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浅草「フジキッチン」でビーフシチュー [呑んだり食べたり(その他)]

ぷー日記、その後についても無事書き終えましたので、
暫く呑み記事&映画記事をアップしようと思います。




5月初旬、うつぼ母が「久しぶりに浅草に行きたい」というのでお供しました。

高校卒業後、田舎からでてきた母がお世話になっていたのが浅草に住む伯母さん、
下駄の鼻緒屋さんを営む伯母さんの家で結婚するまで暮らしていたせいか、
浅草には特別の思いがあるらしく、私も言われるとお供すること暫しです。

で、今回は住んでいたエリアの神社に行きたいというので、
浅草駅から隅田公園沿いを歩いて目的の場所に向かいました。。
RIMG5217.JPG桜もすっかり散っていたころ
当時ぷーたろうだった私を不憫に思うというか不安に思うというか、
「あんなにいい会社を辞める必要があったの?」とちょっとイラットされたりして。(-.-)
まあ、外からはそう思うんでしょう。中にいると違うのよ、なんて話をしながらてくてく。。。
RIMG5219.JPG10分くらいで到着したのが今戸神社。

(神社のホームページ)→ http://members2.jcom.home.ne.jp/imadojinja/T1.htm

RIMG5220.JPG招き猫発祥の地&沖田総司終焉の地
ですが、縁むすびで有名な神社です。
母は住んでいた近所にあったのでたまにお参りしていたみたいですが私は初めて。

「ほらほら、あんたも良縁願いなさいよ」と言っておきながら、
RIMG5221.JPGお参りの段になると
うつぼ母、「一礼」二拍手一礼してました。。

最初の礼が一つ足りないよ、母ちゃん。。。。

私に良縁がないのはあなたのせいかもしれん、と母に向かって悪態ついて。(笑)
ま、結婚はもういいのでお仕事で良縁があるといいな、なんてお参りしました。
RIMG5222.JPG絵馬 内容が結構すごかったなあ。(^_^.)
RIMG5224.JPGで、浅草寺まで戻ってきて
RIMG5226.JPGスカイツリーを見ながら
RIMG5229.JPG仲見世のちょっと脇になるフジキッチンさんへ。

(食べログ)→ http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003668/ 

シチューが好きなうつぼ母の為に探して見つけた店。多分、今回で4~5回目の訪問です。

浅草といえば、大宮とかヨシカミとか、ぱいちなどもあるのですが、
並ぶかもしれないし、、、と探した小さいお店がフジキッチン。
小さいのですぐ満席になってしまうのですが、早め早めに行くので今まで満席になる前ぎりぎりに
入れたことばかりなので、行列ができるかどうかは不明です。

RIMG5230.JPGま、同じ血なんで(笑)昼ビール。 うんまい。
RIMG5231.JPGにゃー。
RIMG5232.JPGパンは1人1つずつ。
ライスもあるのですが(パンやライスは別料金)母がパン好きなのでこういうときは従います。

RIMG5233.JPG 母はタンシチュー(3000円)
お昼にしては豪華すぎるのですが、たまにはいいでしょ、という感じで注文。

一口もらいましたが、ほろっほろに崩れるくらい柔らかくて美味しゅうございました。

RIMG5234.JPG私はビーフシチュー(2700円)
これまたほろほろです。 付け合せのマッシュポテトがちょっと粒粒のこっていてゆるゆるな感じで、
これがまたなんだかクセになる味。

RIMG5235.JPGぷるぷるほろほろ。 

大きなお肉が3つですが、物凄いボリュームです。。。。。。。


他のお客さんもシチューを注文している人が多かったのですが、
中にはカニクリームコロッケを注文している人もぽつぽつ。
次回シチュー一つにコロッケを注文でもいいわね、なんて母が言ってましたが、
小さいお店が丁寧にじっくり煮込んで作ったシチュー、
食べログでは意見が割れていますが私は美味しいと思います。

自宅で絶対作れないし。(っていうか自炊ほとんどしないし(-.-))

ということで、天気の良いなかてくてく歩いて良縁願ってお参りして
美味しいシチューに満足満腹のフジキッチンさんでありました。


タグ:浅草
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ぷー日記~その後編⑦~ [ぷー日記]

2か月間の研修期間終了とともに転職先を退職した後は、お仕事探しです。

ちなみに、辞めた会社を紹介してくれたハンプティさんには、
募集要項と実際の業務に大きな乖離があった旨連絡しました。
次に募集があってもその点を考えて紹介してほしかったので。

ハローワークで再び手続きした後、スカウトメールを送ってくれたエージェントの方とお話したり、
ぽつぽつと応募してみるものの、やはりなかなか書類が通りません。(-.-)

やっぱり年齢の壁って厳しいわねぇ。。。

とメゲテも仕方ないので、地道にこつこつ、、といった感じで活動を続けました。

と、一社書類が通り面接に進むことになりました。
以前のハンプティさんと全然違っていてビックリしたのは、
面接を受けることになった企業の概要と面接で気を付けるべき点などを
エージェントの担当者が懇切丁寧にメールでアドバイスしてくれたこと。
ハンプティさんはそんなこと一つもしてくれなかったので(手抜きな人だったのかなと思った)
事前に準備準備準備、、、、で、臨んだ面接。

設立10年くらいで勢いよく業績を伸ばしている会社、だったのですが、
一次面接でお話した人事部長が
「20年以上も勤めたら普通は定年まで働き続けると思ってました。
 うつぼさんは、20年以上お勤めして辞められたんですねぇ。。」と
私の経歴に興味津々って感じで全然圧迫面接でもなく非常にフランクな雰囲気の中
お話できたりして、面接通過。

が、次の面接で登場した役員のオジサン(私の2つ上)がかなり曲者で、
超大手証券会社から華麗に転身を遂げられたからなのか、私の話はちょっぴりだけで、
あとは、このオジサンの華麗な経歴話を延々聞かされて。。これが面接なのか、不思議でした。

で、「うつぼさんは社風に合わない」という理由で落ちました。
まあ、こういう役員のいる会社だと私も水が合わないかな、と思っていたので、
落ちてガッカリしつつホッとしたりして。(^_^.)

とはいえ、その後は全く書類が通らず、先の見えない迷路に迷い込んだ気分になりました。。。


と、違うエージェントさんから声がかかって面談したのですが、とても優しい方で、
面接の時に印象がよくなる服装(色の組み合わせとか)やメガネの選び方など、
とても丁寧にアドバイスくれて、1時間くらいの面談の最後に、
「大学までご両親のお陰できれいな経歴で履歴書に書いていらっしゃるんだから、
これ以上、職務経歴を汚さずにいいところが見つかるといいですね」と言ってくださったりして
思わず目頭が熱くなってしまいました。。

このエージェントから紹介された会社(外資系)は面接で会った役員の方々が非常に良い方で、
ここで内定もらえたらいいなと思っていたのですが、業務での英語使用頻度が少なかった等の
理由で残念ながら落ちてしまいました。。

なかなか思った通りに事は運ばないものですが、焦っても仕方ないし。

と、以前の勤務先の取引先の方で時折食事に誘ってくれる方に
ご紹介いただける方がいらっしゃったら、、、、とお願いしていたところ、
ちょと面白いベンチャー企業の方を紹介していただいて。

そのベンチャー企業の社長が面白い発想力をお持ちの方というか、
色々お話して会社自体に興味を持ったのですが、その会社、私の自宅からはちょっと遠いので、
じゃ、違うところをご紹介しましょう、と紹介してもらったのが、これまた面白い会社でした。

創業5年で勢いよく伸びている会社で、創業長い大企業に比べたら安定感という点では心配ですが、
役員の方々と面接でお話させてもらったら何でもやらせてもらえそうな印象だったので、
まさか2か月で辞めた会社とは違うだろうし、と思って内定をいただきそのまま就職。

勢いよく伸びている分、とにかくスピードが速いので、
ぷーたろう期間が思いの外長くなってしまった私にはなかなか厳しかったりしますが、
自分が必要とされていることをひしひし感じながら日々お仕事に励んでおります。


ここは、、、たぶん辞めずに続けられそうです。(^_^.)


という訳で、以前のぷー日記を読んでいただいた方々にはご心配をおかけしたかと思いますが、
やっと落ち着けそうな気がしています。

というわけで、、こういうことも記事にしてしまいましたが、
これ以上職務経歴を汚さないように、、、前向きに進んでまいりたいと思います。。。(^_^)


2015.8.23追記
たぶん辞めないって書いておいて、この会社(北の蟹工船企業)辞めちゃいました。
1年で。 会社は外から見るのと中にいるのは違いますね。
どこもそうでしょうが、ここは特に。辞めてよかったとしみじみ思います。。


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ぷー日記~その後編⑥~ [ぷー日記]

週末に書き上げた退職願を持って出社した月曜日。

普通は「一身上の都合」と書くと思うのですが、そんな書き方じゃなあ、と思った私、
「帰属意識が芽生えなかったこと」「長くここで働く自分の姿を想像できなかったこと」
という2つを退職したい理由に書きました。

この2つは本当に思ったことですし、退職するとなると働くのはあと1週間、
悪魔に嫌味として書いてみたかった自分もいたので。(^_^.)


ただ、この退職願をいつ出すか、タイミングがなかなか見つからず、
チャリンコのお使いから戻った夕方、悪魔からのメモが机の上に。

「うつぼさん、そろそろ研修期間が終わる頃ですから今後についてお話しましょう。
 ○○時頃、上のフロアにきてください」

って書いてあったのですが、入社してから魔女と話すのは電話ばかり、
ばったり姿を見かけたのがそれまでに2回、ちゃんと顔見て話すのは初めて、
面接であれだけ色々話してくれたのに、入社したら全然だったんだよねぇ、、、と思いながら
焦って悪魔の部屋(ドアがついてる小部屋で中が見えない)の入口に退職願を置きました。

置いて席に戻った途端に悪魔から電話。

「うつぼさん!ビックリしちゃったわぁ!
 どうしてなのかしら?本当にビックリよぉ!」



このオバサン、鈍い。 (V)o¥o(V)

あれこれやっていることを報告していたのに何にも気づかなかったのかな。


「申し訳ありません。色々考えまして。。。」


隣で生き字引が聞き耳を立てているので小さい声でぼそぼそ答えると、


「じゃあ、しょうがないわねぇ、、お話するのも中止にしましょうねぇ。。。」と悪魔。


あっさり受理されました。 もうちょっと引き留められるかなと思っていたので拍子抜け。(笑)

そして翌日の朝、生き字引に「ちょっとこっちにきて」と呼ばれてオフィスの外へ。



「うつぼさん、退職するって聞きました。残念だわ。」 と生き字引。


そりゃそうでしょう、早番がやらなければいけない雑用の数々、私がずっと一人でやっていたけれど、
やる人いなくなったら今度は生き字引がやらないといけないもんね。(^_^.)


で、生き字引が悪魔から指示された通り、退職までにやることを伝えてきたのですが、
「退職することは他の人に言わないように。最終日も普通に帰るように。」と言われて、
「ああやっぱりこの会社ってヘンだ」と思いました。


そのまた翌日、、唯一優しくてまともだと思っていたオバサンが退職手続をしてくれるから、と、
朝出勤してきたところをつかまえると、「うつぼさん、辞めちゃうのね、残念だわ」とオバサン。
「すみません、色々考えたんですが、区切りのいいところで、と思いまして」と答えた途端、

うつぼさん、辞めるの正解よ!」

と、オバサンが(グッジョブみたいな感じで)親指を立ててにっこり笑って言いました。


ああ、そうなんだ辞めるの正解なんだ私。。。 
喉に引っかかっていた魚の小骨がすっととれたような気分です。

「たぶん、○○さん(女帝)と年代が近くてお互いやりづらかったのもありますが」と言ったら、

「○○さんと合う人なんてこの世にいないから気にしないでいいわよ!」とオバサン。


ああそうなんだ、みんな女帝のこと嫌いなんだ、、
以前、生き字引もぶつぶつ女帝の横暴さについて独り言つぶやいてたもんね。。


このオバサンとの会話のお陰で退職日までは清々しい気持ちで働けました。
退職日(土曜日も出勤だった)までは、引き継いだもののまた前任のムーミンにお返しせねば、と
アポなし外回りの仕事のデータ、報告書一式をムーミンにお返しし(辞めることは一応伝えた)、
私がいなくなってからでも業務内容が分かりやすいように引き継ぎ書を生き字引宛に作ったり、
色々な人のお仕事を積極的にお手伝いしたり、、、、、ふつうに過ごして最終日。


当日休んでいた生き字引宛の手紙をPCに挟み(まあお世話にはなってましたんで)、
隣の芳恵さんには直接挨拶できずにやっぱり手紙をそっと机の端に置いて、
そっとタイムカードを押してそっとオフィスをでました。。。


オッチャンへ毎日書き続けた日報には簡単にお世話になりました、と書きましたが、
退職願を出してから一切何も言ってこなくなった女帝には特にメッセージも残さず、
悪魔にも簡単にメッセージを書いて置いて帰宅の途に着きました。


記事には書きませんでしたが、内勤の時はフリーダイヤル対応なんて仕事もあって、
DMを送ってくるなと怒る電話が頻発するシーズンだったのでひたすら謝り続けの一日、とか、
会社のサービス内容についてやたらしつこく聞いてくる人への答えに窮したり、
そのたびに隣の生き字引に怒られたり、、なんてこともございました。


今こうやって記事を書きながら思い出してみると、
時間も経ってますので怒りというより苦笑してしまうのですが、
2か月という期間限定であれば、ある意味「色んな世界があるもんだな」と思えるような
良い経験だったかもしれません。


と、いったいあの職場はなんだった、、、と思いながら退職した翌日、
メガネヒヨコさんと一緒に富士宮へ蔵開きに行ってグビグビしたり、
一人でシンガポールに旅行したり、、、てな感じでリフレッシュしたのですが、
さすがにいつまでもそんなことは続けてられませんので、再び転職活動を始めました。


(つづく)

 



 


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ぷー日記~その後編⑤~ [ぷー日記]

アポなし外回り60軒を終え、「さすがに外回りはもうないだろう」とオフィスに戻ったら、
魔女(っていうかこの時点で悪魔に変身)からのメモが机に置いてありました。

「うつぼさんへ
 明日、明後日の2日間で以下の7か所を訪問してレポートをまとめてください。
 レコーダー持参でやりとりを録音するように。 レポートは明後日中に提出してください。
 訪問する前、本日中にすべてのところへ仮名で電話し、アポをとってから行ってください。」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(-.-)

私に訪問しろ、といったのは競合他社です。

サービス関連の会社だったので、同じようなサービスを提供する会社が多く、
競争が激しいことは理解していたのですが、そこへ仮名を使って偵察してこいってことらしい。
私がずっとオッチャンの指示で外を回っていることは知っていたはずの魔女、
「おつかれさま」 の一言もなく敵地偵察してこい、とメモを置いていく神経に

絶対、こいつは悪魔だ。 そう思う私でありました。


多分、ここに居続けてもきっとこんな感じで日々流れていくんだろうな、
他の研修生よりも明らかに業務量が多いし(研修中の給料は大卒新人レベル以下)
性悪説みたいに社員を観ているオッチャンや悪魔(もう魔女じゃない)、女帝の下で
将棋の駒(歩)のように働く意味があるんだろうか、、、考え、

とにかく言われたことはやる、やりきったら研修期間が終わったところで辞める、
ここで辞めたら転職が厳しいのは分かっているけど、だからといって、
ここに長く留まって徳になることな一つもない。 いるだけ時間の無駄。

そう思ったら、悪魔のメモを観ても屁でもなくなるというか、で、
「いいよ、行けって言うなら行ってきます。でも、その後辞めるもんねー」
なんて気持ちに変わっていました。


電話で仮名使って予約して、、西武線や東武線、JRに乗って移動して競合会社に乗り込んで、
いかにも「おたくのサービスがよければ是非♪」みたいな嘘をついて話を聞いて、
2日間で7か所回ってレコーダーの録音(自分の声って変な風に聞こえるよね)を聴きながら
報告書をまとめて、悪魔に提出しました。


言われた通りにやったぜ。(V)o¥o(V)


達成感でスッキリした私、その週末に退職願を書きました。

(つづく)


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ぷー日記~その後編④~ [ぷー日記]

アポなし営業外回り初日。。

外は大雨。。(-.-)

初めてのお使いならぬアポなし営業だった為、
最初の数軒は前任の「ムーミン」が同行してくれることになりましたが、
パンフレット類は以前の勤務先の出張で使っていたコロコロキャリーに入れて私が運搬。。
1軒あたりに置いてくるパンフレットは15部、5軒分75冊のパンフレットが入ったキャリーは、

激重。~>゜)~~~


ムーミンは優しそうに見えるのですが、気が利かないのかなんだか不明ながら
「少し持とうか」とか優しいことは言ってくれない為、一人で持って移動です。


女帝に「あなたが営業したことないのは顔見りゃわかる」と言われて
「女帝よ、お前には負けない!」と何故か、女帝との勝負のような気持で奮起していたので、
まあ、そのくらいの荷物は持ったるでー、な気分だったのもございますが。


取敢えず、文京区あたりから回りましょうか、とJRや地下鉄を乗り継ぎましたが、
駅の階段って意外とエスカレータ付のところが少ないんですね。
普段あまり気に留めてませんでしたが、荷物があったりするとエレベータやエスカレータがないか
探してみるものの、意外に少ないことに気づきました。

なもんで、激重キャリーを「ふんっ![ダッシュ(走り出すさま)]」鼻息荒く持って階段を上り降り、、
更に文京区にやたらと存在する坂道(上り)と格闘しながらムーミンと回ること6軒。
(途中で近くの拠点までパンフレットを補充に立ち寄ったりして)
アポなしということでケンモホロロに門前払いもあれば、一応会ってくれるところもあり、
話ができたところは大体5割、ここでムーミンは時間切れ。

4時間くらい一緒に移動しながら、社員同士が干渉しあわない不思議、について
ムーミンと話したのですが、勤続20年のムーミンから職場のみなさんについて情報収集。
「会社から一歩外に出たらあいつらとは絶対話もしたくないし顔もみたくない」というムーミン、
ああやっぱりそうですよね、私も変わった人が多いと思っていたんです、と正直に話すと、
職場のみなさんの変人ぶりや、ダレが古参でダレが新しくて、、みたいなことを教えてれました。

確かに変な人が多いというか、私の教育係の生き字引もしょっちゅう呟く独り言は声が大きく、
非常に可愛らしく呟いているものの、私や他の人に話しかけるときは急に厳しくなって
「あなたはもしや、ビリー・ミリガン?」と聞きたくなるくらいの変人ぶりだし、
その隣でジャージ姿で出勤しているオタクっぽいオジサンは昼飯のカップヌードル率が高く、
席で仕事していると匂うのなんの、だったりするのですが、カップヌードルでない時の昼が
ポテトチップとおむすびだったのを観た時は「この人、いったいどういう食生活?」と驚いた私、
ムーミンからは以前おやつタイムに鮭とばを食べていた話を聞いて更に(@_@)しました。

また、私の隣に座る古参のおばさん(柏原芳恵に似ているので陰で「ヨシエさん」と呼んでた)が
ビルを引っ越して以来、外食に出てオフィスに戻れず迷子になると怖いから、という理由で
昼ご飯はコンビニめしのみ、という話を聞いて驚いたんですよ、なんてムーミンに言うと
「そういう人ばっかりなんだよね、ここって」としみじみ言ってました。

じゃあ、なんでムーミンはそんな変な人ばっかりのところにずっと勤めているの?
と聞こうと思いながら、なんか人に言えない事情があるかもしれないし、、と
聞きそびれたことが今更残念だったりします。。。

他には互いにお酒好きということが分かり、赤羽や上野、北千住など飲み屋の話で盛り上がり、
会社の中にも悪くない人がいるのね、、、なんてちょっとホッとしたりもしました。


ムーミンと別れてからは一人で大雨の中、キャリーコロコロで外回りを続け、
その日は9軒回って終了。

予定の担当分は2日で回りきりホッとしていたら、
他の人が時間がなくて回りきれないところもうつぼさんお願い、みたいな雰囲気になり、
じゃあ、と、都内や都下(西武池袋線で所沢とか清瀬あたりまで足を伸ばし)まで30軒。

大雨、強風、雪、、悪天候の中をコロコロコロコロキャリーを引っ張り回りましたよ。


なのに。

なんとか回り終えてこれで本当に終了~、と思っていたら、
私の日報を読んでいたオッチャンから、

「うつぼはアポなしでも結構会ってもらえるみたいだから追加でもっと回ってこい」

という指示が出ました。(V)o¥o(V)

ムーミンもさすがにこれ以上は気の毒と思ってオッチャンとかけあってくれたのですが、
会社で一番偉いオッチャンの決定に逆らえる訳もなく、結局追加で30軒回ることになりました。

いつもは厳しい生き字引も「うつぼさんばっかり何でそうなるのかしら。。。」と同情してくれたりして。

3月初旬、追加分30軒を4日間で回りました。

結局、激重キャリーをコロコロしながら60軒回ったわけですが、

JR山の手線、中央線、総武線、地下鉄丸ノ内線、有楽町線、東西線、銀座線、千代田線、
都営三田線、大江戸線、西武池袋線、東武東上線、、、、、、、

大好きな電車に沢山乗れたこと、それだけはラッキーだったと思ってます。(笑)


月、火、水、3日連続でなんとか残りを回りきり、夕方オフィスに戻ってきた私に、
「本当にお疲れ様」と生き字引が労いの言葉をかけてくれてホッとして机を観ると、
何やらメモが置いてありました。


魔女(面接してくれた初老のオバサンのメモだったのですが、
読んでビックリしました。


「この人は魔女じゃない、悪魔だ!!!」

(つづく)


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ぷー日記~その後編③~ [ぷー日記]

(登場人物のおさらい)

女帝・・・私と同年代の管理職で私の上司、なにかとイチャモンつけてくる

オッチャン・・・会社の代表 指示してくる仕事が訳分からないものが多い

生き字引・・・私の隣に座る教育係のおばさん


 

入社当日、「私は外に出る仕事が多いから、うつぼさんには中の仕事をやってもらうから。」と
女帝が言ったはずなのですが、言いつけられたのはチャリンコに乗って日に2回のおつかい。


偉い人フロアの掃除は言われたときだけ、ってことでしたが、
そんなことも私がやるの?正直なところ思いました。
言われた時だけ、のはずだったのに、大きなゴミを片付けないと女帝に怒られたりして、
言い返す気力もなかったので、はいはい、片付けますよ、なんて毒づきながら台車で運んだり、
台所掃除を言いつけられて流しをみると3人しかいないフロアでマグカップ20個近く、みたいな
衝撃的な光景にげんなりしながらこびりついたチャシブと格闘したり、、
そりゃー「新入社員」ですからやりましたよ、私。


でも、チャリンコで毎日2回おつかいって何なの。(V)o¥o(V)


要は買い物にいったり書類を運んだり、のおつかいなのですが、
「雨の日はどうするんですか?」と女帝に聞いてみたら
「傘さして自転車に乗ればいいでしょ」と真顔で返答されました。

「傘さして乗ったら危ないですし、第一、傘さして自転車乗るのって交通違反ですよね?
 どうしてもおつかいが必要なら私は電車で出かけますから」と
その時だけはアホクサくてまともに女帝に言い返したところ、
その後、女帝の態度はますます陰湿なものになっていきました。

まるで漫画のような話ですが、ホントの話です。 

そんなチャリンコライフが始まったころ、オフィス内で風邪が流行りはじめ、
私からは遠くの位置に座っていたオネエサンがインフルエンザにかかり、
熱があるけど仕事があるからと無理を押して会社に来ていた生き字引も
あんまり熱が下がらないと病院に行ったらインフルエンザ判定、と、
「うつぼさんもインフルエンザの可能性があるからうちのフロアにはこないで」と
女帝にバイキン扱いされた翌日。
ちょっと熱っぽいからと病院に行ったら私もインフルエンザでした。


ラッキー♪ (^_^) そんな気持ちが素直に自分の心の中から湧いてきました。


早番で唯一優しいオバサンに電話して、
「インフルエンザで暫く会社休みますので、女帝によろしくお伝えください」と伝言し、
ゆっくり静養させていただきましたが(家から出られないのだけがつらかった)
会社に入って2週間でインフルエンザで休めてラッキーと思う自分って何なんだろう?
休んでいる間は、このまま続けるべきなのかどうか、、なんて考える時間となりました。。。

女帝との関係がこのままよくならずに悪くなるだけだったら辞めた方がいいかも、
チャリンコとか掃除とか、雑用山盛りが続いたら自分の職務経歴に関係ないことばかりで
前向きじゃないし、、なんて考えながら、インフルエンザが治って出勤したのですが。 

私にA型のインフルエンザをうつした生き字引は「ちゃんと治ったの?」と一言。
「うつしてごめんね」とか言わないんだ、さすが生き字引!、と感心しながら、
女帝にも「長らくお休みいただいて申し訳ありませんでした」と挨拶した途端に
「熱が下がって何日経ったの?」ときつく返されてしまい。

(V)o¥o(V)(V)o¥o(V)なんだこいつ、と思いながら
「熱が下がって5日経ってますし、薬ももらった5日分すべて服用していますから」と答えると
「あ、そう」と女帝。

以前の勤務先がおかしいくらい「性善説」で成り立っているような会社だったので、
この会社って「性悪説」で成り立っているんだろうな、なんてしみじみ。。。。。。


と、そんな雑用以外に仕事を他のスタッフから引き継ぐことになりました。

会社のパンフレットを持参して関連する機関にアポなし訪問で営業活動、、、を
会社の各拠点(7か所くらいある)に指示してとりまとめる仕事です。

アポなし、っていう時点で「普通、アポとらないと向こうだって会ってくれなんじゃ?」と
思ったのですが、研修中の身、逆らうのもどうかと思って、はいはいそうですか、と
前任者のオジサン(雰囲気がムーミン)から引き継ぎました。女帝立ち合いの元で。(-.-)

で、各拠点に指示書と訪問リスト、持参するパンフレットやグッズの手配を送って、
あとは進捗状況を確認して完了したら(訪問先が400カ所くらい)まとめて報告かな、と思ったら、
初老のおばさん(この頃から「魔女」とこっそり呼んでいた)から内線がかかってきて
「うつぼさんもいい経験になるから一緒に訪問してきてね♪」なんて言われてしまい。。。

まあ、ちょっとならいいかな、と思ってムーミンに相談して
取敢えず15カ所くらい回ることになりました。


って、全然そんなに甘くなかったんですけどね。(-.-)

というわけで、私のアポなし営業外回り、2月中旬にスタートしました。

(つづく)


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ぷー日記~その後編②~ [ぷー日記]

初出勤の日、ベニヤで仕切られた工事作業部屋みたいな場所で対面したのが女帝。。。
(この部屋、ビルを建てた建設会社の作業部屋だったそうですが、もったいないから、と
 そのまま残してもらったそうで、後で知って苦笑。。。。。)

近所のスーパーへ買い物って雰囲気のカジュアルな服装で化粧気のない女帝は
私と向い合せに座った途端、私の職務経歴書をぱらぱらめくり、
「へぇ、いろんなことやってきたんだね」と一言。

なんだ、この人? 先に書類読んでないの?と思いながら
「はい、長く勤めてましたので色々経験は積んでいます」と面接時のように答えたんですが、

「私は仕事で忙しくて挨拶する時間ももったいないから挨拶はしないからね」と女帝。

は?会話になってないんですけど??と思ったものの言える訳もなく、
女帝が話すのをずっと聞くのみ。

・うちは社員同士はプライベートのことは詮索しないから。
 相手に聞かれて答えたくなければ答えなくていいし話したければ話せばいいし、
 そういうところだから。

・私は常に仕事を30~40かかえているから大変なのよね(←真偽のほどは不明)
 終わらなければ徹夜するし、あ、私は管理職で裁量労働制だから仕方ないんだけど、
 40度近い熱が出た時も私の替えはいないからふらふらになりながら会社にきて
 仕事をこなさないといけなかったんだよね。

・私は外に出る仕事が多いから、うつぼさんには中の仕事をやってもらうから。

なんて感じで立て板に水。

会社概要や組織、就業規則などなどについて説明があるかと思っていたのですが、
全くそんな説明はなく、女帝が立て板に水の勢いで話した後に部屋に入ってきたのは会社の代表。
(初老のオバサンは代表の次に偉い人だということがここで判明するんですが結局会えず)


会社の代表は私よりちょっと上って感じでスーツ姿でもなくこれまた超ラフな格好。
女帝よりも早口でまくしたてるんで、何を言っているのやら(@_@)なまま面談終了。
見た目からしてそんな感じがしたので「オッチャン」と名付けました。


次に部屋に入ってきたのが私の教育係のおばさん。
観てからに神経質そうなそのおばさんは文章を書くようなお仕事が多かったのですが、
とにかく何でも知っている人だからと女帝に紹介されたので、
顏を観るなり「生き字引と名付けることにしました。


生き字引に連れられて事務フロアに移動すると席は生き字引の隣。
部屋には16人くらいスタッフがいたのですが、一人一人に挨拶しようと思ったら、
生き字引が「本日入社したうつぼさんです」と一言いって終了。

いくら互いに干渉しないといっても、こんなんで覚えられるかしら。。。 
不安になりながら早速紙に座席表を書いて、名前を聞いたら書き込み、
その人がどんな仕事をしているか書いて少しずつ覚えていきました。


生き字引からは社員の心得みたいなマニュアルをよく読みなさいと渡され、
あとはこまごました雑用(これが非常に割合として多かったかな)のやり方を教えられ、
オッチャンが早口でまくしたてた仕事A4一枚にまとめて提出して、、、
社員全員がオッチャンに毎日提出しなければならない日報をまとめて出して、、
そんな感じで一日終わっていました。。


なんだったんだ、今日一日。。。


お先に失礼します、と挨拶したものの、誰からも「お疲れ様」を言われることなく退社。。。
女帝が言っていた挨拶する時間ももったいないってそういうこと?と思いながら帰宅し、
翌日「おはようございます」と出社するもやはり誰からも挨拶が返ってこないという。。。(-.-)
早番シフトは私を入れて4人、唯一目が合えばおはようを返してくれるのが
初日に案内してくれた優しそうなおばさんのみ、で生き字引も挨拶を返してくれないので、
こんな職場でいいのかな、と思いながら生き字引から言われるままに雑用の山をこなし、
オッチャンに言われた指示を書類にまとめ、あとは1時間おきに書類の運搬。


この書類の運搬ってのが毎日の仕事でげんなりしたのですが、
オッチャン、初老のおばさん、女帝3人がいるフロア(1つ上階)と自分たちのフロアの書類を
ひたすら運ぶ仕事で、書類がないと女帝に叱られたり。。。
どんな書類を誰に渡したか、そんなこと私だって社会人生活長いしタイトルみて覚えてるし
「そういう書類は見てません」と女帝に返答するものの、「いや、渡したからなくしたんでしょう?」と
犯人呼ばわり。。。結局、女帝の部屋に書類があった、と分かっても女帝が謝らず、なんてことが
2か月の間でも何度かあって、その度に悪者にされるのがどうにも我慢なりませんでしたねぇ。。。


そんな「罪なすりつけ」で嫌な気分の中、オッチャンからも色々と指示があり、
色々なものについて調べるように言われたのですが、調べる対象が???なものばかりで
(さすがに細かい内容まで書くのもオトナゲないのでここには書きません)
何のために調べるのか、それも言われず調べて書類にまとめて提出して、、、の繰り返しに
なんとなくやる気が出てこなくなっている自分がいたりしました。


人間、アメとムチ。


頑張れば褒められる、ダメなら叱られる、そういうメリハリがないとヤル気は出ない。



なんの為に必要なのか、それを調べることによってどうなるのか、そのくらいは教えてもらえると
もっと調べるという作業に弾みがつくし、ヤル気も出るというものですが、
「ネットで調べて分からなかったらYahoo!知恵袋でも使って調べろ」なんて言われると。(笑)


ええ、言われた通りにYahoo!知恵袋使いましたよ。(V)o¥o(V)
自分のアカウントで、自分のコイン使って。


「ネットで分からないものは電話でメーカー調べてききまくれ」とも言われたので、
電話でも聞きまくりました。
(ただし、社名は出すな、と言われたので私の名前だけで問い合わせしたりして(-.-))


で、調べてオッチャンに提出してダメだと書類が返ってきてまた調べて提出して、、なのに、
ある日突然出した書類が返ってこなくなったりする。
私が調べてまとめたことがその後どうなったのかさっぱり分からない。
それって一番ヤル気が出ないパターンです。

会社全体がどういう動きをしているのか、スケジュールがどうなっているのか、
私がいたビル以外の拠点にどういう人がどのくらいいるのか、それさえ分からない。
自分が組織の中でどういう役割を果たすべきか分からない、、、なんてことを
入社当日から悶々と感じていた私、1週間後に女帝に呼び出され、
「うつぼさんはまだ気が利かないところもあるけれどだいぶ慣れてきたみたいだから
 色々他にも仕事をやってもらうことにしたから」と渡された紙に書いてあったのは。


チャリンコに乗って日に2度のおつかい & 偉い人達フロアの諸々掃除

まじすか?(-.-)

(つづく)


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ぷー日記~その後編①~ [ぷー日記]

今年の初め、旅行記並に書き続けた「ぷー日記」に
みなさんから色々温かい言葉をいただき、感謝感謝でございます。<(_ _)>


内定が決まって、お世話になった人たちにメールやら電話やらFBのメッセージやらで
ご報告したのですが、その中でとても温かくて勇気の出る返事をくれた友人がいました。

「うつぼさん、おめでとうございますっ。
 ペースはだんだんつかめてくるでしょうから、心身に気をつけてがんばってくださいっ。
 うつぼさんが◎◎(以前の勤め先)時代につちかったものは、
 ご自分で考えるよりも大きいとおもいます。 
 新しい環境ですぐには発揮できないでしょうが、徐々に引出しから繰り出していけば
 よいかと思います。 
 人間関係も最初は半歩ぐらい引いて、
 多少腹が立つこともある程度はスルーするぐらいがよいかと。
 職場でのプレゼンスの高まりに合わせて、言いたいことも自然とどんどん言えるようになります。
 って生意気にごめんなさいね。自分の実体験からはそんな感じです。」


その友人というか後輩は私よりも先に会社を辞めて転職した人なのですが、
その時、友人がいろいろと大変だったとうことを理解できずに申し訳なかったなあ、と
自らの就活中にひしひしと感じました。
それなのにこうやって温かい言葉をもらったことが本当に嬉しかったんですよね。(^_^)

なんて感じで、前向きにやる気ミチミチで入社したのですが、
実は研修期間2か月満了とともに辞めました。
(既に辞めてから3か月近く経ってたりします。。。。。)


辞めた理由としては、募集要項と実際の業務に大きな乖離があったことと、
どうにも乗り越えられそうにない困難な人間関係があったこと、なのですが、
再び転職活動に戻り、記事をアップしている現在はお陰様で働き始めております。
(とはいえまだちょっとですが)


で、私の性分といいますか、備忘録として、
2か月間で何があったのか、暫く記事にしたいと思います。。。


ちなみに友人曰く「当事者でなければ物凄く面白い話」だそうです。
当事者だった私も時間を置いて今思い返せば他人事のように「面白い話」に思えたりして。。。




1月中旬の寒い日。 長らくのぷー太郎期間に別れを告げ再び働きはじめる記念の日。

久しぶりにちゃんと早起きして通勤電車に揺られて到着したビル。
場所はビルが林立するビジネス街、、が遠くに見える23区内。
ワクワクしながら(施錠されているので)インタホンで名前を告げて通された会議室は
コンクリート打ちっぱなしの倉庫みたいなフロアにベニヤで仮設的に仕切られた部屋みたいなところ。

ビルは新築ほやほやっぽいのにナンだこの安普請。(-.-)

と思ったらやってきたのは面接してくれた初老のオバサンではなく、
私と同年代と思しきオバサン。


初老のオバサン、2か月間で顔を見たのはたったの3回。
しかも、偶然ばったり的に顔を見ただけで、あの面接はなんだったんだろう、と
思いましたねぇ。。。




職場で私の上司となる方だったのですが、その後この女性とは常になにかございまして、
初対面とはいえ、


女帝と心の中で呼んでしまいました。

職場で一番強烈なキャラクターがこの女帝だったのですが、
入社初日、初対面の時点からすでに違和感を感じてしまいました。。。

職場での2か月間、この女帝に振り回され続けました。。。

(つづく)
 


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映画「Here Comes the Boom」を観る [映画(は行)]

実は3月下旬に急に思い立ってヒコーキに乗って旅に出たのですが、
その時に機内で見た映画の話。

Here Comes the Boom [DVD] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Sony Pictures
  • メディア: DVD


日本未公開ですが、密林で買えるようです。(多分私は買わないけど)

で、邦題ついてるバージョンもあったのですが、

闘魂先生Mr.ネバーギブアップ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

邦題、、、あまりに酷すぎる。。 もちょっと考えてつけてもいいのにね。

で、あらすじは、Amazonさんより。

生物を教える高校教師スコットは、ある日、学校の経営難から
校内の音楽活動の廃止と顧問を務めるマーティーの解雇を知らされる。
怒りに燃えるスコットは、この危機を救うため一念発起!
資金を集めるために、昔レスリングで慣らした経験を活かし
総合格闘技に出場することを決意する。
42歳のズングリ体型の教師が総合格闘技の最高峰「UFC」参戦へ・・・。




狭い機内で座りっぱなしで小っちゃいモニターで見る映画って
あまり考えたりするものだと頭が疲れるので単純な作品を選びがちなのですが
(007みたいに見たことのある映画だったら少々重たいものでも平気だけど)
この作品は機内で深く考えずに見るにはぴったりの映画でした。

多分、こういう映画って日本公開してもあんまり人気出そうもないけど。

主演のケヴィン・ジェームズといえば、

モール☆コップ コレクターズ・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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この作品を飛行機の中で見たのですが、
あまりにくだらなくてバカ笑いしたのを思い出します。


結構、こういう単純に面白い作品によく出ている俳優さんなのかも。(^_^.)

グリーンカードをとる為に移民たちが通うクラスをバイトで請け負うスコットが
生徒のニコ(オランダからやってきた元格闘家)にトレーニングしてもらって
総合格闘技の試合に出るようになるのですが、最初は訳も分からずKOされたり、
まぐれでパンチがヒットして勝ったものの、試合前に食べたアップルソースに当たって
相手選手に吐きまくってしまい、試合そのものよりそれがニュースで取り上げられたり、
でも、それがきっかけで生徒が学校存続の為にスコットが奮闘していることを知って応援してくれる、
なんて、最後にハッピーで終わるのが分かるような展開なので本当に安心して見られました。

フィリピン移民の生徒がシャリースだったりするので、スコットがUFCの試合に出るときに、
超上手い歌を歌ったり、スコットが対戦する相手の一人として石井彗(懐)が出てきたり、
ところどころお楽しみ的な場面もあったりします。

UFCで処刑人の名を持つ狂暴な選手と対戦して何とか勝って賞金で学校も立て直して
そのお陰でマーティも解雇されずに済んで、
おまけにスコットがずっと片思いだった同僚のベラ(サルマ・ハエック)が恋人になってくれて、
ああ何もかもめでたしめでたし、、的な話ですので、深く考えずに楽しめる映画です。

単純に明るく笑って楽しめる「Here Comes the Boom」でありました。

(おまけ)映画でスコットが試合に登場するときに流れた曲。盛り上がります。



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銀座「竹葉亭」で鯛茶漬け [呑んだり食べたり(ふぐ&鰻)]

 友人2人に「せっかくの誕生会なんだから」と誘ってもらって銀座の竹葉亭にいきました。

(竹葉亭ホームページ)→ http://www.unagi-chikuyoutei.co.jp/

竹葉亭というと5丁目の日産ビルに近いところのお店は外観だけ知っていましたが、
今回訪問したのは8丁目の木挽町本店。

料亭のような外観でちょっと気後れしましたが、こういう機会もなかなかないしね。(^_^)

RIMG5191.JPG 若干迷いながらお店に到着。

入口から入ったら「お座敷は隣の入口です」と言われてしまい、左隣の入口へ移動。
テーブル席の入口がお店の正面向かって右、お座敷席の入口は左、
分かれているのに驚きながら左の入口から入って座敷席へ。。。 

RIMG5192.JPG 老舗って感じがします
RIMG5194.JPGはい、乾杯♪
こういうお店は色々なお客さんがくるからでしょうね、
ビールの銘柄も、キリン、アサヒ、サッポロ、エビス(サントリーあったかな)とそろっています。
   

20時ラストオーダー、21時閉店、と早じまいのお店なので18時半集合としたのですが、
1名だけ仕事の都合でやってきたのが19時半。
先にコース料理をつまんでグビグビやっていた私ともう1人はのんびりとしたものでしたが、
遅れてきた友人はかなり焦って食べていたのがちょっと気の毒でございました。。

RIMG5193.JPG先付
年配の仲居さんが置いていったのですが、料理の説明はなく。(-.-)
天豆の豆腐、というのは食べて分かったのですが、
和服姿の仲居さん、みなさんベテランって感じの方ばかりなので
もうちょっと気遣いほしいかな、、、、なんて。

RIMG5195.JPGお刺身
予約時に幹事役の友人が「一人、紫蘇や三つ葉が苦手な人がいます」と伝えて
到着時にもそれを確認してもらったのですが、お刺身の下に紫蘇と上に花穂紫蘇が。(-.-)
まあ、除ければいいし、、なんて思ったら、
お刺身を運んできた仲居さんでないもう一人の仲居さんが部屋に入ってきて
「あ、この方は紫蘇が苦手ですから、それはお出ししては。。。」と運んできた仲居さんを制して
一旦厨房にさげて上の写真のように紫蘇を笹葉に、花穂紫蘇を木の芽(?)に取り換えて
「申し訳ありませんでした。。。」と置いていきました。

丁寧な対応、、、なのだと思いますが、さげないでそのままにしてくれてもよかったかな。

ちなみに、お刺身は、ひらまさ、鯛、ヒラメ、と説明があったような記憶です。
お上品なサイズ(おちょぼ口でも食べられる)で普通に美味でした。
RIMG5197.JPGで、日本酒にスイッチ。
日本酒は?と聞いたら「一種類です。大吟醸は四合瓶しかございません」と仲居さん。
「何のお酒ですか?」と聞いても「1種類だけです」と仲居さん。

いや、そうじゃなくて、、、と「すみません、銘柄はなんでしょう?」と聞き返すと、
「ええと白鷹と愛媛のお酒のブレンドです」という何だかわかるような分からないような答え。

お座敷個室で緊張していたのですが、こんな仲居さんとのやりとりでちょっと脱力。
良い意味での脱力なので仲居さんがこの後何か面白いことしてくれるんじゃないかと期待。(笑)

RIMG5198.JPG御椀
RIMG5200.JPGあいなめのお澄まし
すだち?ゆず?種が各人1個ずつ入っていたのですが、わざとでしょうかね。
出汁がとても美味しくてあっというまに食べ終わり。
RIMG5201.JPGRIMG5202.JPGお代わり
銘柄が白鷹と何かのブレンドということしか分かりませんが、
ほどよい濃さで美味しかったのでグビグビと徳利を追加で注文。

RIMG5203.JPG白焼き
ちょっと薄くて小ぶりかな、って感じでした。
もうちょっとほわっとしているのが個人的には好みなのでちょと残念。
RIMG5205.JPG酢の物 
煮物か酢の物を選んでくださいと言われて酢の物にしたのですが、
結構コース自体ボリュームがあるので酢の物でサッパリできました。
RIMG5207.JPGで、蒲焼
コース以外に鯛茶漬を注文した為、私と遅れて登場した友人は蒲焼は包んでもらい、
「いや、私は食べます!」と言った友人の分を一口食べさせてもらいました。
RIMG5208.JPGたれも置いてくれました。
白焼きよりはちょっと大きめのウナギでほんわり。

RIMG5209.JPGで、追加で注文して、
RIMG5213.JPG鯛茶漬
竹葉亭といえば鯛茶漬が非常に有名らしく、
一緒に行った友人が2人とも「ここでは鯛茶漬を食べないと!」というので注文したのですが、 RIMG5211.JPGこれだけで酒の肴に。(^_^)

しばし、鯛のみつまんでちびちび飲んだ後は、
RIMG5214.JPGオンザライス
これが本当に美味でございまして。。。
更に、ほうじ茶をかけて食べるとお茶の香ばしさも相まってあっという間に完食。。
RIMG5215.JPG甘いメロンと
RIMG5216.JPGずっしり大福で〆。


満腹。。。。。。。。。

鰻はもうちょっと厚みとほわほわ感があった方が好みなので、
普通に美味しいかな、と思いましたが、鯛茶漬は本当に美味でした。

鰻の店で鯛茶漬というのもどうかと思ったのですが、
ランチでちょっと豪華に、、というときは銀座5丁目店のテーブル席で食べられるかな。


というわけで、鯛茶漬に感激した竹葉亭木挽町本店でありました。


タグ:白鷹 銀座
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