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Netflix「全裸監督」を観る [ドラマ(海外・国内)]

在宅勤務の話を書いたときにもちょっと触れたのですが、
昨年、友人の間で話題になっているドラマとして認識していたこの作品、
Netflixでしか見られない件だけれど、有料で入ってもどれだけみるのか分からないし、
暫くの間考えていたら、婆1号のガラケー機種変更で訪れたauショップで、
auならNetflix込みのプランがあると知ってソフトバンクから乗り換えたのが昨年9月。
と、ほっとしてスマホで見ようと思ったのですがPGつき(というか18禁)、
通勤電車で観る勇気なく自宅でスマホで観る気もせず
(そのころはPCで見られることにこのとき気づいていなかったアホです)
在宅勤務期間中に自宅のネット環境がWi-Fiに進化したこともあって、PCで観ればいいのか、
と8話、一気に鑑賞しました。(面白くて一気に見たって感じです)

全裸監督.jpgタイトルもモザイク(笑)

言わずと知れた村西とおる監督を描いた作品ですが、



全裸監督 村西とおる伝

全裸監督 村西とおる伝

  • 作者: 本橋 信宏
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2016/10/18
  • メディア: 単行本



リアル世代でこのおじさんの存在を知っていた程度ですが
(黒木香作品も見たことないし)
ナイスですね~を連呼していたってことくらいの認識でした。

(ドラマ概要は一応公式サイトで)→ https://www.netflix.com/title/80239462
(念の為wikiも)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E8%A3%B8%E7%9B%A3%E7%9D%A3


で、



本編の予告編をこの記事に貼り付ける勇気がないので、ガキ使の動画を貼りましたが、
本編を観る前、大晦日にこれを見てしまった私。

クサナギ君のまさに体を張ったパフォーマンスに大爆笑して本編を観たいけれどスマホじゃ、
なんて躊躇していての在宅期間中PC画面鑑賞。

一気に見ました。(笑) 

8回分なので6時間くらいですが飽きずに見られました。(^-^)


黒木香と村西監督をリアルタイムで知っていますが、
当時はエロい人たちという括り方で見ていたのですが、
とにかくインパクトが強くて記憶にずっと残っていました。


こうやって多少の演出はあるのかもしれませんが、
ビニ本からAVまで、時代を作り上げた一人という意味では面白いなと
思って見られました。

成功すれば必ず足を引っ張る人がいる、対抗勢力的存在ですが、
石橋凌がいかにも金満的なライバルAV制作会社の社長を好演していました。

山田孝之(そんなに好きではないです)の演技は当然素晴らしかったのですが、
個人的には村西監督とビニ本店時代から一緒に頑張っていた役を演じた満島真之介、
途中ヤクチュウになって村西監督から離れていく様子がとても切なく涙。

それ以上にツボにはまったのはヤクザを演じていた國村隼。
以前から大好きなのですが、
キル・ビル Vol.1 [DVD]

キル・ビル Vol.1 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ / ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/04/16
  • メディア: DVD
ルーシー・リューに首チョンパされて以来のファンです。

今作でもビニ本を仕入れて売りさばくチンピラヤクザを好演していました。
ヤクザなんだけれど情に厚い部分もあり、かといって裏切れば容赦なく制裁する、
人間らしい部分とヤクザとしての冷徹な部分を演じ分けていて、
後半に部下を制裁する場面では怖すぎてフリーズしてしまいました。

と、本筋ではないところでかなりツボにはまってしまいましたが、
村西監督自身の行動や生き方に共感しづらいものの、登場する人たちが
各々の人生と事情を抱えて一緒に生きていこうとする姿には今の時代にはない、
なにか人間くさいものを感じました。

描写がエロかったりエグかったりするので万人が楽しいと思える作品ではありませんが、
私はNetflixに入ってみてよかった、続編も楽しみな「全裸監督」でありました。






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