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錦糸町「ベルサイユの豚」で宮殿コース [呑んだり食べたり(その他)]

「面白い名前のお店があるから行こう」という同僚の誘いにのって錦糸町に行きました。


で、既にタイトルに書いちゃったのですが、店名は、

ベルサイユの豚  です。


ぷ。(笑)


錦糸町でベルサイユ、という思い切りなミスマッチ感もさることながら、

ベルサイユのばら 全5巻セット (集英社文庫(コミック版))

ベルサイユのばら 全5巻セット (集英社文庫(コミック版))

  • 作者: 池田 理代子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/07/21
  • メディア: 文庫


この世代なもんですからね、アラフォー女子5名でいそいそと出かけました。




錦糸町駅前すぐのKINSIAビル5階。

(お店のサイトはこちらで)→ http://r.gnavi.co.jp/g600119/

ダイヤモンドダイニングが運営しているのですが、ホームページが超面白いです。

(こちらね)→ http://www.diamond-dining.com/berubuta/index.html


RIMG1511.JPG エレベータを降りるといきなり豚。
RIMG1512.JPG 豚を抱いたアントワネット様

予習では席に案内されるときに「セレブリティのご案内です!」と
アントニオ猪木酒場なみの面白演出で案内される、、はずだったのですが、
今は止めてしまったのか、フツウにどうぞって感じで個室に案内されてしまい残念。。。。

で、注文したのは「宮殿コース」。(笑)


土~火曜日までは呑み放題付6000円がぐるなびクーポン利用で3750円とお得。
6000円も出す気はないので(^_^.)、火曜日に行きました。


RIMG1514.JPG皿やら箸袋も面白く豪華
RIMG1516.JPG コースターにも豚豚豚
RIMG1520.JPG 呼び出しボタン
丸くハサミで切って貼った感じで手作り感満載。(笑)

RIMG1515.JPG飲み放題メニュー カクテル多め
500円プラスで焼酎や日本酒も、、としつこく勧められたのですが、
私以外はほとんどのまないので(^_^.)ふつうの飲み放題コースにしておきました。
RIMG1521.JPG 最初は生ビール
3人が生ビールを注文したらピッチャーでいいですかぁ~?と
いまどきなお姉ちゃんスタッフがいうので、ピッチャーでもってきてもらいました。

RIMG1513.JPGお食事前の小さな一皿
RIMG1517.JPG見た目よくわからないで聞いたら紫芋とのこと
紫芋というとお菓子のイメージだったのですが、こういう風に出てくることもあるんですね。
サツマイモのような食感で甘くない感じ。 

RIMG1518.JPG秋茄子と生ハムのサラダ
バルサミコドレッシングのサラダ。揚げ茄子がちょっと油っこい感じでしたがまあまあ美味。

RIMG1519.JPG北海道タコのカルパッチョ
ピンクペッパー風味だそうです。
豚肉料理、、を期待していたのでちょっと拍子抜けしましたがぷりぷりタコが美味でした。
RIMG1522.JPG本日の備長炭火焼き豚串 
豚ハラミ、でしたが、フランス ゲランド産の天然塩がちょとくどい感じでした。。

RIMG1523.JPG で、せっかく飲み放題なのでワインをカラフェで♪
RIMG1524.JPG テーブルワインだと思いますが結構美味でした(^_^)

RIMG1525.JPGおなべ
茨城県産 美明豚と木の子のトマトクリーム鍋
最初から鍋はテーブルに置いてありましたが、店のオネエサンが火をつけて
ふたを持って行ってしまい。。。。
ぐつぐつするまでフタ、しめておいたほうがいいのにね。

RIMG1527.JPG 出来上がり
エリンギが大ぶりにカットされていて酸味があってクリーミーな味と豚肉ときのこがぴったり。

RIMG1526.JPGピザポテトのスプリングロール
「バジルのアイヲリで召し上がれ!」とぐるなびに書いてありました。
ただ、お店のオネエサンは「春巻きでぇーす!」と言って置いていったので
食べているときはトマトソース味のポテトみたいだね、とみんなで言いながら食べてました。(^_^.)

RIMG1528.JPG で、お代わりしちゃうんだな♪
(注:友人2人も一緒に同じカラフェから呑んでますからね)

RIMG1529.JPGおまちかねの豚料理
宮崎県産 きなこ豚の鉄板焼きおろし醤油ソース
鍋のあとに肉がこんなにいっぱい出てきて、、、みなびっくり。
ぐるなびのメニューを観ると鍋の前に出てくるはずなのですが順番が違っちゃっていたみたい。
肉はとてもやわらかくて美味しかったのですが鍋をさんざん突いた後にはヘビーでした。(^_^.)

RIMG1531.JPG RIMG1532.JPG〆にパスタ&チーズ。
鍋に投入して召し上がれ、ってことのようです。
かなり満腹だったのですが、鍋に投入して食べたらこれが美味しくて、みんなでバクバク。。。

RIMG1533.JPG で、おなかいっぱいなのにデザート。


あれ、これで終わり??? 
おかしいな、参加者の一人が誕生日ですからね、と予約のときに幹事が言ったはずなのに。
と思っていたらデザートから15分くらい経ったところでドリカムの歌に合わせて照明が暗くなって、
RIMG1536.JPGバースデープレート
花火バチバチで凄かったのですが誕生日の主賓が大喜び。
RIMG1537.JPGコースを注文すると無料(*^。^*)

無事バースデープレートも登場して一安心、おなかもいっぱいでお会計、、、していたら、

RIMG1541.JPG メッセージとクーポン
RIMG1543.JPG とチョコ をいただきました

料理自体はちょっと洋風な居酒屋宴会メニューという感じもしなくはないというか、
美味しいけれど特にこれ、という目玉っぽいものはありませんでしたが、
私のような世代だと店名と内装だけで盛り上がるというか、池田理代子先生の漫画の話をきっかけに
懐かしい話に花が咲きまくり、、、で、全体的にはおいしいし割引された料金とバースデープレート無料、
などを考えると、大勢でわいわい楽しむにはオススメな「ベルサイユの豚」でありました。


タグ:錦糸町
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両国「吉葉」でちゃんこ鍋 [呑んだり食べたり(郷土料理&お鍋)]

映画記事に飽きた、、という声はなかったのですが、
私自身が映画記事に飽きてきたので(笑)、今日は呑み記事。


 

お取引先様との接待(みたいな感じの食事会)で両国「吉葉」に行きました。

両国駅からだと歩いて10分くらいなので都バスを使いました。
本所1丁目のバス停からだと歩いて数分です。



RIMG1328.JPG お店の手前で発見した看板
横綱バーガー、、、あまりにもベタ過ぎますが、ご興味ある方は行ってレポしてください。

(食べログ)→ http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131103/13127057/


で、この横綱バーガーのもちょっと先に行くと、今回のお店「吉葉」があります。

RIMG1330.JPG RIMG1332.JPG 

(食べログ)→ http://r.tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13007976/

(ぐるなび)→ http://r.gnavi.co.jp/a630700/

RIMG1333.JPG向こうに見えるのが、
RIMG1334.JPG 土俵
横綱 吉葉山の宮城野部屋をお店にしているので、土俵のあるのが面白いですね。

RIMG1337.JPG ど派手な箸袋
RIMG1335.JPG 土俵型のコースター
RIMG1336.JPG どすこい箸置き
RIMG1343.JPG まずは生ビールでカンパイ♪ うめー♪
で、一緒に行った同僚は、RIMG1340.JPGこちらを注文。
RIMG1341.JPG 1リットル入ってる感じ(神谷バーの大ジョッキくらい)
RIMG1344.JPG横綱ジョッキには寿司二貫つき(写真は鯛)

で、私もビールを早々に呑み終わったので、
RIMG1338.JPGRIMG1339.JPG

ポン酒メニューからRIMG1342.JPG 黒龍を頂戴しました。美味。

RIMG1346.JPG横綱サラダ
(セロリがどっさり入っていて苦戦しました(^_^.))

RIMG1347.JPG刺身盛り合わせ
RIMG1349.JPG焼き蛤
RIMG1351.JPG馬刺し
と、ポン酒にピッタリな肴を食べながらグビグビしていたら、
RIMG1353.JPG土俵にオネエサンが登場 
月水金が相撲甚句、火木はアコーディオン&バルーンアート、だそうで、
私が行ったのは木曜日でアコーディオン&バルーンアート。

お相撲さんなどを手際よくバルーンで作っては土俵近くのお客さんに配っていました。
土俵近くは座席料がかかるので、そういうお客さんにサービスするのね、と思いつつ、
バルーンアーティストのオネエサンがこちらを見て手を振ってくれたので振り返すと。

RIMG1355.JPG 私のところにも来てくれました♪
オネエサンのお名前は調べても分かりませんでしたが、
アコーディオンのオニイサンは、安西創(アンザイハジメ)さんという方です。

(安西さんのブログ)→  http://laccordeon.blog89.fc2.com/

ニ胡も演奏されたり多彩な方のようです。
ボタン式のアコーディオンを生で見たのは初めての私、
目の前で素敵な音楽を弾いてくれる安西さんと、バルーンアーティストのオネエサンに
すっかり目が釘付け。。。

RIMG1356.JPGRIMG1357.JPGRIMG1358.JPG ボケボケなんで小さめに。。
私がこの左に写っていましたが、お目汚しなんで自発的に消去しました。。
RIMG1359.JPGRIMG1360.JPGRIMG1361.JPG

RIMG1362.JPG はい、熊さんの出来上がり!

嬉しくなって思わずオヒネリをお渡ししました。。。


と、思わぬパフォーマンスで楽しんだ後は再び飲んで食べて。。。

RIMG1363.JPG同僚は横綱をお代わりRIMG1364.JPG今度は鮪

RIMG1365.JPG お待ちかねのちゃんこ鍋
色々な味が選べるようですがオーソドックスなタイプにしてもらいました。
RIMG1368.JPG ぐつぐつ~

と、再びアコーディオン安西さん&バルーンオネエサンが登場。

オヒネリを渡したからでしょうか、また近くで作ってくださいました。
RIMG1366.JPGRIMG1367.JPG今度は白いバルーン
が、出来上がり写真撮り忘れました。(ーー;)
このときはウサギを作ってくれたのですが可愛くて愛らしくて。。。(でも写真無い)


と、再び楽しんだところで、
RIMG1370.JPG出来上がり

RIMG1372.JPG あ~うまい。
RIMG1375.JPG 同僚は横綱3杯目。

なんて感じで、楽しく宴会終了。 

いただいた熊とウサギはビニール袋に入れてもらって家に連れて帰りました。。。


相撲甚句を楽しみにしていたら曜日が違った関係で違う出し物でしたが、
ボタン式アコーディオンの安西さんの軽妙な語り口と素敵な演奏と、
(今度ライブがあったら行ってみたいですね(^_^))
バルーンアーティストのオネエサンの見事なバルーンさばきに、
お酒が一層美味しく楽しめた両国「吉葉」でありました。


タグ:両国
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映画「デトロイト・メタル・シティ」を観る [映画(た行)]

皆さん、映画記事に飽きていませんか?
もし飽きていらっしゃるのでしたら、「飽きちゃったよ!」と仰ってください。
そしたら、呑み記事をいくつか挟みます。(笑)

ちなみに私は飽きてまいりました。。。。


 

タイトルがKISSの曲のパクリだなあ、と思っただけで借りました。



 
劇場で予告編を見て面白そうだと思いつつ、外れたら嫌だしな、と思って
劇場では見なかった作品です。(^_^.)



あらすじはamazonから転載。

若杉公徳の人気漫画を松山ケンイチ主演で映画化。
お洒落な渋谷系ポップソングミュージシャンを夢見て上京した心優しき青年・根岸崇一は、
なぜかデスメタルバンドのギターボーカル、ヨハネ・クラウザー2世として活動することになり…。







デトロイト・メタル・シティ 全10巻 完結コミックセット (JETS COMICS )

デトロイト・メタル・シティ 全10巻 完結コミックセット (JETS COMICS )

  • 作者: 若杉 公徳
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2010/10/29
  • メディア: コミック



原作は漫画なんですね。




色々な方のレビューを見ると、原作はもっと下品、、、なんてのがありましたので
原作にも興味津々(笑)なのですが(でも、多分漫画は読まないと思われ)
多分、原作のファンだと映画版ではカットされたエピソードが多くて物足りない、、なんて
方もいらっしゃるでしょうね。。(私もよくそんなこと思いますもん)


映画、、、結構面白かったのですが、話自体、、よりも、
それを演じる松山ケンイチと松雪泰子がもうおかしくておかしくて。。。


松山ケンイチが演じる根岸崇一は渋谷系の音楽が大好きで、
バンドの活動がないときにはオリジナルの曲を路上で演奏するのですが、
服装から髪型(マッシュルームカット)、ギターを弾きながら不気味にスイングする姿、
どれもこれもが気持ち悪くて笑えます。
それを見た後に、デスメタルの時の表情を見ると(表情といってもメイクしてるんだけど)
あまりに対照的で、ご本人も楽しんで演じ分けていたのかな、なんて思いました。

また、松雪泰子もデスメタルバンドの所属事務所の社長を演じているのですが、
根岸がデスメタルにどっぷりハマっていくように仕向けていく様子が弾けていて。。。
(高笑いする姿や、舌の上でタバコを消すような場面でも思わず笑ってしまいました)


また、伝説のデスメタルバンド、ジャック・イル・ダークのヴォーカルを演じていたのが、
KISSのジーン・シモンズというのが完全にツボにはまった私。
(だって私はKISS世代だし)

(ご参考まで)→ http://www.barks.jp/news/?id=1000039523



終盤、ジャック・イル・ダークとデトロイト・メタル・シティがステージで対決するのですが、
そのときのジーン・シモンズ(さすがに火を噴いたり口から血を吐いたりはしなかったけど)が
とにかく巨大で、松山ケンイチと並ぶと大きさの差が歴然。(笑)
それだけでもう十二分におかしいのですが、更に、ステージ上で暴れまくる牛を
田舎で培った経験で手なずかせる崇一の姿にただただ笑い続ける私でございました。。。

本当のデスメタル好きの方には、デスメタルがダサく描かれているのが不満かもしれませんが
私自身は深く考えず頭カラッポで(あらすじもどうでもよかったりして)全編とおして大爆笑できた
「デトロイト・メタル・シティ」でありました。

(おまけ) 本家です。


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映画「ぼくんち」を観る [映画(は行)]

めざせ、映画ブログ!(笑)  キャンペーン鋭意実施中。


 

西原理恵子原作、という理由だけで借りた作品です。

ぼくんち デラックス版 [DVD]

ぼくんち デラックス版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アスミック
  • メディア: DVD




映画の内容はamazonさんより。

西原理恵子の原作コミックを阪本順治が観月ありさ主演で描くハートウォーミングドラマ。
兄弟だけで暮らす貧乏な家に、家出中の母が新しい姉を連れて帰って来る。
親代わりの姉と2人の兄弟を主人公に、貧しいながらも健気に生きる家族の姿を描く。

 





う~ン。。。 (ーー;)


サイバラ原作の割に全体的な雰囲気にパンチがないというかイマイチな感じがしたので、

ぼくんち (ビッグコミックス)

ぼくんち (ビッグコミックス)

  • 作者: 西原 理恵子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: コミック



映画を見た後に原作を読んでみたら、こりゃ原作と映画は別物だな~、
というのが正直な感想で。


時折、原作にあるパンチの効いたセリフが映画版でも出てくるのですが、
それが妙に中途半端で逆効果にも思ってしまいまいした。(ーー;)


観月ありさがオゲレツなことを言うものの、なんだかしっくり来ない、というか、
ご本人にしてみたら風俗嬢で下ネタも言う役柄を演じるのは大変だったと思うのですが、
サイバラの本に慣れ親しんでいる私(他の読者もそうだと思うんですが)にしてみると
とても薄い感じで。。。。
(主人公の神子は男好きするタイプの女性なので観月ありさはちょっと違うかもしれない)

多分、原作は登場人物もセリフや展開がかなり凄いので、
そのままの実写化(映画化)は無理(たとえR指定をつけても)でしょうし、
(シャブ中でオカシナこといって暴れる人とか、実写じゃ難しいもんねぇ(笑))
観月ありさ演じる神子(かのこ)以外のキャラクターも今田耕治とか真木蔵人とか、
鳳蘭(顔濃ゆ過ぎ&洗練され過ぎ)とか、、なんか違うのよねぇ、、、って感じで。


真木蔵人演じるコウイチ君は島のチンピラなんですが、
原作だと時に優しく、母や姉を大事にする良いアンちゃんなのに、
映画だとただただひたすらバイオレンスな馬鹿アンちゃんみたいで。(ーー;)
コウイチ君が本当はいい人だ、というエピソードが映画版では取り上げられず残念。
また、コウイチ君の下でチンピラ見習いとして働く一太(神子の弟)のことも
映画版ではあまり描かれていなくて残念でございました。


私が原作とあまり違和感なく見られたのは、鉄じい(志賀勝)と神子の弟・二太かな。
他のキャラクターはどうもイマイチしっくりこないまま見終わってしまった感あり、
それがサイバラの原作の強烈さを益々マイルドにしてしまったような気もします。


ちなみに原作者のサイバラ本人も出演していました。
ピンサロの女として楽しそうに演じていて画面で発見して笑ってしまいましたが(^_^.)
折角、様々な個性的キャラクターが登場するので、それを原作のようにウマく絡ませて
描いてくれたらもっときっと楽しい映画になっただろうな、、、と思うと
俳優陣も贅沢に使っている割にはなあ、と残念。(残念って言葉ばかり使ってナンですが)

と、サイバラの本が好きな私としてはかなり物足りない映画版ではありましたが、
多分、普段サイバラの本に全く触れたことの無い人が原作を読まないで映画だけ見る、
ということであれば「一応アリ」な映画だと思います。

ただし、原作読んだことがある人、サイバラの本に慣れている人には勧めづらい、
というか勧めないだろうな、と思ってしまった映画版「ぼくんち」でありました。


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映画「お買いもの中毒な私!」を見る [映画(あ行)]

慣れぬことをしているせいか息が切れそうですが、
もちょっと頑張って映画記事をアップするつもりです。(^_^.)





タイトルがくだらないのですが、以前劇場で予告編を見て面白そうだな、と思った作品。


お買いもの中毒な私! [DVD]

お買いもの中毒な私! [DVD]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • メディア: DVD


邦題、、、もちょっとなんとかならないのかしらね。

ちなみに原題を直訳すると「買い物中毒の告白」です。




で、いつものamazonさんよりあらすじ・内容を転載。

ニューヨークに住む園芸誌の記者レベッカ・ブルームウッド(アイラ・フィッシャー)は、
かなり重症な“お買いもの中毒”。
ブランド・ショップや“セール” の文字を見ると、我を失ってお買い物に走り、
カード会社から莫大な請求を迫られる毎日。
そんなレベッカの夢は一流ファッション誌『アレット』の記者になること。
ひょんなことから『アレット』と同じ出版社のマネー雑誌編集部に転職したレベッカは、
イケメン上司のルーク(ヒュー・ダンシー)に見込まれ、
そして、自らのお買い物経験による独自の視点で描いたコラムまでもが大ブレイク!
でも、カードの支払いから逃げ回るレベッカに、果たしてマネー雑誌の記者が務まるの?!
全世界35カ国で1500万部以上を売り上げる大ベストセラーの原作を、
カリスマ・スタイリストのパトリシア・フィールドが豪華な最新ファッションで彩る、
女の子必見の話題作。
どうしてもお買い物がやめられないという弱点をハッタリで乗り越え、
恋も仕事もゲットする、“超”前向きなレベッカの姿は、爽快なほどチャーミング!





ある意味ゾクゾクするような表記ですね、amazonさん。特に「女の子必見」とか。(笑)





 



出演している俳優の皆さん、全く知らない方ばっかりなのですが、
って書きながら、もしかして知っている人いるかな、と思い出したら、
レベッカ母役のジョーン・キューザック、出版会社社長がジョン・リスゴー、
ファッション誌の編集長がクリスティン・スコット・トーマスだということに気づきました。
しかも、クリスティン・スコット・トーマス、フランス語訛りの英語を話していたので
同じ人だと気づけなかったのですが、

フォー・ウェディング [DVD]

フォー・ウェディング [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD


この作品で、ヒュー・グラント演じるチャールズを慕うフィオナ役だった人だとね、と
後で調べてビックラしました。




毎度のことながら、横道にそれちゃいましたが、今作についての感想を。




主人公のレベッカのようにクレジットカードで多額請求でアップアップ、、みたいな人、
アメリカには多いんだと思いますが(クレジットカード破産とかテレビで見たことあるし)
レベッカは、デレク・スミスという債権取立て屋の執拗な取立てに嘘八百で抵抗し、
更には他の人たちにも(後々ばれてしまうというのに)レベッカは嘘をつきまくります。


その場凌ぎについた嘘がなんとなく連鎖して、レベッカは何とか持ち堪えていくので
「嘘ついてないで、さっさと謝って借金返せよ!」とイラット(V)o¥o(V)する一方、
「いやいや、これは映画だから、もうちょっと見ないと面白い展開にならないもんね」と
自分に言い聞かせたりもして見続けました。。。


結構セッカチなもんで、私。(^_^.)


嘘つきで本当のことがいえないレベッカ、、、こうやって書いているとダメ女なのですが
ファッション雑誌の記者になりたい割にはイマイチ冴えないし(^_^.)
嘘も付け焼刃的で、ちょっと足りない(笑)感じが憎めないキャラクターでした。
(おまけにレベッカの両親も変なノリの人たちでこれまた憎めない感じで)

彼女の嘘が有り得ないだろ、って感じの嘘ばっかりで(フィンランド語話せる、とか)
それも馬鹿馬鹿しいというか変に笑ってしまうというか、でしたねぇ。


買い物中毒から脱出するための集会に友人から勧められてレベッカも参加しますが、
買い物の魔力を語り始めたら止まらなくなってしまい、
結局、買い物に魅せられる自分を断ち切る為に今まで買ったものをオークションで
売る決心をします。

せっかく買ったものを売ってしまう、、それが中毒から解放される最善の方法、、とはいえ、
一番大事な緑のスカーフを手放す時のレベッカの表情は分からないでもないというか、
でも、それを売ったことで、レベッカはそれを上回るものを得ることができたわけで、
(信頼を失って絶縁した親友も戻ってきたし、恋人もできたし)
お約束的な感じでハッピーエンドになったので、「ま、そうなるだろな」と思っていながらも
見ていてほっとしました。

特に、取立て屋のデレク・スミスのところへ返済に行ったときのレベッカに
思わず爆笑してしまいました。
(レベッカは巨額の債務を全て1セントコインで支払ったので、
 コインの入った瓶で取立て屋のオフィスが埋め尽くされている絵面が面白かった次第)


私もクレジットカードはよく使いますが、
限度枠以内であれば欲しいものが現金なしでも買えてしまう、という魔力に
とりつかれないように気をつけないといけないわね、とか、
自分が返済できる範囲内で賢く買い物しないとね、なんて、気持ちにもなりつつ、
身の回りの大切な人たちとの信頼を築いて守る為には「嘘厳禁」だよね、なんて思った
「お買いもの中毒な私!」でありました。


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映画「原爆の子」を観る [映画(か行)]

今日も映画ネタです。(^_^)



 


先月(?)、新藤兼人監督作品が公開されているのをニュースで見たのですが、
それで思い出して借りたのが、

原爆の子 [DVD]

原爆の子 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • メディア: DVD



こちらの作品です。




作品の説明はamazonさんより。

原爆の洗礼をうけた広島の子供たちが綴った胸をうつ作文を基に新藤兼人が脚色。
チェコスロバキア第18回国際映画祭平和賞受賞。
近代映画協会の記念すべき第一回自主映画作品。






原爆で被災した子供達の文集を映画化したもの、とwikipediaに書いてありましたが、
(映画版の説明はこちら)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%88%86%E3%81%AE%E5%AD%90_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

アメリカの圧力で当時公開するのに苦労されたようで、
アメリカで初公開されたのは、なんと今年3月。NYでやっと上映されたそうです。




両親や家を原爆で失い、広島を離れ小さな島で小学校教員として働く孝子(乙羽信子)が
夏休みに広島に向かい、原爆投下前に働いていた幼稚園の園児たちの消息をたずねる、、、
という話です。(設定は原爆投下の7年後)


1945年8月6日、いつものように朝を迎えた孝子と家族、、それが8:15に一変します。
(原爆で酷い火傷を負った人たちが逃げ惑う様子や、
 原爆ドームや人の影がついた銀行の石階段などが映し出されます)


広島に着いてから、道端で物乞いを見かけた孝子は、
物乞いが父が経営していた会社の元従業員で岩吉だということに気づきます。
原爆で目が殆ど見えなくなった岩吉は物乞いで何とか生き延びていたのですが、
孝子に気づかれると逃げようとしますが、孝子は岩吉の家に連れていってもらいます。


岩吉一人でも生計を立てるのが大変な為(息子夫婦は亡くなったので)
孫は孤児収容所にいると聞いた孝子は孤児収容所に向かいます。


政府の資金と民間の支援でぎりぎり運営している収容所(6箇所あったそうで)の職員が
収容所に入っていない孤児も沢山いるし、収容所に入っている子供たちも親がいないことを
理解して割り切っている子もいれば、小さい子はまだ理解できていないと説明します。


孝子は、岩吉の孫・太郎を収容所から引き取って自分の住む町に連れていきたいと
岩吉さんも一緒に島へ、、岩吉に申し出ますが岩吉は断ります。 


その日、幼稚園で一緒に働いていた美和の家に泊めてもらう孝子に、
原爆で被曝しそれが原因で子供が生めないと医者に診断された美和は、
子供を生めない代わりに養子をもらうことにしたことを伝えます。
2年前に子供が生めないことが分かったときは悲観したけれど、今生きているだけで幸せ、
自分は運が悪かったという美和に孝子は心が痛みます。


翌日、生き残った園児3人に孝子が会いに行くと、

一人目の三平は、被曝した父親の容態が急変し亡くなってしまい、
二人目のとしこは、引き受けてもらった教会で暮らしていたが原爆症で余命わずかな状態。


再会できて嬉しい一方で、会えば会うほど原爆の影響を感じる孝子。

こんなものが二度と使われてはいけない、
孝子自身も原爆の爆風でガラス破片が腕に刺さったままの状態で、
触るとコリコリするけれどいつまでも残しておきたい、と改めて思います。


その翌日、訪れた3人目の(元)園児が、両親を原爆で亡くしたケイタ。
萬代橋から友達と川に飛び込んで泳ぐケイタに孝子が話しかけると再会を喜びながら
自宅に案内します。
自宅にケイタと孝子を迎えてくれたのは(原爆が原因で足を悪くした)姉・咲江(奈良岡朋子)。
そして、仕事から戻ってきた兄・孝司(宇野重吉)に、
今日は咲江の嫁入りなので一緒に祝ってほしいと言われ、孝子も夕飯を一緒にとることに。
咲江の嫁入りを見届けた孝子は、岩吉のところへ行き、孫の太郎を引き取りたいこと、
岩吉も一緒に島へ行こうと改めて申し出ます。

それでもかたくなに断る岩吉に、隣人のおとよ婆さん(北林谷栄)は太郎を預けるべきだと
説得し、岩吉も納得し、太郎に孝子と一緒に島へ渡るようにと言い含めます。
勿論、孫の太郎は爺ちゃんと離れるのは嫌だと言い張るわけで、岩吉は手紙を持たせて
孝子のところへ太郎を行かせ、その間に自分の家に火を放って命を絶とうとします。

おとよ婆さんがそれに気づいて助けだしますが、結局岩吉は亡くなってしまい、
孝子は太郎を連れて島へ。。


というところで映画は終わります。





乙羽信子演ずる孝子の言葉遣いが時々きれいな標準語っぽいのが気になりましたが、
(ほかの出演者は皆広島弁?だったので)
原爆が投下されてから7年でこのような映画が製作され公開されたということに驚きました。


原爆投下による影響が大きく残る広島で地元の子供たち出演で映画が作られたそうです。
無邪気に遊ぶ子供たちが映る景色がまだまだ復興しはじめたところで、
新藤監督が志強く日本が経験した事実を国内外に発信しようとしたのではないかと思いました。

作品自体はドキュメンタリーではなく、セミドキュメンタリー、か、ドラマなのかもしれませんが、
原爆投下がなければ、孝子は両親を失うことなく広島に住んでいただろうこと、
岩吉は目が見えることなくふつうに暮らし、子供や孫と暮らしていただろうこと、
美和も子供を生んでいた(かもしれない)こと、
この作品を見たら戦争は二度としてはいけない、と改めて思いました。

私自身は田舎に疎開した父、疎開先の田舎に住む母、という戦中派の親を持ち、
浅草に住んでいた大叔母に東京大空襲で隅田川に大量のどざえもんが浮かんでいた、、
なんて話を聞くことはあっても、自分はそれを想像することしかできないまま
大人になってしまった感ありなのですが、広島で被爆した祖父母、親戚を持つ方々、
また、それを体験、聞いた方にしてみたら超甘いのかもしれませんね。

高校の修学旅行で広島に行ったくせに記憶もいまいちなかったので、
昨年広島を再訪したのですが、なかなか訪問できない人には、まずこの映画を、
一人でも多くの人に見てほしいと思った映画「原爆の子」でありました。


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映画「間宮兄弟」を観る [映画(ま行)]

会社の人から「うつぼのブログって呑んでる記事ばっかり」と言われたので、


わたしだって酒以外の記事書けるもん!


キャンペーン、現在実施中でございます。 

なので、暫くはまとめ借りした映画のネタか読んだ本のネタが続く予定。(意地)





そんなキャンペーンを鋭意実施中!なもんで、
ここのところ珍しく映画ネタ(と寿輔師匠ネタ)をアップしてきましたが、今回は「間宮兄弟」。



間宮兄弟(通常版) [DVD]

間宮兄弟(通常版) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 角川映画
  • メディア: DVD



 

あらすじは、amazonさんから転載。 

 間宮兄弟は30代の仲の良い兄弟。
 今も一緒に住んでいる。
 楽しく生きている2人に欠けているのは恋人。
 弟・徹信は兄のために、同じ学校で働く葛原依子先生と、
 レンタルビデオ店員の直美を誘ってカレーパーティを企画する。
 ふたりの美女は間宮兄弟宅にやってくることになるのだが・・・。
 笑って泣けて、幸せな気分になれるチャーミングな映画の誕生!





 

間宮兄弟 (小学館文庫)

間宮兄弟 (小学館文庫)

  • 作者: 江國 香織
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/11/06
  • メディア: 文庫



 

ちなみに、原作は未読です。(^_^.)


 


ビール会社勤務の兄(佐々木蔵之介)と小学校用務員の弟(ドランクドラゴンの塚地)、
30過ぎで恋人もなく、同じ屋根の下で暮らす兄弟のほのぼのとした話なのですが、
ドラマチックに事件が起きる訳でもなく(弟がボッタクリバーで大変な思いをする程度)
ゆるゆると日々流れていく、、そんな映画でした。


休みの日に近所の商店街をグリコジャンケンしながら歩く、餃子にビールで和む、
一緒に野球の試合をテレビで見てスコアをつける、ポップコーンを食べながら映画を観る、
ボッタクリバーでコーヒー牛乳2本で10万円とられた弟に塩むすびを作って慰める兄。。。


小学校教員の依子(常盤貴子)とレンタルビデオ店員の直美(沢尻エリカ)を誘って
自宅でカレーパーティを開いたり(モノポリーで盛り上がり)、浴衣パーティで花火をやったり。。。


そんな兄弟の日々が綴られていくのですが、見ていてホンワカした気分になりました。


映画を観ると起承転結を求めてしまうというか、ほろリと泣いたり、ドキドキわくわくしたり、、
なんてことを期待してしまいますが、この作品はそういうことは全くなく、
ぼわ~っとした気持ちで観て気持ちが温まる感じ。


なので、刺激を求める方には絶対勧められない映画です。(^_^.)


見た目が全く違う兄弟2人とも、女性から見るとちょっと気持ち悪くも見られそうですが、
「冴えない」中年兄弟が気になる女性たちを自宅に招く様子は応援したくなりました。


この兄弟の母親役で登場したのが中島みゆき。
このお母さんならこういうホンワカした息子に育つかもしれないな、とか妙に納得した私。


と、全体的には好意的に見られたのですが、
沢尻エリカと北川景子、、、他の女優さんの方がよかったかな。(個人的な趣味ですが)
(^_^.)(^_^.)(^_^.)(^_^.)(^_^.)(^_^.)(^_^.)(^_^.)




この兄弟が40代になっても50代になってもこのまま2人で仲良く過ごす、、、
なんてことを想像するとちょっと怖かったりもするのですが(笑)
大きな出来事が起きなくても、平凡でも人を憎まず妬まず日々を送れること、
そういう生活っていいな、、、なんて観終わった後に思ったのですが、
落ち込んでいるときに観ると気持ちが温まれるような作品「間宮兄弟」でありました。


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映画「サヨナライツカ」を観る [映画(さ行)]

原作を読んだことがあったので映画化したらどうなのかと思って借りてみました。

サヨナライツカ [DVD]

サヨナライツカ [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD

 

で、借りてみたものの、

サヨナライツカ (幻冬舎文庫)

サヨナライツカ (幻冬舎文庫)

  • 作者: 辻 仁成
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 文庫

実は原作にそう感動した訳でもないので(^_^.)どうして映画版を借りちゃったのかな、
と思ってなかなか見なかったのですが返却期限が近づいていたので焦って鑑賞。






で、あらすじはamazonさんから。

1975年、灼熱のバンコク。
金・美貌・愛に不自由なく暮らし、“愛されること”を求め生きてきた沓子は、
ある日、夢に向かって真っすぐ生きるエリートビジネスマン・豊と出逢う。
ふたりはたちまち魅かれ合い、熱帯の夜に溺れていく。
しかし、豊は結婚を目前に控え、日本に婚約者がいた。
期限ある恋、かなわぬ恋だとしても、自分は彼を愛し続ける…。
沓子は、愛することこそが本当の愛だと気付いてしまった。
そしてふたりは25年後のバンコクで、運命の再会をするが――。
人は死ぬ前に、愛することを思い出すのか、愛されることを思い出すのか――
バンコク、東京、ニューヨーク。一瞬の熱情が、25年の時を超え、一生の愛になる。






第一の感想ですが、「長い」です。

2時間超の作品ですが1時間半くらいでよかったような気がします。。(いきなりそんな感想で)





次に思ったのは、

ミポリンファンのみなさんはこの作品を観てどう思われたのでしょうかねぇ。。

「いきなりスケスケの洋服着て日差しで透かしてパンツ脱いじゃダメだよ、ミポリン」(-.-)

なんて思った私はオッサンです。


原作にものすごく感動した訳じゃないのですが、
映画版はせっかくの原作の良さも消えちゃった感じでした。


ま、男の人は冒険したがるけど結局は保守的なんだよなー、
お外でちょっと遊んでみたいけど婚約者とか奥さんとか、守るものがあるからって
言い訳して結局は戻っていくんだよなー、なんて思うのですが、
ミポリン演じる沓子が、単身赴任中の豊を夢中にさせる過程が
なんとなく薄っぺらい感じがしちゃったというか、
二人が激しく愛し合う場面もなんだか嘘くさい感じというか。

たぶんね、

スキャンダル [DVD]

スキャンダル [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD



その前にこれを観ちゃったからかもしれませんが。(笑)


胸を隠して激しく濡れ場、、、ってやっぱり難しいというかウソくさいんですよね。

ホリデイ 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD]

ホリデイ 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD]

  • 出版社/メーカー: UPJ/ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD

以前これを観たときにキャメロン・ディアスが思い切りブラジャーしたまま事に及んでいた場面に
ウソクセーナと思ったのを思い出しちゃった私です。(^_^.)





人は死ぬとき愛したことを思い出すか、愛されたことを思い出すか、
という質問が作品の中で出てくるのですが、そういう質問に答えるには
2人の重ねた時間の描き方が薄いなあ、、、って。


豊の婚約者を演じているのが石田ゆり子ってのもちょっとなあ、、なんて
個人的には思ってしまい。(^_^.)(いくら若く見てても無理があるかなあ)

豊の婚約者に消えてほしいといわれて、豊の前から突然消えてしまった沓子が
25年の時を経て豊の前に現れるのですが、
25年後の豊はメイクがいかにもだし、石田ゆり子は若すぎるし、
ミポリンの老けメイクも不自然だし、映画で25年の時の流れを同じ俳優さんで描くのは
難しいとしても、もちょっとなんとかならなかったのかしら。 

というのが正直な感想です。。






豊といつか会えると信じてバンコクで暮らしていた沓子と、
出世して社長になった豊が出張でバンコクを訪れたとき25年後に再会する、、、
この場面にはさすがにウルッときましたが、再会後の2人の会話もうーんイマイチ。。。


25年後に再会したものの、2人がうまくいくわけもなく、
沓子は病気でこの世を去ってしまい意外とあっけないもんだなあ、と思ったりしたのですが
(これは原作でも読んでいたから結末としては分かっていましたが)
25年前に豊の婚約を破棄して2人がうまくいくかと言われれば、
沓子と豊がその時結ばれたとしても、ああいう付き合い方が続くとも思えないし
一時燃え上がった2人が長い間離れ離れになったからこそ
再会して気持ちが通じたのかもしれないな、なんて思ったり。。。


上述したこの作品のテーマというか、
愛したことを思い出すか愛されたことを思い出すか、というと
私は愛されたことを思い出すかな、なんて思いながら2時間超の作品を観終わりました。。。

そうそう、映画自体の本筋とまったく関係ないんですが凄く気になったことを一つ。
ミポリンを見ていたら岸恵子に見えてきてしまいました。。(口元とか雰囲気が)
パリに住むとああいう雰囲気になっていくのかしら。(^_^.)

たぶん、原作を読まないで映画だけ観たら違うイメージなのかもしれませんが、
原作があっての映画化って難しいのかしら、なんて思った「サヨナライツカ」でありました。

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映画「スキャンダル」を観る [映画(さ行)]

TSUTAYAのスポットレンタルでまとめて借りたDVDの中に入っていました。

スキャンダル [DVD]

スキャンダル [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD


ナゼ借りたのか分からないのですが(自分で選んだはずなのに)、
同じ傾向ばかりだと飽きると思って韓国映画も混ぜて借りたみたいです、私。(^_^.)





で、あらすじはamazonさんから。

18世紀末の朝鮮で、政府高官ユ長官のチョ夫人は、従兄弟でプレイボーイのウォンと
ある約束をする。それは未亡人のヒヨン夫人を落とすこと。
彼女は結婚前に急死した夫に9年間も貞節を守り続けているのだ。
ヒヨンを落とせたら、褒美として、自分を彼に差し出す、失敗したらウォンは僧侶になると言う。
その日からウォンはヒヨン夫人を振り向かせるためにあらゆる手をつくす…。

 




この作品は、

危険な関係〈上〉 (岩波文庫)

危険な関係〈上〉 (岩波文庫)

  • 作者: C.D. ラクロ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1965/11/16
  • メディア: 文庫


原作はこちらの本だそうです。(未読)

危険な関係 [DVD]

危険な関係 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD


この映画も同じ原作らしいです。(でもグレン・クローズが怖そうなんで未見)


 


R-18指定です。(^_^.) 




濡れ場はなかなかな感じでございましたが(^_^.)ビックリシタ
ペ・ヨンジュンは冬ソナの爽やかイメージを払拭しようと、こういう作品を選んだのかしら、
なんて思いました。



韓流には全く疎いので全然気にせず見たせいか特に違和感もなく見られたというか、
(ま、冬ソナとか眼鏡市場のCMなんかを思い出すと違和感あるけどね)
演技は良いと思いましたし、貴族言葉?その時代の言葉?韓国語は全く分かりませんが、
現代が舞台の映画で聞く韓国語よりもどことなく上品に聞こえたような気がしました。


眼鏡を外して時代物の衣装を身にまとってメイクしたペ様ヨン様は本当にエロかったけど、
ま、それが作り手側の狙いなので私はまんまと狙いにはまったわけですな。(笑)


多分、冬ソナが大好きで、、なんて方にはショックな映画かもしれませんね
だって、ペ・ヨンジュン、むかつくくらいの好色ぶりですもん。
(しかも、致した後にその様子を春画で描いてしまうという(笑))


まさかこのままこいつの思うままに女が弄ばれて話が終わっちゃうわけないだろう、、、
それじゃ、映画としていかがなものか、、、と途中までイライラしていたのですが、、
ペ・ヨンジュン演じるウォンは騙したつもりでいた相手の女性ヒヨンに本当の愛を見出し、
気持ちが変化していきます。。。(ここでちょっとホッとするわけで)

それを嫉妬したのがウォンをけしかけたチョ夫人で、彼女の策略にウォンがはまっていき、
彼女自身もそれで自滅していって、最後はあーーーそうなっちゃうのねー、、、って感じの
終わり方なのですが、、ハリウッド映画のようなハッピーエンドにならずに一安心。
(といってもこの作品でハッピーエンドってどういう終わり方なのかは私にも不明)


好色男のウォン(ペ・ヨンジュン)にイラつきながら観ていたのですが、
それに加えて、ウォンの初恋の人でそれを利用してウォンを焚きつけるチョ夫人って人も
まー意地悪な人でした。
子宝に恵まれなかったが故に、自分の夫に16歳の娘が側室がくることになって、
プライドを傷つけられたチョ夫人が、夫と娘が初夜を迎える前にその娘と関係を持って
孕ませてしまえ、とかウォンに言ったりするんですよ。


子宝に恵まれないお金持ちの家に雇われる代理母の話で「シバジ」という映画を
以前見たときになんだか切なくなってしまったのですが、

(映画についてはこちら)→ http://www.asianfilms.co.jp/sibaji2.htm

そのことを思い出して、ああ、16歳の若い娘がウォンに汚されてしまう、、、なんて
思いながら観てしまいました。(結局娘はウォンにすっかり調教されちゃうんだけど(^_^.))


とはいえ、チョ夫人も自滅して、すっかりやつれた表情で遠くに逃げていく途中、、
ウォンから贈られた花(大事にとっておいた)を見つめて、、、なんて場面に、
彼女も自分に素直になることができなくて本当は不幸な女だったのね、、、、なんて
ちょっとウルルンしてしまいました。


一方、ウォンに心を開いたヒヨンは、頑なに閉ざしていた気持ちをウォンに開いた後、
表情がものすごく明るく変わっていくのが印象的でした。
ああ、やっぱり女は恋していないと綺麗になれないのねぇ。。。なんてしみじみ思いつつ、
思わずわが身を振り返り。。(涙)

 




いろいろ映画レビューを見ると賛否両論で、ま、分からないでもないな、と思いましたが、
私自身は普通に時代物&恋愛物って感じの映画で観ましたので、
ペ・ヨンジュンでなければ(私の知らない俳優さんだったらもっとよかったかな、なんて)
もちょっと感情移入して見られたかもしれないと思いつつ
結構楽しめた「スキャンダル」でありました。  
 


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寿輔ひとり会で「天狗裁き」 [落語・お笑い]

年に一度のお楽しみ♪ 寿輔師匠のひとり会に参加しました♪

 御目文字できるのが楽しみ~♪

今回は昨年のひとり会で二次会に誘ってくださった後援会の方からメールを頂戴したので、
早々にひとり会&二次会に申込み。

ただ、いつもご一緒していたta-boさんがご都合悪く、一人ぼっち(不安)での参加となりました。。

ta-boさん、来年はいっしょに行きましょうね!!!




今回は外出先から上野広小路亭に向かい、到着したのが18時半、開演時刻ぴったり。。

木戸銭を払って急いで靴脱いで3階に上がると空いているのが最後列の一番端っこ。
昨年は訳が分からないくらい超満杯だったのですが、今回は席が全部埋まっているものの
立ち見はなく(70~80名くらいかな)、師匠には悪いのですが、このくらいの入りが見る側には
ちょうどいいかな、、、なんて思ったり。

入ったときには前座さん(山遊亭くま八さん)が「芋俵」を話しているところでした。
眉毛くっきり(両津さんみたい)なくま八さん、前座にしては上手だなあと思っていたら、
以前違う一門にいらっしゃったみたいですね。 調べてみて妙に納得。。。


くま八さんに続いて登場したのは二つ目の桂夏丸さん
5年前にも出演された夏丸さん、当時は前座でしたが現在は二つ目さんです。
噺は寿輔師匠にやるように言われたそうで5年前と同じ「青い鳥」。

子供の学芸会で寸劇を行なうことになったPTAのオジサン2人の奮闘振りを熱演好演。
メーテルリンクの青い鳥を演じる筈が、何故か桜田淳子の「私の青い鳥」を
歌うことになるオジサン2人が必死に練習しつつ、家族まで巻き込んでしまう
という展開に場内大爆笑でした。。。
当時も上手な方だと思っていましたがさらにお上手になっていたような気がします。。。
今後が楽しみな噺家さんですね。


で、今回は寿輔師匠のお弟子さんの今輔さんがご欠席。。。。 残念です。。。


とちょっと物足りないなあ、なんて思っていたところで寿輔師匠が登場。。
 今回も黄色でした[黒ハート][黒ハート][黒ハート]

お囃子を生演奏でしたいけれど呼ぶと高いからテープで、、なんて感じでぼそっと呟いた後、
長年のファンのミウラさん(今回も最前列真ん中に座るお姿を拝めました(^_^))に向かって
今浅草の昼席で主任なんだけど、昨日浅草にきてくれたミウラさんがいいと言ってくれたから
練習にとやったネタをネタをこれからやります、と言いながら始めたのが「しりとり都都逸」。

すでに記事に書いているのでこちらをご参考に→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2009-01-05-1

手抜きですみません。。。。 でも、相変わらず面白くて大爆笑でございました。。。。。



仲入り後は、チャーリーカンパニーさんのコント。

昨年は、日高てんさんが一人で落語「つぼ算」を話してくれたのですが、
今年は新しい相方さんと一緒にコントをやってくれました。
スーパーの店員とサラリーマンの客のやりとりなんですが、
てんさんの絶妙な間合いのボケがおかしくておかしくて。。
まだ寄席で拝見したことがないチャーリーカンパニーさんですが寄席でも見たいす。(^_^)


そしてそして、、、、師匠2席目。


テトロンは夏暑く冬寒いから、最初から羽織は脱いできました、という師匠。
派手な蛍光色のお着物、最初は5年か10年でやめようと思ったそうなのですが、
初めて着て新宿末広亭に出たとき、楽屋にいた名人の小南師匠が
目を逸らしながら「寿ちゃん、今日は奇術なの?」と聞いてきたものの
3日目には「お疲れはん」と声をかけてくれたことで自信がついた、、とおっしゃってました。

また、羽織が派手になった分、それまでの陽気な落語から陰気な落語へ、
まるでブラックホールに吸い込まれるような落語をやろうと思ったとか。
私も初めて師匠を見たときに声の小ささに驚いたのですが、
ご本人も声の大きさでいえば落語会でワースト3に入るだろうと仰ってました。。
その後、人情噺もやるようになったし、今の衣装には感謝している、、
なんて話のあとのネタは「天狗裁き」。

えっと、内容はこちらで(手抜き)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%8B%97%E8%A3%81%E3%81%8D


夢の内容を聞かれた男が夢を見ていないといっても信じてもらえず、、、、
女房、隣人、大家、奉行、、、そして最後に天狗にも夢の内容を聞かれて、、、
うぁーーーーっ!!と思ったら目が覚めた、という夢オチの噺。

これまで他の噺家さんで数回したことしかなかったネタなのですが、
みんなに夢の内容を聞かれて困惑する男を演じる師匠がやっぱり素敵♪

と、あっという間に終わってしまったひとり会、、、でしたが、
今回も二次会に参加させていただきました♪


とはいえ、一人で参加、不安だわ、、と思ったら長年の師匠ファンのIさんが声をかけてくれたので
お隣に座らせていただき。

二次会の様子は夏丸さんも書いていらっしゃいますのでご参考まで→ http://katsuranatsumaru.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-d567.html


RIMG1401.JPG人数など確認し仕切る師匠
いつもは今輔さんが会計してスムーズなのですが、今回は欠席で代わりに夏丸さんが会計。
慣れぬ作業で人数と金額が・・・なんて感じでしたが、無事合ったのが確認できたので乾杯。

RIMG1402.JPG わいわいがやがや♪

途中から我慢できなくなって熱燗呑んで(もちろんコップ)
常連ファンのIさんや後援者の方とお話していたら、
RIMG1404.JPGファンの方から差し入れられた焼酎(私は飲めないけど(-.-))

途中から師匠が隣に座ってくれたので、いろいろとお話しさせていただきました。
ファンになった経緯やブログに師匠のイラストや落語会、寄席の記事を書かせていただいていること、
でも最近は白鳥さんや談笑さんの方向に流れかけていたこと、、などと酔った勢いで話をすると、
(携帯の待受にも堀越ヨッシーさんが描いてくれた師匠の絵を設定していることも告白してしもた)
一枚だけ残っていた名刺をいただいたうえに、
RIMG1405.JPG うふ。記念撮影まで。

後援のKさんからは、飲み会などがあったら声かけますね、なんて言ってもらったりして、
一人で少々不安があったものの参加してよかった!!!と思った、
寿輔ひとり会&二次会でありました。

ta-boさん、来年は絶対いっしょに行こうね!!!!!

(おまけ) youtubeに当日の様子がございました!(師匠の声は入ってないけど雰囲気は伝わるかと)


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