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北京出張記09~出発編①~ [アジアの旅(中国)]

帰国して2ヶ月以上経っちゃったので今更感もあるのですが
折角写真も撮ってきたし、、、で、暫くの間、出張記をアップしてまいりたく。。

ホントはもうちょっと早くアップしようかと思ったのですが、
夏休みの旅行中に予約投稿で毎日チビチビアップしていけば、
帰って来た頃に旅行記が終わってるんじゃないかなー、というアザトイ算段です。。。

だって。。。。

旅行中はきっと記事書けないし(移動してるか呑んだ暮れてるから)
ここを留守にしているのも最近ちょっとさびしいかな、、なんて思ったんですもん。。

もんもん。(^_^.)

一応PC持参で移動しているので、皆様からコメントいただけたら
書ける範囲内でお返事書かせていただくつもりでおりますので、
どうぞよろしくお付き合いの程。。。m(__)m



5月半ばの成田空港。。。

夕方便だったので朝は会社へ、午後、上司と一緒に成田空港に向かい、
出発2時間ちょい前の16時には第二ターミナルに到着しました。。

自宅から直送していたスーツケースを受け取り、上司と一緒にファーストクラスカウンターへ。

午前中は出発便が多いので混んでいる出発ターミナルも
時間帯が中途半端なのと、新型インフルエンザの影響なのか空いてました。

あっという間に搭乗券を受け取り、JALスタッフのご案内でファーストセキュリティレーンを通過、
出国もスムーズで、16:10にはラウンジにたどり着いておりました。。

出発まであと2時間。 

上司と2人でマターリ過ごします。(ーー;)

と、ラウンジの受付で
「▲◇◎様(←上司)、マッサージなどはいかがですか?」、勧められる上司。

「俺はいいけど、折角だからお願いしたらどうなの、うつぼ?」と私に話を振ってきたので
「じゃ、ワタクシが代わりにお願いします」と予約。

とはいえ、マッサージ、人気があるらしくスグは無理。。。

結局、17時半が一番早いというので予約してから奥に進んで着席。。。

午前中は時に満杯状態のラウンジも夕方はガラガラ。。
なので、どこでも座り放題なのですが、いつものように暗い一角へ。。。
(上司は窓から飛行機が見える明るいエリアより薄暗いところが好きらしい)

私は飛行機が見える明るいところに座りたいのにな。(ーー;)チェ

で、まだ会社では同僚達が仕事しているし、、、と控えめに水だけ持ってきたところ、
「うつぼ、呑みたいなら呑めばいいじゃないの」という上司。

おぉ。 上司の許可が下りました。。

DSCF2875.jpgなので有難くシャンパンを頂戴しました。。 
ああ美味しい。(V)o¥o(V)

DSCF2881.jpg またお約束でカレーライスも頂戴しました
右上のスープは、スープストック東京の「山芋すり流しスープ」。
辛いカレーに優しい味のスープで満足満足。。。

DSCF2884.jpg 筍の土佐煮もあったのでいただきました ちょっと甘めだったかな

で、シャンパンだけじゃなくてカクテルも頼もうかな、とカウンターに行って
「ご注文は?」と聞かれて口をついてでたのは
DSCF2882.jpg ジントニック
もっと洒落たカクテル頼もうよ、ワタシ。。。。。 (^_^.)

DSCF2885.jpg 飛行機を見ながらカレーを食べ終わり
一段落したところでマッサージへ。。。

上半身か足を選べるので上半身をお願いし
「首が凝っているので重点的にお願いします」と言ってうつ伏せに。。。

ふわぁ~ん。 ああ、気持ちいぃ~ん。

と思ったら終了でした。 だって10分だもん。(ーー;)

ダブルで頼めればいいんだけど人気あるからムリムリ。。。

と、物足りなさは残るものの、いつもよりはほぐれたところで
程無くして搭乗時刻が近づいてまいりました。。

上司と一緒にサテライトへ移動し搭乗いたします。

(つづく)


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中国に行ってきまっす(^^)/~~~ [アジアの旅(中国)]

本日より中国に行ってまいりまっす。

jal_05_360_270.jpg ぴゅ~ん[飛行機]

今回は短期間&仕事です。

01271s_2003-08-30_beijing_tiananmen.jpg こういうところに行きますが、

中心部に行くことは多分ないので、ずっと郊外にいる予定。。。

観光もないし(当たり前)、グビグビしてるヒマがあるのかどうか。。。

多分写真も殆ど撮れないと思われ。(-_-;)

もしかしたら往復の飛行機のことしか記事に書けないかもしれませんが、、、、

行ってまいりまっす。(@^^)/~~~


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上海旅行記06 ~帰国編~ [アジアの旅(中国)]

あっという間の2泊3日の上海旅行、遂に帰国の日がまいりました。
なんて、滞在が超短時間の割に随分引っ張って記事沢山書いちゃいましたが。。。

今回の旅程をおさらいすると、

1日目: 夜8時上海浦東空港着~ホテルへ。
       チェックイン後、ホテルを出発、外灘の夜景を見て新天地へ移動、
      ドイツビールとコーヒーで歓談、ホテルに戻ったのは深夜1時。

2日目: 朝8時ホテル出発~豫園で小籠包の朝食、鯉に餌やり
      上海野生動物園でパンダ見てサファリバスで恐怖の余り絶叫した後、
      午後、上海蟹を堪能してまたもや歓喜の余り絶叫。
      カルフールで買い物、パノラマ上海で夜景&ギネスビールを楽しみ、
      アナベル・リーで買い物、フランス租界で夕食&お酒。
      ホテルに戻ったのは午前様。

3日目: 朝5時半にモーニングコール。6時半に迎えの車で空港へ。
      フライト出発時刻は9:20、成田到着は13:15の予定。

興さんのお陰で随分と濃密な上海観光が出来たわけですが、
さすがに疲れてます。。。。。

迎えの車に乗る前、ガイドの呉さんから「はい、朝ごはんです」と袋を渡されたのですが、
開けてみると、
 およよ

チョコチップクッキー3枚、食パンの端1枚、角切りカステラ2切れ、と水1本。

さすがにこれを朝食に食べる気はせず、空港で何か食べようということに。

車に乗ること40分で上海浦東空港に到着。


ノー○ウ○ストのカウンターに行くと、
Eチケットなので自動チェックイン機で搭乗券を発券するよう言われて移動。
自分で手続きしようと思ったら、「パスポート!」と詰問するような口調で
係のお姉さんが手を出してくるので友人と一緒にパスポートを提出。
お姉さんがチェックイン機にパスポートのバーコードをかざすと、
氏名・便名などが画面に表示される仕組、のようです。
出てきた搭乗券は厚紙ではなく、ちょっとの事で破れそうなペロンペロンの紙。

チェックイン終了後、ガイドの呉さんが
「出国審査の手前までご案内します」と言って、ズンズン長蛇の列を追い越し、
「では、ここに並んで下さい。どうぞお気をつけて。」と言って帰っていきました。
これって割り込み?と思ったものの、並べと言われたのでそこに並んでみたら、
割り込まれた人達も私たちを見るものの、別に怒っていない様子。

日本なら絶対注意されると思うんですが、気持ちが大らかなのですね、中国。

呉さんと別れ、出国審査に進むと、米系航空会社のフライトだけ違うレーン。
何故?と思いながら出国し、手荷物検査に進むと、
往路同様、荷物の持ち込み基準の厳しい米系ならではの厳しい検査が待っていました。

と、思ったらカバンに入れっぱなしだった500ml.入りペットボトルの水、
見つからず拍子抜けです。

出発時刻までまだ時間があるので、ゲート近くで朝食。

  窓の外には庭のようなものが見えます
お粥でも食べようかと思っていたら、ラーメンかサンドイッチ、うどんのメニューのみ。
なので、
 カフェラテ と、

 友人はサンドイッチ
(具はツナ・目玉焼き・ハム。胡瓜とトマトは飾りでちょっとだけ)

 私は排骨麺をいただきました。
レタスと八角の香りが強い豚肉がのっている排骨麺ですが、
日本で食べるのと少々趣が異なる感じ。スープも甘くて辛いし。

 麺は茶そばのような色合いで妙にコシが強い

空港なのでお値段は高く(飲み物共で80元くらい)、
味も「ま、こんな感じかな」という程度ですが、
 これよりはマシかな。

食べてお土産をちょっと買ったりしている内に搭乗開始時刻。
ゲートに向かうと、NWAと航空会社のロゴマークのシールを貼られます。
その先、ボーディングブリッジの入口で「手荷物検査」。
係員の険しい表情を見た私、素直にペットボトルを差し出すと、
カバンの中は殆ど見ずにさきほどのシールを剥がしてくれました。

シールが貼られている人は「手荷物未検査」を意味するようです。。。

機内に入り、3人掛けの窓側と真ん中に座って乗務員の方々を見ていると、

「行きと同じ乗務員がいっぱいいる・・・」

でも、既に多くは期待しないことにしているので、
取敢えずちゃんと飛んでくれればいいや、って気分でいるとほぼ定刻に離陸。

帰りのフライトも勿論お酒は有料なので飲まず、
 ビーフを選択

 青椒肉絲のビーフ版

行きよりは格段に美味しかった、、、、ような気がする。

帰りは2時間足らずの飛行時間で成田空港に予定より早めに到着。

あっけない帰国に、上海に行ったのはもしや夢なのか、などと思いながら
帰路に着いた、怒涛の二泊三日の上海旅行でありました。。

次回行くことがあれば、もう少しゆっくり見てまわりたいものです。。。

(上海旅行記 終わり) 


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上海旅行記06 ~上海野生動物園編~ [アジアの旅(中国)]

上海滞在2日目、外灘~豫園で楽しんだ後、友人の希望で上海野生動物園へ。
町の中心から離れた浦東空港より更に南下したところにあるので、
豫園からはタクシーで1時間ちょっとで約150元(2300円)くらい。

この上海野生動物園で、今回の旅行で最大の衝撃的な体験をいたしました。

というわけで、
怖いのが苦手な方は、、「後半部分、読まないでね」。

 入口はこんな感じでノンビリしてます。
そして、動物園のマスコット?が

 オリンピックを目前に聖火を手にお出迎え

入場料は身長1.2㍍以上が100元(1500円)、未満が50元と結構なお値段。

この上海野生動物園は、
上海市政府と国家林業局の合作により3億元の資金をかけて建設され、
1995年11月にオープンした中国初の国家級の野生動物園。
153ヘクタールの敷地内では、世界各地の代表的な動物、貴重な動物200種余り、
計1万頭を見ることができるとか。
園内は、歩いて見られる歩行区とバスに乗って見学するサファリパーク区に分かれ、
更に、観覧車や(夏季限定ですが)人工ビーチもあって、
家族でちょっと贅沢に楽しむならこういうところなのかなあ、って感じの場所。

門をくぐって、

右手の
 野生動物保護壁(?)に入り

 ふた瘤駱駝や
 ポニーを眺めながら 前に進むと、
 手品で見るような白い鳩だらけの「鳩広場」
 近づいても全く逃げる気配無し

更に中に進むと、
 大熊猫広場に到着。 
大熊猫、、要はジャイアントパンダがいるってことで。
 の~んびり
 ゆ~ったり

ガラス張りのお部屋と屋外の庭(遊具付)がつながっていて、
好きなときに好きなだけ行き来できるつくりになっています。
上野動物園ほどではないものの、他の動物に比べて過保護にされている様子。

音楽に合せて足踏みする陽気な象を見ながら
更に中に進み、ガラス越しで
 ホワイトタイガーや
 ホワイトライオンを見た興さん、

「トラもライオンもチッチャイですね」 ・・・・。 今ひとつ満足されていないご様子。

 欄干に小動物が飾ってある橋
 馬??
 いたずらで色塗られちゃった象を見ながら渡り、

 鶴(寒いところに生息してるんじゃないの?)

 ダチョウ

今が咲き頃のキンモクセイの香りを楽しみながら、

 カンガルーの親子などを見ながら進み、

 サファリ地区を廻るバスに乗ります。
(乗車代は入場料に含まれています)

厳重な二重ゲートをくぐると、まず最初に見えてきたのは草食動物たち。

 牛? これなんだ?
 キリン

なんだかホノボノとした気分になった後は、
更に二重ゲートをくぐってチーターのエリアへ。

 バスルートでノンビリするチーター
 至近距離で昼寝中

なーんだ、随分ホノボノしてるじゃないの、と思いながら次のライオンエリアへ。

と、バスの運転手さんがマイクで何か言ってるのを聞いた興さんが一言。

「ライオンが食べる生きた餌を売ってますけど買いましょうか?」

生きた餌の話については事前に少し聞いていたものの、
その場になるとやはり怯みます。
と、悩む間もなく、興さんはバス前方にズンズン進み、

ニワトリを買ってきました。 

 一羽50元也。

縄で片方の羽を縛られた茶色のニワトリは、バスの小窓から外に出されます。
外でバタバタと暴れるニワトリ、、、
結ばれた縄は閉めた窓で押さえながら車内で興さんが持ってます。



 こんな感じ。

バスが出発し、二重ゲートが開いた途端、

 飢えたライオンがバスに近づいてきました。

赤矢印は「縄」です。

 ライオンの数が増えちゃって

興さんがギリギリと縄を窓で摩擦しているうちに、

ブチッツ。。。。。

切れた縄とニワトリは一頭のライオンが見事キャッチして遠くに走っていきました。

一瞬の出来事でしたが、車内の中国人観光客の皆さんは大盛り上がりです。

 ライオン見たさでバスの左側に乗客が寄ってます。

みかんやパン、トマトをバクバクと食べながら、キャーキャーと騒いで
事の成り行きを見ている皆さんの姿に「中国人、恐るべし」と思う私と友人。

唖然呆然としているままライオンエリアが終了し、ほっと一息、と思ったら、
またもやバス運転手のアナウンス。

「次はトラのエリアですけど、ニワトリ買いましょうか?」と興さん。

「いやいや、さっきのでもう十分ですからいいです、いいです、、」と
断る私と友人に、

「でも、トラが待ってます・・・」

と興さんは言い残してバス前方へ。

今度は、2羽買ってきました。 

100元也。

周りの中国人達は2羽のニワトリを見てライオンの時以上に興奮しています。

1羽はさきほどのように窓の外へ出したのですが、
もう1羽は友人が縄を持ち友人の足元に置かれました。
このニワトリ、観念しているのか、やけに大人しいのが悲しさ倍増です。。

バスが出発し、二重ゲートが開くやいなや、さきほどのライオン以上の勢いで、
トラがバスに向かって突進してきました。(あまりの凄さに写真撮れず)

 一頭だけ写真に収まりましたがワイルドです。

1羽目のニワトリがブチッツという音と共にトラの口にキャッチされて遠くに行った後、
興さんは友人の足元でじっとしているニワトリを持って窓の外へ。。。

私と友人、日常生活からかけ離れ過ぎた光景に、阿鼻叫喚状態です。

周りの中国人達が楽しそうに何やら叫ぶ中、
2羽目のニワトリもブチッツという縄の切れる音と共に遠くに消えていきました。。。。

まだ午前中だというのに、燃え尽き感たっぷり

その後に、本当は怖いはずの熊を見ても
 もう、ファンタジーの世界にしか見えず。

20分くらいのバス乗車でしたが、
本物のサファリバスとはこういうものなのか、
多摩動物園のライオンバスなんて作りものなんじゃないか、、、、
そんな気分でバスを降りました。

後ろのバスでは誰もニワトリを買っていなかったのを見ると、
興さんのお陰で稀少な体験ができました。

興さん、貴重な体験をありがとう。。。。

というわけで、
日本では絶対体験できないだろうな、と思った、上海野生動物園でありました。

(帰国編につづく)


タグ:上海
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上海旅行記 ~お買い物編~ [アジアの旅(中国)]

「上海蟹編」に比べるとパンチの効いてない記事ですが、本日は「お買い物編」です。

といっても、元々ブランド品を買う性質でない私、中国らしいお土産を求めて
あちこちへ行きました。

まずは、滞在2日目、小籠包を食べた豫園にて。
 お菓子の詰合せを買いました。
 いかにも中国らしいお菓子と
 おつまみにも茶菓子にもなるという干し豆腐
各々20~30個くらい入って20元くらい。

会社に持っていって試食しましたが、お菓子は甘さ控えめで意外とイケるものの、
山椒味などの干し豆腐は、、うーん。 評判今ひとつでした。
中には、「消しゴムの食感」などという感想まで頂戴してしまい。。。。


また、スーパーに行きたい、というリクエストに応えた興さんが連れてきてくれたのが、

 カルフール(家楽福)

最初にお茶の店「天福茶芸」でお茶を購入。
 1個50元のお茶、4個買うと1個おまけ。
鉄観音、龍井(上海で栽培している緑茶とか)、茉莉花茶、凍頂烏龍、緑茶の5種。

そして、
 おまけがつくから、と熱心に勧められた烏龍茶
カップ1杯分の茶葉が小分けの袋に入っている詰め合わせ。
30個くらい入って100元です。

おまけとは、
 ブタさんライト
ハンドルをガシャガシャ押すと電池なしでも点灯するライト(店のマーク付き)で
ガシャガシャ音がかなり大きい上に、ずっと押していると疲れそうなのですが、
災害時には何らか役に立ちそうです。

お茶を買った後、スーパーの売り場に移動。

 中は漢字だらけですが、
日本と様子が変わらないような

と思っていたら、

 上海蟹、売ってました。

太湖産と書いてありました。

が、ここで蟹を買っても調理できないので、ハズレの無さそうなお菓子を購入。

 ミルキーとルックチョコ

 「愉快動物餅(たべっこどうぶつ)」と「百奇(ポッキー)」

たべっこどうぶつには「紫菜味餅干」と書いてあり、興さんに聞いたところ
紫菜、とは「海苔」の意味らしい。

これらのお菓子は予想していた通りの味でした。。。。


更に、食べ物ばかり買っていたわけではなく、
雑貨のお店にも一軒だけ立ち寄りました。

和平飯店の近くで、上海海関(租界時代の税関)の隣の路地を入ったところにある、
シルク製品の店「アナベル・リー」。
奥まったところにあってちょっと分かり辛いかも
ANABELL LEE
陜西南路225号  ℡.6445-8218

 入り口 酒樽?(そんなわけないし)

 店内も中国らしい赤を取り入れつつモダンです

るるぶにも掲載されているせいか、店内の商品タグや説明書きに日本語表記が。。

デザイナーが若い方らしく、
今までの中国シルク製品とは一線を画す雰囲気で店内も非常にお洒落。

クッションカバーのような生活雑貨からシルクパジャマなどそこそこ品揃えも多く、
 麻とシルクの文庫カバー(80元)と

 シルクのミニバッグ(180元)をお買い上げ。
 商品を入れる袋や手提げも洒落てます。

ここは、ちょっとしたお土産(もちろん自分にも)を探すのにおススメです。

時間と大きなカバンがあれば、食器類も探してみたかったのですが、
短い時間の割には楽しめた「買い物編」でありました。

(上海野生動物園編につづく)


タグ:上海
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上海旅行記 ~上海蟹編~ [アジアの旅(中国)]

だいぶ引っ張ってしまいましたが本日はやっと「上海蟹」編です。

今回の旅行の一番の目的は、上海蟹ですが、
上海蟹というのは通称で、本当は「中国藻屑蟹」という名前。
中国では「大閘蟹」と呼ばれることが多いようです。

一番有名なのは江蘇省蘇州市の陽澄湖で獲れる蟹で、値段も高いので偽物も多く、
蟹のはさみにタグを付けたり、甲羅にレーザー光線でマークを焼いたりして区別し、
殆どが香港や台湾などに輸出され上海に出回る比率はかなり低いとか。
ある意味、陽澄湖産の蟹は、関さば、関あじみたいなブランドのようですね。


というわけで、今回はそういう高級なブランド蟹にめぐり合えないとは思いますが、
上海蟹、、とにかく初体験なので食べる前からもー、ドキドキです。

食べたのは上海滞在2日目、外灘(バンド)~豫園~上海野生動物園と廻った後、
タクシーで普陀区へ(町の中心のちょっと北西方向)移動しました。

興さん曰く、普陀区は地元の人達が上海蟹を食べに来るエリアで、
日本人観光客は殆ど来ないとか。

そんなところに来て食べられるとは感激も一入です。。。。

タクシーを降りると、
お手頃値段レストランが並ぶ通りと
もう少し奮発価格のレストランが並ぶ通りがあって

私たちは後者の通りにある、

「真如海鮮城」というレストランに入りました。

今が旬の上海蟹を食べにくるお客さんが沢山いるので、
お昼と夜は大変混んでいるそうですが、私たちがお店に入ったのは午後2時半過ぎ、
ということで、お客さんは他には1組だけと非常にゆったりした雰囲気でした。

 店に入ってまず行うのは「蟹選び」。

小ぶりな蟹は一杯18元(270円)と超格安ですが、
興さん曰く、小さい分、食べ辛い、ということで、
私たちは蟹(小)の3倍くらいの大きさの蟹を選びました。

お値段も3倍くらいで一杯58元(870円)ですが、これは調理代込の価格。

日本で食べたら2~3000円もするのに、こりゃ安い。。。。。。

選んだ蟹は、蒸す時暴れないようにと、お店の人がヒモで縛ってくれます。

他にアサリを少々と、
野菜を選んで店の人に注文したら、テーブルに着席。

いただいたおしぼりは店名入り
バニラのような香りの布製おしぼりでした

青島ビール(「純生」というブランド)でカンパイした後は、上海紹興酒。

前回出張時にしこたま飲んだ上海で人気の紹興酒です。
味はちょっと甘めですがとても飲み易く、結構グビグビ飲めてしまう感じ。

でも、まだまだ昼下がり。
日が沈む前からヘベレケになっちゃうのもよろしくないのでほどほどに。

最初にテーブルに出てきたのは、
アサリ炒め

あっさりした味付けに生姜が利いていて美味。ビールに合う一品です。

続いて、
 豆苗炒めと
 青梗菜炒め

あっさり塩味で美味です。

そして、そしてそして、メインの登場です。



うひょーっ。 鮮やかな柿色に蒸し上がっています。 

友人、興さん、私の3人とも、オス・メス一匹ずついただきました。

 こちらがメス

 こちらがオス お腹の雰囲気が違います

最初にメスからいただきま~す。
お腹をぱかっと開いてちょっぴり付いているミソをいただいた後は、
甲羅をガバッっと外します。

 ミソがびっしり。

何も付けずにミソをいただくと、

「濃厚でアマイッ!!ウマイッ!!!」。

これが上海蟹といふものなんですね。。。。。。

感動しながら今度は黒酢につけていただくと少しさっぱりした感じになって
またまたウマイ!

この黒酢、生姜や砂糖の入ったタレ(お店によって調合の割合は違うらしい)に
付けて食べるんですが、タレだけ食べると食べ慣れない不思議な味なのに、
蟹と合わせるとこれがピッタリ合うので不思議です。

後は、蟹の身についている灰色の肺を外して、
(蟹は食べると体が冷える食べ物ですが、肺は特に冷えるとか)
バキッと2つに割り、黒酢につけてミソをチューチューと吸った後は、
身と足、爪の肉を地道にいただきます。 
足などは奥歯でバリバリ噛んで割りながら身を食べるのですがちょっと大変。

興さんは、既に今シーズン何度も食べにきている上に、元々が食べ慣れている人なので、
難なくテンポよく食べているのですが、初めて食べる私は四苦八苦。

でも、ホントに美味。。。

残念ながら両手を使って蟹を無心に食べた為、この間の写真はありませぬ。

オス・メス1杯ずつ、計2杯を満喫した後が、
 こんな感じ。蟹の殻が山積みです。

〆に、
 ぱらぱら美味の炒飯をいただき、
 デザートのスイカ

は~、満腹満足。

ミソはメス、身はオスが美味しいかな、と思ったものの、
いずれも本当に美味でした。

これでお会計は3人で1万円弱。日本では考えられないお値段です。

今回連れてきてくれた興さんは、
地元の取引先を10名くらい自宅に招き、100杯の上海蟹を蒸して、
皆で食べながら歓談し、麻雀し、というイベントを毎年行なっているそうで、
こういう話を聞くと上海ではごく一般的な季節の風物詩なんだなあ、と思いました。

日本でももう少し手軽に食べられればいいのにな。。。

蟹ミソがこれほど濃厚で甘くて美味だとは思わなかった、
今回上海に来て良かったよ、、、と嬉し涙の上海蟹でありました。



(お買い物編につづく)


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上海旅行記 ~日中ぶらぶら編~ [アジアの旅(中国)]

上海到着日、バンドの夜景と新天地、と夜遊びしたので夜中2時に寝たものの、
滞在期間が超短期間なので翌日(というか当日)8時にはホテルを出発し、
再びバンド(外灘)の風景を観に行きました。
前日同様、迎えにきてくれた興さんとタクシーで移動し、地下道を歩くと
昨晩に溢れていた物乞いやホームレスはいませんでした。早すぎるから?
川岸に着いて観た景色は、

 うわーっ!
スモッグで少し霞んでいますが、それがまた味わい深い感じ。 こちらの岸はこんな感じ
中国の朝は太極拳かな、と思っていたら
 ワルツを踊っている人たちを発見。
中年のオジサンオバサン達が楽しそうに三拍子のワルツを踊っているのも
なんだか味わい深い光景に見えました。
朝の黄浦江を挟む景色を楽しんだ後は、
昨晩老年ジャズを楽しんだ和平飯店を見ながら
タクシーに10分くらい乗って豫園へ移動です。

 ちょとレトロな雰囲気で
この近くにあった
 スターバックスは「星巴克珈琲」
豫園は、元は四川省の役人 藩允端が造り上げた私庭。
1559年に造園開始後、18年の歳月を経て完成した面積2万㎡の中国式庭園
とガイドブックに書いてあったのですが、興さんの話では、大分寂れていたのを
最近きれいに整備したのでここまできれいになっているんですよ、とのこと。

といってもここに来たのは庭園を見るのが目的ではなく、

 「南翔饅頭店」で小籠包を食べること。
 作っているところがガラス越しで見られます
朝9時から開店で、その少し前から席に座って注文できます。
 メニューと  おしぼり
 さすがに朝なのでお酒ではなく烏龍茶で。
色々な料理が食べられる点心コースもあるのですが、
量が多すぎるでしょう、という興さんのアドバイスで、アラカルトで注文。
最初にテーブルに来たのは、
 小籠包(6コ20元(300円))

 黒酢(左)と針生姜と一緒にいただきます
大門の「新亜飯店」の小籠包も大好きですが、ここのもウマーイ!!
中のスープにしっかり味がついているので黒酢だけで十分、本当に美味です。

本場の小籠包を楽しんだ後は、
 蟹黄白玉巻(左)と蟹黄灌湯蝦球
左は豆腐と蟹ミソ、蟹肉などを和えたものを上げた三角型の揚げ物で
外はカリカリ、中はフワ~っとして美味。
そして、右は蟹ミソが入った、海老のすり身揚げで、
 これまたカリカリプリプリフワ~ッツ。 美味です。
そしてそして、お待ちかねの、蟹ミソ入り小籠包「特製蟹肉小籠」(6コ40元)。
 ミソも飛び出てます
普通の小籠包の2倍のお値段に見合う程、更に濃い味で、
そのまま食べても黒酢につけて食べてもどちらでも本当に美味美味です。

日本でも六本木ヒルズ(価格高め)などに支店が出ている南翔饅頭店ですが、
やはり本場がよいかもしれませんね。
小籠包で満足した後、豫園の中を少しだけ歩いてみました。
最初に目を引いたのは鯉の餌2元(30円)
 興さんに買ってもらったのですが、金魚の餌と同じ?
庭園内の鯉に餌をやると、日本より少々こぶりな鯉が凄まじい勢いで
餌に群がります。

 思わず人面魚を探してしまいました。。。
 人が一杯で写真撮ったらオジサンに注目され。。
 ツアー客が多い場所のようでした
 うずらの開きのような串焼き(赤)と臭豆腐(緑)
 臭豆腐とは、くさやの豆腐版のような発酵食品なのですが、
揚げると発酵した臭いが殆ど飛ぶので私は結構美味しく食べられます。
が、小籠包食べた直後でお腹空かず今回は食べませんでした。
次回中国に来た折には食べたいですね。
 赤い帽子にベストを着た中国の団体客を見ながら
 西洋鏡なるアトラクションに出会い(一人3元)

  友人と体験
小さい窓から覗くと中で中国っぽい絵。
老人が川で鯉を捕っている側で、子供がチ○チ○を鯉に噛み付かれているとか、
京劇のシーンになったり、孫悟空が出てきたり。
上の写真の右端にいるちょっと怪しい感じのおじさんが、鐘と太鼓を叩きながら色々解説してくれる(勿論意味分からず)様子だけでも楽しめます。

 その後、中の趣深い建物を見学し、
 わいわいガヤガヤしたところを通り、
 途中の翡翠屋で置物(22万元(350万円くらい!)を
見ながら、
タクシーで上海野生動物園で、今回の上海滞在で一番衝撃的な体験をし、
その後、上海蟹を食しにいったのですが、今回はここまで。

朝10時くらいまでの出来事ですが、なかなか濃密なぶらぶら編でありました。

(「上海蟹編」につづく)


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上海旅行記 ~夜遊び編~ [アジアの旅(中国)]

上海到着日、ホテルにチェックイン後、22時近くにホテルを出発しました。
まず、ホテルから程近い繁華街バンド(外灘)地区に移動して夜景鑑賞です。
歩いて10分もかからないはずなので歩こうと思ったら、
上海はタクシーが安いのでタクシーで移動しましょう、という
上海在住の知人「興さん」の言うとおりタクシーに乗ること数分。

上海のタクシーの初乗りは11元(約170円)、夜間でも14元(約210円)と
気軽に乗れますが、英語が殆ど通じないのが難点です。
今回は上海出身の興さんが上海語で行き先を伝えてくれて問題ありませんでしたが、
友人と2人だけだったら運転手さんと筆談しかないかも。

下車後、川岸に行く為に歩いた地下道が、物乞いやホームレスで溢れていて
少々怖いなあと思っている友人と私に対して興さんは全く気にしない様子。

川岸に立ってみた夜景は、

 ピンボケデジカメでこんな感じ。

左端でキラキラ輝くテレビ塔を見て、今度こそ上海に来たんだなあ、と
実感するのでありました。

興さん曰く、こういうところに地元の人は殆ど来ないそうで、
日本人、韓国人、中国の地方から観光でやってきた人達が多い、とのこと。
私もその一人ですが、日本に比べてライトアップに膨大な電力を使っているなあと
感じる夜景でありました。

 川沿いの屋台(焼きトウモロコシや焼き鳥を販売)
夜景で興奮したのが治まったところで近くの和平飯店(南京東路20号)に移動。

ここは、私の予習書「上海ベイビー」にも出てくるホテルです。。。

この和平飯店の北楼は、
上海の不動産王サッスーン財閥が1929年に建てたアールデコスタイルのビル。
当時は財閥のビルだけでなく5~10階まではキャセイホテルとして利用されていたとか。
現在もホテルとして利用されていますが、宿泊代は2万円程度の★★★★★ホテル。
ここで一番有名なのは、一階にある「爵士酒吧」というバー。
演奏しているメンバーの平均年齢が75歳超という老年ジャズバンドが有名で、
非常に人気が高く、予約も困難だとか。
友人は以前上海に来た時に演奏を見たことがあるのですが
「スウィングしないジャズなのに気になってみてしまう」そうです。
今回は突然行ったので入れるわけもなく、興さんが写真を撮るだけだからと
上海語でスタッフの人に交渉してくれたお陰で入口からぼんやり写真が撮れました。
 メンバー全員シルバーでした
 メンバーはこんな感じ(ホテルのHPより)
ちょうど「SING!SING!SING!」の演奏中でしたが、
確かにスウィングしないジャズという感じの演奏ながら、
おじいちゃん達がこうやってジャズを演奏するのも趣深いものがあります。

沢山の夜景と少々の老年ジャズを楽しんだ後は、
上海で最先端のエリア「新天地」へ移動です。(タクシーで10分ちょっと)
ここは地元の若者やビジネスマン、欧米系と思しき白人の人々が沢山いました。

そして、白人男性と現地中国人女性のカップルが多いのを見て、
「これも上海ベイビーに書いてある通りだ・・・」」などと妙に感心してしまったりして。
(主人公の中国人女性ココが妻子あるドイツ人ビジネスマンのマークと
イケナイ関係になってしまい、流行の場所へ2人で出かけたりする場面があるのです)

最初に入ったのは、
 ドイツビールが飲める「パウラナー(PAULANER)」
 上海に3店舗あるお店
店内満席で入れないと白人男性達が店員に断られているそばで、
興さんが上海語で店のお姉さんに何か話すと、お姉さんはこちらを見てどうぞ、
と言っているような雰囲気。
「一人ずつトイレに行くフリして入っちゃって下さい」と興さんが言うので、
ウソついていいのか、、と思いながら一人ずつ中に入ると、中は物凄い熱気。
 フィリピン人バンドによる大音響の演奏と

 ラテン系のノリで踊っている皆さん
日本と違うのは、ハゲタ中年男性が狂ったように踊っていたりしても
浮いていなくて何となくその場に溶け込んで見えるところ。
あまりの熱気に友人共々アゼンとしていると、
興さんが「演奏が見られる席に座りたい」と店員にお願いし、
1階席が空いていないので、2階席に案内してもらいました。
(入り口で言っていた「満席」ではなかった訳で、入れば座れてしまった次第です)

2階席から踊る人達を見ながら、
 カンパ~イ。
0.5㍑で50元のビールは、ラガー、ヴァイツェン(白濁したビール)、黒ビールと
品揃えもよく、味もたいへんウマーイッ、です。
因みに、1㍑サイズのジョッキもありましたが、かなり重そうでした。

生バンドの演奏(ドゥービーブラザースやリンダ・ロンシュタットなどの
70年代サウンドが中心でした)を聞きながらビールを飲んで寛いだ後は、
外に出てぶらぶら。

  夜の11時過ぎでも人がいっぱい。

ダンサーが(少々エロティックに)舞台で踊るのを見ながら飲めるバーや、
素敵なガラスの器で飲んだり食事できるレストランもあって、
(興さんが「中見るだけでも入っていいんですよ」と店員さんに一言断ってから
ズンズンと色々な店の中に入って見学だけさせてもらったのですが、
さすがに写真は撮れず・・) 
 台湾で有名な小籠包のお店「鼎泰豐(ディンタイホン)」も発見、
東京の近くに住んでいながら流行の場所に行かない私としては、
人の多さと、あまりのお洒落な雰囲気に少々メマイがしました。

一通り歩いて見てまわった後、0時過ぎでも開いているオープンエアのカフェで一服。
 友人の注文した紅茶はカップも大きくティーバッグも巨大
 私のホットコーヒーも生ビール(中)くらいの大きさでした

そんなこんなで私にしては夜更かししたのでホテルに戻って寝たのは2時、
となりました。


そして、翌日の上海滞在2日目、昼間あちこち観光し、上海蟹を食べた夜は、
まず高いところから夜景を見ようと、
パノラマシャンハイの天辺に上り夜景を楽しみました。
パノラマシャンハイ(The Panorama Shanghai)
上海市虹口区黄浦路53号

建物自体はホテルで(1泊2万円弱くらいで宿泊できるようです)、
最上階は以前ホテルのスポーツクラブだったところが、現在はバーになっています。
その名残か、ガラス窓が少々厚めで夜景は見づらいのが難点。
そして、最低100元分は注文しないといけないので、
(1階下のレストランは最低150元の注文が必要)

 ギネス(50元)を2本いただきました。
このギネス、本場アイルランド産ではなく、マレーシアで製造されたもので、
ちょっと味が薄めかな、って感じ。

ここの窓からは、黄浦江という川を挟んで両岸の景色が楽しめます。
 テレビ塔や国際会議場の景色と

 和平ホテルのあるバンド地区
このバーは、早い時間では(私達が行ったのは18時~20時くらいの間)
ガラガラというかお客さんが少ないので(私達一組だけでした)、
川の両岸の夜景を高いところから楽しみたい時はここは穴場スポットです。

夜景を高いところから楽しんだ後は、フランス租界に移動しました。
初日に行った新天地と違うのは、
租界時代の古い邸宅を利用したレストランやバーが多く、レトロな中にモダンあり、
という落ち着いた雰囲気を楽しめるところ。

最初に入ったのは、
 レストラン「AMBROSIA」 で夕食。
鉄板焼と天ぷらの日本料理店。
2階の席に行こうと思ったのですが、当日は結婚パーティが行なわれていて
終わったところで2階は営業終了とのことで1階の鉄板焼きコーナーへ。
昼の上海蟹(別記事でアップ予定です)の余韻が残っていたので
あまり沢山食べる気になれず、とはいえ折角鉄板焼きのお店に来たのだから、と、
神戸牛(200gでなんと1000元近くもします!!)を3人で分けて食べようと
いうことになりました。

注文に関係なく、前菜が出てくるのですが、
 アワビとキノコ野菜を和えた一品がとても美味。
 グラスワインもお手頃(量が多く50元くらい)辛口美味
 肉と一緒に注文したサラダもシャキシャキ美味
そして3人でシェアするといって注文した神戸牛、
 霜降りで柔らかくて口の中でとろけます。。。
お値段はビックリな上に日本でも食べたことがない神戸牛、
まさか上海で食べるとは思いませんでしたが本当に美味でした。
 食後のフルーツはキウィ、マンゴー、ドラゴンフルーツ
前菜とパン、フルーツはサービス料に含まれているので
これで一人当たり6000円くらい。ちょっとしたゼイタクですが、
上海滞在最終日(といっても2日目)に大変結構なものをいただきました。

食後は、同じ租界地区の、

  「大公館」という古めかしいバーへ。
興さん曰く、ここは上海マフィアのお屋敷だったところ、とか。
随分洒落た邸宅に住んでいたんだなあ、という渋いお屋敷です。

増築部分のサンルームのようなところに案内されたのですが、
お屋敷の中には、
鄧小平も利用したという部屋もあり、
見学させてもらいました。
照明が点いていなかったのでちょっと見辛いのですが、
 こんな感じのサロンのような部屋で、
葉巻も楽しめます。

私達は興さんがギネス、友人がウォッカトニック、私がベイリーズを注文し、
チビチビと飲みながら怒涛のような一日ちょっとを振り返りながら
あれこれと話し続けて気づけば0時。

タクシーでホテルに帰ったのは0時半、就寝1時となりましたが、
日本では体験できない夜遊びに楽しい気分になれました。

(日中ぶらぶら編につづく)

 


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上海旅行記 ~ホテル編~ [アジアの旅(中国)]

ツアーといっても迎えのワンボックスに乗ったのは友人と私の2人。
格安フリーツアーなのに空港とホテル間の送迎がついています。
(勿論その費用も込みですが)

現地旅行代理店の呉さんは、20代後半くらいのオニイサン。
ホテルまでの50分間、日本語で上海の説明をしてくれました。

・上海は2008年の北京オリンピック、2010年の上海万博に向けて
 経済が急成長している。

・経済成長の影響で不動産価格も高騰し、中心地の新築高層マンションは
 100㎡の部屋が日本円で4700万円くらい。 

・上海市内の高速は全て無料(市外に向かう高速は有料)

・高速の制限速度は120㌔で、一般道は80㌔

・リニアモーターカーは浦東空港~地下鉄龍陽路駅間30kmを7分20秒で結んでいる。
 本来なら最速600㌔以上出るが、線路が短い為、400㌔超で運転している。
 運賃は一般席が50元(約750円)、VIP席が100元(約1500円)。

・上海には日本企業が沢山進出しているが、一番有名なのは「ユニクロ」。
 (町の中心に店舗もあるようです)
 個人的には製造業の社名が出ず残念。。。

・上海のシンボル、テレビ塔(東方明珠塔)が出来たのは1994年。
 高さは468㍍でアジアで1番、世界でも3番目の高さ。

こんな話をしながら町の中心に入ると、前回出張時では全く見られなかった夜景が
 (イメージ図)
目の前に広がり「ああ、これこそが上海なのねえ・・・」と思っていたら、ホテルに到着。

 ホテルのHPより拝借した全景

 銀波大酒店(Shanghai Yinbo Hotel)です

テレビ塔(地図右下の東方明珠と書いてある所)の近くで好立地です。 

酒店地址  

インターネットで調べたところ、ホテルのランクは「三ツ星」とありましたが、
要は「二ツ星★★」ということです。チェックインは呉さんがやってくれました。

部屋は5階。カードキーを貰ってエレベータで5階に上がり、
廊下をずずずっと歩いていると、途中の部屋のドアがいくつも開いていました。
団体で来ているのか部屋の中からは大勢の話し声・笑い声が聞こえます。

更に、
 廊下に漂う八角の香り。。。。
ああ、中国に来たんだなあ、と実感しました。

こういう香りが漂ったり、ドア開けっ放しで寛いでいたり、というのが★★って感じ。

カードキーが作動せず(カードの表を手前に向けて入れたら開かず)、
フロントに下りて聞くと、中国語しか話せないベルボーイおじさんが一緒に部屋まで来て
カードの表を向こう側に向けて差し込んで開けてくれました。

謝謝といいながら部屋に入ると、

 あら、結構広い。

 水差しのようなもの(左)も置いてあるし。

ミニバーは勿論ありませんが、1階に24時間営業のコンビニ(好徳という名前)で
水やお茶、お酒、軽食類などを調達できるので問題ありません。

部屋にはシャンプー・歯磨き・櫛・石鹸などアメニティも置いてあるし、
1階に名前が怪しいもののOKURAなる喫茶店、2階にはレストラン、
3階には会議室もあって、一応それなりの体裁は整っています。

そんな訳でほっとした私と友人です。。。

因みに宿泊代は正規料金でシングル338元(約5000円)、
ツインで380元~(約6000円)、デラックススイート(!)が980元(約15000円)と、
非常にお手頃です。

ホテルのテレビ(SVAという中国製)は60チャンネル以上あるので、
よりどりみどりと思っていたのですが、全て中国語の番組でした。
ただ、通販チャンネルなどはバストアップ下着など万国共通な商品を紹介していて、
友人と笑いながら見ていたのですが、私が気になったのは、
 →  京都名医放談というのでしょうか。
医者が何かの病気について白衣姿で一生懸命議論しているようでした。
こういう番組が他チャンネルでもいくつかあったので、中国はこの手の番組が
好きなのかな、と思ったりして。

因みに、部屋から見える景色は、
 近くの車道と、

 裏道

前回泊まったホテルからはカルフールのネオンしか見えず、
上海に来た実感が沸かなかったのですが、このホテルなら窓から見えなくても
ちょっと歩けばすぐきれいな夜景が見えるはず。

というわけで、既に夜の10時近くではありますが(日本は11時)、
ホテルまで迎えにきてくれた上海在住の興さん(40代後半のおじさん)と友人とで、
早速夜景を観にいくことにします。

(「夜遊び編」につづく)


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上海旅行記 ~出発編②~ [アジアの旅(中国)]

(注:今日もカニの話は出てきません。ごめんなさい。)

搭乗ゲートを通り、ボーディングブリッジを渡って機内へ、、、と思ったら、
ボーディングブリッジの入口辺りで「手荷物検査」がありました。

これで手荷物検査、、、3回目です。

私は難なくパスしたものの、友人は一口飲んだだけの500mlペットボトル水を
「これは機内に持ち込めませんので没収します」と取り上げられました。
後で気づいたのですが、私のカバンにも330mlペットボトル水が入っていたのに
見つからなかったというか、没収されませんでした。

これって係の人によって差があるってことでしょうか。

機内に入り後方後方へ進み、4人掛けの真ん中と通路側に着席。

乗務員はアメリカ人数名、日本人1名、あとは全員中国人。

頭上の棚に荷物を入れようと踏ん張っていると、側で中国人乗務員が様子を
じーっと見ていて、私が入れ終わった途端、棚のフタを閉めていました。
更に、小柄で荷物を上げるのがやっとの人にも救いの手は差し伸べず、
じっと見ているだけの中国人乗務員。

ま、エコノミーだから仕方ないといえば仕方ないんですが冷たいもんです。
これが日系航空会社なら中国人乗務員も物腰が柔らかくて感じよいし、
お手伝いしてくれるのになぁ。。。。 教育・指導の違いなんでしょうかね。

米系航空会社は路線によって乗務員の構成というか様子がかなり変わるのですが、
まともだと思えるのは米国内の国内線乗務員くらいかも。
太平洋路線はツンツンしたアジア系かフレンドリー乍らかなり大雑把な白人乗務員が多いし。
過去2回、シンガポールに行く時ユ○イテ○ド航空を使ったことがあるのですが、
1回目(8年前)は、シンガポールベースの中国系乗務員ばかりで
「お高く」とまった態度のサービスが鼻についたのですが、
2回目(4年前)は、人員削減のせいかホノルルベースの白人&日系乗務員ばかりで
大雑把乍ら妙にフレンドリーな態度で接してきたので同じ航空会社とは思えなかった、
そんなことがありました。

多分、今回のノー○ウ○ストも同様なんだろうな。

とはいえ、今回仕方なく乗っているノー○ウ○スト、過去にこんなことがありました。 

 いい話じゃないから小さめで。

(私とノー○ウ○ストの思ひ出)
それは、今から6年前の年末の話。
友人とナイアガラ・NYの旅に出た時、安いツアーを探したら航空会社がノー○ウ○スト。
良い評判を聞かないけれど格安ツアーだから仕方ないか、と乗ってみたら、
雑ながら妥協できる範囲内のユ○イ○ッド航空を更に下回る状態でした。
ドリンクサービスの段階から乗務員同士が「どの列から配るか」で揉めてしまい、
気づけば20分くらい経っていて、その後の食事は何とか普通に配ってくれたものの、
味は何だかなあ(自社製なんだと)って感じで、
途中の軽食は「ショートブレッド数本とカビクサイ水」のみ。
着陸前の食事の時も、温めた食事の入ったカートを放置したまま、
再びどの列から配るかで乗務員同士が30分大揉めし、
トレーを受け取った段階で食事(焼そば)は冷めている上に「マズカッタ」。
デトロイト到着後、空腹に耐え切れずにすぐに入ったレストランで食べたポテトフライが
あまりにも美味しく思えたのは今でも記憶に残っています。。。
その後乗った国内線は短時間だったせいか何も感じず乗れたのですが、
帰りのNY→成田便で再び悪夢のような出来事が。。。
昼頃出発のフライトだったので9時過ぎにはNY/JFKに到着した私と友人達、
チェックインした後ゲートで待っていると、

「出発機の機内チャイムが鳴らないので、安全上修理する必要があります。
出発が遅れますが暫くお待ち下さい。」とのアナウンス。

仕方なく待っていると、「チャイムの修理がすぐには出来ない為、
本日東京から到着する機材を使います。暫くお待ち下さい」とのアナウンス。

しょーがないなー、と更に待っていると、
「東京から到着した機材は、第一エンジンに氷が刺さっているので修理します。
暫くお待ち下さい。」とまたまたアナウンス。

この時点で昼1時近く。
「この度は申し訳ございません」と英語・日本語で書かれたクーポンセットを受け取り、
(ミールクーポンや電話カードが綴られているのですがあまりの用意周到さに
日常茶飯事なんだろうな、と思った)
ゴハンを食べたり電話したり、空港内でぶらぶらしながら待っていると、
2時頃、またまたアナウンス。

「エンジンの修理に時間がかかっております。
FAA(連邦航空局)規則で認められる乗務員の残業時間は16時までとなっております。
この時間までに修理出来ない場合、本日のフライトはキャンセルとなります。」

あんな態度悪い乗務員の権利を守って、数百名の乗客はナイガシロにするのか、
と、さすがに怒った乗客達(私も含む)でしたが、所詮エコノミー客なんてこんなもん、
(ビジネスクラス客もラウンジで待たされているので状況は似ていますが)
16時に「修理出来ない為、本日キャンセル」のアナウンス。
ホテルを用意しているから勝手に行けとばかりの不親切なアナウンスに
切れながら移動したら、用意されていたのは、それはそれはお粗末ホテルでした。

翌朝7時集合と言われて支度してロビーに行くと、
「出発時刻がはっきりしないので一旦部屋に戻るように」と言われて部屋に戻る、
と、休む間もなく「すぐ出発するからロビーに下りてくるように」と電話で呼ばれ、
「一体どっちなんだよ」と他の乗客と怒りながらバスで空港へ。
9時過ぎに搭乗したのに飛行機が離陸したのは12時。
丸一日遅れとなった機内では、
やる気無し乗務員達(搭乗時刻に出勤する怠慢乗務員もいた)のだらだらした応対に
もはや諦めの境地に至り、更に着陸前に出された食事(炒飯)の
温めすぎでパサパサな姿(しかも味無し)に

「ああ、もう二度と乗るまい、ノースワースト」。

そう思っていたはずなのに、もう乗らないと思っていたのに、、、、、
今回乗ってしまいました。。。。

思い出を長く語り過ぎました。 まだ離陸前でしたね。

飛行機は定刻を少し過ぎてからゲートを離れたものの、大して待たずに離陸。
水平飛行後、普段ならお楽しみのドリンクサービス、と思ったら食事と一緒に出される模様。

「フィッシュ オア チキン?」 一度に私と友人2人に聞いてくるので、
一つずつ下さいと言うと、冷凍物をチンしたような感じの食事を投げるように置く乗務員。

 フィッシュは揚げた白身魚2切れにゴハン

 友人の選択したチキンは焼きそば風

食器(ナイフ・スプーン・フォーク)は透明プラスチック。

間髪入れずに「ドリンク?」と聞かれたので、
機内誌に書いてあったのでダイエット7UPを頼むと「コーラしかない」と乗務員。
仕方なくトマトジュースをいただきました。

量が少ないものの、味は予想していたよりまともかな、って感じ。
ケーキは昔々食べた感じのレトロな味。 そして、原価はかなり安そうです。
多分、アメリカからの乗継客か、私たちのような格安客ばかりなので、
力を入れないのでしょうが。
私と友人は空港でビールを飲みながらサンドイッチも食べていたので、
機内食は少しだけいただき終了。

飛行時間が2時間50分というので映画の1本も観られるかと思っていたら、
「パイレーツ・オブ・カリビアン」の宣伝用に作ったようなジョニー・デップのインタビューと
ドキュメンタリーのような番組のみ。

乗務員呼び出しボタンを押しても、殆どの場合は席まで来てくれないので、
お水を飲みたい時は自らギャレーへ行ってもらったりして、
早く着かないかなーと、同行の友人から上海旅行の予習にと薦められた中国発禁本、

上海ベイビー

上海ベイビー

  • 作者: 衛 慧
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 文庫

この本を「果たしてこれが上海旅行の予習になるんだろうか」と思いながら
ダラダラと読んでいると、夜8時に上海/浦東空港に到着。

飛行機を降りる時も「ありがとうございました」さえ言わない乗務員に
こりゃ、帰りに乗ったら今後はもう二度と乗るまい、と思いながら、
健康カードを検疫で渡し、入国審査(何も聞かれずあっさり)、税関を通り、
迎えにきてくれた現地旅行代理店の呉さんと共に一路ホテルに向かいます。 

今回は航空会社に対する愚痴になってしまいました。。。。。

(ホテル編につづく) 


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