映画「ジェントルメン」を観る [映画(さ行)]
YouTubeを観ていたらこの映画の予告編がやたらと登場して、
(BGMがCreamの”Sunshine of Your Love"!)`
久しぶりのガイ・リッチー作品だし、と映画館に行きました。
(都内の映画館が閉まっていたので千葉市内で鑑賞)
(BGMがCreamの”Sunshine of Your Love"!)`
久しぶりのガイ・リッチー作品だし、と映画館に行きました。
(都内の映画館が閉まっていたので千葉市内で鑑賞)
あらすじはYahoo!映画さんより。
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痛快!
ガイ・リッチーというと、
このイメージが強いので、
ガイ・リッチーというと、
このイメージが強いので、
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- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2019/10/09
- メディア: Blu-ray
最近のこの2作品も面白かったのですが、ガイ・リッチー監督作品というと、
少々物足りなさを感じていたところに今作で痛快さを思いきり感じられて満足です。
所謂群像劇(時間軸を行ったり来たり)なのですが、
登場する人物が皆愛すべき曲者だらけで感情移入しながら見られます。
麻薬王のミッキーを演じるマシュー・マコノヒーは好きか嫌いかといわれると
好きではない方に分類される俳優さんなのですが(ごめんなさい)
今作の演技は彼だからこその味わいが出ていてよかったと思います。
この作品で観た、筋肉バカみたいなイメージが強い俳優さん、だからですが、
貧しい家庭で育ちながらアメリカからイギリスに奨学金で留学して、
麻薬で財を成す、そのやり方が上流階級ながら生活費用に困る貴族を
うまく利用する(win-winな関係を築きながら)、頭のいい役柄でも違和感なし。
普段は何があっても動じないのに、殊愛する奥さんのこととなると慌ててしまう、
そんな一面を併せ持つ愛すべきキャラクターに共感しながら見られました。
他にもミッキーの片腕のレイモンド、チャールズ・ハナが演じていますが、
ミッキーの指示を冷静に受けて手下を使って解決するその問題処理能力の凄さ、
私立探偵のフレッチャー(性根の腐ったポンコツ)を演じているヒュー・グラントとの
会話が軸になって映画が展開していく中で、2人のかけあいが観ていて心地よく、
時にどきどき、終盤に二転三転のどんでん返しと飽きることのない展開で、
この2人の俳優のキャスティングの妙もあったのかと思います。
中国人マフィアのドライ・アイを演じるヘンリー・ゴールディングも、
少々物足りなさを感じていたところに今作で痛快さを思いきり感じられて満足です。
所謂群像劇(時間軸を行ったり来たり)なのですが、
登場する人物が皆愛すべき曲者だらけで感情移入しながら見られます。
麻薬王のミッキーを演じるマシュー・マコノヒーは好きか嫌いかといわれると
好きではない方に分類される俳優さんなのですが(ごめんなさい)
今作の演技は彼だからこその味わいが出ていてよかったと思います。
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- 発売日: 2010/04/21
- メディア: Blu-ray
貧しい家庭で育ちながらアメリカからイギリスに奨学金で留学して、
麻薬で財を成す、そのやり方が上流階級ながら生活費用に困る貴族を
うまく利用する(win-winな関係を築きながら)、頭のいい役柄でも違和感なし。
普段は何があっても動じないのに、殊愛する奥さんのこととなると慌ててしまう、
そんな一面を併せ持つ愛すべきキャラクターに共感しながら見られました。
他にもミッキーの片腕のレイモンド、チャールズ・ハナが演じていますが、
ミッキーの指示を冷静に受けて手下を使って解決するその問題処理能力の凄さ、
私立探偵のフレッチャー(性根の腐ったポンコツ)を演じているヒュー・グラントとの
会話が軸になって映画が展開していく中で、2人のかけあいが観ていて心地よく、
時にどきどき、終盤に二転三転のどんでん返しと飽きることのない展開で、
この2人の俳優のキャスティングの妙もあったのかと思います。
中国人マフィアのドライ・アイを演じるヘンリー・ゴールディングも、
どこがいいのか全く理解できない(全米大ヒットも解せない)この作品での
甘っちょろい坊ちゃんを演じているより、中国人マフィア(チンピラ)を
演じている方が活き活きしていて好感がもてました。
これらの人物にうまく絡んで話を更に面白く展開させるのが、
格闘技の指導をしているコーチという名前のキャラクター。
コリン・ファレルが演じているのですが、これがまた癖があって、
指導している選手たちが武闘派YouTuberでアップした動画で迷惑をかけた、と
レイモンドに詫びを入れにいった上に、代わりに手伝えることがあれば、と
申し出て手伝う内容が最後の最後まで笑えます。
そんなコーチに恥ずかしい思いをさせられるメディアの編集長ビッグ・デイヴを
演じていたのが、エディ・マーサンなのですが、
甘っちょろい坊ちゃんを演じているより、中国人マフィア(チンピラ)を
演じている方が活き活きしていて好感がもてました。
これらの人物にうまく絡んで話を更に面白く展開させるのが、
格闘技の指導をしているコーチという名前のキャラクター。
コリン・ファレルが演じているのですが、これがまた癖があって、
指導している選手たちが武闘派YouTuberでアップした動画で迷惑をかけた、と
レイモンドに詫びを入れにいった上に、代わりに手伝えることがあれば、と
申し出て手伝う内容が最後の最後まで笑えます。
そんなコーチに恥ずかしい思いをさせられるメディアの編集長ビッグ・デイヴを
演じていたのが、エディ・マーサンなのですが、
この映画でじわっとして、
この映画で大爆笑した俳優さんが、まさか豚と××。(自主規制します(笑))
と、キリがないくらい面白いキャラクターぞろいなので面白くないわけがない。
更に、冒頭で出てくるピクルドエッグ(酢漬けの卵)に1パイントのビール、
自分もパブでビールを飲みながらみたら面白いだろうな、という気分になって、
エンディングの画面もキャストの名前と一緒に映し出される炎と銃、
なんとなくイメージが007の冒頭みたいな雰囲気で気分が盛り上がってからの
2時間、久しぶりに見るガイ・リッチーらしい映画でした。
また、冒頭のオープニングロールが銃、炎をイメージした映像だったのが、
どこか007シリーズを想像させるあたり(パクリではない)、
監督の遊び心を感じたのも007好きな私には萌えポイントでした。
残虐なシーンもありながらどこかからっとしていてポイントポイントで笑える、
おまけに配給のMIRAMAXへヒューグラント演じるフレッチャーがミッキーのことを
描いた映画の脚本を売込みに行く場面があったりと、クライムサスペンスの中に
遊びの部分も入っていたりして様々な展開があってかなり豪華な作品です。
エンドロールでも、The JamのThat's Entertainmentが流れるのですが、
上流会階級(気位が高いけれど実は生活費用で苦労している)を揶揄しながら、
ミッキーを中心に起きる数々の出来事もエンターテイメントだと言いたいのかな、
なんて思いました。まさかこの曲が流れるとは思わず感激。
この映画で大爆笑した俳優さんが、まさか豚と××。(自主規制します(笑))
と、キリがないくらい面白いキャラクターぞろいなので面白くないわけがない。
更に、冒頭で出てくるピクルドエッグ(酢漬けの卵)に1パイントのビール、
自分もパブでビールを飲みながらみたら面白いだろうな、という気分になって、
エンディングの画面もキャストの名前と一緒に映し出される炎と銃、
なんとなくイメージが007の冒頭みたいな雰囲気で気分が盛り上がってからの
2時間、久しぶりに見るガイ・リッチーらしい映画でした。
また、冒頭のオープニングロールが銃、炎をイメージした映像だったのが、
どこか007シリーズを想像させるあたり(パクリではない)、
監督の遊び心を感じたのも007好きな私には萌えポイントでした。
残虐なシーンもありながらどこかからっとしていてポイントポイントで笑える、
おまけに配給のMIRAMAXへヒューグラント演じるフレッチャーがミッキーのことを
描いた映画の脚本を売込みに行く場面があったりと、クライムサスペンスの中に
遊びの部分も入っていたりして様々な展開があってかなり豪華な作品です。
エンドロールでも、The JamのThat's Entertainmentが流れるのですが、
上流会階級(気位が高いけれど実は生活費用で苦労している)を揶揄しながら、
ミッキーを中心に起きる数々の出来事もエンターテイメントだと言いたいのかな、
なんて思いました。まさかこの曲が流れるとは思わず感激。
というわけで、やっとマシュー・マコノヒーに好感が持てて、
豪華な俳優陣によって繰り広げられる群像劇にぐいぐい引き込まれて楽しめた
「ジェントルメン」でありました。
豪華な俳優陣によって繰り広げられる群像劇にぐいぐい引き込まれて楽しめた
「ジェントルメン」でありました。