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上海旅行記 ~出発編①~ [アジアの旅(中国)]

というわけで、出発編です。

 成田空港第一ターミナル
団体ツアー受付Fカウンターに15:40到着。
預け荷物検査前の10人くらいの列に並ぶと、
「パスポートと日程表を提示してください」と係の女性。
チェック厳しいなーと思い乍らパスポートを渡すと今度は「メガネ、外して下さい」。
(注:普段はメガネをかけているのですがパスポート写真はかけていない)

あっしは決して怪しいもんじゃございませんぜ。 

今まで搭乗前にも米国入国時にもメガネを外すように言われたことがないのですが、
パスポート写真の顔(8年前)と今が全然違うんだろうか、などと思ったりして。
パスポートを返してもらい、預け荷物もないので検査はしないでよいだろうと、
ささっとカウンターに行こうとすると、「手荷物もここで検査します」と係の人。
「ここで検査した後、もう一度検査を受けたら二度になりますけど」と答えると
「二回検査していただきます」と係の人も譲らない。

こんなにやったって、抜けるところは抜けてるんだろうな、と思いながら、
X線検査のベルトにカバンを載せて通して受け取って。

今年のゴールデンウィークの時に同じ米系のユナイテッド航空を使った時は、
ここまで厳しくなかったのにどうしてなんでしょか。

やっとH急交通社のカウンターにたどり着いてパスポートを出すと、
まず最初に、90ml以上の液体は持ち込めないと言われました。
それは行き先がアメリカの時で中国は500mlまでOKでは?と聞くと、
行き先が米国以外でも米系航空会社はFAA(アメリカの連邦航空局)の規則に
則って運行するので規則は同じ、とのこと。

こりゃまた厳しいもので。

そして、搭乗券をもらうと座席は機体の最後方に限りなく近い席。
ま、格安ツアーだから文句は言えませんな。

搭乗券を手に、まずは今回お世話になる上海の知人へのお土産を求めて
ターミナル内のショッピングモールを同行の友人とぶらぶらし、浅草せんべいと 資生堂パーラーのチーズケーキを購入。

手荷物検査が厳しいというので16時半に検査場へ。
前回のシカゴ出張の時はかなり厳しかったので警戒していたのですが、
意外とあっさりで拍子抜け。

出国はそこそこ混んでいるものの数分で終了。

ゲートを確認し、搭乗時刻まで時間があるので、お店に入ってビールで景気づけ。

 カンパーイ!

どうして乗る前からビールかというと、

ノー○ウ○スト、機内のアルコールは有料だからです!!!!

このご時勢、国際線の機内で缶ビール飲むのに500円(または$5)払うなんて
何となくモッタイナイ気がして。

同じ米系でもユナイテッド航空は無料なのにねぇ。

ただ、コンチネンタル、アメリカンのエコノミーもアルコールは有料なので
米系航空会社に乗るときは仕方ないんですが。

ビールで景気がついたところで、予定搭乗時刻を20分も過ぎた17:15、
NW025便に搭乗です。

 B747-400に乗ります


(まだ地上ですが、、、つづく)


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上海に行ってきます [アジアの旅(中国)]

本日からの3連休、上海に行ってきます。 今回は「お遊び」です。

当初何の予定もなかった3連休ですが、
上海在住の知人から「上海蟹が美味しい季節ですよ~」と声をかけられて。。。
上海蟹を食べたことのない私、知人の言葉が呪文のように頭の中をグルグル回り、
こんな機会は滅多にないから行っちゃえ行っちゃえ、と急遽行くことになりました。

といっても、経済的に考えてH急交通社の2泊3日格安ツアーにしたら、
本日の成田出発は17:50、3日目の帰りは上海出発9:25という、
行きは夜遅くて帰りは朝早い、つまり、2日目しか観光できない、という
非常にお粗末なスケジュールとなってしまいました。

おまけに、5万円台のツアーなのに、燃油サーチャージなんてもんを
9,600円も取られちゃったりして、行く前からギャフーンって感じですが、
先日のシカゴ出張でもしっかり27,200円也お支払いしてますし
ある程度は仕方ない、、、のでありましょう。。。

更に、安いツアーらしく、航空会社は「ノー○ウ○スト」。
以前乗って嫌な思いをした航空会社なので気が進まないのですが、致し方無し。

というわけで、行ってまいります。

今回は、こんな夜景が多分見えるはず。 

前回出張時は夜景も観光もグルメも楽しめなかったので、
今回は楽しんでまいりまーす。


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上海出張記~帰国編~ [アジアの旅(中国)]

あっという間に帰国日です。(その割に出張記は長々と書いていますが)

出発時刻2時間前には上海浦東国際空港に到着。                                                                 JALのカウンターを探すと、一番端にひっそりとありました。  

 なかなかモダンな空港内

大した混雑もなく、チェックイン、手荷物検査、出国も呆気なく終了。                                                                      JAL職員に案内されて上司についてラウンジに行くと、                                                                                                                    「頭等(=ファーストクラス)ラウンジ」でした。

 広々としたラウンジを

 貸切状態

    

バーカウンターには飲み物と軽食が並んでいています。                                                                        残念ながらお目当てのカップヌードルが置いてなかったので、                                                                                                                  (確かビジネスラウンジには置いてあったと思うのですが)

 おむすびをいただきました。

 そして青島ビールを飲んだのですが、

飲んで一息ついたあたりから上司の視線が気になったので、

 ビールのお代わりは我慢して次はトマトジュース。

ラウンジで1時間ほど寛いだ後、定刻通りに搭乗。

 帰りはB727-200

エコノミーの座席配列は3-3-3。 フットレスト付です。                                                                                                                            通路側に座ると窓側の人は、ごく普通の若いお兄さんで、                                                          行きのトンでもないオヤジとは雲泥の差、という雰囲気でほっとしました。

定刻の14:10。ドアも閉まり、予定通りだとほっとしているとアナウンス。

「現在、昨日まで開催されていた首脳会議にご出席の各国首脳が帰国する為、                                                                                                                                                                                                          全ての民間機が管制塔より待機を命じられております。                                                                                              当機より出発が45分早い関空行きのJAL便も離陸の許可が下りず待機しております。                                                                                                                                   管制塔に何機の民間機が離陸待ちか問い合わせましたが情報提供がなく、                                                                                                                                                                                                                            あとどのくらいお待ちいただくか現時点では申し上げられません。                                                                                              ドアも既に閉まっており、機外に出ることも出来ませんので、                                                      ご搭乗の皆様方には誠に申し訳ございませんが、                                                              今しばらくお待ち下さいますようお願い申し上げます。」

げっ。 今日中に日本に帰れるのか、私。

仕方ないのでフットレストに足を置いてぐーすか寝てみる。

15時、再びアナウンス。

「管制塔より何の指示もなく、未だ離陸の許可も下りません。                                                                                                                                また、関空行きにも離陸許可が下りておりません。                                                                                                                                                            ご搭乗の皆様方にはお急ぎのところを誠に申し訳ございませんが、                                                        ドリンクサービスとオーディオ・映画のサービスを開始させていただきますので、                                                                  今しばらくお待ち下さいませ。」 

離陸前からドリンクサービスなんて、ビジネスクラスみたーい。(皮肉)

無いと思いつつ「ジントニックありますか?」と念の為聞いてみましたが、

やはり無いのでエビスビール。

今回の機材は一番新しいMAGIC-Ⅲだったので映画の選択肢も多く、                                                                                                            エコノミーでも早送り、巻き戻しが出来るという優れもの。                                                                                                   折角なのでⅢでしか観られないという、インド映画「PARINEETA」を鑑賞。

 マサラムービーです

15時半、またまたアナウンス。

「関空行きがさきほど離陸許可が下りて出発しました。                                                                                                                                                  当機より出発時刻の早い隣の大韓航空機もゲートを離れておりますので、                                                                                        当機も間もなく離陸許可が出るものと思われます。                                                                                     ご搭乗の皆様方には長い間お待ちいただき大変申し訳ございませんが、                                                                                  ご辛抱下さいますようお願い申し上げます。」

というわけで、ビール飲み飲み映画を観続ける私。                                                                                                                                                                         インド映画は、今までに数本しか観たことがないのですが、                                                                                                                                                                                                     ミュージカルとはまた異なる趣で唐突に歌い出すのが結構面白く、                                                                                                             小さい画面を観ながら笑ったりほろりとしたり、、

と映画を楽しんでいると、16時、アナウンスと共に飛行機がゲートを離れて動き始め、                                                           

「大変お待たせいたしました。                                                                                                                                                                                                                                  ただ今、離陸の許可が下りましたので滑走路に向かいます。」

ほっとしました。

離陸した後のフライトはすこぶる順調で、水平飛行になったところで「昼食」。                           

うどんが伸び伸び

青椒肉絲というのに鶏肉だったような

若干乾いたスモークサーモンとペッパーハム

めんつゆ、って「面条汁」と書くんですね。

行きに比べると今ひとつの機内食でしたが、空腹だったので思わず完食。

2時間のフライトなのにインド映画を観終わってしまったので、                                                                                                                         2本目の映画、「明日の記憶(渡辺謙主演)」を観始め、結構ウルウルしていたら、                                                                                                                                                                                                 多分あとラスト5分か10分というところで画面が消え、成田に19時半到着。

結局、どんな結末だったんだろう、あの映画。 モヤモヤが残ります。

滑走路から第二ターミナルのゲートまでは距離があるので、                                                                             機外に出たのは30分後の20時。(当初の到着時刻は18時)

入国、荷物受取り、税関をスムーズに通って外に出ると、上海より湿度も気温も低めの気候。                                                                                                                                                 そんな気候に何だか安心し、家路に着くのでありました。

と、盛り沢山な上海出張でしたが、これにて(完)。

 


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上海出張記~二次会編~ [アジアの旅(中国)]

取引先と二次会と称して、カラオケというかクラブに2回行きました。                                                                                                                                              

一軒目は、日本語・ハングル語表記のクラブの看板が並ぶ通りにある                                                                            「ノーチップ制クラブ」と書いてあるお店。                                                                                             現地の中国人スタッフによると、こうやって書いてある店では絶対ボッタクリされないとか。

日本人11人でフロアの半分くらいを使って着席。客2~3人くらいに1人の割合で、

ロング丈のチャイナドレスを着た小姐が座ってくれます。

私の前に座ったのはハルピン出身の小姐。                                                                                                                                         オヤジの前に座るよりは女の私の前に座る方が楽なのかニコヤカ丁寧に対応してくれます。                                                                                                                   小姐に年齢を聞くと「やだ~、わたしの年齢、オバちゃんだから~」と嫌がりつつも                                                                                                                                                                                                                                      「私、29歳だから、すごくオバちゃんなの~」と教えてくれたので、                                                                                       「29歳がオバちゃんなら、私なんか大オバちゃんでしょう」と答える私に、                                                                                           「あはは~、うつぼさんって面白~い」と笑って反応してくれたのですが、                                                                                                     もしかして私の答えってオヤジっぽかったんでしょうか。無理に笑ってくれたとか。

でも、私がウィスキーが苦手(念の為、日本酒は得意と言いました)と伝えると、                                                             オヤジ達には濃い目の水割りを作りながらも(ボトルは早く空けないとね)、                                                                                                     私には非常に薄い水割りにしてくれました。 

お店では、日本以外での放映権が無いことを理由にホテルでは映ることのない                                                                                                          NHK-BSチャンネルのワールドカップの試合の様子がキレイに映っていていました。                                                                                                                                                                                 (衛星?ケーブル?理由は分かりませんがちゃんと映ってました) 

うちのオジサン達はチャイナドレスの小姐達に鼻の下を伸ばしっぱなしで                                                                                                                                                            さほど歌わなかったのですが、隣のグループのオジサンの一人が、                                                                              ←「怪傑ハリマオ」や                                                                                               「済州エアポート」など、かなりレアな選曲で歌いまくり、ちょっと引き気味の私でありました。

因みに、「怪傑ハリマオ」の画面は、当時の白黒映像のダイジェスト版という感じで、                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    若かりし頃の岡田真澄に似た人も出ていて、「あれは本人?」と気になったのですが、                                                                                                                                                                                            岡田真澄が出ていたのは確か江木俊夫主演の 「マグマ大使」だったような。                                                                            見間違いだったかもしれません。

という訳で、イヤらしい空気も薄く、小姐と和気藹々とお話できるクラブでありました。

 

一方、違う日に行ったもう一軒の店では、かなりの荒れ模様となりました。

白酒でグデングデン状態の日本人オヤジ達4人、さほど酔っていない中国人中年3人と                                                                                                                                                                                                                                               私の8名で町の中心に近いビルの最上階のクラブの個室に入ると、                                                                                                                                                                                                                                   

  こんな感じのぼんやり夜景が見える薄暗い個室

チーママさんと思しき女性が沢山の小姐(15人くらい)を連れてきて、                                                                                                                  「どーぞー、好きな子選んでくださーい」と言った途端、                                                                                                  日本人オヤジ達は嬉しそうに好みの小姐を選んでいました。

小姐は皆ミニ丈のチャイナドレスを着用。セクシーです。

私が選んでもしょーがないよなー、と思っていると、                                                                                                           チーママさんが「女性ではなく素敵な男性を連れてきますねー」と言って                                              部屋の外に出て連れてきたのはメガネを掛けた中国人の中年男性。

「ハジメマシテー、わたしー、フロアマネージャーのリーですー、ヨロシクー」

うーん。。。。。                                                                                                                                                               別に頼んでいないのに、無理に連れてきちゃったのがオジサンか。                                                                        お引取りくださいともいえないので、隣に座ってもらいカンパイ。                                                                                                   水割りがダメだと言ってジントニックを持ってきてもらったが、温くて薄いので飲み進まず。              

おまけに、リーさん、私との会話もなく、ひたすら無線でスタッフに指示を出し続けている。                                                                                                                                                                                              「リーさん、随分お忙しそうですから、どうぞお仕事に戻ってください」と声をかけると、                                                                                                                                                                                 リーさんはあっさりと「あ、そーですか、どもどもすみませんねー」と退席。                                                          そんなにあっさりしているなら最初から座らなきゃいいのに。

と思ったものの、隣にオジサンがいなくなってすっきりしたので、                                                             デロデロン状態で小姐と一緒にカラオケで楽しそうに歌う同僚の姿を見ながら、                                                                                                                                                                                      同行の中国人とミニスカチャイナの小姐(全員、日本人タレントの芸名が源氏名)と                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      色々お話して過ごしていたのですが、泥酔した同僚が、                                                                                                                                         「うつぼー、チークダンス!チークダンスしよーよー!」と近づいてきたので、                                                                                                                                                                           こいつ、私にまでチークダンスなんて言ってくるなんて、こりゃもー帰り時だなー、と思って、                                                                                                                                                                                                    「明日も朝から仕事ですから帰ります」と宣言し、賛同した同行の中国人3人と一緒に                                                                                                                                                                                                           同僚含む日本人オヤジ達を置いて失礼いたしました。 その後どうなったことやら。

日本では会社近くのオバサンしかいないスナックか、                                                                              歌舞伎町のニューハーフパブしか行ったことがない私にとって、                                                         今回訪れた二次会はそれなりに貴重な体験だったとはいえ、                                                                                                                           オヤジ達の生態を間近に見て「やだねー、まったくもー」と実感する上海の夜となりました。 

                                          (続く)                                                                                    


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上海出張記~お酒編~ [アジアの旅(中国)]

どこにいてもお酒を楽しみたい私です。                                                                                                                                                                                                            そんな訳で、モチロン上海でもお酒を楽しませていただきました。

上海のレストランで、ビール、と頼んで出てくるのは、

 大抵の場合、青島ビール。

時々、サントリーと青島が一緒に作っているという、

「純生」というビールにもお目にかかりました。

青島ビールは、こってりした料理にピッタリでウマーイです。

また、中国料理でお酒を飲むと言えば、やっぱり紹興酒。 

上海の紹興酒は瓶の形が平べったい

日本の中国料理の店で飲むような赤いボトル↓の紹興酒とは異なり、

紹興酒=赤、と思ってました。

味に全然クセがなく、さっぱりとした飲み口でした。

更に、取引先の中国人の方々と食事した際に勧められたのが「白酒」。 

私が飲んだ白酒は原料が小麦だそうで

Wikipediaによると、


 

白酒(パイチュウ)は、穀物から造られた中国産の蒸留酒。                                                                       主原料から高粱酒(カオリャンチュウ)ともいい中国東北部では白乾児(パイカール)ともいう。                                                                                                                              白酒の“白”は“透明”の意味だといわれる。                                                                                                    これに対して、醸造したまま蒸留していない茶色っぽい酒を、(ホアンチュウ)という。

白酒は「薫り高い」と表現されることが多く、数十種類の香り成分を含んでいる。                                                                                                                                     香りの元は、酢酸エチルカプロン酸エチル、乳酸エチル等を主体とするエステル。                                                                                                                                                                       その他、香りと味の重要な要素としてエステルと分子構造の近いカルボン酸(有機酸)を含み、                                                                                                                                 主なものは、酢酸酪酸カプロン酸乳酸である。

の多い中華料理には口内の油分を流してくれるアルコール度数の高い白酒が合うが、                                                                                                                                                                   この為には、生(き)のまま(ストレート)で飲む必要がある。

以前の白酒のアルコール度数は50度以上だったが、現代中国には酒に弱い人が多く、                                                                                                                              1995年頃から白酒のアルコール濃度が下がり、低度酒という38度の白酒が主流になっている。                                                                          低度といっても日本の泡盛程度で、50度以上だった高度酒も現在は45度の物が出ている。                                                                            16度程度の日本酒水割り酎ハイに慣れている多くの日本人には、                                                         舌や喉に刺激を感じて飲みづらいようである。

中国での宴席で何度も行う乾杯には、基本的に白酒を使う。                                                                                                                           乾杯用には、小さいグラス(小酒杯)を用いる。                                                                                      飲んだ後、相手に向けて杯を傾け底を見せたり逆さにして飲み干した事を示す習慣があるが、                                                                                                             最近の北京では乾杯に白酒を用いなくなってきており、                                                                                   この傾向は、中国東部一帯に広がるかもしれない。


 

だそうです。

私がいただいたのは52度の白酒でしたが、カンパーイとグビッと一気に飲み干すと、

炎が私の中をかけめぐりました。 

かけめぐる、と書いて、ふと思い出しました→

                                                                                  慌てて飲んだビールが水にしか思えないほど強烈な白酒。

いつもは手酌&マイペースで飲む私にとって、                                                                     目が合うと「カンペーイ」と飲み干すスタイルになかなか馴染めなかったのですが                                                                                                                                           杯を重ねる内にどうでもよくなってきたりして、気づけば白酒7杯を飲み干す私でありました。

他にもビールと紹興酒も飲んだのでかなりの酒量となったのですが、                                                                              同席した中国人に「これを沢山食べれば二日酔いしないですよ」と勧められた                                                                鴨と竹の子のスープ(6時間煮込んだ料理)をお代わりして何杯も飲んだせいか、                                                                                                                                                                                                                                                             翌日は、白酒で喉が焼けてハスキー声になったものの、                                                                                                全く二日酔いのないアンビリーバブルな酒宴でありました。

とはいえ、積極的にはお勧めできませんけどね、白酒。

                                      (もう少し続く)                         

 


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上海出張記~日本食編~ [アジアの旅(中国)]

滞在期間が短いので特に日本食が食べたいと思わなかったのですが、                                                                            ホテル近くに日本料理店があったので一度だけランチをいただきました。

不思議な和服姿(妙に着崩した感じ)の小姐に案内されて着席すると、                                                 炒った大麦を煎じたようなお茶らしきものを湯呑みに注いでくれます。

注文したのは「ざるそばセット」35元也。 

大量の氷が盛られてました

定食の内容は、                                                                                                                ざるそば、小鉢(きのこ炒め)、サラダ、かっぱ巻、茶碗蒸し、漬物、スイカ、                                      更にデザート(アイスかコーヒーを選択)。

大量です。 

同僚が注文した「海老フライカレーライス(45元)」などは、                                                                          大盛ご飯の上に巨大海老フライが3本と、                                                                                            大量の人参・ジャガイモ・玉ねぎ+何故かミックスベジタブル入りのカレーライスに、                                                                                                                                                 小鉢、サラダ、茶碗蒸し、漬物、味噌汁、スイカ、デザートという、                                                                            それはそれはトレーにもテーブルにも乗り切らない状態の定食でした。

今から20年近く前の学生時代、初めて中国を訪れた時、                                                                                                             現地ガイドさんに「この国では生野菜は食べません」と言われた記憶があるのですが、                                                                                                                今ではマクドナルドもスターバックスもある中国、生野菜も安心して食べられます。

因みに、味は全く普通の日本食で、茶碗蒸しも全然巣が入っていませんでした。                                                                                                                                                                                             そして、沢山の量に驚きつつ、有難く全部いただきました。

唯一気になったのは店内の音楽で、お店に入った時、

テレサ・テンの「時の流れに身を任せ」が流れていて、

ほぉ~、テレサ・テンねぇ~、と感心していると、曲が終わって次に流れ始めたのが、

 またもや「時の流れに身を任せ」

?? 何かの間違い? と思っていると、次に流れたのも、

 「時の流れに身を任せ」

♪もしも あな~たと~、逢えずにい~たら~、私はな~にを~してたでしょ~か~♪

 ♪♪と~き~の~な~が~れ~に 身~をま~かせ~♪♪

  ♪♪♪あなた~の~い~ろに~染~め~られ~♪♪♪

   ♪♪♪♪い ま は あ~なた~しか~あ~い~せ~ない~♪♪♪♪

店を出るまで10回以上連続で聴いた為、店を出た後も余韻がずっと残っていました。

(番外編)                                                                                                                                   初めて中国に行った頃(しつこいようですが20年位前)、                                                                                                                                                       外資系の食品といえば「ダノン(中国名:達能)」くらいしか見かけなかったのですが、                                                                                                                                                                                                最近は、ネスレ(中国名:雀巣)、リプトン(同:立頓)などのコーヒー・紅茶や、                                         日本のメーカーではサントリー、キリンが積極的に進出しているようで、

サントリーの烏龍茶

キリンの生茶や午後の紅茶

キリンのFIREなど、

コンビニ(ローソンとファミリーマートが多いようです)には必ず置いてあり、                                                                                       街中に林立するマクドナルドやスターバックス、ピザハットなどの光景と併せて                                                           隔世の感有り、と思うのでありました。  (続く)


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上海出張記~郊外編~ [アジアの旅(中国)]

取引先訪問の為、郊外にも出かけました。

中国は、日本に比べて運転が荒いので大きめの車の方がよいでしょう、という                                                                                         現地スタッフ(中国人)の勧めで、5人でトヨタのマイクロバスを使用。

(イメージ図)

お陰でなかなかゆったりしているのは良いのですが、車窓から見える風景は、

 ずーっとスモッグ。

スモッグ、そしてスモッグ。

と、スモッグで景色が霞んでいます。

高速をひたすら走ること40分。                                                                                              取引先との約束にはまだ時間があるので、近くの上海サーキットをぐるっと一周。

中国人ドライバーによる猛スピード運転の中、車窓からの見学です。                                                                 (ツアーの日程表のようですが)

(イメージ図)

(これもイメージ図)

周りにスイカ畑が広がる長閑な土地に突如現れたサーキットという感じで、                                                                                                                 昨年はここでF1も行われたようですが(先月はバイクのレースも行われていたらしい)、                                                                                                                 レースが開催されない日だった為、大きな建物の他には広大な駐車場ばかりで、                                                                                                                      人っ子一人いませんでした。(当たり前ですが)

 

外からこの屋根を見たのですが、奇妙な形の巨大屋根が沢山並ぶ様子はなかなか壮観。

また、郊外に行くときに、レインボーブリッジのような巨大橋を渡ったのですが、

(イメージ図)

↑写真は晴れやかな青空ですが、                                                                                                                          実際のところ、当日はスモッグで霧のように霞んでいました

レインボーブリッジと非常に似ているのですが、明らかに違う点は、                                                                                                              橋の欄干に「交通銀行」や「○○医院」と等間隔に広告看板が立っていたことでした。

中国人の運転は荒っぽいと到着日に現地スタッフに聞いていた通り、                                                 日本に比べて皆かなりスピードを出して運転するのですが、                                                                  高速道路の入口、出口、料金所、複数車線での車線変更など、                                                 隙あらば他の車の前に己の車の先を突っ込み入ってしまう、という、                                             「我先に」状態で運転しているのでかなりスリル満点でした。                                                                                   因みに、私の乗っていたマイクロバスにもコンクリートミキサー車が                                                          猛スピードで突っ込んできたりして、眠気も飛ぶような交通事情でありました。

                                           (続く)    


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上海出張記~お仕事編~ [アジアの旅(中国)]

今回も展示会の手伝いでしたが、毎日SNIECという展示場に通いました。                                                                                                          (SNIEC=The Shanghai New International Expo Center)

 展示会場正面

実際には出展会社の広告看板が所狭しと立てられていて賑やかでした。 

 西側のホール

SNIECのホームページによれば、                                                                                                        2001年11月浦東地区にオープンしたSNIECは、個々のホールに柱がなく、                                                                 出展者にとって様々な形で展示可能な利点があり、展示会の年間開催数は60以上。                                                                                                                                                                                                                                                             現在ホールは7つ、屋内の展示面積80,500㎡、屋外の展示面積45,000㎡だが、                                                                                                                                                                                                              更に2つのホール(展示面積23,000㎡)を建設中で(年内に完成予定)、                                                            完成後の屋内展示面積は103,500㎡、屋外展示面積も100,000㎡まで拡大予定。

計画では、2010年までに全ての展示施設を完成させ、                                                                                                              屋内展示面積20万㎡、屋外展示面積13万㎡まで拡大し、                                                                                                       中国市場に於けるリーダーシップの確立、東アジア各国の展示施設に於ける                                                                                                      上海の地理的優位性を位置づけようと考えている。

だそうです。

有明の東京ビッグサイトより格段に広い印象で、更に今後も拡張しようとしているとは                                                                                                                   中国って広大な土地を有効活用して急成長しているんだなあ、改めて感じるのでした。

念の為、東京ビッグサイトの広さを調べてみたのですが、                                                                                                                                   施設総面積は23万㎡とホームページに書いてあるものの、                                                                                                                                          東・西ホールの屋内展示面積は全部足しても10万㎡くらいなので、                                                      やはり上海のSNIECの方が広いようです。                  

そして、展示会の様子はこの通り。

 がやがやがやと人いっぱい                                                                                        

 わさわさわさ、と人いっぱい                                                                                    どこに行っても人いっぱい                          よく分からないくらい人でいっぱい                           

外国からの来場者は全体の1~2割程度で、残りは中国人の来場者。                                                                                                                                                       毎日毎日、展示品に群がる中国人の皆さんの姿を見て、「パワーあるなあ」と                                                                                                                                日頃のだらしない自分の姿を反省しつつ、日本ももう少し頑張らないとなあ、                                                                                                                                  と思うのでありました。

(おまけ) 展示会場内に常駐していた警察の車                                                                                             「公安」というのですね

                                       (まだ続く)


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上海出張記~ホテル編~ [アジアの旅(中国)]

空港から車で走ること30分、浦東地区のホテルに到着。                                                                                      最近オープンしたばかりの外資系ホテルで、ロビーにはペンキの臭いが充満しています。

従業員もオープン間もない為、今ひとつ慣れぬ様子で、チェックインにやたらと手間取り、                                                        ホテル到着後30分経ってやっと部屋に入りました。

部屋はツインタイプ。クイーンサイズのベッド2つに机、椅子、と広々しています。                                                          そして、ロビー同様、かなり強烈な塗装の臭いが充満していています。

足元に足置き有り

そして、スケスケ状態のバスルーム。↓

 一応ロールカーテン付

バスタブとシャワーコーナーが別々ですが、本当にスケスケです。

お湯の出は非常に良かった

ベッドの向こうには大きな液晶テレビ(NHK・BBC・CNN等も映ります)

綺晶(ARES)という名のKONIA製テレビ

ARESという名前は、“AQUOS”を意識して一寸真似しちゃいましたという趣。                                                                                                                                                                  中国人の同僚によれば、KONIAというのは中国メーカーのようです。

そして、期待していた窓からの景色ですが、↓

町の中心から離れているので、ショッピングモールとマンション群しか見えず。                                                       そんな訳で、楽しみにしていた夜景も、ほら、この通り↓

↑カルフールの青いネオンだけが寂しく目立つ夜景です。

 

 ああ、出発前の期待には程遠く。。。。

到着当日、22時頃(日本は23時)早めに寝ようと思ったら、                                                                                                                                                                                                              ホテル近くのショッピングモールに集結した韓国人サポーター数百人による                                                                                                                            大音響の熱狂応援(サッカーの韓国戦)が部屋のガラス窓越しに中まで響き続け、                                                                                                                                試合が終わるまで寝られないという、トホホな上海初日となりました。 (続く)                             

 


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上海出張記~出発編~ [アジアの旅(中国)]

10時発の飛行機(JL791便)なので6時過ぎに自宅出発、電車で空港第二ビル駅に8時到着。                                                                                              出発ターミナルに移動して一緒のフライトに搭乗予定の上司の姿を探すがいない。                                                                                                                                                                                                                               痺れを切らして電話すると「忘れ物を自宅に取りに帰ったので遅れるよー」という。

昨年の出張時、空港到着が上司より遅れた私は上司に先に行かれてしまったというのに。

上司が部下を置いていっても、部下は上司を置いていけないもの。                                                       仕方なく待つこと1時間。やっと9時に現れた上司は全く反省の色もなく、                                                    「いやー、財布忘れちゃってさー、悪い悪い」と笑ってました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

さー、気を取り直して参りましょう。

全日空が第一ターミナルに引越したので空いているかと思っていたら、                                                         第二ターミナルは意外と混んでいて出国に少々時間がかかり、ラウンジで15分位寛いだ後、                                                                                                                          搭乗時刻を少し過ぎていたのでゲートに向かうと誰もいませんでした。                                                      皆さん、搭乗するのが早い。

搭乗率は6~7割。女性客は1割程度と少ない。                                                                                                   3人掛の通路側の座席に着くと、私の予約した席にはカバンが置いてあり、                      

B747-400

「すみません、ここ私の席なんですが(=カバンどけて頂戴)。」と、                                                                  機内持込サイズのスーツケースを頭上の棚に必死で収納しているオジサンに言うと、                                                                                                                             「あ、すみませんねー、私、窓側なんですよ」という質問に対する答えになってない返事。                                                                                                                                        オジサンが四苦八苦の末スーツケースを収納し、窓側に着席するのを待ってから着席。                                                                                                                               オジサン、スーツケースの他に、背広の入ったガーメントバッグとアタッシュケースまで                                                                                                                                                           機内に持込んでいたので、オジサンと私の間の空席にもカバンを置いて占拠です。                                                                                                                                      (ガーメントバッグにシートベルトをかけていた)。                                                                       そんな状況にも関わらず、「どうぞ、よかったら真ん中の席、半分お使い下さい」                                                                   って、どーやって使うんだよ、オッサン。                                                                                         「いえ、結構です、私は座席の下だけで足りますから」と答えて以降は、                                                          オッサンを無視する私でありました。

JALさん、機内持込みのカバンの数はちゃんと制限して下さいね。

定刻通りに離陸、水平飛行になったところでドリンクサービス。 

エビスビール

いつものようにジントニックを頼んだところ、                                                                                          「申し訳ございません、アルコールはビールにワイン、水割りとなっております」という乗務員。                                                                                                                         昨年北京に行った時にはジントニックが飲めたのに何故でしょう。経費削減でしょうか。                                                                                                                        トニックウォーターはカートに入っているのに(目撃してしまいました)。                                                   隣のオッサンは「スカイタイム、氷なしでちょうだいね!」と大きな声で頼んでました。                                                                                                                                   飲み終ったコップを下げて貰う時も「ごちそうさま!」と大きな声で乗務員に礼を言うオッサン。

飛行時間が3時間でよかった、とつくづく思います。

映画「寝ずの番」を見ながら昼食。

 ハッシュドビーフ、パスタ添え

シーフードのマリネ

赤ワインと一緒にいただきましたが、パンの代わりに温かいご飯を出してくれて、                                                                                                                                 欧米路線に比べてコストをかけているというか格段にまともな食事でした。

定刻通りに上海浦東空港に到着。

検疫、税関、入国(何も質問されず)ともスムーズに通過、

 車で走りながら、物凄いスピードで走る時速400㌔(と現地の人が言ってました)の                                                                                                                                              リニアモーターカーを見ながら、ホテルに向かいます。 

いつもの出張と違ってあっという間に出張先に着いてしまい、実感が湧きませんが、、、  

                                          (続く)


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