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上越の旅2011~高田世界館で「ピンクと白の異色寄席」編②~ [落語・お笑い]

うだうだ書いていたので、ネタのところまで辿り着けませんでしたが、今日は白鳥さんのネタ記事。


白鳥サン.jpg 楽しみ♪

3題噺を高田世界館で、しかも、その場で作ろうという白鳥さんの意気込みはすごいです。

で、高田のお客さんはとても優しいので(笑)

司法書士  またたび  花ロード

あっという間に3つお題が観客から出されました。


白鳥さん、「し、しほうしょし?」「え、またたびー?」「はなろーどぉ。。。。。」と復唱しながら
「来年考えてきます」と言って(笑)をとったあと、うーんと考えながら話し始めました。


花ロード、といえば、私も雁木通り、本町4丁目が実家で、
ここもシャッター商店街とか言われて、今は富岡に客をとられちゃって。(場内大爆笑)
そこで、町内会長が町の活性化の為にイベントをやりましょうと言い出した。

地方は少子化、ちほうしょうしか、しほうしょし(笑)だから、
フクイ製菓のサンドパンを並べてみんなで踏むとか(blurbird姐さん、このパン、知ってる?)
子供受けのイベントをやりましょう。
黒川呉服店では、足袋を股にはさんで「またたび~」といって売りましょう。(股足袋(^_^.))
薬屋さん、、、薬がいっぱい余ってるでしょうから、花粉症の薬を売るなら花を沢山並べて、
花ハクション、はなはっくしょん、花ロード(かなり無理矢理)、、、これをやりましょう!
花を並べて楽しんでもらいながら商店は余った商品を並べて安く売る。
商品がバンバン売れてイベントは大成功!町内会に花を持たせてもらいました。(←これがオチ)

無理矢理なこじつけ、、、にも思えますが、なんとかまとめてました、白鳥さん。




で、これで終わるのかと思ったら、池袋でやった三題噺の中から、、ということで

ふんどし根問い」。


聞いた後いろいろと調べたら、9月中席(昼の部)の最終日にやったネタだそうです。


ちなみに観客からいただいたお題(10個くらいもらってその中から3つ選ぶらしいです)は、

「越中ふんどし」「襲名争い」「ドリンク剤」


(^_^;)(^_^;)(^_^;)(^_^;)(^_^;)(^_^;)

越中ふんどしの由来を知りたくなって隠居に聞きにいくと(ここまでだと「やかん」みたい)
越中とは富山のことではなく人の名前、それは細川越中守忠興、のことだという隠居。
熊本の殿様で奥さんは細川ガラシャ、彼女は明智光秀の娘。
(ガラシャの名前が出てこない隠居が財政破綻したヨーロッパの国から連想させる場面に(笑))


で、日本史とか歴史ものになると頭が真っ白になってしまう私(言い訳)
この後何がどう話がつながっていったのかメモしながら聞いていたのですが、
後でメモを読み返してもあまりの乱筆で自分でも読めなくて(ーー;)
内容も思い出せないという事態でございまして。。。。
織田信長→豊臣秀吉→徳川家康へ、、と渡っていった細川忠興は、
まるで自民党から新進党にいった小沢◎◎みたい、、とかそんなところで笑ったりしていたら、
話が徳川埋蔵金にうつって、そこから関が原の合戦へ。。。


当時、戦う時に武士は下着をつけていなかったので(ホントカ)
走ったりするとぶらぶらしてもう痛いのなんの。(笑)
味方が寝返ったのを知った細川忠興が家康のもとに急ぐのですが、
走ると痛いので、細川の幟旗「不動明王」を股に巻いたら、ぶらぶらしなくていい感じ。
不動明王=憤怒、、、憤怒の顔を締める、、、ふんどをしめる、、、
それで「ふんどし」となって、細川越中忠興守の越中をつけて「越中ふんどし」。

と呼ばれるようになった。。。。。

という越中ふんどしの由来を聞いた八五郎が、早速その話を熊にしようとするが
ウマくいかず。。。 という噺。
(ガラシャ、が思い出せずに、「ガラポン、ピグモン、ドラえもん?」と言ったり(^_^;)
 不動明王、が思い出せずに、「ふ、ふ、風林火山!」と言ってしまったり。。。)
 

記事を書きながら、ドリンク剤と襲名披露?争い?はどこに出てきたっけ?、という
私のお寒い記憶力の為、あれだけ笑ったのに既にディテールは既に忘却の彼方という
お粗末ぶりで恐縮至極でございます。。。。

「徳川だけに金を隠す」というのがオチだったというのは覚えてます。
(ふんどしでキンを隠す=金を隠す=徳川埋蔵金、、、みたいな意味かと)

 



池袋演芸場で実際に見た方の鑑賞記事などを見ると、
最初に考えていた話(ブリーフとパンツが大名跡をかけて襲名争いする話(笑))を
先に高座に上がった林家ニ楽にばらされ噺を練り直したことが書かれていました。

そのことは、ご本人の日記にも記載されてましたが。

(こちら・9/21のところに書いてあります)→ http://niigata89.web.infoseek.co.jp/


お題を出されて選んで90分で練って高座にかける、、とても大変だと思いますが、
どっかんどっかん笑いを取りながらちゃんとオチまでたどり着くのを10日間も寄席でやる、
白鳥さんの日記にも書いてありましたが、落語の神様が降臨したのね、、なんて
ただただ感心しながら周りの観客の皆さんと笑って聞いておりました。

やっぱり笑うのが一番ですね。

てなわけで、お次はペーさんの出番です。

(つづく)


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