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上海旅行記 ~ホテル編~ [アジアの旅(中国)]

ツアーといっても迎えのワンボックスに乗ったのは友人と私の2人。
格安フリーツアーなのに空港とホテル間の送迎がついています。
(勿論その費用も込みですが)

現地旅行代理店の呉さんは、20代後半くらいのオニイサン。
ホテルまでの50分間、日本語で上海の説明をしてくれました。

・上海は2008年の北京オリンピック、2010年の上海万博に向けて
 経済が急成長している。

・経済成長の影響で不動産価格も高騰し、中心地の新築高層マンションは
 100㎡の部屋が日本円で4700万円くらい。 

・上海市内の高速は全て無料(市外に向かう高速は有料)

・高速の制限速度は120㌔で、一般道は80㌔

・リニアモーターカーは浦東空港~地下鉄龍陽路駅間30kmを7分20秒で結んでいる。
 本来なら最速600㌔以上出るが、線路が短い為、400㌔超で運転している。
 運賃は一般席が50元(約750円)、VIP席が100元(約1500円)。

・上海には日本企業が沢山進出しているが、一番有名なのは「ユニクロ」。
 (町の中心に店舗もあるようです)
 個人的には製造業の社名が出ず残念。。。

・上海のシンボル、テレビ塔(東方明珠塔)が出来たのは1994年。
 高さは468㍍でアジアで1番、世界でも3番目の高さ。

こんな話をしながら町の中心に入ると、前回出張時では全く見られなかった夜景が
 (イメージ図)
目の前に広がり「ああ、これこそが上海なのねえ・・・」と思っていたら、ホテルに到着。

 ホテルのHPより拝借した全景

 銀波大酒店(Shanghai Yinbo Hotel)です

テレビ塔(地図右下の東方明珠と書いてある所)の近くで好立地です。 

酒店地址  

インターネットで調べたところ、ホテルのランクは「三ツ星」とありましたが、
要は「二ツ星★★」ということです。チェックインは呉さんがやってくれました。

部屋は5階。カードキーを貰ってエレベータで5階に上がり、
廊下をずずずっと歩いていると、途中の部屋のドアがいくつも開いていました。
団体で来ているのか部屋の中からは大勢の話し声・笑い声が聞こえます。

更に、
 廊下に漂う八角の香り。。。。
ああ、中国に来たんだなあ、と実感しました。

こういう香りが漂ったり、ドア開けっ放しで寛いでいたり、というのが★★って感じ。

カードキーが作動せず(カードの表を手前に向けて入れたら開かず)、
フロントに下りて聞くと、中国語しか話せないベルボーイおじさんが一緒に部屋まで来て
カードの表を向こう側に向けて差し込んで開けてくれました。

謝謝といいながら部屋に入ると、

 あら、結構広い。

 水差しのようなもの(左)も置いてあるし。

ミニバーは勿論ありませんが、1階に24時間営業のコンビニ(好徳という名前)で
水やお茶、お酒、軽食類などを調達できるので問題ありません。

部屋にはシャンプー・歯磨き・櫛・石鹸などアメニティも置いてあるし、
1階に名前が怪しいもののOKURAなる喫茶店、2階にはレストラン、
3階には会議室もあって、一応それなりの体裁は整っています。

そんな訳でほっとした私と友人です。。。

因みに宿泊代は正規料金でシングル338元(約5000円)、
ツインで380元~(約6000円)、デラックススイート(!)が980元(約15000円)と、
非常にお手頃です。

ホテルのテレビ(SVAという中国製)は60チャンネル以上あるので、
よりどりみどりと思っていたのですが、全て中国語の番組でした。
ただ、通販チャンネルなどはバストアップ下着など万国共通な商品を紹介していて、
友人と笑いながら見ていたのですが、私が気になったのは、
 →  京都名医放談というのでしょうか。
医者が何かの病気について白衣姿で一生懸命議論しているようでした。
こういう番組が他チャンネルでもいくつかあったので、中国はこの手の番組が
好きなのかな、と思ったりして。

因みに、部屋から見える景色は、
 近くの車道と、

 裏道

前回泊まったホテルからはカルフールのネオンしか見えず、
上海に来た実感が沸かなかったのですが、このホテルなら窓から見えなくても
ちょっと歩けばすぐきれいな夜景が見えるはず。

というわけで、既に夜の10時近くではありますが(日本は11時)、
ホテルまで迎えにきてくれた上海在住の興さん(40代後半のおじさん)と友人とで、
早速夜景を観にいくことにします。

(「夜遊び編」につづく)


タグ:上海
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kikuzou

8年くらい前に上海駅近くの日本系のスーパーの地下食堂街のお店で食べた中華が激ウマで感動した覚えがあります。今でもあるかなぁ・・・
屋台で売っている食べ物は食べられませんでした。臭いがねぇ・・・すごいですよね!
by kikuzou (2006-11-09 09:13) 

上海にはわが「チェーン」の看板をつけたお店が数店あるそうです。ヤオハン全盛のころ、出店したのですが、ヤオハンがこけてからは看板だけ背負って、ハンバーガーは売ってないとも聞いています。いまはモスと無関係の「モスバーガー」(中国語で書いてあるそうです)だそうです。
by (2006-11-09 15:02) 

うつぼ

kikuzouさん、
中国というと八角とか山椒の臭いが思い浮かびます。私はこれらの臭いはあまり得意ではないのですが現地にいると結構食べちゃうんですよねえ。(笑)
by うつぼ (2006-11-09 19:21) 

うつぼ

cocoa051さん、
モ○、あるんですね。今は日本と無関係なのに名前が残っているとは。。。
上海でよく見かけたのはケンタッキーですね(肯徳基、と書いたような。。。)。
マックより多いかもしれませんね。吉野家は北京には沢山あるけれど上海では見かけません、と在住の知人(今後の記事に出てくる興さんというおじさん)が言っていました。他にはスターバックスはあちこちで見かけましたよ。
by うつぼ (2006-11-09 19:24) 

nice priceですね。日本だと、お値段はそこそこでも部屋がちょっと…というところもありますから。
上海はテレビや他の方のブログで拝見しまいたが、夜のライトアップが素敵ですね。行ってみたい。
JALは中国線に力を入れているので、路線も拡大して興味大です。
つづきも楽しみです。
by (2006-11-09 20:40) 

kou

北京は歩いたことがありますが、上海は経験なく。
北京に泊まった時にもテレビは見ませんでしたが、白衣を着た人の出る番組が多いのですね。お国柄、なのでしょうか。
デラックススイート、2万円以下とは安いですね…。
by kou (2006-11-09 22:52) 

うつぼ

好(ハオ)くん、
リッツカールトンに泊まった人に言われてしまうと(チョット赤面)です。
今年6月の出張時に泊まったホテルは出来立ての外資チェーンで展示会場に近いというメリットもあって一泊2万円くらいでしたから、それに比べると雲泥の差かもしれません。。。
夜景は本当にきれいでしたよ。これだけでも一見の価値ありですね。
JALの上海便は前回出張時に使いましたが、ビジネス客が多いからか機材も新しいですし(MAGICⅢですし)エコノミーでも機内食は欧米線に比べて凝っているかな、と思いました。好(ハオ)くんにもおススメです。
by うつぼ (2006-11-10 22:01) 

うつぼ

kouさん、
北京にも昨年仕事で行ったのですが、15年前に観光で行った時とあまりに変わっていて驚きました。そのくらい劇的に変化しているのが北京や上海のような大都市ですね。とにかく勢いがあるなあ、と思いましたよ。
>デラックススイート、2万円以下とは安いですね…。
泊まる人がいるのかなあ、なんて思ってしまったのですが。(笑)
by うつぼ (2006-11-10 22:06) 

tadashi

この前上海の安城寺のホテルにいったところ、二人部屋しかないっといわれ、600元払いましたよ。値段も色々あるんですね。
さて、NHKやCNNはみれますよ。
by tadashi (2006-12-02 03:02) 

うつぼ

tadashiさん、
私は格安ツアーでしたのでこの手のホテルになりました。宿泊客の殆どが地方から出てきたような中国人で、NHKやCNNが見られるような粋な計らいもなく。。。NHKなどが見られるホテルは外国人客が多いそこそこのホテルなのだと思いますよ。以前出張で宿泊したRADISSONはちゃんとNHK、BBC、CNNなどが映りましたしね。
by うつぼ (2006-12-02 08:52) 

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