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上海旅行記 ~日中ぶらぶら編~ [アジアの旅(中国)]

上海到着日、バンドの夜景と新天地、と夜遊びしたので夜中2時に寝たものの、
滞在期間が超短期間なので翌日(というか当日)8時にはホテルを出発し、
再びバンド(外灘)の風景を観に行きました。
前日同様、迎えにきてくれた興さんとタクシーで移動し、地下道を歩くと
昨晩に溢れていた物乞いやホームレスはいませんでした。早すぎるから?
川岸に着いて観た景色は、

 うわーっ!
スモッグで少し霞んでいますが、それがまた味わい深い感じ。 こちらの岸はこんな感じ
中国の朝は太極拳かな、と思っていたら
 ワルツを踊っている人たちを発見。
中年のオジサンオバサン達が楽しそうに三拍子のワルツを踊っているのも
なんだか味わい深い光景に見えました。
朝の黄浦江を挟む景色を楽しんだ後は、
昨晩老年ジャズを楽しんだ和平飯店を見ながら
タクシーに10分くらい乗って豫園へ移動です。

 ちょとレトロな雰囲気で
この近くにあった
 スターバックスは「星巴克珈琲」
豫園は、元は四川省の役人 藩允端が造り上げた私庭。
1559年に造園開始後、18年の歳月を経て完成した面積2万㎡の中国式庭園
とガイドブックに書いてあったのですが、興さんの話では、大分寂れていたのを
最近きれいに整備したのでここまできれいになっているんですよ、とのこと。

といってもここに来たのは庭園を見るのが目的ではなく、

 「南翔饅頭店」で小籠包を食べること。
 作っているところがガラス越しで見られます
朝9時から開店で、その少し前から席に座って注文できます。
 メニューと  おしぼり
 さすがに朝なのでお酒ではなく烏龍茶で。
色々な料理が食べられる点心コースもあるのですが、
量が多すぎるでしょう、という興さんのアドバイスで、アラカルトで注文。
最初にテーブルに来たのは、
 小籠包(6コ20元(300円))

 黒酢(左)と針生姜と一緒にいただきます
大門の「新亜飯店」の小籠包も大好きですが、ここのもウマーイ!!
中のスープにしっかり味がついているので黒酢だけで十分、本当に美味です。

本場の小籠包を楽しんだ後は、
 蟹黄白玉巻(左)と蟹黄灌湯蝦球
左は豆腐と蟹ミソ、蟹肉などを和えたものを上げた三角型の揚げ物で
外はカリカリ、中はフワ~っとして美味。
そして、右は蟹ミソが入った、海老のすり身揚げで、
 これまたカリカリプリプリフワ~ッツ。 美味です。
そしてそして、お待ちかねの、蟹ミソ入り小籠包「特製蟹肉小籠」(6コ40元)。
 ミソも飛び出てます
普通の小籠包の2倍のお値段に見合う程、更に濃い味で、
そのまま食べても黒酢につけて食べてもどちらでも本当に美味美味です。

日本でも六本木ヒルズ(価格高め)などに支店が出ている南翔饅頭店ですが、
やはり本場がよいかもしれませんね。
小籠包で満足した後、豫園の中を少しだけ歩いてみました。
最初に目を引いたのは鯉の餌2元(30円)
 興さんに買ってもらったのですが、金魚の餌と同じ?
庭園内の鯉に餌をやると、日本より少々こぶりな鯉が凄まじい勢いで
餌に群がります。

 思わず人面魚を探してしまいました。。。
 人が一杯で写真撮ったらオジサンに注目され。。
 ツアー客が多い場所のようでした
 うずらの開きのような串焼き(赤)と臭豆腐(緑)
 臭豆腐とは、くさやの豆腐版のような発酵食品なのですが、
揚げると発酵した臭いが殆ど飛ぶので私は結構美味しく食べられます。
が、小籠包食べた直後でお腹空かず今回は食べませんでした。
次回中国に来た折には食べたいですね。
 赤い帽子にベストを着た中国の団体客を見ながら
 西洋鏡なるアトラクションに出会い(一人3元)

  友人と体験
小さい窓から覗くと中で中国っぽい絵。
老人が川で鯉を捕っている側で、子供がチ○チ○を鯉に噛み付かれているとか、
京劇のシーンになったり、孫悟空が出てきたり。
上の写真の右端にいるちょっと怪しい感じのおじさんが、鐘と太鼓を叩きながら色々解説してくれる(勿論意味分からず)様子だけでも楽しめます。

 その後、中の趣深い建物を見学し、
 わいわいガヤガヤしたところを通り、
 途中の翡翠屋で置物(22万元(350万円くらい!)を
見ながら、
タクシーで上海野生動物園で、今回の上海滞在で一番衝撃的な体験をし、
その後、上海蟹を食しにいったのですが、今回はここまで。

朝10時くらいまでの出来事ですが、なかなか濃密なぶらぶら編でありました。

(「上海蟹編」につづく)


タグ:上海
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やはり注目は小籠包ですね。むかし大連の有名な中華料理店で小籠包を食べたことがありましたが、上海のほうがひとまわり大きい感じ。美味しそうですね。
ところで大門の「新亜飯店」をご存知なんですね。最近は行ってませんが、むかしによく行きました。「通」の方たちは、東京で中華といえば「新亜飯店」を挙げる人がいるくらいでした。ちょっと懐かしい。
by (2006-11-13 05:46) 

michael

南翔饅頭店行きたい。新亜飯店は良く行きますが南翔饅頭店の方が美味しいという人もいます。美味しそう。
by michael (2006-11-13 21:40) 

うつぼ

cocoa051さん、
新亜飯店に初めて行ったのは15年くらい前なのですが、初めて食べる小籠包の美味しさにビックリしたものです。この店に何十年も通う会社の先輩によれば昔の方が美味しかったかな、ということなんですが、私は今でも日本で小籠包を食べるといえば新亜飯店と思っています。でも、今回の小籠包も本当に美味でしたよ!
by うつぼ (2006-11-13 22:20) 

うつぼ

michaelさん、
初めてmichaelさんのブログを訪問させていただいたのが新亜飯店の記事だったのを思い出しました。南翔饅頭店の小籠包は新亜飯店より小ぶりですが、中にしっかり味がついているのでそのまま食べても十分美味しく、黒酢と針生姜と一緒に食べると更に美味でした。どちらも美味しいと思うのですが食べた記憶が新しい分、南翔饅頭店の方が好みかな、という感じです。日本の支店には行ったことがないのですが、六本木ヒルズなどにあるというので雰囲気が高級でお値段も張りそうですし、折角ならmichaelさんにも本場上海で召し上がっていただきたいおススメの味です!
by うつぼ (2006-11-13 22:33) 

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