SSブログ

映画「人のセックスを笑うな」を観る [映画(は行)]

永作博美主演、というだけで借りた作品です。

人のセックスを笑うな [DVD]

人のセックスを笑うな [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD





あらすじはamazonさんより。


19歳の美術学校生のみるめ(松山ケンイチ)。
ある日、絵のモデルを20才年上の講師ユリ(永作博美)に頼まれ、
その自由奔放な魅力に、吸い込まれるように恋におちた。
友人の堂本(忍成修吾)に問いただされ、みるめは彼女との仲をうれしそうに告白するが、
いつもつるんでいる仲間のえんちゃん(蒼井優)の顔は曇ったままだった。
初恋に有頂天のみるめだったが、実はユリは結婚していた――










えっと、すっげー長いです。(137分)



あまりの長さに(V)o¥o(V)イラットしました。

だらだら感たっぷりで、そういうのが好きな人にはよいと思いますが、
結構気の短い私には長過ぎましたねぇ。。。。


ほんわかしてだら~んとした映画、決して嫌いじゃないんです。
でも、これは無駄にだらだら長い気がしちゃって。(ーー;) 


多分、かぽーや友人とか複数人でだらだら見ていたらまた違うのかもしれませんが、
如何せん一人で見ちゃったので長くて辛くなってしまったのかも(笑)しれません。


ちょっとした田舎の日常生活の中で起きたちっちゃいことがずっと続くわけですが、
(松山ケンイチ演ずる「みるめ」にとってはとても大きなことだと思いますが)
年上女のユリが、さわりたかった、という理由で、みるめにお手つきしちゃったりして
(ユリにとってはみるめの体が目当て、、、みたいな感じに見えた)
それが19歳の男子(みるめ)には堪らないくらい嬉しくて切なくて、
ユリに一直線!になるものの、実はユリが既婚者ということが分かってショックを受けて、、、
でも、それでもユリが好き!と思う若さ爆発ゆえのムラムラ感が漂っていました。。。

ユリの声を聞くと会いたくなるから電話に出られないように、、、と、
みるめが携帯を太い針金でぐるぐる巻きにしてハンダごてで溶接する場面があったのですが、
その場面には中年(笑)の私もキュンときました。
可愛いというか、ああ若いっていいわねぇ、、なんてしみじみ。。。


永作博美演じるユリ、、、の恰好が私にはちょっと不思議に見えました。
黒いタイツに白いソックス、黒いタイツの上から光沢のあるパンツ(ガードル?)、
その出で立ちに「それはありなの?」と若干引いてしまいましたが、
痩せた体型もあるのでしょうね、観ていてもエロさは殆ど感じませんでした。(ーー;)


これが妙にダイナマイトな体型でフェロモンぷんぷんな年上女だったら
まったく毛色の違う成人◎×ペケペケ映画になってしまったかもしれませんし、
永作博美だからこそ、なんともいえないほわっとした雰囲気になったとは思いつつ、
39歳の女と19歳の男だもんな、、、ま、ありえないよなあーと気持ちが強くて、、
どうも偏った目線で見ていた私もいけないのですが、
でも、いいなあ、こんな若い男、、、と一瞬妄想。(笑) ま、思うだけならタダだし。


ユリが結婚していた、となると、現実としてはどろどろした展開を想像してしまうのですが、
ユリの旦那がまた誠実そうなオッサンで(あがた森魚が演じてた)、
何も知らずにユリの自宅を訪ねてきたみるめに、オッサンも何も知らずに信玄餅を出して
食べ方まで指南したり、、と、非常にほんわかした展開です。


で、途中からダレ気味にみていたので、
ユリと同い年(笑)の教師(温水さん)が、「いいものはいい、悪いものは悪い」と
授業で生徒に言うのを観て

X∞増殖(マルティプライズ)

X∞増殖(マルティプライズ)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: アルファレコード
  • 発売日: 1998/01/15
  • メディア: CD


思わず、これ↑を思い出しちゃったり、

お正月にテレビに映っていたのが鈴本演芸場に出演していたニューマリオネットだったり、
ユリが学校で教えていたリトグラフってこうやって作るんだ、、、とか(妙に感心)
そんな脇のちょっとした演出の方に気を取られてしまった感もありました。。。


タイトル、、どんな意味なんだろう、、と観終わって考えたのですが、
誰も特に何かでユリやみるめをバカにして笑うこともなかったし、
みるめが「僕の恋を笑うな」って思ったということなのかしら、
タイトル見て多くの人が関心を持つからこういうタイトルにしたのかしら、、、
なんていろいろ考えたものの結局よくわからないまま、の「人のセックスを笑うな」でありました。


カップル、お友達と複数人でだらだら鑑賞したい方にはオススメしますが(^_^)
でも、一人で地味に鑑賞するにはオススメしませんぬ。(笑)


nice!(9)  コメント(14)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画