ。(笑) 今まで全然気づいてなかったVサンにビックリ。
あとは握手の仕方の違いとか、なんとかそんな話で盛り上がり。
今読んでいるこの本の話で盛り上がり、
Vサンが税金上げ過ぎ!と批判しまくりだったモンティ首相が辞任して
次はダレがなるのかしらね、みたいな話になりました。
こういう真面目な話もするんですよ、私たち。(笑)
てな感じで3時間くらい盛り上がり(といっても私も調子イマイチでビールにホッピー2杯のみ)
宴会お開き。
「イターリアノオトコワ」発言が出たら面倒だなあ、と思ったら、
「ウツボサン、エキマデオクリマス!」と日比谷駅まで15分くらい一緒に歩いて
改札で見送ってくれました。
よかった。。。私の最寄駅まで送るとか言わなくて。(一安心)
ちなみ、今回のお土産は、リモンチェロのボトルでした。
なぜワインでなくて甘い食後酒にしたのか不明です。
有難うと言って受け取ったけど、なぜワインじゃなかったんだろう。。。(ワインがよかった)
というわけで、今回は困ったこともなく、普通に飲んで食べてお話して、
ハグハグチュッチュでお別れ。
「ウツボサン、マタイターリアニキテネ!!!」
はい、また行きますよ。(^_^)
波乱もなくみなさん肩すかしかと思いますが、だんだん学習してるんだと思います、Vサン。
次回は私がイタリア旅行するときかな。
(今の会社は休み少ないからいけるか分からないけど)