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映画「人生万歳!」を観る [映画(さ行)]

ウディ・アレン作品、ということで借りて観ました。

人生万歳! [DVD]

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  • 出版社/メーカー: アルバトロス
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!さんより。

かつて物理学でノーベル賞候補にもなったボリスは、自殺を図るが失敗。
命は助かったものの結局妻とも離婚し、大学教授の地位も失ってしまう。
今では古いアパート住まいの彼はある晩、
南部の田舎町から家出してきたメロディという若い女性に同情し、家に上げるが……。



ウディ・アレンが監督に専念してくれたおかげで(本人出演しておらず)
楽しく見られました。(笑)

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どうもこの後に観たせいか、ウディ・アレンが出ていなくてホッとしたようです。(^_^.)


話自体は、ひねくれジイサンとちょっとオツムの弱いオネエチャンの話ですが(舞台はNY)
ジイサンの家に押しかけてきた家出娘を泊めることになって、
なんだか放っておけなくなってそのまま住まわせている内に結婚しちゃいます。
(オネエチャンは21歳だったりする) 

まあ、こんな年齢差で結婚する人も世の中広いしいるでしょう、って思ったりしましたが、
それで話が済む訳なくて、ジイサンのひねくれもちょっと落ち着いてきたところで、
オネエチャンの母親が娘を探してNYまでやってきて、その後大好きな写真で開花して
男2人と暮らすようになり、今度はオネエチャンの父親もNYにやってくるんだけど、
今度はバーで出会った男性と心が通じ合って、、、なんてところで、
オネエチャン(メロディって名前です)が他の若い男を好きになってジイチャンと別れて、
ジイチャン失意で飛び降り自殺を図るんだけど、通りを歩いていた女性がクッションになって助かり
その女性と結ばれて。


めでたしめでたし。


気づけば、出てくる人がみんなハッピーになって終わっていました。結果オーライって感じで。


ま、出来過ぎかなって感じもするのですが、こんな終わり方でもいいのかな、って感じで鑑賞終了。


原題は“Whatever Works”。 


作中でも何度か出てくるフレーズですが、結果よければ何でもあり、って感じの意味かな。


最初はジイサン(ボリスって名前です)の偏屈ひねくりぶりに「なんだこのジーさん」と思いましたが
ネエチャンと出会って結婚して、それから根本的には変わってないんでしょうけど落ち着いていって
2人の間に色々な人が入ってきてあれこれ展開していくのですが、結果オーライ、となったので、
観終わった後はイヤーな感じもなく、なんとなくほっとした感ありでした。


とはいえ、ウディ・アレンの作品なので、クセのある話は苦手、という人にはお勧めしません。
どこか皮肉っぽいですし、なんといってもジイサンの枯れた感じが見ていてなかなか共感できず、
でしたので、単純に楽しい話が好きな人には向かないと思いますが、
結果的にはハッピーになるので、、NYの風景を見ながら若い男女と中年達の会話を楽しむには
ちょうどいい映画、「人生万歳!」でありました。


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