映画「さかなのこ」」を観る [映画(さ行)]
テレビチャンピオンの頃から見ているさかなクンをのんが演じる、
どんな感じなのかな、と思って観に行きました。
あらすじはYahoo!映画さんより。
魚類学者でタレントのさかなクンが、幼いころから魚に夢中だった自身の半生を
つづった著書を映画化。魚が大好きな少年がさまざまな出会いを経ながら、
好きなことを究めようとまい進していく。『子供はわかってあげない』などの
沖田修一が監督・脚本を務め、同監督作『横道世之介』で組んだ前田司郎が共同で
脚本を担当。子供のように真っすぐに大好きな魚を追い続ける主人公を、
『私をくいとめて』などののんが演じる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コタツ会長!!
(本筋の感想そこじゃない)
どんな感じなのかな、と思って観に行きました。
あらすじはYahoo!映画さんより。
魚類学者でタレントのさかなクンが、幼いころから魚に夢中だった自身の半生を
つづった著書を映画化。魚が大好きな少年がさまざまな出会いを経ながら、
好きなことを究めようとまい進していく。『子供はわかってあげない』などの
沖田修一が監督・脚本を務め、同監督作『横道世之介』で組んだ前田司郎が共同で
脚本を担当。子供のように真っすぐに大好きな魚を追い続ける主人公を、
『私をくいとめて』などののんが演じる。
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コタツ会長!!
(本筋の感想そこじゃない)
昨年初めに私がどっぷりはまり、骨折入院中もAmazonプライムで観返して
笑って泣いたドラマですが、主人公の寿一(長瀬智也)が所属していたプロレス団体の
掘コタツ会長(試合ではレフリー兼務)がこのドラマの中で結構いい役回りで、
セリフをやっとこなす長州力をサポートしていたのですが、
この役を演じていた三宅弘城さんがミー坊(のん)の父親役ジロウを演じていて、
最初の頃に登場して、コタツ会長がお父さん、なのにあまり目立たないかと思ったら、
海でミー坊がつかまえた巨大タコを(ミー坊は家で飼いたかった)の頭をぐりっと外し、
足を全力でコンクリートにたたきつける荒業を見せる、という衝撃的な場面を演じ
観客を驚かせ笑わせてくれて、そこからすっかり映画の世界に入り込めました。
のん演じるミー坊(幼少期を演じた西村瑞季ちゃんもよかった)をとりまく同級生、
大きくなって大人になってもその関係性が続いていく、
(ももちゃんは離れていったけれど遠くでつながっていたように見えた)
年月が経っても変わらないさかなクン(ご本人もギョギョおじさんとして登場)、
のんとさかなクンを重ねてみても違和感がないのが不思議というか面白いというか、
冒頭で「女か男かはどっちだっていい(記憶曖昧ですがこんな感じ)」という言葉が
描かれた後に、ミー坊が女のコっぽかったり、学ランを着て男の子ぽかったり、
それがのんが演じていると全く違和感なく、逆に彼女以外が演じたら、この世界観は
描けなかったのではないかと思いました。
この冒頭の言葉、さかなクンが男であっても女であってもさかなクンはさかなクン、
さかなクンという一人の人間を描く中で語られた言葉だと思いました。
で、この映画、ミー坊を演じたのん本人も当然よいのですが、
ミー坊を取り巻く人たちもとても好演されていて、お母さん役の井川遥、
総長役の磯村勇斗(この人は作品によって物凄く変わりますね)、
幼馴染のヒヨ役の柳楽優弥(高校生時代の狂犬と呼ばれる不良姿に爆笑)、
高校の理科の先生(さかなクンと同級生の鈴木拓也⇐ドランクドラゴン)、
のんを中心に周囲との相乗効果というか化学反応というかで2時間あっと言う間で
観終わりました。
個人的には高校の総長グループ、敵対する他校のヤンキーたちのやりとりが
かなりツボに入ったのですが、ヤンキーホーンをつけた魔改造の原付(笑)、
強がっているけれど(短ランに時代を感じました)実は優しい人たち、
ミー坊が釣ったばかりの鯵を総長の子分で気が弱そうな青鬼からナイフを借りて
えらの下にナイフを入れて〆ると、総長が何やってんだよというのですが、
「〆てるんだよ、総長だってシメタことあるでしょ?」とミー坊が切り返し、
総長が答えに窮する場面、両隣が同年代おじさんたちだったのですが、
この場面、3人でほぼ同時に噴いてしまいました。
(アオリイカの件も後日に続いて笑ったりじんわりしたり)
また、先日記事にした「サバカン」とおそらく同時代を描いているので、
家の中にある掃除機や麦茶ポット、コップの再現力にも驚いたのですが、
ミー坊が履く上履き(青と灰色を混ぜたような色、私も履いていた)、
大学時代まで実家で使っていたオレンジ色のデスクライトに思わず目が
釘付けになってしまった私です。(昔を懐かしむ世代にはドンピシャ)
冒頭から音楽を聴いていて、え、パスカルズ?と思ったらやはりそうだったのですが、
昨日記事にした「川っぺりのムコリッタ」と同様、のんの魚が大好きでひたむきな姿、
海、たくさんの自然、優しいひとたち、音楽がそれをまとめていく効果も大きかったと
思います。さかなクンも本編でバスクラリネットを演奏していますが、本当に温かい、
聴いていてほんわかする音楽でした。
ひとつだけ残念だったのが、エンドロールで流れた曲が急にアップテンポで
(違うアーティストだったみたいです)
それまでの世界観にふわふわ浸っていたところから急に現実に引き戻された感じで、
ここだけが本当に残念でした。(:_;)
テレビチャンピオンに出ていたころのさかなクンが高校生だということを
今更知ったのですが、好きなことをやりなさいといつも見守ってくれたお母さんのお陰で
大学には行けなかったけれどその後、唯一無二な魚博士となっている姿を見ると、
反対ばかりしないで本人の気持ちを尊重することの大切さを学んだ気分です。
さかなクンの魚愛(魚を愛でるだけでなく、美味しく食べることで更に魚を愛する)は
観ていて凄すぎて想像が及ばないときもありますが、これだけ長い間さかなクンと呼ばれて
親しまれている人って他にはいないな、と思いながらたくさん笑って見ることができた
「さかなのこ」でありました。
笑って泣いたドラマですが、主人公の寿一(長瀬智也)が所属していたプロレス団体の
掘コタツ会長(試合ではレフリー兼務)がこのドラマの中で結構いい役回りで、
セリフをやっとこなす長州力をサポートしていたのですが、
この役を演じていた三宅弘城さんがミー坊(のん)の父親役ジロウを演じていて、
最初の頃に登場して、コタツ会長がお父さん、なのにあまり目立たないかと思ったら、
海でミー坊がつかまえた巨大タコを(ミー坊は家で飼いたかった)の頭をぐりっと外し、
足を全力でコンクリートにたたきつける荒業を見せる、という衝撃的な場面を演じ
観客を驚かせ笑わせてくれて、そこからすっかり映画の世界に入り込めました。
のん演じるミー坊(幼少期を演じた西村瑞季ちゃんもよかった)をとりまく同級生、
大きくなって大人になってもその関係性が続いていく、
(ももちゃんは離れていったけれど遠くでつながっていたように見えた)
年月が経っても変わらないさかなクン(ご本人もギョギョおじさんとして登場)、
のんとさかなクンを重ねてみても違和感がないのが不思議というか面白いというか、
冒頭で「女か男かはどっちだっていい(記憶曖昧ですがこんな感じ)」という言葉が
描かれた後に、ミー坊が女のコっぽかったり、学ランを着て男の子ぽかったり、
それがのんが演じていると全く違和感なく、逆に彼女以外が演じたら、この世界観は
描けなかったのではないかと思いました。
この冒頭の言葉、さかなクンが男であっても女であってもさかなクンはさかなクン、
さかなクンという一人の人間を描く中で語られた言葉だと思いました。
で、この映画、ミー坊を演じたのん本人も当然よいのですが、
ミー坊を取り巻く人たちもとても好演されていて、お母さん役の井川遥、
総長役の磯村勇斗(この人は作品によって物凄く変わりますね)、
幼馴染のヒヨ役の柳楽優弥(高校生時代の狂犬と呼ばれる不良姿に爆笑)、
高校の理科の先生(さかなクンと同級生の鈴木拓也⇐ドランクドラゴン)、
のんを中心に周囲との相乗効果というか化学反応というかで2時間あっと言う間で
観終わりました。
個人的には高校の総長グループ、敵対する他校のヤンキーたちのやりとりが
かなりツボに入ったのですが、ヤンキーホーンをつけた魔改造の原付(笑)、
強がっているけれど(短ランに時代を感じました)実は優しい人たち、
ミー坊が釣ったばかりの鯵を総長の子分で気が弱そうな青鬼からナイフを借りて
えらの下にナイフを入れて〆ると、総長が何やってんだよというのですが、
「〆てるんだよ、総長だってシメタことあるでしょ?」とミー坊が切り返し、
総長が答えに窮する場面、両隣が同年代おじさんたちだったのですが、
この場面、3人でほぼ同時に噴いてしまいました。
(アオリイカの件も後日に続いて笑ったりじんわりしたり)
また、先日記事にした「サバカン」とおそらく同時代を描いているので、
家の中にある掃除機や麦茶ポット、コップの再現力にも驚いたのですが、
ミー坊が履く上履き(青と灰色を混ぜたような色、私も履いていた)、
大学時代まで実家で使っていたオレンジ色のデスクライトに思わず目が
釘付けになってしまった私です。(昔を懐かしむ世代にはドンピシャ)
冒頭から音楽を聴いていて、え、パスカルズ?と思ったらやはりそうだったのですが、
昨日記事にした「川っぺりのムコリッタ」と同様、のんの魚が大好きでひたむきな姿、
海、たくさんの自然、優しいひとたち、音楽がそれをまとめていく効果も大きかったと
思います。さかなクンも本編でバスクラリネットを演奏していますが、本当に温かい、
聴いていてほんわかする音楽でした。
ひとつだけ残念だったのが、エンドロールで流れた曲が急にアップテンポで
(違うアーティストだったみたいです)
それまでの世界観にふわふわ浸っていたところから急に現実に引き戻された感じで、
ここだけが本当に残念でした。(:_;)
テレビチャンピオンに出ていたころのさかなクンが高校生だということを
今更知ったのですが、好きなことをやりなさいといつも見守ってくれたお母さんのお陰で
大学には行けなかったけれどその後、唯一無二な魚博士となっている姿を見ると、
反対ばかりしないで本人の気持ちを尊重することの大切さを学んだ気分です。
さかなクンの魚愛(魚を愛でるだけでなく、美味しく食べることで更に魚を愛する)は
観ていて凄すぎて想像が及ばないときもありますが、これだけ長い間さかなクンと呼ばれて
親しまれている人って他にはいないな、と思いながらたくさん笑って見ることができた
「さかなのこ」でありました。
ムコリッタ、今日観てきました!姐さん、気づかせてくれてアリガトウ!
この「さかなのこ」もちょっと気になったけど、映画館には行かないかな、って思ったものの、姐さんの記事読んだら、
かなり好きな磯村くんも出てるとは!(笑)
by lovin (2022-09-29 20:24)
lovin姐さん、おはようございます。
ムコリッタ、楽しめてよかったです。(^-^)
そうでした、姐さん、磯村君、好きですよね~。
それでしたらこの作品も絶対楽しめると思います。ぜひぜひ!
by うつぼ (2022-09-30 07:33)