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映画「デトロイト・メタル・シティ」を観る [映画(た行)]

皆さん、映画記事に飽きていませんか?
もし飽きていらっしゃるのでしたら、「飽きちゃったよ!」と仰ってください。
そしたら、呑み記事をいくつか挟みます。(笑)

ちなみに私は飽きてまいりました。。。。


 

タイトルがKISSの曲のパクリだなあ、と思っただけで借りました。



 
劇場で予告編を見て面白そうだと思いつつ、外れたら嫌だしな、と思って
劇場では見なかった作品です。(^_^.)



あらすじはamazonから転載。

若杉公徳の人気漫画を松山ケンイチ主演で映画化。
お洒落な渋谷系ポップソングミュージシャンを夢見て上京した心優しき青年・根岸崇一は、
なぜかデスメタルバンドのギターボーカル、ヨハネ・クラウザー2世として活動することになり…。







デトロイト・メタル・シティ 全10巻 完結コミックセット (JETS COMICS )

デトロイト・メタル・シティ 全10巻 完結コミックセット (JETS COMICS )

  • 作者: 若杉 公徳
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2010/10/29
  • メディア: コミック



原作は漫画なんですね。




色々な方のレビューを見ると、原作はもっと下品、、、なんてのがありましたので
原作にも興味津々(笑)なのですが(でも、多分漫画は読まないと思われ)
多分、原作のファンだと映画版ではカットされたエピソードが多くて物足りない、、なんて
方もいらっしゃるでしょうね。。(私もよくそんなこと思いますもん)


映画、、、結構面白かったのですが、話自体、、よりも、
それを演じる松山ケンイチと松雪泰子がもうおかしくておかしくて。。。


松山ケンイチが演じる根岸崇一は渋谷系の音楽が大好きで、
バンドの活動がないときにはオリジナルの曲を路上で演奏するのですが、
服装から髪型(マッシュルームカット)、ギターを弾きながら不気味にスイングする姿、
どれもこれもが気持ち悪くて笑えます。
それを見た後に、デスメタルの時の表情を見ると(表情といってもメイクしてるんだけど)
あまりに対照的で、ご本人も楽しんで演じ分けていたのかな、なんて思いました。

また、松雪泰子もデスメタルバンドの所属事務所の社長を演じているのですが、
根岸がデスメタルにどっぷりハマっていくように仕向けていく様子が弾けていて。。。
(高笑いする姿や、舌の上でタバコを消すような場面でも思わず笑ってしまいました)


また、伝説のデスメタルバンド、ジャック・イル・ダークのヴォーカルを演じていたのが、
KISSのジーン・シモンズというのが完全にツボにはまった私。
(だって私はKISS世代だし)

(ご参考まで)→ http://www.barks.jp/news/?id=1000039523



終盤、ジャック・イル・ダークとデトロイト・メタル・シティがステージで対決するのですが、
そのときのジーン・シモンズ(さすがに火を噴いたり口から血を吐いたりはしなかったけど)が
とにかく巨大で、松山ケンイチと並ぶと大きさの差が歴然。(笑)
それだけでもう十二分におかしいのですが、更に、ステージ上で暴れまくる牛を
田舎で培った経験で手なずかせる崇一の姿にただただ笑い続ける私でございました。。。

本当のデスメタル好きの方には、デスメタルがダサく描かれているのが不満かもしれませんが
私自身は深く考えず頭カラッポで(あらすじもどうでもよかったりして)全編とおして大爆笑できた
「デトロイト・メタル・シティ」でありました。

(おまけ) 本家です。


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